JP2873542B2 - 異硬度パッド材の製造方法及びプレス成形型 - Google Patents
異硬度パッド材の製造方法及びプレス成形型Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は異硬度パッド材の製造方
法及びプレス成形型に関し、更に詳細に説明すると、ウ
レタン等の廃材を粉砕機により粉砕してチップ材を形成
し、該チップ材にウレタン系バインダーをミキサーによ
り混合し、該混合物をプレス成形型によりプレス成形し
て形成される異硬度パッド材の製造方法及びプレス成形
型に関する。
法及びプレス成形型に関し、更に詳細に説明すると、ウ
レタン等の廃材を粉砕機により粉砕してチップ材を形成
し、該チップ材にウレタン系バインダーをミキサーによ
り混合し、該混合物をプレス成形型によりプレス成形し
て形成される異硬度パッド材の製造方法及びプレス成形
型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両等のシートのクッション
材やアームレストのパッド材としてチップウレタンが用
いられている。このチップウレタンはスラブウレタン等
の廃材を粉砕機により粉砕して形成している。従来、ク
ッション材やアームレストのパッド材には異硬度成形品
が用いられており、一般的に異硬度パッド材を成形する
場合には、硬質の部材を別途形成し、この硬質の部材を
インサート成形して異硬度パッド材を成形している。
材やアームレストのパッド材としてチップウレタンが用
いられている。このチップウレタンはスラブウレタン等
の廃材を粉砕機により粉砕して形成している。従来、ク
ッション材やアームレストのパッド材には異硬度成形品
が用いられており、一般的に異硬度パッド材を成形する
場合には、硬質の部材を別途形成し、この硬質の部材を
インサート成形して異硬度パッド材を成形している。
【0003】また、本出願人は特開昭60−99620
号公報に示されるパッド材の成形型を提案しており、こ
の成形型の下型の底部に仕切り壁を設け、複数の小室に
硬度の異なるパッド材の材料としてのチップ材を夫々挿
入し、異硬度パッド材をプレス成形することができるよ
うになされている。
号公報に示されるパッド材の成形型を提案しており、こ
の成形型の下型の底部に仕切り壁を設け、複数の小室に
硬度の異なるパッド材の材料としてのチップ材を夫々挿
入し、異硬度パッド材をプレス成形することができるよ
うになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、異硬度パッド材
を成形する場合には、硬度の異なるチップ材の分別作業
及び管理が必要で、これらの分別作業及び管理が煩雑で
あり、硬度の異なるチップ材を挿入するための専用のホ
ッパが必要で型の費用が増大する欠点を有し、また異硬
度のパッド材の繋ぎ面の一体化が困難であった。
を成形する場合には、硬度の異なるチップ材の分別作業
及び管理が必要で、これらの分別作業及び管理が煩雑で
あり、硬度の異なるチップ材を挿入するための専用のホ
ッパが必要で型の費用が増大する欠点を有し、また異硬
度のパッド材の繋ぎ面の一体化が困難であった。
【0005】また、チップ材にウレタン系バインダーを
ミキサーにより混合し、該混合物をプレス成形型により
プレス成形し、前記バインダーに水蒸気を加えて反応硬
化させているが、水蒸気の吹き込み時間が長く、反応時
間と合わせた成形時間が長くなり、成形後成形品から水
分を取り除くための乾燥時間が長くなり、作業能率を向
上させることができない欠点を有していた。
ミキサーにより混合し、該混合物をプレス成形型により
プレス成形し、前記バインダーに水蒸気を加えて反応硬
化させているが、水蒸気の吹き込み時間が長く、反応時
間と合わせた成形時間が長くなり、成形後成形品から水
分を取り除くための乾燥時間が長くなり、作業能率を向
上させることができない欠点を有していた。
【0006】本発明の目的は硬度の異なるチップ材の分
別作業及び管理が不要で作業能率を向上させることがで
き、硬度の異なるチップ材を挿入するための専用のホッ
パが不要で成形型の費用を減少させることができ、異硬
度のパッド材の繋ぎ面の一体化が容易で成形時間及び乾
燥時間を短縮して作業能率を著しく向上させることがで
き、著しく経済性に優れた異硬度パッド材の製造方法及
びプレス成形型を提供するものである。
別作業及び管理が不要で作業能率を向上させることがで
き、硬度の異なるチップ材を挿入するための専用のホッ
パが不要で成形型の費用を減少させることができ、異硬
度のパッド材の繋ぎ面の一体化が容易で成形時間及び乾
燥時間を短縮して作業能率を著しく向上させることがで
き、著しく経済性に優れた異硬度パッド材の製造方法及
びプレス成形型を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、請求項1に記載の異硬度パッド
材の製造方法は、ウレタン等の廃材を粉砕機により粉砕
してチップ材を形成し、該チップ材にウレタン系バイン
ダーをミキサーにより混合し、該混合物をプレス成形型
によりプレス成形して形成される異硬度パッド材の製造
方法において、前記プレス成形型に仕切り壁を抜き差し
自在に設け、前記仕切り壁により形成される小室に夫々
混合物を挿入し、プレス成形型を型締め後、前記仕切り
壁を前記プレス成形型より抜き出し、前記ウレタン系バ
インダーの反応に必要な水分量の水蒸気を混合物に供給
し、前記ウレタン系バインダーを反応させることを特徴
とする。
鑑みてなされたもので、請求項1に記載の異硬度パッド
材の製造方法は、ウレタン等の廃材を粉砕機により粉砕
してチップ材を形成し、該チップ材にウレタン系バイン
ダーをミキサーにより混合し、該混合物をプレス成形型
によりプレス成形して形成される異硬度パッド材の製造
方法において、前記プレス成形型に仕切り壁を抜き差し
自在に設け、前記仕切り壁により形成される小室に夫々
混合物を挿入し、プレス成形型を型締め後、前記仕切り
壁を前記プレス成形型より抜き出し、前記ウレタン系バ
インダーの反応に必要な水分量の水蒸気を混合物に供給
し、前記ウレタン系バインダーを反応させることを特徴
とする。
【0008】本発明の請求項2に記載の異硬度パッド材
のプレス成形型は、ウレタン等の廃材を粉砕機により粉
砕してチップ材を形成し、該チップ材にウレタン系バイ
ンダーをミキサーにより混合し、該混合物をプレス成形
型によりプレス成形して形成される異硬度パッド材のプ
レス成形型において、前記プレス成形型の下型,上型,
左右側壁が可動型に形成され、前記プレス成形型に仕切
り壁が抜き差し自在に設けられ、前記プレス成形型の下
型に小孔が多数形成され、前記仕切り壁により形成され
る小室に夫々混合物を挿入し、プレス成形型の可動型を
型締め後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出
し、該下型の多数の小孔より前記ウレタン系バインダー
の反応に必要な水分量の水蒸気を混合物に供給し、前記
ウレタン系バインダーを反応させるようになされている
ことを特徴とする。
のプレス成形型は、ウレタン等の廃材を粉砕機により粉
砕してチップ材を形成し、該チップ材にウレタン系バイ
ンダーをミキサーにより混合し、該混合物をプレス成形
型によりプレス成形して形成される異硬度パッド材のプ
レス成形型において、前記プレス成形型の下型,上型,
左右側壁が可動型に形成され、前記プレス成形型に仕切
り壁が抜き差し自在に設けられ、前記プレス成形型の下
型に小孔が多数形成され、前記仕切り壁により形成され
る小室に夫々混合物を挿入し、プレス成形型の可動型を
型締め後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出
し、該下型の多数の小孔より前記ウレタン系バインダー
の反応に必要な水分量の水蒸気を混合物に供給し、前記
ウレタン系バインダーを反応させるようになされている
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1に記載の異硬度パッド材の製
造方法によれば、仕切り壁により形成される小室に夫々
混合物を挿入し、プレス成形型を型締めすることによ
り、小室に挿入された混合物の量及びプレス成形型の型
締め圧力により、各小室のチップ材の硬度が異なるよう
に成形することができる。また、プレス成形型を型締め
後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出してい
るので、異硬度のパッド材の繋ぎ面の一体化が図れる。
更に、ウレタン系バインダーの反応に必要な水分量の水
蒸気を混合物に供給しているので、前記ウレタン系バイ
ンダーを充分に反応させることができ、水蒸気の吹き込
み時間を短縮することができ、成形時間を短縮すること
