JP2873789B2 - 糸テンション装置 - Google Patents

糸テンション装置

Info

Publication number
JP2873789B2
JP2873789B2 JP7025956A JP2595695A JP2873789B2 JP 2873789 B2 JP2873789 B2 JP 2873789B2 JP 7025956 A JP7025956 A JP 7025956A JP 2595695 A JP2595695 A JP 2595695A JP 2873789 B2 JP2873789 B2 JP 2873789B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
plate
receiving plate
pressing plate
tension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7025956A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08198521A (ja
Inventor
浩一 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamagata Gravure Co Ltd
Original Assignee
Yamagata Gravure Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamagata Gravure Co Ltd filed Critical Yamagata Gravure Co Ltd
Priority to JP7025956A priority Critical patent/JP2873789B2/ja
Priority to IT95RM000319A priority patent/IT1278070B1/it
Priority to US08/443,195 priority patent/US5655721A/en
Priority to KR1019950012381A priority patent/KR100203670B1/ko
Publication of JPH08198521A publication Critical patent/JPH08198521A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2873789B2 publication Critical patent/JP2873789B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2407/00Means not provided for in groups B65H2220/00 – B65H2406/00 specially adapted for particular purposes
    • B65H2407/50Means for protecting parts of handling machine
    • B65H2407/51Means for making dustproof

Landscapes

  • Knitting Machines (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、編織機等に供給される
走行中の糸に対してテンションを付与するための糸テン
ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば靴下やセーター、その他の
編機に見られるように、編織機に供給される多数の糸
は、それぞれ糸テンション装置を経由して走行せしめら
れる。
【0003】公知の糸テンション装置は、走行中の糸を
挟持する受板と押板を備え、押板を受板に向けて弾発す
るスプリングを設け、該スプリングの弾発力を調整する
ための調整手段を設けている。そこで、走行中の糸は、
受板と押板により挟持され、前記調整手段により所定の
テンション圧を付与される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記糸テン
ション装置は、受板と押板の間に糸を通過せしめる構成
であるから、該受板と押板の接触面に風綿等の糸屑が付
着する。また、例えば、靴下を編成するために使用され
る糸は、ろう引きされているため、前記糸テンション装
置における受板と押板の間を摺擦しつつ通過する際に、
受板と押板の接触面にろうを付着せしめる。
【0005】そこで、受板と押板の接触面に糸屑又はろ
うが付着し、次第に堆積すると、糸の円滑な走行を妨げ
る原因となり、糸に所定圧以上のテンションが付与され
てしまう。その結果、糸切れの原因となったり、或い
は、編織すべき靴下等に乱寸を生じることになる。ま
た、表糸と裏糸の編込みに際しての両糸の逆転(プレー
ティング不良)を生じる虞れがある。
【0006】このため、従来の装置においては、しばし
ば保守点検を行う必要があり、受板と押板の接触面をク
リーニングしているのが現状である。
【0007】然しながら、編機や織機等の編織機には、
多数の糸が供給され、糸の本数に応じた糸テンション装
置が設けられているため、全ての糸テンション装置をク
リーニングするためには、多大の労力と長時間を要す
る。そして、その間、編織機を止めて操業を停止しなけ
