JP2882643B2 - 袋封止用テープ - Google Patents
袋封止用テープInfo
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- JP2882643B2 JP2882643B2 JP1201776A JP20177689A JP2882643B2 JP 2882643 B2 JP2882643 B2 JP 2882643B2 JP 1201776 A JP1201776 A JP 1201776A JP 20177689 A JP20177689 A JP 20177689A JP 2882643 B2 JP2882643 B2 JP 2882643B2
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- ethylene
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、袋封止用テープに関し、更に詳しくは、特
に紙で作られた重ね袋に好ましく用いられるような袋封
止用テープに関する。
に紙で作られた重ね袋に好ましく用いられるような袋封
止用テープに関する。
穀類などの包装に用いられる紙製の重ね袋用の従来の
封止用テープは、例えば、高密度ポリエチレンで形成さ
れたテープにホットメルトが塗布されて形成されてい
る。このような封止用テープは紙と紙との間に介装され
て、一定温度以上に加熱されて使用される。
封止用テープは、例えば、高密度ポリエチレンで形成さ
れたテープにホットメルトが塗布されて形成されてい
る。このような封止用テープは紙と紙との間に介装され
て、一定温度以上に加熱されて使用される。
ところが、上記のような紙袋の開口部に長期間の封止
状態を保持しようとする場合、高密度ポリエチレンを主
体とした従来の封止テープでは、耐熱性に乏しく、加熱
すると封止部分が特にカールしたり変形したりするな
ど、加工可能温度範囲が狭く、寸法安定性にも欠けると
いう問題点があった。
状態を保持しようとする場合、高密度ポリエチレンを主
体とした従来の封止テープでは、耐熱性に乏しく、加熱
すると封止部分が特にカールしたり変形したりするな
ど、加工可能温度範囲が狭く、寸法安定性にも欠けると
いう問題点があった。
更に、従来の封止テープはシール袋の開口部の引張強
度が弱く、予期できない機械的外力を受けると開口部が
容易に引き裂かれるという問題点もあった。
度が弱く、予期できない機械的外力を受けると開口部が
容易に引き裂かれるという問題点もあった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消するた
め、耐熱性、及び、寸法安定性に優れ、ホットメルトが
容易で腰があり、柔軟でしかも引裂き耐強度も大きい袋
封止用テープを提供することを技術的課題とする。
め、耐熱性、及び、寸法安定性に優れ、ホットメルトが
容易で腰があり、柔軟でしかも引裂き耐強度も大きい袋
封止用テープを提供することを技術的課題とする。
上記のような課題を解決するため、プロピレンを主な
単量体とするプロピレン重合体と、エチレンを主な単量
体とするエチレン重合体とを主な成分とする組成のプロ
ピレン系フィルムであって、前記プロピレン系フィルム
の組成物のプロピレン重合体の割合が全重量に対し50〜
90重量部であり、製造の際に成膜の引き取り方向に対し
て斜方向に分子配向されて製造されたプロピレン系フィ
ルムが複数枚その分子配向を交差させて積層されて斜配
向クロスフィルムが形成され、この斜配向クロスフィル
ムにホットメルトが付着されて袋封止用テープとされ
る。
単量体とするプロピレン重合体と、エチレンを主な単量
体とするエチレン重合体とを主な成分とする組成のプロ
ピレン系フィルムであって、前記プロピレン系フィルム
の組成物のプロピレン重合体の割合が全重量に対し50〜
90重量部であり、製造の際に成膜の引き取り方向に対し
て斜方向に分子配向されて製造されたプロピレン系フィ
ルムが複数枚その分子配向を交差させて積層されて斜配
向クロスフィルムが形成され、この斜配向クロスフィル
ムにホットメルトが付着されて袋封止用テープとされ
る。
以下、本発明を更に詳しく説明する。
本発明の袋封止用テープはプロピレン系の斜配向クロ
スフィルムをテープ基材として形成されている。このプ
ロピレン系の斜配向クロスフィルムは、プロピレンを主
な単量体とするプロピレンの重合体(以下、「プロピレ
ンの重合体」という)と、エチレンを主な単量体とする
エチレンの重合体(以下、「エチレンの重合体」とい
う)とを主成分とする組成で形成されている。
スフィルムをテープ基材として形成されている。このプ
ロピレン系の斜配向クロスフィルムは、プロピレンを主
な単量体とするプロピレンの重合体(以下、「プロピレ
ンの重合体」という)と、エチレンを主な単量体とする
エチレンの重合体(以下、「エチレンの重合体」とい
う)とを主成分とする組成で形成されている。
本発明で斜配向クロスフィルムの組成中にエチレンの
重合体とともに用いられるプロピレンの重合体として
は、プロピレンの単独重合体、プロピレンとプロピレン
以外の単量体との共重合体、更にそれらの変性重合体も
挙げられる。これらは単独で用いられてもよく、混合さ
れて用いられてもよい。共重合体としては、ランダム共
重合体、又は、ブロック共重合体若しくはグラフト共重
合体が挙げられる。なお、これらの共重合体も単独で用
いられてもよく、混合されて用いられてもよい。
重合体とともに用いられるプロピレンの重合体として
は、プロピレンの単独重合体、プロピレンとプロピレン
以外の単量体との共重合体、更にそれらの変性重合体も
挙げられる。これらは単独で用いられてもよく、混合さ
れて用いられてもよい。共重合体としては、ランダム共
重合体、又は、ブロック共重合体若しくはグラフト共重
合体が挙げられる。なお、これらの共重合体も単独で用
いられてもよく、混合されて用いられてもよい。
その中でも特にポリプロピレンが単独で用いられるこ
とが好ましい。
とが好ましい。
プロピレンの重合体が共重合体の場合、その単量体に
プロピレン以外の単量体として用いられるオレフィンと
しては、例えば、エチレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチ
ル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセンなどの、
炭素数10以下の1−オレフィンを挙げることができる。
その中ではエチレンが好ましい。
プロピレン以外の単量体として用いられるオレフィンと
しては、例えば、エチレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチ
ル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセンなどの、
炭素数10以下の1−オレフィンを挙げることができる。
その中ではエチレンが好ましい。
プロピレンの共重合体中に占めらるプロピレン以外の
上記単量体の割合は、ランダム共重合体の場合、通常15
モル%以下、好ましくは、10モル%以下が望ましい。ま
た、ブロック共重合体の場合、プロピレンの共重合体の
耐熱性が損なわれない程度の割合、すなわち、通常50モ
ル%以下、好ましくは40モル%以下が望ましい。グラフ
ト共重合体の場合、通常、0〜50モル%、好ましくは0
〜40モル%が望ましい。
上記単量体の割合は、ランダム共重合体の場合、通常15
モル%以下、好ましくは、10モル%以下が望ましい。ま
た、ブロック共重合体の場合、プロピレンの共重合体の
耐熱性が損なわれない程度の割合、すなわち、通常50モ
ル%以下、好ましくは40モル%以下が望ましい。グラフ
ト共重合体の場合、通常、0〜50モル%、好ましくは0
〜40モル%が望ましい。
本発明では、プロピレンの重合体としてこのようなプ
ロピレンの単独重合体あるいは共重合体が用いられる
が、その中でもメルトフローレートは、0.5〜10g/10
分、好ましくは0.5〜2.0g/10分の範囲にある重合体が望
ましい。
ロピレンの単独重合体あるいは共重合体が用いられる
が、その中でもメルトフローレートは、0.5〜10g/10
分、好ましくは0.5〜2.0g/10分の範囲にある重合体が望
ましい。
メルトフローレートが、0.5g/10分未満の場合には押
し出し成形性が悪くなったり、肌荒れを生ずる場合があ
る。10g/10分を超える場合にはメルトテンションが不足
し押し出し加工性が悪くなる場合がある。
し出し成形性が悪くなったり、肌荒れを生ずる場合があ
る。10g/10分を超える場合にはメルトテンションが不足
し押し出し加工性が悪くなる場合がある。
本発明で斜配向クロスフィルムの組成中に上記のプロ
ピレンの重合体とともに用いられるエチレンの重合体と
しては、高密度ポリエチレンのようなエチレンの単独重
合体、エチレンとエチレン以外の単量体との共重合体、
更にそれらの変性重合体も挙げられる。これらは単独で
用いられてもよく、混合されて用いられてもよい。共重
合体としては、ランダム共重合体、又は、ブロック共重
合体若しくはグラフト共重合体が挙げられる。なお、こ
れらの共重合体も単独で用いられてもよく、混合されて
用いられてもよい。
ピレンの重合体とともに用いられるエチレンの重合体と
しては、高密度ポリエチレンのようなエチレンの単独重
合体、エチレンとエチレン以外の単量体との共重合体、
更にそれらの変性重合体も挙げられる。これらは単独で
用いられてもよく、混合されて用いられてもよい。共重
合体としては、ランダム共重合体、又は、ブロック共重
合体若しくはグラフト共重合体が挙げられる。なお、こ
れらの共重合体も単独で用いられてもよく、混合されて
用いられてもよい。
その中でも特に高密度ポリエチレンが単独で用いられ
ることが好ましい。
ることが好ましい。
ただし、プロピレンの重合体として共重合体が使用さ