ができ、また成形品に残留水分の量が少なく、乾燥時間
を著しく短縮することができる。
造方法によれば、仕切り壁により形成される小室に夫々
混合物を挿入し、プレス成形型を型締めすることによ
り、小室に挿入された混合物の量及びプレス成形型の型
締め圧力により、各小室のチップ材の硬度が異なるよう
に成形することができる。また、プレス成形型を型締め
後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出してい
るので、異硬度のパッド材の繋ぎ面の一体化が図れる。
更に、ウレタン系バインダーの反応に必要な水分量の水
蒸気を混合物に供給しているので、前記ウレタン系バイ
ンダーを充分に反応させることができ、水蒸気の吹き込
み時間を短縮することができ、成形時間を短縮すること
ができ、また成形品に残留水分の量が少なく、乾燥時間
を著しく短縮することができる。
【0010】本発明の請求項2に記載の異硬度パッド材
のプレス成形型によれば、プレス成形型の下型,上型,
左右側壁が可動型に形成され、前記プレス成形型に仕切
り壁が抜き差し自在に設けられ、前記プレス成形型の下
型に小孔が多数形成され、前記仕切り壁により形成され
る小室に夫々混合物を挿入し、プレス成形型の可動型を
型締め後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出
し、該下型の多数の小孔より前記ウレタン系バインダー
の反応に必要な水分量の水蒸気を混合物に供給し、前記
ウレタン系バインダーを反応させるようになされている
ので、小室に挿入された混合物の量及びプレス成形型の
型締め圧力により、各小室のチップ材の硬度が異なるよ
うに成形することができる。また、プレス成形型を型締
め後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出して
いるので、異硬度のパッド材の繋ぎ面の一体化が図れ
る。更に、ウレタン系バインダーの反応に必要な水分量
の水蒸気を混合物に供給しているので、前記ウレタン系
バインダーを充分に反応させることができ、水蒸気の吹
き込み時間を短縮することができ、成形時間を短縮する
ことができ、また成形品に残留水分の量が少なく、乾燥
時間を著しく短縮することができる。
のプレス成形型によれば、プレス成形型の下型,上型,
左右側壁が可動型に形成され、前記プレス成形型に仕切
り壁が抜き差し自在に設けられ、前記プレス成形型の下
型に小孔が多数形成され、前記仕切り壁により形成され
る小室に夫々混合物を挿入し、プレス成形型の可動型を
型締め後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出
し、該下型の多数の小孔より前記ウレタン系バインダー
の反応に必要な水分量の水蒸気を混合物に供給し、前記
ウレタン系バインダーを反応させるようになされている
ので、小室に挿入された混合物の量及びプレス成形型の
型締め圧力により、各小室のチップ材の硬度が異なるよ
うに成形することができる。また、プレス成形型を型締
め後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出して
いるので、異硬度のパッド材の繋ぎ面の一体化が図れ
る。更に、ウレタン系バインダーの反応に必要な水分量
の水蒸気を混合物に供給しているので、前記ウレタン系
バインダーを充分に反応させることができ、水蒸気の吹
き込み時間を短縮することができ、成形時間を短縮する
ことができ、また成形品に残留水分の量が少なく、乾燥
時間を著しく短縮することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明に係る異硬度パッド材の製造方法
及びプレス成形型を図面を参照して詳述する。図8には
本発明の異硬度パッド材の製造方法を実施するための製
造装置の一実施例の概略が示されており、この製造装置
11はウレタン等の廃材13を粉砕してチップ材16を
形成する粉砕機15を有している。
及びプレス成形型を図面を参照して詳述する。図8には
本発明の異硬度パッド材の製造方法を実施するための製
造装置の一実施例の概略が示されており、この製造装置
11はウレタン等の廃材13を粉砕してチップ材16を
形成する粉砕機15を有している。
【0012】前記ウレタン等の廃材13は、上下一対の
材料押さえ送りローラーにより圧縮状態とされ、この状
態でウレタン等の廃材13が回転ドラムに設けた複数の