ればならず、生産性を低下する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題に鑑
み、メンテナンスフリーとした糸テンション装置を提供
するものである。
【0009】 そこで、本発明が第一の手段として構成
したところは、糸9の走行経路における上流側に該糸9
を挟持する受板23及び押板24を含むテンション機構
13を設けると共に、糸9の走行経路における下流側に
前記両板23及び24を通過した後の糸9の走行力を駆
動源とする駆動機構12を設けたユニットを構成し、前
記テンション機構13は、受板23と押板24の少なく
とも何れか一方を回転自在となるように軸支すると共
に、該板を前記駆動機構12により回転駆動せしめ、他
方の板を回転不能に固定して成る点にある。また、本発
明が第二の手段として構成したところは、糸9の走行経
路における上流側に該糸9を挟持する受板23及び押板
24を含むテンション機構13を設けると共に、糸9の
走行経路における下流側に前記両板23及び24を通過
した後の糸9の走行力を駆動源とする駆動機構12を設
けたユニットを構成し、前記テンション機構13は、押
板24を回転不能に固定する一方、前記受板23を回転
自在となるように軸支すると共に、該受板23を前記駆
動機構12により回転駆動せしめて成る点にある。ま
た、本発明が第三の手段として構成したところは、糸9
の走行経路における上流側に該糸9を挟持する受板23
及び押板24を含むテンション機構13を設けると共
に、糸9の走行経路における下流側に前記両板23及び
24を通過した後の糸9の走行力を駆動源とする駆動機
構12を設けたユニットを構成し、前記テンション機構
13は、受板23を回転不能に固定する一方、前記押板
24を回転自在となるように軸支すると共に、該押板2
4を前記駆動機構12により回転駆動せしめて成る点に
ある。また、本発明が第四の手段として構成したところ
は、糸9の走行経路における上流側に該糸9を挟持する
受板23及び押板24を含むテンション機構13を設け
ると共に、糸9の走行経路における下流側に前記両板2
3及び24を通過した後の糸9の走行力を駆動源とする
駆動機構12を設けたユニットを構成し、前記テンショ
ン機構13は、前記押板24を受板23に向けて弾発す
るスプリング18を設ける一方、前記受板23と前記押
板24をそれぞれ回転自在となるように軸支すると共
に、該受板23及び押板24を前記駆動機構12を介し
て相互に反対向きに回転せしめるように構成して成り、
前記駆動機構12は、糸9の走行通路を規定する一対の
ガイド7及び11の間に軸心を配置したホイール16を
設け、該ホイール16の周面に糸9を巻掛する溝を備え
て成る点にある。更に、本発明が第五の手段として構成
したところは、糸9の走行経路における上流側に該糸9
を挟持する受板23及び押板24を含むテンション機構
13を設けると共に、糸9の走行経路における下流側に
前記両板23及び24を通過した後の糸9の走行力を駆
動源とする駆動機構12を設けたユニットを構成し、前
記テンション機構13は、前記押板24を受板23に向
けて弾発するスプリング18を設ける一方、前記受板2
3と前記押板24をそれぞれ回転自在となるように軸支
すると共に、該受板23及び押板24を前記駆動機構1
2を介して相互に異なる回転速度の下で同一方向に回転
せしめるように構成して成り、前記駆動機構12は、糸
9の走行通路を規定する一対のガイド7及び11の間に
軸心を配置したホイール16を設け、該ホイール16の
周面に糸9を巻掛する溝を備えて成る点にある。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳述
する。
【0011】(第1実施例)図1及び図2は、本発明の
第1実施例を示している。図1に示すように、ボルト1
により着脱自在に結合された裏板2と表板3によりハウ
ジング4が形成されており、表板3には更に付設台4a
が着脱自在に固着されている。
【0012】 表板3は、上下ブラケット5、6のそれ
ぞれに環状の上ガイド7及び下ガイド8を設け、これに
より糸9の通路を構成する。即ち、糸9は、ボビンから
繰出された後、下ガイド8に導入されると共に、上ガイ
ド7から導出され、編織機へと送られる。従って、糸テ
ンション装置に関する糸9の走行経路は、図1の下側が
上流側で、図1の上側が下流側になる。
【0013】付設台4aに設けた中間ブラケット10に
環状の中間ガイド11が設けられており、上下ガイド
7、8の間において糸9の通路を構成する。図示実施例
の場合、中間ブラケット10は、上下一対の中間ブラケ
ット10a、10bを構成し、中間ガイド11は、上下
の中間ブラケット10a、10bにそれぞれ設けられた
環状の中間ガイド11a、11bから構成されている。
【0014】 上ガイド7と中間ガイド11の間に位置
して駆動機構12が設けられ、中間ガイド11と下ガイ
ド8の間に位置してテンション機構13が設けられてい
る。従って、糸9の走行経路に対して、上流側にテンシ
ョン機構13が配置され、下流側に駆動機構12が配置
されている。
【0015】駆動機構12は、表板3に挿着されたブシ
ュ14にベアリングを介して回転自在に支持された駆動
軸15を有し、該駆動軸15の両端に外ホイール16及
び内ホイール17を固着している。外ホイール16は、
上ガイド7と中間ガイド11の間に配置され、外ホイー
ル16の軸中心を両ガイド7、11間の糸通路上に配置
している。一方、内ホイール17は、ハウジング4内に
配置されている。
【0016】内外ホイール17、16は、周面にV溝を