れる場合には、エチレンの重合体としてもそのエチレン
の共重合体が用いられるとよい。
れる場合には、エチレンの重合体としてもそのエチレン
の共重合体が用いられるとよい。
エチレンの重合体が共重合体の場合、エチレン以外の
単量体として用いられるオレフィンとしては、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、3−メチル−1−ブテ
ン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オ
クテン、1−デセンなどの、炭素数10以下の1−オレフ
ィンを挙げることができる。
単量体として用いられるオレフィンとしては、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、3−メチル−1−ブテ
ン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オ
クテン、1−デセンなどの、炭素数10以下の1−オレフ
ィンを挙げることができる。
なお、エチレンの共重合体中に占められるエチレン以
外の上記単量体の割合は、50モル%以下、好ましくは40
モル%以下が望ましい。
外の上記単量体の割合は、50モル%以下、好ましくは40
モル%以下が望ましい。
本発明では、エチレンの重合体としてこのようなエチ
レンの単独重合体あるいは共重合体が用いられるが、エ
チレンの重合体の密度は、0.940〜0.975g/cm3、好まし
くは0.940〜0.960g/cm3、メルトフローレートが0.01〜1
0g/10分、好ましくは0.03〜2.0g/10分の範囲にあること
が望ましい。
レンの単独重合体あるいは共重合体が用いられるが、エ
チレンの重合体の密度は、0.940〜0.975g/cm3、好まし
くは0.940〜0.960g/cm3、メルトフローレートが0.01〜1
0g/10分、好ましくは0.03〜2.0g/10分の範囲にあること
が望ましい。
なお、密度が0.940g/cm3未満の場合あるいは0.975g/c
m3を超える場合には機械的強度に劣り好ましくない場合
がある。
m3を超える場合には機械的強度に劣り好ましくない場合
がある。
メルトフローレートが0.01g/10分未満の場合あるいは
10g/10分を超える場合には相溶性が悪くなり微細な成形
構造にむらが生じて好ましくない場合がある。
10g/10分を超える場合には相溶性が悪くなり微細な成形
構造にむらが生じて好ましくない場合がある。
本発明で用いられるプロピレン系フィルムは上記のプ
ロピレンの重合体とエチレンの重合体のほかにも、フィ
ルムの耐熱性、柔軟性および機械的強度を損なわない範
囲において、通常使用されるそれ自体公知の熱安定剤、
抗酸化剤、増量剤、耐炎剤、着色剤等が適宜添加されて
いるとよい。
ロピレンの重合体とエチレンの重合体のほかにも、フィ
ルムの耐熱性、柔軟性および機械的強度を損なわない範
囲において、通常使用されるそれ自体公知の熱安定剤、
抗酸化剤、増量剤、耐炎剤、着色剤等が適宜添加されて
いるとよい。
本発明で用いられるプロピレン系のフィルムは、上記
のようなプロピレンの重合体とエチレンの重合体とを主
な成分とする組成で形成されている。プロピレン系のフ
ィルムの組成中のプロピレンの重合体の割合は、全重量
に対し50〜90重量部、好ましくは50〜80重量部が望まし
い。プロピレンの重合体の割合が、50重量部未満の場
合、十分な耐熱性が得られず好ましくない場合がある。
また、90重量部を超えると、メルトテンションが不足
し、プロピレン系フィルム製造時に溶融フィルムがマン
ドレルや、エッジ板にひっかかり、パンクが発生し斜方
向に延伸することができなくなることもあって好ましく
ない場合がある。
のようなプロピレンの重合体とエチレンの重合体とを主
な成分とする組成で形成されている。プロピレン系のフ
ィルムの組成中のプロピレンの重合体の割合は、全重量
に対し50〜90重量部、好ましくは50〜80重量部が望まし
い。プロピレンの重合体の割合が、50重量部未満の場
合、十分な耐熱性が得られず好ましくない場合がある。
また、90重量部を超えると、メルトテンションが不足
し、プロピレン系フィルム製造時に溶融フィルムがマン
ドレルや、エッジ板にひっかかり、パンクが発生し斜方
向に延伸することができなくなることもあって好ましく
ない場合がある。
また、エチレンの重合体の割合は、全重量に対し10〜
50重量部、好ましくは20〜50重量部が望ましい。エチレ
ンの重合体の割合が、10重量部未満の場合、メルトテン
ションが不足し、プロピレン系フィルム製造時に溶融フ
ィルムがマンドレルや、エッジ板にひっかかり、パンク
が発生し、斜方向に延伸することができなくなることも
あって好ましくない場合がある。また、50重量部を超え
ると、成形加工性はよくなるが耐熱性に劣るようになっ
て好ましくない場合がある。
50重量部、好ましくは20〜50重量部が望ましい。エチレ
ンの重合体の割合が、10重量部未満の場合、メルトテン
ションが不足し、プロピレン系フィルム製造時に溶融フ
ィルムがマンドレルや、エッジ板にひっかかり、パンク
が発生し、斜方向に延伸することができなくなることも
あって好ましくない場合がある。また、50重量部を超え
ると、成形加工性はよくなるが耐熱性に劣るようになっ
て好ましくない場合がある。
本発明では上記のような構成で形成され、しかも、製
造の際の成膜の流れ方向に対して斜方向に分子配向され
て製造されたプロピレン系フィルムが用いられる。
造の際の成膜の流れ方向に対して斜方向に分子配向され
て製造されたプロピレン系フィルムが用いられる。
なお、延伸フィルムの引張強度をA、未延伸フィルム
の引張強度をBとして、A/Bで定義されるプロピレン系
フィルムの配向比は用途から適宜決定されてよい。ま
た、斜方向へのフィルム分子の配向性は、製造時に延伸
加工されて付与される。延伸率は通常1.2倍以上、好ま
しくは1.5〜5倍程度がよい。また、肉厚は30〜50μが
よい。
の引張強度をBとして、A/Bで定義されるプロピレン系
フィルムの配向比は用途から適宜決定されてよい。ま
た、斜方向へのフィルム分子の配向性は、製造時に延伸
加工されて付与される。延伸率は通常1.2倍以上、好ま
しくは1.5〜5倍程度がよい。また、肉厚は30〜50μが
よい。
このようないわゆる斜配向のプロピレン系フィルム
は、例えば次のような方法で製造されるとよい。
は、例えば次のような方法で製造されるとよい。
インフレーション法により得たチューブラーフィルム
をその軸方向に延伸した後、ら旋状に切開する方法(特
公昭40−5319号)。
をその軸方向に延伸した後、ら旋状に切開する方法(特
公昭40−5319号)。
サーキュラーダイにより押し出されたチューブラーフ
ィルムを成膜方向に伸長しながら連続的にマンドレルお
よびピンチロールを回動させ、チューブラーフィルムを
ねじってら旋状に配向させた後、成膜方向に切開する
か、切開することなくそのまま折りたたむ方法(特公昭
47−38621号)。
ィルムを成膜方向に伸長しながら連続的にマンドレルお
よびピンチロールを回動させ、チューブラーフィルムを
ねじってら旋状に配向させた後、成膜方向に切開する
か、切開することなくそのまま折りたたむ方法(特公昭
47−38621号)。
サーキュラーダイにより押し出されたチューブラーフ
ィルムを固定マンドレルと回転マンドレルと2つのマン
ドレルを設置することにより、両マンドレル間で斜方向
に延伸配向させた後ピンチロールおよび引張ロールによ
り引き取る方法(特公昭53−38306号)。
ィルムを固定マンドレルと回転マンドレルと2つのマン
ドレルを設置することにより、両マンドレル間で斜方向
に延伸配向させた後ピンチロールおよび引張ロールによ
り引き取る方法(特公昭53−38306号)。
さらにはサーキュラーダイおよび第1マンドレルを回
動させ、引っ張りロールの第2マンドレルは引張ロール
に対するチューブラーフィルムのねじれを補償するよう
に逆方向に回動させ、引っ張りロールおよび巻取りロー
ルを回動させることなく成形できるようにした装置(特
公昭54−15892号)による方法。
動させ、引っ張りロールの第2マンドレルは引張ロール
に対するチューブラーフィルムのねじれを補償するよう
に逆方向に回動させ、引っ張りロールおよび巻取りロー
ルを回動させることなく成形できるようにした装置(特
公昭54−15892号)による方法。
このほかにもいくつかの公知の方法がある。なかでも
本出願人の出願にかかる特公昭53−38306号および特公
昭54−15892号による装置を用いる方法が、任意の配向
比で延伸配向させ適当な強度を得ることができるので好
ましい。
本出願人の出願にかかる特公昭53−38306号および特公
昭54−15892号による装置を用いる方法が、任意の配向
比で延伸配向させ適当な強度を得ることができるので好
ましい。
本発明では、上記のようなプロピレン系フィルム複数
枚が積層され斜配向クロスフィルムが形成されている。
枚が積層され斜配向クロスフィルムが形成されている。
斜配向クロスフィルムのプロピレン系フィルム間の結
合強度は、通常、50g・f/15mm以上、好ましくは50〜600
g・f/15mm、更に好ましくは100〜400g・f/15mmが望まし
い。結合強度が50g・f/15mm未満であると、特に縦およ
び横方向のバランスのとれた引き裂き強度を得られない
場合もあって余り好ましくない。接着強度が400g・f/15
mmを越えると縦方向の引き裂き耐強度が弱くなることも
あり、余り好ましくない。
合強度は、通常、50g・f/15mm以上、好ましくは50〜600
g・f/15mm、更に好ましくは100〜400g・f/15mmが望まし
い。結合強度が50g・f/15mm未満であると、特に縦およ
び横方向のバランスのとれた引き裂き強度を得られない
場合もあって余り好ましくない。接着強度が400g・f/15
mmを越えると縦方向の引き裂き耐強度が弱くなることも
あり、余り好ましくない。
斜配向クロスフィルムは、プロピレン系フィルム複数
枚に、具体的には、例えば接着剤をサンドイッチラミネ
ートさせて積層されているとよい。
枚に、具体的には、例えば接着剤をサンドイッチラミネ
ートさせて積層されているとよい。
サンドイッチラミネートされる接着剤としては、例え
ば、ビニル系、アクリル系、ポリアミド系、エポキシ
系、ゴム系、ウレタン系などの接着剤が挙げられる。
ば、ビニル系、アクリル系、ポリアミド系、エポキシ
系、ゴム系、ウレタン系などの接着剤が挙げられる。
特にこのような接着剤の中でも、次のような接着剤が
よい。密度0.91〜0.93g/cm3、メルトフローレート5〜2
0g/10分の低密度ポリエチレンと、エチレン−α−オレ
フィンランダム共重合体との混合物で形成される接着剤
であって、その低密度ポリエチレンは、高圧法によって
得られている。
よい。密度0.91〜0.93g/cm3、メルトフローレート5〜2
0g/10分の低密度ポリエチレンと、エチレン−α−オレ
フィンランダム共重合体との混合物で形成される接着剤
であって、その低密度ポリエチレンは、高圧法によって
得られている。
低密度ポリエチレンの密度が、0.91g/cm3未満である
と粘着性が強くなり、また、高速加工性が著しく悪くな
ることもあって好ましくない場合もある。また、0.93g/
cm3を超えると樹脂の柔軟性がなくなり、また硬くなっ
て好ましくない場合もある。メルトフローレートが5g/1
0分未満であると加工において膜割れを生ずることもあ
って好ましくない場合もある。また、20g/10分を超える
とドローダウン性が大きくなって加工性が悪くなって好
ましくない場合もある。さらに、低圧法・中圧法によっ
て得られた低密度ポリエチレンでは粘性が高くなって樹
脂圧力が高くなり、成形時に成形モーターの負荷が大き
くなるなど押し出し加工性が悪くなって好ましくない場
合もある。
と粘着性が強くなり、また、高速加工性が著しく悪くな
ることもあって好ましくない場合もある。また、0.93g/
cm3を超えると樹脂の柔軟性がなくなり、また硬くなっ
て好ましくない場合もある。メルトフローレートが5g/1
0分未満であると加工において膜割れを生ずることもあ
って好ましくない場合もある。また、20g/10分を超える
とドローダウン性が大きくなって加工性が悪くなって好
ましくない場合もある。さらに、低圧法・中圧法によっ
て得られた低密度ポリエチレンでは粘性が高くなって樹
脂圧力が高くなり、成形時に成形モーターの負荷が大き
くなるなど押し出し加工性が悪くなって好ましくない場
合もある。
なお、上記のエチレン−α−オレフィン共重合体のα
−オレフィンとしては、プロピレン、ブテン−1、ペン
テン−1などを例示することができるが、α−オレフィ
ンがブテン−1であるエチレン−ブテン−1ランダム共
重合体であると、本発明のポリプロピレン系シートの積
層体用接着剤としての接着性が強力になって更に好まし
い。その中でも、特に、結晶化度が0〜40%のエチレン
−ブテン−1ランダム共重合体であるとよい。
−オレフィンとしては、プロピレン、ブテン−1、ペン
テン−1などを例示することができるが、α−オレフィ
ンがブテン−1であるエチレン−ブテン−1ランダム共
重合体であると、本発明のポリプロピレン系シートの積
層体用接着剤としての接着性が強力になって更に好まし
い。その中でも、特に、結晶化度が0〜40%のエチレン
−ブテン−1ランダム共重合体であるとよい。
この接着剤中に低密度ポリエチレンとともに混合され
るエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の割合
は、接着剤総重量に対し、10〜40%、好ましくは25〜35
%が望ましい。
るエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の割合
は、接着剤総重量に対し、10〜40%、好ましくは25〜35
%が望ましい。
本発明で、プロピレン系フィルムの間にサンドイッチ
ラミネートされて用いられる接着剤の厚みは接着剤の硬
化状態で測定されて10〜25μ程度が好ましい。
ラミネートされて用いられる接着剤の厚みは接着剤の硬
化状態で測定されて10〜25μ程度が好ましい。
なお、これらの接着剤は、ドライラミネート法に従
い、一方のフィルム面に塗布して乾燥され、次いで、他
方のフィルム面を合わせて加圧・加熱されて用いられる
とよい。
い、一方のフィルム面に塗布して乾燥され、次いで、他
方のフィルム面を合わせて加圧・加熱されて用いられる
とよい。
プロピレン系フィルムの張り合わせ方法は接着剤によ
る方法に限らない。例えば、原反フィルムの片方をコロ
ナ処理した後、又は有機チタン系、ポリエチレンイミン
系、イソシアナート系でアンカー処理した後、高圧法あ
るいは中低圧法で得られた低密度ポリエチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体などを押出ラミネートして、残
る片方の原反フィルムと圧着積層する押出ラミネート
法、あるいは、ホットメルトラミネート法なども挙げら
れる。
る方法に限らない。例えば、原反フィルムの片方をコロ
ナ処理した後、又は有機チタン系、ポリエチレンイミン
系、イソシアナート系でアンカー処理した後、高圧法あ
るいは中低圧法で得られた低密度ポリエチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体などを押出ラミネートして、残
る片方の原反フィルムと圧着積層する押出ラミネート
法、あるいは、ホットメルトラミネート法なども挙げら
れる。
また、前記特公昭47−38621号、特公昭53−38306号記
載の斜配向フィルム成形装置を用いれば、サーキュラー
ダイと引張ロールとを相対的に回転させて斜配向フィル
ムを得ることができ、その機械から直接に斜配向クロス
フィルム積層体を得ることもできる。
載の斜配向フィルム成形装置を用いれば、サーキュラー
ダイと引張ロールとを相対的に回転させて斜配向フィル
ムを得ることができ、その機械から直接に斜配向クロス
フィルム積層体を得ることもできる。
斜配向クロスフィルムは、通常は、二枚のプロピレン
系フィルムが積層されていれば足りるが、袋封止用テー
プとして、大きい機械的強度が要求される用途に用いら
れる場合は、三枚以上のプロピレン系フィルムが積層さ
れているとよい。
系フィルムが積層されていれば足りるが、袋封止用テー
プとして、大きい機械的強度が要求される用途に用いら
れる場合は、三枚以上のプロピレン系フィルムが積層さ
れているとよい。
複数枚のプロピレン系フィルムで積層された斜配向ク
ロスフィルムの厚みは、プロピレン系の斜配向フィルム
二枚を積層した場合を例にとれば、斜配向フィルムの厚
みに10〜20μの接着層の厚みを加え、合計で約100μ程
度の厚みをもっているとよい。
ロスフィルムの厚みは、プロピレン系の斜配向フィルム
二枚を積層した場合を例にとれば、斜配向フィルムの厚
みに10〜20μの接着層の厚みを加え、合計で約100μ程
度の厚みをもっているとよい。
このような斜配向クロスフィルムは、その分子配向を
交差して形成されている。分子配向の交差角は30度〜15
0度、好ましくは60度〜120度の範囲になるようにするの
がよい。交差角が30度未満であると、タテ方向の強度が
ヨコ方向よりも強くなって好ましくない場合もある。ま
た、交差角が150度を超えるとヨコ方向の強度がタテ方
向よりも強くなって好ましくない場合もある。
交差して形成されている。分子配向の交差角は30度〜15
0度、好ましくは60度〜120度の範囲になるようにするの
がよい。交差角が30度未満であると、タテ方向の強度が
ヨコ方向よりも強くなって好ましくない場合もある。ま
た、交差角が150度を超えるとヨコ方向の強度がタテ方
向よりも強くなって好ましくない場合もある。
本発明の袋封止用テープは、このような斜配向クロス
フィルムをテープ基材の一部とする。すなわち、たとえ
ば、厚さ50〜100μのテープ状の上記斜配向クロスフィ
ルムの片面又は両面に、押し出し成形可能タイプのホッ
トメルトを付着させるとよい。
フィルムをテープ基材の一部とする。すなわち、たとえ
ば、厚さ50〜100μのテープ状の上記斜配向クロスフィ
ルムの片面又は両面に、押し出し成形可能タイプのホッ
トメルトを付着させるとよい。
斜配向クロスフィルムに付着させるとよいホットメル
トとしては、例えばポリオレフィン系、エチレン−酢酸
ビニル共重合体系、エラストマー系、ジエン系、アクリ
ル酸エステル共重合体系、ポリウレタン系、ポリアミド
系、ポリビニルエーテル系等が挙げられる。これらのホ
ットメルトの付着方法としては、塗布あるいはパン方式
のロールコーター、ニップフィード式のロールコータ
ー、エクストルージョンコーター、スロットコーター、
グラビヤコーター等の方法が挙げられる。
トとしては、例えばポリオレフィン系、エチレン−酢酸
ビニル共重合体系、エラストマー系、ジエン系、アクリ
ル酸エステル共重合体系、ポリウレタン系、ポリアミド
系、ポリビニルエーテル系等が挙げられる。これらのホ
ットメルトの付着方法としては、塗布あるいはパン方式
のロールコーター、ニップフィード式のロールコータ
ー、エクストルージョンコーター、スロットコーター、
グラビヤコーター等の方法が挙げられる。
配向クロスフィルムに付着されるホットメルトの肉厚
は20〜70μが好ましい。
は20〜70μが好ましい。
上記のような本発明の袋封止用テープは、クラフト
紙、クルパック紙、ポリエチレンフィルム、ポリエチレ
ンクロス(ヤーン袋)などで形成された袋に封止用に用
いられる。具体的には、封止しようとする開口部を本発
明の袋封止用テープで覆い、一般には100〜200℃に加熱
すればよい。
紙、クルパック紙、ポリエチレンフィルム、ポリエチレ
ンクロス(ヤーン袋)などで形成された袋に封止用に用
いられる。具体的には、封止しようとする開口部を本発
明の袋封止用テープで覆い、一般には100〜200℃に加熱
すればよい。
本発明によれば、耐熱性、及び、寸法安定性に優れ、
ホットメルトが容易で腰があり、柔軟でしかも引裂き耐
強度も大きい袋封止用テープを得ることができる。
ホットメルトが容易で腰があり、柔軟でしかも引裂き耐
強度も大きい袋封止用テープを得ることができる。
〔実施例〕 以下、実施例によって本発明の効果を説明する。
次のような斜配向性フィルムA,Bを製造した。
(斜配向性フィルムA) メルトフローレートが0.5g/10分、密度が0.910g/cm3
のポリプロピレンと、メルトフローレートが0.4g/10
分、密度が、0.965g/cm3の高密度ポリエチレンとからな
り、ポリプロピレンが総重量の70%、高密度ポリエチレ
ンが総重量の30%の割合で配合した組成物から、厚み25
μ、分子配向角度45度のフィルムを成形した。
のポリプロピレンと、メルトフローレートが0.4g/10
分、密度が、0.965g/cm3の高密度ポリエチレンとからな
り、ポリプロピレンが総重量の70%、高密度ポリエチレ
ンが総重量の30%の割合で配合した組成物から、厚み25
μ、分子配向角度45度のフィルムを成形した。
ついで、得られたフィルム2枚を配向交差角度が90度
になるように配し、該フィルムの中間層として、メルト
フローレートが6.5g/10分、密度が、0.917g/cm3である
低密度ポリエチレンと、エチレン含量が89モル%、X線
測定結果による結晶化度が15%、メルトフローレートが
3.6g/10分、密度が0.88g/cm3であるエチレン−ブテン−
1のランダム共重合体のブレンドものを接着層として常
法によりサンドイッチラミネートし、斜配向クロスフィ
ルムAを得た。接着層の厚みは10μであり、したがって
全体で100μの厚みを有する斜配向クロスフィルムを得
た。
になるように配し、該フィルムの中間層として、メルト
フローレートが6.5g/10分、密度が、0.917g/cm3である
低密度ポリエチレンと、エチレン含量が89モル%、X線
測定結果による結晶化度が15%、メルトフローレートが
3.6g/10分、密度が0.88g/cm3であるエチレン−ブテン−
1のランダム共重合体のブレンドものを接着層として常
法によりサンドイッチラミネートし、斜配向クロスフィ
ルムAを得た。接着層の厚みは10μであり、したがって
全体で100μの厚みを有する斜配向クロスフィルムを得
た。
(斜配向性フィルムB) ポリプロピレン、及び、高密度ポリエチレンの割合を
両者とも総重量の50%づつとした他は斜配向性フィルム
Aと同様にした。
両者とも総重量の50%づつとした他は斜配向性フィルム
Aと同様にした。
<実施例1、2> 斜配向性フィルムA、Bの各々に押出成形可能タイプ
のホットメルト(ヒロダイン:♯7750《商品名》)を厚
さ30μで塗布し、3種類の袋封止用テープA、Bを得
た。
のホットメルト(ヒロダイン:♯7750《商品名》)を厚
さ30μで塗布し、3種類の袋封止用テープA、Bを得
た。
次いで、得られた袋封止用テープを用い クラフト紙(面積比重量:73g/m2)、 クルパック紙(面積比重量:73g/m2)、 中密度ポリエチレンフィルム (密度0.935g/cm3,メルトフローレート3.5g/10分,面積
比重量:73g/m2)、 ポリエチレンクロス(ヤーン袋) (縦8本×横8本/inch)、 のヒートシール実験を行った。結果を第1表に示す。
比重量:73g/m2)、 ポリエチレンクロス(ヤーン袋) (縦8本×横8本/inch)、 のヒートシール実験を行った。結果を第1表に示す。
<比較例1〜6> 実施例1、2で用いたクラフト紙、クルパック紙、中
密度ポリエチレンフィルム、ポリエチレンクロス(ヤー
ン袋)、ホットメルトを組み合せ、メルトシール、ある
いはミシン掛けを行いシール実験を行った。結果を第1
表に示す。
密度ポリエチレンフィルム、ポリエチレンクロス(ヤー
ン袋)、ホットメルトを組み合せ、メルトシール、ある
いはミシン掛けを行いシール実験を行った。結果を第1
表に示す。
〈比較例7〉 メルトフローレートが0、4g/10分、密度が0、965g/
cm3の高密度ポリエチレンでなり、厚さ25μ、フィルム
配向角度45゜のフィルムを成形し、得られたフィルム2
枚を斜配向性フィルムAに準じて積層し斜配向性フィル
ムCを得た。そして、この斜配向性フィルムCに実施例
1、2と同様な処理を施して封止用テープCを得、この
封止用テープCを用いてクルパック紙のヒートシール実
験を行った。結果を第1表に示す。
cm3の高密度ポリエチレンでなり、厚さ25μ、フィルム
配向角度45゜のフィルムを成形し、得られたフィルム2
枚を斜配向性フィルムAに準じて積層し斜配向性フィル
ムCを得た。そして、この斜配向性フィルムCに実施例
1、2と同様な処理を施して封止用テープCを得、この
封止用テープCを用いてクルパック紙のヒートシール実
験を行った。結果を第1表に示す。
なお、第1表中の○,△,×の意味は第2表のとおり
である。
である。
なお、開封作業性とは、人為的力を加えてた際、袋開
口部に実質的な損傷を与えることなく開封できるか否か
を問題とする。
口部に実質的な損傷を与えることなく開封できるか否か
を問題とする。
また、クルパック/PEクロス/ホットメルトの組み合
せでは、スポット接着のため接着度が低いことが分かっ
た。
せでは、スポット接着のため接着度が低いことが分かっ
た。
Claims (7)
- 【請求項1】プロピレンを主な単量体とするプロピレン
の重合体と、エチレンを主な単量体とするエチレンの重
合体とを主な成分とする組成のプロピレン系フィルムで
あって、 前記プロピレン系フィルムの組成物のプロピレンの重合
体の割合が全重量に対し50〜90重量部であり、 製造の際に成膜の引き取り方向に対して斜方向に分子配
向されて製造されたプロピレン系フィルムが複数枚その
分子配向を交差させて積層されて斜配向クロスフィルム
が形成され、この斜配向クロスフィルムにホットメルト
が付着されて形成されている袋封止用テープ。 - 【請求項2】前記プロピレンを主な単量体とするプロピ
レンの重合体はポリプロピレンであって、前記エチレン
を主な単量体とするエチレンの重合体はポリエチレンで
あって、前記プロピレン系フィルムは、ポリエチレン10
〜50重量部からなる組成をもっている請求項1記載の袋
封止用テープ。 - 【請求項3】分子配向の交差角度は、30〜150度である
請求項1又は2記載の袋封止用テープ。 - 【請求項4】前記プロピレン系の斜配向クロスフィルム
は、接着剤によってフィルムがはり合わされて積層され
ており、その接着剤は低密度ポリエチレンとエチレン−
α−オレフィン共重合体との混合物を実質的成分として
形成され、その低密度ポリエチレンは、密度が0.91〜0.
93g/cm3、メルトフローレートが5〜20g/10分、しか
も、高圧法によって得られた低密度ポリエチレンである
請求項1〜3のいずれかに記載の袋封止用テープ。 - 【請求項5】前記プロピレンの重合体は、メルトフロー
レートが0.5〜10g/10分の範囲の物性をもっている請求
項1〜4のいずれかに記載の袋封止用テープ。 - 【請求項6】前記エチレンの重合体は、密度が0.940〜
0.975g/cm3であり、メルトフローレートが0.01〜10g/10
分の範囲の物性をもっている請求項1〜5のいずれかに
記載の袋封止用テープ。 - 【請求項7】前記エチレン−α−オレフィン共重合体
は、エチレン−ブテン−1ランダム共重合体である請求
項4に記載の袋封止用テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1201776A JP2882643B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 袋封止用テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1201776A JP2882643B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 袋封止用テープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0364384A JPH0364384A (ja) | 1991-03-19 |
JP2882643B2 true JP2882643B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=16446752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1201776A Expired - Lifetime JP2882643B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 袋封止用テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2882643B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2381788A1 (en) | 1999-08-17 | 2001-02-22 | The Dow Chemical Company | Free-flowing polymer composition |
-
1989
- 1989-08-03 JP JP1201776A patent/JP2882643B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0364384A (ja) | 1991-03-19 |
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