JP2884071B2 - 誤目標の抑圧方法およびその装置 - Google Patents

誤目標の抑圧方法およびその装置

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JP2884071B2
JP2884071B2 JP8314281A JP31428196A JP2884071B2 JP 2884071 B2 JP2884071 B2 JP 2884071B2 JP 8314281 A JP8314281 A JP 8314281A JP 31428196 A JP31428196 A JP 31428196A JP 2884071 B2 JP2884071 B2 JP 2884071B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,探査地域から反
射したレーダ信号を受信してこの探査地域を移動する乗
り物を検出する一次レーダ装置の表示画面上に,雪や降
雨などにより発生する誤目標を抑圧する方法およびその
装置に関するもので,特に,空港面を航行する航空機や
車両を検出する空港面探知レーダ装置(以下,ASDE
と記す)の表示画面上に発生する誤目標を抑圧する方法
およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に,空港内を航行する航空機の安全
と円滑な運行を確保するために,滑走路,誘導路などの
制限区域を航行する航空機や車両等に対し,一次レーダ
のASDEにより航空管制官による地上管制が行われて
いる。
【0003】特に,地上交通が輻輳する広大な空港面に
おいては,夜間や霧の発生時,降雨時等の気象状態の悪
い場合には,目視による航空機および車両等の識別が困
難であるため,空港面の状況を監視する装置としてAS
DEが設置されている。このような悪い気象条件のもと
では,ASDEの表示装置や無線通信により航空機や車
両等が識別され,管制されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,現在空
港で使用されているASDEは,24.5GHzの周波
数帯を使用している関係上,雪や降雨からの反射による
レーダ信号によりASDEの表示画面が白くなり,航空
機や車両等の目標を判別することが困難であるという問
題があり,管制業務の支援機器としては充分な機能を発
揮していないという問題がある。
【0005】さらに,ASDEを含む一次レーダでは,
降雨からの反射によるレーダ信号のビデオ電圧のレベル
がある一定レベル(スレッショールドレベル,以下SL
と記す)より大きくなると,これを,目標と判断してし
まうという問題がある。特に,現在使用されているAS
DEの場合には,このSLを0.3〜0.5V程度に設
定しているため,強い雨や雪が降ると,これによる誤目
標が発生するという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明
は,探査地域から反射したレーダ信号を受信して,この
探査地域を移動する乗り物を目標として検出する一次レ
ーダ装置における誤目標の抑圧方法において,一次レー
ダ装置で受信したレーダ信号からそれぞれ目標を追尾し
て乗り物以外の目標を誤目標と認識してその誤目標発生
数を算出し,レーダ信号を増幅する増幅器の入出力特性
曲線について,誤目標を抑圧し,目標を増幅することの
出来る傾を有する入出力特性曲線を算出した誤目標発生
数にそれぞれ対応して予め実験的に求めて複数登録し,
実際の稼働状態において算出された誤目標発生数を帰還
して稼働状態において算出された誤目標発生数に対応す
る傾を有する入出力特性を,予め登録されている入出力
特性曲線の中から選択して制御することによりレーダ信
号に含まれる誤目標を抑圧するするようにしたものであ
り,請求項2に係わる発明は,一次レーダ装置として空
港面を航行する航空機および車両等の乗り物を管制する
空港面探知レーダ装置を用いてレーダ信号を受信するよ
うにしたものである。
【0007】請求項3に係わる発明は,空港面探知レー
ダ装置と空港監視レーダと二次レーダとでそれぞれ受信
した3つのレーダ信号の相関をとり目標融合を行うとと
もに,この結果を仮航跡データとして登録し,この仮航
跡データを所定回数追尾し,この追尾した結果を本航跡
データとして登録し,この本航跡データと仮航跡データ
とから誤目標発生数を算出するようにしたものである。
【0008】請求項4に係わる発明は,空港面探知レー
ダ装置はレーダ信号を増幅する対数増幅器を備え,この
対数増幅器の出力からこの対数増幅器の入力を算出し,
誤目標発生数に対応する増幅器の複数の入出力特性曲線
を実験的に求めて係数選択器に予め登録し,稼働状態に
おいて算出された誤目標発生数に対応する傾を有する増
幅器の入出力特性曲線を,予め登録されている入出力特
性曲線の中から選択するようにしたものである。
