JP2883133B2 - 耐候性織布・不織布およびその製造方法 - Google Patents

耐候性織布・不織布およびその製造方法

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JP2883133B2 JP1313435A JP31343589A JP2883133B2 JP 2883133 B2 JP2883133 B2 JP 2883133B2 JP 1313435 A JP1313435 A JP 1313435A JP 31343589 A JP31343589 A JP 31343589A JP 2883133 B2 JP2883133 B2 JP 2883133B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は第1の熱可塑性樹脂層と、該第1の熱可塑性
樹脂より融点が低く、かつ耐光剤の有効量を含有した第
2または第3の熱可塑性樹脂層とからなる一軸配向され
た多層テープを経緯織成または積層し、熱固定した耐候
性織布および不織布ならびにそれらの製造方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来から熱可塑性樹脂の延伸テープ(フラットヤー
ン)等を経緯織成または積層して得られる織布および不
織布はよく知られている。
しかしこれら従来の織布および不織布は、目ずれを防
止するためにホットメルト型接着剤、糊繊維天然樹脂変
性物等の接着剤を使用しているのが通例であり、煩雑な
工程が必要であるばかりでなく、機械的強度等にも満足
するものではない。
また同種の不織布あるいはその製造方法も種々知られ
ている。
例えば不織布として、その最も代表的な製造方法とし
てはスパンボンド法がある。
このスパンボンド法とは、溶融紡糸した未延伸フィラ
メント束を、アスピレータージェットへ導入、加圧空気
により吸引噴射し、延伸と同時に静電気を付与し、その
反発力により単繊維状に開繊すると同時に、フィラメン
トと反対の電荷を有するコンベア上に集積する方法であ
り、これまでに幾多の方法が提案されている。
(例えば特公昭37−4993号公報、特公昭43−26599号
公報、特公昭44−14913号公報、特公昭44−21817号公
報、特公昭45−1941号公報、特公昭45−1942号公報、特
公昭45−10779号公報、特公昭45−33876号公報、特公昭
46−3317号公報等。) また他の方法として、溶融樹脂を管状膜成形し、延
伸、割繊した網状組織の割繊維(スプリットファイバ
ー)を一定の幅に展開固定し、これを経緯積層して接着
する方法(特公昭47−2786号公報、特公昭47−4738号公
報、特公昭52−4672号公報)等もあり、服地の芯材、フ
ィルター、ガーゼ、シーツ、マスク、バッテリーセパレ
ーター等の鉱工業用資材や農林業用資材、建築・土木用
資材等に使用されている。
これらプラスチックからなる織布、不織布は、屋外で
使用された場合、日光の光線、雨、空気中の酸素、オゾ
ン、かび等に曝されて劣化することがよく知られてい
る。
特に紫外線、熱、酸素(オゾンを含む)等に対する対
策として耐光剤(紫外線吸収材、光安定剤)、酸化防止
剤等の耐光剤を樹脂に配合する方法や塗布する方法等が
一般的に行われている。
例えば、その1つの方法として耐候剤を直接樹脂に練
り込む方法、あるいは特公昭36−2344号公報においては
有機重合体フィルムを紫外線吸収剤溶液に浸漬し、溶剤
を蒸発した後加熱して該フィルムの表面層で結合する方
法、 特公昭46−24160号公報には紫外線吸収剤を液状の多
価アルコールに溶解して塗布する方法、 特開昭63−43972号公報には耐候性塗料を塗布する方
法、 特開昭62−201237号公報および特開昭62−234924号公
報には外側面に透明性フィルムを配し中間層に紫外線吸
収剤を配合した接着剤層を設けてなる積層物、 特開昭62−238741号公報には紫外線吸収剤を含有する
塩化ビニル系樹脂フィルムの片面または両面にアクリル
系樹脂皮膜を設けたフィルム、 実公昭62−37729号公報には二軸延伸されたポリエチ
レンテレフタレートフィルムの片面に紫外線吸収を配合
したアクリル系樹脂の皮膜を設けたフィルム、 特公昭62−59668号公報においては二軸延伸フィルム
よりなる基層に耐候剤を含有する一軸延伸フィルムより
なる表面積を積層した多層樹脂フィルム、 等が提案されている。
しかしながら耐候剤等を樹脂に直接練り込む方法は、
多量に、かつ均一に配合しなければならず、経済的に高