カッター刃等により、1〜3mm角で、長さ6〜30mmの
線状または帯状の細長いチップ材16に粉砕される。
材料押さえ送りローラーにより圧縮状態とされ、この状
態でウレタン等の廃材13が回転ドラムに設けた複数の
カッター刃等により、1〜3mm角で、長さ6〜30mmの
線状または帯状の細長いチップ材16に粉砕される。
【0013】粉砕機15により粉砕されたチップ材16
は、線状または帯状のチップ材16に形成されるが、従
来用いられている切断方式であるギロチン方式により形
成されたチップ材を混合して用いてもよい。尚、切断方
式はどのようなものであってもよい。
は、線状または帯状のチップ材16に形成されるが、従
来用いられている切断方式であるギロチン方式により形
成されたチップ材を混合して用いてもよい。尚、切断方
式はどのようなものであってもよい。
【0014】チップ材16は材料ストッカーとしてのサ
イロ17に収容される。サイロ17より線状または帯状
のチップ材16をミキサー19に供給し、このミキサー
19にウレタン系バインダー20をチップ材16の量に
応じて供給する。
イロ17に収容される。サイロ17より線状または帯状
のチップ材16をミキサー19に供給し、このミキサー
19にウレタン系バインダー20をチップ材16の量に
応じて供給する。
【0015】ミキサー19によりチップ材16とウレタ
ン系バインダー20を混合する。この混合工程により線
状または帯状のチップ材16は、網状に絡み合い、それ
らが重なり合ってウレタン系バインダー20により立体
構造に形成される。次いで、チップ材16とウレタン系
バインダー20の混合物21を可動型に形成されたプレ
ス成形型31により所望形状の異硬度パッド材に成形さ
れる。
ン系バインダー20を混合する。この混合工程により線
状または帯状のチップ材16は、網状に絡み合い、それ
らが重なり合ってウレタン系バインダー20により立体
構造に形成される。次いで、チップ材16とウレタン系
バインダー20の混合物21を可動型に形成されたプレ
ス成形型31により所望形状の異硬度パッド材に成形さ
れる。
【0016】図1に示す如く、本発明に係わるプレス成
形型31は、下型32及び上型33が上下昇降自在な可
動型に形成され、左右側壁35,35が左右方向に移動
可能な可動型に形成されている。
形型31は、下型32及び上型33が上下昇降自在な可
動型に形成され、左右側壁35,35が左右方向に移動
可能な可動型に形成されている。
【0017】前記プレス成形型31はケーシング41内
に収納され、ケーシング41の底部42に下型32の上
下昇降用のシリンダー43が設けられ、ケーシング41
の側壁45に左右側壁35,35を水平方向に摺動させ
るシリンダー47が設けられている。尚、上型33の上
下昇降用のシリンダーは図示が省略されている。
に収納され、ケーシング41の底部42に下型32の上
下昇降用のシリンダー43が設けられ、ケーシング41
の側壁45に左右側壁35,35を水平方向に摺動させ
るシリンダー47が設けられている。尚、上型33の上
下昇降用のシリンダーは図示が省略されている。
【0018】ケーシング41の側壁45に仕切り壁51
が設けられ、この仕切り壁51はプレス成形型31の左
右側壁35,35に形成されたスリット37,37に抜
き差し自在に挿入されている。尚符号53は仕切り壁5
1を水平方向に駆動するためのシリンダーである。
が設けられ、この仕切り壁51はプレス成形型31の左
右側壁35,35に形成されたスリット37,37に抜
き差し自在に挿入されている。尚符号53は仕切り壁5
1を水平方向に駆動するためのシリンダーである。
【0019】前記プレス成形型31の下型32には小孔
32aが多数形成され、前記ケーシング41の側壁45
の下部に水蒸気の供給用のパイプ48が連結され、この
パイプ48に蒸気発生器49が連結されている。またケ
ーシング41の底部42にはドレンバルブ55が設けら
れている。またプレス成形型31の左右側壁35,35
の下端位置には左右側壁35,35の下端をガイドする
ガイド部57が形成されている。
32aが多数形成され、前記ケーシング41の側壁45
の下部に水蒸気の供給用のパイプ48が連結され、この
パイプ48に蒸気発生器49が連結されている。またケ
ーシング41の底部42にはドレンバルブ55が設けら
れている。またプレス成形型31の左右側壁35,35