【0009】請求項5に係わる発明は,探査地域から反
射したレーダ信号を受信し,このレーダ信号を増幅する
対数増幅器を有する一次レーダ装置と,対数増幅器と,
この対数増幅器の出力からこの対数増幅器の入力を算出
する係数変換器と,予め実験的に求めた誤目標発生数に
それぞれ対応する複数の入出力特性曲線を記憶し,実際
の稼働状態において算出された誤目標発生数に対応する
傾を有する入出力特性曲線を,登録されている入出力特
性曲線の中から選択する係数選択器とからなる増幅器
と,一次レーダ装置で受信したレーダ信号から誤目標発
生数を算出する手段を有する自動識別装置とを備えたも
のであり,請求項6に係わる発明は,一次レーダ装置
は,空港面を探知する空港面探知レーダ装置を用いたも
のである。
【0010】請求項7に係わる発明は,自動識別装置
は,空港面探知レーダ装置の目標検出装置と,空港監視
レーダ装置の目標検出装置と,二次レーダ装置の目標検
出装置と,3つの目標検出装置でそれぞれ検出した各レ
ーダ信号の相関をとり目標融合を行う相関処理・目標融
合手段と,この相関処理・目標融合手段で求めたデータ
を仮航跡データとして登録する仮航跡の登録手段とこの
仮航跡データを所定回数追尾しこの追尾した結果を本航
跡データとして登録する本航跡の登録手段とを有する追
尾処理装置と,本航跡データと仮航跡データとから誤目
標発生数を算出する手段とを備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を,図1〜図7
に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の実施例を
示す構成図,図2は直線増幅器10,対数増幅器11お
よび増幅器16の入出力特性曲線図,図3は誤目標発生
数と増幅器16の入出力特性曲線との対応関係を示す説
明図,図4は係数選択器15が持つテーブルである。図
5〜図7は一次レーダ装置としてASDEを用いた場合
の実験結果を示すもので,図5はASDE1を用いた場
合のレーダ信号の等高線表示,図6は図5の距離30に
おけるレーダ信号レベルを示す図,図7はレーダ信号レ
ベルの頻度分布図を示すものである。
【0012】まず,発明者は探査地域を空港面とすると
ともに,この空港面を複数のセクタ,例えば,16のセ
クタに分割して各種の実験を行った。そして,降雨によ
る誤目標の発生状態が,降雨等の強さにより異なること
から,いろいろな気象状況下で各種の実験を行った。代
表的な状況として,図5〜図7に示す結果が得られ,そ
れぞれ,以下のような結論に達した。
【0013】図5は強い雨が降った時のASDE1(図
1)の表示装置13(図1)の表示画面上に表示された
レーダ信号の等高線表示を示すもので,横軸は方位,縦
軸は距離を示している。
【0014】この図5から明らかであるように,点線で
包囲したレーダ信号部分が航空機50を示し,仮想線で
示す部分52は滑走路脇の芝生からのレーダ信号であ
り,その他のレーダ信号部分51は,降雨によるものを
示している。さらに,航空機50の周辺には,降雨によ
るレーダ信号が強い状態53が検出されている。しかし
ながら,航空機50が走行している付近は,地表面が平
滑である部分であり,通常はこのような強い状態のレー
ダ信号は検出されないはずであるが,現在使用されてい
るASDE1では,強い雨が降ると,このような降雨等
によりクラッタが発生し,航空機50や車両等を識別す
るのが困難であった。
【0015】図6は図5に示す距離30(L−L線)に
おけるレーダ信号レベルを示すもので,横軸は方位,縦
軸はレーダ信号のビデオ電圧出力(V)を示している。
この図からは,降雨等によるレーダ信号レベルは,ほぼ
1V以下であることが判明した。なお,L−L線上には
位置していないが,点線で示す位置に航空機50から反
射したレーダ信号が検出される。
【0016】図7は,ある範囲にどの位の反射面積があ
るかを示すレーダ信号レベルの頻度分布を示すもので,
横軸はレーダ信号のビデオ電圧(V),縦軸はレーダ信
号の発生する頻度(%)を示している。曲線A,B,C
はそれぞれ大小各種の航空機50からのレーダ信号,曲
線Dは降雨等により反射されたレーダ信号の発生する頻
度を示すものである。
【0017】この結果,曲線Dで示すように,降雨等に
より反射されたレーダ信号のビデオ電圧は1V以下であ
り,一方,曲線A〜Cで示すように,航空機50により
反射されたレーダ信号のビデオ電圧は,1.5V程度に
集中している。従って,降雨と航空機50とでは,それ
ぞれ頻度特性が大きく異なることが判明した。さらに,
降雨等は広範囲に均一に降るのではなく,場所によって
大きく密状態となって降る場所とまばらに降る場所とが
あることも判明した。
【0018】そこで,発明者は,レーダ信号のビデオ電
圧を増幅するための増幅器16(図1)の入出力特性曲
線を,航空機50からのレーダ信号が集中している1.
5V以上のビデオ電圧の増幅度を大きくすれば,航空機
50のレーダ信号はこれまでと同様に増幅されるのに対
して,降雨等によるレーダ信号は1V以下のビデオ電圧
であるから,この範囲のビデオ電圧は増幅されないこと
に着目した。
【0019】そこで,航空機や車両等の実際の目標を含
む全目標発生数を常に監視しておき,降雨等による誤目
標が発生した場合には,ビデオ電圧を増幅するための増
幅器16(図1)の入出力特性曲線を変化させて,即
ち,入出力特性曲線の傾を変化させて降雨による誤目
標,即ち,偽像の発生を抑圧する方法およびその装置を
開発した。以下,これについて説明する。
【0020】図1において,1はASDEで,空中線装
置2,送信機3,送受信信号の切り換えを行うサーキュ
レータ4,入力した反射信号を所定範囲にリミットする
TRリミッタ5,低雑音増幅器6,局部発振器7,ミキ
サ8,中間周波数フィルタ(以下,IFフィルタと記
す)9,図2に示すE曲線で示す入出力特性を有する直
線増幅器10およびF曲線で示す入出力特性を有する対
数増幅器11,IFフィルタ9からのビデオ電圧を増幅
する増幅器を選択するためのビデオ選択器12,レーダ
信号を表示する表示装置13とにより構成されている。
【0021】空中線装置2は,放射部,駆動部,給電部
および角度信号検出部から構成されている。送信機3
は,トリガ発生器からの14000ppsの送信トリガ
信号をトリガ増幅器で増幅成形し,これを変調器でパル
ス幅20nsのパルスとして発生させ,高圧パルスに増
幅している。この高圧パルスが,マグネトロンのカソー
ドに印加されると,先頭出力30KWのマイクロ波が発
振され,その電力は導波管を経て空中線に給電される。
【0022】ミキサ8において,受信信号(レーダ信
号)は,局部発振器7からの局部発振周波数により中間
周波数信号(160MHz)に変換される。ビデオ選択
器12はASDE1の増幅器として直線増幅器10(リ
ニアビデオ系)か対数増幅器11(ログビデオ系)かの
いずれかを選択するとともに,後述する増幅器16がど
の入出力特性曲線で動作しているかを認識している。
【0023】係数変換器14と係数選択器15およびA
SDE1の対数増幅器11とによりビデオ電圧を増幅す
る1つの増幅器16が構成されている。この増幅器16
は,後述する自動識別装置17で算出された誤目標発生
数により帰還制御されており,誤目標発生数に対応する
傾を有する入出力特性曲線でビデオ電圧を増幅するよう
に構成されている。
【0024】係数変換器14では,対数増幅器11から
出力したビデオ出力電圧からIFフィルタ9から対数増
幅器11に入力したビデオ入力電圧が算出される。即
ち,受信されたレーダ信号の強さが求められる。ここ
で,受信されたレーダ信号の強さを判断する手段として
対数増幅器11を用いた理由としては,アナログ増幅器
では対数増幅器11の入出力特性曲線は,図2に曲線F
で示すように,直線的に表示される。対数増幅器11の
出力が判明すればその入力は容易に求められるためであ
る。そして,この入力は係数変換器14で求められる。
【0025】なお,この実施例では,受信されたレーダ
信号の強さを判断する手段として,対数増幅器11の出
力から入力を求める方法を使用したが,これに限定され
ることなく,直線増幅器10からのビデオ出力電圧から
求めても同様な作用効果がある。
【0026】係数選択器15は,ビデオ電圧を増幅する
増幅器18の入出力特性曲線を決定するもので,即ち,
入出力特性曲線の傾を決定するもので,例えば,図2に
曲線G,H,Iとして示されているように,誤目標の発
生数に対応する傾の異なる入出力特性曲線が,予め実験
的に求められて複数登録されており,実際の稼働状態に
おいて算出された誤目標発生数に対応する傾を有する入
出力特性曲線が選択される。
【0027】次いで,増幅器16の入出力特性曲線の選
択方法について説明する。例えば,図2に示すように,
係数選択器15には,傾の異なる入出力特性曲線G,
H,Iが,予め実験的に求められて複数登録されている
