JP2881758B2 - 定方位コアサンプリング装置及び定方位コアサンプリング方法 - Google Patents

定方位コアサンプリング装置及び定方位コアサンプリング方法

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JP2881758B2
JP2881758B2 JP7825296A JP7825296A JP2881758B2 JP 2881758 B2 JP2881758 B2 JP 2881758B2 JP 7825296 A JP7825296 A JP 7825296A JP 7825296 A JP7825296 A JP 7825296A JP 2881758 B2 JP2881758 B2 JP 2881758B2
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は地盤中にボウリング
孔を穿設し、地盤を形成する岩盤層のコアを採取する際
に、コアが岩盤層中にあった時の方位を検知するために
用いる定方位コアサンプリング装置及び方位を検知でき
るようにしてコアをサンプリングする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地質調査の一方法として、地盤中にボウ
リングを行いコアを採取する方法があり、地下埋蔵資源
の調査、構造物の支持力の調査等に広く用いられてい
る。この方法は地盤を構成する地層の標本をサンプリン
グし、直接に観察したり分析することができることか
ら、極めて有用な手段である。つまり、コアの状態から
地層の形成状態、地層を形成する岩の種類、強度、含有
物等を知ることができる。このような地質調査におい
て、単にコアを採集するだけでなく、コアの方位すなわ
ちコアが地盤中でどの方向にあったかを明確にすること
が望まれる場合がある。このようなコアの方向が明らか
になると地層の傾斜の方向、岩の摂理の方向等を知るこ
とができるからである。
【0003】このような方位を記録してコアをサンプリ
ングする技術として、次に記載するものが知られてい
る。この技術は、例えば図5に示すようなボーリング装
置を用いるもので、ほぼ円筒状のコアビット131をボ
ウリングロッドの先端にアウターチューブ132を介し
て取り付け、軸線回りに回転駆動してボウリング孔を穿
設する。ボーリングロッド及びアウターチューブ132
の内側にはインナーチューブヘッド124がワイヤ12
5によって垂下される。このインナーチューブヘッド1
24にインナーチューブ121が回動可能に接合され、
さらにインナーチューブ121の先端には、図6(a)
に示すようにコアリフタ123を内側に収容するコアリ
フタケース122が取り付けられている。
【0004】上記コアリフタ123は、図6(b)に示
すように短い円筒状のバネ部材で、周方向の一ケ所で不
連続となっており、図7(a)に示すようにコアビット
131で円柱状に切削されたコア141に外挿されて締
めつけるようになっている。また、このコアリフタ12
3はコアコアリフタケース122によって軸線方向の位
置が拘束され、コア141を保持したままインナーチュ
ーブヘッド124とともに引き上げられ、コア141を
採取することができるようになっている。
【0005】さらに、このコアリフタ123の内周面の
一ケ所には鋭利な突起123aが形成されており、コア
リフタ123がコアに外挿される時に上記突起123a
がコア141の周面にこすりつけられ、図7(b)に示
すように軸線方向の条痕141aをつけるようになって
いる。このようなコアリフタの突起123aの位置を方
位記録手段で検出ししておくとコアに付けられた条痕1
41aと突起123aのあった方位とを照合することに
より、コアの方位すなわち地盤中にあった時のコアの方
向を知ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の技
術では、コアビットで切削形成された円柱状のコアはコ
アリフタが挿着されるまで原位置から回転しないことが
前提となっている。ところが実際にはコアが割れて回転
することがあり、このようにコアが回転していると正確
な方位を知ることができない。本発明はこのような問題
点を解決するためになされたものであり、その目的は、
ボーリング孔から採取したコアの方位を正確に検知する
ことを可能とする定方位コアサンプリング装置および方
法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明に係る定方位コアサンプリ
ング装置は、 地盤中に穿設されたボーリング孔に挿
入される基部と、 この基部をボーリング孔の軸線方向
に貫通し、該基部に対して少なくとも後退方向に移動可
能に支持された複数の形状探査針と、 前記基部の、前
記ボーリング孔内における方向を記録する方位記録手段
と、 前記形状探査針の前記基部に対する移動に負荷を
付与する制動手段とを有するものとする。
【0008】請求項2に記載の発明は、 請求項1に記
載の定方位コアサンプリング装置において、 前記制動
手段は、前記形状探査針の外周面に密着されるととも
に、前記基部に位置が拘束されるゴム状リング部材を含
むものとする。
【0009】請求項3に記載の発明は、 請求項1また
は請求項2に記載の定方位コアサンプリング装置におい
て、 前記形状探査針が採取するコアの断面内でほぼ全
域に分布するように配置されているものとする。
【0010】請求項4に記載の発明に係る定方位コアサ
ンプリング方法では、 地盤中に穿設されたボーリング
孔底に、該ボーリング孔の軸線方向に支持された複数の
形状探査針の先端を押し付け、この形状探査針の先端の
相対位置を保存する第1の工程と、 所定のパターンに
配列された前記複数の形状探査針の位置と方位との関係
を記録する第2の工程と、 孔底を切削することによ
り、コアを採取する第3の工程と、 採取されたコアの
上端面の形状と、上記第1の工程で保存された形状探査
針の先端の相対位置とを照合する第4の工程を含むもの
とする。
【0011】請求項1に記載の発明において、基部はさ
まざまな形状のものとすることができるが、ボーリング
孔又はアウターチューブ内に挿入されるため、円形断面
を有するものが望ましい。上記形状探査針は簡単に折れ
たり、変形することがない程度の強さ、太さ、材質を備
えるものである。また、先端がコアに強く押し付けられ
たときに上記基部に対して後退可能に支持されるもので
あれば前進方向に移動可能であってもよい。上記方位記
録手段は例えば全方向に回転が拘束されない磁石が地球
の磁極の方向に向く性質を利用したもの、ジャイロスコ
ープを利用したもの等を採用することができる。上記制
動手段は、上記基部を介して形状探査針をコアに強く押
し付けたときには該形状探査針の移動を許容し、基部お
よび形状探査針をボーリング孔内に挿入したり取り出す
ときには形状探査針が基部に対して移動しない程度に負
荷を付与するものである。
【0012】[作用]本願発明に係る定方位コアサンプ
リング装置は、上記のような構成を有することによって
次のように作用する。請求項1に記載の定方位コアサン
プリング装置をボーリング孔内に挿入し、孔底すなわち
これから採取しようとするコアの上端面に形状探査針の
先端を当接させる。この形状探査針は基部を貫通するよ
うに支持されており、基部をボーリングロッド等により
下方に強く押し下げると形状探査針の先端はコアの端面
に押し付けられ、基部に対して後退する。これにより、
複数の形状探査針のそれぞれの先端はコア端面の形状に
対応した位置となり、形状探査針の先端位置によってコ
アの端面形状が保存される。一方、これと同時に方位記
録手段によって基部と方位との関係が記録される
【0013】この後、定方位コアサンプリング装置はボ
ーリング孔から取り出されるが、このときには形状探査
針は制動手段によって基部に対して簡単に移動しないよ
うに負荷が付与されており、形状探査針が基部に対して
移動することはなく、上記コアの端面形状が保存され
る。上記定方位コアサンプリング装置をボーリング孔か
ら取り出した後は、ボーリングを続行して従来の技術と
同様にしてコアの採取が行われる。採取されたコアは、
上記形状探査針の位置と照合され、基部とコアとのボー
リング孔内での位置関係が復元され、さらに方位記録手
段によって記録された方位によって基部およびコアの方
位、すなわちコアが地盤中でどの方向を向いていたかが
検知される。
【0014】また、請求項2に記載の定方位コアサンプ
リング装置では、形状探査針にゴム状リング部材が密着
されており、このゴム状リング部と形状探査針との間の
摩擦力でゴム状リング部材は簡単には形状探査針に沿っ
て移動しない。さらに、このゴム状リング部材が基部に
よって位置が拘束されているので、基部に対して形状探
査針が相対移動するのを拘束することになる。したがっ
て上記のような極めて簡単な構成で形状探査針と基部と
の相対移動に適切な制動を付与することが可能となる。
【0015】請求項3に記載の定方位サンプリング装置
では、採取するコアの断面内で形状探査針がほぼ全域に
分布するように配置されているので、端面の形状を正確
に記録することができ、確実にコアの方位を検知するこ
とが可能となる。
【0016】請求項4に記載の定方位サンプリング方法
では、円柱状のコアを切削形成する前に、コアの端面と
なる部位の形状すなわちボーリング孔底の形状が形状探
査針によって保存され、これとともに形状探査針の位置
と方位との関係が記録される。したがって、ボーリング
孔内で切削形成されたコアが割れて回転しても正確にコ
アの方位を検知することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願に係る発明の実施の形
態を図に基づいて説明する。図1は、請求項1、請求項
2または請求項3に記載の発明に係る定方位コアサンプ
リング装置の一形態を示す概略構成図である。この定方
位コアサンプリング装置は、図1に示すように、インナ
ーチューブ21の先端に取付具22およびロッド23を
介して接合されており、複数の形状探査針2と、これら
を支持する基部1と、この基部1を支持する支持円筒体
3と、ボーリング孔底で方位を記録する方位記録装置4
とを備えている。上記インナーチューブ21はワイヤラ
インインナーチューブヘッド24に支持されており、コ
アビット31が取り付けられたアウターチューブ32お
よびこれと接続される筒状のボーリングロッドに内挿し
て吊下されるものである。
【0018】上記定方位コアサンプリング装置の基部1
は、図2に示すように等しい外径を有する3つの円柱体
1a,1b,1cをボルト11で固着することによって
形成されており、この円柱体の軸線方向に13の貫通孔
が設けられ、形状探査針2を挿通することができるよう
になっている。また、3つの円柱体のうち、両側にある
円柱体1a,1cは、中央部にある円柱体1bとの接触
面付近で貫通孔の径が拡大されており、この部分にゴム
リング12が収容されている。このゴムリング12は形
状探査針2の外径よりやや小さい内径を有し、形状探査
針2に外挿されて周面に密着するものである。
【0019】上記方位記録装置4は、互いに直交する三
軸回りに自由に回転できるように支持された磁石と、こ
の磁石の位置を記録する感光体と、磁石の像を感光体上
に結像させる光学系とを有するものである。この方位記
録装置に4は支持具5及び接続具6を介して接続ロッド
7が固定され、接続ロッド7が支持円筒体3の端部3a
に設けられたネジ孔に螺合される。そしてナット8で締
めつけることによって、方位記録装置4と基部1との方
向の調整および固定を行うことができるようになってい
る。
【0020】なお、上記方位記録装置4は磁石が地球の
磁気によって南北方向に位置することを利用して方位を
記録するものであるため、近くに磁性体があるとその影
響を受けることになる。したがって、この方位記録装置
4の各部材、形状探査針2、基部1、支持円筒体3、ナ
ット8およびロッド23等には非磁性体を用いるのが望
ましい。本実施例では、形状探査針2・基部1・ナット
8等大きな強度または耐摩耗性を必要する部材にはオー
ステナイト系のステンレススチールを用い、ロッド23
にはアルミニウム、方位記録装置の外筒9には黄銅を用
いている。
【0021】次に上記定方位コアサンプリング装置を用
いてコアの方位を検知する方法であって、請求項4に記
載の発明を実施したときの一形態でもある定方位コアサ
ンプリング方法について説明する。ボーリング孔からコ
アを採取しようとするときに、まず図1に示すコアビッ
ト31を所定高さまで引き上げ、インナーチューブヘッ
ド24にはインナーチューブ21、取付具22、ロッド
23等を介して上記定方位コアサンプリング装置を取り
付け、ボーリング孔底まで吊り下ろす。この先端には形
状探査針2が設けられており、図3(a)に示すように
形状探査針2が孔底に当接される。さらにインナーチュ
ーブヘッド24に設けられた可動翼体26をアウターチ
ューブ32に係止し、アウターチューブ32を押し下げ
ることによって、上記形状探査針2を孔底に強く押し付
ける。これにより、形状探査針2は基部1に対して後退
し、先端の位置は孔底の形状に対応したものとなる。こ
のとき、方位記録装置4では、磁石に光を照射し、感光
体に反射光を結像させて磁石の方向を記録する。また、
方位記録装置本体の方向を示すマークが感光体に同時に
写し込まれる。
【0022】その後、可動翼体が閉じられ、インナーチ
ューブヘッド24が形状探査針2、基部1および方位記
録装置4とともに引き上げられる。このとき、形状探査
針2はゴムリング12との摩擦により容易には動かず、
孔底の形状に対応した位置が保存される。続いて、コア
ビット31による孔底の切削が行われ、図5(a)に示
す従来の方法と同様にして円柱状のコアが採取される。
【0023】採取されたコア40は、図3(b)に示す
ように基部2に保持された形状探査針1の先端位置と照
合され、形状探査針2を押し付けたときの方向が復元さ
れる。基部1及び支持具5にはその周方向の位置を示す
マークが付されており、これらのマークの方向が一致す
るように接合され、さらに方位記録装置4は支持具5に
定まった方向で取り付けられるので、基部1と方位記録
装置4とは一定の方向に接合されている。また、方位記
録装置本体のボーリング孔内における方向は感光体に写
し込まれている。したがって、この記録から磁石の指し
示す方位と方位記録装置本体の方向とによって基部1及
び採取されたコアのボーリング孔内における方位が定ま
る。さらに、磁石の水平面内における方向のみでなく、
鉛直方向に対する傾きも写し込まれているのでボーリン
グ孔の傾きも知ることができる。これによって採取され
たコアから、地層の傾斜の方向や摂理の方向を容易に特
定することができる。
【0024】図4は、本願に係る発明の定方位コアサン
プリング装置で用いることができる形状探査針及び基部
の他の例を示す概略断面図及び平面図である。この装置
の基部は2つの短い円柱体52a,52bを有し、これ
が6本の接続棒52cによって接合されている。上記円
柱体52a,52bにはそれぞれ同じ位置に13個の貫
通孔が設けられ、形状探査針51が挿通されている。ま
た、上記円柱体52の片側端面付近では貫通孔の内径が
拡大され、螺条が設けられて中心孔を有するナット54
が形状探査針51に外挿された状態で螺合されている。
【0025】このナット54は、円柱体52にねじ込む
量を調整することにより、拡径部の底に収容されたゴム
リング55への圧接力を調整し、形状探査針51が基部
52に対して移動しようとするときの摩擦負荷を調整す
ることができるようになっている。また、ナット54と
ゴムリング55との間には薄い金属の筒状リングが介挿
されており、形状探査針51が基部52に対して後退す
るときには筒状リングがゴムリング55と形状探査針5
1との間に入り込み、摩擦を低減する。一方、形状探査
針51が基部52に対して前進しようとするときには筒
状リングがゴムリング55と形状探査針51との間から
引き出され、摩擦を大きくするようになっている。この
ような形状探査針及び基部も図2に示すものと同様に支
持円筒体に固定し、方位記録装置と接合して定方位コア
サンプリングに用いることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本願に係る発明の
定方位コアサンプリング装置または定方位コアサンプリ
ング方法では、ボーリング孔底に複数の形状探査針を押
し付け、先端の位置によって孔底の形状を記録するとと
もに、配列された複数の形状探査針群の方向を記録する
ことによってコアの方位、すなわちコアが地盤中に存在
したときの方向を検知することができる。また、コアビ
ットによって円柱状に切削する前に端面形状が記録・保
存されるので、コアが割れてボーリング孔内で回転して
いても正確に方位を検知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、請求項2又は請求項3に記載の発明
の一実施形態である定方位コアサンプリング装置を示す
概略構成図である。
【図2】図1に示す定方位コアサンプリング装置で用い
られる形状探査針及び基部を示す概略断面図及び平面図
である。
【図3】図1に示す定方位コアサンプリング装置を用い
て、採取されたコアの方位を検知する方法を示す図であ
る。
【図4】請求項1、請求項2又は請求項3に記載の発明
に係る定方位コアサンプリング装置で用いることができ
る形状探査針及び基部の他の例を示す概略断面図及び平
面図である。
【図5】従来のコアサンプリング装置を示す概略構成図
である。
【図6】図5に示すコアサンプリング装置の拡大断面図
並びにこの装置で用いられるコアリフタの平面図及び断
面図である。
【図7】図5に示すコアサンプリング装置を用いて、コ
アを採取する方法を示す図である。
【符号の説明】
1 基部 2 形状探査針 3 支持円筒体 4 方位記録装置 5 支持具 6 接続具 7 接続ロッド 8 ナット 9 外筒 11 ボルト 12 ゴムリング 21 インナーチューブ 22 取付具 23 ロッド 24 インナーチューブヘッド 25 ワイヤ 26 可動翼体 31 コアビット 32 アウターチューブ 40 コア 51 形状探査針 52 基部 53 ボルト 54 ナット 55 ゴムリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川西 繁 東京都新宿区歌舞伎町2丁目16番9号 新宿TKビル 住鉱コンサルタント株式 会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21B 25/16 E21B 49/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤中に穿設されたボーリング孔に挿
    入される基部と、 この基部をボーリング孔の軸線方向に貫通し、該基部に
    対して少なくとも後退方向に移動可能に支持された複数
    の形状探査針と、 前記基部の、前記ボーリング孔内における方向を記録す
    る方位記録手段と、 前記形状探査針の前記基部に対する移動に負荷を付与す
    る制動手段とを有することを特徴とする定方位コアサン
    プリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の定方位コアサンプリ
    ング装置において、 前記制動手段は、前記形状探査針の外周面に密着される
    とともに、前記基部に位置が拘束されるゴム状リング部
    材を含むことを特徴とする定方位コアサンプリング装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の定方
    位コアサンプリング装置において、 前記形状探査針は採取するコアの断面内でほぼ全域に分
    布するように配置されていることを特徴とする定方位コ
    アサンプリング装置。
  4. 【請求項4】 地盤中に穿設されたボーリング孔底
    に、該ボーリング孔の軸線方向に支持された複数の形状
    探査針の先端を押し付け、この形状探査針の先端の相対
    位置を保存する第1の工程と、 所定のパターンに配列された前記複数の形状探査針の位
    置と方位との関係を記録する第2の工程と、 孔底を切削することにより、コアを採取する第3の工程
    と、 採取されたコアの上端面の形状と、上記第1の工程で保
    存された形状探査針の先端の相対位置とを照合する第4
    の工程を含むことを特徴とする定方位コアサンプリング
    方法。
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