の下端位置には左右側壁35,35の下端をガイドする
ガイド部57が形成されている。
【0020】次に、図2乃至図7を参照して、本発明に
係わる異硬度パッド材の製造方法をアームレスト61に
適用した場合として詳述する。まず、図2に示す如く、
プレス成形型31の下型32を上下昇降用のシリンダー
43を作動させて下降させ、上型33を同様に上下昇降
用のシリンダーを作動させて上昇させ、左右側壁35,
35を水平方向に摺動させるシリンダー47を作動させ
て夫々外方に移動させる。仕切り壁51はシリンダー5
3を作動させて外方に移動させておく。
係わる異硬度パッド材の製造方法をアームレスト61に
適用した場合として詳述する。まず、図2に示す如く、
プレス成形型31の下型32を上下昇降用のシリンダー
43を作動させて下降させ、上型33を同様に上下昇降
用のシリンダーを作動させて上昇させ、左右側壁35,
35を水平方向に摺動させるシリンダー47を作動させ
て夫々外方に移動させる。仕切り壁51はシリンダー5
3を作動させて外方に移動させておく。
【0021】このプレス成形型31の下型32に所定量
のチップ材16とウレタン系バインダー20の混合物2
1aを挿入する。混合物21aはアームレスト61の裏
面側を形成するもので、比較的硬質の硬度を有する下部
パッド材65を形成するものである。
のチップ材16とウレタン系バインダー20の混合物2
1aを挿入する。混合物21aはアームレスト61の裏
面側を形成するもので、比較的硬質の硬度を有する下部
パッド材65を形成するものである。
【0022】この混合物21aを挿入した後、アームレ
スト61のフレーム63をセットし、図3に示す如く、
シリンダー53を作動させて仕切り壁51を内方に移動
させ、プレス成形型31の左右側壁35,35に形成さ
れたスリット37,37に差し込み支持させる。
スト61のフレーム63をセットし、図3に示す如く、
シリンダー53を作動させて仕切り壁51を内方に移動
させ、プレス成形型31の左右側壁35,35に形成さ
れたスリット37,37に差し込み支持させる。
【0023】次いで、図4に示す如く、仕切り壁51に
より形成される上部小室38に所定量のチップ材16と
ウレタン系バインダー20の混合物21bを挿入する。
混合物21bはアームレスト61の表面側を形成するも
ので、比較的軟質の硬度を有する上部パッド材67を形
成するものである。
より形成される上部小室38に所定量のチップ材16と
ウレタン系バインダー20の混合物21bを挿入する。
混合物21bはアームレスト61の表面側を形成するも
ので、比較的軟質の硬度を有する上部パッド材67を形
成するものである。
【0024】次いで、図5に示す如く、プレス成形型3
1の可動型を型締めする。まず左右側壁35,35をシ
リンダー47を作動させて夫々内方に摺動させる。次い
で、下型32を上下昇降用のシリンダー43を作動させ
て上昇させ、上型33を同様に上下昇降用のシリンダー
を作動させて下降させる。
1の可動型を型締めする。まず左右側壁35,35をシ
リンダー47を作動させて夫々内方に摺動させる。次い
で、下型32を上下昇降用のシリンダー43を作動させ
て上昇させ、上型33を同様に上下昇降用のシリンダー
を作動させて下降させる。
【0025】この際、下型32の上昇圧力を強くし、上
型33の下降圧力を弱くすることにより、混合物21a
は比較的硬質の硬度を有する下部パッド材65に成形さ
れ、また混合物21bは比較的軟質の硬度を有する上部
パッド材67に成形される。尚、混合物21a及び混合
物21bのチップ材16を異なるチップ材より形成する
ことにより異なる硬度の下部パッド材65及び上部パッ
ド材67を成形することができる。
型33の下降圧力を弱くすることにより、混合物21a
は比較的硬質の硬度を有する下部パッド材65に成形さ
れ、また混合物21bは比較的軟質の硬度を有する上部
パッド材67に成形される。尚、混合物21a及び混合
物21bのチップ材16を異なるチップ材より形成する
ことにより異なる硬度の下部パッド材65及び上部パッ
ド材67を成形することができる。
【0026】図6に示す如く、シリンダー53を作動さ
せて仕切り壁51を外方に移動させ、仕切り壁51を下
部パッド材65及び上部パッド材67との間より抜き出
し、下部パッド材65及び上部パッド材67を一体化し
た後、前記蒸気発生器49を作動させ、下型32の多数
の小孔32aより前記ウレタン系バインダー20の反応
