JP2871837B2 - 偏光材料及び該偏光材料を含む光弁用液状懸濁液 - Google Patents

偏光材料及び該偏光材料を含む光弁用液状懸濁液

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は偏光材料、その固定懸濁液(set suspensio
n)および流動懸濁液(fluid suspension)並びにその
ような流動懸濁液を含む光弁に関する。偏光材料例えば
ヘラパタイト(herapathite)およびヘラパタイト状偏
光性結晶のコロイド懸濁液が米国特許第1,951,664号
〔ランド(Land)〕および第2,178,996号〔ランド(Lan
d)〕中にそれぞれ記載されている。米国特許第2,237,5
67号〔ランド(Land)〕は予め緊張して分子を配向させ
たポリビニルアルコールのシートに対するヨウ素および
ヨウ化物の溶液の適用を含む種々の方法によるシート形
態の偏光材料の製造を開示している。偏光性物質、その
固定懸濁液およびそれから誘導される積層生成物並びに
その使用に関する多くの他の特許が、例えば米国特許第
2,041,138号〔ランド(Land)〕、第2,078,254号、〔ラ
ンド(Land)〕、第2,168,220号〔ランド(Land)〕、
第2,168,221号〔ランド(Land)〕、第2,185,018号〔サ
ウエル(Sauer)〕、第2,230,262号〔ポラック(Pollac
k)〕、第2,246,087号〔ベイリ(Bailey)ほか〕、第2,
256,108〔ブレイク(Blake)〕、第2,263,249号〔ロジ
ャズ(Rogers)〕、第2,306,108号〔ランド(Land)ほ
か〕、第2,328,219号〔ランド(Land)〕、および第2,3
75,963号〔トーマス(Thomas)〕を含めて当該技術内に
ある。英国特許第433,455号は偏光体の形成におけるプ
ルプレオコバルトクロリドスルファートペルヨージドの
粒子の使用を開示している。この明細書中に参照される
これらおよび他の特許並びに従来技術がこゝに参照され
る。
現在偏光材料の積層固定懸濁液、しばしば「シート偏
光体」と称される、に対する重要な用途には偏光サング
ラス用レンズ、ねじれネマチックおよび他の型の液晶表
示の成分並びに発光ディスプレイとともに使用されるコ
ントラスト増強フィルターを含む種々の型のフィルター
が含まれる。しかし、使用されるシート偏光体は高水準
の熱、紫外線および(または)殊に水分によりしばしば
劣化されることがよく知られている。
偏光性および他の物質の流動懸濁液は電場または磁場
により配向されて懸濁液を通る光の透過を変化させるこ
とができる小粒子の流動懸濁液を含むセルを含む光弁に
使用された。例えば米国特許第3,708,219号〔フォリニ
(Forlini)ほか〕、第3,743,382号[ローゼンバーグ
(Rosenberg)]、第4,078,856号〔トンプソン(Tompso
n)ほか〕、第4,113,362号〔サックス(Saxe)ほか〕、
第4,164,365号〔サックス(Saxe)〕、第4,407,565号
〔サックス(Saxe)〕、および第4,422,963号〔トンプ
ソン(Thompson)ほか〕が参照される。
米国特許第4,131,339号〔ウィッテ(Witte)ほか〕は
窒素含有有機化合物を水素化し、次いで適当な酸と反応
させて塩を形成することによる偏光性粒子を形成する方
法を記載している。次いで塩を、通常ヨウ素および無機
ヨウ化物と反応させて安定な多ヨウ化物粒子を生成させ
ることができる。
本発明の目的は紫外線、高温および(または)高水準
の水分に関して高い安定性を有する偏光材料を提供する
ことである。
多ヨウ化物を含め多ハロゲン化物は全くある時間知ら
れている。多ヨウ化物はヨウ素原子と無機または有機マ
トリックスとの錯体である。ゴダイナ(Godina)ほかは
ジャーナル・オブ・ゼネラル・ケミストリー・オブ・US
SR(J.Am.Chem.USSR)、20(1950)、p.1005〜1016中に
詳細に多ヨウ化物および他の多ハロゲン化物を論じてい
る。既知多ヨウ化物の中に偏光性結晶性材料、キニーネ
重硫酸塩、ヨウ素およびHIの反応により形成されるヘラ
パタイト、がある。キニーネアルカロイド群の他員の
塩、例えばシンコニジン重硫酸塩もまたヨウ素およびHI
との反応により偏光性多ヨウ化物を形成する。これらの
物質中で、元素ヨウ素はアルカロイド酸塩と多ヨウ化物
アニオンの形態で結合し、それは様々に、ゴダイナ(Go
dina)ほかによりI3 -として、またテイテルバウム(Tei
telbaum)ほか、JACS、100(1978)p.3215〜3217により
I5 -として記載された。ゴダイナ(Godina)ほかは多ヨ
ウ化物アニオンがヨウ素とHIとの反応、例えば (1) I2+HI=H+I3 - により形成されることを示す。同様に、I5 -多ヨウ化物
アニオンが反応、 (2) 2I2+HI=H++I5 - により形成されよう。
ゴダイナ(Godina)ほかは偏光性多ヨウ化物が多ヨウ
化物アニオンおよびカチオンとしてキニーネなどの酸塩
を含むことを説明している。しかし、多ヨウ化物はまた
明らかなカチオンが存在することなく形成されることが
できる、例えば、デンプン−ヨウ素錯体および緊張また
は配向ポリビニルアルコールヨウ素錯体。テイテルバウ
ム(Teitelbaum)ほかはデンプン−ヨウ素錯体がデンプ
ンのアミラーゼ成分内にヨウ素の連鎖の形態で吸着され
たヨウ素を含み、I5 -多ヨウ化物アニオンの連座が主要
種として作られることを報告している。ゴダイナ(Godi
na)ほかはヘラパタイト、デンプン−ヨウ素および配向
PVA−ヨウ素錯体が、分子ヨウ素が多ヨウ化物連鎖上に
層状に吸着される「吸着性多ヨウ化物」であることを理
論的に想定している。
本発明の偏光材料は(i)元素ヨウ素、(ii)ハロゲ
ン化水素酸および(または)アンモニウムまたはアルカ
リ金属またはアルカリ土類金属ハロゲン化物、および
(iii)式(I)または(II)の化合物の反応により得
られる錯体である。この錯体は吸着した分子ヨウ素を含
む。ゴダイナ(Godina)ほかおよびテイテルバウム(Te
itelbaum)ほかがともに多ヨウ化物アニオンが(i)元
素ヨウ素と(ii)ヨウ化物との間の反応により形成され
ることを報告しているので、我々は錯体がまた多ヨウ化
物イオンIx -(式中、xは3または5である)を含むと
信じている。さらに、ゴダイン(Godine)ほかは吸着し
た分子ヨウ素および多ヨウ化物アニオンを含む結晶が偏
光性であることを報告している。
後記実施例において、偏光材料は化合物(I)または
(II)をヨウ素およびヨウ化物、臭化物または塩化物と
反応させることにより製造される。そのような場合にそ
れぞれのアニオンはマークス(Marks)ほかによりモデ
ルとして解明された構造を用いると −I−I−−I−I− −I−I−r−I−I −I−I−l−I−I であろう。
ゴダイナ(Godina)ほかは吸着分子ヨウ素を含む偏光
性錯体が構造式により化学量論的に規定できないことを
報告している。従って本発明の偏光材料はプロダクト・
バイ・プロセスフォーマットで規定される。
本発明の偏光材料の形成に有用である化合物(I)ま
たは(II)は式: (式中、R1、R2、R3およびR4は独立に水素または低級ア
ルキルであり、しかしR1とR2の少くとも1つは低級アル
キルである) を有する。
R1、R2、R3およびR4が低級アルキルであるとき、低級
アルキル基は直鎖または枝分れ鎖アルキル例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、t−ブチルなどであることができる。通常、低級
アルキルは1〜約6個の炭素原子を有する。一般に、化
合物(I)または(II)の有機溶媒中の溶解度および水
中の溶解度は、低級アルキル置換基の炭素原子の数が増
加すると低下する。従って、有機溶媒/水溶解度の所望
バランスを低級アルキル基の適当な選択により得ること
ができる。
化合物(I)および(II)は、それら自体知られてい
るかまたは既知化合物の異性体、同族体または類似体で
あることができ、そのような既知化合物と同様に製造す
ることができる。
式(I)および(II)の有用な化合物には: 化 合 物 1. 3,6−ジメチル−2,5−ピペラジンジオン 2. 2,5−ジカルボキシ−ピラジン 3. 3,6−ジメチル−ピラジン−2,5−ジカルボン酸 が含まれる。
本発明の偏光材料は式(I)または(II)の化合物を
元素ヨウ素並びにハロゲン化水素酸および(または)ア
ンモニウム、アルカリ金属またはアルカリ土類金属ハロ
ゲン化物と、適当な溶媒例えばアルコールまたはエーテ
ルアルコール中で反応させることにより形成される。米
国特許第1,951,661号、第2,176,516号および第2,289,71
2号参照。ハロゲン化物は通常ヨウ化物であるが、しか
しまた臭化物または塩化物であることができる。好まし
くは、多ハロゲン化物を形成する反応は保護コロイド例
えばニトロセルロースまたは米国特許第4,164,365号(1
979年8月14日発行)中に開示されたコポリマーの存在
下に起こる。現在化合物(I)または(II)を第1溶液
中で、またヨウ素とアンモニウムまたはアルカリ金属あ
るいはアルカリ土類金属ハロゲン化物の混合物を第2溶
液中で与えることが好ましいが、しかし望むならば、ハ
ロゲン化物はいずれかまたは両方の溶液中にあることが
できる。次いで溶液が混合され、多ハロゲン化物は室温
でも容易に形成される。偏光性多ハロゲン化物結晶は次
いで適当な技術により、例えば濾過により回収される。
光弁中の使用に対し、多ハロゲン化物粒子は液体懸濁
媒体中に懸濁される。知られているように、液体懸濁媒
体はそれが粒子を懸濁し、高分子安定剤を溶解するなら
ば事実上電気抵抗性液体であることができる。好ましく
は、液体懸濁媒体は比較的高い電気抵抗率および低い蒸
気圧を有し、懸濁液の粒子または他の成分を劣化または
攻撃しない。例えばサックス(Saxe)に対する米国特許
第4,270,841号および第4,407,565号が参照される。
固定懸濁液中の使用には、多ハロゲン化物粒子は適当
な成膜形成物質例えば酢酸セルロースまたはポリビニル
アルコールなどで形成されたシート中に分散または分布
される。例えば米国特許第2,178,996号および第2,041,1
38号が参照される。
実施例1〜3 化合物1約0.65gを水5g中に溶解し、十分溶解するま
で加熱する。この溶液に2−エトキシエタノール約10g
を加え、その溶液をヨウ素1.3gおよび水中57%HI溶液0.
48gが溶解されたn−プロパノールの溶液10gと混合す
る。青色偏光性結晶が形成される。同じ操作に従って、
化合物1の代りに化合物2および3を用いて類似の結果
が得られる。
実施例4〜6 化合物1約0.65gを水5g中に溶解し、十分溶解するま
で加熱する。この溶液に2−エトキシエタノール約10g
を加え、その溶液をヨウ化カルシウム0.22gおよびヨウ
素1.3gが溶解されたn−プロパノール10gの溶液と混合
する。青色偏光性結晶が形成される。同じ操作に従っ
て、化合物1の代りに化合物2および3を用いて類似の
結果が得られる。
実施例7〜9 実施例4〜6を、しかしCaI2を有効量のCaBr2-にかえ
て繰返す。若干異なる薄青色を有する偏光性結晶が形成
される。
実施例10〜12 実施例4〜6を、しかしCaI2を有効量のCaCl2にかえ
て繰返す。若干異なる薄青色を有する偏光性結晶が形成
される。
本発明に使用される化合物(I)および(II)の若干
は金属塩を形成すること、および(または)金属キレー
ト化合物であることが知られている。従って、本発明の
偏光材料の形成に対する1つの可能な説明は、化合物
(I)または(II)をヨウ素およびハロゲン化物と反応
させるとハロゲン化物およびヨウ素がイオン形態で反応
に加わることである。例えばハロゲン化物がヨウ化カル
シウム、CaI2であれば、ヨウ素はCa+2(IH2 -として反
応に加わり、正電荷カルシウムイオンが化合物(I)お
よび(II)によりキレートされ、(IHアニオンが正
カルシウムイオンに結合し、それにより多ヨウ化物結晶
を形成する。この説明は妥当と思われるけれども、本出
願はこの理論により拘束されることは意図されない。
本発明の多ハロゲン化物粒子の液状懸濁液は米国特許
第4,131,334号の実施例2および米国特許第4,407,565号
の実施例1中に記載されたジヒドロシンコニジン硫酸塩
多ヨウ化物の液状懸濁液の製造に多少類似する操作を用
いることにより、しかしジヒドロシンコニジンにかえて
用いた本発明の化合物(I)および(II)、並びに例え
ば前記実施例中および米国特許出願第309,693号、現在
米国特許第4,877,313号(1989年10月31日発行)、中に
与えられたように調整された反応物の量で容易に製造で
きる。本発明の液状懸濁液は85℃またはそれ以上の温度
で安定であり、紫外線に対する長期暴露に耐える。
前記型の液状懸濁液は、前記懸濁液中の粒子を配向し
て懸濁液を通る光の通過を変化および(または)制御す
るためにAC電場を用いる光弁に使用できる。そのような
光弁は例えば可変透過窓、フィルター、鏡および眼鏡と
して、並びに電子アルファニュメリットおよびグラフィ
ックイメージディスプレイとして使用できる。
しかし懸濁液の組成の改変により前記のような光弁中
に使用できる流動懸濁液よりはむしろ固定懸濁液として
従来技術において知られるものを製造することができ
る。本発明の粒子の固定懸濁液は例えば前記粒子を他の
物質とともに結合させる偏光性シートまたはフィルムを
含むであろう。
偏光性シートおよびフィルムの製造に対して当該技術
において知られた多くの方法がある。例えば、米国特許
第2,178,996号は一定偏光性粒子を形成し、酢酸セルロ
ースを含むことができる分散媒体中へ前記粒子を混合
し、粒子の分散体を分散偏光性結晶の針状結晶軸が実質
的に平行に配向され、薄いシート状偏光体が生成される
ように流れまたは押出または緊張あるいはローリングさ
せる方法を開示している。米国特許第2,041,138号は偏
光体を、好ましくは懸濁媒およびその中に分散された小
粒子を含む比較的薄いシートまたはフィルムの形態にす
ることができることを開示している。望むならば偏光体
をそれ自体が永久的にまたは分離できるように、好まし
くは透明な、適当な支持体に、例えばガラスの板または
セルロイドのシートに固定することができる。そのよう
な支持体は偏光体自体が若干の形態の保護を必要とする
であろうと認められる条件で望ましいかもしれない。そ
れはまた無対称粒子を使用し、前記粒子を含む媒質をへ
りを越えて流し、前記粒子を前記媒質の固化または硬化
により配向位置に保持することを開示している。
米国特許第2,168,220号は商品名「ポラロイド(Polar
oid)」のもとで販売される偏光材料に関する情報を開
示している。可塑剤、接着剤および種々の型のラミネー
ションの使用および前記ラミネーションを形成する方法
が開示されている。
多くの型の偏光性フィルムおよび偏光体の使用が、例
えば風防ガラス、窓、眼鏡、保護眼鏡、サングラス、カ
メラレンズ、顕微鏡、鏡における、および三次元映画と
関連した使用を含めて米国特許第2,246,087号中に開示
されている。
偏光性フィルムを1支持体からそれと関連して使用さ
れる他の、種々の材料へ移す方法が米国特許第2,256,10
8号中に開示されている。
前記特許のいずれかから、並びに多くの他の特許およ
び当該技術に知られる他の情報源から入手できる情報
は、実質的に平行に配置された粒子を含む偏光性固定懸
濁液、フィルムおよびシート、並びにそれから作られた
偏光体および製品の製造に用いることができる。
しかし、今日商業的に使用される多くの偏光体は平行
に配置された固体分離粒子を有するフィルムまたはシー
トを組込まず、むしろ米国特許第2,237,567号および第
2,375,963号並びに当該技術において知られた他の情報
源中に記載されたようにシートの平面中にその光軸を有
し、その光軸に実質的に垂直に振動する光のみを実質的
に吸収しないで透過するポリビニルアルコール多ヨウ化
物のシートを用いる。市販偏光体は厳しい環境条件例え
ば高温、高湿度、紫外線、殊にそのような条件の組合せ
に長期間さらされたときに劣化され易いことが知られて
いる。
しかし、本発明の粒子の固定懸濁液および他の物質か
ら作られる偏光体は高水準の熱および紫外線に対し安定
であり、すぐれて水に耐える。従って本発明は偏光体お
よびそのような物質を組込む製品の品質の実質的な改良
を可能にする。
本発明の特定態様が記載されたけれども、それに多く
の改変が当業者により行なわれることができ、それが本
発明の精神および範囲内にあることが理解されるであろ
う。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 1/08 G02B 5/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i)元素ヨウ素、(ii)ハロゲン化水素
    酸および/またはアンモニウムまたはアルカリ金属ある
    いはアルカリ土類金属ハロゲン化物、および(iii)式 (式中、R1、R2、R3およびR4は独立に水素または低級ア
    ルキルであるが、R1とR2の少くとも1つは低級アルキル
    である)をもつ化合物の反応により得られる錯体である
    ことを特徴とする、吸着ヨウ素を含む偏光材料。
  2. 【請求項2】ハロゲン化水素酸および/またはアンモニ
    ウムまたはアルカリ金属あるいはアルカリ土類金属ハロ
    ゲン化物のハロゲン化物が、塩化物、臭化物またはヨウ
    化物であることを特徴とする、請求項(1)記載の偏光
    材料。
  3. 【請求項3】前記化合物が、3,6−ジメチル−2,5−ピペ
    ラジンジオン、2,5−ジカルボキシ−ピラジンまたは3,6
    −ジメチル−ピラジン−2,5−ジカルボン酸であること
    を特徴とする、請求項(1)記載の偏光材料。
  4. 【請求項4】電気抵抗性液体懸濁媒体、前記媒体中に分
    散された請求項(1)、(2)または(3)に記載の偏
    光材料の複数の小さい非立方晶形状粒子、および前記懸
    濁媒体中に前記粒子を分散させるために前記媒体中に溶
    解された少くとも1種の分散剤を含むことを特徴とする
    光弁用液状懸濁液。
  5. 【請求項5】請求項(1)、(2)または(3)に記載
    の偏光材料の複数の粒子が、担体中に分散されており、
    前記粒子の偏光軸が配向されて前記担体により実質的に
    平行に不動に保持されていることを特徴とする偏光体。
  6. 【請求項6】液状懸濁媒体中に懸濁された請求項
    (1)、(2)または(3)記載の偏光材料の粒子の懸
    濁液を含むセルを含有することを特徴とする光弁。
JP2288254A 1989-10-27 1990-10-25 偏光材料及び該偏光材料を含む光弁用液状懸濁液 Expired - Lifetime JP2871837B2 (ja)

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WO2009139444A1 (ja) 2008-05-15 2009-11-19 日立化成工業株式会社 光調整粒子の製造方法及び該製造方法で得られた光調整粒子を用いた調光フィルム

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