JP2885742B2 - 静電式インクジェット記録ヘッド - Google Patents
静電式インクジェット記録ヘッドInfo
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- JP2885742B2 JP2885742B2 JP32841796A JP32841796A JP2885742B2 JP 2885742 B2 JP2885742 B2 JP 2885742B2 JP 32841796 A JP32841796 A JP 32841796A JP 32841796 A JP32841796 A JP 32841796A JP 2885742 B2 JP2885742 B2 JP 2885742B2
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- Japan
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- ink
- holding surface
- recording head
- electrostatic
- ink jet
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/06—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
- B41J2002/061—Ejection by electric field of ink or of toner particles contained in ink
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式インクジェ
ット記録ヘッドに関し、更に詳しくは、インク中の帯電
トナー粒子を静電力の作用で吐出して記録媒体に記録す
る構造の静電式インクジェット記録ヘッドに関する。
ット記録ヘッドに関し、更に詳しくは、インク中の帯電
トナー粒子を静電力の作用で吐出して記録媒体に記録す
る構造の静電式インクジェット記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ノンインパクト記録法は、記録時の騒音
が無視できる程度に小さいという点で注目を集めてい
る。この記録法の内でもインクジェット記録法は、記録
媒体に対して簡単な機構で直接に高速印字することがで
き、しかも普通紙を記録媒体として使用できるため簡便
であるという利点がある。
が無視できる程度に小さいという点で注目を集めてい
る。この記録法の内でもインクジェット記録法は、記録
媒体に対して簡単な機構で直接に高速印字することがで
き、しかも普通紙を記録媒体として使用できるため簡便
であるという利点がある。
【0003】インクジェット記録法として、これまで種
々の方式が提案されている。その一つに、記録紙の前面
に複数の記録電極、背面に1つの対向電極を備え、複数
の記録電極と対向電極との間に電圧を印加したときに生
じる電界の静電力で、インク等の色材を記録紙に対し飛
翔させて記録する静電式インクジェット記録法がある。
この方法では、絶縁性溶媒であるキャリア液体中に帯電
トナー粒子を含有させたインクが使用される。
々の方式が提案されている。その一つに、記録紙の前面
に複数の記録電極、背面に1つの対向電極を備え、複数
の記録電極と対向電極との間に電圧を印加したときに生
じる電界の静電力で、インク等の色材を記録紙に対し飛
翔させて記録する静電式インクジェット記録法がある。
この方法では、絶縁性溶媒であるキャリア液体中に帯電
トナー粒子を含有させたインクが使用される。
【0004】上記静電式インクジェット記録法による静
電式インクジェットプリンタの記録ヘッドを説明する。
図9は、従来の静電式インクジェットプリンタの記録ヘ
ッドを示す斜視図、図10は、図9の記録ヘッドのヘッ
ド先端部を示す平面図、図11は、図10のXI-XI線に
沿った断面図である。記録ヘッドは、平板状の絶縁性材
料から成る基板11と、これに対向する絶縁性材料から
成る上部カバー14とを備える。基板11の表面には、
所望の解像度と同等な間隔で複数の記録電極12がその
吐出方向と直交する方向に相互に並んで配置されてい
る。上部カバー14は絶縁性材料から成り、上部カバー
14には、インク供給口15とインク排出口16とが形
成されている。
電式インクジェットプリンタの記録ヘッドを説明する。
図9は、従来の静電式インクジェットプリンタの記録ヘ
ッドを示す斜視図、図10は、図9の記録ヘッドのヘッ
ド先端部を示す平面図、図11は、図10のXI-XI線に
沿った断面図である。記録ヘッドは、平板状の絶縁性材
料から成る基板11と、これに対向する絶縁性材料から
成る上部カバー14とを備える。基板11の表面には、
所望の解像度と同等な間隔で複数の記録電極12がその
吐出方向と直交する方向に相互に並んで配置されてい
る。上部カバー14は絶縁性材料から成り、上部カバー
14には、インク供給口15とインク排出口16とが形
