JP2872161B2 - レーザ走査光学ユニット - Google Patents
レーザ走査光学ユニットInfo
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- JP2872161B2 JP2872161B2 JP31829996A JP31829996A JP2872161B2 JP 2872161 B2 JP2872161 B2 JP 2872161B2 JP 31829996 A JP31829996 A JP 31829996A JP 31829996 A JP31829996 A JP 31829996A JP 2872161 B2 JP2872161 B2 JP 2872161B2
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- Japan
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- laser light
- lens
- optical unit
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やレーザプ
リンタ等の電子写真印刷装置で使用するレーザ走査光学
ユニットに関し、特に、ポリゴンミラーを使用してレー
ザ光の走査を行うレーザ走査光学ユニットに関する。
リンタ等の電子写真印刷装置で使用するレーザ走査光学
ユニットに関し、特に、ポリゴンミラーを使用してレー
ザ光の走査を行うレーザ走査光学ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一つのレーザ走査光学ユニットから出射
したレーザ光を分岐させて、感光材料上に複数の画像の
記録する場合、感光材料上でレーザ光が焦点を結ぶため
にはレンズと感光材料の距離を常に一定に保つ必要があ
る。レンズと感光材料の距離を一定に保つ方法として、
特開平2−88258号公報の「露光装置」では下記の
3つの方法を用いている。 (1) レンズと感光材料の間にピント調整材料を入れ、屈
折率を調整して距離を一定にしたことと同じ効果を得る
ようにしている。 (2) 感光材料をかぎ型に曲げてレンズと感光材料の距離
を一定に保つようにしている。 (3) 感光材料を2つ使用して、それぞれの感光材料とレ
ンズとの距離が一定となる位置に感光材料をセットして
いる。次に、従来のレーザ走査光学ユニットのうち、上
記(1) の方法を実施した場合の例について図面を参照し
て説明する。図2は従来のレーザ走査光学ユニットの一
例を示す断面図である。
したレーザ光を分岐させて、感光材料上に複数の画像の
記録する場合、感光材料上でレーザ光が焦点を結ぶため
にはレンズと感光材料の距離を常に一定に保つ必要があ
る。レンズと感光材料の距離を一定に保つ方法として、
特開平2−88258号公報の「露光装置」では下記の
3つの方法を用いている。 (1) レンズと感光材料の間にピント調整材料を入れ、屈
折率を調整して距離を一定にしたことと同じ効果を得る
ようにしている。 (2) 感光材料をかぎ型に曲げてレンズと感光材料の距離
を一定に保つようにしている。 (3) 感光材料を2つ使用して、それぞれの感光材料とレ
ンズとの距離が一定となる位置に感光材料をセットして
いる。次に、従来のレーザ走査光学ユニットのうち、上
記(1) の方法を実施した場合の例について図面を参照し
て説明する。図2は従来のレーザ走査光学ユニットの一
例を示す断面図である。
【0003】この従来のレーザ走査光学ユニットは、平
行なレーザ光を出射するレーザ光源(図示せず)と、こ
のレーザ光源から出射された平行なレーザ光を上下方向
に集束させるトロイダルレンズ(図示せず)と、このト
ロイダルレンズを通過したレーザ光を反射し走査するポ
リゴンミラー1と、このポリゴンミラー1を回転駆動す
るポリゴンモータ2と、このポリゴンミラー1により反
射したレーザ光を感光ドラムの感光材料6b上の像面で
集光させるfθレンズ3と、このfθレンズ3により集
光したレーザ光を反射させる複数のハーフミラー4と、
レーザ光の焦点距離を補正するための複数のピント調整
材料7と、レーザ光源とトロイダルレンズとポリゴンモ
ータ2とfθレンズ3とハーフミラー4とピント調整材
料7とを保持するシャーシ5bとから構成され、fθレ
ンズ3で集束されたレーザ光はハーフミラー4により分
岐されてその一部は各ピント調整材料7を通って感光材
料6b上に複数の画像を記録する。
行なレーザ光を出射するレーザ光源(図示せず)と、こ
のレーザ光源から出射された平行なレーザ光を上下方向
に集束させるトロイダルレンズ(図示せず)と、このト
ロイダルレンズを通過したレーザ光を反射し走査するポ
リゴンミラー1と、このポリゴンミラー1を回転駆動す
るポリゴンモータ2と、このポリゴンミラー1により反
射したレーザ光を感光ドラムの感光材料6b上の像面で
集光させるfθレンズ3と、このfθレンズ3により集
光したレーザ光を反射させる複数のハーフミラー4と、
レーザ光の焦点距離を補正するための複数のピント調整
材料7と、レーザ光源とトロイダルレンズとポリゴンモ
ータ2とfθレンズ3とハーフミラー4とピント調整材
料7とを保持するシャーシ5bとから構成され、fθレ
ンズ3で集束されたレーザ光はハーフミラー4により分
岐されてその一部は各ピント調整材料7を通って感光材
料6b上に複数の画像を記録する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の特開平
2−88258号公報のような露光装置(レーザ走査光
学ユニット)を用いた場合は以下のような問題点があ
る。 (1) の方法ではレーザ光がピント調整材料を透過するこ
とにより、レーザ光の強度が減衰してしまう。 (2) の感光材料をかぎ型に曲げるには、感光材料を曲げ
るためのローラーが必要となり部品点数が増え、装置構
成が複雑になる。 (3) の感光材料を2つ使用するという方法も部品点数が
増え、装置構成が複雑になるという問題が生じることが
予測される。
2−88258号公報のような露光装置(レーザ走査光
学ユニット)を用いた場合は以下のような問題点があ
る。 (1) の方法ではレーザ光がピント調整材料を透過するこ
とにより、レーザ光の強度が減衰してしまう。 (2) の感光材料をかぎ型に曲げるには、感光材料を曲げ
るためのローラーが必要となり部品点数が増え、装置構
成が複雑になる。 (3) の感光材料を2つ使用するという方法も部品点数が
増え、装置構成が複雑になるという問題が生じることが
予測される。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明のレーザ走
査光学ユニットは、平行なレーザ光を出射するレーザ光
源と、このレーザ光源から出射された平行なレーザ光を
上下方向に集束させるトロイダルレンズと、このトロイ
ダルレンズを通過したレーザ光を反射し走査するポリゴ
ンミラーと、このポリゴンミラーを回転駆動するポリゴ
ンモータと、このポリゴンミラーにより反射したレーザ
光を集光させるfθレンズと、このfθレンズにより集
光したレーザ光を反射させる複数のハーフミラーと、レ
ーザ光源とトロイダルレンズとポリゴンモータとfθレ
ンズとハーフミラーとを保持するシャーシと、ハーフミ
ラーで反射されたレーザ光により複数の画像が記録され
る感光材料とを有し、fθレンズとの距離を一定に保つ
ようにシャーシに対して感光材料を傾けて配置したこと
を特徴としている。
査光学ユニットは、平行なレーザ光を出射するレーザ光
源と、このレーザ光源から出射された平行なレーザ光を
上下方向に集束させるトロイダルレンズと、このトロイ
ダルレンズを通過したレーザ光を反射し走査するポリゴ
ンミラーと、このポリゴンミラーを回転駆動するポリゴ
ンモータと、このポリゴンミラーにより反射したレーザ
光を集光させるfθレンズと、このfθレンズにより集
光したレーザ光を反射させる複数のハーフミラーと、レ
ーザ光源とトロイダルレンズとポリゴンモータとfθレ
ンズとハーフミラーとを保持するシャーシと、ハーフミ
ラーで反射されたレーザ光により複数の画像が記録され
る感光材料とを有し、fθレンズとの距離を一定に保つ
ようにシャーシに対して感光材料を傾けて配置したこと
を特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0007】図1は本発明のレーザ走査光学ユニットの
一実施の形態を示す断面図である。
一実施の形態を示す断面図である。
【0008】本実施の形態のレーザ走査光学ユニットに
おいては、レーザ光源(図示せず)から出射した平行な
レーザ光は、トロイダルレンズ(図示せず)により上下
方向に集束され、このトロイダルレンズを通過したレー
ザ光はポリゴンモータ2により回転駆動しているポリゴ
ンミラー1により反射され、走査される。ポリゴンミラ
ー1により反射したレーザ光はFθレンズ3により集束
され、像面となる感光材料6aの上で焦点を結ぶ。Fθ
レンズ3と感光材料6aの間には複数のハーフミラー4
が置かれ、それぞれのハーフミラー4から反射したレー
ザ光が感光材料6a上に複数の画像を記録する。この場
合Fθレンズ3と感光材料6aの距離が常に一定に保た
れるように、レーザ走査光学ユニットのシャーシ5aに
対して感光材料6aを傾けて設置する。
おいては、レーザ光源(図示せず)から出射した平行な
レーザ光は、トロイダルレンズ(図示せず)により上下
方向に集束され、このトロイダルレンズを通過したレー
ザ光はポリゴンモータ2により回転駆動しているポリゴ
ンミラー1により反射され、走査される。ポリゴンミラ
ー1により反射したレーザ光はFθレンズ3により集束
され、像面となる感光材料6aの上で焦点を結ぶ。Fθ
レンズ3と感光材料6aの間には複数のハーフミラー4
が置かれ、それぞれのハーフミラー4から反射したレー
ザ光が感光材料6a上に複数の画像を記録する。この場
合Fθレンズ3と感光材料6aの距離が常に一定に保た
れるように、レーザ走査光学ユニットのシャーシ5aに
対して感光材料6aを傾けて設置する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザ走
査光学ユニットでは、一つのレーザ光学ユニットを用い
て感光材料の上に複数の画像を記録するために、レーザ
光学ユニット本体に対して感光材料を角度をつけて設置
することにより、ピント調整材料を使用しなくてすみ、
レーザ光の減衰を防ぐことができるという効果がある。
査光学ユニットでは、一つのレーザ光学ユニットを用い
て感光材料の上に複数の画像を記録するために、レーザ
光学ユニット本体に対して感光材料を角度をつけて設置
することにより、ピント調整材料を使用しなくてすみ、
レーザ光の減衰を防ぐことができるという効果がある。
【0010】本発明のレーザ走査光学ユニットでは、感
光材料を複雑に曲げたりする必要がないため、装置構成
が単純になり、部品点数を減らすことが可能になるとい
う効果がある。
光材料を複雑に曲げたりする必要がないため、装置構成
が単純になり、部品点数を減らすことが可能になるとい
う効果がある。
【図1】本発明のレーザ走査光学ユニットの一実施の形
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図2】従来のレーザ走査光学ユニットの一例を示す断
面図である。
面図である。
1 ポリゴンミラー 2 ポリゴンモータ 3 Fθレンズ 4 ハーフミラー 5a,5b シャーシ 6a,6b 感光材料 7 ピント調整材料
Claims (1)
- 【請求項1】 平行なレーザ光を出射するレーザ光源
と、前記レーザ光源から出射された平行なレーザ光を上
下方向に集束させるトロイダルレンズと、前記トロイダ
ルレンズを通過したレーザ光を反射し走査するポリゴン
ミラーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴン
モータと、前記ポリゴンミラーにより反射したレーザ光
を集光させるfθレンズと、前記fθレンズにより集光
したレーザ光を反射させる複数のハーフミラーと、前記
レーザ光源と前記トロイダルレンズと前記ポリゴンモー
タと前記fθレンズと前記ハーフミラーとを保持するシ
ャーシと、前記ハーフミラーで反射されたレーザ光によ
り複数の画像が記録される感光材料とを有し、前記fθ
レンズとの距離を一定に保つように前記シャーシに対し
て前記感光材料を傾けて配置したことを特徴とするレー
ザ走査光学ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31829996A JP2872161B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | レーザ走査光学ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31829996A JP2872161B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | レーザ走査光学ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10157190A JPH10157190A (ja) | 1998-06-16 |
JP2872161B2 true JP2872161B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=18097658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31829996A Expired - Fee Related JP2872161B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | レーザ走査光学ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2872161B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP31829996A patent/JP2872161B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10157190A (ja) | 1998-06-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981208 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |