JP2878339B2 - スクリーン掛け装置における圧力および流れ状態を安定化させる方法、並びにスクリーン掛け装置 - Google Patents
スクリーン掛け装置における圧力および流れ状態を安定化させる方法、並びにスクリーン掛け装置Info
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- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
- D21C9/00—After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
- D21C9/02—Washing ; Displacing cooking or pulp-treating liquors contained in the pulp by fluids, e.g. wash water or other pulp-treating agents
- D21C9/04—Washing ; Displacing cooking or pulp-treating liquors contained in the pulp by fluids, e.g. wash water or other pulp-treating agents in diffusers ; Washing of pulp of fluid consistency without substantially thickening
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- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
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Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、繊維セルロース材料のパルプを処理する
ためのスクリーン掛け装置における圧力および流れ状態
を安定化させる方法であって、この方法で、液体が抜出
されかつおそらくは変位液体が供給され、パルプが、入
口を通してスクリーン掛け装置に連続的に供給され、ス
クリーン体のスクリーンに沿ってパルプ空間を通過し、
かつ出口を通して連続的に吐出され、前記スクリーン体
が、抜出し段階の際に前向き運動で、逆洗段階の際にう
しろ向き運動で、軸線方向に動かされるもの、に関す
る。この発明はまた、この方法を遂行するためのスクリ
ーン掛け装置、に関する。
ためのスクリーン掛け装置における圧力および流れ状態
を安定化させる方法であって、この方法で、液体が抜出
されかつおそらくは変位液体が供給され、パルプが、入
口を通してスクリーン掛け装置に連続的に供給され、ス
クリーン体のスクリーンに沿ってパルプ空間を通過し、
かつ出口を通して連続的に吐出され、前記スクリーン体
が、抜出し段階の際に前向き運動で、逆洗段階の際にう
しろ向き運動で、軸線方向に動かされるもの、に関す
る。この発明はまた、この方法を遂行するためのスクリ
ーン掛け装置、に関する。
米国特許第4,396,509号明細書には、サイクル中に前
後運動するスクリーンを備えた圧力拡散器形式のスクリ
ーン掛け装置が開示され、これにおけるスクリーンは、
変位地帯の入口側および出口側で異なる寸法を有する2
つの円筒状の支持体に軸架される。各サイクルの戻り運
動において、スクリーンは、迅速な戻り行程を遂行し、
濾液空間すなわち抜出し空間の容積は、支持体の直径の
前記差の結果として、減小する。かくして、スクリーン
は、2つの円筒状支持体の横断面積の差にスクリーンの
行程長さを掛けたものから、戻り行程の際にスクリーン
掛け装置から除去される変位した液体の量を引いたも
の、に対応する液体容積で、逆洗される。サイクルの残
りすなわち抜出し段階の際には、スクリーンは、パルプ
と同じ方向に実質的に同じ速さで動く。この知られてい
る方法では、パルプは、スクリーンに対して正しい速さ
で動かされ、同時にスクリーン開孔の目詰りが阻止され
る。しかしながら、逆洗の分布は満足すべきものではな
い。この問題に対する一つの解決は、米国特許第4,368,
628号明細書に開示されているように、スクリーンを切
頭円錐として設計することである。
後運動するスクリーンを備えた圧力拡散器形式のスクリ
ーン掛け装置が開示され、これにおけるスクリーンは、
変位地帯の入口側および出口側で異なる寸法を有する2
つの円筒状の支持体に軸架される。各サイクルの戻り運
動において、スクリーンは、迅速な戻り行程を遂行し、
濾液空間すなわち抜出し空間の容積は、支持体の直径の
前記差の結果として、減小する。かくして、スクリーン
は、2つの円筒状支持体の横断面積の差にスクリーンの
行程長さを掛けたものから、戻り行程の際にスクリーン
掛け装置から除去される変位した液体の量を引いたも
の、に対応する液体容積で、逆洗される。サイクルの残
りすなわち抜出し段階の際には、スクリーンは、パルプ
と同じ方向に実質的に同じ速さで動く。この知られてい
る方法では、パルプは、スクリーンに対して正しい速さ
で動かされ、同時にスクリーン開孔の目詰りが阻止され
る。しかしながら、逆洗の分布は満足すべきものではな
い。この問題に対する一つの解決は、米国特許第4,368,
628号明細書に開示されているように、スクリーンを切
頭円錐として設計することである。
上述した特許明細書に記載されている知られているス
クリーン掛け装置においては、パルプが、変位地帯の中
におよびこれから連続的に流れる際に、同時に、変位液
体が、スクリーン面に向う方向で外側から半径方向に供
給され、抜出されたすなわち変位した液体が、連続的に
装置から離れることができる。パルプの流入流出の結果
として、パルプにおける圧力は、スクリーンの戻り行程
の際に、スクリーンまたは変位地帯の入口端で増大し、
その出口で下降する。
クリーン掛け装置においては、パルプが、変位地帯の中
におよびこれから連続的に流れる際に、同時に、変位液
体が、スクリーン面に向う方向で外側から半径方向に供
給され、抜出されたすなわち変位した液体が、連続的に
装置から離れることができる。パルプの流入流出の結果
として、パルプにおける圧力は、スクリーンの戻り行程
の際に、スクリーンまたは変位地帯の入口端で増大し、
その出口で下降する。
かくして、変位地帯の入口端と出口端の間に、圧力勾
配が存する。この状態は、変位した液体のための空間
