JP2877053B2 - 金型用ガイド装置 - Google Patents

金型用ガイド装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のホルダに取
り付けられて開閉する一対の金型の相対的な移動を案内
する金型用ガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、ガイド装置を有する一般的な金
型装置の構造を一例として示す図である。固定されたダ
イホルダ10には、一対の金型の一方であるダイ11が
固定されている。シャンク12を介して図示しない駆動
機構に取り付けられるパンチホルダ13には、一対の金
型の他方であるパンチ14が固定されている。パンチホ
ルダ13を移動させて金型を開閉することにより加工を
行う際、一対の金型の位置関係を保つため、ガイド装置
が設けられている。即ち、ダイホルダ10にはガイドポ
スト15が取り付けられ、パンチホルダ13にはガイド
ブシュ16が取り付けられている。ガイドブシュ16は
ガイドポスト15に対して摺動可能であり、一対の金型
の相対的な移動はガイドポスト15とガイドブシュ16
によって案内される。
【0003】加工時には、パンチ14とダイ11の間に
板材を供給し、図示しない駆動機構を作動させる。パン
チホルダ13は、ガイドブシュ16においてガイドポス
ト15に案内され、ダイホルダ10の側に移動する。パ
ンチ14とダイ11が材料を所定の形状に打ち抜いて製
品を得る。
【0004】このように、一般的な金型装置において
は、上下の金型を位置決めし、金型による打ち抜きを所
定の精度で行うために、ガイドポストとガイドブシュに
よる案内が必要である。特に、金型の開閉を高速化した
い場合には、ガイドポストとガイドブシュが直接摺動す
る前述のような構造のガイド装置に代えて、図3〜図6
に示すようなボールリテーナ方式のガイド装置が使用さ
れる場合が多い。
【0005】図3〜図6において、ガイドポスト15に
はボールリテーナ方式の摺動手段20が外挿されてい
る。この摺動手段20は、ボールリテーナ21にボール
ベアリング22を回転可能に保持させたものである。ボ
ールリテーナ21は樹脂等からなる上下が貫通した円筒
形部材である。その周壁には、多数のボールベアリング
22が回転可能に保持されている。各ボールベアリング
22は、ボールリテーナ21の周壁の内面と外面の双方
から外方に突出しており、ガイドポスト15の外周面と
ガイドブシュ16の内周面に接触する。このボールリテ
ーナ21は、ボールリテーナ21の下方でガイドポスト
15に外挿された付勢手段としてのばね23によって、
図中上方のガイドポスト15上端に向けて付勢されてい
る。ばね23で付勢されたボールリテーナ21の上端
は、ガイドポスト15の上端に設けられたストッパ部材
24又は25に係止しており、これによってボールリテ
ーナ21の上端の位置が規定されている。
【0006】図3は可動式のストッパ部材24を有する
ガイド装置を示す。このガイド装置では、ガイドポスト
15の上端にボルト26がねじこまれている。ボルト2
6には軸方向に円形の貫通孔27が形成されている。ス
トッパ部材24が取り付けられた丸棒の軸部材28が、
この貫通穴27に対し、周方向に回転可能かつ軸方向に
摺動可能となるように挿入されている。
【0007】図4は可動式のストッパ部材24を有する
ガイド装置を示す。このガイド装置では、ガイドポスト
15の上端に形成された孔29に軸用ブシュ30が装着
され、穴用止め輪31によって固定されている。軸用ブ
シュ30には、ストッパ部材24が取り付けられた軸部
材28が摺動可能に挿通している。
【0008】図5は可動式のストッパ部材24を有する
ガイド装置を示す。ガイドポスト15の上端には孔32
が形成され、この孔32にはストッパ部材24が取り付
けられた軸部材33が摺動可能に挿入されている。軸部
材33にはスプリングピン34が貫通する長円状の穴が
設けられており、孔32内における軸部材33の位置は
ガイドポスト15と軸部材33を貫通するスプリングピ
ン34によって上限と下限が規定されており、ストッパ
部材24の位置を定められるようになっている。
【0009】可動式のストッパ部材24を有するボール
リテーナ方式のガイド装置においては、図7に示すよう
に、金型の開閉に伴い、ボールリテーナ式の摺動部材2
0の動きに追従してストッパ部材24の位置が変わる。
このため、このような可動式のストッパ部材24を有す
るボールリテーナ方式のガイド装置は短いストロークか
ら長いストロークまで広く対応できる。例えば、図7の
c図に示す下死点に対してストローク長さが短いd図の
ような上死点を有する金型の場合でも、ストッパ部材2
4が金型上部に突出することなく対応できるし、同様に
ストローク長さが長いb図のような上死点を有する金型
にも対応できる。
【0010】図6は固定式のストッパ部材25を有する
ガイド装置を示す。ガイドポスト15の上端にはねじ孔
35が設けられている。このねじ孔35にねじ込まれた
ボルト36によってストッパ部材25がガイドポスト1
5の上端に固定されれいる。ストッパ部材25はガイド
ポスト15に対して移動しない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記ストッパ部材は、
金型の駆動に伴って繰り返し力を受けるので消耗が著し
く、またストッパ部材の高さの上限を調節するために交
換する必要がしばしば生じる。このため金型装置の金型
ガイド装置は、ストッパ部材24,25の交換を簡単に
行える構造であることが好ましい。しかしながら、上記
可動式のガイド装置においては、ガイドブシュ16がボ
ールリテーナ21から完全に離れ、ストッパ部材24と
ガイドブシュ16の間隔が相当に確保され、ガイドブシ
ュ16の孔越しにではなくボールリテーナ21及びスト
ッパ部材24に直接近接できる状態でなければ、ストッ
パ部材24の交換は困難であった。
【0012】固定式のストッパ部材25は交換を簡単に
行える構造ではあるが、金型の開閉に伴ってストッパ部
材25が移動しないので、上死点付近ではボールリテー
ナ21とガイドブシュ16の接触範囲が小さくなってし
まう。上死点付近での接触範囲が広くなるように設計す
ると、下死点付近ではストッパ部材25がガイドブシュ
16の上端から上方に突出してしまうので、ストッパ部
材25との干渉を避けるための逃げ孔加工が必要になっ
てしまうという問題がある。
【0013】広いストローク範囲に対応し、確実な案内
を確保するという観点からは移動式のストッパ部材24
を有する金型ガイド装置が好ましく、ストッパ部材の交
換しやすさという観点からは固定式のストッパ部材25
を有する金型ガイド装置が有利である。本発明は、可動
式のストッパ部材によって摺動手段の位置を規制する金
型用ガイド装置において、摺動手段とガイドブシュが組
み合った状態でもストッパ部材の交換が可能である等、
ストッパ部材の交換が容易な金型用ガイド装置を提供す
ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された金
型用ガイド装置は、一対の金型と、前記一対の金型の一
方及び他方をそれぞれ保持して相対的に移動することに
より前記一対の金型を開閉する一対のホルダとを有する
金型装置に適用される。この金型用ガイド装置は、前記
一対のホルダの一方に取り付けられるガイドポストと、
前記一対のホルダの他方に取り付けられて前記ガイドポ
ストが挿入されるガイドブシュと、前記ガイドポストに
外挿されて金型の開閉時に前記ガイドブシュに内挿され
る摺動手段と、前記摺動手段を前記ガイドブシュの方向
に付勢する付勢手段と、前記ガイドポストの上端に設け
られて前記摺動手段の上端の位置を規制するストッパ部
材とを有する金型用ガイド装置において、前記金型の開
閉方向に実質的に平行な貫通孔を中心に有し、前記ガイ
ドポストの上端に設けられたねじ孔にねじ込まれるねじ
部材と、前記ねじ部材の貫通孔に軸方向にのみ移動可能
に挿入され、その上端には前記ストッパ部材が設けられ
るとともに、回動操作工具が係止する係止部が設けられ
た軸部材と、を有することを特徴としている。
【0015】請求項2に記載された金型用ガイド装置