とする。発明者の実験によれば,図7に示す頻度分布か
らも明らかであるように,航空機等の実際の目標のレー
ダ信号レベルと降雨等による誤目標のレーダ信号レベル
とは,その発生する信号レベルが明らかに異なる。
【0028】即ち,目標と誤目標とが発生する信号レベ
ルは,図2に示すように,航空機50からの反射による
レーダ信号は,a部分に集中しており,どしゃ降り状態
から小降り状態の降雨等による誤目標は,b,c,dの
部分に集中している。車両からの反射によるレーダ信号
は,e部分に集中している。なお,この実施例の場合に
は,スレシオールドレベルSLは,0.3Vに設定され
ている。
【0029】そこで,雨がどしゃ降りの時は,この雨に
よる反射を抑圧するには,目標が検出されるa部分のみ
が増幅されるように,増幅器16の入出力特性曲線とし
ては,曲線Gの傾のものが選択される。雨が小降りとな
り,例えば,この雨による誤目標がc部分に発生する程
度となった場合には,増幅器16の入出力特性として
は,曲線Hが選択され,雨がさらに小降りとなって雨に
よる誤目標がd部分に発生する時は,増幅器16の入出
力特性曲線はIが選択される。曲線Iが選択された場合
には,車両からの反射によるレーダ信号は,e部分に集
中しているので,各曲線H,Iのいずれが選択されても
車両を検出することが出来る。このように,増幅器16
の入出力特性曲線は,誤目標である降雨の状態により選
択出来るように構成される。
【0030】このように,受信されたレーダ信号の強弱
により,増幅器16の入出力特性曲線が選択されるが,
これは,係数選択器15において以下のようにして決定
される。まず,図3に示すように,誤目標発生数がb部
分の発生数であるときには,常に増幅器16は曲線Gの
入出力特性曲線が使用され,誤目標発生数がc部分の発
生数であるときは,増幅器16は曲線Hの入出力特性曲
線が使用され,誤目標発生数がd部分の発生数であると
きは,増幅器16は曲線Iの入出力特性曲線が使用され
るように,係数選択器15において選択されるように構
成されている。
【0031】そして,係数選択器15からは,現在増幅
器16において使用されている入出力特性曲線はどの曲
線であるかとの情報が,ビデオ選択器12に入力され
る。従って,この情報に基づいて後述する自動識別装置
17の誤目標発生数の算出手段25で算出されて出力さ
れた誤目標発生数に関係なく,現在の実際の誤目標発生
数で入出力特性曲線が選択されるように,ビデオ選択器
12にはパラメータが設定される。
【0032】このパラメータを設定する方法としては,
例えば,図4に示すように,係数選択器15には,誤目
標発生数と増幅器16の入出力特性の曲線との関係を示
すテーブルが作成されている。通常状態,即ち,誤目標
発生数が小さい時は,直線増幅器10が使用されてい
る。そして,誤目標発生数の増加するにつれて入出力特
性曲線は,その傾が大きくなる曲線I→曲線H→曲線G
と順次変更するように設定されている。反対に誤目標発
生数が減少する場合には,今使用している入出力特性曲
線が曲線Gであるとすると,曲線G→曲線H→曲線Iへ
と順次変更するように設定されている。さらに,直線増
幅器10から入出力特性曲線が曲線Iへと変更される時
の誤目標発生数は,実験的に求められている。
【0033】17は自動識別装置で,ASDE目標検出
装置18,空港監視レーダ目標検出装置(以下,ASR
目標検出装置と記す)19,二次レーダ目標検出装置
(以下,SSR目標検出装置と記す)20,相関処理・
目標融合手段21,仮航跡の登録手段22と本航跡の登
録手段23とを有する追尾処理装置24,誤目標発生数
の算出手段25とにより構成されており,ASDE1,
空港監視レーダ(以下,ASRと記す)26,二次レー
ダ(以下,SSRと記す)27からのレーダ信号から誤
目標の発生数が算出される。
【0034】ASDE目標検出装置18は,ASDE1
で受信したレーダ信号から目標を検出して位置情報と大
きさ情報を出力している。ASR目標検出装置19は,
ASR26で受信したレーダ信号から目標を検出して位
