JP2878971B2 - 太陽電池用窓扉枠 - Google Patents

太陽電池用窓扉枠

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JP2878971B2
JP2878971B2 JP6139961A JP13996194A JP2878971B2 JP 2878971 B2 JP2878971 B2 JP 2878971B2 JP 6139961 A JP6139961 A JP 6139961A JP 13996194 A JP13996194 A JP 13996194A JP 2878971 B2 JP2878971 B2 JP 2878971B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池用窓枠及び太
陽電池用扉枠(以下、両者を含む意味で太陽電池用窓扉
枠という。)に係り、特に太陽電池パネルの嵌め込み作
業、太陽電池パネルの交換作業、配線作業、故障した配
線の交換作業などが簡単、かつ、容易に、しかも、能率
良く行え、また、交換部品費用が安価になるようにした
太陽電池用窓扉枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルディングや住宅などの建築物
の設備への電力を供給するために、太陽電池パネルを用
いることが研究されているが、この太陽電池パネルは受
光面側の透明電極と、半導体光活性層を含む半導体膜
と、半導体膜に光を反射する金属電極とを積層した構造
になっているので、太陽光線を遮蔽してしまうので、窓
や扉など建物内部への採光に用いる造作には用いること
ができず、屋上や余剰敷地に設置しなければならないと
されてきた。
【0003】最近になって、受光面と反対側の金属電極
を部分的に除去して透光性を与えた太陽電池パネルが開
発され、この透光性を有する太陽電池パネルを窓枠や扉
枠に嵌め込むことにより採光性を大幅に失うことなく、
また、建物の屋上や余剰敷地を他の目的に有効利用でき
ると共に太陽電池パネルにより電力を得る技術が提案さ
れている。
【0004】この場合、太陽電池パネルは従来のガラス
と同様にして上下及び左右の框を有する窓枠あるいは扉
枠に嵌め込まれるが、この太陽電池パネルの嵌め込みに
際しては、太陽電池パネルから導出されたリード線を先
に框の中に納めてから太陽電池パネルが嵌め込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまでの太
陽電池用窓扉枠の框は、内部にリード線を支持する構造
を備えていないので、框にリード線を挿入した後、シー
ルドを行うなどその作業が煩瑣である上、太陽電池パネ
ルを嵌め込む時に、先に框の中に納めたリード線の一部
分が框の外にはみ出したり、框と太陽電池パネルとの間
にリード線が挟まれたりして作業性を低下させることが
ある。しかも、この作業は、電気配線工事と太陽電池パ
ネルを窓扉枠へ取り付ける作業を同時に行わなければな
らず、常に電気工事業者とサッシ業者が共同して作業す
る必要があり、作業効率が悪いという難点がある。
【0006】また、太陽電池パネルを交換する際には、
新しいリード線全体を太陽電池パネルとともに交換する
必要があり、交換部品費用が高価になるとともに、交換
作業が煩瑣になる。
【0007】更に、太陽電池パネルのリード線に断線、
短絡などの故障が生じた時には、わざわざ太陽電池パネ
ルを取り外す必要があり、故障したリード線の交換作業
が複雑になる。
【0008】本発明は、上記の事情を考慮して、太陽電
池パネルの嵌め込み作業、太陽電池パネルの交換作業、
リード線の配線作業、故障したリード線の交換作業など
が簡単、かつ、容易に、しかも、能率良く行え、また、
交換部品費用が安価になるようにした太陽電池用窓扉枠
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、透光性を有する太陽電池パネルを支持する
上下及び左右の框を有する太陽電池用窓扉枠において、
これら上下及び左右の框のうちの少なくとも一つの框に
