JP2884674B2 - プリンター装置 - Google Patents

プリンター装置

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JP2884674B2
JP2884674B2 JP2072597A JP7259790A JP2884674B2 JP 2884674 B2 JP2884674 B2 JP 2884674B2 JP 2072597 A JP2072597 A JP 2072597A JP 7259790 A JP7259790 A JP 7259790A JP 2884674 B2 JP2884674 B2 JP 2884674B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明プリンター装置を以下の項目に従って詳細に説
明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術 a.一般的背景 b.印字開始位置の表示 D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第8図] a.プリンターの概要[第1図、第2図] b.印字開始位置表示装置[第1図乃至第5図] b−1.ビームケース、発光ダイオード b−2.支持台 b−3.ヘッドキャリッジへの取付、作用 c.回路及び動作[第6図乃至第8図] G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規なプリンター装置に関する。詳しくは、
印字対象材の印字面上の印字ヘッドによる印字開始位置
を代理的に表示する表示手段を備えたプリンター装置に
関するものであり、上記表示手段を工夫することによ
り、構造簡単にして印字開始位置面上に直接表示するこ
とができて、印字開始位置の設定を正確に、手早く、か
つ、容易に行なうことができるプリンター装置を廉価に
提供しようとするものである。
(B.発明の概要) 本発明のプリンター装置は、印字開始位置を投光表示
する発光部材をキャリッジ上に支持された略円筒状をし
たビームケースに収納するとともに、該ビームケースの
略円錐形状をした光導管部によって上記発光部材からの
光をスポット光として印字対象材の印字面における印字
開始位置を直接表示するようにし、それにより、印字開
始位置の設定を正確に、手早く、かつ、容易に行なうこ
とができるようにしたものであり、しかも、構造が簡単
であり、廉価である。
(C.従来技術) (a.一般的背景) 今日、プリンターには各種のものがあるが、その中で
も、熱転写方式のものやドットインパクト方式のものが
比較的多く用いられており、これら方式のプリンターに
あっては、通常、プラテンの長手方向に沿って移動する
印字ヘッドを備え、該印字ヘッドをインクテープを挟ん
で又は直接プリント用紙等に圧着させることで印字する
ようにされている。
ところで、このようなプリンターを使用して印字対象
材の印字面上の任意の位置から印字を開始させようとす
る場合は、予め、印字ヘッドを当該印字面上の所望の印
字開始位置と対向する位置へと移動させる必要がある。
ところが、印字ヘッドの外形は、通常、その印字を行
なう印字面よりある程度大きく、また、プリンターにイ
ンクテープをセットした状態では該インクテープが印字
ヘッドとプリント用紙等との間に位置するため、所望の
印字開始位置はこれらインクテープや印字ヘッドによっ
て隠されてしまうことになり、従って、印字ヘッドを印
字開始位置に正確に位置合わせることが困難である。こ
のため、例えば、印字面上の罫線に合わせて印字する場
合や空欄の中に印字する場合には、何度か試しに印字を
行ないながら位置ずれを徐々に減らして行くという手間
をかけざるを得ないのが実情であった。
b.印字開始位置の表示 そこで、印字開始位置を印字ヘッドに近接して位置さ
せたスケールによって表示するようにしたもの(例え
ば、実開昭63−63450号公報参照)があるが、このよう
なものにあっては、視差によって正確な位置合わせをす
ることができないという問題がある。
このような視差による問題を解決するために、光点に
より印字開始位置を表示させるようにしたものが提案さ
れている。例えば、光源から光ファイバーを介して導い
た光をプリント用紙上に照射したり或いはヘッドキャリ
ッジ上に配置した光源体の光をプリント用紙上に照射し
たりするものである(実開昭57−98843号公報、特開昭6
0−44383号公報、実開昭62−28548号公報、実開昭63−1
61858号公報参照)。
このような光点によって印字開始位置を表示するもの
にあっては、視差による誤差がないため、正確な印字開
始位置の表示を行うことができるという利点がある。
(D.発明が解決しようとする課題) ところが、ヘッドキャリッジ外に配置した光源の光を
光ファイバーによって導くものにあっては、ヘッドキャ
リッジと光源との間に光ファイバーを這い回さなければ
ならず、構造が複雑になり、高価になるばかりでなく、
該光ファイバーがヘッドキャリッジの移動の邪魔になっ
たり、また、光ファイバーが周辺のものに引っかかった
りしないようにするため、他の部材の配置に制約が生じ
たりするという問題がある。
また、ヘッドキャリッジ上に直接光源体を配置するよ
うにしたものにあっては、光ファイバーの這い回しに伴
う問題は回避することができるが、該光源体の照射光を
絞ってスポット光とするのにレンズ等の光学部品が必要
となり大型且つ高価なものとなってしまうという問題が
ある。
(E.課題を解決するための手段) 本発明プリンター装置は、上記した従来のプリンター
装置における問題点を解決するために、印字ヘッド、発
光部材を収納するビームケース及びインクテープカセッ
トを支持するヘッドキャリッジと、該ヘッドキャリッジ
をプラテンの長手方向に移動させるためのコントロール
回路とを備え、上記ビームケースは、上記発光部材を収
納する円筒状部分を有し、該円筒状部分の一端に発光部
材から発する光をプリント用紙に導くための略円錐形状
の光導管部を設け、該光導管部によって導かれた光でプ
リント用紙上に印字開始位置を投光表示するようにした
ものである。
従って、本発明プリンター装置にあっては、印字開始
位置を正確に表示することができるとともに、光ファイ
バーを用いてヘッドキャリッジ外から光を導く必要がな
く、構造が簡単であるとともに廉価に構成することがで
きる。また、ビームケースの略円錐形状をした光導管部
によって発光部材からの光をスポット状に絞ることがで
きるため、光を絞るためにレンズのような高価で大きな
部材を必要とせず、構造を簡単且つ小型にすることがで
きるとともに廉価に構成することができる。
(F.実施例)[第1図乃至第8図] 以下に、本発明プリンター装置の詳細を図示した実施
例に従って説明する。
尚、図示した実施例は、本発明を熱転写型プリンター
1に適用したものである。
(a.プリンターの概要)[第1図、第2図] 2は熱転写型プリンター1の外筐(図面ではその上部
の一部のみを示してある。)であり、その天板3の後端
部(第1図における左側へ向う方向を後方とし、右側へ
向かう方向を前方とする。また、同図に向って手前側を
左方とし、紙背側を右方とする。以下の説明において向
きを示すときはこの方向によるものとする。)寄りの位
置に左右方向に長い用紙出入口4が形成されると共に、
天板3のうち上記用紙出入口4の前側縁に沿うある程度
の前後幅を有する部分5を透明板により形成されてい
る。
6は左右方向に長い帯板状をしたプラテンであり、図
示しないシャーシに固定された支持部材7の前面に取着
され、上記用紙出入口4の前端部より稍下方へ寄ったと
ころに配置されている。
8及び9は紙送りローラであり、モータにより回転さ
れる駆動ローラ8a、9aとそれに前方から接触した従動ロ
ーラ8b、9bとから成り、これら紙送りローラ8と9はプ
ラテン6を挟んで上下両側に配置されている。
10はプリント用紙であり、該プリント用紙10は上記紙
送りローラ8aと8b及び9aと9bに挟まれるように装填さ
れ、それによって、プラテン6の前面と接触ないしは近
接した状態で走行するようにされる。
11はヘッドキャリッジであり、外筐2の内部にプラテ
ン6と平行に延びるように配置されたガイドレール12、
12に移動自在に支持されると共に、無限軌道を描くよう
に走行されるベルト13と連結されており、それにより、
プラテン6の長手方向に沿って往復移動されるようにな
っている。
14はヘッドキャリッジ11の後端部の略中央部に支持さ
れた印字ヘッドであり、印字が行なわれるときはプリン
ト用紙10を挟んでプラテン6に圧接される。
15はヘッドキャリッジ11の上面に着脱自在に装填され
るインクテープカセットであり、図示しないインクテー
プがテープリールに巻装された状態で収納され、ヘッド
キャリッジ11に装着されると、インクテープのうち後方
に向って露出した部分が印字ヘッド14とプラテン6との
間に位置される。
しかして、印字動作が開始すると、印字ヘッド14の移
動及び/又はプリント用紙10の送りが為されて印字ヘッ
ド14がプリント用紙10の印字面10a上の印字開始位置と