いものとなるばかりでなく、フィルムの場合において
は、これらを一軸延伸に供すると、延伸むらや延伸切れ
が生ずる等の問題を有している。
また延伸される基材層に大量に添加剤や充填剤を含有
させることは基材層の性能を損なうばかりでなく、延伸
工程において延伸切れや延伸時の縦割れが生じる。
また上記に引用した先行技術類にみられるように、予
め延伸した延伸フィルムに紫外線吸収剤溶液や紫外線吸
収剤を含有したアクリル樹脂を基材の表面に塗布する方
法、あるいは延伸フィルムと紫外線吸収剤を含有する延
伸フィルムを積層する方法等は煩雑な工程を有してい
る。
またこれらの方法を延伸テープに適用して考えた場合
に、前述の予め紫外線吸収剤溶液や紫外線吸収剤を含有
したアクリル樹脂を塗布したフィルムを延伸する場合
は、塗布膜が剥がれる等の問題が起こる。
一方、細幅の延伸テープに、紫外線吸収剤溶液や紫外
線吸収剤を含有したアクリル樹脂を塗布する方法におい
ては、紫外線吸収剤溶液や紫外線吸収剤を含有したアク
リル樹脂のロスが多くなるばかりでなく、やはり延伸基
材と塗布膜との接着性が低いばかりでなく、耐光性の効
果も疑わしい。
さらに溶剤による環境汚染、安全性、溶剤の管理等の
種々の問題も有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記の課題を解決するために鋭意検討した
結果、耐光剤を薄い表面層のみに配合することによって
その効果を有すること、および延伸を伴う織布および不
織布の製造にあたっても充分に適応することを見い出し
て本発明を完成するに至ったものである。
その第1目的は、第1の熱可塑性樹脂層と、該第1の
熱可塑性樹脂より融点が低く、かつ耐光剤の有効量を含
有した第2または第3の熱可塑性樹脂層からなる一軸配
向された多層テープを経緯織布または積層した耐候性織
布および不織布であって、少なくとも2層構造体の表面
層のみに耐光剤を含有せしめた安価で、効果的な耐候性
織布および不織布を提供するものであり、 第2目的は、上記の織布および不織布を安価に製造す
る製造方法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1発明は、 第1の熱可塑性樹脂層と、該第1の熱可塑性樹脂層の
すくなくとも片面に第1の熱可塑性樹脂より融点が低
く、かつ耐光剤の有効量を含有した第2または第3の熱
可塑性樹脂層を形成してなる、一軸配向された多層テー
プを、その配向軸が交差するように直角または斜方向に
織成または積層し、熱固定してなることを特徴とする耐
候性織布および不織布であり、 本発明の第2発明は、 第1の熱可塑性樹脂と、該第1の熱可塑性樹脂のすく
なくとも片面に第1の熱可塑性樹脂より融点が低く、か
つ耐光剤の有効量を含有した第2および/または第3の
熱可塑性樹脂を押出成形してなる多層フィルムをテープ
状に裁断する前および/または後に、一軸配向し、該一
軸配向テープの配向軸が交差するように直角または斜方
向に織成または積層し、該第1の熱可塑性樹脂の融点以
下、かつ第2または第3の熱可塑性樹脂の融点以上で熱
固定することを特徴とする耐候性織布および不織布の製
造方法である。
本発明の第1の熱可塑性樹脂と、第2および第3の熱
可塑性樹脂とは、融点が異なればよく、特に限定される
ものではないが、第1の熱可塑性樹脂としては、一般的
には結晶性の熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。
具体的には密度0.91〜0.97g/cm3の低、中、高密度ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポリ−
4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1等のα−オレフ
ィン単独重合体、α−オレフィン相互共重合体等のポリ
オレィン、ポリアミド、ポリエステル、ポーカーボネー
ト、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ヒニリデン、ポリ
塩化ニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等が
挙げられる。
第2または第3の熱可塑性樹脂は、上記第1の熱可塑
性樹脂と融点が少なくとも5℃以上、好ましくは10℃以
上、更に好ましくは50℃以上の温度差を有することが製
造上好ましい。
例えば第2または第3の熱可塑性樹脂を接着層として
使用する場合には、低密度ポリエチレン、密度0.86〜0.
