JP2884853B2 - 振幅変調送信機 - Google Patents
振幅変調送信機Info
- Publication number
- JP2884853B2 JP2884853B2 JP3279509A JP27950991A JP2884853B2 JP 2884853 B2 JP2884853 B2 JP 2884853B2 JP 3279509 A JP3279509 A JP 3279509A JP 27950991 A JP27950991 A JP 27950991A JP 2884853 B2 JP2884853 B2 JP 2884853B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- amplitude modulation
- frequency amplifiers
- carrier
- timing pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Amplitude Modulation (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長波,中波,短波帯の振
幅変調送信機に関し、特に搬送波信号を増幅する複数の
高周波増幅器の出力を合成することにより振幅変調信号
を生成する振幅変調送信機に関する。
幅変調送信機に関し、特に搬送波信号を増幅する複数の
高周波増幅器の出力を合成することにより振幅変調信号
を生成する振幅変調送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の振幅変調送信機は、図3
に示すように、搬送波発振器14からの搬送波信号Sを
増幅する複数の高周波増幅器21〜25を、制御信号C
1〜C5によってそれぞれオン・オフ制御し、各高周波
増幅器からの出力を出力合成器16によって合成するこ
とにより振幅変調信号を生成し送出している。なお、高
周波増幅器の台数は、生成する振幅変調信号に応じて複
数設定する。
に示すように、搬送波発振器14からの搬送波信号Sを
増幅する複数の高周波増幅器21〜25を、制御信号C
1〜C5によってそれぞれオン・オフ制御し、各高周波
増幅器からの出力を出力合成器16によって合成するこ
とにより振幅変調信号を生成し送出している。なお、高
周波増幅器の台数は、生成する振幅変調信号に応じて複
数設定する。
【0003】ところで、制御信号C1〜C5を生成する
ために、A−D変換器11,エンコーダ12,制御信号
送出器13およびクロック発生器17を設けている。A
−D変換器11は、クロック発生器17からのクロック
Kに同期して、アナログ入力信号を多ビットディジタル
信号に変換する。エンコーダ12は、多ビットディジタ
ル信号から高周波増幅器21〜25をそれぞれオン・オ
フ制御するための制御信号C1〜C5を生成する。制御
信号送出器13は、クロック発生器17からのクロック
Kを受けたときに制御信号C1〜C5をラッチし、次の
クロックが入力するまで制御信号C1〜C5を保持して
高周波増幅器21〜25へ送出する。
ために、A−D変換器11,エンコーダ12,制御信号
送出器13およびクロック発生器17を設けている。A
−D変換器11は、クロック発生器17からのクロック
Kに同期して、アナログ入力信号を多ビットディジタル
信号に変換する。エンコーダ12は、多ビットディジタ
ル信号から高周波増幅器21〜25をそれぞれオン・オ
フ制御するための制御信号C1〜C5を生成する。制御
信号送出器13は、クロック発生器17からのクロック
Kを受けたときに制御信号C1〜C5をラッチし、次の
クロックが入力するまで制御信号C1〜C5を保持して
高周波増幅器21〜25へ送出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の振幅変
調送信機では、搬送波発振器とクロック発生器とが互い
に独立して動作している。従って、各高周波増幅器をそ
れぞれオン・オフ制御する制御信号のタイミングと搬送
波信号Sのゼロクロス点のタイミングとが一致しない。
このため、図4に示すように、各高周波増幅器の合成出
力信号が不連続に変化するので、不要な高調波成分が発
生するばかりでなく、トランジェント電圧等が発生して
高周波増幅器の動作を不安定にするといった問題点があ
る。
調送信機では、搬送波発振器とクロック発生器とが互い
に独立して動作している。従って、各高周波増幅器をそ
れぞれオン・オフ制御する制御信号のタイミングと搬送
波信号Sのゼロクロス点のタイミングとが一致しない。
このため、図4に示すように、各高周波増幅器の合成出
力信号が不連続に変化するので、不要な高調波成分が発
生するばかりでなく、トランジェント電圧等が発生して
高周波増幅器の動作を不安定にするといった問題点があ
る。
【0005】ここで、図4(a)はアナログ入力信号の
一例を示しており、この信号レベルに応じて高周波増幅
器の動作台数が変化する。例えば、信号レベルA1のと
きは高周波増幅器を1台動作させるとすれば、信号レベ
ルA2では2台の高周波増幅器を動作させる。また、図
4(b)はクロック発生器17が発生するクロックKを
示し、図4(c)は搬送波発振器14が発生する搬送波
信号Sを示している。クロックKのタイミングと搬送波
信号Sのゼロクロス点とは一致していない。図4(d)
は合成出力信号を示しており、時刻t1から時刻t2ま
では、時刻t1で設定された制御信号(1台の高周波増
幅器を動作させる制御信号)が保持送出され、時刻t2
では、2台の高周波増幅器を動作させる制御信号が送出
されるので、合成出力信号に不連続が生じる。同様に時
刻t5においても合成出力信号に不連続が生じる。
一例を示しており、この信号レベルに応じて高周波増幅
器の動作台数が変化する。例えば、信号レベルA1のと
きは高周波増幅器を1台動作させるとすれば、信号レベ
ルA2では2台の高周波増幅器を動作させる。また、図
4(b)はクロック発生器17が発生するクロックKを
示し、図4(c)は搬送波発振器14が発生する搬送波
信号Sを示している。クロックKのタイミングと搬送波
信号Sのゼロクロス点とは一致していない。図4(d)
は合成出力信号を示しており、時刻t1から時刻t2ま
では、時刻t1で設定された制御信号(1台の高周波増
幅器を動作させる制御信号)が保持送出され、時刻t2
では、2台の高周波増幅器を動作させる制御信号が送出
されるので、合成出力信号に不連続が生じる。同様に時