形成しており、図2に示すように、溝底に突起18を周
方向に等間隔をおいて設けている。
【0017】前記ブシュ14にはリング19が回動自在
に外挿されると共に、セットボルト20により固定され
ている。図2に示すように、前記リング19には、径方
向にアーム21が延設されており、アーム21の先端折
曲部には環状の調整ガイド22が設けられている。
【0018】テンション機構13は、中間ガイド11と
下ガイド8の間において糸9を挟持するための受板23
と押板24を構成する。
【0019】受板23を回転自在とするために、従動軸
25が設けられている。即ち、表板3と、付設台4a
と、該付設台4aにボルト26を介して着脱自在に固着
された蓋板27との三者にわたり、ブシュ28が挿着さ
れ、該ブシュ28にベアリングを介して前記従動軸25
が回転自在に支持され、該従動軸25の両端に従動ホイ
ール29及び前記受板23を固着している。従動ホイー
ル29は、ハウジング4内に配置され、前記駆動機構1
2における内ホイール17と該従動ホイール29との間
にエンドレス状の伝達手段30を掛け渡している。
【0020】前記受板23は、軸中心を中間ガイド11
及び下ガイド8の間の糸通路上に配置しており、従動軸
25の軸端における角軸部に嵌合されている。
【0021】一方、前記押板24は、固定軸31に外挿
されている。該押板24は、スプライン31aを介し
て、固定軸31の周方向には回動不能に固定されるが、
該固定軸31の軸方向には摺動自在であり、該押板24
は、スプリング32により受板23に向けて弾発されて
いる。即ち、固定軸31は、前記従動軸25と同軸上に
配置され、該固定軸31の一端ねじ軸部33を下ブラケ
ット6の起立部34に一対のロックナット35、35に
より着脱自在に固定され、該固定軸31の他端を従動軸
25の軸端に突き合わせている。この突き合わせ部36
は、従動軸25の軸端に形成した円錐状の尖鋭端と、固
定軸31の軸端に形成した円錐状の凹部から構成され、
前記尖鋭端を凹部に挿入することにより、固定軸31に
対して従動軸25を回転可能に接続している。
【0022】前記固定軸31のねじ軸部33にはバネ受
32aが進退自在に螺合され、該バネ受32aと押板2
4の間に圧縮スプリング32が介装されている。従っ
て、バネ受32aをねじ軸部33上で進退移動調整する
ことにより、スプリング32の付勢力を調節することが
できる。
【0023】前記中間ガイド11に隣接して糸切れ検知
レバー37が設けられている。この糸切れ検知レバー3
7は、付設台4aに対して横軸回りに揺動自在に軸支さ
れ、前記複数のガイドにより構成された糸通路上を糸が
正常に走行しているときは、図1に実線で示すように起
立姿勢とされ、糸切れが生じたときは、図1に鎖線で示
すように自重により伏臥方向に回動せしめられる。この
ため、糸切れ検知レバー37の先端には、糸9に接する
検知部37aを備えると共に、尾端には作動部37bを
備えており、糸切れによるレバーの伏臥回動時に前記作
動部37bが接して短絡せしめられるスイッチ用接点3
8を隣接配置している。該接点38は、端子ボルト39
に接続され、該端子ボルト39の端子部39aを裏板2
から突出せしめ、該端子部39aから延びる図示しない
ケーブルを介して糸の走行駆動源を停止せしめる。
【0024】更に、裏板2には、据付手段40が設けら
れている。この据付手段40は、門形金具41と、該門
形金具41を編織機等のフレームにクランプせしめるた
めの蝶ボルトから成るクランパー42とを備える。図示
実施例の場合、門形金具41は、側面のねじ孔43に裏
板2の内側からボルト44を螺着することにより取付け
られる他、頂面にも同様のねじ孔45を設けている。従
って、図例のようにねじ孔43を裏板2に対面させるこ
とにより門形溝の開口部を下向きとした取付態様の他、
ねじ孔45を裏板2に対面させることにより門形溝の開
口部を横向きとした取付態様とが可能である。
【0025】 この第1実施例に基づく糸テンション装
置は、図例のようなユニットとして、据付手段40を介
して編織機等のフレームその他の適宜の個所に取付ける
ことにより使用される。
【0026】図2(A)に示す第1使用例において、糸
9は、下ガイド8から導入され、受板23と押板24の
間を通過し、中間ガイド11b、11aを経て、外ホイ
ール16に巻掛けられた後、上ガイド7から導出され
る。
【0027】そこで、バネ受32aによりスプリング3
2の付勢力を調節することにより、テンション機構13
における受板23と押板24の挟持力が設定され、走行
する糸9に対して所定圧のテンションを付与することが
できる。
【0028】糸9の走行により外ホイール16が回転駆
動されると、駆動軸15、内ホイール17、伝達手段3
0、従動ホイール29、従動軸25の伝達経路を経て受
板23が回転駆動される。これに対して、押板24は、
前述のようにスプライン31aを介して固定軸31に回
動不能に固定されているから、受板23に追従して回転
することはなく停止している。
【0029】この点に関して、前述のようなスプライン
31aを設けることなく、押板24を固定軸31に回転
自在に遊嵌し、その状態でスプリング32により受板2
3に弾接せしめた場合は、弱い力のテンションの下では
受板23に追従して回転することはなく停止するが、バ
ネ受32aを調節してスプリング32の弾発付勢力を増
すと、押板24が受板23に強く接して同行回転する虞
れがある。これに対して、この第1実施例によれば、押
板24は、前述のようにスプライン31aにより回動不
能とされているから、スプリング32の弾発力を高めて
も押板24が同行回転することはない。
【0030】このため、受板23と押板24の接触面に
付着する糸屑又はろうは、回動不能な押板24に対して
受板23が回転しながら接触し、該接触面を摺擦せしめ
るため、常に掻落とされ、接触面の間に付着堆積するこ
とはない。
【0031】図2(B)に示す第2使用例において、糸
9は、中間ガイド11b、11aを経て調整ガイド22
に挿通された後、外ホイール16に巻掛けられ、上ガイ
ド7から導出される。その他は、図2(A)に示した第
1使用例と同様である。
【0032】前記調整ガイド22の位置は、セットボル
ト20を緩めてリング19を回動することにより、図2
(B)鎖線に示すように、ブシュ14の周方向で位置を
変更することが可能であり、最も適切な位置に設定され
る。
【0033】そこで、このように外ホイール16に向か
う糸の通路を調整ガイド22により迂回せしめることに
より、外ホイール16に対する糸9の巻掛け部分を長く
とることが可能になる。このため、糸9の走行力を外ホ
イール16に確実に伝達することができ、糸9が外ホイ
ール16に対してスリップすることを防止できる。
【0034】(第2実施例)図3及び図4は、本発明の
第2実施例を示している。テンション機構13の構成以
外は、上記第1実施例と同様であるから、同じ構成部材
には、図1及び図2と同じ符号を付しており、重複した
説明は省略する。
【0035】この第2実施例において、テンション機構
13は、中間ガイド11と下ガイド8の間において糸9
を挟持するための受板23と押板24を構成するが、受
板23を回転不能に固定する一方、押板24を回転自在
となるように軸支すると共に、該押板24を駆動機構1
2により得られる駆動源により回転駆動する。
【0036】押板24を回転せしめるために、従動軸5
1が設けられている。即ち、表板3と、付設台4aと、
蓋板27との三者にわたり、ブシュ52が挿着され、該
ブシュ52にベアリングを介して前記従動軸51が回転
自在に支持され、該従動軸51の一端に従動ホイール5
3を固着すると共に、他端に同軸上に連結された回動軸
54を介して前記押板24を取付けている。
【0037】従動ホイール53は、ハウジング4内に配
置され、駆動機構12における内ホイール17と該従動
ホイール53との間にエンドレス状の伝達手段30を掛
け渡しており、この点は、上記第1実施例と同様であ
る。
【0038】受板23は、軸中心を中間ガイド11及び
下ガイド8の間の糸通路上に配置しており、前記ブシュ
52に固着されている。例えば、受板23をブシュ52
の延長端に外挿せしめ、セットボルト等で固着すれば良
い。
【0039】前記回動軸54は、従動軸51の軸端にお
ける角軸部に嵌合されている。前記押板24は、該回動
軸54に外挿されている。該押板24は、スプライン5
4aを介して、回動軸54の周方向には回動不能に固定
されるが、該回動軸54の軸方向には摺動自在であり、
該押板24は、スプリング55により受板23に向けて
弾発されている。この際、スプリング55の端部と押板
24を相対的に回転自在とするため、スプリング55の
端部には、回転摺動リング56が設けられている。従っ
て、押板24は、回転摺動リング56の表面に接した状
態でスリップしながら回転する。
【0040】前記スプリング55は、固定軸57に支持
されており、該固定軸57は、前記回動軸54と同軸上
に配置され、該固定軸57の一端ねじ軸部58を下ブラ
ケット6の起立部34に一対のロックナット59、59
により着脱自在に固定され、該固定軸57の他端を回動
軸54の軸端に突き合わせている。この突き合わせ部6
0は、回動軸54の軸端に形成した円錐状の尖鋭端と、
固定軸57の軸端に形成した円錐状の凹部から構成さ
れ、前記尖鋭端を凹部に挿入することにより、固定軸5
7に対して回動軸54を回転可能に接続している。
【0041】前記固定軸57のねじ軸部58にはバネ受
55aが進退自在に螺合され、該バネ受55aと押板2
4の間に圧縮スプリング55が介装されている。従っ
て、バネ受55aをねじ軸部58上で進退移動調整する
ことにより、スプリング55の弾発付勢力を調節するこ
とができる。
【0042】この第2実施例においても、図2(A)
(B)に示したところと同様の二つの使用例が可能であ
るが、何れの場合においても、バネ受55aによりスプ
リング55の付勢力を調節することにより、テンション
機構13における受板23と押板24の挟持力が設定さ
れ、走行する糸9に対して所定圧のテンションを付与す
ることができる。
【0043】糸9の走行を動力源として駆動機構12が
作動すると、従動ホイール53と共に従動軸51が回転
され、回動軸54を回転駆動し、押板24を受板23に
圧接した状態で回転せしめる。この際、受板23は、回
転不能に固定されているので、押板24に追従して回転
することはなく停止している。
【0044】このため、受板23と押板24の接触面に
付着する糸屑又はろうは、回動不能な受板23に対して
押板24が回転しながら接触し、該接触面を摺擦せしめ
るため、常に掻落とされ、接触面の間に付着堆積するこ
とはない。
【0045】(第3実施例)図5ないし図7は、本発明
の第3実施例を示している。駆動機構12及びテンショ
ン機構13の構成以外は、上記第1実施例と同様である
から、同じ構成部材には、図1及び図2と同じ符号を付
しており、重複した説明は省略する。
【0046】この第3実施例において、テンション機構
13は、中間ガイド11と下ガイド8の間において糸9
を挟持するための受板23と押板24を構成するが、受
板23と押板24をそれぞれ回転自在となるように軸支
すると共に、該受板23及び押板24を相互に反対向き
に回転せしめるための駆動源を設けている。
【0047】このため、駆動機構12とテンション機構
13との間には、受板23を回転せしめるための第一駆
動経路71と、押板24を回転せしめるための第二駆動
経路72が構成されている。
【0048】駆動機構12は、表板3に挿着されたブシ
ュ14にベアリングを介して回転自在に支持された駆動
軸15を有し、該駆動軸15の外端に外ホイール16を
固着しており、該外ホイール16は、上ガイド7と中間
ガイド11の間に配置され、外ホイール16の軸中心を
両ガイド7、11間の糸通路上に配置している。この点
は、上記第1実施例と同様である。然しながら上記第1
実施例と異なり、この第3実施例は、ハウジング4内に
おいて、前記駆動軸15の内端に、第一の内ホイール7
3及び第二の内ホイール74を固着しており、前者によ
り受板23のための駆動源を、後者により押板24のた
めの駆動源を構成している。
【0049】テンション機構13は、受板23を回転せ
しめるための筒状の第一従動軸75と、押板24を回転
せしめるための第二従動軸76を備えている。
【0050】前記第一従動軸75は、付設台4aと蓋板
27の間に架設されたブシュ77に挿通されベアリング
を介して回転自在に軸支されており、該第一従動軸75
の外端に受板23を固着すると共に、ハウジング4内に
位置する内端に第一従動ホイール78を固着している。
【0051】前記第二従動軸76は、第一従動軸75に
挿通されると共に、ベアリングを介して回転自在に軸支
されており、ハウジング4内に位置する内端に第二従動
ホイール79を固着している。
【0052】第二従動軸76の外端には同軸上に連結さ
れた回動軸80を介して押板24を取付けている。該回
動軸80は、第二従動軸76の軸端における角軸部に嵌
合されている。前記押板24は、該回動軸80に外挿さ
れて、スプライン80aを介して、回動軸80の周方向
には回動不能に固定されるが、該回動軸80の軸方向に
は摺動自在であり、該押板24は、スプリング81によ
り受板23に向けて弾発されている。この際、スプリン
グ81の端部と押板24を相対的に回転自在とするた
め、スプリング81の端部には、回転摺動リング82が
設けられている。従って、押板24は、回転摺動リング
56の表面に接した状態でスリップしながら回転する。
【0053】前記スプリング81は、固定軸57に支持
されており、該固定軸57のねじ軸部58に進退自在に
螺合したバネ受55aによりスプリング81の弾発付勢
力を調節自在としている。尚、固定軸57に関する構成
は、上記第2実施例と同様であるから、図3及び図4と
同じ符号を付しており、ここでは重複した説明を省略す
る。
【0054】前記第一駆動経路71において、第一の内
ホイール73と第一従動ホイール78の間、第二の内ホ
イール72と第二従動ホイール79の間には、それぞれ
エンドレス状の第一伝達手段83及び第二伝達手段84
が掛け渡され、これによりそれぞれ受板23及び押板2
4を回転駆動する。
【0055】この第3実施例は、受板23と押板24を
相互に反対向きに回転せしめるために、前記第一駆動経
路71又は第二駆動経路72の何れか一方に、回転方向
を変換するための変換手段が設けられている。
【0055】図例の場合、図7(A)に示すように、第
一駆動経路71は、第一伝達手段83が、第一の内ホイ
ール73の回転力を第一従動ホイール78に対して回転
方向を変換することなく同一回転方向の下に伝達する。
一方、第二駆動経路72は、図7(B)に示すように、
第二伝達手段84が、第二の内ホイール74と第二従動
ホイール79の間において、「8」字状に掛け渡されて
おり、これにより、第一の内ホイール73の回転力を第
一従動ホイール78に対して回転方向を反対向きに変換
して伝達可能とした回転方向変換手段85を構成する。
従って、受板23が正転されるとき、押板24は逆転さ
れることになる。
【0056】ところで、第一駆動経路71を構成する第
一の内ホイール73及び第一従動ホイール78、或い
は、第二駆動経路72を構成する第二の内ホイール74
及び第二従動ホイール79は、それぞれ同径に構成して
も良いが、相互に異径とすることにより減速手段を設け
ても良い。図例の場合、第二の内ホイール74のみが他
のホイールよりも小径とされ、これにより第二駆動経路
72に減速手段86を形成する。従って、この場合、受
板23の回転速度に対して、押板24の回転速度が小さ
いものとなる。尚、このような減速手段86は、これら
のホイール群のうちの一つ又は複数に任意に形成せしめ
ることが自由であり、受板23及び押板24に付着する
糸屑又はろうを掻落とすために最適な条件となるように
設計することができる。
【0057】この第3実施例においても、図2(A)
(B)に示したところと同様の二つの使用例が可能であ
り、バネ受55aによりスプリング81の付勢力を調節
することにより、受板23及び押板24に挟まれて走行
する糸9に対して所定圧のテンションを付与する。
【0058】糸9の走行を動力源として駆動機構12が
作動すると、第一駆動経路71及び第二駆動経路72を
介して押板24を受板23に圧接した状態で、両板を相
互に反対向きに回転せしめる。
【0059】このため、受板23と押板24の接触面に
付着する糸屑又はろうは、受板23と押板24が反対向
きに回転しながら接触し、該接触面を摺擦せしめるた
め、常に掻落とされ、接触面の間に付着堆積することは
ない。
【0060】(第4実施例)本発明の第4実施例は、基
本的には、上記第3実施例と同様であり、図5をそのま
ま参照することができる。然しながら、この第4実施例
においては、上記第3実施例のような回転方向変換手段
85を有しない。即ち、図8(A)(B)に示すよう
に、第一駆動経路71は、第一伝達手段83が、第一の
内ホイール73の回転力を第一従動ホイール78に対し
て回転方向を変換することなく同一回転方向の下に伝達
する。また同様に、第二駆動経路72は、第二伝達手段
84が、第二の内ホイール74の回転力を第二従動ホイ
ール79に対して回転方向を変換することなく同一回転
方向の下に伝達する。従って、受板23と押板24は同
一方向に回転されることになる。
【0061】ところで、第3実施例について説明したよ
うに、この第4実施例には、上述のような減速手段86
が設けられている。従って、受板23及び押板24は、
同一方向に回転されるが、相互に回転速度を異ならしめ
られる。
【0062】従って、この第4実施例においても、糸9
の走行を動力源として駆動機構12が作動すると、第一
駆動経路71及び第二駆動経路72を介して押板24を
受板23に圧接した状態で、両板を相互に異なる回転速
度の下に回転せしめ、このため、受板23と押板24の
接触面に付着する糸屑又はろうは、受板23と押板24
が回転速度の差に基づきスリップしながら接触し、該接
触面を摺擦せしめるため、常に掻落とされ、接触面の間
に付着堆積することはない。
【0063】 上記何れの実施例においても、糸テンシ
ョン装置に関する糸9の走行経路は、図示の下側が上流
側で、図示の上側が下流側になり、このような糸9の走
行経路に対して、上流側にテンション機構13が配置さ
れ、下流側に駆動機構12が配置されている。然しなが
、本発明が上記実施例に限定されないことは勿論であ
り、特許請求の範囲に基づき種々の設計変更を施すこと
が自由である。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、走行中の糸を挟持する
受板と押板を備え、押板を受板に向けて弾発するスプリ
ングを設けて成る糸テンション装置において、前記受板
と押板の少なくとも何れか一方を回転自在となるように
軸支すると共に、該板を回転せしめるための駆動源を設
けたものであるから、受板23と押板24の接触面に付
着する糸屑又はろうは、両板23、24の相対的回転に
よる摺擦を受け、常に掻落とされるので、堆積すること
はなく、セルフクリーニングを可能とする。その結果、
従来のようなクリーニングを必要としないメンテナンス
フリーの糸テンション装置を提供することができるとい
う効果がある。
【0065】また、本発明の特定の構成によれば、押板
24を回転せしめる構成とした場合は、受板23を回転
不能に固定するものであるから、駆動回転される押板2
4に追従して受板23が同行回転する虞れはない。或い
は、これとは反対に、受板23を回転せしめる構成とし
た場合は、押板24を回転不能に固定するものであるか
ら、駆動回転される受板23に追従して押板24が同行
回転する虞れはない。依って、前記効果を保証する。
【0066】また、本発明の別の特定の構成によれば、
受板23と押板24を相互に反対向きに回転せしめるも
のであるから、受板23と押板24の接触面に付着する
糸屑又はろうは、両者板3、24の反対向きの回転によ
る摺擦を受け、両板の表面より好適に剥離され掻落とさ
れるので、セルフクリーニング効果に優れている。
【0067】 更に、本発明の別の特定の構成によれ
ば、受板23と押板24を相互に異なる回転速度の下で
同一方向に回転せしめるものであるから、同様に、セル
フクリーニング効果を奏することができる。特に、本発
明によれば、何れの請求項に記載の発明においても、糸
9の走行経路における上流側に該糸9を挟持する受板2
3及び押板24を含むテンション機構13を設けると共
に、糸9の走行経路における下流側に前記両板23及び
24を通過した後の糸9の走行力を駆動源とする駆動機
構12を設けた構成であり、受板23と押板24の接触
面に付着する糸屑又はろうは、両板23及び24の間で
常に掻落されるので、堆積することはなく、その結果、
従来のようなクリーニングを必要としないメンテナンス
フリーの糸テンション装置を提供できるほか、種々の優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る糸テンション装置を
示す縦断側面図である。
【図2】本発明の実施例に係る糸テンション装置の使用
例を示し、(A)は第1使用例を示す正面図、(B)は
第2使用例を示す正面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る糸テンション装置を
示す縦断側面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る糸テンション装置に
おけるテンション機構の拡大断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る糸テンション装置を
示す縦断側面図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る糸テンション装置に
おけるテンション機構の拡大断面図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る糸テンション装置に
おける駆動経路を示し、(A)は第一駆動経路を示す縦
断正面図、(B)は第二駆動経路を示す縦断正面図であ
る。
【図8】本発明の第4実施例に係る糸テンション装置に
おける駆動経路を示し、(A)は第一駆動経路を示す縦
断正面図、(B)は第二駆動経路を示す縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
4 ハウジング 7 上ガイド 8 下ガイド 9 糸 11a、11b 中間ガイド 12 駆動機構 13 テンション機構 15 駆動軸 16 外ホイール 17 内ホイール 23 受板 24 押板 25 従動軸 29 従動ホイール 30 伝達手段 31 固定軸 31a スプライン 32 スプリング 32a バネ受 51 従動軸 53 従動ホイール 54 回動軸 54a スプライン 55 スプリング 55a バネ受 56 回転摺動リング 57 固定軸 71 第一駆動経路 72 第二駆動経路 73 第一の内ホイール 74 第二の内ホイール 75 第一従動軸 76 第二従動軸 78 第一従動ホイール 79 第二従動ホイール 80 回動軸 80a スプライン 81 スプリング 82 回転摺動リング 83 第一伝達手段 84 第二伝達手段 85 回転方向変換手段 86 減速手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸9の走行経路における上流側に該糸9
    を挟持する受板23及び押板24を含むテンション機構
    13を設けると共に、糸9の走行経路における下流側に
    前記両板23及び24を通過した後の糸9の走行力を駆
    動源とする駆動機構12を設けたユニットを構成し前記テンション機構13は 、受板23と押板24の少な
    くとも何れか一方を回転自在となるように軸支すると共
    に、該板を前記駆動機構12により回転駆動せしめ、他
    方の板を回転不能に固定して成ることを特徴とする糸テ
    ンション装置。
  2. 【請求項2】 糸9の走行経路における上流側に該糸9
    を挟持する受板23及び押板24を含むテンション機構
    13を設けると共に、糸9の走行経路における下流側に
    前記両板23及び24を通過した後の糸9の走行力を駆
    動源とする駆動機構12を設けたユニットを構成し
    記テンション機構13は、押板24を回転不能に固定す
    る一方、前記受板23を回転自在となるように軸支する
    と共に、該受板23を前記駆動機構12により回転駆動
    せしめて成ることを特徴とする糸テンション装置。
  3. 【請求項3】 糸9の走行経路における上流側に該糸9
    を挟持する受板23及び押板24を含むテンション機構
    13を設けると共に、糸9の走行経路における下流側に
    前記両板23及び24を通過した後の糸9の走行力を駆
    動源とする駆動機構12を設けたユニットを構成し前記テンション機構13は 、受板23を回転不能に固定
    する一方、前記押板24を回転自在となるように軸支す
    ると共に、該押板24を前記駆動機構12により回転駆
    動せしめて成ることを特徴とする糸テンション装置。
  4. 【請求項4】 糸9の走行経路における上流側に該糸9
    を挟持する受板23及び押板24を含むテンション機構
    13を設けると共に、糸9の走行経路における下流側に
    前記両板23及び24を通過した後の糸9の走行力を駆
    動源とする駆動機構12を設けたユニットを構成し、 前記テンション機構13は、前記押板24を受板23に
    向けて弾発するスプリング18を設ける一方、前記受板
    23と前記押板24をそれぞれ回転自在となるように軸
    支すると共に、該受板23及び押板24を前記駆動機構
    12を介して相互に反対向きに回転せしめるように構成
    して成り、 前記駆動機構12は、糸9の走行通路を規定する一対の
    ガイド7及び11の間に軸心を配置したホイール16を
    設け、該ホイール16の周面に糸9を巻掛する溝を備え
    て成ることを特徴とする糸テンション装置。
  5. 【請求項5】 糸9の走行経路における上流側に該糸9
    を挟持する受板23及び押板24を含むテンション機構
    13を設けると共に、糸9の走行経路における下流側に
    前記両板23及び24を通過した後の糸9の走行力を駆
    動源とする駆動機構12を設けたユニットを構成し、 前記テンション機構13は、前記押板24を受板23に
    向けて弾発するスプリング18を設ける一方、前記受板
    23と前記押板24をそれぞれ回転自在となるように軸
    支すると共に、該受板23及び押板24を前記駆動機構
    12を介して相互に異なる回転速度の下で同一方向に回
    転せしめるように構成して成り、 前記駆動機構12は、糸9の走行通路を規定する一対の
    ガイド7及び11の間に軸心を配置したホイール16を
    設け、該ホイール16の周面に糸9を巻掛する溝を備え
    て成ることを特徴とする糸テンション装置。