94g/cm3未満のエチレン−α−オレフィン共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アク
リル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステ
ル共重合体、エチレン−マレイン酸またはそのエステル
共重合体、それらの混合物やそれらの不飽和カルボン酸
変性物等を使用することが好ましい。
その具体的な組合せとしては、第1の熱可塑性樹脂と
して、中、高密度ポリエチレン、ポリブテン−1、ポリ
−4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1等のα−オレ
フィン単独重合体、α−オレフィンの相互共重合体等の
ポリオレフィンを使用したときには、第2または第3の
熱可塑性樹脂としては、低密度ポリエチレン、密度0.86
〜0.94g/cm3未満のエチレン−α−オレフィン共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メ
タ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル
酸エステル共重合体、不飽和カルボン酸で変性したポリ
オレフィン等が挙げられる。またポリアミド、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等に対しては主とし
て不飽和カルボン酸で変性したポリオレフィンまたはエ
チレン−酢酸ビニル共重合体等が使用される。
第2または第3の熱可塑性樹脂は、同種または異種の
いずれの樹脂でもよい。
第1図は、本発明の一実施例である第1の熱可塑性樹
脂層(A,A′)と第2の熱可塑性樹脂層(B,B′)および
第3の熱可塑性樹脂層(C,C′)からなる多層延伸テー
プを経緯積層した不織布を示す斜視図であり、第2図
は、該樹脂を経緯織成した織布を示す斜視図である。
また上記においては、第1の熱可塑性樹脂と第2の熱
可塑性樹脂および第3の熱可塑性樹脂の3層構造からな
る織布および不織布を示したが、第1の熱可塑性樹脂層
の片面に第2の熱可塑性樹脂層を形成した2層構造とし
た多層延伸テープを使用してもよい。
本発明の第1発明の耐候性織布・不織布は、第1の熱
可塑性樹脂と、第1の熱可塑性樹脂より低融点で、予め
すくなくとも耐光剤を配合した第2または第3の熱可塑
性樹脂とを多層インフレーション法、多層Tダイ法等の
押出成形により製造されるすくなくとも2層以上の多層
フィルムを裁断前および/または後に、長手方向に伸長
倍率1.1〜15倍に、一軸配向される。一軸配向する際の
伸長倍率が1.1倍未満では織布および不織布の機械的強
度が十分でなく、伸長倍率が15倍を超える場合は、通例
の方法ではさらに伸長させることが難しく、高価な装置
を必要とする等の問題を有する。
上記のように一軸配向された多層テープを、その配向
軸に対して直角または斜方向に経緯織布し、または積層
して、熱固定することにより本発明の耐候性織布および
不織布が得られる。
本発明の耐候性織布および不織布は、表面層の低融点
の第1または第2の熱可塑性樹脂層にすくなくとも耐光
剤等の添加剤が配合され、基材層の好ましくは結晶性の
第1の熱可塑性樹脂層にも何も添加されていないので、
延伸時における延伸切れ、延伸効果の減少がなく、充分
なる耐候性を保持するため、非常に経済的に安価なもの
である。
上記多層フィルムの第1の熱可塑性樹脂と第2または
第3の低融点の熱可塑性樹脂層との厚み比率は、特に限
定されないが、低融点の第2または第3の熱可塑性樹脂
層が接着層として使われる場合には第1の熱可塑性樹脂
層の50%以下、さらに好ましくは40%以下とすることが
好ましい。
また、上記第2または第3の低融点の熱可塑性樹脂層
の厚みは5μm以上であれば耐光性の効果を有するもの
の、経済性や耐光性および熱融着時の接着強度等の諸物
性を満足させるためには、好ましくは10〜100μmの範
囲であれば本発明の目的を達成することができる。
本発明の耐光剤としては、ベンゾトリアゾール系、ベ
ンゾフェノン誘導体、置換アクリルニトリル系、サリチ
ル酸系、ニッケル錯塩、ヒンダードアミン系等の紫外線
吸収剤および光安定剤が好ましいものとして用いられ
る。
上記ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤には、2
(2′−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2(2′−ヒドロキシ−5,5′−t−ブチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、アルキル化ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール等が挙げられる。
ベンゾフェノン誘導体紫外線吸収剤には、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベ
ンゾフェノン、4−ドデシロキシ−2−ヒドロキシベン
ゾフェノン等が挙げられる。
アクリルニトリル系紫外線吸収剤には、2−エチル−
ヘキシル−2−シアノ−3,3′−ジフェニルアクリレー
ト、エチル−2−ソアノ−3,3′−ジフェニルアクリレ
ート等が挙げられる。
サリチル酸系紫外線吸収剤には、フェニルサリチレー
ト、p−t−ブチルフェニルサリチレート、p−オクチ
ルフェニルサリチレート等が挙げられる。
ニッケル錯塩系紫外線吸収剤には、ニッケル−ビス−
オクチルフェニルサルファイド、[2,2′−チオ−ビス
−(4−t−オクチルフェノラート)]−n−ブチルア
ミノニッケル等が挙げられる。
ヒンダードアミン系光安定剤には、[ビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピベリジン)セバケート]等が挙
げられる。
これら耐光剤の中でもヒンダードアミン系光安定剤が
最も好ましい。
耐光剤の配合量は、織布および不織布の用途、環境、
目的等によって異なり、その有効量を含有せしめればよ
いが、一般的には第2または第3の熱可塑性樹脂に対し
て、300PPM以上、好ましくは300〜10,000PPMの範囲で含
有せしめることが望ましい。
上記配合量が300PPM未満では、耐光性のライフが短い
か、効果が発現しない虞れを生じる。また10,000PPMを
超えた場合には、耐光性のライフは永くなるものの、コ
ストアップとなるので望ましくない。
また本発明においては、他の添加剤、例えば遮光剤、
紫外線遮蔽剤、顔料、染料等を併用してもよい。前記耐
光剤または耐光剤とフェノール系、リン系、イオウ系等
の抗酸化剤とを併用することにより、遮光剤、顔料等に
よる表面層の光劣化を促進する作用を防止する働きが著
しいことや耐候性の相乗効果が生じることから併用する
ことが望ましい。
上記フェノール系抗酸化剤としては、ヒンダードフェ
ノール系化合物、具体的には、2.2′−メチレンビス
(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4.4′−
ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、4.4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチル
フェノール)、テトラキス[メチレン 3−(4′−ヒ
ドロキシ−3′.5′−ジ−t−ブチルフェニル)プロピ
オネート]メタン、n−オクタデシル 3−(4′−ヒ
ドロキシ−3′.5′−ジ−t−ブチルフェニル)プロピ
オネート、2.4−ビスオクチルチオ−6−(4′−ヒド
ロキシ−3′.5′−ジ−t−ブチルアニリノ)−1.3.5
−トリアジン、1.3.5−トリス(4′−ヒドロキシ−
3′.5′−ジ−t−ブチルベンジル)−1.3.5−トリア
ジン−2.4.6(1H,3H,5H)−トリオン、1.3.5−トリス
(3′−ヒドロキシ−2′.6′−ジメチル−4′−t−
ブチルベンジル)−1.3.5−トリアジン−2.4.6(1H,3H,
5H)−トリオン、1.3.5−トリメチル−2.4.6−トリス
(4′−ヒドロキシ−3′.5′−ジ−t−ブチルベンジ
ル)ベンゼン等が挙げられる。
リン系抗酸化剤としては、亜リン酸エステル、フォス
フォナイトおよびフォスフォフェナンスレン等の化合物
が挙げられ、具体的には、ジオクタデシル、ペンタエリ
スリチル、ジフォスファイト、トリオクタデシル フォ
スファイト、トリス(ノリルフェニル) フォスファイ
ト、トリス(2.4−ジ−t−ブチルフェニル) フォス
ファイト、9.10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスフ
ァフェナンスレン−10−オキサイド、テトラキス(2.4
−ジ−t−ブチルフェニル)4.4′−ビフェニレン ジ
フォスフォナイト、等が挙げられる。
本発明のイオウ系抗酸化剤としては、チォールやスル
フィッド等の化合物が挙げられ、具体的には、3.3′−
チオジプロピオン酸、ジドデシル3.3′−チオプロピオ
ネート、ジオクタデシル3.3′−チオプロピオネート、
ペンタエリスチリル テトラキス(3−ドデシルチオプ
ロピオネート)、ペンタエリスリチル テトラキス(3
−オクタデシルチオプロピオネート)等が挙げられる。
これらの抗酸化剤の配合割合は、第2または第3の熱
可塑性樹脂に対して300〜5,000PPM位の範囲で配合され
る。
配合量が300PPM未満では、配合効果に乏しく、樹脂の
劣化が起こり、かつ耐光剤としての相乗効果が望めな
い。また5,000PPMを超える量を配合してもそれ以上の効
果の向上が発揮されず、経済的にも。マイナスとなるば
かりでなく、機械的特性を阻害する虞れを生じるので好
ましくない。
遮光剤の代表的なものとして、アルミニウム粉等が挙
げられる。アルミニウム粉の添加フィルムは、光を反射
させて作物等の保護、育成には効果的であるものの、樹
脂の光劣化を促進する作用を有していることが一般的に
知られている。本発明ではこのような遮光剤との併用に
おいて、さらに顕著な効果を発揮するものである。
抗酸化剤または紫外線遮蔽剤は、各々1種または2種
以上を組合わせて使用することができる。特にフェノー
ル系抗酸化剤とリン系抗酸化剤とを組合わせると飛躍的
に効果が向上するので好ましい。
本発明において、基材層を高結晶性熱可塑性樹脂で構
成し、表面層を低結晶性熱可塑性樹脂の多層構造とする
場合は、基材層の高結晶性熱可塑性樹脂の延伸効果を減
少させないで熱融着が行えるので、機械的強度の強い織
布および不織布ができるばかりでなく、従来の塗料を使
用するものに比べ溶剤の回収等がなく、簡単なプロセス
で、連続的に製造される等の利点を有する。
本発明の第2の発明の耐候性織布・および不織布の製
造方法は、第1の熱可塑性樹脂層と、該第1の熱可塑性
樹脂層の片面に第1の熱可塑性樹脂より融点が低く、か
つ耐光剤の有効量を含有した第2および/または第3の
熱可塑性樹脂を押出成形してなる多層フィルムをテープ
状に裁断する前および/または後に一軸配向し、該一軸
配向テープの配向軸が交差するように直角または斜方向
に織成または積層し、該第1の熱可塑性樹脂の融点以
下、かつ第2または第3の熱可塑性樹脂の融点以上で熱
固定することを特徴とする耐候性織布・不織布の製造方
法である。
具体的には第1の熱可塑性樹脂と、第1の熱可塑性樹
脂より低融点で、かつ予めすくなくとも耐光剤を配合し
た第2または第3の熱可塑性樹脂とを多層インフレーシ
ョン法、多層Tダイ法等の押出成形法により、成形され
たすくなくとも2層構造からなるフィルムの製造方法で
ある。
本発明においては、押出成形されたフィルムを配向す
る前に、幅3〜50mm,好ましくは5〜30mmのテープ状に
裁断して、長手方向に圧延および/または延伸によって
一軸配向するか、一軸配向した後にテープ状に裁断して
もよい。
上記配合倍率(伸長倍率)は、1.1〜15倍であるが、
好ましくは多段で配向することが延伸むらを防止するた
めに望ましい。
例えば第1段で1.1〜8倍、好ましくは5〜7倍に1
次配向させ、さらに第2段以降で伸長倍率5〜15倍、好
ましくは6〜10倍に2次、3次配向する。
この場合の配向方法としては圧延法または延伸法のい
ずれでもよいが、延伸法においては、特に擬一軸延伸法
が好ましい。
上記の圧延法とは、熱可塑性樹脂フィルムをその厚さ
より小さい間隙を有する2本の加熱ロール間を通過さ
せ、該樹脂フィルムの融点(軟化点)より低い温度にお
いて圧縮して、その厚さの減少分だけ長さを伸長する方
法をいうものである。
また擬一軸延伸法とは、熱可塑性樹脂フィルムをロー
ル間隙を可及的に小さくした低速ロールと高速ロール
(近接ロール)の間を通過させ、幅方向に収縮を可及的
に抑えて延伸する方法であり、本発明において擬一軸延
伸とは、未延伸フィルムW′、一軸延伸フィルムW、延
伸倍率Vとするとき、下記の式 のXは延伸の一軸性の指数となり。Xの値が≧0.3であ
る場合を擬一軸延伸という。
このようにして得た上記一軸配向テープは、配向軸が
交差するように直角または斜方向に織成または積層し、
第1の熱可塑性樹脂の融点以下、かつ第2または第3の
熱可塑性樹脂の融点以上で熱固定され、本発明の耐候性
織布・不織布が得らる。
上記の熱固定する方法としては、加熱シリンダードラ
ムに巻きながら織布または積層したシートを連続的に加
熱固定する方法が好ましい。
本発明においては、以下の実施態様を包含するもので
ある。
(1)耐光剤の配合量が300PPM以上である請求項(1)
または(2)に記載の耐候性織布および不織布。
(2)多層テープの第2および/または第3の熱可塑性
樹脂層に遮光剤を併含させたことを特徴とする請求項
(1)または(2)に記載の耐候性織布および不織布。
(3)一軸配向が伸長倍率1.1〜15倍であることを特徴
とする請求項(1)または(2)に記載の耐候性織布お
よび不織布。
(4)多層テープの第1の熱可塑性樹脂と第2および/
または第3の熱可塑性樹脂との融点が少なくとも5℃以
上の温度差を有することを特徴とする請求項(1)また
は(2)に記載の耐候性織布および不織布。
(5)多層テープの第2および/または第3の熱可塑性
樹脂層の厚みが、第1の熱可塑性樹脂層の50%以下、か
つ5μm以上であることを特徴とする請求項(1)また
は(2)に記載の耐候性織布および不織布。
(6)第1の熱可塑性樹脂が、線状低密度ポリエチレ
ン、中・高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン−1、ポリ−4−メチル−ペンテン−1から選択さ
れた少なくとも1種であり、第2または第3の熱可塑性
樹脂が、高圧法ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、低密度エチレン−α−オレフィン共重合体、プ
ロピレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−不飽和
カルボン酸共重合体またはその誘導体から選択されたす
くなくとも1種であることを特徴とする請求項(1)ま
たは(2)記載の耐候性織布および不織布。
(7)一軸配向テープが、圧延および/または延伸によ
って伸長倍率1.1〜15倍の範囲で一軸配向させたことを
特徴とする請求項(3)に記載の耐候性織布および不織
布の製造方法。
(8)一軸配向が、少なくとも下記式の擬一軸延伸によ
るX=≧0.3を満足することを特徴とする請求項(3)
に記載の耐候性織布および不織布の製造方法。
(但し、未延伸フィルムW′、一軸延伸フィルムW、延
伸倍率V、Xは延伸の一軸性の指数である) 〔実 施 例〕 以下本発明を実施例によりさらに詳述する。
実施例1 〔使用樹脂〕 第1の熱可塑性樹脂:高密度ポリエチレン [MFR=1.0g/10min.d=0.956g/cm3、融点129℃、商品
名:日石スタフレンE710、日石樹脂化学社製] 第2または第3の熱可塑性樹脂:低密度ポリエチレン [MFR=3.0g/10min.d=0.924g/cm3,融点109℃、商品
名:日石レクスロンF30。日石化学社製] 〔製造例〕 多層水冷インフレーション法により、上記高密度ポリ
エチレンを内部層とし、その両面に、耐光剤としてヒン
ダードアミン系光安定剤(商品名:キマソーブ944LD
チバガイギー社製)1,000PPM、ステアリン酸カルシウム
0.2重量%、抗酸化剤の混合物(商品名:イルガノック
ス1010=2部、商品名:イルガホース168=1部 チバ
ガイギー社製)0.09重量%を配合した上記低密度ポリエ
チレンを配し、厚み比がLD15μm/HD100μm/LD15μm,幅1
mの3層構造からなる多層フィルムを製造した。
多層フィルムを走行させながら、90〜95℃の温浴を通
し、熱板法により延伸倍率6倍に一次延伸し、さらに10
0℃の熱風で擬−軸延伸法により8倍まで二次延伸し、
次いでこれを幅5mmのテープ状に裁断し、一軸延伸テー
プを得た。(厚み比LD5μm/HD35μm/LD5μm) 次いで、さらにこれを経緯積層し、接着温度120℃で
熱融着し、不織布をつくり、耐候性のテストを行い、そ
の時の接着強度、引張強度、伸度を測定した結果を第1
表に示した。
実施例2 実施例1における耐光剤を3,000PPMとした以外は実施
例1と同様にして耐候性不織布を製造し、評価した結果
を第1表に示した。
実施例3 実施例1における耐光剤を5,000PPMとした以外は実施
例1と同様にして耐候性不織布を製造し、評価した結果
を第1表に示した。
実施例4 実施例2の低密度ポリエチレンに、低密度ポリエチレ
ン40重量%、アルミニウム粉(平均粒子径4〜5μm)
37.5重量%、分散剤22.5重量%の組成からなるマスター
バッチを5重量%ブレンドし、実施例2と同様にして不
織布を製造し、評価した結果を第1表に示した。
実施例5 実施例3の低密度ポリエチレンに、さらに低密度ポリ
エチレン40重量%、アルミニウム粉(平均粒子径4〜5
μm)37.5重量%、分散剤22.5重量%の組成からなるマ
スターバッチを5重量%ブレンドし、実施例3と同様に
して不織布を製造し、評価した結果を第1表に示した。
実施例6 実施例3の多層テープ(耐光剤5,000PPM含有)を使用
して、スルーザー織機で織成した織布を耐候性試験に供
し、暴露時間900時間後に評価した結果、以下の通りで
あった。
接着強度 8.3Kg 引張強度 22Kg/5cm 伸 度 16% 比較例1 実施例1の低密度ポリエチレンに耐光剤を添加するこ
となく、ステアリン酸カルシウム0.2重量%、抗酸化剤
0.09重量%を配合し、実施例1と同様に不織布を製造
し、評価した結果を第1表に示した。
比較例2 実施例1における耐光剤を200PPMとした以外は実施例
1と同様にして耐候性不織布を製造し、評価した結果を
第1表に示した。
比較例3 比較例1の低密度ポリエチレンに、低密度ポリエチレ
ン40重量%、アルミニウム粉(平均粒子径4〜5μm)
37.5重量%、分散剤22.5重量%の組成からなるマスター
バッチを5重量%ブレンドし、比較例1同様に評価した
結果を第1表に示した。
なお試験法は以下の通りである。
1)耐候性試験(ウェザー0−メータ)条件 JIS B 7753−1977(但し、噴霧時間は60分中に12
分である)。
2)接着強度(Kg) テンシロンを用い、試験片(縦200mm×横150mm)の上
部から中央部にテンシロンのロードセルに連結したU字
型器具を引っかけて、該試験片の底部はテンシロンに固
定する。そして引張速度500mm/min.チャート速度50mm/m
in.で引張り試験片の網目がほづれたときの荷重指示値
の平均値で表わした。
3)引張強度(Kg/5cm)および伸度(%) 低速緊張型引張試験機(ショッパー型)を使用し、試
験機の掴み具の上部および下部の間隔を100mmに設定し
て試験片(長さ200mm×幅50mm)の両端を固定し、引張
速度200mm/min.で引張り、試験片が切断したときの荷重
および伸びを測定した。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の耐候性織布および不織布は、押
出成形してなるすくなくとも2層フィルムからなる一軸
配向テープの表面層にのみ耐光剤を含有するコンテナー
等の物流資材として屋外で使用するのに適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の不織布の一実施例の斜視図を示し、第
2図は本発明の織布の一実施例を示したものである。 A,A′:第1の熱可塑性樹脂、 B,B′:第2の熱可塑性樹脂、 C,C′:第3の熱可塑性樹脂。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の熱可塑性樹脂層と、該第1の熱可塑
    性樹脂層のすくなくとも片面に第1の熱可塑性樹脂より
    融点が低く、かつ耐光剤の有効量を含有した第2または
    第3の熱可塑性樹脂層を形成してなる、一軸配向された
    多層テープを、その配向軸が交差するように直角または
    斜方向に織成し、熱固定してなることを特徴とする耐候
    性織布。
  2. 【請求項2】前記多層テープが、第1の熱可塑性樹脂層
    の両面に第2の熱可塑性樹脂層と第3の熱可塑性樹脂層
    を形成した3層構造からなり、該第2および/または第
    3の熱可塑性樹脂層に耐光剤を含有せしめたことを特徴
    とする請求項(1)記載の耐候性織布。
  3. 【請求項3】第1の熱可塑性樹脂と、該第1の熱可塑性
    樹脂のすくなくとも片面に第1の熱可塑性樹脂より融点
    が低く、かつ耐光剤の有効量を含有した第2および/ま
    たは第3の熱可塑性樹脂を押出成形してなる多層フィル
    ムをテープ状に裁断する前および/または後に、一軸配
    向し、該一軸配向テープの配向軸が交差するように直角
    または斜方向に織成し、該第1の熱可塑性樹脂の融点以
    下、かつ第2または第3の熱可塑性樹脂の融点以上で熱
    固定することを特徴とする耐候性織布の製造方法。
  4. 【請求項4】第1の熱可塑性樹脂層と、該第1の熱可塑
    性樹脂層のすくなくとも片面に第1の熱可塑性樹脂より
    融点が低く、かつ耐光剤の有効量を含有した第2または
    第3の熱可塑性樹脂層を形成してなる、一軸配向された
    多層テープを、その配向軸が交差するように直角または
    斜方向に積層し、熱固定してなることを特徴とする耐候
    性不織布。
  5. 【請求項5】前記多層テープが、第1の熱可塑性樹脂層
    の両面に第2の熱可塑性樹脂層と第3の熱可塑性樹脂層
    を形成した3層構造からなり、該第2および/または第
    3の熱可塑性樹脂層に耐光剤を含有せしめたことを特徴
    とする請求項(1)記載の耐候性不織布。
  6. 【請求項6】第1の熱可塑性樹脂と、該第1の熱可塑性
    樹脂のすくなくとも片面に第1の熱可塑性樹脂より融点
    が低く、かつ耐光剤の有効量を含有した第2および/ま
    たは第3の熱可塑性樹脂を押出成形してなる多層フィル
    ムをテープ状に裁断する前および/または後に、一軸配
    向し、該一軸配向テープの配向軸が交差するように直角
    または斜方向に積層し、該第1の熱可塑性樹脂の融点以
    下、かつ第2または第3の熱可塑性樹脂の融点以上で熱
    固定することを特徴とする耐候性不織布の製造方法。
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