おける前記太陽電池パネルの縁が嵌入される空間内に、
導線配線用の管路が形成されたことを特徴とするもので
ある。管路は太陽電池パネルに対して非接着状態に設け
られているのが望ましい。また、太陽電池パネルの電極
近傍で管路が間隔をおいて分断されていてもよい。ま
た、管路の開口端部が框から露出していてもよい。ま
た、管路が框に一体成形されていてもよい。
【0010】
【作用】本発明においては、上記管路内に牽引線を通
し、この牽引線の一端に導線を連結した後、この牽引線
の他端を引いて牽引線及び導線の先端を管路から引き抜
くことにより、導線を管路内に配線でき、これにより、
太陽電池パネルを窓扉枠に嵌め込む時に、導線が框から
はみ出したり、太陽電池パネルと框との間に挟まったり
することが防止される。しかも、太陽電池パネルを嵌め
込んだ後に、配線を行うことができるので、両者の作業
を別々に行うことができる。
【0011】また、太陽電池パネルを交換する時には、
太陽電池パネルのリード線から導線を外し、導線を窓扉
枠内に残して、太陽電池パネルを交換し、新しい太陽電
池パネルのリード線に導線を接続すればよく、導線を交
換することなく太陽電池パネルを交換することができ
る。
【0012】特に、太陽電池パネルにリード線に代えて
ラグ端子を設ける場合には、このラグ端子に対応するソ
ケットによる接続により接続工程が容易になる。また、
このソケットを框に固定し、このソケットに導線を接続
することにより、全く導線に触ることなく太陽電池パネ
ルを嵌め込んだり、交換したりできるようになる。
【0013】更に、導線に断線、短絡等の故障が発生し
た時には、太陽電池パネルのリード線あるいはラグ端子
を受け入れているソケットと故障した導線との接続を解
除し、この故障した導線の太陽電池パネル側の端部に健
全な導線を結び付けた後、故障した導線の他端側を引い
て管路から引き抜くことにより健全な導線を管路内に配
線することができ、配線された健全な導線を太陽電池パ
ネルのリード線あるいはラグ端子を受け入れているソケ
ットに接続すればよいのである。つまり、太陽電池パネ
ルを取り外すことなく導線の交換が行える。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて具体的に
説明すれば以下の通りである。図1の斜視図に示すよう
に、この太陽電池窓の窓扉枠1は、左右の立框2・3と
上框4と、下框5と、上框4から上方に突出させたピボ
ット軸6と、下框5から下方に突出させたピボット軸7
と中横桟8とを備え、この窓扉枠1に中横桟8の上下に
2群にわけて太陽電池パネル9が嵌め込まれ、これら太
陽電池パネル9から外部に電力を取り出す1対の導線1
0・11が例えば上側のピボット軸6を通って外部に引
き出される。
【0015】上記窓扉枠1は上下両ピボット軸6・7を
介して図示しない窓縁枠に上下両ピボット軸6・7を中
心に90°回転可能に支持される。
【0016】図2の斜視図及び図3の断面図に示すよう
に、この太陽電池パネル9は、受光面側に配置されるガ
ラス基板12と、このガラス基板12の受光面と反対側
の面に設けられた光電変換素子13及び保護膜14と、
保護膜の表面側に配置されるガラス板15と、周縁を補
強する金属枠16と、この金属枠16を貫通するように
保護膜14から太陽電池パネル9の面方向、即ち、上方
と下方とに突出する1対のラグ端子17とを備える。
【0017】上記光電変換素子13は、受光面側から順
に積層される受光面電極18と、半導体膜19と、背面
金属電極20とを有しており、この受光面電極18は透
明なSnO2 、In2 5 、ITO等のTCOからな
り、背面金属電極20のラグ端子17の設置箇所及びそ
の近傍とガラス基板12の周縁部とを除いて全面的に形
成される。
【0018】また、この受光面電極18の一隅部、例え
ば図上、右上隅部に接して受光面電極18を外部配線に
接続するためのラグ端子17が乗せられ、例えばはんだ
付けなどによって受光面電極18に固定される。
【0019】上記半導体膜19としては、例えばアモル
ファスシリコン、アモルファスシリコンカーバイド、ア
モルファスシリコンゲルマニウム等のアモルファスシリ
コン系の半導体が用いられ、膜面に平行なpin接合、
pn接合などの半導体光活性層を含む半導体接合を備え
るものが用いられ、両ラグ端子17の設置部及びその近
傍とガラス基板12の周縁部とを除いて全面的に形成さ
れる。
【0020】そして、背面金属電極20を外部配線に接
続するラグ端子17をその設置部に配置してから背面金
属電極20が、例えばスパッタリングなどの薄膜形成法
によって、受光面電極18のラグ端子17の設置部及び
その近傍とガラス基板12の周縁部とを除いて全面的に
形成され、これにより、背面金属電極20とこのラグ端
子17とが電気的に接続される。
【0021】この背面金属電極20は、例えばAl、A
g、Ti、Al/Ti等の直列抵抗成分の低減に寄与す
る少なくとも一層の金属膜を含んでいる。重要なこと
は、この背面金属電極20の一部分を例えばフォトリソ
グラフィ等の手法を用いるエッチングによって除去し
て、透光部21を形成していることである。
【0022】また、この実施例では、この背面金属電極
20と共に半導体膜19を部分的に除去することによ
り、受光面側からこの透光部21を透過する光が半導体
膜19を透過することにより赤味がかることを防止して
いる。
【0023】上記透光部21は背面金属電極20を例え
ばストライプ状に分断するように形成することも可能で
あるが、この実施例では、分断された背面金属電極20
どうしを接続する配線を省略してコストダウンを図るた
めに、透光部21を水玉模様状に分散させることによ
り、透光部21が背面金属電極20で分断されるように
している。
【0024】この透光部21の受光面に直角の方向から
見た形状は、任意の形状にすることができるが、この実
施例では直径0.1〜3mmの円形に形成している。
【0025】また、この透光部21の開口率、即ち、受
光面積に対する開口面積の割合は、特に限定されず、採
光を必要とする場合には5〜30%程度が好ましい。
【0026】5%を下回る場合には、採光性が低くなる
ので好ましくなく、30%を上回ると実質的な光電変換
素子13の受光面積が小さくなりすぎ、十分な出力が得
られなくなる恐れがあるので好ましくない。
【0027】また、この透光部21の受光面方向の分散
状態は、採光条件によって適宜設定すればよいが、一般
的には、全面にわたって平均的に採光するために、太陽
電池パネル9の面方向に全面的に平均して分散させるこ
とが好ましく、特に、小面積の透光部21を多数分散さ
せることが好ましい。
【0028】上記保護膜14は、上記光電変換素子13
を背面側から覆って、これを保護するとともに、ラグ端
子17を固定するためのものであり、光電変換素子13
の背面側からガラス基板12の全面にわたって形成さ
れ、従って、上記透光部21にも充填される。
【0029】この保護膜14は、一般に太陽電池パネル
9の保護膜として使用されているエチレンビニルアセテ
ート(EVA)、透明エポキシ樹脂、アクリル樹脂など
の透明な合成樹脂で形成される。
【0030】一方のラグ端子17は受光面電極18に、
また、他方のラグ端子17は金属板だ形成され、背面金
属電極20にそれぞれ接続される。
【0031】なお、上記ラグ端子17は、例えば、JI
S570086,574097に準拠した構造に形成す
ることにより、これに接続されるソケット22はJIS
の規格品を用いることができる。
【0032】金属枠16にはこれらラグ端子17に結合
されるソケット22の先端部を突入させる貫通孔23が
形成され、ラグ端子17はこの貫通孔23を貫通するよ
うに貫通孔23内に突出させてあり、その先端を金属枠
16の外周面以内に止めることにより、ラグ端子17を
金属枠16で他物との衝突から保護し、この他物との衝
突によるラグ端子17の変形や折損を防止するようにし
ている。
【0033】このラグ端子17に代えて、従来の太陽電
池パネルのようにリード線を設けることは可能である
が、この場合には、断面積によって線径が決定されるの
で、ガラス基板12とガラス板15との間の光電変換素
子13及び保護膜14の薄肉化を図る上で不利になる。
これに対して、ラグ端子17を用いる場合には、端子幅
増大させることにより断面積を減少させることなく端子
の薄肉化を図ることができ、太陽電池パネル9薄肉化す
ることができる。また、リード線を用いる場合には、千
切れ易く、接続作業が面倒になるのに対して、ラグ端子
17と千切れ難く、又、後述するように接続作業が簡単
になる。
【0034】図4の断面図に示すように、上記上框4
は、アルミニウム合金を押出成形した溝形の主材24
と、この主材24の内部に挿入された力骨25と、この
主材24の表裏両側にビス止めされる押さえ縁26と、
押さえ縁26の各下端部に支持させたシール部材27と
を備えている。
【0035】上記主材24の下面には、ソケット22を
所定の範囲内で昇降可能に支持するホルダー28が固定
され、このホルダー28は、ソケット22を昇降可能に
保持するケース29と、ケース29内に収納され、ソケ
ット22を下方に付勢するスプリング30とを備えてい
る。そして、1対の導線10・11のうちの一方の導線
10の基端がこのソケット22のレセプタクル31に接
続され、この導線10の他端は太陽電池パネル9と主材
24との間に形成される空間とピボット軸6内とを通っ
て外部に引き出される。
【0036】図5の断面図に示すように、中横桟8は、
アルミニウム合金の押出成形により角パイプ状に形成さ
れた主材32と、この主材32内に挿入された力骨33
と、この主材32の屋内側または屋外側にビス止めされ
る4本の押さえ縁34と、各押さえ縁34の上端または
下端に支持されたシール部材27とを備え、主材32の
上には太陽電池パネル9のラグ端子17に対応させてソ
ケット22が固定される。
【0037】図1及び図5に示すように、太陽電池パネ
ル9は中横桟8の軸心方向に適当な間隔を置いて主材3
2上に載置されたスペーサ35を介して主材32に支持
され、これにより、中横桟8内に浸入して主材32の上
に溜まった水が太陽電池パネル9の光電変換素子13に
浸潤することを防止でき、この浸潤水による光電変換素
子13の受光面電極18と背面金属電極20との短絡が
防止されて、太陽電池パネル9の耐久性が高められる。
【0038】上下の太陽電池パネル9は直列接続される
場合と、並列接続される場合とが考えられるが、ここで
は、上下の太陽電池パネル9が並列接続される場合を例
にとって説明する。
【0039】横中桟8の上側のソケット22のレセプタ
クル31には、1対の導線10・11のうちの他方の導
線11の基端が接続され、この導線11は上側の太陽電
池パネル9と主材32との間に形成される空間、左右い
ずれか一方の立框2・3の内部、上框4の主材24と上
側の太陽電池パネル9との間に形成される空間及びピボ
ット軸6内を通って外部に引き出される。
【0040】この主材32の下面には、下側の太陽電池
パネル9の上側のラグ端子17に対応するソケット22
が、上框4のソケット22と同様に、ホルダー28を介
して一定の範囲内で昇降可能に支持され、ホルダー28
のケース29内のスプリング30によって下方に付勢さ
れる。
【0041】この横中桟8の下側のソケット22のレセ
プタクル31に接続される導線36は、主材32と下側
の太陽電池パネル9との間に形成される空間と、左右い
ずれか一方の立框2・3の内部、上框4の主材24と上
側の太陽電池パネル9との間に形成される空間を経て上
框4のソケット22のレセプタクル31に接続される。
【0042】図6の断面図に示すように、上記下框5
は、逆溝形の主材37と、この主材37内に挿入された
力骨38と、主材37の表裏両面にビス止めされる押さ
え縁39と、各押さえ縁39の上端部に支持されるシー
ル部材27とを備え、下側の太陽電池パネル9はスペー
サ35を介して主材37に載置される。
【0043】また、この主材37の上には下側の太陽電
池パネル9の下側のラグ端子17に対応してソケット2
2が固定されている。
【0044】左右両立框2・3は互いに左右逆勝手に形
成されており、立框2を例にとって図7の断面図に基づ
いて説明すれば、立框2はアルミニウム合金の押出成形
により形成されたほぼH型の主材40、この主材40の
各外向きの溝に挿入された力骨41と、横中桟8の押さ
え縁34と上框4の押さえ縁26または下框5の押さえ
縁39とに突当てられ、主材40の内側縁の表裏各側に
ビス止めされる押さえ縁42、及び各押さえ縁42の先
端部に支持されるシール部材27を備え、また、主材4
0の各内向きの溝内には、コンジットパイプ43が挿入
される。
【0045】上記コンジットパイプ43は、太陽電池パ
ネル9を直列接続する場合には、上框4の下部から下框
5の上部まで連続するものを用いることができるが、太
陽電池パネル9を並列接続するこの実施例では、図1に
示すように、横中桟8の上部から上框4の下部までと、
横中桟8の下部から下框5の上部までとに分断して配置
してあり、下框5のソケット22のレセプタクル31に
接続された導線44は、主材40と下側の太陽電池パネ
ル9との間に形成される空間から、左右いずれかの立框
2・3の下側のコンジットパイプ43を通って、中横桟
8の上側のソケット22のレセプタクル31に接続され
る。
【0046】この窓扉枠1の導線10・11・36・4
4の配線作業、交換作業、太陽電池パネル9の嵌め込み
作業、あるいは、太陽電池パネル9の交換作業は、表裏
何れか片面の押さえ縁を外して行われる。
【0047】例えば横中桟8の上側のソケット22から
ピボット軸6を経て外部に引き出される導線11の配線
作業は、次のようにして行われる。
【0048】まず、片面の上框4の押さえ縁26と横中
桟8の同面上側の押さえ縁34とを外し、ピボット軸6
の上側から上框4の中に牽引線を差込み、上框4の主材
24と太陽電池パネル9との間に形成される空間に突き
出た牽引線の先端を左右いずれかの立框2・3に斜め上
向きに向けて差し込んでその上側に引出し、次いで、立
框2・3の上側から見えるコンジットパイプ43の上端
に牽引線の先端を差し込み、横中桟8の横側まで下りて
きた牽引線の先端を横中桟8の主材32と上側の太陽電
池パネル9との間に形成される空間に引き出すことによ
り、牽引線をピボット軸6、上框4の主材24と太陽電
池パネル9との間に形成される空間、左右いずれかの上
側のコンジットパイプ43及び横中桟8の主材32と上
側の太陽電池パネル9との間に形成される空間とにわた
って通す。
【0049】この牽引線の下端に横中桟8の上側のソケ
ット22に接続される導線11の先端を結び付けた後、
牽引線をピボット軸6の上側に引抜くと、導線11がコ
ンジットパイプ43、上框4の主材24と太陽電池パネ
ル9との間に形成される空間及びピボット軸6にわたっ
て配線される。
【0050】この後、導線11の端末処理、即ち、ピボ
ット軸6から引き出された導線11の先端部をピボット
軸6外の適当な位置で切断する一方、この導線11の基
端部を横中桟8の上側のソケット22の近傍で切断して
その基端を横中桟8の上側のソケット22に接続する処
理を行い、更に、この端末処理の後、上框4の押さえ縁
26と横中桟8の押さえ縁34とを組付ることにより配
線作業が完了する。
【0051】上框4のソケット22からピボット軸6の
外側に導出される導線10の配線作業は、上框4の押さ
え縁26を外し、牽引線を用いずに、単に導線10をピ
ボット軸6の上側から上框4の中に差込み、上框4の主
材24と太陽電池パネル9との間の空間に出てきた導線
10の先端をソケット22の近傍まで引込んだ後、ソそ
の先端をソケット22に接続する一方、ピボット軸6の
外の適当な位置で切断し、最後に上框4の押さえ縁26
を元通りに組付ればよい。
【0052】下框5のソケット22から横中桟8の上側
のソケット22への導線44の配線作業は、片面の中横
桟8の下側の押さえ縁34と下框5の押さえ縁39とを
外して、下框5の主材37と太陽電池9との間に形成さ
れる空間から、左右いずれかの立框2・3に牽引線の先
端を斜め下向きに差込んでその先端を立框2・3の下方
に引出し、更に、下側から見える下側のコンジットパイ
プ43に牽引線の先端を差込み、横中桟8の横側まで上
がってきた牽引線の先端を横中桟8の主材32と上側の
太陽電池パネル9との間に形成される空間に引き出す。
これにより、牽引線が下框5の主材37と太陽電池パネ
ル9との間に形成される空間、左右いずれかの下側のコ
ンジットパイプ43内及び横中桟8の主材32と上側の
太陽電池パネル9との間に形成される空間とにわたって
通される。
【0053】この牽引線の先端に導線44の先端を連結
し、牽引線を基端側に引き抜くことにより、横中桟8の
主材32と上側の太陽電池パネル9との間に形成される
空間、左右いずれかの下側のコンジットパイプ43内及
び下框5の主材37と太陽電池パネル9との間に形成さ
れる空間にわたって導線44が引込まれる。
【0054】この導線44の両端を各ソケット22に接
続した後、中横桟8の押さえ縁34と下框5の押さえ縁
39とを組付ることにより配線作業が完了する。
【0055】太陽電池パネル9を直列接続する場合に
は、横中桟8の上下のソケット22が導線で接続される
が、この導線の配線は、横中桟8の片面の上下の押さえ
縁34を外して行われる。この場合、牽引線は主材32
の下側あるいは上側から左右いずれかの立框2・3に斜
め上向きあるいは斜め下向きに差し込み、立框2・3内
で主材32の上側あるいは下側まで突き出た牽引線の先
端を主材32の上側あるいは下側に引き戻され、この牽
引線の先端に導線を結び付け、牽引線を引き抜くことに
より、導線を主材32の上側から左右いずれかの立框2
・3を通って主材32の下側にわたって配線することが
できる。この導線の両端末を処理して各ソケット22に
接続した後、横中桟8の片面上下の押さえ縁34を組付
ることにより配線作業が完了する。なお、この場合に
は、横中桟8の主材32及び力骨33に上下に貫通する
孔を形成しておけば、直接に導線をこの孔に挿通して主
材32の上下両側にわたる配線をすることができるの
で、この配線作業を一層容易に行うことができる。
【0056】このように、導線10・11・36・44
の配線作業を太陽電池パネル9の有無と関係なく行うこ
とができるので、上側の太陽電池パネル9はこの配線作
業を行う前に嵌め込んでおいてもよく、また、この配線
作業の後に嵌め込んでもよいのであり、配線作業を簡
単、かつ、容易に、しかも、能率良く行える。
【0057】更に、故障した導線10・11・36・4
4を交換する場合には、太陽電池パネル9を取り外すこ
となく、故障した導線10・11・36・44のみを交
換することができるので、配線の交換作業を簡単、か
つ、容易に、しかも、能率良く行うことができ、また、
交換部品費用を安価にできる。
【0058】太陽電池パネル9を嵌め込む時には、その
太陽電池パネル9の片面の四周の押さえ縁を取り外し、
太陽電池パネル9を、その下縁がスペーサ35の上面よ
りも少し高くなるように持ち上げて、上側のラグ端子1
7を上側のソケット22に嵌め込んだ後、太陽電池パネ
ル9の下縁を反対側の押さえ縁に当たるまで押し込んで
スペーサ35の上面まで降ろし、下側のソケット22に
下側のラグ端子17が差し込まれる。この時、上側のソ
ケット22はスプリング30に押されて上側のラグ端子
17に追従して下方に移動するので、下側のソケット2
2に下側のラグ端子17が差し込まれる時に上側のラグ
端子17が上側のソケット22から離脱するおそれはな
い。
【0059】また、太陽電池パネル9を窓扉枠1から取
り外す時には、その太陽電池パネル9の片面の四周の押
さえ縁を取り外し、太陽電池パネル9を、その下縁がス
ペーサ35の上面よりも少し高くなるように持ち上げて
下側のソケット22から下側のラグ端子17を離脱さ
せ、太陽電池パネル9の下縁を屋内側(あるいは屋外
側)にずらせてから太陽電池パネル9を下方に移動させ
ると、上側のラグ端子17が上框4のソケット22から
離脱し、太陽電池パネル9を窓扉枠1から取り外すこと
ができる。
【0060】このようにして、太陽電池パネル9は窓扉
枠1内の配線を触らずに着脱することができるので、太
陽電池パネル9を簡単、かつ、容易に、しかも、能率良
く嵌め込んだり、交換したりすることができる。また、
太陽電池パネル9を交換する場合には、導線10・11
36・44を窓扉枠1内に残したまま太陽電池パネル
9のみを交換できるので、交換部品費用を安価にでき
る。
【0061】なお、図5及び図6に示すように、このス
ペーサ35の上面と下面とにはそれぞれ凹溝45・46
が形成され、上側の凹溝45にはソケット22に接続さ
れる導線11・36・44が挿通される。
【0062】これにより、導線11・36・44が横中
桟8の主材32あるいは下框5の主材37の上側に溜ま
った水分から離隔され、導線11・36・44と横中桟
8の主材32あるいは下框5の主材37とが電気的に導
通することが防止される。
【0063】また、上記の一実施例では、縦軸心回りに
回転して開閉される窓扉枠1に太陽電池パネル9を嵌め
込んだ場合を例にしているが、水平軸心回りに回転して
開閉される窓扉枠1に太陽電池パネル9を嵌め込んだ場
合や、窓扉枠1が窓枠あるいは扉枠に嵌め殺される場合
にも本発明を適用することができる。
【0064】また、上記の一実施例では、上側のピボッ
ト軸6から両極の導線10・11が外部に引き出される
ようにしているが、上側のピボット軸6から一極の導線
10を引出し、下側のピボット軸7から他極の導線11
を引き出すようにすることもできる。
【0065】また、上記の一実施例では、屋内、屋外両
面の押さえ縁が主材24・32・37・40と別部材に
形成さているが、いずれか一方の面の押さえ縁を主材2
4・32・37・40と一体に形成することは妨げな
い。
【0066】また、各太陽電池パネル9のラグ端子17
は、正面視において周囲の金属枠16から突出しないよ
うにしているが、ラグ端子17の先端が金属枠16の上
方または下方に突出するようにしてもよい。なお、この
場合には、ラグ端子17が他物に接触して変形すること
を防止するために、ラグ端子17の周囲を取り囲む保護
ケースを設けることが好ましい。
【0067】また、ラグ端子17を太陽電池パネル9の
上下に設けることは本発明に必須のことではなく、例え
ば両方のラグ端子を太陽電池パネル9の左右両側に設け
たり、太陽電池パネル9の上下左右のいずれか一辺に設
けたりしてもよい。
【0068】また、ラグ端子17は太陽電池パネル9の
面方向に突出させることは必要ではなく、太陽電池パネ
ル9の面に直角な方向に突出させてもよい。
【0069】また、上記一実施例では、ソケット22を
窓扉枠1に設けているが、導線の先端に接続された圧着
端子からなるソケット22を用い、太陽電池パネル9を
固定した後に、ソケット22をラグ端子17に接続する
ように構成しても良い。
【0070】また、上記の一実施例では、ラグ端子17
を太陽電池パネル9に設け、ソケット22を窓扉枠1に
設けているが、逆にソケット22を太陽電池パネル9に
設け、ラグ端子17を窓扉枠1に設けてもよいのであ
る。
【0071】更に、ラグ端子17の代わりにリード線を
導出した太陽電池パネル9を用いることも妨げず、この
場合には、太陽電池パネル9から導出されるリード線を
短くして各導線10・11・36・44に接続するよう
にしてもよく、また、リード線を長くして導線10・1
1・36・44に兼用してもよい。
【0072】また、太陽電池パネル9を直列に接続する
場合には、横中桟8の上側のソケット22を導線11に
接続する代わりに横中桟8の下側のソケット22に接続
し、下框5のソケット22に導線11を接続すればよ
い。
【0073】前述したように、この発明は、窓扉枠1が
窓枠あるいは扉枠に嵌め殺される場合にも適用すること
ができる。、図8に窓枠あるいは扉枠に嵌め殺される場
合の窓扉枠の実施例を示す。窓扉枠1を窓枠あるいは扉
枠に嵌め殺した場合には、ピボット軸はなくなる。この
ため前述の実施例のように、ピボット軸から導線を外部
に引き出すことができない。そこで、この実施例では、
導線の外部への引出しのために、この実施例では、コン
ジットパイプ43が上框4及び下框5から露出するよう
に構成し、導線の外部への引出しを容易にしている。
【0074】また、上記の一実施例では、コンジットパ
イプ43を挿入することにより立框2・3内に導線配線
用の管路を形成しているが、例えば図9の断面図に示す
本発明の他の実施例のように、立框2・3の主材48
管路49とを押出成形によって一体に形成するようにし
てもよいのである。この場合、管路49は全周が閉鎖さ
れた形状に形成して必要な部分、即ち、上框4の下部よ
りも上方の部分、横中桟8の横側部分及び下框5の上部
よりも下方の部分のみで内側に解放してもよく、その一
部分を全長にわたって内側に解放した形状に形成しても
よい。
【0075】もちろん、コンジットパイプ43あるいは
管路49を上框4あるいは下框5内に設けることも可能
である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上下及び左右の框のうちの少なくとも1つの框に導線配
線用の管路が形成されているので、この管路内に導線を
配線することにより、太陽電池パネルを嵌め外しする時
に導線がこれらの框からはみ出したり、太陽電池パネル
と框との間に挟まったりすることを防止でき、太陽電池
パネルの嵌め込み作業や交換作業を簡単、かつ、容易
に、しかも、能率よく行え、これらの作業性を高めるこ
とができる。
【0077】また、導線の配線作業や交換作業を太陽電
池パネルの有無に関係なく行えるので、これらの作業を
簡単、かつ、容易に、しかも、能率よく行え、これらの
作業性を高めることができる。
【0078】更に、太陽電池パネルを交換する時には、
リード線を太陽電池パネルの近傍で切断して導線を窓扉
枠内に残したまま太陽電池パネルを交換でき、又、故障
した導線を交換する場合には、故障した配線のみを交換
すればよいので、交換部品の費用を安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の太陽電池パネルの斜視図である。
【図3】本発明の太陽電池パネルの断面図である。
【図4】本発明の上框の断面図である。
【図5】本発明の横中桟の断面図である。
【図6】本発明の下框の断面図である。
【図7】本発明の立框の断面図である。
【図8】窓枠あるいは扉枠に嵌め殺される場合の本発明
の窓扉枠の実施例を示す斜視図である。
【図9】本発明の他の立框の断面図である。
【符号の説明】
1 窓扉枠 2・3 立框 4 上框 5 下框 6・7 ピボット軸 8 横中桟 9 太陽電池パネル 43 コンジットパイプ49 管路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−271595(JP,A) 実開 昭63−184888(JP,U) 実開 昭60−35887(JP,U) 実開 昭63−159091(JP,U) 実開 昭54−17093(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 7/28 E06B 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性を有する太陽電池パネルを支持す
    る上下及び左右の框を有する太陽電池用窓扉枠におい
    て、 これら上下及び左右の框のうちの少なくとも一つの框
    おける前記太陽電池パネルの縁が嵌入される空間内に、
    導線配線用の管路が形成されたことを特徴とする太陽電
    池用窓扉枠。
  2. 【請求項2】 管路は太陽電池パネルに対して非接着状
    態に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    太陽電池用窓扉枠。
  3. 【請求項3】 太陽電池パネルの電極近傍で管路が分断
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の太陽電池用窓扉枠。
  4. 【請求項4】 管路の開口端部が框から露出しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の太陽電池用窓扉枠。
  5. 【請求項5】 管路が框に一体成形されていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の太陽
    電池用窓扉枠。
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