成されている。
【0005】複数の記録電極12は、Cu,Ni等の導
電性材料を基板11の表面全体にスパッタした後に、記
録電極12の形状がパターニングされたマスクを介して
露光、現像することによって形成される。記録電極12
は、夫々に独立した電極として形成され、各記録電極1
2の一端は、プリンタ本体側に配設されたドライバ(図
示せず)に接続され、印画時には、高電圧パルスが選択
的に印加される。記録電極12が形成された基板11の
表面には、インクと記録電極12とを絶縁するための絶
縁性コーティング材がスピンコートされている。
電性材料を基板11の表面全体にスパッタした後に、記
録電極12の形状がパターニングされたマスクを介して
露光、現像することによって形成される。記録電極12
は、夫々に独立した電極として形成され、各記録電極1
2の一端は、プリンタ本体側に配設されたドライバ(図
示せず)に接続され、印画時には、高電圧パルスが選択
的に印加される。記録電極12が形成された基板11の
表面には、インクと記録電極12とを絶縁するための絶
縁性コーティング材がスピンコートされている。
【0006】基板11と上部カバー14との間には、記
録電極12と対応して複数のメニスカス形成部材13が
配設されている。メニスカス形成部材13は、記録電極
12が形成された基板11上に、絶縁性及び感光性を有
するレジスト材をラミネート又はスピンコートした後
に、メニスカス形成部材13の形状がパターニングされ
たマスクを介して露光、現像することにより、各記録電
極12の先端部から若干後退した位置に、各記録電極1
2にオーバーラップさせて設けられる。上部カバー14
は、その先端部がメニスカス形成部材13の先端部より
更に後退して位置している。
録電極12と対応して複数のメニスカス形成部材13が
配設されている。メニスカス形成部材13は、記録電極
12が形成された基板11上に、絶縁性及び感光性を有
するレジスト材をラミネート又はスピンコートした後
に、メニスカス形成部材13の形状がパターニングされ
たマスクを介して露光、現像することにより、各記録電
極12の先端部から若干後退した位置に、各記録電極1
2にオーバーラップさせて設けられる。上部カバー14
は、その先端部がメニスカス形成部材13の先端部より
更に後退して位置している。
【0007】基板11と上部カバー14との間では、各
記録電極12とメニスカス形成部材13とによって仕切
られたスリット状のインク吐出口17が形成される。記
録電極12上のメニスカス形成部材18は、後端部が上
部カバー14の下方に延びてこれを支持しており、これ
により、上部カバー14と基板11との間でインク流路
10が形成される。基板11と上部カバー14との間で
は、メニスカス形成部材13の後端面と、基板11及び
上部カバー14とによってインク室44が形成される。
インク供給口15から供給されるインクは、インク吐出
口17を通り、インク吐出口17より外側に突出するメ
ニスカス形成部材13の先端部に供給されて、各メニス
カス形成部材13の先端部でインクメニスカス45を形
成する。
記録電極12とメニスカス形成部材13とによって仕切
られたスリット状のインク吐出口17が形成される。記
録電極12上のメニスカス形成部材18は、後端部が上
部カバー14の下方に延びてこれを支持しており、これ
により、上部カバー14と基板11との間でインク流路
10が形成される。基板11と上部カバー14との間で
は、メニスカス形成部材13の後端面と、基板11及び
上部カバー14とによってインク室44が形成される。
インク供給口15から供給されるインクは、インク吐出
口17を通り、インク吐出口17より外側に突出するメ
ニスカス形成部材13の先端部に供給されて、各メニス
カス形成部材13の先端部でインクメニスカス45を形
成する。
【0008】インク流路10の後方には泳動電極20、
記録紙42の背面には対向電極43が夫々配設されてい
る。泳動電極20は、インクに泳動電圧を印加すること
によってインク中の帯電トナー粒子を集めて濃縮する。
インク中のトナー粒子は、泳動電極20から対向電極4
3に向かう電界の電気泳動力によってインク流路10を
経由して移動し、吐出口17近傍に集中する。
記録紙42の背面には対向電極43が夫々配設されてい
る。泳動電極20は、インクに泳動電圧を印加すること
によってインク中の帯電トナー粒子を集めて濃縮する。
インク中のトナー粒子は、泳動電極20から対向電極4
3に向かう電界の電気泳動力によってインク流路10を
経由して移動し、吐出口17近傍に集中する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の静電式イン
クジェットプリンタの記録ヘッドでは、吐出口17に形
成される吐出開口が、きわめて小さなスリットとしてイ
ンク室に連通して形成されており、吐出開口付近ではイ
ンク流が抑えられ、これによりインク溢れが防止されて
いる。このため、各吐出口17の内でインク吐出頻度が
低い位置では、過剰に集中するトナー粒子によってイン
ク粘度が上昇し、インク滴の吐出不良が発生することが
ある。
クジェットプリンタの記録ヘッドでは、吐出口17に形
成される吐出開口が、きわめて小さなスリットとしてイ
ンク室に連通して形成されており、吐出開口付近ではイ
ンク流が抑えられ、これによりインク溢れが防止されて
いる。このため、各吐出口17の内でインク吐出頻度が
低い位置では、過剰に集中するトナー粒子によってイン
ク粘度が上昇し、インク滴の吐出不良が発生することが
ある。
【0010】本発明は、上記に鑑み、過剰なトナー粒子
の集中によるインク滴の吐出不良を防止することができ
る静電式インクジェット記録ヘッドを提供することを目
的とする。
の集中によるインク滴の吐出不良を防止することができ
る静電式インクジェット記録ヘッドを提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の静電式インクジェット記録ヘッドは、帯電
したトナー粒子を絶縁性溶媒に含有させたインクに電界
を与え、発生する静電力によってトナー粒子をインク吐
出部から吐出する静電式インクジェット記録ヘッドにお
いて、インク吐出部から2方向に相互に所定の角度をも
って延在する第1インク保持面及び第2インク保持面を
有し、該第1及び第2インク保持面に夫々複数条の溝部
が形成されたヘッドチップを備え、インクタンクから、
前記第1インク保持面の複数条の溝部、前記インク突出
部、及び、前記第2インク保持面の複数条の溝部を経由
してインクを循環させることを特徴とする。
に、本発明の静電式インクジェット記録ヘッドは、帯電
したトナー粒子を絶縁性溶媒に含有させたインクに電界
を与え、発生する静電力によってトナー粒子をインク吐
出部から吐出する静電式インクジェット記録ヘッドにお
いて、インク吐出部から2方向に相互に所定の角度をも
って延在する第1インク保持面及び第2インク保持面を
有し、該第1及び第2インク保持面に夫々複数条の溝部
が形成されたヘッドチップを備え、インクタンクから、
前記第1インク保持面の複数条の溝部、前記インク突出
部、及び、前記第2インク保持面の複数条の溝部を経由
してインクを循環させることを特徴とする。
【0012】本発明の静電式インクジェット記録ヘッド
では、インク吐出部近傍の各溝部内で、インク流を強制
的に発生させることによって、インク吐出部近傍でのト
ナー粒子の蓄積を回避する。これにより、過剰なトナー
粒子の集中によるインク滴の吐出不良が防止できる。
では、インク吐出部近傍の各溝部内で、インク流を強制
的に発生させることによって、インク吐出部近傍でのト
ナー粒子の蓄積を回避する。これにより、過剰なトナー
粒子の集中によるインク滴の吐出不良が防止できる。
【0013】ここで、第1インク保持面の溝部とインク
タンクとの間にインナチャンバを、第2インク保持面の
溝部とインクタンクとの間にアウタチャンバを夫々備え
ることが好ましい。また、インナチャンバ内に泳動電極
を接液可能に配設することも好ましい態様である。
タンクとの間にインナチャンバを、第2インク保持面の
溝部とインクタンクとの間にアウタチャンバを夫々備え
ることが好ましい。また、インナチャンバ内に泳動電極
を接液可能に配設することも好ましい態様である。
【0014】第2インク保持面の各溝部間には複数の記
録電極が夫々固定されており、各記録電極は、絶縁皮膜
によって夫々覆われることが望ましい。
録電極が夫々固定されており、各記録電極は、絶縁皮膜
によって夫々覆われることが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施形態例の静電式イ
ンクジェット記録ヘッドを上部カバーを省略した状態で
示す平面図、図2は、図1のII-II線に沿った記録ヘッ
ドのインク吐出部近傍の拡大断面図、図3は、記録ヘッ
ドのインク吐出部近傍を示す側方から見た斜視図、図4
は、図3のIV-IV線に沿った断面図である。
に説明する。図1は、本発明の一実施形態例の静電式イ
ンクジェット記録ヘッドを上部カバーを省略した状態で
示す平面図、図2は、図1のII-II線に沿った記録ヘッ
ドのインク吐出部近傍の拡大断面図、図3は、記録ヘッ
ドのインク吐出部近傍を示す側方から見た斜視図、図4
は、図3のIV-IV線に沿った断面図である。
【0016】本静電式インクジェット記録ヘッドを搭載
したインクジェットプリンタには、帯電したトナー粒子
を絶縁性溶媒に含有させたインクを収容するインクタン
ク(図示せず)が設けられている。インクタンクは、本
静電式インクジェット記録ヘッドに備えた後述のインナ
チャンバ28とアウタチャンバ30とに連通している。
図1及び図2に示すように、記録ヘッド21は、ヘッド
部材27と、ヘッド部材27の先端部に固定されたヘッ
ドチップ24と、ヘッド部材27から所定の間隔(印字
ギャップ)を確保して配設された対向電極25とを備え
ている。
したインクジェットプリンタには、帯電したトナー粒子
を絶縁性溶媒に含有させたインクを収容するインクタン
ク(図示せず)が設けられている。インクタンクは、本
静電式インクジェット記録ヘッドに備えた後述のインナ
チャンバ28とアウタチャンバ30とに連通している。
図1及び図2に示すように、記録ヘッド21は、ヘッド
部材27と、ヘッド部材27の先端部に固定されたヘッ
ドチップ24と、ヘッド部材27から所定の間隔(印字
ギャップ)を確保して配設された対向電極25とを備え
ている。
【0017】ヘッドチップ24は、略四角柱形状を呈
し、側方の一つの稜が上を向いた態様で水平方向に延在
しており、その上に複数の記録電極33が配設されてい
る。ヘッドチップ24の側方の隣り合う二つの側面が、
ヘッド部材27の先端部に対向電極25と平行に形成さ
れた係合溝27aに嵌め込まれ、残りの二つの側面(イ
ンク保持面)が対向電極25に対向して固定されてい
る。ヘッドチップ24は、セラミックスや高分子材料等
の誘電率が比較的低い絶縁性材料から成り、インク保持
面を繋ぐ稜の近傍がインク吐出部38を成す。複数の記
録電極33は、夫々に独立した電極として形成されてお
り、印画時には、インクジェットプリンタの本体側に配
設された駆動ドライバ(図示せず)から高電圧パルスが
選択的に印加される。
し、側方の一つの稜が上を向いた態様で水平方向に延在
しており、その上に複数の記録電極33が配設されてい
る。ヘッドチップ24の側方の隣り合う二つの側面が、
ヘッド部材27の先端部に対向電極25と平行に形成さ
れた係合溝27aに嵌め込まれ、残りの二つの側面(イ
ンク保持面)が対向電極25に対向して固定されてい
る。ヘッドチップ24は、セラミックスや高分子材料等
の誘電率が比較的低い絶縁性材料から成り、インク保持
面を繋ぐ稜の近傍がインク吐出部38を成す。複数の記
録電極33は、夫々に独立した電極として形成されてお
り、印画時には、インクジェットプリンタの本体側に配
設された駆動ドライバ(図示せず)から高電圧パルスが
選択的に印加される。
【0018】インク保持面は、斜め下方を向く第1イン
ク保持面24aと、斜め上方を向く第2インク保持面2
4bとから成り、図3に示すように、第1インク保持面
24aには、インク吐出部38からインク保持面24a
の傾斜方向に沿って複数条の溝部34aが形成されてい
る。第2インク保持面24bには、インク吐出部38か
らインク保持面24bの傾斜方向に沿って複数条の溝部
34bが形成されている。インク流通のための各溝部3
4aと34bとは、夫々連続(連通)している。複数の
記録電極33は、第2インク保持面24bの各溝部34
b間に位置する凸部35に夫々固定されている。各記録
電極33は夫々、所望のドットピッチと同じ間隔で配設
されると共に、絶縁皮膜37によって覆われて相互に絶
縁される。複数条の溝部34aは夫々、第1インク保持
面24aに形成された複数の凸部35によって挟まれて
おり、複数条の溝部34bは夫々、第2インク保持面2
4bに形成された複数の凸部35によって挟まれてい
る。
ク保持面24aと、斜め上方を向く第2インク保持面2
4bとから成り、図3に示すように、第1インク保持面
24aには、インク吐出部38からインク保持面24a
の傾斜方向に沿って複数条の溝部34aが形成されてい
る。第2インク保持面24bには、インク吐出部38か
らインク保持面24bの傾斜方向に沿って複数条の溝部
34bが形成されている。インク流通のための各溝部3
4aと34bとは、夫々連続(連通)している。複数の
記録電極33は、第2インク保持面24bの各溝部34
b間に位置する凸部35に夫々固定されている。各記録
電極33は夫々、所望のドットピッチと同じ間隔で配設
されると共に、絶縁皮膜37によって覆われて相互に絶
縁される。複数条の溝部34aは夫々、第1インク保持
面24aに形成された複数の凸部35によって挟まれて
おり、複数条の溝部34bは夫々、第2インク保持面2
4bに形成された複数の凸部35によって挟まれてい
る。
【0019】図2に示すように、ヘッド部材27には、
インクタンクと第1インク保持面24aの溝部34aと
を連通し、インクタンクからのインクを第1インク保持
面24aの溝部34aに供給するためのインナチャンバ
28が形成されている。また、ヘッド部材27には、第
2インク保持面24bの溝部34bとインクタンクとを
連通し、第1インク保持面24aの溝部34aから第2
インク保持面34bの溝部34bに流れるインクをイン
クタンクに向かって送るためのアウタチャンバ30が形
成されている。インナチャンバ28の後部には、インク
タンクからインクを供給するインク供給口29が連通
し、アウタチャンバ30の後部には、インクタンクに向
かってインクを排出するインク排出口31が連通してい
る。
インクタンクと第1インク保持面24aの溝部34aと
を連通し、インクタンクからのインクを第1インク保持
面24aの溝部34aに供給するためのインナチャンバ
28が形成されている。また、ヘッド部材27には、第
2インク保持面24bの溝部34bとインクタンクとを
連通し、第1インク保持面24aの溝部34aから第2
インク保持面34bの溝部34bに流れるインクをイン
クタンクに向かって送るためのアウタチャンバ30が形
成されている。インナチャンバ28の後部には、インク
タンクからインクを供給するインク供給口29が連通
し、アウタチャンバ30の後部には、インクタンクに向
かってインクを排出するインク排出口31が連通してい
る。
【0020】インナチャンバ28内の上面27bには、
金属等の導電性材料から成り、インナチャンバ28内の
インク36に接液して、インク36中の帯電トナー粒子
を電気泳動現象によりインク吐出部38に集中させるた
めの泳動電極32が固定されている。泳動電極32は、
所定の電圧源(図示せず)に接続され、一定の正のバイ
アス電圧が印加される。
金属等の導電性材料から成り、インナチャンバ28内の
インク36に接液して、インク36中の帯電トナー粒子
を電気泳動現象によりインク吐出部38に集中させるた
めの泳動電極32が固定されている。泳動電極32は、
所定の電圧源(図示せず)に接続され、一定の正のバイ
アス電圧が印加される。
【0021】ヘッド部材27の先端部は、上下方向の中
間部が対向電極25に向かって突出する形状を呈し、該
中間部近傍がカバープレート23によって覆われてい
る。カバープレート23は、ヘッドチップ24の複数の
溝部34a、34bからの過剰なインク36の溢れを防
止するために、ヘッドチップ24のインク吐出部38の
近傍のみが開口している。また、ヘッド部材27の上部
傾斜面27cとカバープレート23との間には、TAB
(Tape Automated Bonding)技術で用いられるTABテ
ープ等のコンタクト基板22が貼付されている。
間部が対向電極25に向かって突出する形状を呈し、該
中間部近傍がカバープレート23によって覆われてい
る。カバープレート23は、ヘッドチップ24の複数の
溝部34a、34bからの過剰なインク36の溢れを防
止するために、ヘッドチップ24のインク吐出部38の
近傍のみが開口している。また、ヘッド部材27の上部
傾斜面27cとカバープレート23との間には、TAB
(Tape Automated Bonding)技術で用いられるTABテ
ープ等のコンタクト基板22が貼付されている。
【0022】図1に示すように、コンタクト基板22に
は複数の導電パターン46が形成されている。複数の導
電パターン46は、前端側(ヘッドチップ24a側)に
複数の記録電極33が夫々接続され、後端側に、各部駆
動ドライバ(図示せず)が接続される。
は複数の導電パターン46が形成されている。複数の導
電パターン46は、前端側(ヘッドチップ24a側)に
複数の記録電極33が夫々接続され、後端側に、各部駆
動ドライバ(図示せず)が接続される。
【0023】複数の記録電極33からトナー吐出方向に
所定間隔をあけて対向する対向電極25は、金属等の導
電性材料から成り、接地又は外部電圧源(図示せず)に
接続されている。対向電極25には、グランドレベル又
は負の一定のバイアス電圧が常に印加される。記録紙2
6は、対向電極25と記録電極33との間の印字ギャッ
プ内を対向電極25に接触しながら送られて、対向電極
25と同電位に帯電する。
所定間隔をあけて対向する対向電極25は、金属等の導
電性材料から成り、接地又は外部電圧源(図示せず)に
接続されている。対向電極25には、グランドレベル又
は負の一定のバイアス電圧が常に印加される。記録紙2
6は、対向電極25と記録電極33との間の印字ギャッ
プ内を対向電極25に接触しながら送られて、対向電極
25と同電位に帯電する。
【0024】上記構成の静電式インクジェット記録ヘッ
ドでは、インクジェットプリンタに搭載されたポンプ
(図示せず)が作動すると、インクタンクから送られる
インク36が、インク供給口29を経由してインナチャ
ンバ28に供給される。インナチャンバ28に供給され
たインク36は、接液している泳動電極32により、吐
出が生じない程度の電位まで引き上げられる。この後、
インナチャンバ28内のインク36は、第1インク保持
面24aの溝部34a、インク吐出部38、及び、第2
インク保持面24bの溝部34bを、各溝部34a、3
4bで発生する毛細管力によって保持されつつ流れ、イ
ンク吐出部38の各凸部35の前端でインクメニスカス
を形成した後に、アウタチャンバ30及びインク排出口
31を経由してインクタンクに戻される。
ドでは、インクジェットプリンタに搭載されたポンプ
(図示せず)が作動すると、インクタンクから送られる
インク36が、インク供給口29を経由してインナチャ
ンバ28に供給される。インナチャンバ28に供給され
たインク36は、接液している泳動電極32により、吐
出が生じない程度の電位まで引き上げられる。この後、
インナチャンバ28内のインク36は、第1インク保持
面24aの溝部34a、インク吐出部38、及び、第2
インク保持面24bの溝部34bを、各溝部34a、3
4bで発生する毛細管力によって保持されつつ流れ、イ
ンク吐出部38の各凸部35の前端でインクメニスカス
を形成した後に、アウタチャンバ30及びインク排出口
