JP2878179B2 - 水難通報装置 - Google Patents

水難通報装置

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JP2878179B2
JP2878179B2 JP8091459A JP9145996A JP2878179B2 JP 2878179 B2 JP2878179 B2 JP 2878179B2 JP 8091459 A JP8091459 A JP 8091459A JP 9145996 A JP9145996 A JP 9145996A JP 2878179 B2 JP2878179 B2 JP 2878179B2
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希典 佐竹
博輝 島田
三七子 小金井
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NEC Mobile Communications Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水難時に救急通報を
発する水難通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水難時に救急通報を発して水死事故を防
止する従来の装置として、例えば、特開昭60−167
095号公報により開示されているものは、水圧の変化
を検知し、水圧が一定時間継続して異常値となったとき
に救急通報を発するようにしている。また、特開昭62
−252219号公報により開示されているものは、遊
泳者の頭部に送信装置を装着させ、この送信装置が水没
状態になってときに水圧センサの検知出力に基づいて警
報電波を発するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の装置は、水圧に基づき救急通報を発するように構成さ
れているので、所定の水深まで水没した状態にならない
と救急通報を発信しない。このため、水深の浅い浅瀬や
貯水タンク内等で転倒して立上れないような場合、従来
の装置では救急通報を発信できないので、通報が遅れて
救助できないという問題点を有している。
【0004】本発明の目的は、水深の浅い浅瀬や貯水タ
ンク内等で転倒した場合でも、早期に救急信号を発信し
て救助を求めることができる水難通報装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の水難通報装置
は、救急信号の送受信を行う携帯端末器および前記携帯
端末器からの救急信号を受信したときに警報を発する固
定警報器を備え、前記携帯端末器は、水の浸入を検知し
て水没状態になったことを検出する水没検知手段と、水
没状態になったときに予め付与された識別番号を含む救
急信号を送信する手段と、前記固定警報器が送信する救
急信号を受信し通報する手段とを有し、前記固定警報器
は、前記携帯端末器の識別番号や所持者名等のデータを
予め記憶しているデータメモリと、前記携帯端末器が送
信する救急信号を受信したときに前記識別番号を抽出し
前記データメモリと照合して関係情報を表示すると共に
音および光により通報する手段と、他の携帯端末器に対
し救急メッセージを含む救急信号を送信する手段とを有
する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0007】図1は本発明の一実施形態を示すブロック
図であり、水没状態になったときに救急信号を発信する
と共に、通常時は固定警報器2との間でメッセージの送
受信を行うことができる携帯端末器1と、携帯端末器1
が発信する救急信号を受信したときに警報を発すると共
に、携帯端末器1との間でメッセージの送受信を行うこ
とができる固定警報器2とを備えている。
【0008】携帯端末器1は、水の浸入を検知できる水
没検知センサ11と、水没状態になったときに水没位置
を知らせるために発光する発光部12と、通常時の送受
信の際にメッセージ等を表示する表示部13と、携帯端
末器の識別番号等のデータを予め記憶しているデータメ
モリ14と、水没検知センサ11の検知結果に基づき水
没状態になったことを検出して救急信号を出力すると共
に、種々の制御処理を実行するCPU15と、無線信号
の送受信を行う送受信部16およびアンテナ17とを有
している。
【0009】一方、固定警報器2は、救急信号を受信し
たときに警報音を発する警報音発生部21およびランプ
を点灯する警報ランプ部22と、メッセージ等を表示す
る表示部23と、携帯端末器の識別番号や所持者名等の
データを予め記憶しているデータメモリ24と、種々の
制御処理を実行するCPU25と、無線信号の送受信を
行う送受信部26およびアンテナ27とを有している。
【0010】ところで、携帯端末器1の水没検知センサ
11は、図2に示すように、水没状態になったときに水
が浸入するように形成された透明な筒aと、この筒aの
側面に対向して配置されている発光素子bおよび受光素
子cとを有している。受光素子cは、通常、同図(a)
に示すように、発光素子bが出射するビーム光を受光し
ているが、水没状態になって水が筒a内に浸入したとき
は、同図(b)に示すように、発光素子bからのビーム
光が屈折するので、受光素子cはビーム光を受光できな
くなる。従って、受光素子cの出力を監視することによ
り、携帯端末器1が水没状態になったことを検知でき
る。なお、水以外の液体であっても同様に動作すること
は明らかである。
【0011】いま、携帯端末器1を装着した人が、水深
の浅い浅瀬や貯水タンク内等で転倒して水没状態になっ
た場合、携帯端末器1のCPU15は、水没検知センサ
11の受光素子cの出力変化によって水没状態になった
ことを検知する。そして、携帯端末器の識別番号をデー
タメモリ14から読出し、この識別番号を含む救急信号
を生成し送受信部16およびアンテナ17を介して送信
させる。同時に、水没位置を知らせるために発光部12
の発光素子を発光させる。
【0012】なお、アンテナ17は、携帯端末器1が水
没する際に携帯端末器本体から分離して水面上に浮遊す
るようにしておき、信号線を介して送受信部16からア
ンテナ17へ救急信号を供給するようにしてもよい。
【0013】一方、固定警報器2のCPU25は、アン
テナ27および送受信部26を介して携帯端末器1から
の救急信号を受信したとき、警報音発生部21を起動し
て警報音を送出させると共に、警報ランプ部22のラン
プを点灯させて周囲の人に救急信号の受信を通報する。
【0014】また、救急信号に含まれている識別番号を
抽出し、データメモリ24を参照して該当携帯端末器の
所持者名を読出し、携帯端末器の識別番号や携帯者名等
の関係情報を表示部23に表示させる。更に、他の場所
にいる関係者にも通報するために、関係者が所持して携
帯端末器に対して救急メッセージを送信する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、携
帯端末器が、従来のような水圧ではなく、水の浸入を検
知して水没状態になったことを検出し、識別番号を含む
救急信号を送信すると共に、発光して水没位置を示すこ
とにより、水深の浅い浅瀬や貯水タンク内等で転倒して
水没状態になった場合でも、早期に水没場所を捜索して
救助できる。
【0016】また、光の屈折を利用して液体の浸入を検
知することにより、水以外の液体中に転倒した場合であ
っても、救急信号を送信できる。
【0017】更に、携帯端末器および救急信号を受信し
て警報を発する固定警報器にそれぞれメッセージの送受
信機能を設け、この携帯端末器を複数の関係者に所持さ
せておき、固定警報器が救急信号を受信したときに他の
携帯端末器に対して救急メッセージを送信することによ
り、関係者に早く通報して救助することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した水没検知センサ11の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 携帯端末器 2 固定警報器 11 水没検知センサ 12 発光部 13,23 表示部 14,24 データメモリ 15,25 CPU 16,26 送受信部 17,27 アンテナ 21 警報音発生部 22 警報ランプ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−274598(JP,A) 特開 昭60−167095(JP,A) 特開 昭62−22026(JP,A) 特開 平7−177832(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 21/00 G08B 25/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 救急信号の送受信を行う携帯端末器およ
    び前記携帯端末器からの救急信号を受信したときに警報
    を発する固定警報器を備え、前記携帯端末器は、水の浸
    入を検知して水没状態になったことを検出する水没検知
    手段と、水没状態になったときに予め付与された識別番
    号を含む救急信号を送信する手段と、前記固定警報器が
    送信する救急信号を受信し通報する手段とを有し、前記
    固定警報器は、前記携帯端末器の識別番号や所持者名等
    のデータを予め記憶しているデータメモリと、前記携帯
    端末器が送信する救急信号を受信したときに前記識別番
    号を抽出し前記データメモリと照合して関係情報を表示
    すると共に音および光により通報する手段と、他の携帯
    端末器に対し救急メッセージを含む救急信号を送信する
    手段とを有することを特徴とする水難通報装置。
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