JP2887826B2 - 複合回転流式浄水器 - Google Patents
複合回転流式浄水器Info
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Description
する回転流式浄水器に係るものである。
により相互に激しく衝突し、強い摩擦を受けて発生する
電気エネルギーにより、水やアルコール等の通液を電気
分解し、同時に分子集団を小さくしその間に活性酸素を
放出して通水を活性化させ、殺菌、脱臭等の浄化作用を
行なわせようとする試みは公知であり、本出願人におい
ても、これを家庭水道浄水器に応用した実願平4−41
422及び実願平5−9958、貯水槽に応用した実願
平5−21784、配管途中に使用した実願平5−24
359等の提案をしている。これらの諸考案は単に通水
を上下動させるのみならず、特定方向に回動させ、比較
的長時間粒子間の接触、衝突を継続させることにより通
水活性化の目的を一応達成することができた。
を多段に設定することにより、浄化作用を数段階で行わ
せ、通水のボールに対する接触時間を延ばし、更に各カ
ートリッジ内における通水方向を合理化して途中のボー
ル集中、滞積をなくすとともに、使用目的に応じてカー
トリッジの数を増減させることにより通水の浄化を必要
且つ充分に行なわせる目的で本出願人は平成5年5月2
6日多段回流式浄水器の特許出願もしている。
れも上昇一方であるため、滞留時間に限度があり、また
筒内中心部のボールに対する作用が充分行なわれないの
みならず、ボールは筒上部のフィルター下部に集中停滞
する等の問題が残されていた。
筒内外周部付近を上昇する旋回流の中心部に、筒上部に
到達した通水を筒下方へ押戻す回転流を発生させて、上
部フィルター付近に停滞した目詰まりを起そうとするボ
ールを下方へ押戻し、筒内各所のボールに洩れなく強力
な浄水活性化作用を行なわせようとするものである。
め、本発明の複合回転流式浄水器は、上下にキャップを
継合した筒体1の上下部にそれぞれ入口フィルター板4
と出口フィルター板5とを取付け、両フィルター板の中
間空所にセラミック材のボール6を収容し、入口フィル
ター板の一部に通水旋回流発生用の斜孔13を設け、出
口フィルター板の下面に軸棒8を取付けるとともに該軸
棒に回流水の一部とボールとを下方へ押戻すように作用
する傾斜羽根9を設けて成るものである。
の通水口7より矢印の方向に進入する通水は、下部フィ
ルター板4の斜孔13より筒体1に入り筒内面に沿って
旋回流となって上昇し、その間にボール6を撹拌すると
ともに上部フィルター板5がボールを堰止め通水を環状
通孔15より上方へ流出させる。
通水に下行回転流を発生させ、筒内上部及び中心部に滞
留しようとするボールを下方へ押戻すため、筒内各処の
ボールは一様に通水による強力な撹拌及び相互衝突作用
を受け効果的な活水浄化を行なう。
飽例の正面図(縮小)、(B)は中央縦断面図である。
図において、1は二段に配設されたニップル状の筒体、
2は両筒体を継合するソケット、3は両筒体の上下端部
に継合したキャップ、4及び5は各筒体の入口及び出口
に取付けたフィルター板で、前記各部は一連のカートリ
ッジを構成し、各筒体内にセラミック材活水浄化用のボ
ール6を収容する。また前記上下キャップの各外部にそ
れぞれ通水口7を設けるとともに、出口フィルター板の
下面中央に取付けられた軸棒8の外周に、数枚の下向き
傾斜羽根9が取付けられている。
図、(B)は前図のX−O−X線断面図で、中央高段面
11と外周の低段面12とより成り、両面間の段部に多
数の斜孔13があけられ、高段面の中心付近に数個の噴
水孔14があけられている。
図、(D)は前図のY−O−Y線断面図で、板体に多数
の環状通孔15があけられ、板体下面中心に突起部16
が形成されている。なお入口フィルター板4の外面には
図1(C)に示すようなパンチング板17又は金網等を
添着することもある。
(B)は中央縦断面図で、内面に数個のリブ21が形成
されて、中心に通水口7が設けられている。出口キャッ
プは入口キャップと同形である。
図、(D)は平面図で、軸棒8の頂面に前記出口フィル
ターに設けられた突起部16に嵌合する孔21があけら
れ、外側に数枚の下向き傾斜羽根9が取付けられてい
る。なお図3(E)は傾斜羽根として一連のらせん羽根
9bを使用した別の実施例である。
ものを例示したが目的に応じ一個とし(単筒型)または
三個以上連結(多段型)することも自由である。
前出願のものと同様筒内のボールに対して筒体外側を上
昇する旋回流によって撹拌作用を行なわせるとともに、
筒体上部に達したボール及び通水の一部は筒体中心付近
において傾斜羽根の作用により筒体下方へ回転しつつ押
戻されるので、ボールの作用時間を更に延長するととも
に、ボールが筒上部に集積停滞して通水抵抗となること
を防止する。
水の器内滞灘留時間を可及的に延長することもでき、家
庭や美容院等多数の蛇口を使用する場所における水量の
大幅な変動にも対応できる。
面図(縮小図)、(B)中央縦断面図、(C)パンチン
グ板の平面図。
図のX−O−X線断面図、 (C)出口フィルター板の
平面図、(D)前図のY−O−Y線断面図。
央縦断面図、(C)軸棒及び傾斜羽根の正面図、(D)
前図の平面図、(E)前図と別の実施例に係る軸棒及び
傾斜羽根の正面図。
Claims (3)
- 【請求項1】上下にキャップ3、3を継合した筒体1の
上下内部に、入口フィルター板4と出口フィルター板5
とを取付け、両フィルター板の中間に活水浄化用セラミ
ック材ボール6を収容し、入口フィルター板の一部に通
水回流発生用の斜孔13をあけ、出口フィルター板の下
面に軸棒8を取付けるとともに該軸棒に回流水の一部と
ボールとを下方へ押流すように作用する傾斜羽根9を設
けて成る複合回転流式浄水器。 - 【請求項2】 中央を高段面11とし、外周を低段面1
2とし、両面間の段部に多数の斜孔13をあけ、高段面
の中心付近に数固の噴水孔14をあけて成る入口フィル
ター板4を使用した請求項1に記載の複合回転流式浄水
器。 - 【請求項3】 上下のキャップ3、3間に数筒の筒体1
を重設継合して成る請求項1に記載の複合回転流式浄水
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22045593A JP2887826B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 複合回転流式浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22045593A JP2887826B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 複合回転流式浄水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724470A JPH0724470A (ja) | 1995-01-27 |
JP2887826B2 true JP2887826B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=16751391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22045593A Expired - Fee Related JP2887826B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 複合回転流式浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2887826B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3509413B2 (ja) * | 1995-10-30 | 2004-03-22 | 株式会社デンソー | モータ制御装置 |
JP2001191083A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-07-17 | Mino Ganryo Kagaku Kk | 活性水生成装置 |
JP3670258B2 (ja) | 2002-08-09 | 2005-07-13 | 喜久雄 田村 | 活水装置 |
WO2018223276A1 (zh) * | 2017-06-06 | 2018-12-13 | 周耀周 | 液体处理装置 |
CN107490188A (zh) * | 2017-10-17 | 2017-12-19 | 祝萌 | 一种直热式热泵热水器 |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP22045593A patent/JP2887826B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0724470A (ja) | 1995-01-27 |
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