に必要な水分量の水蒸気を混合物21a,21bに供給
し、前記ウレタン系バインダー20を反応させる。
せて仕切り壁51を外方に移動させ、仕切り壁51を下
部パッド材65及び上部パッド材67との間より抜き出
し、下部パッド材65及び上部パッド材67を一体化し
た後、前記蒸気発生器49を作動させ、下型32の多数
の小孔32aより前記ウレタン系バインダー20の反応
に必要な水分量の水蒸気を混合物21a,21bに供給
し、前記ウレタン系バインダー20を反応させる。
【0027】前記蒸気発生器49に連結されたパイプ4
8の途中に切り換え弁を設け、この切り換え弁を介して
熱風発生器(図示せず)を連結することにより、チップ
材16とウレタン系バインダー20の混合物21を圧縮
した状態で、熱風発生器より熱風を供給し、ウレタン系
バインダー20を加熱硬化させることができる。
8の途中に切り換え弁を設け、この切り換え弁を介して
熱風発生器(図示せず)を連結することにより、チップ
材16とウレタン系バインダー20の混合物21を圧縮
した状態で、熱風発生器より熱風を供給し、ウレタン系
バインダー20を加熱硬化させることができる。
【0028】次いで、所定時間乾燥させることにより、
図7に示す如く、下部パッド材65及び上部パッド材6
7が一体化して成形された異硬度パッド材としてのアー
ムレスト61を得ることができる。一例として、このア
ームレスト61の下部パッド材65の硬度を20kgf /
314cm2 、上部パッド材67の硬度を10kgf /31
4cm2 とすることができるが、下型32及び上型33の
可動量に応じて硬度を適宜調節することができる。
図7に示す如く、下部パッド材65及び上部パッド材6
7が一体化して成形された異硬度パッド材としてのアー
ムレスト61を得ることができる。一例として、このア
ームレスト61の下部パッド材65の硬度を20kgf /
314cm2 、上部パッド材67の硬度を10kgf /31
4cm2 とすることができるが、下型32及び上型33の
可動量に応じて硬度を適宜調節することができる。
【0029】
【発明の効果】以上が本発明に係る異硬度パッド材の製
造方法及びプレス成形型の一実施例の方法及び構成であ
るが、本発明の請求項1に記載の異硬度パッド材の製造
方法によれば、仕切り壁により形成される小室に夫々混
合物を挿入し、プレス成形型を型締めすることにより、
小室に挿入された混合物の量及びプレス成形型の型締め
圧力により、各小室のチップ材の硬度が異なるように成
形することができる。また、プレス成形型を型締め後、
前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出しているの
で、異硬度の繋ぎ面の一体化が図れる。更に、ウレタン
系バインダーの反応に必要な水分量の水蒸気を混合物に
供給しているので、前記ウレタン系バインダーを充分に
反応させることができ、水蒸気の吹き込み時間を短縮す
ることができ、成形時間を短縮することができ、また成
形品に残留水分の量が少なく、乾燥時間を著しく短縮す
ることができる。
造方法及びプレス成形型の一実施例の方法及び構成であ
るが、本発明の請求項1に記載の異硬度パッド材の製造
方法によれば、仕切り壁により形成される小室に夫々混
合物を挿入し、プレス成形型を型締めすることにより、
小室に挿入された混合物の量及びプレス成形型の型締め
圧力により、各小室のチップ材の硬度が異なるように成
形することができる。また、プレス成形型を型締め後、
前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出しているの
で、異硬度の繋ぎ面の一体化が図れる。更に、ウレタン
系バインダーの反応に必要な水分量の水蒸気を混合物に
供給しているので、前記ウレタン系バインダーを充分に
反応させることができ、水蒸気の吹き込み時間を短縮す
ることができ、成形時間を短縮することができ、また成
形品に残留水分の量が少なく、乾燥時間を著しく短縮す
ることができる。
【0030】本発明の請求項2に記載の異硬度パッド材
のプレス成形型によれば、プレス成形型の下型,上型,
左右側壁が可動型に形成され、前記プレス成形型に仕切
り壁が抜き差し自在に設けられ、前記プレス成形型の下
型に小孔が多数形成され、前記仕切り壁により形成され
る小室に夫々混合物を挿入し、プレス成形型の可動型を
型締め後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出
し、該下型の多数の小孔より前記ウレタン系バインダー
の反応に必要な水分量の水蒸気を混合物に供給し、前記
ウレタン系バインダーを反応させるようになされている
ので、小室に挿入された混合物の量及びプレス成形型の
型締め圧力により、各小室のチップ材の硬度が異なるよ
うに成形することができる。また、プレス成形型を型締
め後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出して
いるので、異硬度のパッド材の繋ぎ面の一体化が図れ
る。更に、ウレタン系バインダーの反応に必要な水分量
の水蒸気を混合物に供給しているので、前記ウレタン系
バインダーを充分に反応させることができ、水蒸気の吹
き込み時間を短縮することができ、成形時間を短縮する
ことができ、また成形品に残留水分の量が少なく、乾燥
時間を著しく短縮することができる。
のプレス成形型によれば、プレス成形型の下型,上型,
左右側壁が可動型に形成され、前記プレス成形型に仕切
り壁が抜き差し自在に設けられ、前記プレス成形型の下
型に小孔が多数形成され、前記仕切り壁により形成され
る小室に夫々混合物を挿入し、プレス成形型の可動型を
型締め後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出
し、該下型の多数の小孔より前記ウレタン系バインダー
の反応に必要な水分量の水蒸気を混合物に供給し、前記
ウレタン系バインダーを反応させるようになされている
ので、小室に挿入された混合物の量及びプレス成形型の
型締め圧力により、各小室のチップ材の硬度が異なるよ
うに成形することができる。また、プレス成形型を型締
め後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出して
いるので、異硬度のパッド材の繋ぎ面の一体化が図れ
る。更に、ウレタン系バインダーの反応に必要な水分量
の水蒸気を混合物に供給しているので、前記ウレタン系
バインダーを充分に反応させることができ、水蒸気の吹
き込み時間を短縮することができ、成形時間を短縮する
ことができ、また成形品に残留水分の量が少なく、乾燥
時間を著しく短縮することができる。
【図1】 本発明に係る異硬度パッド材のプレス成形型
の断面図。
の断面図。
【図2】 本発明に係る異硬度パッド材の製造方法を示
すプレス成形型の断面図。
すプレス成形型の断面図。
【図3】 本発明に係る異硬度パッド材の製造方法を示
すプレス成形型の断面図。
すプレス成形型の断面図。
【図4】 本発明に係る異硬度パッド材の製造方法を示
すプレス成形型の断面図。
すプレス成形型の断面図。
【図5】 本発明に係る異硬度パッド材の製造方法を示
すプレス成形型の断面図。
すプレス成形型の断面図。
【図6】 本発明に係る異硬度パッド材の製造方法を示
すプレス成形型の断面図。
すプレス成形型の断面図。
【図7】 本発明に係る異硬度パッド材の製造方法によ
り成形されたアームレストの斜視図。
り成形されたアームレストの斜視図。
【図8】 本発明に係る異硬度パッド材の製造方法の実
施に用いられる製造装置の概略説明図。
施に用いられる製造装置の概略説明図。
11 製造装置 13 ウレタン等の廃材 15 粉砕機 16 チップ材 17 サイロ 19 ミキサー 20 ウレタン系バインダー 21 混合物 31 プレス成形型 32 下型 32a 小孔 33 上型 35 左右側壁 37 スリット 41 ケーシング 42 底部 43 シリンダー 45 側壁 47 シリンダー 48 パイプ 49 蒸気発生器 51 仕切り壁 53 シリンダー 61 アームレスト 63 フレーム 65 下部パッド材 67 上部パッド材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:26 B29L 31:58 (72)発明者 山 田 好 二 神奈川県綾瀬市小園771番地 池田物産 株式会社内 (72)発明者 伊 藤 晃 静岡県浜北市尾野2208番地 日栄工業株 式会社内 (72)発明者 秋 山 義 之 静岡県浜北市尾野2208番地 日栄工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−81012(JP,A) 特開 昭57−125026(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 43/20 B29C 43/32 - 43/36 B29C 43/52 B29B 17/00 B29K 75:00,105:26