JP7025956A 1994-05-19 1995-01-20 糸テンション装置 Expired - Lifetime JP2873789B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7025956A JP2873789B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 糸テンション装置
IT95RM000319A IT1278070B1 (it) 1995-01-20 1995-05-17 Dispositivo di tensione di filo per un apparecchio di lavorazione a maglia o di tessitura.
US08/443,195 US5655721A (en) 1994-05-19 1995-05-17 Yarn tension device
KR1019950012381A KR100203670B1 (ko) 1994-05-19 1995-05-18 사 텐션 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7025956A JP2873789B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 糸テンション装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08198521A JPH08198521A (ja) 1996-08-06
JP2873789B2 true JP2873789B2 (ja) 1999-03-24

Family

ID=12180209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7025956A Expired - Lifetime JP2873789B2 (ja) 1994-05-19 1995-01-20 糸テンション装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2873789B2 (ja)
IT (1) IT1278070B1 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3307491A1 (de) * 1983-03-03 1984-09-06 W. Schlafhorst & Co, 4050 Mönchengladbach Schaltbarer und einstellbarer fadenspanner

Also Published As

Publication number Publication date
IT1278070B1 (it) 1997-11-17
ITRM950319A0 (it) 1995-05-17
JPH08198521A (ja) 1996-08-06
ITRM950319A1 (it) 1996-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2869317A (en) Spindle driving mechanism
US6065711A (en) Yarn brake and textile machine and yarn feed device equipped therewith
JP2873789B2 (ja) 糸テンション装置
US5655721A (en) Yarn tension device
US6006508A (en) Motor drive type false twisting device with three spindles and a plurality of friction discs
CN114535172A (zh) 一种纺织车间轴类缠绕丝清洁装置
JP2527411B2 (ja) 糸テンション装置
US3668854A (en) Spinning frames
CN106868655B (zh) 一种环锭纺细纱机叶子板式的假捻装置
JP2873795B2 (ja) 糸保持装置及び糸保持装置用ライニングシート
US4745738A (en) Cleaning arrangement for open-end friction spinning machine
CN1026137C (zh) 喂纱装置
EP0452489B1 (en) Elastic yarn feeder
US3680800A (en) Traverse cam declutching device for yarn take-up apparatus
US3753344A (en) Spindle-drive assembly for textile spinning machines
CN219410032U (zh) 一种是有均匀捻线功能的捻线机
EP0400260B1 (en) Apparatus for driving the spindles in a ring spinning machine
CN220977261U (zh) 一种倍捻捻线机的传动机构
CN220746217U (zh) 一种横机起底板震动退线装置
US4660372A (en) Driving arrangement for open-end friction spinning machines
CN110923868B (zh) 一种环锭细纱机后罗拉同步及窜动检测装置
CN85104507A (zh) 上石蜡装置的拖动机构
JP2683449B2 (ja) 編組装置
CN1650054A (zh) 纺纱机组中的牵伸装置用的清洁辊保持装置
JP3971157B2 (ja) 繊維機械の給糸装置