31を経由してインクタンクに戻される。
【0025】印画(印字)時には、所望のエレメントに
対応する記録電極33に、駆動ドライバ(図示せず)か
ら駆動用パルス電圧が印加される。これにより、記録電
極33と対向電極25との間で電界が発生して、インク
吐出部38に供給されるインク36中の帯電トナー粒子
に静電力が作用する。この後、帯電トナー粒子の静電力
がインク吐出部38のインクメニスカスの表面張力に打
ち勝つことにより、帯電トナー粒子を含んだインク滴3
9が、図4に示すように、インク吐出部38から対向電
極25に向かって吐出される。これにより、対向電極2
5の前面に位置する記録紙26上に、印画データに基づ
いた印画が行われる。
対応する記録電極33に、駆動ドライバ(図示せず)か
ら駆動用パルス電圧が印加される。これにより、記録電
極33と対向電極25との間で電界が発生して、インク
吐出部38に供給されるインク36中の帯電トナー粒子
に静電力が作用する。この後、帯電トナー粒子の静電力
がインク吐出部38のインクメニスカスの表面張力に打
ち勝つことにより、帯電トナー粒子を含んだインク滴3
9が、図4に示すように、インク吐出部38から対向電
極25に向かって吐出される。これにより、対向電極2
5の前面に位置する記録紙26上に、印画データに基づ
いた印画が行われる。
【0026】上記印画の際に、インクタンクから、イン
ナチャンバ28、第1インク保持面24aの複数条の溝
部34a、インク突出部38、第2インク保持面24b
の複数条の溝部34b、及び、アウタチャンバ30を経
由してインク36が循環し、インク吐出部38に供給さ
れるインク36に強制的な流れが常に発生する。このた
め、インク突出部38から吐出されなかったトナー粒子
は、インク滴39が吐出されるか否かに拘わらず、イン
ク36と共にアウタチャンバ30を経由してインクタン
クに強制的に戻される。これにより、インク吐出部38
近傍でトナー粒子が蓄積する不具合が回避されるので、
過剰なトナー粒子の集中によるインク滴39の吐出不良
が防止できる。
ナチャンバ28、第1インク保持面24aの複数条の溝
部34a、インク突出部38、第2インク保持面24b
の複数条の溝部34b、及び、アウタチャンバ30を経
由してインク36が循環し、インク吐出部38に供給さ
れるインク36に強制的な流れが常に発生する。このた
め、インク突出部38から吐出されなかったトナー粒子
は、インク滴39が吐出されるか否かに拘わらず、イン
ク36と共にアウタチャンバ30を経由してインクタン
クに強制的に戻される。これにより、インク吐出部38
近傍でトナー粒子が蓄積する不具合が回避されるので、
過剰なトナー粒子の集中によるインク滴39の吐出不良
が防止できる。
【0027】本実施形態例では、アウタチャンバ30が
インナチャンバ28の上部側に配設されて、インクフロ
ーが下方から上方に向かうので、インク36がヘッドチ
ップ24上を流れる際に、インク36に混入した気泡を
効果的に逃がすことができ、インク36中の気泡の残留
を大幅に軽減できる。
インナチャンバ28の上部側に配設されて、インクフロ
ーが下方から上方に向かうので、インク36がヘッドチ
ップ24上を流れる際に、インク36に混入した気泡を
効果的に逃がすことができ、インク36中の気泡の残留
を大幅に軽減できる。
【0028】次に、本静電式インクジェット記録ヘッド
のヘッドチップ24の製造法を図5〜8を参照しつつ説
明する。
のヘッドチップ24の製造法を図5〜8を参照しつつ説
明する。
【0029】まず、図5に示すように、ヘッドチップ2
4として形成されるべき基材の1つの面(第2インク保
持面24b)に、金属材料から成る電極層40をスパッ
タ又はメッキ法によって形成する。続いて、図6に示す
ように、電極層40が形成された面をダイシングブレー
ド41で溝切り加工して、所望の切り込み深さの複数の
溝部34bを形成する。この際、各溝部34b間に形成
された各凸部35上には、夫々に独立した記録電極33
が形成される。
4として形成されるべき基材の1つの面(第2インク保
持面24b)に、金属材料から成る電極層40をスパッ
タ又はメッキ法によって形成する。続いて、図6に示す
ように、電極層40が形成された面をダイシングブレー
ド41で溝切り加工して、所望の切り込み深さの複数の
溝部34bを形成する。この際、各溝部34b間に形成
された各凸部35上には、夫々に独立した記録電極33
が形成される。
【0030】次に、図7に示すように、複数の凸部35
が形成された第2インク保持面24bに連続する面(第
1インク保持面24a)に、複数の溝部34bと凸部3
5とを含む凹凸形状に連続する凹凸形状を、ダイシング
ブレード41を用いた上記と同様のダイシング加工で形
成する。これにより、ヘッドチップ24の隣り合う2つ
の面24a、24bに、相互に連続する複数の溝部34
a、34bが夫々形成される。
が形成された第2インク保持面24bに連続する面(第
1インク保持面24a)に、複数の溝部34bと凸部3