置情報と識別情報を出力している。SSR目標検出装置
20は,SSR27で受信したレーダ信号から目標を検
出してその位置情報と識別情報を出力している。
【0035】ここで,飛行中の全航空機に対しては,A
SR目標検出装置19とSSR目標検出装置20とでそ
れぞれ検出された信号の相関がとられ,航空機データが
特定されている。次に,航空機が着陸するタッチダウン
点付近では,SSR27とASR26とにより特定され
ている航空機データを含む全目標は,ASDE1とSS
R27とASR26とで捉えられる。
【0036】そこで,相関処理・目標融合手段21にお
いて,このASR目標検出装置19とSSR目標検出装
置20とASDE目標検出装置18とから得られた3つ
のそれぞれデータの間で相関がとられ,ASR26とS
SR27とで特定されている航空機データとASDE1
で検出されている航空機データ(この中には降雨による
誤目標も含まれている)と相関がとられ,目標とする航
空機データを融合し,次いで,これらの全データはAS
DE1で追尾される。
【0037】次に,航空機がタッチダウンすると,SS
R27の信号は電波のマルチパス等によるガーブル状態
となり使い物にならなくなるので,パイロットはSSR
27をオフする。そして,ASR26は航空機の速度低
下によりMTI(移動目標表示)が動作しなくなるため
航空機を検出することが出来なくなるから,特定されて
いる航空機を含む全目標は,ASDE1に移管され,追
尾される。
【0038】仮航跡の登録手段22には,相関処理・目
標融合手段21で融合した航空機を含む全データが一次
的にメモリに登録される。本航跡の登録手段23には,
仮航跡の登録手段22に登録されている仮航跡データが
複数回,この実施例では5回以上追尾可能ならば,これ
を目標と認識してメモリに登録される。なお,複数回追
尾すれば,誤目標の航跡は追尾不能としてほぼ表示画面
28から消去されてしまい,追尾可能な目標のみがのこ
り,本航跡の登録手段23のメモリに登録される。
【0039】誤目標発生数の算出手段25では,仮航跡
の登録手段22に登録されている仮航跡データ(誤目標
と目標との合計)から本航跡の登録手段23に登録され
ており,目標と認識された本航跡データを減算して誤目
標発生数が算出される。
【0040】次に,作用動作について説明する。通常の
天候状態で管制されている場合,到達機については,A
SR26/SSR27とASDE1との覆域がオーバー
ラップする領域,即ち,タッチダウン点付近で,ASR
26,SSR27,ASDE1からの3つの航空機デー
タの相関がとられる。この3つの航空機データが融合し
た状態となると,航空機の識別情報は,ASE26/S
SR27からASDE1へと移管され,以後,特定され
た航空機はスポットまでその航跡が追尾される。
【0041】出発機については,航空機がスポットから
出る時に,スポット管理システム(図示せず)からの航
空機情報をASDE1に移管し,その航跡は離陸まで保
持される。
【0042】ここで,図1に示すように,ASDE1の
送信機3で作成された送信パルス信号は,サーキュレー
タ4を介して空中線装置2に給電され,放射される。目
標から反射されたレーダ信号は,空中線装置2からサー
キュレータ4を介して受信され,TRリミッタ5に入力
し,低雑音増幅器6で増幅される。
【0043】増幅されたレーダ信号は,ミキサ8におい
て局部発振器7の発振周波数と合成され,160MHz
の中間周波数に変換される。中間周波数に変換されたレ
ーダ信号は,IFフィルタ9を介して直線増幅器10と
対数増幅器11に入力する。この時,レーダ信号をどち
らの増幅器により増幅するかは,ビデオ選択器12で選
択される。通常の状態では,直線増幅器10が使用され
ている。
【0044】直線増幅器10により増幅されたレーダ信
号(ビデオ信号)は,表示装置13に表示されるととも
に,自動識別装置17のASDE目標検出装置18に入
力し,目標が検出される。この目標はすべてが航空機と
は限らず,降雨等による誤目標も含まれている。この検
出された目標データは,相関処理・目標融合手段21に
入力される。同様に,ASR26およびSSR27から
のレーダ信号は,それぞれASR目標検出器19および
SSR目標検出器20にそれぞれ入力し,目標が検出さ
れ,それぞれ相関処理・目標融合手段21に入力され
る。
【0045】次いで,これらの3つの目標データ出力
は,相関処理・目標融合手段21に入力されて相関がと
られ,目標データの融合が行われる。この時,融合され
た目標データは,航空機等の実際の目標として認識され
ている。この認識されている目標データと降雨等による
誤目標も含む全目標データは,追尾処理装置24の仮航
跡の登録手段22のメモリにすべて登録される。従っ
て,この仮航跡の登録手段22に登録されている全目標
データ(仮航跡データ)の中には,航空機の他に降雨等
による誤目標も含まれている。
【0046】次いで,仮航跡の登録手段22に登録され
ている仮航跡データに対して追尾を開始する。そして,
仮航跡データが,この実施例では5回以上追尾可能なら
ば,これを目標と認識し,これを本航跡データとして本
航跡の登録手段23のメモリに登録される。なお,追尾
を行う回数は適当に設定される。
【0047】ここで,目標データを複数回追尾すれば,
誤目標の航跡はほぼ消去され,追尾可能な目標,即ち,
航空機等の実際の目標のみがその航跡を追尾可能である
から,これを実際に存在する目標と認識することが出来
る。このようにして,本航跡として登録されている目標
は実際の航空機であり,従って,この本航跡には識別情
報がすでに付されている。
【0048】次いで,誤目標発生数の算出手段25に
は,仮航跡の登録手段22に登録されている仮航跡デー
タ(誤目標と目標との合計)と本航跡の登録手段23に
登録されている航空機として認識された本航跡データが
入力され,減算処理されて誤目標発生数が算出される。
この際,この誤目標発生数が一次的に増加した場合に
は,これは降雨等による誤目標であると判断することが
出来る。算出された誤目標発生数は,増幅器16の係数
選択器15に入力される。
【0049】現在は,通常の天候状態での管制であるか
ら,IFフィルタ9のビデオ電圧は直線増幅器10が使
用されて増幅されている。ここで,急に雨が激しく降り
だすと,降雨による反射が増加してASDE1により受
信されるレーダ信号が強くなる。従って,誤目標発生数
の算出手段25で算出された誤目標発生数が急に増加す
る。例えば,図4に示すように,誤目標発生数がXにな
ったとする。このXデータは係数選択器15に入力され
る。
【0050】Xデータはビデオ選択器12にも入力さ
れ,今まで使用されていた直線増幅器10の代わりに対
数増幅器11が選択される。従って,IFフィルタ9か
らのレーダ信号は,対数増幅器11に入力され,その出
力は,係数変換器14に入力する。すると,図2に示す
ように,係数変換器14では,この入力信号(対数増幅
器11の出力信号P)からIFフィルタ9からのレーダ
信号の入力信号(対数増幅器11の入力信号Q)が算出
される。この入力信号Qデータはエコーの強さを表して
いる。
【0051】係数選択器15に入力された誤目標発生数
を示す,例えば,Xデータは,この係数選択器15に実
験的に測定されて登録されている入出力特性曲線の中か
らXデータに対応する増幅器16の入出力特性曲線が選
択される。この際,Xデータが曲線Hに対応する誤目標
発生数であった場合,直線増幅器10から直接曲線Hへ
変更されるのではなく,直線増幅器10→曲線I→曲線
Hへと順次切り替わって選択される。従って,増幅器1
6は曲線Hの傾を有する入出力特性曲線で,IFフィル
タ9からのレーダ信号が増幅され,降雨等による誤目標
が増幅されることはない。従って,誤目標発生数の算出
手段25からの出力は小さくなる。
【0052】一方,係数変換器14で算出された入力信
号Qデータと係数選択器15から曲線Hが使用されてい
るとの信号が,ビデオ選択器12に入力されているの
で,ビデオ選択器12は,常に現在使用されている増幅
器16の入出力特性曲線を認識している。そこで,図4
に示すテーブルに従って入出力特性の曲線を選択してい
くように構成されている。
【0053】このようにして,増幅器16は算出された
誤目標発生数により帰還制御され,実際の目標のみが増
幅されるように構成されている。そして,どしゃ降りの
雨の状態で増幅器16は曲線Hが選択されている時,雨
が急に止むと,誤目標発生数が急速に減少するが,この
場合には上記と反対に増幅器16の入出力特性曲線は,
順次,曲線G→曲線H→曲線I→直線増幅器10へと切
り替わる。
【0054】なお,この実施例では探査地域として空港
面を設定するとともに,一次レーダ装置としてASDE
1について説明したが,この発明はこれに限定されるこ
となく,例えば,広大な工場等の探査地域内を移動する
乗り物を探査する一次レーダ装置のすべてに適用するこ
とが出来る。さらに,探査地域はいかなる場所であって
もよい。そして,探査地域が広い場合には,複数のセク
タに分割し,各セクタ毎に誤目標発生数を算出するよう
にして,この算出された誤目標発生数により増幅器16
の入出力特性曲線の傾を変えるように構成されている。
【0055】
【発明の効果】この発明は,探査地域から反射したレー
ダ信号を受信して,この探査地域を移動する乗り物を目
標として検出する一次レーダ装置における誤目標の抑圧
方法において,一次レーダ装置で受信したレーダ信号か
らそれぞれ目標を追尾して乗り物以外の目標を誤目標と
認識してその誤目標発生数を算出し,レーダ信号を増幅
する増幅器の入出力特性曲線について,誤目標を抑圧
し,目標を増幅することの出来る傾を有する入出力特性
曲線を算出した誤目標発生数にそれぞれ対応して予め実
験的に求めて複数登録し,実際の稼働状態において算出
された誤目標発生数を帰還して稼働状態において算出さ
れた誤目標発生数に対応する傾を有する入出力特性曲線
を,予め登録されている入出力特性曲線の中から選択し
て制御することによりレーダ信号に含まれる誤目標を抑
圧するするようにしたので,航空機等の目標から反射さ
れるレーダ信号は減衰されることなく,降雨等から反射
されるレーダ信号のみを誤目標として抑圧することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の実施例を示すもので,直線増幅器1
0,対数増幅器11および増幅器16の入出力特性曲線
図である。
【図3】この発明の実施例を示すもので,誤目標発生数
と増幅器16の入出力特性曲線との対応関係を示す説明
図である。
【図4】この発明の実施例を示すもので,係数選択器1
5が持つテーブルである。
【図5】ASDE1を用いた場合のレーダ信号の等高線
表示である。
【図6】図5における距離30におけるレーダ信号レベ
ルである。
【図7】ASDE1を用いた場合のレーダ信号の頻度分
布図である。
【符号の説明】
1 空港面探知レーダ装置 10 直線増幅器 11 対数増幅器 12 ビデオ選択器 14 係数変換器 15 係数選択器 16 増幅器 17 自動識別装置 18 ASED目標検出装置 19 ASE目標検出装置 20 SSR目標検出装置 21 相関処理・目標融合手段 22 仮航跡の登録手段 23 本航跡の登録手段 24 追尾処理装置 25 誤目標発生数の算出手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−318484(JP,A) 特開 平8−146130(JP,A) 特開 平4−318483(JP,A) 特開 平4−318482(JP,A) 特開 平4−157385(JP,A) 特開 平3−220483(JP,A) 実開 平4−96085(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 探査地域から反射したレーダ信号を受信
    して,この探査地域を移動する乗り物を目標として検出
    する一次レーダ装置における誤目標の抑圧方法におい
    て, 前記一次レーダ装置で受信したレーダ信号からそれぞれ
    目標を追尾して前記乗り物以外の目標を誤目標と認識し
    てその誤目標発生数を算出し, 前記レーダ信号を増幅する増幅器の入出力特性曲線につ
    いて,誤目標を抑圧し,目標を増幅することの出来る傾
    を有する入出力特性曲線を前記算出した誤目標発生数に
    それぞれ対応して予め実験的に求めて複数登録し, 実際の稼働状態において算出された誤目標発生数を帰還
    して実際の稼働状態において算出された前記誤目標発生
    数に対応する傾を有する前記入出力特性曲線を,予め登
    録されている前記入出力特性曲線の中から選択して制御
    することにより前記レーダ信号に含まれる誤目標を抑圧
    することを特徴とする誤目標の抑圧方法。
  2. 【請求項2】 前記一次レーダ装置として空港面を航行
    する航空機および車両等の乗り物を管制する空港面探知
    レーダ装置を用いて前記レーダ信号を受信することを特
    徴とする請求項1に記載の誤目標の抑圧方法。
  3. 【請求項3】 前記空港面探知レーダ装置と空港監視レ
    ーダと二次レーダとでそれぞれ受信した3つのレーダ信
    号の相関をとり目標融合を行うとともに,この結果を仮
    航跡データとして登録し, この仮航跡データを所定回数追尾し,この追尾した結果
    を本航跡データとして登録し, この本航跡データと前記仮航跡データとから前記誤目標
    発生数を算出することを特徴とする請求項2に記載の誤
    目標の抑圧方法。
  4. 【請求項4】 前記空港面探知レーダ装置は前記レーダ
    信号を増幅する対数増幅器を備え, この対数増幅器の出力からこの対数増幅器の入力を算出
    し, 前記誤目標発生数に対応する前記増幅器の複数の入出力
    特性曲線を実験的に求めて係数選択器に予め登録し, 稼働状態において算出された誤目標発生数に対応する傾
    を有する前記増幅器の入出力特性曲線を,予め登録され
    ている前記入出力特性曲線の中から選択することを特徴
    とする請求項2〜請求項3にそれぞれ記載の誤目標の抑
    圧方法。
  5. 【請求項5】 探査地域から反射したレーダ信号を受信
    し,このレーダ信号を増幅する対数増幅器を有する一次
    レーダ装置と, 前記対数増幅器と,この対数増幅器の出力からこの対数
    増幅器の入力を算出する係数変換器と,予め実験的に求
    めた誤目標発生数にそれぞれ対応する複数の入出力特性
    曲線を記憶し,実際の稼働状態において算出された誤目
    標発生数に対応する傾を有する入出力特性曲線を,前記
    登録されている入出力特性曲線の中から選択する係数選
    択器とからなる増幅器と, 前記一次レーダ装置で受信したレーダ信号から誤目標発
    生数を算出する手段を有する自動識別装置とを備えたこ
    とを特徴とする誤目標の抑圧装置。
  6. 【請求項6】 前記一次レーダ装置は,空港面を探知す
    る空港面探知レーダ装置を用いたことを特徴とする請求
    項5に記載の誤目標の抑圧装置。
  7. 【請求項7】 前記自動識別装置は,前記空港面探知レ
    ーダ装置の目標検出装置と,空港監視レーダ装置の目標
    検出装置と,二次レーダ装置の目標検出装置と,前記3
    つの目標検出装置でそれぞれ検出した各レーダ信号の相
    関をとり目標融合を行う相関処理・目標融合手段と,こ
    の相関処理・目標融合手段で求めたデータを仮航跡デー
    タとして登録する仮航跡の登録手段とこの仮航跡データ
    を所定回数追尾しこの追尾した結果を本航跡データとし
    て登録する本航跡の登録手段とを有する追尾処理装置
    と,前記本航跡データと前記仮航跡データとから前記誤
    目標発生数を算出する手段とを備えたことを特徴とする
    請求項5〜請求項6にそれぞれ記載の誤目標の抑圧装
    置。
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