は、請求項1記載の金型用ガイド装置において、前記ね
じ部材の貫通孔に挿入された前記軸部材の下端に、前記
軸部材が前記貫通孔から抜けることを防止する抜け止め
部材が設けられたことを特徴とする。
【0016】請求項3に記載された金型用ガイド装置
は、請求項2記載の金型用ガイド装置において、前記ね
じ部材の貫通孔に挿入された前記軸部材の下端の前記抜
け止め部材と、前記ねじ部材の下端との間に、前記ねじ
部材の上端から前記軸部材が突出する長さを規定する調
節部材が設けられたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第1の形態を図1
及び図2を参照して説明する。従来の装置と実質的に同
一の部分についてはこれらと同一の符号を付して詳細な
説明の繰り返しを省略する。
【0018】一対の金型の一方を保持する一方のホルダ
10にはガイドポスト15がある。一対の金型の他方を
保持する他方のホルダ13にはガイドブシュ16があ
る。ガイドポスト15には付勢手段としてのばね23が
外挿され、一方のプレート10の上に載置される。ガイ
ドポスト15には摺動手段20が外挿され、前記付勢手
段であるばね23の上に載置される。
【0019】図1(a)に示すように、ガイドポスト1
5の上端には、ねじ孔1が軸方向に沿って形成されてい
る。ねじ孔1には、ねじ部材2がねじ込まれている。こ
のねじ部材2は、金型の開閉方向に実質的に平行な方向
(図1及び図2においては縦方向)に沿って、中心部に
貫通孔3が形成されている。図1(b)に示すように、
本例の貫通孔3の断面形状は正六角形であり、この貫通
孔3には断面が正六角形の軸部材4が挿通している。軸
部材4の断面積は、ねじ部材2の貫通孔3の断面積より
もやや狭い。従って軸部材4は、貫通孔3に対して軸方
向には自由に移動でき、周方向には回転できない。即ち
軸部材4は、周方向の回転運動においてはねじ部材2と
一体である。ねじ部材2の貫通孔3を挿通した軸部材4
の下端には抜け止め部材が取り付けられており、軸部材
4が貫通孔3から抜けないようになっている。軸部材4
の上端には傘状の部品であるストッパ部材5が固定され
ている。軸部材4の上端には、軸部材4を回動させるス
パナ等の工具が係止する係止部6が形成されている。係
止部6はストッパ部材5の上面側から視認でき、ストッ
パ部材5の上面側から係止部6に工具を係止させて軸部
材4を回動させることができる。
【0020】本例のガイド装置を組み立てるには、軸部
材4の係止部6が形成されている側の一端に、ストッパ
部材5を取り付ける。軸部材4を他端部側からねじ部材
2の貫通孔3に通す。貫通孔3から出た軸部材4の他端
に抜け止め部材7を取り付ける。ねじ部材2の先端をガ
イドポスト15のねじ孔1にあてがい、スパナを軸部材
4の係止部6に係止させ、スパナを使用して軸部材4を
ねじ込み方向に回動させる。軸部材4とねじ部材2は一
体に回転するので、ねじ部材2はガイドポスト15にね
じ込まれる。ストッパ部材5は摺動部材に上側から係止
し、ストッパ部材5の上限位置を規制する。以上の取り
付け作業の逆を行えば取り外しができる。従って、金型
又はホルダの位置に係わらず、例えガイドポスト15と
ガイドブシュ16が組み合った状態であっても、ストッ
パ部材5の交換を自由に行うことができる。
【0021】本例のガイド装置において、可動式である
ストッパ部材5の最大高さを調整するための構造及び方
法について説明する。金型を設けるプレス機のストロー
クが短い場合、そのストロークに合わせて摺動部材の移
動範囲を規制する必要がある。摺動部材の移動範囲を規
制するために、ストッパ部材5の高さを調整し、これに
よって摺動部材の上限位置を決定する。
【0022】上記の目的のため、図2に示すように、ね
じ部材2と抜け止め部材7の間の軸部材4に高さ調節部
材としての調節カラー8を横からまたは軸方向からはめ
込む。調節カラー8は、縦溝が形成された略円筒状の部
材でもよいし、円筒形を軸方向に沿って分割した複数個
の部材からなるものでもよい。さらにこの調節カラー8
を固定するための抜け止め部材7にナット等を利用する
こともできる。また、調節カラー8を、ねじ部材2と同
様の貫通孔を有するおねじ部材で構成し、軸部材4をね
じ部材2の貫通孔3と該調節カラー8の貫通孔に挿通
し、軸部材4の回転操作によってねじ部材2と調節カラ
ー8をガイドポスト15のねじ孔にねじ込んでもよい。
【0023】上記の調節カラー8を用いたストッパ部材
5の高さ調整は、本例の金型ガイド装置においてストッ
パ部材5の交換作業が装置の位置に係わらず自由に行え
るために可能となったものである。この調節作業は、一
対の金型が組み合い、金型ガイド装置の各部分がかみ合
った状態で行わなければならない。これは、プレス機の
ストロークが上死点にある時もガイドブシュ16とガイ
ドポスト15が摺動状態にあるストロークの短いプレス
機においては、図7のa図に示すように一対の金型を組
み合わせる際に必要な摺動手段の高さよりも、図7のd
図に示すようにプレス作業中の摺動手段の高さの上限の
方が小さいためである。
【0024】以上説明した本例の金型ガイド装置は、ス
トッパ部材5をねじ部材2によってガイドポスト15の
上端に取り付ける構造である。このため、従来の技術で
説明した固定式のガイド装置において、固定式のストッ
パ部材25及びこれをガイドポスト15に固定している
ボルト36を外し、残されたガイドポスト15のねじ孔
35に本例の移動式のストッパ部材5を有するねじ部材
2を取り付けてもよい。また、従来の技術で説明した移
動式のガイド装置の内、ガイドポスト15の上端にボル
ト26がねじ込まれてストッパ部材24が取り付けられ
た構造の装置にも、本例の装置を取り付けることができ
る。即ち、本例の金型ガイド装置は、ガイドポスト15
の上端にねじ孔が設けられている場合には、従来の金型
ガイド装置に代えて取り付けることができる。
【0025】また、以上説明した本例の金型ガイド装置
において、ねじ部材2を取り外せば、ガイドポスト15
のねじ孔1にアイボルトを取り付けて金型搬送に利用す
ることもできる。
【0026】以上説明した例では、ねじ部材2の貫通孔
3と軸部材4は断面形状が共に正六角形であったが、こ
の形状のみに限定する理由はない。要するに、ねじ部材
2の貫通孔3に軸部材4を挿通させた状態において、軸
部材4の軸方向については軸部材4とねじ部材2が摺動
可能であり、この運動方向に直交する面内での回転方向
については両者が一体になって運動するような関係であ
ればよい。例えば、ねじ部材2の貫通孔3と軸部材4は
断面形状が共に三角形、正方形等の矩形、楕円形等でも
よい。また軸部材4の外周面とねじ部材2の貫通孔3の
内周面を、スプラインによって結合される軸とボスのよ
うな形状に加工してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の金型ガイド装置は、摺動手段の
位置を規制するストッパ部材を備えた軸部材を、ねじ部
材に対して上下方向には独立して摺動でき、回転方向に
は一体に回転するように取り付け、この軸部材の上端に
工具を係止させて軸部材を回転させ、ねじ部材をガイド
ポストの上端に取り付けるようにしてある。従って本発
明によれば、ガイドポストとガイドブシュが組み合った
状態においても容易にストッパ部材の交換を行うことが
できる。さらに具体的には、次に例示するような効果が
得られる。
【0028】1.ストッパ部材の上下方向の位置の如何
に係わらず、ストッパ部材の交換作業が容易に行える。
【0029】2.ストッパ部材の交換作業は、特殊な工
具を用いる必要がなく、短時間で簡単にできる。
【0030】3.スライドが上死点の時にもガイドブシ
ュがガイドポストから離れないストロークの短いプレス
機においても、摺動手段の上限位置を補正するためのス
トッパ部材の上限位置の調節作業が可能でありながら、
従来の固定式のガイド装置のようなストッパ部材の逃げ
穴加工が不要である。
【0031】4.ボルト等のねじ部材を用いてストッパ
部材をガイドポストに取り付ける構造の従来のガイド装
置は、ねじ孔が設けられたガイドポストを共通に用いて
本発明のガイド装置によって代替できる。例えば、固定
式のストッパ部材と本発明の移動式のストッパ部材との
間で自由な変更が可能である。
【0032】5.軸部材の下端の抜け止め部材とねじ部
材の下端との間に、ねじ部材の上端から軸部材が突出す
る長さを規定する調節部材を設けることにより、ストッ
パ部材の上限位置の調節を容易に行うことができる。
【0033】6.プレス作業中、摺動手段の位置が、金
型の上型と下型と組み合わせた時の位置からずれてしま
った場合、ストッパ部材の作用によって摺動手段はスト
ッパ部材の上限位置までしか移動できず、金型の上型を
下型から外す時に摺動手段が移動しない状態になること
がある。この際、ガイド装置の予圧量によるガイド装置
各部品間の摩擦抵抗に逆らって金型の上型を外すことに
なり、可動式のストッパ部材を破損するおそれがある
が、本発明のストッパ部材は金型が組み合った状態にお
いても容易にストッパ部材をはずすことができるので問
題を解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態を示す断面図であ
り、(a)は全体の縦断面図、(b)は貫通孔及び軸部
材の横断面図である。
【図2】本発明の実施の第1の形態を示す要部拡大断面
図である。
【図3】可動式のストッパ部材を有する従来の金型ガイ
ド装置の断面図である。
【図4】可動式のストッパ部材を有する従来の金型ガイ
ド装置の断面図である。
【図5】可動式のストッパ部材を有する従来の他の金型
ガイド装置の断面図である。
【図6】固定式のストッパ部材を有する従来の金型ガイ
ド装置の断面図である。
【図7】可動式のストッパ部材を有する金型ガイド装置
の作動状態を示す側面図である。
【図8】従来のガイド装置を備えた一般的な金型装置の
構造を示す図である。
【符号の説明】
1 ねじ孔 2 ねじ部材 3 貫通孔 4 軸部材 5 ストッパ部材 6 係止部 7 抜け止め部材 8 調節部材としての調節カラー 10 ダイホルダ 11 金型としてのダイ 13 パンチホルダ 14 金型としてのパンチ 15 ガイドポスト 16 ガイドブシュ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の金型と、前記一対の金型の一方及
    び他方をそれぞれ保持して相対的に移動することにより
    前記一対の金型を開閉する一対のホルダとを有する金型
    装置に適用され、前記一対のホルダの一方に取り付けら
    れるガイドポストと、前記一対のホルダの他方に取り付
    けられて前記ガイドポストが挿入されるガイドブシュ
    と、前記ガイドポストに外挿されて金型の開閉時に前記
    ガイドブシュに内挿される摺動手段と、前記摺動手段を
    前記ガイドブシュの方向に付勢する付勢手段と、前記ガ
    イドポストの上端に設けられて前記摺動手段の上端の位
    置を規制するストッパ部材とを有する金型用ガイド装置
    において、 前記金型の開閉方向に実質的に平行な貫通孔を中心に有
    し、前記ガイドポストの上端に設けられたねじ孔にねじ
    込まれるねじ部材と、 前記ねじ部材の貫通孔に軸方向にのみ移動可能に挿入さ
    れ、その上端には前記ストッパ部材が設けられるととも
    に、回動操作工具が係止する係止部が設けられた軸部材
    と、 を有することを特徴とする金型用ガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記ねじ部材の貫通孔に挿入された前記
    軸部材の下端に、前記軸部材が前記貫通孔から抜けるこ
    とを防止する抜け止め部材が設けられた請求項1記載の
    金型用ガイド装置。
  3. 【請求項3】 前記ねじ部材の貫通孔に挿入された前記
    軸部材の下端の前記抜け止め部材と、前記ねじ部材の下
    端との間に、前記ねじ部材の上端から前記軸部材が突出
    する長さを規定する調節部材が設けられた請求項2記載
    の金型用ガイド装置。
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