刻t5においても合成出力信号に不連続が生じる。
【0006】本発明の目的は、複数の高周波増幅器の合
成出力信号に不連続が生じない振幅変調送信機を提供す
ることにある。
成出力信号に不連続が生じない振幅変調送信機を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の振幅変調送信機
は、それぞれが制御信号によりオン・オフ制御されて搬
送波信号を増幅する複数の高周波増幅器を有し、この複
数の高周波増幅器の出力を合成することにより振幅変調
信号を生成する振幅変調送信機において、前記搬送波信
号のゼロクロス点に同期するタイミングパルスを生成す
る手段と、前記タイミングパルスに同期して前記制御信
号を前記高周波増幅器へ送出する手段とを備えて構成さ
れている。
は、それぞれが制御信号によりオン・オフ制御されて搬
送波信号を増幅する複数の高周波増幅器を有し、この複
数の高周波増幅器の出力を合成することにより振幅変調
信号を生成する振幅変調送信機において、前記搬送波信
号のゼロクロス点に同期するタイミングパルスを生成す
る手段と、前記タイミングパルスに同期して前記制御信
号を前記高周波増幅器へ送出する手段とを備えて構成さ
れている。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0009】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。ここで、複数の高周波増幅器21〜25は、制
御信号C1〜C5によってそれぞれオン・オフ制御さ
れ、オン状態のときは搬送波発振器14からの搬送波信
号Sを増幅して出力合成器16へ送出する。出力合成器
16は、各高周波増幅器からの出力を合成して振幅変調
信号を生成する。
である。ここで、複数の高周波増幅器21〜25は、制
御信号C1〜C5によってそれぞれオン・オフ制御さ
れ、オン状態のときは搬送波発振器14からの搬送波信
号Sを増幅して出力合成器16へ送出する。出力合成器
16は、各高周波増幅器からの出力を合成して振幅変調
信号を生成する。
【0010】ところで、同期信号発生器15は、搬送波
発振器14からの搬送波信号Sを受けて搬送波信号Sの
ゼロクロス点を検出し、このゼロクロス点に同期するタ
イミングパルスPを発生する。
発振器14からの搬送波信号Sを受けて搬送波信号Sの
ゼロクロス点を検出し、このゼロクロス点に同期するタ
イミングパルスPを発生する。
【0011】A−D変換器11は、タイミングパルスP
に同期して、アナログ入力信号を多ビットディジタル信
号に変換する。エンコーダ12は、多ビットディジタル
信号から高周波増幅器21〜25をそれぞれオン・オフ
制御するための制御信号C1〜C5を生成する。制御信
号送出器13は、タイミングパルスPを受けたときに制
御信号C1〜C5をラッチし、次のタイミングパルスP
が入力するまで制御信号C1〜C5を保持して高周波増
幅器21〜25へ送出する。
に同期して、アナログ入力信号を多ビットディジタル信
号に変換する。エンコーダ12は、多ビットディジタル
信号から高周波増幅器21〜25をそれぞれオン・オフ
制御するための制御信号C1〜C5を生成する。制御信
号送出器13は、タイミングパルスPを受けたときに制
御信号C1〜C5をラッチし、次のタイミングパルスP
が入力するまで制御信号C1〜C5を保持して高周波増
幅器21〜25へ送出する。
【0012】次に、図2によって動作を説明する。
【0013】図2(a)はアナログ入力信号の一例を示
し、信号レベルに応じて動作する高周波増幅器の台数が
変化する。図2(b)は同期信号発生器15が発生する
タイミングパルスPを示し、図2(c)は搬送波発振器
14が発生する搬送波信号Sを示しており、搬送波信号
のゼロクロス点とタイミングパルスPとが一致してい
る。図2(d)は合成出力信号を示しており、時刻t1
から時刻t2までは1台の高周波増幅器が動作し、時刻
t2から2台の高周波増幅器が動作する。この場合、時
刻t2は搬送波信号のゼロクロス点と一致しているの
で、合成出力信号は連続的に変化し、不連続は発生しな
い。
し、信号レベルに応じて動作する高周波増幅器の台数が
変化する。図2(b)は同期信号発生器15が発生する
タイミングパルスPを示し、図2(c)は搬送波発振器
14が発生する搬送波信号Sを示しており、搬送波信号
のゼロクロス点とタイミングパルスPとが一致してい
る。図2(d)は合成出力信号を示しており、時刻t1
から時刻t2までは1台の高周波増幅器が動作し、時刻
t2から2台の高周波増幅器が動作する。この場合、時
刻t2は搬送波信号のゼロクロス点と一致しているの
で、合成出力信号は連続的に変化し、不連続は発生しな
い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搬
送波信号のゼロクロス点と同期するタイミングパルスを
発生し、複数の高周波増幅器をそれぞれオン・オフ制御
する制御信号を、このタイミングパルスと同期させて送
出することにより、各高周波増幅器の合成出力信号は連
続的に変化するので、不連続による不要な高調波成分の
発生、およびトランジェント電圧等の発生を低減でき、
高周波増幅器を安定に動作させることができる。
送波信号のゼロクロス点と同期するタイミングパルスを
発生し、複数の高周波増幅器をそれぞれオン・オフ制御
する制御信号を、このタイミングパルスと同期させて送
出することにより、各高周波増幅器の合成出力信号は連
続的に変化するので、不連続による不要な高調波成分の
発生、およびトランジェント電圧等の発生を低減でき、
高周波増幅器を安定に動作させることができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作を説明するための波形図である。
【図3】従来の振幅変調送信機の一例を示すブロック図
である。
である。
【図4】従来の振幅変調送信機の動作を説明するための
波形図である。
波形図である。
13 制御信号送出器 14 搬送波発振器 15 同期信号発生器 16 出力合成器 21〜25 高周波増幅器 C1〜C5 制御信号 S 搬送波信号 P タイミングパルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/04 H03C 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれが制御信号によりオン・オフ制
御されて搬送波信号を増幅する複数の高周波増幅器を有
し、この複数の高周波増幅器の出力を合成することによ
り振幅変調信号を生成する振幅変調送信機において、 前記搬送波信号のゼロクロス点に同期するタイミングパ
ルスを生成する手段と、前記タイミングパルスに同期し
て前記制御信号を前記高周波増幅器へ送出する手段とを
備えることを特徴とする振幅変調送信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279509A JP2884853B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 振幅変調送信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279509A JP2884853B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 振幅変調送信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05121945A JPH05121945A (ja) | 1993-05-18 |
JP2884853B2 true JP2884853B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=17612030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3279509A Expired - Fee Related JP2884853B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 振幅変調送信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884853B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5166494A (en) * | 1990-04-24 | 1992-11-24 | Hypertherm, Inc. | Process and apparatus for reducing electrode wear in a plasma arc torch |
US5396043A (en) * | 1988-06-07 | 1995-03-07 | Hypertherm, Inc. | Plasma arc cutting process and apparatus using an oxygen-rich gas shield |
FR2804257B1 (fr) * | 2000-01-21 | 2005-02-25 | Harris Corp | Amplificateur de puissance rf et ses ameliorations |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3279509A patent/JP2884853B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05121945A (ja) | 1993-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5659272A (en) | Amplitude modulation method and apparatus using two phase-modulated signals | |
CA2087361A1 (en) | Power amplifier device comprising a plurality of feedforward distortion compensating circuits in parallel | |
JPH0793546B2 (ja) | 増幅装置 | |
EP1173927A1 (en) | Digital exciter/phasor/transmitter for directional antenna system | |
JP2884853B2 (ja) | 振幅変調送信機 | |
US4682045A (en) | Noise eliminating signal compensation circuit | |
JP2653741B2 (ja) | 中波ラジオ放送機 | |
JPH0418724B2 (ja) | ||
US4673887A (en) | Digital driver for fixed power amplifier | |
US3350645A (en) | Compatible single-sideband system with synthesized phase modulating wave | |
EP0064728A2 (en) | Multiple phase digital modulator | |
JPH06303042A (ja) | 線形変調波包絡線制御方法並びに線形送信装置 | |
JP2991112B2 (ja) | 送信機 | |
JPH0793538B2 (ja) | 増幅装置 | |
JPH0496428A (ja) | 無線装置 | |
JP2731707B2 (ja) | フィードフォワード歪補償増幅器 | |
JP2576687B2 (ja) | 振幅変調送信機 | |
JP2006042227A (ja) | 自動パルス波形整形方式 | |
JP2531663B2 (ja) | 進行波管増幅回路 | |
EP1422822A3 (en) | Frequency generation in a wireless communication unit | |
JP2960484B2 (ja) | 振幅変調装置 | |
RU1841317C (ru) | Hydroacoustic transmission path power supply system | |
JP2003289228A (ja) | 電力増幅装置 | |
JPH1197938A (ja) | Ssb変調装置 | |
JPS62274915A (ja) | ジツタ発生回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990112 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |