JP2880010B2 - 太陽電池付icカード - Google Patents
太陽電池付icカードInfo
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- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/067—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
- G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
- G06K19/0701—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips at least one of the integrated circuit chips comprising an arrangement for power management
- G06K19/0702—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips at least one of the integrated circuit chips comprising an arrangement for power management the arrangement including a battery
- G06K19/0704—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips at least one of the integrated circuit chips comprising an arrangement for power management the arrangement including a battery the battery being rechargeable, e.g. solar batteries
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キー入力部、表示装
置、記憶機能と演算機能を有する集積回路(IC、LS
I、VLSI等を含み、以下単にICという)、及びそ
れらに電源電力を供給する太陽電池等を内蔵し、電子通
帳等に用いられる太陽電池付ICカードに関するもので
ある。
置、記憶機能と演算機能を有する集積回路(IC、LS
I、VLSI等を含み、以下単にICという)、及びそ
れらに電源電力を供給する太陽電池等を内蔵し、電子通
帳等に用いられる太陽電池付ICカードに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の太陽電池付ICカードと
しては、例えば特開平1−118497号公報に記載さ
れるものがある。この種の太陽電池付ICカードは、デ
ータ入力用のキー入力部、データ表示用の表示装置、回
路駆動用の電源電力を供給する太陽電池、及び外部端子
を有し、それらがカードの表面に設けられると共に、随
時読み書き可能なメモリ(RAM)、読出し専用メモリ
(ROM)、電気的再書込み可能な読出し専用メモリ
(EEPROM)、及び中央処理装置(CPU)を有す
るICが、前記カードの内部に設けられている。
しては、例えば特開平1−118497号公報に記載さ
れるものがある。この種の太陽電池付ICカードは、デ
ータ入力用のキー入力部、データ表示用の表示装置、回
路駆動用の電源電力を供給する太陽電池、及び外部端子
を有し、それらがカードの表面に設けられると共に、随
時読み書き可能なメモリ(RAM)、読出し専用メモリ
(ROM)、電気的再書込み可能な読出し専用メモリ
(EEPROM)、及び中央処理装置(CPU)を有す
るICが、前記カードの内部に設けられている。
【0003】ICカード内のEEPROMに暗証番号等
の秘密性(セキュリティ)の高いデータ等を書込む場
合、該ICカードを端末装置に挿入し、外部の電源よ
り、外部端子を介してEEPROMに書込みを行ってい
る。EEPROMにデータ等を書込むためには、少なく
とも5V程度の電源電圧が必要であるため、外部端子よ
り端末装置からの供給電源を得て、該EEPROMに書
込みを行っている。
の秘密性(セキュリティ)の高いデータ等を書込む場
合、該ICカードを端末装置に挿入し、外部の電源よ
り、外部端子を介してEEPROMに書込みを行ってい
る。EEPROMにデータ等を書込むためには、少なく
とも5V程度の電源電圧が必要であるため、外部端子よ
り端末装置からの供給電源を得て、該EEPROMに書
込みを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のICカードでは、次のような課題があった。 (a) ICカードを端末装置に挿入しないで、該IC
カードを単独で使用するオフラインでは、太陽電池から
の供給電力が低いため、電源供給機能を有する端末装置
や外部機器等がないと、該ICカード内のEEPROM
を書き換えることができない。
成のICカードでは、次のような課題があった。 (a) ICカードを端末装置に挿入しないで、該IC
カードを単独で使用するオフラインでは、太陽電池から
の供給電力が低いため、電源供給機能を有する端末装置
や外部機器等がないと、該ICカード内のEEPROM
を書き換えることができない。
【0005】(b) 電源供給機能を有する端末装置や
外部機器等が必要となるために、それらの装置の設置ス
ペースが必要となる。 (c) オフラインでのEEPROMの書き換えができ
ないため、わざわざ端末装置や外部機器等の設置場所ま
で、足を運ばなければならず、不利不便であった。
外部機器等が必要となるために、それらの装置の設置ス
ペースが必要となる。 (c) オフラインでのEEPROMの書き換えができ
ないため、わざわざ端末装置や外部機器等の設置場所ま
で、足を運ばなければならず、不利不便であった。
【0006】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、オフラインでEEPROMの書き換えができな
いため、電源供給機能を有する端末装置等が必要とな
り、その取り付けスペースの問題や、該端末装置等まで
出向かなければならないという不利不便さの点について
解決した太陽電池付ICカードを提供するものである。
として、オフラインでEEPROMの書き換えができな
いため、電源供給機能を有する端末装置等が必要とな
り、その取り付けスペースの問題や、該端末装置等まで
出向かなければならないという不利不便さの点について
解決した太陽電池付ICカードを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、データ入力用のキー入力部、データ表示
用の表示装置、回路駆動用の電源電力を供給する太陽電
池、及び外部端子をカードの表面に設けると共に、RA
M、ROM、EEPROM、及びCPUを有するICを
前記カードの内部に設けた太陽電池付ICカードにおい
て、次のような手段を設けている。即ち、本発明では、
前記EEPROMに書込み用補助電力を供給する電源
と、前記EEPROMへの書込み時に、前記CPUの制
御信号に基づき前記太陽電池と前記電源とを直列に接続
してその太陽電池及び電源の直列電力を前記EEPRO
Mへ供給する切換手段とを、設けている。
決するために、データ入力用のキー入力部、データ表示
用の表示装置、回路駆動用の電源電力を供給する太陽電
池、及び外部端子をカードの表面に設けると共に、RA
M、ROM、EEPROM、及びCPUを有するICを
前記カードの内部に設けた太陽電池付ICカードにおい
て、次のような手段を設けている。即ち、本発明では、
前記EEPROMに書込み用補助電力を供給する電源
と、前記EEPROMへの書込み時に、前記CPUの制
御信号に基づき前記太陽電池と前記電源とを直列に接続
してその太陽電池及び電源の直列電力を前記EEPRO
Mへ供給する切換手段とを、設けている。
【0008】
【作用】本発明によれば、以上のように太陽電池付IC
カードを構成したので、通常は太陽電池のみでICカー
ドが動作し、EEPROMへのデータ等の書込み時に、
CPUの制御信号に基づき切換手段が働き、太陽電池と
電源とが直列に接続されてその直列電力がEEPROM
に供給されるので、オフライン状態でEEPROMにデ
ータ等を的確に書込むことができる。従って、前記課題
を解決できるのである。
カードを構成したので、通常は太陽電池のみでICカー
ドが動作し、EEPROMへのデータ等の書込み時に、
CPUの制御信号に基づき切換手段が働き、太陽電池と
電源とが直列に接続されてその直列電力がEEPROM
に供給されるので、オフライン状態でEEPROMにデ
ータ等を的確に書込むことができる。従って、前記課題
を解決できるのである。
【0009】
【実施例】図3(a),(b)は、本発明の実施例を示
す太陽電池付ICカードの外観図である。この太陽電池
付ICカードでは、プラスチック等で形成されたカード
1の一方の面に、キーボード等のデータ入力用のキー入
力部2、液晶表示装置(LCD)等のデータ表示用の表
示装置3、及び電源電力供給用の太陽電池4が設けられ
ている。カード1の他方の面には、外部の端末装置等か
らの電源電力の受電及び信号の授受を行うための接触式
あるいは非接触式の外部端子5が設けられている。ま
た、このカード1の他方の面には、図示されていない
が、識別コード等を表わすエンボスあるいは印刷文字等
が付されている。
す太陽電池付ICカードの外観図である。この太陽電池
付ICカードでは、プラスチック等で形成されたカード
1の一方の面に、キーボード等のデータ入力用のキー入
力部2、液晶表示装置(LCD)等のデータ表示用の表
示装置3、及び電源電力供給用の太陽電池4が設けられ
ている。カード1の他方の面には、外部の端末装置等か
らの電源電力の受電及び信号の授受を行うための接触式
あるいは非接触式の外部端子5が設けられている。ま
た、このカード1の他方の面には、図示されていない
が、識別コード等を表わすエンボスあるいは印刷文字等
が付されている。
【0010】カード1内の任意の位置には、このICカ
ードを動作させるための1チップまたは複数チップから
なるIC10が設けられると共に、データ等の書込み用
補助電力を供給する電池等の電源20が設けられてい
る。
ードを動作させるための1チップまたは複数チップから
なるIC10が設けられると共に、データ等の書込み用
補助電力を供給する電池等の電源20が設けられてい
る。
【0011】図1は、本発明の実施例の太陽電池付IC
カードの回路構成例を示すブロック図である。カード1
の表面に設けられた外部端子5は、例えば電源電圧Vd
d入力用の端子5a、クロック信号φ入力用の端子5
b、データDA入出力用の端子5c、リセット信号R入
力用の端子5d、及び接地用の端子5eを有している。
カードの回路構成例を示すブロック図である。カード1
の表面に設けられた外部端子5は、例えば電源電圧Vd
d入力用の端子5a、クロック信号φ入力用の端子5
b、データDA入出力用の端子5c、リセット信号R入
力用の端子5d、及び接地用の端子5eを有している。
【0012】カード1内に設けられたIC10は、演算
機能等を有するCPU11、該CPU動作時のデータを
格納するRAM12a、プログラムを格納するROM1
2b、暗証番号等の秘密性の高いデータ等を格納するE
EPROM12c、表示駆動回路13、電圧検出回路1
4、内部電源と外部電源を切り換えるスイッチ回路1
6、及びEEPROM12cに対する読出し時と書込み
時を切り換える切換手段であるスイッチ回路17を有し
ている。さらに、外部からクロック信号φを入力して内
部で所定の周波数でかつ所定のタイミングで内部クロッ
ク信号を生成するクロックコントローラ15が設けられ
ている。
機能等を有するCPU11、該CPU動作時のデータを
格納するRAM12a、プログラムを格納するROM1
2b、暗証番号等の秘密性の高いデータ等を格納するE
EPROM12c、表示駆動回路13、電圧検出回路1
4、内部電源と外部電源を切り換えるスイッチ回路1
6、及びEEPROM12cに対する読出し時と書込み
時を切り換える切換手段であるスイッチ回路17を有し
ている。さらに、外部からクロック信号φを入力して内
部で所定の周波数でかつ所定のタイミングで内部クロッ
ク信号を生成するクロックコントローラ15が設けられ
ている。
【0013】CPU11は、キー入力部2、端子5c,
5d、RAM12a、ROM12b、EEPROM12
c、表示駆動回路13、電圧検出回路14、クロックコ
ントローラ15、及びスイッチ回路17に接続されると
共に、電源線18及びスイッチ回路16を介して端子5
aに接続されている。また、表示駆動回路13は表示装
置3に接続されると共に、スイッチ回路16が太陽電池
4、端子5a、電源20、及びスイッチ回路17に接続
されている。
5d、RAM12a、ROM12b、EEPROM12
c、表示駆動回路13、電圧検出回路14、クロックコ
ントローラ15、及びスイッチ回路17に接続されると
共に、電源線18及びスイッチ回路16を介して端子5
aに接続されている。また、表示駆動回路13は表示装
置3に接続されると共に、スイッチ回路16が太陽電池
4、端子5a、電源20、及びスイッチ回路17に接続
されている。
【0014】電圧検出回路14及びスイッチ回路16に
より電源切換手段が構成されている。電圧検出回路14
は、CPU11から出力されるバイアス信号S11aに
より動作してオンライン状態とオフライン状態を検出
し、スイッチ回路16を切り換えるための制御信号S1
4a,S14bを出力すると共に、クロックコントロー
ラ15を切り換えるための制御信号S14cを出力する
機能を有している。スイッチ回路16は、外部から入力
される電源電圧と太陽電池4からの電源電圧とを切り換
える機能を持っている。
より電源切換手段が構成されている。電圧検出回路14
は、CPU11から出力されるバイアス信号S11aに
より動作してオンライン状態とオフライン状態を検出
し、スイッチ回路16を切り換えるための制御信号S1
4a,S14bを出力すると共に、クロックコントロー
ラ15を切り換えるための制御信号S14cを出力する
機能を有している。スイッチ回路16は、外部から入力
される電源電圧と太陽電池4からの電源電圧とを切り換
える機能を持っている。
【0015】スイッチ回路16に接続されたスイッチ回
路17は、CPU11からの制御信号S11bに基づ
き、EEPROM12cに対する読出しまたは書込みを
行うための供給電圧の切換えを制御する機能を有すると
共に、EEPROM12cへの書込み時には、スイッチ
回路16と共働して太陽電池4と電源20とを直列接続
してその直列電力をEEPROM12cへ供給する機能
を有している。
路17は、CPU11からの制御信号S11bに基づ
き、EEPROM12cに対する読出しまたは書込みを
行うための供給電圧の切換えを制御する機能を有すると
共に、EEPROM12cへの書込み時には、スイッチ
回路16と共働して太陽電池4と電源20とを直列接続
してその直列電力をEEPROM12cへ供給する機能
を有している。
【0016】図2は、図1中の電圧検出回路14、及び
スイッチ回路16,17の構成例を示す回路図である。
電圧検出回路14は、端子5aとグランドとの間に直列
接続されたPチャネル型MOSトランジスタ(以下、P
MOSという)31,32、及びCPU11のバイアス
信号S11aによりゲート制御されるNチャネル型MO
Sトランジスタ(以下、NMOSという)33を有し、
そのPMOS32とNMOS33の接続点から制御信号
S14aが出力され、該制御信号S14aがバッファ3
4を介して制御信号S14bの形で出力される構成にな
っている。
スイッチ回路16,17の構成例を示す回路図である。
電圧検出回路14は、端子5aとグランドとの間に直列
接続されたPチャネル型MOSトランジスタ(以下、P
MOSという)31,32、及びCPU11のバイアス
信号S11aによりゲート制御されるNチャネル型MO
Sトランジスタ(以下、NMOSという)33を有し、
そのPMOS32とNMOS33の接続点から制御信号
S14aが出力され、該制御信号S14aがバッファ3
4を介して制御信号S14bの形で出力される構成にな
っている。
【0017】スイッチ回路16は、端子5aに接続され
たPMOS41を有し、そのPMOS41のゲートが、
制御信号S14aによりゲート制御されるNMOS42
を介してグランドに接続されている。PMOS41は、
制御信号S14bによりゲート制御されるPMOS43
を介して太陽電池4に接続されている。PMOS41と
43の接続点には、電源20を介して、制御信号S14
bによりゲート制御されるPMOS44が接続されると
共に、制御信号S14bによりゲート制御されるNMO
S45bが接続されている。
たPMOS41を有し、そのPMOS41のゲートが、
制御信号S14aによりゲート制御されるNMOS42
を介してグランドに接続されている。PMOS41は、
制御信号S14bによりゲート制御されるPMOS43
を介して太陽電池4に接続されている。PMOS41と
43の接続点には、電源20を介して、制御信号S14
bによりゲート制御されるPMOS44が接続されると
共に、制御信号S14bによりゲート制御されるNMO
S45bが接続されている。
【0018】スイッチ回路17は、CPU11の制御信
号S11bによりゲート制御されるNMOS52を有
し、そのNMOS52がNMOS45と並列接続され、
さらに制御信号S11bによりゲート制御されるPMO
S51がPMOS44に直列接続されている。
号S11bによりゲート制御されるNMOS52を有
し、そのNMOS52がNMOS45と並列接続され、
さらに制御信号S11bによりゲート制御されるPMO
S51がPMOS44に直列接続されている。
【0019】次に、以上のように構成された太陽電池付
ICカードの(1)オフライン動作、(2)オンライン
動作、及び(3)太陽電池4と電源20の関係について
説明する。
ICカードの(1)オフライン動作、(2)オンライン
動作、及び(3)太陽電池4と電源20の関係について
説明する。
【0020】(1)オフライン動作 オフライン状態での動作では、図2に示す端子5aの電
圧レベルが下がるので、それを電圧検出回路14のPM
OS31,32で検出する。すると、バッファ34から
出力される制御信号S14bは“L”レベルとなり、ス
イッチ回路16内のPMOS43,44がオン状態にな
ると共に、NMOS45がオフ状態となる。そして、太
陽電池4から出力される電源電圧は、PMOS43を介
して電源線18を通り、CPU11等に供給される。
圧レベルが下がるので、それを電圧検出回路14のPM
OS31,32で検出する。すると、バッファ34から
出力される制御信号S14bは“L”レベルとなり、ス
イッチ回路16内のPMOS43,44がオン状態にな
ると共に、NMOS45がオフ状態となる。そして、太
陽電池4から出力される電源電圧は、PMOS43を介
して電源線18を通り、CPU11等に供給される。
【0021】このとき、データ等をEEPROM12c
に書込むには、CPU11の制御信号S11bによって
スイッチ回路17内のPMOS51をオンし、PMOS
43によって直列接続された太陽電池4と電源20との
直列の電源電圧を該PMOS51を介してEEPROM
12cに供給する。また、通常の動作を行うときは、C
PU11の制御信号S11bによってNMOS52をオ
ン状態にしておく。
に書込むには、CPU11の制御信号S11bによって
スイッチ回路17内のPMOS51をオンし、PMOS
43によって直列接続された太陽電池4と電源20との
直列の電源電圧を該PMOS51を介してEEPROM
12cに供給する。また、通常の動作を行うときは、C
PU11の制御信号S11bによってNMOS52をオ
ン状態にしておく。
【0022】(2)オンライン動作 オンライン状態になると、図2の端子5aに、電源供給
機能を有する端末装置等から電源電圧Vddが供給され
るので、電圧検出回路14がそのオンライン状態を検出
する。すると、電圧検出回路14内のバッファ34の出
力制御信号S14bが“H”レベルになるので、スイッ
チ回路16内のPMOS43,44がオフすると共に、
NMOS45がオンする。そのため、PMOS43,4
4によって太陽電池4と電源20が回路から切り離さ
れ、回路中のどの部分にも電圧を供給できない形とな
り、外部から供給される端子5aの電源電圧VddがC
PU11やその他の回路に供給される。
機能を有する端末装置等から電源電圧Vddが供給され
るので、電圧検出回路14がそのオンライン状態を検出
する。すると、電圧検出回路14内のバッファ34の出
力制御信号S14bが“H”レベルになるので、スイッ
チ回路16内のPMOS43,44がオフすると共に、
NMOS45がオンする。そのため、PMOS43,4
4によって太陽電池4と電源20が回路から切り離さ
れ、回路中のどの部分にも電圧を供給できない形とな
り、外部から供給される端子5aの電源電圧VddがC
PU11やその他の回路に供給される。
【0023】(3)太陽電池4と電源20の関係 図2に示すように、オフラインにおいて、通常の動作を
行うときには、太陽電池4により、ICカード内部の各
回路に電源電圧を供給している。そして、EEPROM
12cにデータ等を書込むときのみ、PMOS43を介
して太陽電池4と電源20を直列につなぎ、その直列電
圧をPMOS44,51を介してEEPROM12cに
供給するという形をとっている。実は、この形というの
は、通常の動作を電源20で行い、EEPROM12c
に書込みを行うときに、太陽電池4を利用するという形
に比べ、高いセキュリティを保つことになる。
行うときには、太陽電池4により、ICカード内部の各
回路に電源電圧を供給している。そして、EEPROM
12cにデータ等を書込むときのみ、PMOS43を介
して太陽電池4と電源20を直列につなぎ、その直列電
圧をPMOS44,51を介してEEPROM12cに
供給するという形をとっている。実は、この形というの
は、通常の動作を電源20で行い、EEPROM12c
に書込みを行うときに、太陽電池4を利用するという形
に比べ、高いセキュリティを保つことになる。
【0024】例えば、EEPROM12cには予め暗証
番号が登録されている。そして、使用者がICカードに
対してアクセスを行う場合、図1のキー入力部2から暗
証番号を入力する。この入力された暗証番号とEEPR
OM12cに登録された暗証番号とが、CPU11で比
較され、両者が一致するときには、該CPU11に対す
るアクセスを許可する。不一致のときには、EEPRO
M12cに不一致回数を書込み、決められた不一致回数
以上の不一致になったとき、IC10をロック状態にし
て不正使用を防止するようになっている。
番号が登録されている。そして、使用者がICカードに
対してアクセスを行う場合、図1のキー入力部2から暗
証番号を入力する。この入力された暗証番号とEEPR
OM12cに登録された暗証番号とが、CPU11で比
較され、両者が一致するときには、該CPU11に対す
るアクセスを許可する。不一致のときには、EEPRO
M12cに不一致回数を書込み、決められた不一致回数
以上の不一致になったとき、IC10をロック状態にし
て不正使用を防止するようになっている。
【0025】この際、EEPROM12c以外の回路も
動作しており、そのため電力不足によってEEPROM
12cに不一致回数が書込まれないというおそれが生じ
る。EEPROM12cに不一致回数が書込まれない
と、不正使用によって何回も暗証番号を入力することが
でき、暗証番号のサーチが自由にできてしまうという危
険性が起ってくる。通常の動作を電源20で行い、EE
PROM12cに書込むときに太陽電池4を利用すると
いう形をとると、該太陽電池4は表面を手で覆う等によ
って人為的に電源電圧を変えることが可能となるので、
人為的にEEPROM12cへの書込みを制御すること
が可能となってくる。
動作しており、そのため電力不足によってEEPROM
12cに不一致回数が書込まれないというおそれが生じ
る。EEPROM12cに不一致回数が書込まれない
と、不正使用によって何回も暗証番号を入力することが
でき、暗証番号のサーチが自由にできてしまうという危
険性が起ってくる。通常の動作を電源20で行い、EE
PROM12cに書込むときに太陽電池4を利用すると
いう形をとると、該太陽電池4は表面を手で覆う等によ
って人為的に電源電圧を変えることが可能となるので、
人為的にEEPROM12cへの書込みを制御すること
が可能となってくる。
【0026】そこで、本実施例では、通常の動作を太陽
電池4の電源電圧で行い、EEPROM12cへ書込む
ときに電源20を利用する形をとっている。そのため、
EEPROM12cへ書込むときの制御を人為的に操作
することが不可能である。たとえ、太陽電池4を人為的
に操作したとしても、この場合にはCPU11等も動作
しなくなり、暗証番号のサーチもできなくなる。従っ
て、高いセキュリティを保つことができることになる。
電池4の電源電圧で行い、EEPROM12cへ書込む
ときに電源20を利用する形をとっている。そのため、
EEPROM12cへ書込むときの制御を人為的に操作
することが不可能である。たとえ、太陽電池4を人為的
に操作したとしても、この場合にはCPU11等も動作
しなくなり、暗証番号のサーチもできなくなる。従っ
て、高いセキュリティを保つことができることになる。
【0027】以上のように、本実施例では、太陽電池4
の他に電源20を設けたので、該太陽電池4と電源20
を直列接続することによってオフライン状態でEEPR
OM12cにデータ等を書込むことができる。このEE
PROM12cに書込むときに、太陽電池4の他に設け
た人為的に操作できない電源20を利用するので、セキ
ュリティも保たれる。しかも、EEPROM12cに書
込むときのみ、太陽電池4以外の電源20を利用するの
で、利用する電源20の寿命も長くなる。
の他に電源20を設けたので、該太陽電池4と電源20
を直列接続することによってオフライン状態でEEPR
OM12cにデータ等を書込むことができる。このEE
PROM12cに書込むときに、太陽電池4の他に設け
た人為的に操作できない電源20を利用するので、セキ
ュリティも保たれる。しかも、EEPROM12cに書
込むときのみ、太陽電池4以外の電源20を利用するの
で、利用する電源20の寿命も長くなる。
【0028】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a)図2の電圧検出回路14、及びスイッチ回路1
6,17は、図示以外の回路に変更することも可能であ
る。 (b)図2において、例えば電源20として充電可能な
二次電池を用いた場合、常時、太陽電池4の出力によ
り、昇圧回路やスイッチ手段等を介して該二次電池を充
電しておき、EEPROM12cへのデータ等の書込み
時に、CPU11の制御信号によって該スイッチ手段を
切り換え、該二次電池への充電を停止し、太陽電池4及
び該二次電池を直列接続にしてEEPROM12cにデ
ータ等の書込みを行うような構成にすることも可能であ
る。これにより、電源20の消耗による交換が不要とな
る。
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a)図2の電圧検出回路14、及びスイッチ回路1
6,17は、図示以外の回路に変更することも可能であ
る。 (b)図2において、例えば電源20として充電可能な
二次電池を用いた場合、常時、太陽電池4の出力によ
り、昇圧回路やスイッチ手段等を介して該二次電池を充
電しておき、EEPROM12cへのデータ等の書込み
時に、CPU11の制御信号によって該スイッチ手段を
切り換え、該二次電池への充電を停止し、太陽電池4及
び該二次電池を直列接続にしてEEPROM12cにデ
ータ等の書込みを行うような構成にすることも可能であ
る。これにより、電源20の消耗による交換が不要とな
る。
【0029】(c)図3に示すICカードの各部の構成
部品を他の形状や構造にしたり、あるいは図1に示す回
路構成を図示以外の形に変更する等、種々の変形が可能
である。
部品を他の形状や構造にしたり、あるいは図1に示す回
路構成を図示以外の形に変更する等、種々の変形が可能
である。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、EEPROMへの書込み用補助電力を供給する電
源と、該電源と太陽電池とを直列につなぐ切換手段とを
設け、通常は太陽電池で動作させ、EEPROMに書込
みを行うときのみ前記電源を利用するようにしているの
で、オフライン状態で該EEPROMにデータ等を書込
むことができる。そのため、電源供給機能を有する端末
装置や外部機器等が不要となり、それらの設置スペース
を省略できると共に、従来のように端末装置等の設置場
所までわざわざ足を運ばなければならないという不利不
便さを解消できる。
れば、EEPROMへの書込み用補助電力を供給する電
源と、該電源と太陽電池とを直列につなぐ切換手段とを
設け、通常は太陽電池で動作させ、EEPROMに書込
みを行うときのみ前記電源を利用するようにしているの
で、オフライン状態で該EEPROMにデータ等を書込
むことができる。そのため、電源供給機能を有する端末
装置や外部機器等が不要となり、それらの設置スペース
を省略できると共に、従来のように端末装置等の設置場
所までわざわざ足を運ばなければならないという不利不
便さを解消できる。
【0031】さらに、EEPROMにデータ等を書込む
ときに、太陽電池の他に設けた人為的に操作できない電
源を利用するので、セキュリティも保たれることにな
る。しかも、EEPROMに書込むときのみ太陽電池以
外の電源を利用するので、利用する電源の寿命も長くな
る。
ときに、太陽電池の他に設けた人為的に操作できない電
源を利用するので、セキュリティも保たれることにな
る。しかも、EEPROMに書込むときのみ太陽電池以
外の電源を利用するので、利用する電源の寿命も長くな
る。
【図1】本発明の実施例の太陽電池付ICカードの回路
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図2】図1中の電圧検出回路及びスイッチ回路の回路
図である。
図である。
【図3】本発明の実施例を示す太陽電池付ICカードの
外観図である。
外観図である。
1 カード 2 キー入力部 3 表示装置 4 太陽電池 5 外部端子 10 IC 11 CPU 12a RAM 12b ROM 12c EEPROM 14 電圧検出回路 16,17 スイッチ回路 20 電源
Claims (1)
- 【請求項1】 データ入力用のキー入力部、データ表示
用の表示装置、回路駆動用の電源電力を供給する太陽電
池、及び外部端子をカードの表面に設けると共に、随時
読み書き可能なメモリ、読出し専用メモリ、電気的再書
込み可能な読出し専用メモリ、及び中央処理装置を有す
る集積回路を前記カードの内部に設けた太陽電池付IC
カードにおいて、 前記電気的再書込み可能な読出し専用メモリに書込み用
補助電力を供給する電源と、 前記電気的再書込み可能な読出し専用メモリへの書込み
時に、前記中央処理装置の制御信号に基づき前記太陽電
池と前記電源とを直列に接続してその太陽電池及び電源
の直列電力を前記電気的再書込み可能な読出し専用メモ
リへ供給する切換手段とを、 設けたことを特徴とする太陽電池付ICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3264567A JP2880010B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 太陽電池付icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3264567A JP2880010B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 太陽電池付icカード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05108904A JPH05108904A (ja) | 1993-04-30 |
JP2880010B2 true JP2880010B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=17405086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3264567A Expired - Fee Related JP2880010B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 太陽電池付icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2880010B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4492987B2 (ja) * | 2000-05-22 | 2010-06-30 | 大日本印刷株式会社 | 自己表示機能付きicカード |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP3264567A patent/JP2880010B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05108904A (ja) | 1993-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990119 |
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