JP2878552B2 - 活性炭およびその製造方法 - Google Patents
活性炭およびその製造方法Info
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Landscapes
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は活性炭およびその製造方
法に係り、さらに詳しくは、CEC(塩基置換容量)が
大で、保肥力が抜群となる活性炭ならびにその製造方法
に関するものである。
法に係り、さらに詳しくは、CEC(塩基置換容量)が
大で、保肥力が抜群となる活性炭ならびにその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】活性炭は多孔性炭素物質であって大きな
比表面積と吸着能をもち、吸着剤として各種の目的に、
広く利用されている。すなわち、活性炭はガス、蒸気の
吸着、溶媒の回収、ガスの精製、脱臭、廃水の処理、溶
液の脱色、精製などに、更には触媒担体として用いられ
る。従来、活性炭は木材または褐炭を活性化剤、例え
ば、塩化亜鉛、リン酸などで処理し、次いで乾留するこ
とにより、又は木炭を水蒸気で活性化することにより製
造されてきた。例えば、木炭、ココナッツ殻などを十分
に炭化し、水蒸気で高温処理する。又は、その活性炭を
塩化亜鉛で浸漬、活性化し、次いで高温焼成する。
比表面積と吸着能をもち、吸着剤として各種の目的に、
広く利用されている。すなわち、活性炭はガス、蒸気の
吸着、溶媒の回収、ガスの精製、脱臭、廃水の処理、溶
液の脱色、精製などに、更には触媒担体として用いられ
る。従来、活性炭は木材または褐炭を活性化剤、例え
ば、塩化亜鉛、リン酸などで処理し、次いで乾留するこ
とにより、又は木炭を水蒸気で活性化することにより製
造されてきた。例えば、木炭、ココナッツ殻などを十分
に炭化し、水蒸気で高温処理する。又は、その活性炭を
塩化亜鉛で浸漬、活性化し、次いで高温焼成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような活性炭は通
常800−1200m2/gの比表面積、0.2−3cm3
/gの空孔容積、1−4nmの孔径を有する。また、活性
炭は主として炭素、少量の水素、酸素及び無機成分とか
ら成る。その化学構造としては主としてグラファイトか
らなり、無定形で、表面にヒドロキシ基、キノン基など
の官能基を有する。ところで、このような通常の活性炭
は、CECすなわち塩基置換容量が1〜7程度である。
このCECはミリグラム当量(ME)で表わされ、その
意味としては、100gの土壌当り何ミリグラム当量の
塩基を保持できるかの数字を表わすものであって、農業
分野において、土壌の保肥力として用いられているもの
である。すなわち、肥料は一般に塩基成分から成るの
で、CECの大きい土壌は大量の肥料成分を吸着して保
持するため、作物に対する肥料の継続的供給機能を有す
る。
常800−1200m2/gの比表面積、0.2−3cm3
/gの空孔容積、1−4nmの孔径を有する。また、活性
炭は主として炭素、少量の水素、酸素及び無機成分とか
ら成る。その化学構造としては主としてグラファイトか
らなり、無定形で、表面にヒドロキシ基、キノン基など
の官能基を有する。ところで、このような通常の活性炭
は、CECすなわち塩基置換容量が1〜7程度である。
このCECはミリグラム当量(ME)で表わされ、その
意味としては、100gの土壌当り何ミリグラム当量の
塩基を保持できるかの数字を表わすものであって、農業
分野において、土壌の保肥力として用いられているもの
である。すなわち、肥料は一般に塩基成分から成るの
で、CECの大きい土壌は大量の肥料成分を吸着して保
持するため、作物に対する肥料の継続的供給機能を有す
る。
【0004】そこで活性炭の吸着性を利用し、保肥剤と
して肥料とともに土壌に配合する試みは従来もなされて
いるが、上記の如く、塩基置換容量CECがあまり大と
はいえないので、従来は特筆すべき結果は見られない。
また、活性炭の粒度についても、従来の製造手段による
と、その粒度分布が非常にばらついており、たとえば1
00メッシュの活性炭に整粒するには、かなりの分級工
程が必要であり、極めて煩雑であった。そこで本発明の
目的は、分級を行なわずとも粒度分布が整粒状で、かつ
CECの高い値を有する活性炭およびその製造方法を提
供することにある。
して肥料とともに土壌に配合する試みは従来もなされて
いるが、上記の如く、塩基置換容量CECがあまり大と
はいえないので、従来は特筆すべき結果は見られない。
また、活性炭の粒度についても、従来の製造手段による
と、その粒度分布が非常にばらついており、たとえば1
00メッシュの活性炭に整粒するには、かなりの分級工
程が必要であり、極めて煩雑であった。そこで本発明の
目的は、分級を行なわずとも粒度分布が整粒状で、かつ
CECの高い値を有する活性炭およびその製造方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためなされたものであって、その要旨とするところ
は、実質的に90〜110メッシュの整粒分布をなし、
かつCEC(塩基置換容量)が30〜40であることを
特徴とする活性炭、ならびに金属線を含む廃タイヤを4
00°〜900℃で酸素の存在下、およびCO2ならび
に水蒸気の存在下で燃焼せしめ、発生する可燃ガスをさ
らに燃料の付加により800°〜900℃に再加熱した
のち、水管ボイラを経て熱交換された180℃〜250
°の排気を電気集じん機に導入し、活性炭の回収を行う
ことを特徴とする活性炭の製造方法にある。
するためなされたものであって、その要旨とするところ
は、実質的に90〜110メッシュの整粒分布をなし、
かつCEC(塩基置換容量)が30〜40であることを
特徴とする活性炭、ならびに金属線を含む廃タイヤを4
00°〜900℃で酸素の存在下、およびCO2ならび
に水蒸気の存在下で燃焼せしめ、発生する可燃ガスをさ
らに燃料の付加により800°〜900℃に再加熱した
のち、水管ボイラを経て熱交換された180℃〜250
°の排気を電気集じん機に導入し、活性炭の回収を行う
ことを特徴とする活性炭の製造方法にある。
【0006】
【作用】本発明においては、金属線を含む廃タイヤを4
00°〜900℃で燃焼せしめ、発生した可燃ガスをさ
らに重油などの燃料の吹き込みにより、800°〜90
0℃に再加熱したのち、ボイラで熱交換が行なわれて1
80°〜250℃となった排気ガスを電気集じん機に導
入すると、理由は明らかではないが、一般の知見と大い
に異なり、活性炭を効率良く回収することが可能となる
ものである。しかもこの場合、得られる活性炭は100
メッシュを中心として実質的に90〜110メッシュに
整粒分布したものとなり、さらにCECも市販の活性炭
のものと比較して数10倍にも達する値となる極めて低
比重の活性炭が得られる。
00°〜900℃で燃焼せしめ、発生した可燃ガスをさ
らに重油などの燃料の吹き込みにより、800°〜90
0℃に再加熱したのち、ボイラで熱交換が行なわれて1
80°〜250℃となった排気ガスを電気集じん機に導
入すると、理由は明らかではないが、一般の知見と大い
に異なり、活性炭を効率良く回収することが可能となる
ものである。しかもこの場合、得られる活性炭は100
メッシュを中心として実質的に90〜110メッシュに
整粒分布したものとなり、さらにCECも市販の活性炭
のものと比較して数10倍にも達する値となる極めて低
比重の活性炭が得られる。
【0007】
【実施例】以下、実施例により本発明について詳細に説
明する。最初に本発明の活性炭を得るための手段につい
て説明する。まず、原料としては産業廃棄物として近年
増加の傾向にある自動車用などの廃タイヤを使用するも
のである。このような廃タイヤは鋼線等の金属線を含む
ものであり、燃焼雰囲気の適切な制御等により、廃タイ
ヤのゴム部分の燃焼に伴って、酸化、分散することがで
きる。これらのタイヤは炉内において、400°〜90
0℃、好ましくは700°〜800℃で、酸素の存在
下、およびCO2ならびに水蒸気の存在下で燃焼され
る。
明する。最初に本発明の活性炭を得るための手段につい
て説明する。まず、原料としては産業廃棄物として近年
増加の傾向にある自動車用などの廃タイヤを使用するも
のである。このような廃タイヤは鋼線等の金属線を含む
ものであり、燃焼雰囲気の適切な制御等により、廃タイ
ヤのゴム部分の燃焼に伴って、酸化、分散することがで
きる。これらのタイヤは炉内において、400°〜90
0℃、好ましくは700°〜800℃で、酸素の存在
下、およびCO2ならびに水蒸気の存在下で燃焼され
る。
【0008】この場合、燃焼用の空気としては、好まし
くは高湿度、たとえば、相対湿度が少なくとも60%で
あり、必要に応じて燃焼雰囲気中に水を適当な手段で添
加することが有効である。上記の燃焼によって、廃タイ
ヤのゴムの分解等により可燃ガスが発生するが、本発明
においては、この可燃ガスにさらに燃料の付加を行なう
ことにより、800°〜900℃に再加熱したのち、熱
交換手段として設けられる水管ボイラに導かれる。な
お、この場合付加される燃料としては、重油、軽油、天
然ガスなど各種考えられるが、作業性等を考慮すると、
重油が最も望ましい。
くは高湿度、たとえば、相対湿度が少なくとも60%で
あり、必要に応じて燃焼雰囲気中に水を適当な手段で添
加することが有効である。上記の燃焼によって、廃タイ
ヤのゴムの分解等により可燃ガスが発生するが、本発明
においては、この可燃ガスにさらに燃料の付加を行なう
ことにより、800°〜900℃に再加熱したのち、熱
交換手段として設けられる水管ボイラに導かれる。な
お、この場合付加される燃料としては、重油、軽油、天
然ガスなど各種考えられるが、作業性等を考慮すると、
重油が最も望ましい。
【0009】次に、水管ボイラを経た排気は、その熱交
換作用によって温度が降下し、180°〜250℃の排
気となって電気集じん機に導入される。この電気集じん
機の集じん原理は、排気中のダストにコロナ放電極から
電荷を与え、集じん極板との間に働く電気力すなわちク
ーロン力によって、集じん極板に前記の如く帯電したダ
ストを捕促し、含有有効成分を回収するものである。
換作用によって温度が降下し、180°〜250℃の排
気となって電気集じん機に導入される。この電気集じん
機の集じん原理は、排気中のダストにコロナ放電極から
電荷を与え、集じん極板との間に働く電気力すなわちク
ーロン力によって、集じん極板に前記の如く帯電したダ
ストを捕促し、含有有効成分を回収するものである。
【0010】ところで、一般の知見によれば、活性炭の
如き炭素は、上記の原理で集じん極板に吸着させること
は不可能とされており、従って前記の製造手段によって
廃タイヤの燃焼から得られる活性炭をコットル式の如き
乾式電気集じん機によって回収することはできない、と
いうのがこれ迄の通説である。しかしながら実験の結
果、従来の知見とは大いに異なり、理由は今のところ明
らかではないが、本発明の手段により得られる活性炭
は、電気集じん機により効率良く回収することが可能で
あり、これは従来に例を見ない画期的な知見と言うべき
である。
如き炭素は、上記の原理で集じん極板に吸着させること
は不可能とされており、従って前記の製造手段によって
廃タイヤの燃焼から得られる活性炭をコットル式の如き
乾式電気集じん機によって回収することはできない、と
いうのがこれ迄の通説である。しかしながら実験の結
果、従来の知見とは大いに異なり、理由は今のところ明
らかではないが、本発明の手段により得られる活性炭
は、電気集じん機により効率良く回収することが可能で
あり、これは従来に例を見ない画期的な知見と言うべき
である。
【0011】次にこのようにして得られた本発明の活性
炭の構成について述べる。本発明の活性炭について他の
活性炭には見られない特性の一つは、本発明活性炭が電
気集じん機により回収されたなりの姿において、特に分
級工程などを一切実施することなく、すでに整粒分布の
状態にあり、その範囲も100メッシュを中心として9
0〜110メッシュの範囲内に実質的に分布している点
にある。すなわち、このことはとりもなおさず、煩雑な
分級工程を省略し得ることに他ならず、これに伴なう経
済効果も当然ながら大ということができる。
炭の構成について述べる。本発明の活性炭について他の
活性炭には見られない特性の一つは、本発明活性炭が電
気集じん機により回収されたなりの姿において、特に分
級工程などを一切実施することなく、すでに整粒分布の
状態にあり、その範囲も100メッシュを中心として9
0〜110メッシュの範囲内に実質的に分布している点
にある。すなわち、このことはとりもなおさず、煩雑な
分級工程を省略し得ることに他ならず、これに伴なう経
済効果も当然ながら大ということができる。
【0012】また、本発明の活性炭について他の活性炭
には見られない他の特性としては、CEC(塩基置換容
量)が市販の活性炭のものと比較して、数10倍にも達
する値を示す点である。すなわち、市販の活性炭、たと
えばココナッツ殻炭のCECは、前記の如く、100g
の土壌に対し、せいぜい1〜7ミリグラム当量程度であ
るのに対し、本発明によって得られた活性炭について
は、そのCECは100gの土壌に対し30〜40ミリ
グラム当量となり、正に市販の活性炭の数10倍にも達
する大きな値を示すものである。本発明の活性炭がこの
ように大きな値のCECを示す理由は現状では明らかで
はないが、本発明の活性炭は通常のものと比較して比重
が極めて小さく、これは多孔質体である活性炭粒子の孔
径が大きく、かつ空孔容積が特に大であることを意味す
るので、これが一因であると考えられる。
には見られない他の特性としては、CEC(塩基置換容
量)が市販の活性炭のものと比較して、数10倍にも達
する値を示す点である。すなわち、市販の活性炭、たと
えばココナッツ殻炭のCECは、前記の如く、100g
の土壌に対し、せいぜい1〜7ミリグラム当量程度であ
るのに対し、本発明によって得られた活性炭について
は、そのCECは100gの土壌に対し30〜40ミリ
グラム当量となり、正に市販の活性炭の数10倍にも達
する大きな値を示すものである。本発明の活性炭がこの
ように大きな値のCECを示す理由は現状では明らかで
はないが、本発明の活性炭は通常のものと比較して比重
が極めて小さく、これは多孔質体である活性炭粒子の孔
径が大きく、かつ空孔容積が特に大であることを意味す
るので、これが一因であると考えられる。
【0013】本発明の活性炭はこのようにCECが大で
あるため、大量の肥料成分を吸着することが可能であ
り、このような高い保肥力を利用して、農業分野におけ
る土壌改良をはじめとする各種考え得る用途全般に適用
することができる。また、本発明の活性炭は、活性炭と
して具備すべき吸着性能その他はすべて当然ながら有し
ているので、公知の活性炭が使用される用途にはすべて
適用することが可能である。たとえばエンジン排ガス中
のNOx、SOxを早い速度で吸着することが可能であ
り、大気汚染さらにはこれに起因する酸性雨の発生など
を防止するフィルター材として用い得る他、化学成分的
に有害物質を含有していないところから、河川の清流化
などの水質の改良、脱色、さらには一般的な脱臭、吸着
等の用途全般に広く利用することができる。
あるため、大量の肥料成分を吸着することが可能であ
り、このような高い保肥力を利用して、農業分野におけ
る土壌改良をはじめとする各種考え得る用途全般に適用
することができる。また、本発明の活性炭は、活性炭と
して具備すべき吸着性能その他はすべて当然ながら有し
ているので、公知の活性炭が使用される用途にはすべて
適用することが可能である。たとえばエンジン排ガス中
のNOx、SOxを早い速度で吸着することが可能であ
り、大気汚染さらにはこれに起因する酸性雨の発生など
を防止するフィルター材として用い得る他、化学成分的
に有害物質を含有していないところから、河川の清流化
などの水質の改良、脱色、さらには一般的な脱臭、吸着
等の用途全般に広く利用することができる。
【0014】次に本発明によって得られた活性炭の一例
の諸特性および成分例を示せば次の通りである。 (a)諸特性 比重:0.32 粒度分布:99%が90〜110メッシュ、50%以上
が100メッシュ 塩基交換容量(CEC):35.3me/100g〔保肥
力抜群〕 脱色(メチレンブルー):非常に速い(瞬間的に70%
以上脱色) 吸着性能: 油 - - - - - 吸着する かび - - - - - 吸着する アンモニア臭 - - - - - 吸着する 脱臭速度:非常に速い
の諸特性および成分例を示せば次の通りである。 (a)諸特性 比重:0.32 粒度分布:99%が90〜110メッシュ、50%以上
が100メッシュ 塩基交換容量(CEC):35.3me/100g〔保肥
力抜群〕 脱色(メチレンブルー):非常に速い(瞬間的に70%
以上脱色) 吸着性能: 油 - - - - - 吸着する かび - - - - - 吸着する アンモニア臭 - - - - - 吸着する 脱臭速度:非常に速い
【0015】(b)成分例 Zn 10ppm Pb 検出せず As 検出せず Cd 検出せず 以上述べた諸元の内、(a)の諸特性については、いず
れの特性も市販の活性炭よりも優れており、本発明の活
性炭の優位は明らかである。また、(b)の成分例につ
いては、Znの存在が見られるが、欧米各国において
は、むしろ、微量のZnを健康上の理由から薬剤として
積極的に摂取し、或いは家畜の飼料に配合し、または肥
料と共に農作物に散布するなどして、その効果を認識す
る傾向にあり、前述の程度のZn含有量であれば、保肥
剤等として前記活性炭を使用することは全く問題ないも
のということができる。
れの特性も市販の活性炭よりも優れており、本発明の活
性炭の優位は明らかである。また、(b)の成分例につ
いては、Znの存在が見られるが、欧米各国において
は、むしろ、微量のZnを健康上の理由から薬剤として
積極的に摂取し、或いは家畜の飼料に配合し、または肥
料と共に農作物に散布するなどして、その効果を認識す
る傾向にあり、前述の程度のZn含有量であれば、保肥
剤等として前記活性炭を使用することは全く問題ないも
のということができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、分
級工程を用いることなく、粒度分布が整粒であり、しか
もCEC(塩基置換容量)の高い値を有する活性炭を、
従来の知見とは全く異なり、乾式電気集じん機により回
収して得ることが可能となるものであって、その効果は
従来全く例を見ない極めて顕著なものである。
級工程を用いることなく、粒度分布が整粒であり、しか
もCEC(塩基置換容量)の高い値を有する活性炭を、
従来の知見とは全く異なり、乾式電気集じん機により回
収して得ることが可能となるものであって、その効果は
従来全く例を見ない極めて顕著なものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 実質的に90〜110メッシュの整粒分
布をなし、かつCEC(塩基置換容量)が30〜40で
あることを特徴とする活性炭。 - 【請求項2】 金属線を含む廃タイヤを400°〜90
0℃で酸素の存在下、およびCO2ならびに水蒸気の存
在下で燃焼せしめ、発生する可燃ガスをさらに燃料の付
加により800°〜900℃に再加熱したのち、水管ボ
イラを経て熱交換された180°〜250℃の排気を電
気集じん機に導入し、活性炭の回収を行うことを特徴と
する活性炭の製造方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5083486A JP2878552B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 活性炭およびその製造方法 |
| BR9304771A BR9304771A (pt) | 1993-04-09 | 1993-11-19 | Carvão ativado, e processo e aparelho para preparação de carvão ativado |
| CA002115791A CA2115791A1 (en) | 1993-04-09 | 1994-02-16 | Activated carbon and production thereof |
| US08/197,964 US5438029A (en) | 1993-04-09 | 1994-02-17 | Activated carbon and production thereof |
| EP94105459A EP0619270B1 (en) | 1993-04-09 | 1994-04-08 | Activated carbon and production thereof |
| DE69405032T DE69405032T2 (de) | 1993-04-09 | 1994-04-08 | Aktivkohle, sowie ihre Erzeugung |
| US08/385,464 US5630367A (en) | 1993-04-09 | 1995-02-08 | Activated carbon and production thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5083486A JP2878552B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 活性炭およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06298511A JPH06298511A (ja) | 1994-10-25 |
| JP2878552B2 true JP2878552B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=13803814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5083486A Expired - Lifetime JP2878552B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 活性炭およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2878552B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN118825413B (zh) * | 2024-09-18 | 2024-12-27 | 欣界能源科技(江苏)有限公司 | 用于锂金属电池的电解质、锂金属电池及其回收方法 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP5083486A patent/JP2878552B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06298511A (ja) | 1994-10-25 |
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