5とを含む凹凸形状に連続する凹凸形状を、ダイシング
ブレード41を用いた上記と同様のダイシング加工で形
成する。これにより、ヘッドチップ24の隣り合う2つ
の面24a、24bに、相互に連続する複数の溝部34
a、34bが夫々形成される。
【0031】更に、図8に示すように、溝部34a、3
4bに供給されるインク34から記録電極33を絶縁す
るための絶縁皮膜37が、各記録電極33に対して形成
される。このように、ヘッドチップ24に溝部34a、
34bを予め形成してからヘッド部材27の係合溝27
aに固定すれば良いので、記録ヘッドの製造工程が簡便
になる。
4bに供給されるインク34から記録電極33を絶縁す
るための絶縁皮膜37が、各記録電極33に対して形成
される。このように、ヘッドチップ24に溝部34a、
34bを予め形成してからヘッド部材27の係合溝27
aに固定すれば良いので、記録ヘッドの製造工程が簡便
になる。
【0032】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の静電式インクジェット記録
ヘッドは、上記実施形態例の構成にのみ限定されるもの
ではなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変
更を施した静電式インクジェット記録ヘッドも、本発明
の範囲に含まれる。
づいて説明したが、本発明の静電式インクジェット記録
ヘッドは、上記実施形態例の構成にのみ限定されるもの
ではなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変
更を施した静電式インクジェット記録ヘッドも、本発明
の範囲に含まれる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の静電式イ
ンクジェット記録ヘッドでは、インク吐出部近傍の各溝
部内で、インク流を強制的に発生させることにより、イ
ンク吐出部近傍でのトナー粒子の蓄積を回避することが
できるので、本発明は、過剰なトナー粒子の集中による
インク滴の吐出不良を防止した顕著な効果を奏する。
ンクジェット記録ヘッドでは、インク吐出部近傍の各溝
部内で、インク流を強制的に発生させることにより、イ
ンク吐出部近傍でのトナー粒子の蓄積を回避することが
できるので、本発明は、過剰なトナー粒子の集中による
インク滴の吐出不良を防止した顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の一実施形態例の静電式インクジェット
記録ヘッドを上部カバーを省略した状態で示す見た平面
図である。
記録ヘッドを上部カバーを省略した状態で示す見た平面
図である。
【図2】図1のII-II線に沿った記録ヘッドのインク吐
出部近傍の拡大断面図である。
出部近傍の拡大断面図である。
【図3】記録ヘッドのインク吐出部近傍を示す、側方か
ら見た斜視図である。
ら見た斜視図である。
【図4】図3のIV-IV線に沿った断面図である。
【図5】図1の記録ヘッドのヘッドチップの製造工程を
説明するための正面図である。
説明するための正面図である。
【図6】図1の記録ヘッドのヘッドチップの製造工程を
説明するための正面図である。
説明するための正面図である。
【図7】図1の記録ヘッドのヘッドチップの製造工程を
説明するための正面図である。
説明するための正面図である。
【図8】図1の記録ヘッドのヘッドチップの製造工程を
説明するための正面図である。
説明するための正面図である。
【図9】従来の静電式インクジェットプリンタの記録ヘ
ッドを示す斜視図である。
ッドを示す斜視図である。
【図10】図9の記録ヘッドのヘッド先端部を示す平面
図である。
図である。
【図11】図10のXI-XI線に沿った断面図である。
21 静電式インクジェット記録ヘッド 24 ヘッドチップ 24a 第1インク保持面 24b 第2インク保持面 25 対向電極 26 記録紙(記録媒体) 27 ヘッド部材 27b 上面 28 インナチャンバ 29 インク供給口 30 アウタチャンバ 31 インク排出口 32 泳動電極 33 記録電極 34a、34b 溝部 35 凸部 36 インク 37 絶縁皮膜 38 インク吐出部
フロントページの続き (72)発明者 峯本 仁史 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 竹本 人司 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 佐伯 智也 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 萩原 良広 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 薬師寺 徹 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−149253(JP,A) 特開 平8−309995(JP,A) 特開 平4−294150(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/06
Claims (4)
- 【請求項1】 帯電したトナー粒子を絶縁性溶媒に含有
させたインクに電界を与え、発生する静電力によってト
ナー粒子をインク吐出部から吐出する静電式インクジェ
ット記録ヘッドにおいて、 インク吐出部から2方向に相互に所定の角度をもって延
在する第1インク保持面及び第2インク保持面を有し、
該第1及び第2インク保持面に夫々複数条の溝部が形成
され、記録ヘッド本体の先端に保持されるヘッドチップ
を備え、 インクタンクから、前記第1インク保持面の複数条の溝
部、前記インク吐出部、及び、前記第2インク保持面の
複数条の溝部を経由してインクを循環させ、前記第1イ
ンク保持面と第2インク保持面とが形成するエッジの各
溝部が前記インク吐出部を構成することを特徴とする静
電式インクジェット記録ヘッド。 - 【請求項2】 前記第1インク保持面の溝部とインクタ
ンクとの間にインナチャンバを、前記第2インク保持面
の溝部とインクタンクとの間にアウタチャンバを夫々備
えることを特徴とする請求項1に記載の静電式インクジ
ェット記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記インナチャンバ内に泳動電極を接液
可能に配設したことを特徴とする請求項2に記載の静電
式インクジェット記録ヘッド。 - 【請求項4】 前記第2インク保持面の各溝部間には複
数の記録電極が夫々固定されており、各記録電極は、絶
縁皮膜によって夫々覆われることを特徴とする請求項1
乃至3の内のいずれか1項に記載の静電式インクジェッ
ト記録ヘッド。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32841796A JP2885742B2 (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 静電式インクジェット記録ヘッド |
US08/972,729 US6095638A (en) | 1996-11-21 | 1997-11-18 | Elastic ink jet printing head and method for manufacturing head block thereof |
DE69707811T DE69707811T2 (de) | 1996-11-21 | 1997-11-19 | Elektrostatischer Tintenstrahldruckkopf und Verfahren zur Herstellung seiner Kopfeinheit |
EP97120286A EP0844087B1 (en) | 1996-11-21 | 1997-11-19 | Electrostatic ink-jet printing head and method for manufacturing head block thereof |
AU45322/97A AU730770B2 (en) | 1996-11-21 | 1997-11-20 | Elastic ink jet printing head and method for manufacturing head block thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32841796A JP2885742B2 (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 静電式インクジェット記録ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10166589A JPH10166589A (ja) | 1998-06-23 |
JP2885742B2 true JP2885742B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=18210036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32841796A Expired - Fee Related JP2885742B2 (ja) | 1996-11-21 | 1996-12-09 | 静電式インクジェット記録ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2885742B2 (ja) |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP32841796A patent/JP2885742B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10166589A (ja) | 1998-06-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |