JP2872550B2 - 水硬性無機質材料およびその製造方法 - Google Patents

水硬性無機質材料およびその製造方法

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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
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    • C04B7/00Hydraulic cements
    • C04B7/36Manufacture of hydraulic cements in general
    • C04B7/48Clinker treatment

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無機成形体の製造等に
使用される水硬性無機質材料およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポルトランドセメント粉体を主成分と
し、高強度の成形体を寸法よく、かつ、能率よく安価に
製造することができる急硬性を有する水硬性無機質材料
(水硬性セメント組成物)として、特開昭63−285
144号公報に開示されているようなものがある。
【0003】この特開昭63−285144号公報の水
硬性無機質材料は、ポルトランドセメント,アルミナセ
メント,消石灰,石膏,補強用繊維および凝結遅延剤か
らなる組成物で、セメント系成形体の連続的な製造に適
するように、ポルトランドセメントにアルミナセメント
および消石灰を混合して急硬性を与え、凝結遅延剤で凝
結時間を調整するようにしている。
【0004】また、ポルトランドセメントに急硬性を与
える物質のうち、アルミニウムを含んだものとして、こ
の公報における先行文献中に示されているアルミナセメ
ントに代表されるカルシウムアルミネート固溶体のほか
に硫酸アルミニウム,仮焼ミョウバンなどが知られてい
る。さらに、水酸化アルミニウムもポルトランドセメン
トに加えると、ポルトランドセメントが急結する(「コ
ンクリート技術者のためのセメント化学雑論」1985
年 セメント協会発行 参照)と言われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開昭63
−285144号公報の水硬性無機質材料のように、ア
ルミナセメントおよび消石灰を急硬剤として使用する場
合、アルミナセメントをポルトランドセメント100重
量部に対して10重量部以上加えないと、急硬性はみら
れない。また、そのままでは水を加えたときに急結して
しまうので、上記水硬性無機質材料のように凝結遅延剤
を混合しておくことが必要である。
【0006】すなわち、この水硬性無機質材料では、こ
のようにアルミナセメント,消石灰,凝結遅延剤の組み
合わせで凝結−硬化特性が決まるのであるが、このよう
な組み合わせを備えた水硬性無機質材料では、使用時の
温度などが変化したときの調製が難しい。また、上記し
た硫酸アルミニウム,仮焼ミョウバン,水酸化アルミニ
ウムなども添加するだけでは、硬化時間のコントロール
が難しい。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みて、急硬
剤の量を減らし、硬化反応の調節を容易にすることがで
きる水硬性無機質材料およびその製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかる水硬性無機質材料は、ポルト
ランドセメント粒子の全表面が水酸化アルミニウム粒子
で被覆されている構成とした。また、本発明にかかる水
硬性無機質材料の製造方法は、水酸化アルミニウム粉体
と、この水酸化アルミニウム粉体の平均粒径より大きい
平均粒径の粒子からなるポルトランドセメント粉体を混
合したものに0.4〜20kW/kgの機械的エネルギ
ーを作用させてポルトランドセメント粒子を水酸化アル
ミニウムで被覆するようにした。
【0009】上記構成において、水酸化アルミニウム粒
子がポルトランドセメント粒子の略全表面を覆っている
ことが好ましい。また、機械的エネルギーを作用させる
とは、粉体に圧縮力,せん断力,衝撃力などを加えるこ
とを意味し、例えば、図1および図2に示すような装置
1を用いることによって粉体に機械的エネルギーを作用
させることができる。
【0010】すなわち、この装置1は、図1に示すよう
に、ポルトランドセメントおよび水酸化アルミニウム粉
体の混合物を入れた容器2を回転させ、遠心力によって
容器内周面21に沿って粉体層3を形成し、図2に示す
ように、この粉体層3を押圧部材4と容器内周面21と
の間に通すことによって粉体に圧縮力やせん断力を作用
させるようになっている。図1中、41はかき取り刃で
ある。
【0011】なお、ポルトランドセメントおよび水酸化
アルミニウム粒子は、ともに硬いものであるので、この
装置1を用いて機械的エネルギーを作用させる場合、容
器2の内周面21を8m/s以上(好ましくは12m/
s以上)の速度で回転させるようにするのが好ましい。
すなわち、これより速度が小さいと水酸化アルミニウム
粒子がポルトランドセメント粒子表面に付着しにくくな
るため、必要な水酸化アルミニウム粒子の量が多くなっ
てしまう傾向がある。また、装置1に対する負荷が大き
くなるため、速度の上限を一般に40m/s以下とする
ことが好ましい。
【0012】なお、この装置1以外にも、特開昭62−
83029号公報に示されているような衝撃式打撃手段
による装置も使用することができる。粉体に作用させる
機械的エネルギーは0.4kW/kg以上(特に好まし
くは1.2kW/kg以上)が好ましく、これより小さ
いと水酸化アルミニウム粒子が付着しにくくなるため、
必要な水酸化アルミニウム粒子の量が多くなってしまう
虞がある。
【0013】また、装置に対する負荷が大きくなるた
め、一般に20kW/kg以下であることが好ましい。
なお、上記で示した機械的エネルギーは、粉体を入れて
運転するときに装置に投入した電力から粉体を入れない
で装置を運転するときの投入電力を引いたものを単位重
量当たりで表した。
【0014】ポルトランドセメントとしては、普通ポル
トランドセメント,早強ポルトランドセメント,超早強
ポルトランドセメント,中庸熱ポルトランドセメント,
耐硫酸塩ポルトランドセメント等が挙げられるが、成形
体に使用する観点から考慮すると普通ポルトランドセメ
ント,早強ポルトランドセメントが好ましい。また、ポ
ルトランドセメント粉体のポルトランド粒子の径は、所
望とする硬化速度に応じて選択されるが、特にその平均
粒径が5〜100μmもので、全ポルトランドセメント
粒子中、水酸化アルミニウム粉体の平均粒径以下の粒子
が40重量%以下(より好ましくは0.2〜40重量
%)ものが好ましく、全ポルトランドセメント粒子が水
酸化アルミニウム粉体の平均粒径より大きいものが特に
好ましい。
【0015】水酸化アルミニウム粉体の平均粒径は0.
1〜10μmのものが好ましい。平均粒径が0.1μm
より小さいものは凝集しやすいため扱いにくく、10μ
mより大きいものは均一な被膜を形成しにくくなる傾向
がある。また、水酸化アルミニウム粉体の量はポルトラ
ンドセメント粉体100重量部に対して1〜20重量部
が好ましく、水酸化アルミニウムの平均粒径より小さい
ポルトランドセメント粒子を含む時には1〜5重量%、
水酸化アルミニウムの平均粒径より小さいポルトランド
セメント粒子を含まない時には2〜20重量%がさらに
好ましい。2重量部より少ないとポルトランドセメント
粉体を密に被覆できず、20重量部より多いと急硬性が
発現しなくなる虞がある。
【0016】また、本発明にかかる水硬性無機質材料の
製造方法によって得られる水硬性無機質材料には、ポル
トランドセメントに通常添加されている石膏をさらに添
加することが好ましい。すなわち、石膏を添加するとエ
トリンガイトの針状結晶を生成して急結しにくくなる。
【0017】石膏の添加量は、ポルトランドセメント粉
体100重量部に対して20重量部以下が好ましい。2
0重量部より多い場合は成形体の物性が低下する傾向が
ある。さらに、本発明の水硬性無機質材料を用いて成形
品を成形する場合には、通常のポルトランドセメント成
形体を作製するときと同様に、珪砂,川砂等のセメント
モルタル用骨材,フライアッシュ,シリカフラワー,シ
リカフューム,ベントナイト,高炉スラグ等のセメント
用混合材,セピオライト,ワラストナイト,炭酸カルシ
ウム,マイカ等の天然鉱物などの充填材、ビニロン,ポ
リアミド,ポリエステル,ポリプロピレン等の合成繊維
や,ガラス繊維,パルプ等の天然繊維などの補強用繊維
などをさらに混合することができる。
【0018】充填材の添加量は、本発明の水硬性無機質
材料100重量部に対して一般に200重量部以下が好
ましい。補強用繊維の添加量は、本発明の水硬性無機質
材料100重量部に対して一般に20重量部以下が好ま
しい。
【0019】
【作用】上記構成によれば、ポルトランドセメント粒子
表面を水酸化アルミニウム粒子によって被覆することに
よって、水を加えた時、水酸化アルミニウム粒子に阻害
されて、ポルトラントセメント粒子が直ちに水に反応す
ることがない。そして、水酸化アルミニウム粒子の隙間
からボルトランドセメント粒子に水が到達して水和反応
が開始されると、ポルトランドセメントと水酸化アルミ
ニウムとが反応し、急硬化する。
【0020】すなわち、ポルトランドセメント自体に急
硬性が発現し、水酸化アルミニウム粒子の付着量によっ
て硬化反応が調整できる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、図面を参照しつ
つ詳しく説明する。 (実施例1〜7)普通ポルトランドセメントまたは早強
ポルトランドセメント(小野田セメント(株)製のも
の)を日清エンジニアリング(株)製ターボクラシファ
イヤーTC−15Nで分級して表1に示す所定の粒径以
上の粒子からなるポルトランドセメント粉体を得た。
【0022】つぎに、この得られたポルトランドセメン
ト粉体と表1に示す平均粒径の水酸化アルミニウム粉体
(水酸化アルミニウム粉体は住友化学工業(株)製のC
−301、C−303を使用し、平均粒径はそれぞれ1
μm、3μmである。)とを表1に示す割合で混合し
た。この混合物を、図1および図2に示すようなホソカ
ワミクロン(株)製メカノフュージョン装置AM−20
FSに入れて、混合物に表1に示す機械的エネルギーを
加え、ポルトランドセメント粒子の表面が水酸化アルミ
ニウム粒子で被覆された水硬性無機質材料を得た。
【0023】なお、装置1の押圧部材4と容器内周面2
1との隙間は5mm、処理条件、すなわち、容器内周面
21の回転速度および処理時間は表1に示すとおりであ
った。このようにして得た水硬性無機質材料100重量
部に対して表2に示す割合で二水石膏をさらに加えて乳
鉢で混合し,水/セメント=0.35となるように水を
加えてペースト状にした。その後、図3に示すように、
このペースト51を紙コップ5に入れるとともに、この
紙コップ5をデュアー瓶6内に入れ、記録装置8に接続
した熱電対7によって硬化反応にともなう温度変化を測
定し、その結果を図4〜図6に示した。また、その結果
から得たピークに達するまでの時間およびピーク時の温
度と、凝結の始発時間および終結時間とを表2に併せて
示した。なお、凝結の始発時間および終結時間は、JI
S R5201に準じて(株)マルイ製自動セメント凝
結試験機MIC−308101によって凝結試験を行っ
た。始発時間、終結時間を表3に示す。
【0024】(比較例1)分級しない普通ポルトランド
セメントのみを上記実施例1〜7の水硬性無機質材料に
代えて用い、この普通ポルトランドセメントと二水石膏
とを表2に示す割合で混合した以外は、上記実施例1〜
7と同様にして温度変化を測定し、ピークに達するまで
の時間、ピーク時の温度、凝結の始発時間および終結時
間を表2に併せて示した。
【0025】(比較例2)10μm以上の粒子に分級し
た普通ポルトランドセメントのみを上記実施例1〜7の
水硬性無機質材料に代えて用い、この普通ポルトランド
セメントと二水石膏とを表2に示す割合で混合した以外
は、上記実施例1〜7と同様にして温度変化を測定し、
ピークに達するまでの時間、ピーク時の温度、凝結の始
発時間および終結時間を表2に併せて示した。
【0026】(比較例3)10μm以上の粒子に分級し
た早強ポルトランド粉体と水酸化アルミニウム粉体とを
混合しただけの水硬性無機質材料を上記実施例1〜7の
水硬性無機質材料に代えて用い、この水硬性無機質材料
と二水石膏とを表2に示す割合で混合した以外は、上記
実施例1〜7と同様にして温度変化を測定し、ピークに
達するまでの時間、ピーク時の温度、凝結の始発時間お
よび終結時間を表2に併せて示した。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】表2から、本発明にかかる水硬性無機質材
料によれば、適当な急硬性を備えていることがよくわか
る。また、比較例3のように、ポルトランドセメントに
水酸化アルミニウム粉末を混合しただけでは急硬性はみ
られない。つぎに、実施例1で得た水硬性無機質材料中
のポルトランドセメント粒子と、比較例1で用いた普通
ポルトランドセメントの粒子を走査型電子顕微鏡(日本
電子(株)製、JSM−T300)で観察し、付属のX
線マイクロアナライザーで粒子表面のケイ素、アルミニ
ウムのX線強度を測定(電子線は5kV、3×10
-9A;倍率10000倍)したところ、表3に示すよう
な結果になった。
【0030】
【表3】 表3から実施例1の水硬性無機質材料中のポルトランド
セメント粒子の全表面が水酸化アルミニウム粒子で実質
的に被覆されていることがわかる。
【0031】(実施例8〜12)普通ポルトランドセメ
ントとして、小野田セメント(株)製の平均粒径が18
μmで、3μm以下の粒子、1μm以下の粒子をそれぞ
れ6重量%、1.5重量%含むもの、または早強ポルト
ランドセメントとして小野田セメント(株)製の平均粒
径が15μmで、1μm以下の粒子を2重量%含んでい
るものを表4に示す配合割合、処理条件で処理し、実施
例1〜7と同様にして水硬性無機質材料を得た。そし
て、このようにして得た水硬性無機質材料と二水石膏と
を表5に示す割合で混合し、上記実施例1〜7と同様に
して温度変化を測定し、その結果を図7に示した。ま
た、その結果から得たピークに達するまでの時間および
ピーク時の温度と、凝結の始発時間および終結時間とを
表5に併せて示した。
【0032】(比較例4)実施例8で使用した普通ポル
トランドセメント粉末と水酸化アルミニウム粉末とを表
4に示す割合でロッキングミキサで混合しただけの水硬
性無機質材料を実施例8の水硬性無機質材料に代えて用
い、この水硬性無機質材料と二水石膏とを表5に示す割
合で混合した以外は、上記実施例8と同様にして温度変
化を測定し、その結果を図8に示した。また、その結果
から得たピークに達するまでの時間、ピーク時の温度、
凝結の始発時間および終結時間を表5に併せて示した。
【0033】
【表4】
【0034】
【表5】
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる水硬性無
機質材料は、ポルトランドセメント粒子の表面が水酸化
アルミニウム粒子によって被覆されているので、水がポ
ルトランドセメント粒子に達するまで硬化反応を速度調
整することができる。したがって、水酸化アルミニウム
の量で硬化反応が自由に調整でき、所望の強度で所望の
形状をした成形品を歩留りよく得ることができる。
【0036】また、本発明にかかる水硬性無機質材料の
製造方法は、上記本発明の水硬性無機質材料を確実にか
つ容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる水硬性無機質材料の製造方法に
おけるポルトランドセメント粒子表面に水酸化アルミニ
ウム粒子を機械エネルギーを加えながら付着させるため
に用いる装置の1例をあらわす断面図である。
【図2】図1の装置の粉体層を押圧部材で押圧している
状態を説明する説明図である。
【図3】水硬性無機質材料の硬化反応にともなう温度変
化の測定法を説明する説明図である。
【図4】実施例1〜3あるいは比較例3の水硬性無機質
材料について、図3の測定法を用いて測定した結果をあ
らわすグラフである。
【図5】実施例4〜7の水硬性無機質材料について、図
3の測定法を用いて測定した結果をあらわすグラフであ
る。
【図6】比較例1,2の水硬性無機質材料について、図
3の測定法を用いて測定した結果をあらわすグラフであ
る。
【図7】実施例8〜11の水硬性無機質材料について、
図3の測定法を用いて測定した結果をあらわすグラフで
ある。
【図8】実施例12あるいは比較例4の水硬性無機質材
料について、図3の測定法を用いて測定した結果をあら
わすグラフである。
【符合の説明】
51 水硬性無機質材料

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポルトランドセメント粒子の表面が水酸
    化アルミニウム粒子で被覆されている水硬性無機質材
    料。
  2. 【請求項2】 水酸化アルミニウム粉体と、この水酸化
    アルミニウム粉体の平均粒径より大きい平均粒径の粒子
    からなるポルトランドセメント粉体を混合したものに
    0.4〜20kW/kgの機械的エネルギーを作用させ
    てポルトランドセメント粒子表面を水酸化アルミニウム
    粒子で被覆することを特徴とする水硬性無機質材料の製
    造方法。
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