JP2872141B2 - 携帯発注端末機 - Google Patents
携帯発注端末機Info
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- JP2872141B2 JP2872141B2 JP8233682A JP23368296A JP2872141B2 JP 2872141 B2 JP2872141 B2 JP 2872141B2 JP 8233682 A JP8233682 A JP 8233682A JP 23368296 A JP23368296 A JP 23368296A JP 2872141 B2 JP2872141 B2 JP 2872141B2
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- Japan
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- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯発注端末機、さ
らに詳しくはそのプリンタ用紙排出口の構造に関するも
のである。
らに詳しくはそのプリンタ用紙排出口の構造に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来のこの種の携帯発注端末機を
説明するための部分斜視図であり、図において、１は携
帯発注端末機本体、２は入力部、３は表示部、４はプリ
ンタ用紙排出口である。携帯発注端末機は、例えばレス
トラン等においてウエイトレスが客席近くで客からのオ
ーダを受け、入力部２でそのオーダを入力すると、その
入力情報が調理管理室へ無線で送られると共に、オーダ
内容が合計金額等と共に、内蔵されるプリンタで会計伝
票が打ち出され、その場で伝票処理が行えるようになっ
ている。なお、レストラン等で使用される入力情報が無
線で送られるもの以外に、例えば電気，ガス，水道のメ
ータの検針業務に用いる、単に入力を集計して伝票を用
紙にプリンタする簡易な構成のものもある。
説明するための部分斜視図であり、図において、１は携
帯発注端末機本体、２は入力部、３は表示部、４はプリ
ンタ用紙排出口である。携帯発注端末機は、例えばレス
トラン等においてウエイトレスが客席近くで客からのオ
ーダを受け、入力部２でそのオーダを入力すると、その
入力情報が調理管理室へ無線で送られると共に、オーダ
内容が合計金額等と共に、内蔵されるプリンタで会計伝
票が打ち出され、その場で伝票処理が行えるようになっ
ている。なお、レストラン等で使用される入力情報が無
線で送られるもの以外に、例えば電気，ガス，水道のメ
ータの検針業務に用いる、単に入力を集計して伝票を用
紙にプリンタする簡易な構成のものもある。
【０００３】図４は、図３のＡ−Ａ’断面である、従来
の携帯発注端末機のプリンタ用紙排出口４周辺を示す断
面図である。図４に示すように、内蔵されるプリンタ
（図示せず）から打ち出されるプリンタ用紙を何時でも
排出できるように、単に穴が開けられた構造となってい
る。
の携帯発注端末機のプリンタ用紙排出口４周辺を示す断
面図である。図４に示すように、内蔵されるプリンタ
（図示せず）から打ち出されるプリンタ用紙を何時でも
排出できるように、単に穴が開けられた構造となってい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯発注端末機
は以上のようにプリンタ用紙排出口は単に穴が開けられ
た構造で、その穴が常時装置外観に露出したままとなっ
ている。然しながら携帯発注端末機は上述のように携帯
して使用されるため、水分や湿気，埃の多い環境下で使
用されると、この穴から湿気や埃が進入し、内部の構成
部品に錆びを発生させたり、電子回路をショートさせた
りする原因になる。特に雨天でも使用される電気，ガ
ス，水道のメータの検針では、雨水の浸水により装置故
障が多発する原因になる等の問題点があった。
は以上のようにプリンタ用紙排出口は単に穴が開けられ
た構造で、その穴が常時装置外観に露出したままとなっ
ている。然しながら携帯発注端末機は上述のように携帯
して使用されるため、水分や湿気，埃の多い環境下で使
用されると、この穴から湿気や埃が進入し、内部の構成
部品に錆びを発生させたり、電子回路をショートさせた
りする原因になる。特に雨天でも使用される電気，ガ
ス，水道のメータの検針では、雨水の浸水により装置故
障が多発する原因になる等の問題点があった。
【０００５】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、不使用時にはプリンタ用紙排出口の
穴を閉じて水分や埃の進入を防止できる携帯発注端末機
を提供することを目的としている。
されたものであり、不使用時にはプリンタ用紙排出口の
穴を閉じて水分や埃の進入を防止できる携帯発注端末機
を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる携帯発注
端末機は、その底面を手の平に持った状態で使用され、
プリンタ用紙排出口を有する携帯発注端末機において、
前記プリンタ用紙排出口を開閉するヒンジ式カバーと、
このヒンジ式カバーを必要時に露出させるためのスライ
ド式カバーとを備えたことを特徴とする。
端末機は、その底面を手の平に持った状態で使用され、
プリンタ用紙排出口を有する携帯発注端末機において、
前記プリンタ用紙排出口を開閉するヒンジ式カバーと、
このヒンジ式カバーを必要時に露出させるためのスライ
ド式カバーとを備えたことを特徴とする。
【０００７】また、前記ヒンジ式カバーの開閉を前記ス
ライド式カバーのスライド動作と連動させたことを特徴
とする。
ライド式カバーのスライド動作と連動させたことを特徴
とする。
【０００８】さらに、前記ヒンジ式カバーと前記プリン
タ用紙排出口との間に防水パッキンを介在させたことを
特徴とする。
タ用紙排出口との間に防水パッキンを介在させたことを
特徴とする。
【０００９】従って本発明の携帯発注端末機は、その底
面を手の平に持った状態で、親指等で前記スライド式カ
バーをスライドさせるだけで、ヒンジ式カバーの開閉が
行え、しかもヒンジ式カバーがプリンタ用紙排出口の穴
を閉じた状態では、パッキンを利用した完全な防水，防
埃状態を実現できるようになる。
面を手の平に持った状態で、親指等で前記スライド式カ
バーをスライドさせるだけで、ヒンジ式カバーの開閉が
行え、しかもヒンジ式カバーがプリンタ用紙排出口の穴
を閉じた状態では、パッキンを利用した完全な防水，防
埃状態を実現できるようになる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図１は本発明の携帯発注端末機のプリ
ンタ用紙排出口付近の構造を示す分解斜視図であり、図
において、１は携帯発注端末機本体、４はプリンタ用紙
排出口、１０はプリンタ用紙排出口外周に設けられる防
水パッキン、２０は閉塞状態でパッキン１０と圧接して
プリンタ用紙排出口４を覆う中蓋となる開閉カバーで、
捻じりバネ２１が付設された回動軸２２を介して本体１
側に取り付けられ、ヒンジ式カバーを構成する。
用いて説明する。図１は本発明の携帯発注端末機のプリ
ンタ用紙排出口付近の構造を示す分解斜視図であり、図
において、１は携帯発注端末機本体、４はプリンタ用紙
排出口、１０はプリンタ用紙排出口外周に設けられる防
水パッキン、２０は閉塞状態でパッキン１０と圧接して
プリンタ用紙排出口４を覆う中蓋となる開閉カバーで、
捻じりバネ２１が付設された回動軸２２を介して本体１
側に取り付けられ、ヒンジ式カバーを構成する。
【００１１】３０は外蓋となるスライド式カバーで、そ
の両側に設けられた突起部３１が本体１側に設けられた
摺動溝３２に嵌合され、図面矢印の方向にスライド可能
なように構成されている。なお、図１に示すプリンタ用
紙排出口付近の構造以外は、従来の装置と同様であり、
その説明は省略する。
の両側に設けられた突起部３１が本体１側に設けられた
摺動溝３２に嵌合され、図面矢印の方向にスライド可能
なように構成されている。なお、図１に示すプリンタ用
紙排出口付近の構造以外は、従来の装置と同様であり、
その説明は省略する。
【００１２】図２（Ａ）は図１に示す携帯発注端末機の
プリンタ使用時の状態を示す部分断面図、図２（Ｂ）は
プリンタを使用していない状態を示す部分断面図であ
り、３３はスライド式カバー３０の裏面に設けられた押
圧リブである。
プリンタ使用時の状態を示す部分断面図、図２（Ｂ）は
プリンタを使用していない状態を示す部分断面図であ
り、３３はスライド式カバー３０の裏面に設けられた押
圧リブである。
【００１３】次に動作について説明する。プリンタ不使
用時は図２（Ｂ）に示す状態にあり、ヒンジ式の開閉カ
バー２０はスライド式カバー３０の裏面に設けられたリ
ブ３３で押されてパッキン１０を押してプリンタ用紙排
出口４を防水，防埃状態で閉塞している。この状態にお
いてプリンタを使用するため、図２（Ａ）の矢印に示す
ように、装置底面を手の平に持った状態で、指でスライ
ド式カバー３０を装置後方（図面右側）へスライドさせ
ると、ヒンジ式の開閉カバー２０の押圧が外れ、捻じり
バネ２１の付勢により、回動軸２２を軸として回動し、
プリンタ用紙排出口４を自動的に開放する。
用時は図２（Ｂ）に示す状態にあり、ヒンジ式の開閉カ
バー２０はスライド式カバー３０の裏面に設けられたリ
ブ３３で押されてパッキン１０を押してプリンタ用紙排
出口４を防水，防埃状態で閉塞している。この状態にお
いてプリンタを使用するため、図２（Ａ）の矢印に示す
ように、装置底面を手の平に持った状態で、指でスライ
ド式カバー３０を装置後方（図面右側）へスライドさせ
ると、ヒンジ式の開閉カバー２０の押圧が外れ、捻じり
バネ２１の付勢により、回動軸２２を軸として回動し、
プリンタ用紙排出口４を自動的に開放する。
【００１４】また、プリンタを使用してプリントされた
用紙を排出し終わった後は、図２（Ｂ）の矢印に示すよ
うにスライド式カバー３０を装置前方（図面左側）へ指
でスライドさせることにより、リブ３０が開閉カバー２
０を徐々に押し、この開閉カバー２０がプリンタ用紙排
出口４を塞いで、さらにパッキン１０を押してプリンタ
用紙排出口４を防水，防埃状態で閉塞する。すなわち本
実施形態の携帯発注端末機は、そのプリンタ用紙排出口
４を不使用時にカバーを用いて防水，防埃状態で閉塞す
る構造とすることで、水や埃が装置内部へ進入するのを
防止することとするが、そのカバーの開閉操作が複雑で
は使用上問題が生じる。
用紙を排出し終わった後は、図２（Ｂ）の矢印に示すよ
うにスライド式カバー３０を装置前方（図面左側）へ指
でスライドさせることにより、リブ３０が開閉カバー２
０を徐々に押し、この開閉カバー２０がプリンタ用紙排
出口４を塞いで、さらにパッキン１０を押してプリンタ
用紙排出口４を防水，防埃状態で閉塞する。すなわち本
実施形態の携帯発注端末機は、そのプリンタ用紙排出口
４を不使用時にカバーを用いて防水，防埃状態で閉塞す
る構造とすることで、水や埃が装置内部へ進入するのを
防止することとするが、そのカバーの開閉操作が複雑で
は使用上問題が生じる。
【００１５】従って装置上方に穴が開けられたプリンタ
用紙排出口４を本体１を手に持ったままの状態でその親
指等を用いてそのカバーの開閉が行えるように、常時バ
ネで付勢されたヒンジ式カバー２０を中蓋に用い、この
ヒンジ式カバー２０の開閉を同調して行うスライド式カ
バー３０を外蓋として備える構造としたものである。
用紙排出口４を本体１を手に持ったままの状態でその親
指等を用いてそのカバーの開閉が行えるように、常時バ
ネで付勢されたヒンジ式カバー２０を中蓋に用い、この
ヒンジ式カバー２０の開閉を同調して行うスライド式カ
バー３０を外蓋として備える構造としたものである。
【００１６】なお上記実施形態では、開閉カバー２０を
常時バネ２１で付勢すると共に、リブ３３を設けてヒン
ジ式カバーの開閉をスライド式カバーのスライド動作と
連動させることとしているが、必ずしも連動する構造で
なくてもその目的は達せられる。また開閉カバー２０の
閉接構造の工夫により、防水パッキン１０を省略するこ
とも可能である。
常時バネ２１で付勢すると共に、リブ３３を設けてヒン
ジ式カバーの開閉をスライド式カバーのスライド動作と
連動させることとしているが、必ずしも連動する構造で
なくてもその目的は達せられる。また開閉カバー２０の
閉接構造の工夫により、防水パッキン１０を省略するこ
とも可能である。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明の携帯発注端
末機は、手に持った状態でスライド式カバーを装置前後
にスライドさせるだけで、プリンタ用紙排出口の穴の開
閉が行え、しかも閉塞状態ではその周囲に設けられたパ
ッキンを押圧して防水，防埃状態で閉塞できるので、プ
リンタを使用していない時の水分や埃の進入を防止でき
る実用上便利な構造が得られる。
末機は、手に持った状態でスライド式カバーを装置前後
にスライドさせるだけで、プリンタ用紙排出口の穴の開
閉が行え、しかも閉塞状態ではその周囲に設けられたパ
ッキンを押圧して防水，防埃状態で閉塞できるので、プ
リンタを使用していない時の水分や埃の進入を防止でき
る実用上便利な構造が得られる。
【図１】本発明の一実施形態である携帯発注端末機のプ
リンタ用紙排出口付近の構造を示す分解斜視図である。
リンタ用紙排出口付近の構造を示す分解斜視図である。
【図２】図１に示す装置の動作を説明するための図であ
る。
る。
【図３】従来の携帯発注端末機を示す斜視図である。
【図４】従来の携帯発注端末機のプリンタ用紙排出口付
近の構造を示す部分断面図である。
近の構造を示す部分断面図である。
１ 携帯発注端末機本体 ４ プリンタ用紙排出口 １０ 防水パッキン ２０ 開閉カバー ２１ 捻じりバネ ２２ 回動軸 ３０ スライド式カバー ３１ 突起部 ３２ 摺動溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41J 3/36 B41J 29/13 G06F 1/16 G06F 15/02 320
Claims (3)
- 【請求項１】 その底面を手の平に持った状態で使用さ
れ、プリンタ用紙排出口を有する携帯発注端末機におい
て、 前記プリンタ用紙排出口を開閉するヒンジ式カバーと、 このヒンジ式カバーを必要時に露出させるためのスライ
ド式カバーとを備えたことを特徴とする携帯発注端末
機。 - 【請求項２】 前記ヒンジ式カバーの開閉を前記スライ
ド式カバーのスライド動作と連動させたことを特徴とす
る請求項第１項記載の携帯発注端末機。 - 【請求項３】 前記ヒンジ式カバーと前記プリンタ用紙
排出口との間に防水パッキンを介在させたことを特徴と
する請求項第１項または第２項記載の携帯発注端末機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8233682A JP2872141B2 (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 携帯発注端末機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8233682A JP2872141B2 (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 携帯発注端末機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1058759A JPH1058759A (ja) | 1998-03-03 |
| JP2872141B2 true JP2872141B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=16958893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8233682A Expired - Fee Related JP2872141B2 (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 携帯発注端末機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2872141B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4541123B2 (ja) * | 2004-12-14 | 2010-09-08 | パナソニック株式会社 | 携帯プリンタ |
| JP5250200B2 (ja) * | 2006-11-24 | 2013-07-31 | 富士通株式会社 | 携帯端末装置 |
| JP5548961B2 (ja) * | 2012-01-31 | 2014-07-16 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器 |
-
1996
- 1996-08-16 JP JP8233682A patent/JP2872141B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1058759A (ja) | 1998-03-03 |
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