に、対応する圧力勾配が起らないので、逆洗の適正な分
布をさまたげる。故に、逆洗の大半は、変位地帯の出口
端の近くで起り、スクリーン入口端の方向では、逆流は
起らない或いは僅かしか起らない。
配が存する。この状態は、変位した液体のための空間
に、対応する圧力勾配が起らないので、逆洗の適正な分
布をさまたげる。故に、逆洗の大半は、変位地帯の出口
端の近くで起り、スクリーン入口端の方向では、逆流は
起らない或いは僅かしか起らない。
この発明の目的は、スクリーンを逆洗するときの戻り
行程の際に液体の一様な分布を確保するため、スクリー
ン掛け装置における圧力および流れ状熊の安定化を提供
することにある。
行程の際に液体の一様な分布を確保するため、スクリー
ン掛け装置における圧力および流れ状熊の安定化を提供
することにある。
この発明による方法は、スクリーン体の運動の際に、
スクリーン掛け装置の入口端および出口端における容積
を変更することによって、スクリーン掛け装置の処理地
帯を通るパルプの流量およびこの地帯における圧力状態
を制御することを、実質的に特徴とする。
スクリーン掛け装置の入口端および出口端における容積
を変更することによって、スクリーン掛け装置の処理地
帯を通るパルプの流量およびこの地帯における圧力状態
を制御することを、実質的に特徴とする。
この発明の望ましい実施例において、スクリーン掛け
装置の入口端における処理されていないパルプのための
空間が、前記逆流段階の際に増大させられ、それでパル
プが、スクリーンに沿って流れないように実質的に阻止
され、実質的に同時に、液体およびパルプのまたはその
いずれかの等量を、処理されたパルプのための出口地帯
の中に導入することによって、スクリーン掛け装置にお
いて処理されたパルプのための空間が、実質的に対応す
る程度に減少させられ、それで、装置の中で処理された
パルプが、出口に向ってこれを通る方向に流される。さ
らに、前記抜出し段階の際に、スクリーン掛け装置の入
口端における処理されていないパルプのための空間が、
減少させられ、それでパルプがスクリーンに沿って流
れ、実質的に同時に、スクリーン掛け装置の出口を通る
以外の或る通路によって出口地帯からパルプの等量を除
去することによって、スクリーン掛け装置において処理
されたパルプのための空間が、実質的に対応する程度に
増大させられる。
装置の入口端における処理されていないパルプのための
空間が、前記逆流段階の際に増大させられ、それでパル
プが、スクリーンに沿って流れないように実質的に阻止
され、実質的に同時に、液体およびパルプのまたはその
いずれかの等量を、処理されたパルプのための出口地帯
の中に導入することによって、スクリーン掛け装置にお
いて処理されたパルプのための空間が、実質的に対応す
る程度に減少させられ、それで、装置の中で処理された
パルプが、出口に向ってこれを通る方向に流される。さ
らに、前記抜出し段階の際に、スクリーン掛け装置の入
口端における処理されていないパルプのための空間が、
減少させられ、それでパルプがスクリーンに沿って流
れ、実質的に同時に、スクリーン掛け装置の出口を通る
以外の或る通路によって出口地帯からパルプの等量を除
去することによって、スクリーン掛け装置において処理
されたパルプのための空間が、実質的に対応する程度に
増大させられる。
この発明による方法を遂行するためのスクリーン掛け
装置は、これがシリンダハウジングを有し、シリンダハ
ウジングが、その中で駆動装置によって前後に動くこと
のできるピストンを備え、前記ピストンが、液体で満た
された第1室と、パルプで満たされた第2室とを限定
し、前記パルプ室が、パルプ入口と直接に連通し、実質
的に液体で満たされた連結通路が、液体室と、処理され
たパルプのための出口に位置するパルプ空間の出口地帯
との間に配置されることを、実質的に特徴とする。
装置は、これがシリンダハウジングを有し、シリンダハ
ウジングが、その中で駆動装置によって前後に動くこと
のできるピストンを備え、前記ピストンが、液体で満た
された第1室と、パルプで満たされた第2室とを限定
し、前記パルプ室が、パルプ入口と直接に連通し、実質
的に液体で満たされた連結通路が、液体室と、処理され
たパルプのための出口に位置するパルプ空間の出口地帯
との間に配置されることを、実質的に特徴とする。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
第1図および第2図は、中位の即ち約8−15%望まし
くは約10%の粘稠度を有するパルプを処理するための、
この発明に従って構成された、圧力拡散器形式のスクリ
ーン掛け装置を、図解的に図示する。スクリーン掛け装
置は、閉じた垂直配置の容器1を有し、これは、円筒状
の外側壁2と、上方および下方のドーム状外端壁3,4と
を備える。その上端壁3において、容器1は、頂部で閉
じた垂直配置のシリンダハウジング5を備え、これは、
容器1のせまい延長部を溝成すると見なすことができ、
かくして容器1より小さい直径を有する。スクリーン掛
け装置は、頂部において、処理すべきパルプすなわちセ
ルロース繊維の懸濁液のためのその入口端に、入口6を
備え、底部において、その出口端に、処理されたパルプ
のための出口7を備える。図示の実施例において、パル
プ入口6は、シリンダハウジング5の下方部分に配置さ
れる。
くは約10%の粘稠度を有するパルプを処理するための、
この発明に従って構成された、圧力拡散器形式のスクリ
ーン掛け装置を、図解的に図示する。スクリーン掛け装
置は、閉じた垂直配置の容器1を有し、これは、円筒状
の外側壁2と、上方および下方のドーム状外端壁3,4と
を備える。その上端壁3において、容器1は、頂部で閉
じた垂直配置のシリンダハウジング5を備え、これは、
容器1のせまい延長部を溝成すると見なすことができ、
かくして容器1より小さい直径を有する。スクリーン掛
け装置は、頂部において、処理すべきパルプすなわちセ
ルロース繊維の懸濁液のためのその入口端に、入口6を
備え、底部において、その出口端に、処理されたパルプ
のための出口7を備える。図示の実施例において、パル
プ入口6は、シリンダハウジング5の下方部分に配置さ
れる。
容器1の上方部分の内側には、一般にボウル形状の上
方支持体8が配置される。支持体8は、例えばリブ形状
のスペーサ9によって、容器の端壁3に固定されかつこ
れから離される。逆ボウル形状の支持体8は、予め定め
られた直径を備える垂直の円筒状部分10を有する。同様
に、容器1の下方部分の内側には、一般にボウル形状の
下方支持体11が配置され、前記支持体11は、スペーサ12
によって、容器の端壁4に固定されかつこれから離れ
る。正立のボウル形状の支持体11は、予め定められた直
径の円筒状部分13を有し、その直径は、上方の支持体8
の円筒状部分10のそれよりもやや小さい。
方支持体8が配置される。支持体8は、例えばリブ形状
のスペーサ9によって、容器の端壁3に固定されかつこ
れから離される。逆ボウル形状の支持体8は、予め定め
られた直径を備える垂直の円筒状部分10を有する。同様
に、容器1の下方部分の内側には、一般にボウル形状の
下方支持体11が配置され、前記支持体11は、スペーサ12
によって、容器の端壁4に固定されかつこれから離れ
る。正立のボウル形状の支持体11は、予め定められた直
径の円筒状部分13を有し、その直径は、上方の支持体8
の円筒状部分10のそれよりもやや小さい。
さらに、周に沿う外面を備えた細長いスクリーン体14
が、容器1の中に軸線方向に動くことができるように配
置され、このスクリーン体14は、下向き方向に先細の切
頭円錐形状のスクリーン15を有する。図示の実施例で
は、スクリーン体14はまた、スクリーン15の上方に配置
されこれに固定された円筒状の緊密部分16を有する。前
記部分16の上端は、内側に環状シール17を備え、これ
は、定量の上方支持体8の円筒状部分10に対して、密接
摺動する。スクリーン15の下端には、内側に同様の環状
シール18が配置され、これは、定量の下方支持体11の円
筒状部分13に対して、密接摺動する。スクリーン15は、
適当なスクリーン開口を備えた形状不変のシート金属か
らなる。
が、容器1の中に軸線方向に動くことができるように配
置され、このスクリーン体14は、下向き方向に先細の切
頭円錐形状のスクリーン15を有する。図示の実施例で
は、スクリーン体14はまた、スクリーン15の上方に配置
されこれに固定された円筒状の緊密部分16を有する。前
記部分16の上端は、内側に環状シール17を備え、これ
は、定量の上方支持体8の円筒状部分10に対して、密接
摺動する。スクリーン15の下端には、内側に同様の環状
シール18が配置され、これは、定量の下方支持体11の円
筒状部分13に対して、密接摺動する。スクリーン15は、
適当なスクリーン開口を備えた形状不変のシート金属か
らなる。
スクリーン体14は、容器1の上方に配置された駆動装
置19によって、軸線方向に上下に動くことができる。駆
動装置は、シリンダハウジング5の中に或る距離だけ延
長する軸線方向の棒20を備えた、液圧または空圧作動の
シリンダからなることができる。棒20は、ハウジングの
中において、取付片21によって、軸線方向の管23の半径
方向に広がったまたは漏斗状に形成されたオリフィス部
分22に固定される。管23は、上方支持体8の中央開口を
通って、ハウジング5および容器1の中を下向きに延長
し、前記開口は、管23に対して密接摺動するため、環状
シール24を有する。管23の広がったオリフィス部分22
は、ハウジング5の内側に対して密接摺動するため、外
側で環状シール25を担持する。さらに、棒20がハウジン
グ5の中にはいる場所に、シール26が配置される。駆動
装置で19で軸線方向に動くことのできる管23は、スクリ
ーン体14の無孔の円筒状部分16に固定された取付片27に
よって、スクリーン体14に固く接合される。作動の際に
スクリーン15は、運動サイクルの端部で経過する極めて
短い時間は別として、上下に連続的に動く。かくしてス
クリーンは、取出し段階で、ゆっくりとした送り運動
(前向き運動)で動き、直後に逆洗浄段階で、迅速に戻
し運動(うしろ向き運動)で動くように、配置される パルプのための空間28は、容器の壁2、3、4、互に
軸線方向に離れた定置の支持体8、11およびこれらの間
で延長するスクリーン体14を境界とし、前記空間は、パ
ルプ入口6からパルプ出口7までを直接連通させるよう
に延長する。内部において、スクリーン体14および支持
体8、11は、スクリーン15におけるスクリーン開口を通
過した液体を吸容するための空間29を限定する。この液
体は、上方支持体8および容器1の上端壁3を貫通する
開口30を通って、空間20から立去る。
置19によって、軸線方向に上下に動くことができる。駆
動装置は、シリンダハウジング5の中に或る距離だけ延
長する軸線方向の棒20を備えた、液圧または空圧作動の
シリンダからなることができる。棒20は、ハウジングの
中において、取付片21によって、軸線方向の管23の半径
方向に広がったまたは漏斗状に形成されたオリフィス部
分22に固定される。管23は、上方支持体8の中央開口を
通って、ハウジング5および容器1の中を下向きに延長
し、前記開口は、管23に対して密接摺動するため、環状
シール24を有する。管23の広がったオリフィス部分22
は、ハウジング5の内側に対して密接摺動するため、外
側で環状シール25を担持する。さらに、棒20がハウジン
グ5の中にはいる場所に、シール26が配置される。駆動
装置で19で軸線方向に動くことのできる管23は、スクリ
ーン体14の無孔の円筒状部分16に固定された取付片27に
よって、スクリーン体14に固く接合される。作動の際に
スクリーン15は、運動サイクルの端部で経過する極めて
短い時間は別として、上下に連続的に動く。かくしてス
クリーンは、取出し段階で、ゆっくりとした送り運動
(前向き運動)で動き、直後に逆洗浄段階で、迅速に戻
し運動(うしろ向き運動)で動くように、配置される パルプのための空間28は、容器の壁2、3、4、互に
軸線方向に離れた定置の支持体8、11およびこれらの間
で延長するスクリーン体14を境界とし、前記空間は、パ
ルプ入口6からパルプ出口7までを直接連通させるよう
に延長する。内部において、スクリーン体14および支持
体8、11は、スクリーン15におけるスクリーン開口を通
過した液体を吸容するための空間29を限定する。この液
体は、上方支持体8および容器1の上端壁3を貫通する
開口30を通って、空間20から立去る。
入口端を32で、また出口端を33で示した処理または変
位の地帯31は、パルプ空間28におけるスクリーン15の軸
線方向延長の中に形成される。かくして、パルプ出口7
の近くで容器1の内側に位置する出口地帯34は、パルプ
空間28の一部分を形成する。出口地帯34の中には、スク
レーパ35が配置され、これは、パルプを混合し出口7を
通しての送出を促進するため、パルプを回転させる。ス
クレーパ35は、垂直軸37を介して、駆動装置36によって
駆動される。
位の地帯31は、パルプ空間28におけるスクリーン15の軸
線方向延長の中に形成される。かくして、パルプ出口7
の近くで容器1の内側に位置する出口地帯34は、パルプ
空間28の一部分を形成する。出口地帯34の中には、スク
レーパ35が配置され、これは、パルプを混合し出口7を
通しての送出を促進するため、パルプを回転させる。ス
クレーパ35は、垂直軸37を介して、駆動装置36によって
駆動される。
環状シール25を備えた、上述した管23のオリフィス部
分22は、ピストン38を形成し、これは、シリンダハウジ
ング5の中で、駆動装置19によって上下に動くことがで
き、液体のための上方の第1室39と、パルプのための下
方の第2室40とを限定する。パルプ室40は、容器1の中
のパルプ空間28と直接に連通するように配置される。
分22は、ピストン38を形成し、これは、シリンダハウジ
ング5の中で、駆動装置19によって上下に動くことがで
き、液体のための上方の第1室39と、パルプのための下
方の第2室40とを限定する。パルプ室40は、容器1の中
のパルプ空間28と直接に連通するように配置される。
広がったオリフィス部分22の上方に位置する液体室39
は、前記管23を包合しそれ自身としてスクリーン体14と
一体のユニットを形成する中央の開き連結通路41を介し
て、容器1のパルプ空間28と、その出口地帯34で運通す
る。図示の実施例において、中央の連結通路41は、入れ
子式である。これは、軸線方向に動くことのできる管23
以外に、定置の管42を有し、この管42は、その下端によ
って、中央開口43のところで下方支持体11に固定され、
その上端部分で、人れ子式に密閉式に、可動の管23の下
端部分を包囲する。かくする代りに、可動の管23が、か
なりの長さで下向きに長くでき、この際に、定置の管42
が対応して短くされ、或いは、可動の管23が、下向きに
延長して、下方支持体11における開口43を、これと密接
に連携するように貫通することができる。この場合に、
かかる長い管の下方部分は、パルプ空間28の前記出口地
帯34の中に位置し、スクレーパ35は、長い管がスクレー
パに邪魔されずに走るように、僅かに下向きに動かす
か、異った設計にされるか、しなければならない。
は、前記管23を包合しそれ自身としてスクリーン体14と
一体のユニットを形成する中央の開き連結通路41を介し
て、容器1のパルプ空間28と、その出口地帯34で運通す
る。図示の実施例において、中央の連結通路41は、入れ
子式である。これは、軸線方向に動くことのできる管23
以外に、定置の管42を有し、この管42は、その下端によ
って、中央開口43のところで下方支持体11に固定され、
その上端部分で、人れ子式に密閉式に、可動の管23の下
端部分を包囲する。かくする代りに、可動の管23が、か
なりの長さで下向きに長くでき、この際に、定置の管42
が対応して短くされ、或いは、可動の管23が、下向きに
延長して、下方支持体11における開口43を、これと密接
に連携するように貫通することができる。この場合に、
かかる長い管の下方部分は、パルプ空間28の前記出口地
帯34の中に位置し、スクレーパ35は、長い管がスクレー
パに邪魔されずに走るように、僅かに下向きに動かす
か、異った設計にされるか、しなければならない。
入口45を介して適当な変位液体をパルプに供給するた
め、多くの分配管44が、容器の外側に、側壁2のまわり
を延長するように配置される。変位液体は、パルプの中
の液相の対応する量を、スクリーン15を通して内部空間
29に変位させ、これから、変位した液体は、出口30を介
して離脱する。供給される変位液体を分配するため、多
くのシールド49が、容器の内側のまわりに適当に配置さ
れる。周に沿う入口溝孔を限定するため、シールド49
は、入口45から下向き延長する。シールドは、第1図お
よび第2図に示されるように、適当な円筒状になってい
る。
め、多くの分配管44が、容器の外側に、側壁2のまわり
を延長するように配置される。変位液体は、パルプの中
の液相の対応する量を、スクリーン15を通して内部空間
29に変位させ、これから、変位した液体は、出口30を介
して離脱する。供給される変位液体を分配するため、多
くのシールド49が、容器の内側のまわりに適当に配置さ
れる。周に沿う入口溝孔を限定するため、シールド49
は、入口45から下向き延長する。シールドは、第1図お
よび第2図に示されるように、適当な円筒状になってい
る。
液体室39および中央の連結通路41は、最初に、適当な
流体材料例えば水または或る他の適当な液体で満たされ
る。作動の際に、少量の補充液体が、シリンダハウジン
グ5の上端における特別の入口46を介して、シリンダハ
ウジングの液体室39に連続的に供給される。さらに、最
初の充填の際に液体室39および中央の連結通路41の空気
抜きのため、特別の出口48が、シリンダハウジング5の
頂端に配置される。液体室39の中に空気がいささかも集
積されないようにするため、作動中に、少量の液体も、
この出口48を通して連続的に除去される。次いで、かく
して立去る液体の量は、入口46を通して供給される補充
液の量よりも少く保たれる。かくして、作動の際に、シ
リンダハウジング5における液体室39の中の液体と、出
口地帯34におけるスクリーン掛け装置のパルプ空間28と
の間に、完全な液圧連通が達成される。
流体材料例えば水または或る他の適当な液体で満たされ
る。作動の際に、少量の補充液体が、シリンダハウジン
グ5の上端における特別の入口46を介して、シリンダハ
ウジングの液体室39に連続的に供給される。さらに、最
初の充填の際に液体室39および中央の連結通路41の空気
抜きのため、特別の出口48が、シリンダハウジング5の
頂端に配置される。液体室39の中に空気がいささかも集
積されないようにするため、作動中に、少量の液体も、
この出口48を通して連続的に除去される。次いで、かく
して立去る液体の量は、入口46を通して供給される補充
液の量よりも少く保たれる。かくして、作動の際に、シ
リンダハウジング5における液体室39の中の液体と、出
口地帯34におけるスクリーン掛け装置のパルプ空間28と
の間に、完全な液圧連通が達成される。
第3図は、この発明による装置と同じ基本的構成の、
知られているスクリーン掛け装置の一部分を示す。故
に、同じ参照符号が、等価の部分および要素を示すのに
使用される。知られている装置では、パルプは連続的に
変位地帯31の中へおよびこれから流れるが、変位液体
は、同時に、スクリーン面に向う方向に半径方向で外側
から供給される。従って、スクリーンの戻り運動の際
に、すなわちスクリーンサイクルの逆洗段階の際に、ス
クリーンまたは変位地帯31の入口端32における圧力は、
値P1まで上昇し、その出口端33では、圧力が値P2まで下
降する。故に、変位地帯の入口端32と出口端33の間に
は、圧力勾配が存する。この状熊では、抜出されたすな
わち変位した液体のための空間における動圧P0が、2つ
の水準で同じであるから、スクリーン開口を通る逆洗の
適正な分布が、さまたげられる。故に、スクリーンの戻
り行程では、次の圧力関係が存する「P1>P0>P2」。こ
の式から確認されるように、戻り行程の際のスクリーン
開口の逆洗は、スクリーン15に沿って一様には分布され
ず、逆洗の大部分は、変位地帯31の出口端33の近くで起
るが、スクリーン15の入口端32への方向には、逆洗は、
全く起らないか僅かしか起らない。
知られているスクリーン掛け装置の一部分を示す。故
に、同じ参照符号が、等価の部分および要素を示すのに
使用される。知られている装置では、パルプは連続的に
変位地帯31の中へおよびこれから流れるが、変位液体
は、同時に、スクリーン面に向う方向に半径方向で外側
から供給される。従って、スクリーンの戻り運動の際
に、すなわちスクリーンサイクルの逆洗段階の際に、ス
クリーンまたは変位地帯31の入口端32における圧力は、
値P1まで上昇し、その出口端33では、圧力が値P2まで下
降する。故に、変位地帯の入口端32と出口端33の間に
は、圧力勾配が存する。この状熊では、抜出されたすな
わち変位した液体のための空間における動圧P0が、2つ
の水準で同じであるから、スクリーン開口を通る逆洗の
適正な分布が、さまたげられる。故に、スクリーンの戻
り行程では、次の圧力関係が存する「P1>P0>P2」。こ
の式から確認されるように、戻り行程の際のスクリーン
開口の逆洗は、スクリーン15に沿って一様には分布され
ず、逆洗の大部分は、変位地帯31の出口端33の近くで起
るが、スクリーン15の入口端32への方向には、逆洗は、
全く起らないか僅かしか起らない。
この知られているスクリーン掛け装置においては、本
発明における環状ピストン38及び中央の管23を欠いてい
る。このため上記の欠点が生まれる。
発明における環状ピストン38及び中央の管23を欠いてい
る。このため上記の欠点が生まれる。
この発明による装置は、変位地帯31の入口端32と出口
端33の間のパルプにおける前記の望ましくない圧力勾配
を消去する。第1図および第2図に図示される管23の広
がったオリフィス部分22およびその関連のシール25は、
前述したように、ピストン38を形成し、これは、動力シ
リンダ19によって上下に動く。環状ピストン38の正味の
面積は、ピストン38の行程容積が、戻り運動の際に入口
6を通ってはいるパルプの容積に、戻り運動の際にスク
リーン体14こよっておそらくは変位させられるパルプの
容積を加えたものに、等しくなるように、寸法決めされ
る。これによって、液体の等しい容積が、シリンダハウ
ジング5における液体室39から変位する。この液体変位
は、常に開いている中央の連結通路41を通して伝達さ
れ、それで、下方からすでに変位した液体およびおそら
くはパルプの対応する変位容積が、連結通路41から、パ
ルプ空間28の出口地帯34の中に押出される。これによっ
て、パルプは、スクリーン体14の戻り行程の際に、変位
地帯31を通って流れることがない。かくし、パルプにお
ける不都合な圧力勾配P1−P2は、スクリーン体の戻り行
程の際に消去される。
端33の間のパルプにおける前記の望ましくない圧力勾配
を消去する。第1図および第2図に図示される管23の広
がったオリフィス部分22およびその関連のシール25は、
前述したように、ピストン38を形成し、これは、動力シ
リンダ19によって上下に動く。環状ピストン38の正味の
面積は、ピストン38の行程容積が、戻り運動の際に入口
6を通ってはいるパルプの容積に、戻り運動の際にスク
リーン体14こよっておそらくは変位させられるパルプの
容積を加えたものに、等しくなるように、寸法決めされ
る。これによって、液体の等しい容積が、シリンダハウ
ジング5における液体室39から変位する。この液体変位
は、常に開いている中央の連結通路41を通して伝達さ
れ、それで、下方からすでに変位した液体およびおそら
くはパルプの対応する変位容積が、連結通路41から、パ
ルプ空間28の出口地帯34の中に押出される。これによっ
て、パルプは、スクリーン体14の戻り行程の際に、変位
地帯31を通って流れることがない。かくし、パルプにお
ける不都合な圧力勾配P1−P2は、スクリーン体の戻り行
程の際に消去される。
第2図は、作動の際に、スクリーン15が空間29から変
位させられたすなわち抜出された液体による逆洗を受け
る場合の、この発明によるスクリーン掛け装置を図示
し、この場合において、スクリーン体14は、動力シリン
ダ19によって、迅速に上向きに動かされ、矢印は、スク
リーン開口を通る液体の一時的な流れを示す。パルプ入
口6を通して同時に供給されるパルプの容積と、上端部
分でそれ自身スクリーン体14によって変位させられるパ
ルプの可能な容積との和は、ピストン38の下方における
シリンダハウジング5のパルプ室40の中に「貯蔵」され
る。同時に、パルプの等量の容積が、開口43を通して出
口地帯34に送られ、これにおいて、ピストン38は、液体
室39および中央の連結通路41の中の伝達液体を変位さ
せ、これは次いで、処理されたパルプの等しい容積また
は実質的に等しい容積を、パルプ出口7から流出させ、
さらに、パルプの小部分が、スクリーン体14を上向きに
動かすときにこれの下端部分の下方で生じるかも知れな
いいずれの「空虚な空間」をも満たす。故に、P1とP2の
間の動圧差はゼロになり、これは、スクリーン体14の戻
り運動の際に、これの速さを制御することによって、生
産率を変えるときにも達成でき、これは次いで、中央の
運結通路41を通る液体の一時的な流れに作用し、これに
よって、入口地帯47(パルプ室40)および出口地帯34に
おける圧力に作用する。かくして、上述した実施例は、
サイクルのこの重要な段階の際に全スクリーン面に渉
る、逆洗の殆んど最適な分布と、液体の一様な薄膜の形
成とを提供する。
位させられたすなわち抜出された液体による逆洗を受け
る場合の、この発明によるスクリーン掛け装置を図示
し、この場合において、スクリーン体14は、動力シリン
ダ19によって、迅速に上向きに動かされ、矢印は、スク
リーン開口を通る液体の一時的な流れを示す。パルプ入
口6を通して同時に供給されるパルプの容積と、上端部
分でそれ自身スクリーン体14によって変位させられるパ
ルプの可能な容積との和は、ピストン38の下方における
シリンダハウジング5のパルプ室40の中に「貯蔵」され
る。同時に、パルプの等量の容積が、開口43を通して出
口地帯34に送られ、これにおいて、ピストン38は、液体
室39および中央の連結通路41の中の伝達液体を変位さ
せ、これは次いで、処理されたパルプの等しい容積また
は実質的に等しい容積を、パルプ出口7から流出させ、
さらに、パルプの小部分が、スクリーン体14を上向きに
動かすときにこれの下端部分の下方で生じるかも知れな
いいずれの「空虚な空間」をも満たす。故に、P1とP2の
間の動圧差はゼロになり、これは、スクリーン体14の戻
り運動の際に、これの速さを制御することによって、生
産率を変えるときにも達成でき、これは次いで、中央の
運結通路41を通る液体の一時的な流れに作用し、これに
よって、入口地帯47(パルプ室40)および出口地帯34に
おける圧力に作用する。かくして、上述した実施例は、
サイクルのこの重要な段階の際に全スクリーン面に渉
る、逆洗の殆んど最適な分布と、液体の一様な薄膜の形
成とを提供する。
第1図は、作動の際に、矢印で示されるように、液体
がスクリーン15を通って変位させられる場合の、この発
明による装置を示し、この場合に、スクリーン体14は、
動力シリンダ19によってゆっくりと下向きに動かされ、
同じ速さでパルプが変位地帯31を通って流れる。スクリ
ーン体14の速さは、はいって来るパルプの容積と、この
場合にはピストン38の下向き動きによってパルプ室40か
ら変位するすでに「貯蔵」された容積との和に、合わせ
られる。送り込まれる容積に対応するパルプの容積が、
パルプ出口7を通って吐出されると同時に、パルプの小
容積が、定置の中央管42の下方部分を上昇し、ここに
「貯蔵」される。中央の連結通路41の底部にこの方法で
「貯蔵」されたパルプの容積は、サイクルの先行の逆洗
段階で、シリンダハウジング5の液体室から押出された
液体の容積に等しい。スクリーン体14の速さは、ゼロの
値に維持すべき圧力差P1引くP2によって、自動的に調整
される。変位地帯31の入口端と出口端の間の動圧差を避
けることによって、この地帯における望ましくない垂直
流れは、阻止され、スクリーン15に沿う液体全体の一様
な横向き変位が確保される。
がスクリーン15を通って変位させられる場合の、この発
明による装置を示し、この場合に、スクリーン体14は、
動力シリンダ19によってゆっくりと下向きに動かされ、
同じ速さでパルプが変位地帯31を通って流れる。スクリ
ーン体14の速さは、はいって来るパルプの容積と、この
場合にはピストン38の下向き動きによってパルプ室40か
ら変位するすでに「貯蔵」された容積との和に、合わせ
られる。送り込まれる容積に対応するパルプの容積が、
パルプ出口7を通って吐出されると同時に、パルプの小
容積が、定置の中央管42の下方部分を上昇し、ここに
「貯蔵」される。中央の連結通路41の底部にこの方法で
「貯蔵」されたパルプの容積は、サイクルの先行の逆洗
段階で、シリンダハウジング5の液体室から押出された
液体の容積に等しい。スクリーン体14の速さは、ゼロの
値に維持すべき圧力差P1引くP2によって、自動的に調整
される。変位地帯31の入口端と出口端の間の動圧差を避
けることによって、この地帯における望ましくない垂直
流れは、阻止され、スクリーン15に沿う液体全体の一様
な横向き変位が確保される。
第1図および第2図から判るように、通路41に関する
液体は、前向きおよびうしろ向きに流れ、流れの方向
は、スクリーン15の運動の方向と逆である。示されたよ
うに、小量だけの補充液体が、シリンダハウジングの頂
部における入口46を通して供給されるべきであろう。中
央の連結通路14の中の液体は、原理的に、伝達媒体とし
て作用する。
液体は、前向きおよびうしろ向きに流れ、流れの方向
は、スクリーン15の運動の方向と逆である。示されたよ
うに、小量だけの補充液体が、シリンダハウジングの頂
部における入口46を通して供給されるべきであろう。中
央の連結通路14の中の液体は、原理的に、伝達媒体とし
て作用する。
この発明によるスクリーン掛け装置において、圧力状
態およびパルプ空間28の中の流れの双方は、安定化され
る。上述した流れおよび圧力の安定化系は、スクリーン
15の戻りおよび清掃の行程の効果を改良し、並びに、パ
ルプの運動とスクリーン15の同時の並流運動との同期化
を改良し、これにおいて、スクリーン15の速さは、ここ
ではすべての時間に、変位地帯31を通るパルプの実際の
流れに合わせられる。これは、運動サイクルの一部分に
おいて、スクリーン15がパルプと同じ方向に動くとき
に、パルプだけが変位地帯33を通過できるということに
よって、達成できる。この発明の別の利点として、スク
リーン掛け装置におよびこれから導かれるパルプ管内
の、流れおよび圧力の状態も、安定化される。
態およびパルプ空間28の中の流れの双方は、安定化され
る。上述した流れおよび圧力の安定化系は、スクリーン
15の戻りおよび清掃の行程の効果を改良し、並びに、パ
ルプの運動とスクリーン15の同時の並流運動との同期化
を改良し、これにおいて、スクリーン15の速さは、ここ
ではすべての時間に、変位地帯31を通るパルプの実際の
流れに合わせられる。これは、運動サイクルの一部分に
おいて、スクリーン15がパルプと同じ方向に動くとき
に、パルプだけが変位地帯33を通過できるということに
よって、達成できる。この発明の別の利点として、スク
リーン掛け装置におよびこれから導かれるパルプ管内
の、流れおよび圧力の状態も、安定化される。
この発明によるスクリーン掛け装置はまた、図面に示
されるような下向き以外の方向にパルプが流れるような
場合にも、取付けできる。
されるような下向き以外の方向にパルプが流れるような
場合にも、取付けできる。
例えば水、濾液、漂白剤などのような、各種の目的に
製紙工業で通常使用されるような処理媒体が、変位液体
として使用できる。スクリーン掛け装置は、勿論、変位
液体の供給なしに、すなわちパルプを濃くするためにこ
れから水を抜出すために、使用することもできる。
製紙工業で通常使用されるような処理媒体が、変位液体
として使用できる。スクリーン掛け装置は、勿論、変位
液体の供給なしに、すなわちパルプを濃くするためにこ
れから水を抜出すために、使用することもできる。
スクリーン掛け装置を通過するパルプは、大気圧にで
き、或いは1気圧以上の圧力に、またはこれよりかなり
以上にも、できる。
き、或いは1気圧以上の圧力に、またはこれよりかなり
以上にも、できる。
第1図の破線は、この発明における代りの実施例を示
し、これにおいては、連結通路41aが、容器の中央内側
の代りに、容器1の外側を延長する。連結通路41aは単
一の管によって形成され、これは、一端で、シリンダハ
ウジング5の液体空間39に、他端で、処理されたパルプ
のための出口7における出口地帯34に連結される。この
場合に、定置の管42は利用されず、下方支持体11におけ
る開口43は省略される。さらに、可動の管23は、端部で
閉じられ、または無孔の棒で置換えられる。
し、これにおいては、連結通路41aが、容器の中央内側
の代りに、容器1の外側を延長する。連結通路41aは単
一の管によって形成され、これは、一端で、シリンダハ
ウジング5の液体空間39に、他端で、処理されたパルプ
のための出口7における出口地帯34に連結される。この
場合に、定置の管42は利用されず、下方支持体11におけ
る開口43は省略される。さらに、可動の管23は、端部で
閉じられ、または無孔の棒で置換えられる。
第1図および第2図に図示される実施例において、切
頭円錐は、その最小の直径が容器のパルプ出口7の最も
近く位置するように、配置される。代りの実施例におい
ては、最大の直径が、容器のパルプ出口の最も近くに位
置し、この場合には、パルプが、スクリーンの内部空間
を流過し、抜き出された液体が、スクリーンと容器の側
壁との間の空間に収容される。
頭円錐は、その最小の直径が容器のパルプ出口7の最も
近く位置するように、配置される。代りの実施例におい
ては、最大の直径が、容器のパルプ出口の最も近くに位
置し、この場合には、パルプが、スクリーンの内部空間
を流過し、抜き出された液体が、スクリーンと容器の側
壁との間の空間に収容される。
切頭円錐として形成される代りに、スクリーンは、例
えば、互に傾斜した2つの平らなスクリーン板からなる
ことができ、そこで、スクリーン板の間の最小の距離ま
たは最大の距離が、パルプ出口の最も近くに位置する。
えば、互に傾斜した2つの平らなスクリーン板からなる
ことができ、そこで、スクリーン板の間の最小の距離ま
たは最大の距離が、パルプ出口の最も近くに位置する。
共通の駆動装置19の代りに、管23およびピストン38
が、別別の駆動装置を有することができ、かくしてピス
トンは、管から分離される。そして、ピストンのための
駆動装置は、管のための駆動装置が始動されたのちに、
予め定められた短い時間で始動されることができる。
が、別別の駆動装置を有することができ、かくしてピス
トンは、管から分離される。そして、ピストンのための
駆動装置は、管のための駆動装置が始動されたのちに、
予め定められた短い時間で始動されることができる。
スクリーン掛け装置の処理地帯を通るパルプの流れ速
さおよびそこにおける圧力状態の制御は、スクリーン掛
け装置への入口導路に配置されまたは連結された配備に
よっても達成でき、この配備は、ピストン38および各種
の室39,40を備えたシリンダハウジング5と同じ作用を
有する。かくして、「スクリーン掛け装置の入口端」と
いう表現は、広い意味を有し、すなわち、入口端は、最
後に示した実施例によれば、前記配備から延長するまた
はこの配備に位置すると見なすことができる。
さおよびそこにおける圧力状態の制御は、スクリーン掛
け装置への入口導路に配置されまたは連結された配備に
よっても達成でき、この配備は、ピストン38および各種
の室39,40を備えたシリンダハウジング5と同じ作用を
有する。かくして、「スクリーン掛け装置の入口端」と
いう表現は、広い意味を有し、すなわち、入口端は、最
後に示した実施例によれば、前記配備から延長するまた
はこの配備に位置すると見なすことができる。
第1図は、作動中のサイクルの第2部分の際の、この発
明によるスクリーン掛け装置を通る断面を図解的に図示
する。第2図は、作動中のサイクルの第2部分の際の、
第1図によるスクリーン掛け装置を図示する。第3図
は、この発明によって提供される改良を欠いた、知られ
ている実施例によるスクリーン掛け装置の一部分を図示
する。 図面において、1は容器、5はシリンダハウジング、6
は人口、7は出口、11は支持体、14はスクリーン体、15
はスクリーン、19は駆動装置、22はオリフィス部分、23
は管、25は環状シール、28はパルプ空間、29は空間、30
は出口、31は処理地帯、34は出口地帯、38はピストン、
39は液体室、40はパルプ室、41と41aは連結通路、42は
管、43は開口、44は分配管、46は入口、48は出口、49は
シールドを示す。
明によるスクリーン掛け装置を通る断面を図解的に図示
する。第2図は、作動中のサイクルの第2部分の際の、
第1図によるスクリーン掛け装置を図示する。第3図
は、この発明によって提供される改良を欠いた、知られ
ている実施例によるスクリーン掛け装置の一部分を図示
する。 図面において、1は容器、5はシリンダハウジング、6
は人口、7は出口、11は支持体、14はスクリーン体、15
はスクリーン、19は駆動装置、22はオリフィス部分、23
は管、25は環状シール、28はパルプ空間、29は空間、30
は出口、31は処理地帯、34は出口地帯、38はピストン、
39は液体室、40はパルプ室、41と41aは連結通路、42は
管、43は開口、44は分配管、46は入口、48は出口、49は
シールドを示す。
Claims (11)
- 【請求項1】繊維セルロース材料のパルプを処理するた
めのスクリーン掛け装置における圧力および流れ状態を
安定化させる方法であって、この方法で、液体が抜出さ
れかつおそらくは変位液体が供給され、パルプが、入口
(6)を通してスクリーン掛け装置に連続的に供給さ
れ、スクリーン体(14)のスクリーン(15)に沿ってパ
ルプ空間(28)を通過し、かつ出口(7)を通して連続
的に吐出され、前記スクリーン体(14)が、抜出し段階
の際に送り運動で、逆洗浄段階の際に戻し運動で、軸線
方向に動かされるものにおいて、 スクリーン体(14)の戻し運動の際に、スクリーン掛け
装置の入口端(32)及び出口端(33)における容積をス
クリーン体(14)の送り運動の際に対して変更すること
によって、スクリーン掛け装置の処理地帯(31)を通る
パルプの流量及びこの地帯における圧力の分布状態を制
御すること、を特徴とする方法。 - 【請求項2】スクリーン掛け装置の入口端(32)におけ
る未処理のパルプが占める空間が、スクリーン(15)に
沿った、スクリーン掛け装置の軸方向の流量を変化させ
るように変更されること、及び前記流量変化と無関係
に、逆洗液及び連結通路(41)内液体により前記空間の
変更に伴う容積変化を補償しながら、スクリーン掛け装
置で処理されたパルプを出口(7)の方向に流れさせる
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】スクリーン掛け装置の入口端における処理
されていないパルプのための空間が、前記逆洗段階の際
に増大させられ、それで、パルプが、スクリーン(15)
に沿って流れないように阻止され、同時に、液体および
/またはパルプによる同一量を、処理されたパルプのた
めの出口地帯(34)の中に導入することによって、スク
リーン掛け装置において処理されたパルプのための空間
が、前記増大に一致する量分減少させられ、それで、装
置の中で処理されたパルプが、出口(7)へ向ってこれ
を通る方向に流される、請求項1または2に記載の方
法。 - 【請求項4】前記抜出し段階の際に、スクリーン掛け装
置の入口端における処理されていないパルプのための空
間が、減少させられ、それでパルプが、スクリーン(1
5)に沿って流れ、同時に、スクリーン掛け装置の出口
(7)を通る以外の或る通路によって出口地帯(34)か
らパルプの等量を除去することによって、スクリーン掛
け装置において処理されたパルプのための空間が、前記
減少に一致する量分増大させられる、請求項1から3に
いずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】逆洗段階の際に、供給されるパルプが、ピ
ストン(38)によって定まるパルプ室(40)の中に収容
され、一方向へのピストン(38)の変位によってパルプ
が送り込まれるときに、前記室の容積が、対応する程度
に増大させられ、同時に、前記ピストン(38)によって
定まる液体室(39)から液体を変位させることによっ
て、処理されたパルプの等量の容積が、出口(7)を通
して送り出され、パルプ室(40)の容積が増大するとき
に、液体で満たされパルプ空間(28)の出口地帯(34)
に出る連結通路(41)を通して、前記室(39)の容積
が、前記増大に一致する量分減少し、これによってパル
プが、逆洗段階の際に、スクリーン(15)に沿って流れ
ないように阻止され、抜出し段階の際に、液体を液体室
(39)に収容すると同時に、ピストン(38)を他方向へ
動かすことによって、パルプが、パルプ室(40)から変
位させられ、パルプ室(40)の容積が減少するときに、
液体室(39)の容積を対応する程度だけ増大させること
によって、パルプが、前記出口地帯(34)から連結通路
(41)の中に送られる、請求項3または4に記載の方
法。 - 【請求項6】少量の補充液体が、シリンダハウジング
(5)における入口(46)を通して、シリンダハウジン
グ(5)の液体室(39)に連続的に供給され、少量の液
体が、シリンダハウジング(5)における出口(48)を
通して、液体室(39)から連続的に取出され、それで、
空気が、液体室(39)の中に集積されないように阻止さ
れ、パルプが、連結通路(41)の上方部分に集積しない
ように阻止され、取出される液体の量が、加えられる補
充液体よりも少ない量に維持される、請求項5に記載の
方法。 - 【請求項7】繊維セルロース材料のパルプから液体を抜
出しおそらくは変位液体を供給するときに、圧力および
流れ状態を安定化させるためのスクリーン掛け装置であ
って、このスクリーン掛け装置が、容器(1)と、これ
の中に配置されたスクリーン体(14)とを有し、スクリ
ーン体(14)が、駆動装置(19)によって容器(1)の
中で軸線方向に前後に変位するように配置されたスクリ
ーン(15)を備え、前記容器(1)が、パルプ(28)を
有し、このパルプ空間(28)が、処理すべきパルプのた
めの入口(6)と、スクリーン(15)に沿って進行した
処理されたパルプ(15)のための出口(7)とを備え、
前記スクリーン体(14)が、スクリーン(15)を通して
抜出された液体を収容するための空間を限定し、この液
体が、容器(1)から出口(30)を通して取出されるも
のにおいて、 スクリーン掛け装置がシリンダハウジング(5)を有
し、このシリンダハウジング(5)が、その中で駆動装
置によって前後に動くことのできるピストン(38)を備
え、前記ピストンが、液体で満たされた第1室(39)
と、パルプで満たされた第2室(40)とを限定し、前記
パルプ室(40)が、パルプ入口(6)と直接に連通し、
液体で満たされた連結通路(41)が、液体室(39)と、
液体室(39)と、処理されたパルプの出口(7)付近に
位置する、パルプで占められた空間(28)の出口地帯
(34)との間に配置されること、を特徴とするスクリー
ン掛け装置。 - 【請求項8】シリンダハウジング(5)のパルプ室(4
0)が容器(1)のパルプ空間(28)に直接連通するよ
うに、かつそれらの間にパルプ入口(6)が位置するよ
うに、シリンダハウジング(5)が容器(1)の頂部に
配置される、請求項7に記載のスクリーン掛け装置。 - 【請求項9】ピストン(38)およびスクリーン体(14)
が、共通の駆動装置(19)によって、同じ方向に同じ速
さで変位するように取付けられ、連結通路(41)が、シ
リンダハウジング(5)の液体室(39)に連通する管
(23)を含有し、かつ一体のユニットを形成するように
スクリーン体(14)に接合され、ピストン(38)が、管
(23)に取付けられまたはその部分を形成し、共通の駆
動装置(19)が、前記管(23)に接合される、請求項7
に記載のスクリーン掛け装置。 - 【請求項10】連結通路(41)が、容器(1)の中に定
置で配置される管(42)と、ピストン(38)と共に動く
ことのできる管(23)とに分割され、管(42)と管(2
3)が、入れ子式でかつ密閉式で互いに連結される、請
求項9に記載のスクリーン掛け装置。 - 【請求項11】シリンダハウジング(5)が、作動の際
に液体室(39)に少量の補充液体を連続的に供給するた
めの、入口(46)と、液体室(39)の中での空気の集積
を阻止するために、液体室(39)および連結通路(41,4
1a)を液体で満たした際に、液体室(39)および連結通
路(41,41a)の最初の空気抜きをするための、並びに作
動の際に少量の液体を連続的に取出すための、出口(4
8)とを備える、請求項7から10のいずれか1項に記載
のスクリーン掛け装置。
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