Claims (2)
- 【請求項1】 ウレタン等の廃材を粉砕機により粉砕し
てチップ材を形成し、該チップ材にウレタン系バインダ
ーをミキサーにより混合し、該混合物をプレス成形型に
よりプレス成形して形成される異硬度パッド材の製造方
法において、前記プレス成形型に仕切り壁を抜き差し自
在に設け、前記仕切り壁により形成される小室に夫々混
合物を挿入し、プレス成形型を型締め後、前記仕切り壁
を前記プレス成形型より抜き出し、前記ウレタン系バイ
ンダーの反応に必要な水分量の水蒸気を混合物に供給
し、前記ウレタン系バインダーを反応させることを特徴
とする異硬度パッド材の製造方法。 - 【請求項2】 ウレタン等の廃材を粉砕機により粉砕し
てチップ材を形成し、該チップ材にウレタン系バインダ
ーをミキサーにより混合し、該混合物をプレス成形型に
よりプレス成形して形成される異硬度パッド材のプレス
成形型において、前記プレス成形型の下型,上型,左右
側壁が可動型に形成され、前記プレス成形型に仕切り壁
が抜き差し自在に設けられ、前記プレス成形型の下型に
小孔が多数形成され、前記仕切り壁により形成される小
室に夫々混合物を挿入し、プレス成形型の可動型を型締
め後、前記仕切り壁を前記プレス成形型より抜き出し、
該下型の多数の小孔より前記ウレタン系バインダーの反
応に必要な水分量の水蒸気を混合物に供給し、前記ウレ
タン系バインダーを反応させるようになされていること
を特徴とする異硬度パッド材のプレス成形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6240740A JP2873542B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 異硬度パッド材の製造方法及びプレス成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6240740A JP2873542B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 異硬度パッド材の製造方法及びプレス成形型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0872083A JPH0872083A (ja) | 1996-03-19 |
JP2873542B2 true JP2873542B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=17063999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6240740A Expired - Fee Related JP2873542B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 異硬度パッド材の製造方法及びプレス成形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873542B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3698932B2 (ja) * | 1999-10-12 | 2005-09-21 | 難波プレス工業株式会社 | 充填体 |
JP3688204B2 (ja) | 2001-01-31 | 2005-08-24 | 難波プレス工業株式会社 | 充填装置及び方法 |
JP2002321237A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-05 | Honda Motor Co Ltd | 車両用シートのクッション材のリサイクル方法 |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP6240740A patent/JP2873542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0872083A (ja) | 1996-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |