JP2871054B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2871054B2
JP2871054B2 JP2263411A JP26341190A JP2871054B2 JP 2871054 B2 JP2871054 B2 JP 2871054B2 JP 2263411 A JP2263411 A JP 2263411A JP 26341190 A JP26341190 A JP 26341190A JP 2871054 B2 JP2871054 B2 JP 2871054B2
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Japan
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JP2263411A
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JPH04139587A (ja
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益実 河合
和弘 宇津山
英文 鈴木
往道 宇野
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Shimazu Seisakusho KK
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Shimazu Seisakusho KK
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  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、画質の改善を図るための画像処理装置に
関し、とくにDSA(デジタルサブトラクションアンギオ
グラフィ)装置やDR(デジタルラジオグラフィ)装置な
どの医用X線装置で得た画像のノイズを減少させること
に好適な画像処理装置に関する。
【従来の技術】
従来より、DSA装置やDR装置などに医用X線装置で
は、画質改善のためつぎのような2つの方式が提案され
ている。 まず、第1の方式は、入力画像を時間方向にスムージ
ングするというものであり、たとえばリカーシブフィル
タ回路がこれに相当する。 第2の方式は、入力画像を時間方向にスムージングす
るとともに、原画像との減算を行い、その結果得られた
画像に対して非線形入出力変換を行い、スムージングさ
れた画像との減算を行うというものである。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の第1の方式では画像のS/N比は
向上するが動きのある被写体(たとえばカテーテル)が
ぼけてしまうという問題がある。 また、従来の第2の方式では、この第1の方式の欠点
は補えるものの、スムージングの度合や非線形入出力テ
ーブルについては、被写体の動きに合わせて人間が最適
な状態となるように調整しなくてはならないという煩雑
さがある。 この発明は、上記に鑑み、上記第2の方式を改善し、
被写体の動きを自動的に検出し予測することによりスム
ージングの度合と非線形入出力変換特性をつねに最適な
ものとするようリアルタイムに自動調整することができ
る。画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明による画像処理
装置においては、実時間でつぎつぎに入力される原画像
を時間方向にスムージングする手段と、このスムージン
グ後の画像と上記の原画像との間の減算を行う手段と、
該減算結果として得られた画像の各画素値を変換する手
段と、この変換後の画像と上記スムージング後の画像と
を加算する手段と、上記減算後の画像から画像の動きを
予測し上記スムージングの度合を変化させるとともに上
記の変換特性を変化させる手段とを備えることが特徴と
なっている。
【作用】
つぎつぎに入力される原画像を時間方向にスムージン
グした画像ともとの原画像との減算を行って得た画像か
ら画像の動きが予測される。 そこで、その予測にしたがって上記スムージングの度
合を変化させるとともに、上記の減算後の画像の入出力
変換特性を変化させれば、スムージングの度合と非線形
入出力変換特性を、被写体の動きに合わせて自動的にリ
アルタイムでつねに最適なものとすることができ、つね
にS/N比の優れた且つ動きによるぼけのない高画質の画
像を得ることができる。
【実 施 例】
以下、この発明をX線TV画像の画質改善に適用した場
合の一実施例について図面を参照しながら詳細に説明す
る。第1図において、A/D変換器1に入力される信号
は、X線画像のビデオ信号である。すなわち、図示しな
いX線管からX線が被写体に向けて照射され、被写体を
透過したX線がイメージインテンシファイアに入射し、
イメージインテンシファイアにおいて光学的な画像に変
換され、その光学的な画像がTVカメラによってビデオ信
号に変換され、そのビデオ信号がたとえば30フレーム/
秒でこのA/D変換器1に入力される。 このビデオ信号はA/D変換器1でデジタル信号に変換
された後、時間方向にスムージングする回路、ここでは
リカーシブフィルタ回路2に送られる。このリカーシブ
フィルタ回路2は加算器21及び2個の入出力変換器22、
23で構成されている。これら入出力変換器22、23はたと
えばROMやRAMなどで構成された画素値の変換回路で、入
出力変換器22では画素値が1/Kに、入出力変換器23では
画素値が1−1/Kに変換される。このKはリカーシブフ
ィルタ係数であり、このKを変化させるとスムージング
効果が変化し、Kが大きいときスムージングの度合が大
きくなる。 つぎに、このリカーシブフィルタ回路2から出力され
た画像と原画像とが減算器3で減算される。その結果、
原画像の持つノイズ成分と動き成分とからなる画像が減
算器3から出力されることになる。 この減算器3の出力画像は非線形な入出力変換器4に
入力される。そして加算器5において、この入出力変換
器4の出力画像がリカーシブフィルタ回路2の出力画像
と加算され、その加算後の画像がD/A変換器6を経て図
示しないTVモニター装置などに出力される。 一方、減算器3からの出力画像は分散及び最大値検出
回路7に送られ、画素値の分散と最大値が検出される。
ここで、患者のフレーミングなどが行われている状態な
どの画像全体に大きな動きがある場合について考えてみ
ると、その場合には、この減算器3の出力画像における
分散、最大値とも大となる。このことから、分散が大で
最大値も大であれば、画像全体に大きな動きがあるもの
と予測できる。反対に、画像に動きがなければ、分散、
最大値とも小さなものとなる。そのため、分散、最大値
とも小であれば画像全体に動きがないものと予測でき
る。その中間の状態として、画像の一部分についてのみ
動きがある場合、たとえばカテーテルが挿入されている
状態の場合、分散は小さい値となるが、最大値は大きく
なる。そこで、分散が小、最大値が大であれば画像の一
部に動きがあると予測できる。なお、分散が大で、最大
値が小の場合は有り得ない。 そこで、分散・最大値を検出することは画像の動きを
予測することにより、それに応じてリカーシブフィルタ
回路2のリカーシブフィルタ係数Kと入出力変換器4の
入出力変換特性が変更させられる。すなわち、Kは第2
図に示すように分散の関数として変化させられる。入出
力変換特性は、第3図のように分散と最大値との関数と
して定義させられ、写像され変更されるMDS(Motion De
tection Sensitivity;動き補償感度)に応じて第4図、
第5図、第6図のように変化させられる。つまり、この
実施例では、MDSが大きければ入出力変換器4の特性を
第4図のように定めることにより減算器3の出力画像を
そのまま加算器5に送るので、結果的に加算器5からの
出力画像として原画像に近い画像を得る。MDSが小さい
場合は入出力変換器4の特性は第6図のようになり、減
算器3の出力画像は加算器5に送られないこととなって
加算器5からの出力画像はリカーシブフィルタ回路2の
出力画像ということになる。MDSがその中間の値のとき
は、第5図に示すように、入力の中央のある幅Wで出力
が0となり、それ以外の入力については1対1に対応す
る出力が得られるような入出力特性となる。したがっ
て、このとき、画素値の中央付近の値についてはスムー
ジングされた値となり、それ以外の画素値については原
画像の値となる。そして、このMDSの値に応じて幅Wが
連続的に変化させられる(Wが最大値をとるとき第6図
の特性となり、Wが最小値をとるとき第4図の特性とな
る)こととなる。 以上述べた、原画像とリカーシブフィルタ回路2の出
力画像との間の減算画像における分散、最大値の各値
と、画像の予測される動きと、K、MDSとの関係をとり
まとめるとつぎの表のようになる。 なお、分散が大で最大値が小の場合は上記の通り有り
得ないため、省略している。 この実施例では、上記の通り分散の値の大小が画像の
動きに対応するため、分散が小さいときは画像の動きが
少ないのでノイズを低減させるためKの値を大きくして
スムージング効果を大きくし、分散が大きいときは画像
の動きが大きいのでKの値を小さくしてスムージング効
果を小さくする。これとともに、分散と最大値との関数
として定義させられたMDSに応じてスムージングされた
画素値と原画像の画素値とを選ぶようにしている。この
ような動き予測によるKの値の変更と入出力変換器4の
特性の変更とを画像のブランキング期間に行ってリアル
タイムでの自動調整を行うようにしている。 なお、この実施例では分散及び最大値の検出を画像の
全体について行っているが、複数個の代表点を設定し、
それらについて分散、最大値の検出を行うようにしても
よい。また、Kの値は分散に対して線形な関数とし、MD
Sの値は最大値に対して線形な関数としたが、これに限
らず非線形な関数とすることももちろん可能である。 さらに、動きを予測するため画像の分散と最大値とを
検出するようにしたが、他の指標を検出して動きを予測
するようにしてもよい。
【発明の効果】
この発明の画像処理装置によれば、被写体の動きを自
動的に検出してその動きを予測し、それに応じてスムー
ジングの度合と非線形入出力変換特性をリアルタイムに
自動調整しているため、スムージングの度合と非線形入
出力変換特性がつねに最適なものとされ、被写体がいか
なる動きをしていても、つねにS/N比の優れた且つ動き
によるぼけのない高画質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はリ
カーシブフィルタ係数の変化を示すグラフ、第3図はMD
Sを表すグラフ、第4図、第5図及び第6図は入出力変
換器4の入出力変換特性をそれぞれ示すグラフである。 1……A/D変換器、2……リカーシブフィルタ回路、2
1、5……加算器、22、23、4……入出力変換器、3…
…減算器、6……D/A変換器、7……分散及び最大値検
出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 往道 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会社島津製作所三条工場内 (56)参考文献 特開 平1−277975(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 6/00 - 6/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実時間でつぎつぎに入力される原画像を時
    間方向にスムージングする手段と、このスムージング後
    の画像と上記の原画像との間の減算を行う手段と、該減
    算結果として得られた画像の各画素値を変換する手段
    と、この変換後の画像と上記スムージング後の画像とを
    加算する手段と、上記減算後の画像から画像の動きを予
    測し上記スムージングの度合を変化させるとともに上記
    の変換特性を変化させる手段とを備えることを特徴とす
    る画像処理装置。
JP2263411A 1990-09-30 1990-09-30 画像処理装置 Expired - Lifetime JP2871054B2 (ja)

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JP5215050B2 (ja) * 2008-06-10 2013-06-19 株式会社東芝 画像処理装置
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JP6254813B2 (ja) * 2013-10-10 2017-12-27 キヤノン株式会社 X線画像処理装置および方法、並びにx線撮像装置、プログラム

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