対向する位置へと移動されると共に左右方向へ移動しな
がら印字が為され、そして、1行分の印字が終了する毎
に紙送りが為される。このようにして、印字が行なわれ
る。
尚、外筐2の天板3の一部5は透明に形成されている
ので、この透明部5を透して印字ヘッド14による印字動
作を監視することができる。
(b.印字開始位置表示装置)[第1図乃至第5図] 16は印字開始位置表示装置であり、該印字開始位置表
示装置16は発光ダイオードと、該発光ダイオードを収納
状に保持したビームケースと、該ビームケースを支持し
た取付台等から成る。
(b−1.ビームケース、発光ダイオード) 17は合成樹脂製のビームケースである。
該ビームケース17は、その大部分17aが円筒状をして
おり、その余の部分17bが略円錐形を為すように形成さ
れ、その一端面、即ち、円錐形をした部分17bと反対側
の端面が開口し、他端部17c、即ち、円錐形をした部分1
7bの先端部の軸心部を軸方向へ貫通した光導孔18が形成
され、該光導孔18の他端面側の略半分の部分18aはその
余の部分より稍大径に形成されており、この大径に形成
された部分18aに光導管19の基端部が圧入されている。
また、ビームケース17の内周面20の一端部20aはその
余の部分より稍大径にされ、この部分20aの軸方向にお
ける略中間の部分に環状の溝20bが形成されている。
21は発光ダイオードであり、適宜の色、例えば、赤色
光を発するものが使用される。
そして、該発光ダイオード21は前記ビームケース17の
内部に挿入され、基端部に設けられたフランジ部22がビ
ームケース17の内周面20の一端部20aに内嵌される。
(b−2.支持台) 23はその各部が合成樹脂により一体に形成された支持
台である。
24は支持台23の主部であり、上方から見て前後方向に
長い略長方形状をし、その略樋状をした上面24aがビー
ムケース17を支持するビームケース載置面になってい
る。
25は支持台23の支持壁であり、主部24の前端部から立
ち上がるように形成され、その後側面に円環状をした嵌
合突条26が形成され、該嵌合突条26の中心を挟んで左右
反対側の2つの部分にそれぞれ平行な2条の切溝を設け
ることによって弾性係合片27、27が形成され、これら弾
性係合片27、27の先端部外面に係合爪27a、27aが突設さ
れ、該係合爪27a、27aの反支持壁25側の面27b、27bは嵌
合突条26の中心から遠くなるに従って前方へ変位する斜
面に形成されている。
28、28は支持壁25のうち嵌合突条26で囲まれた部分に
形成された挿通孔である。
29は主部24の後端から下方へ向って突設された取付脚
であり、該取付脚29の下端部後面に係合爪29aが突設さ
れている。
そして、支持台23のビームケース載置面24a上にビー
ムケース17の円筒状をした部分17aが載置されると共
に、支持台23の嵌合突条26がビームケース17の一端部20
aのうち発光ダイオード21のフランジ部22から前側の部
分に内嵌される。このとき、上記嵌合突条26に形成され
た弾性係合片27、27はその係合爪27a、27aが内周面20a
によって相対的に押圧されることにより、一旦、互いに
内側へ向けて撓まされ、嵌合突条26が発光ダイオード21
のフランジ部22に突き当るのと略同時に係合爪27a、27a
が環状溝20bと対応され、それにより、弾性係合片27、2
7が元の形状に戻って係合爪27a、27aが環状溝20bに係合
する。
これにより、ビームケース17が支持台23に保持され、
発光ダイオード21のリード30、30の大部分は支持台23の
支持壁25に形成された挿通孔28、28を通して前方へ突出
される。
(b−3.ヘッドキャリッジへの取付、作用) 31は前記ヘッドキャリッジ11の左端から左方へ突設さ
れた取付座であり、その上部32は略水平な平板状を為す
ように形成されている。
そして、このような取付座31の上部32に前記支持台23
が支持される。即ち、主部24が上記取付座31の上部32の
上面に載置されると共に、その取付脚29の下部が上部32
に形成された係合孔32aを挿通され、かつ、取付脚29の
係合爪29aが係合孔32aの下方開口縁部に係合されること
とその他の図示しない固定手段により支持台23が取付座
31に支持される。
しかして、ビームケース17と支持台23との結合体は、
ビームケース17の軸心が前後方向に延びる向きで、ヘッ
ドキャリッジ11にその左側部から突出するように取着さ
れ、従って、ビームケース17は印字ヘッド14と一体的に
移動される。
尚、ビームケース17はその軸心がプラテン6の上下端
における略中間の部分と対応した高さに配置される。
しかして、発光ダイオード21に通電が為されると、該
発光ダイオード21から、例えば、赤色を帯びた光33が発
せられ、該光33の一部はビームケース17の光導孔18及び
光導管19を通ってビームケース17外へ射出されると共に
これら光導孔18及び光導管19を通ることによって指向性
を有する光束にされ、それにより、プリント用紙10のう
ちプラテン6と対向している箇所に略円形をしたスポッ
ト光33aが照射される。
このスポット光33aが照射されている位置が印字開始
位置となる。
(c.回路及び動作)[第6図乃至第8図] 34は熱転写型プリンター1の制御回路(図面では一部
のみ示してある。)である。
35はマイクロコンピュータから成るコントロール回
路、36は前記駆動ローラ8a、9aを回転させる用紙送りモ
ータ、37はヘッドキャリッジ11を移動させるためのヘッ
ド送りモータ、38、39、40及び41はカーソルスイッチで
あり、38はプリント用紙10を下方へ送るとき操作する上
スイッチ、39はプリント用紙10を上方へ送るとき操作す
る下スイッチ、40は印字ヘッド14を右方へ移動させると
き操作する右スイッチ、41は印字ヘッド14を左方へ移動
させるとき操作する左スイッチである。また、42は印字
開始位置指定スイッチであり、このスイッチ42を操作す
ると、そのときプリント用紙10の前記スポット光33aが
照射されていた位置が印字開始位置として指定される。
43は印字スイッチであり、該スイッチ43を操作すると印
字動作が開始される。
第7図は上記制御回路34の一部を機能ブロックに分け
て示すものである。
44は印字開始位置指定スイッチ42及び印字スイッチ43
が接続された印字制御部であり、上記スイッチ42及び43
から入力される信号に応じて所定の制御信号を出力す
る。
45は表示制御部であり、該表示制御部45は、プリンタ
ー1の電源が投入されたとき発光ダイオード21を点灯さ
せ、表示制御部45から前記印字開始位置指定スイッチ42
が操作されたとき出力される信号の入力があったとき上
記点灯を終了させる。
46は給送制御部であり、該給送制御部46は上スイッチ
38もしくは下スイッチ39又は印字制御部44からの信号を
取り込んで用紙送りモータ36を回転させることにより駆
動ローラ8a、9aを回転させ、それによって、プリント用
紙10の送りを行なう。
47はヘッド送り制御部であり、該ヘッド送り制御部47
は右スイッチ40もしくは左スイッチ41又は印字制御部44
からの信号を取り込んでヘッド送りモータ37を回転させ
ることによりベルト13を走行させ、それによりヘッドキ
ャリッジ11を移動させる。
そして、印字開始位置指定スイッチ42が操作される
と、印字制御部44はスポット光33aと印字ヘッド14との
間のオフセット(ずれ)量をオフセット記憶部48から読
み出し、印字ヘッド14をそれまでスポット光33aが位置
していたところまで移動させるべくヘッド送り制御部47
を動作させる。
また、印字スイッチ43が操作されると、印字が行なわ
れるように給送制御部46及びヘッド送り制御部47を制御
して印字を開始させる。
次に、第8図に示すフローチャートに従って動作を説
明する。
プリンター1の電源が投入されること等によって動作
が開始すると、先ず、印字ヘッド14を予め設定された初
期位置に移動させる等のイニシャライズ動作が行なわれ
る。そして、印字開始位置の表示が開始される。即ち、
発光ダイオード21が点灯されてスポット光33aがプリン
ト用紙10に照射される。次いで、図示しない表示画面に
印字開始位置の指定を捉す内容のメッセージが表示され
る。次に、右スイッチ40がオンされたか?、左スイッチ
41がオンされたか?、上スイッチ38がオンされたか?、
下スイッチ39がオンされたか?、について順次判定を行
なう。そして、若し右スイッチ40がオンされた場合には
ヘッドキャリッジ11を右方向に移動させ、左スイッチ41
がオンされた場合にはヘッドキャリッジ11を左方向に移
動させる。また、上スイッチ38がオンされた場合にはプ
リント用紙10を下方向に移動させ、下スイッチ39がオン
された場合にはプリント用紙10を上方向に移動させる。
そして、上記4種類の判定が終ったら印字開始位置指定
スイッチ42がオンされたかどうかの判定を行ない、この
判定の結果が「イイエ」であればまた上述した4種類の
判定を繰返す。しかして、上記スイッチ38、39、40及び
41を適宜に操作することによってスポット光33aのプリ
ント用紙10上における位置を任意に変えることができ
る。
そして、スポット光33aをプリント用紙10上の印字を
開始させたいところに位置させ、印字開始位置指定スイ
ッチ42をオンする。すると、プリント用紙10上のスポッ
ト光33aが位置するところが印字開始位置として受け入
れられ、次に、印字ヘッド14とスポット光33aとの間の
位置ずれ、即ち、オフセット分印字ヘッド14の位置をず
らして印字ヘッド14を当該印字開始位置と対応したとこ
ろに位置させる。そして、その後印字スイッチ43がオン
されたか否かの判定を行ない、印字スイッチ43がオンさ
れたとき印字を開始する。
尚、場合によっては、印字スイッチ43が印字開始位置
指定スイッチ42を兼ねるようにしても良い。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明プ
リンター装置は、印字ヘッド、発光部材を収納するビー
ムケース及びインクテープカセットを支持するヘッドキ
ャリッジと、該ヘッドキャリッジをプラテンの長手方向
に移動させるためのコントロール回路とを備え、上記ビ
ームケースは、上記発光部材を収納する円筒状部分を有
し、該円筒状部分の一端に発光部材から発する光をプリ
ント用紙に導くための略円錐形状の光導管部を設け、該
光導管部によって導かれた光でプリント用紙上に印字開
始位置を投光表示するようにしたことを特徴とする。
従って、本発明プリンター装置にあっては、印字開始
位置を正確に表示することができるとともに、光ファイ
バーを用いてヘッドキャリッジ外から光を導く必要がな
く、構造が簡単であるとともに廉価に構成することがで
きる。また、ビームケースの略円錐形状をした光導管部
によって発光部材からの光をスポット状に絞ることがで
きるため、光を絞るためにレンズのような高価で大きな
部材を必要とせず、構造を簡単且つ小型にすることがで
きるとともに廉価に構成することができる。
尚、実施例では、本発明を熱転写型プリンターの印字
開始位置表示装置に適用したものを示したが、本発明は
このようなプリンターに限らず、各種のプリンターに適
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明プリンター装置を熱転写型プ
リンター装置に適用した実施の一例を示すものであり、
第1図はプリンターの要部の垂直断面図、第2図はプリ
ンターの一部を切り欠いて示す要部の斜視図、第3図は
第2図のIII−III線に沿う拡大断面図、第4図は印字開
始位置表示装置とプリント用紙を示す拡大斜視図、第5
図は印字開始位置表示装置の拡大分解斜視図、第6図は
回路構成の概略を示すブロック回路図、第7図は第6図
に示す回路を機能ブロックに分けたブロック回路図、第
8図はフローチャート図である。 符号の説明 1……プリンター、6……プラテン、10……プリント用
紙、11……ヘッドキャリッジ、14……印字ヘッド、15…
…インクテープカセット、17……ビームケース、17a…
…円筒状部分、17b、19……(略円錐形状の)光導管
部、21……発光ダイオード、30……リード、35……コン
トロール回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッド、発光部材を収納するビームケ
    ース及びインクテープカセットを支持するヘッドキャリ
    ッジと、 該ヘッドキャリッジをプラテンの長手方向に移動させる
    ためのコントロール回路とを備え、 上記ビームケースは、上記発光部材を収納する円筒状部
    分を有し、該円筒状部分の一端に発光部材から発する光
    をプリント用紙に導くための略円錐形状の光導管部を設
    け、 該光導管部によって導かれた光でプリント用紙上に印字
    開始位置を投光表示するようにした ことを特徴とするプリンター装置。
  2. 【請求項2】ビームケースの上記円筒状部分の他端に上
    記発光部材の電気的接続を行うためのリードを保持する
    ようにした ことを特徴とする請求項1に記載のプリンター装置。
  3. 【請求項3】上記ビームケースは合成樹脂によって形成
    された ことを特徴とする請求項1に記載のプリンター装置。
  4. 【請求項4】上記発光部材は発光ダイオードである ことを特徴とする請求項1に記載のプリンター装置。
  5. 【請求項5】上記発光ダイオードは赤色光を発するもの
    である ことを特徴とする請求項4に記載のプリンター装置。
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