JP2870434B2 - コードレス情報サービス装置 - Google Patents

コードレス情報サービス装置

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JP2870434B2
JP2870434B2 JP6327710A JP32771094A JP2870434B2 JP 2870434 B2 JP2870434 B2 JP 2870434B2 JP 6327710 A JP6327710 A JP 6327710A JP 32771094 A JP32771094 A JP 32771094A JP 2870434 B2 JP2870434 B2 JP 2870434B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば通信機能を持ち有
線または無線で情報を得ることができるある種の電子手
帳、電子ブックのような情報端末に対して各種情報を供
給するためのコードレス情報サービス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−519号公報に示されるよう
に、通信機能を内蔵し光情報を用いてコードレスで他の
端末と通信することのできるコードレス通信機能付き情
報端末が急速に普及している。このような情報端末は、
メーカや機種ごとに通信手段や通信形式あるいは通信手
順が異なっている場合があり、同一メーカの特定の機種
の間でしか通信を行えない場合が多い。特開平2−23
0360号公報のようにコードあるいはケーブルを使用
して有線で情報を得るようにした情報端末でも、通信に
関して同様の問題が存在している。
【0003】図6は、従来のこのような情報端末を用い
た際の情報の利用形態を示したものである。ここでは、
情報端末として電子ブック101、電子手帳102、そ
の他のコードレス通信機能付きの携帯端末103を示し
ている。このような情報端末101〜103は、有線で
あるいは無線でパーソナルコンピュータ104等の情報
機器を介して情報を得るようになっている。ここではパ
ーソナルコンピュータ104を例示している。
【0004】パーソナルコンピュータ104は、変復調
装置(モデム;MODEM)105を介してVAN(付
加価値通信網)やLAN(ローカルエリアネットワー
ク)等の回線106に接続され、これらから必要な情報
を得ることができる。また、ターミナルアダプタ(T
A)107を介してISDN(サービス総合ディジタル
網)回線108等と接続され、同様に必要とする情報を
得ることができる。更にパーソナルコンピュータ104
は、フロッピーディスク(FD)や、コンパクトディス
ク(CD−ROM)等のリーダ109を介して、これら
フロッピーディスク、コンパクトディスク等の情報源に
アクセスすることができる。パーソナルコンピュータ1
04には、情報を直接入力することができ、キーボー
ド、マウス、CRT、液晶ディスプレイ(LED)等の
各種の入出力機器111が接続されている。
【0005】電子ブック101は、このパーソナルコン
ピュータ104と直接接続されている。また、電子手帳
102や携帯端末103は、各種の接続形態でパーソナ
ルコンピュータ104と接続される。これらの接続形態
としては、例えばRS232C等の通信インターフェー
ス113によるもの、通信ケーブル114によるもの、
メモリカード115を介するもの、コードレス通信イン
ターフェース116を介するものが存在している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
ような情報端末の利用形態では、本来無形のものとして
の各種情報をフロッピーディスク、CD−ROM、メモ
リカード等の有形物から得るようになっている。このた
め、電子ブック101、電子手帳102やその他の携帯
端末103が携帯性に優れていても、これらに情報を提
供する際にフロッピーディスク等の有形物に拘束されて
しまい、情報端末それ自体のこのようなメリットを十分
活かすことができない。
【0007】また、標準的な通信手段、通信形式として
例えばRS232Cインターフェースを介する手法は、
確かにパーソナルコンピュータ104等の所定の情報機
器には有効である。しかしながら、このような情報機器
を持ち運ぶことは簡単ではなく、携帯性に欠けることに
なる。一方、電子手帳102等のこのような情報端末は
小型化の要請を満足させるために、これらのインターフ
ェースを備えないことも多い。また、これらのインター
フェースを備えていても、装置全体の小型化に伴ってコ
ネクタも小型化しており、パーソナルコンピュータ10
4等の比較的大型の情報機器のコネクタと適合しないこ
とも多い。
【0008】更に、これらの情報端末と情報機器をコネ
クタ等で電気的に直接接続する場合には、多くの利用者
がその都度利用を行うと、接続部分としてのコネクタが
故障するといった問題も発生する。このため、多数の情
報端末に対する情報の提供を専門に行う装置の開発やそ
の普及が行われておらず、サービスの提供が妨げられて
いるのが実情である。
【0009】そこで本発明の目的は、各種の情報端末に
対してそれらの携帯性を損なうことなく所望の情報を供
給することのできるコードレス情報サービス装置を提供
することにある。
【0010】本発明の他の目的は、情報端末の種類を問
わずにこれらに対して各種の情報を供給することのでき
るコードレス情報サービス装置を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、利用する情報端
末が頻繁に入れ代わっても、情報の入出力部分の保守に
ついて問題の発生しにくいコードレス情報サービス装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)情報の提供を受けるための複数の情報端末を
択一的に配置する情報端末配置手段と、(ロ)この情報
端末配置手段に配置される情報端末の種類に応じた無線
通信を可能にするために用意された複数の通信手段と、
(ハ)情報端末配置手段に実際に配置される情報端末に
対応する通信手段を選択する通信手段選択手段と、
(ニ)情報端末配置手段に配置される情報端末が要求す
る情報の種類を判別する要求情報判別手段と、(ホ)こ
の要求情報判別手段が判別した情報を通信手段選択手段
によって選択された通信手段を用いて情報端末配置手段
に配置された情報端末に提供する情報提供手段とをコー
ドレス情報サービス装置に具備させる。
【0013】すなわち請求項1記載の発明では、情報端
末配置手段に複数の情報端末のいずれか1つを配置し、
これと通信を行う通信手段を選択して情報の提供を行う
ようにしたので、例えば街角の電話ボックスのような場
所に情報端末を持っていけば必要な情報を取得すること
ができ、情報端末自体の携帯性を損なうことなく、ま
た、情報端末の種類を特に問うことなく必要な各種情報
を得ることができる。また情報提供手段によって例えば
VANやISDNディジタル回線を使用して大量の情報
を取得することができるので、これらの情報を柔軟に取
り扱うことができる。
【0014】請求項2記載の発明では、(イ)情報の提
供を受けるための複数の情報端末を択一的に配置する筐
体と、(ロ)この筐体内に配置され、情報端末の種類に
応じた無線通信を可能にするために用意された複数の通
信手段と、(ハ)筐体内あるいは筐体外に配置され所定
の情報端末と有線による通信を可能にするコネクタと、
(ニ)筐体内に実際に配置される情報端末あるいはコネ
クタに実際に接続される情報端末に対応する通信手段を
選択する通信手段選択手段と、(ホ)筐体内に配置され
る情報端末あるいはコネクタに接続される情報端末が要
求する情報の種類を判別する要求情報判別手段と、
(ヘ)この要求情報判別手段が判別した情報を通信手段
選択手段によって選択された通信手段を用いて筐体内
配置された情報端末あるいはコネクタに接続された情報
端末に提供する情報提供手段と、(ト)この情報提供手
段の提供する情報の情報料に応じて情報の提供を受ける
情報端末側の情報利用者に課金を行う課金手段とをコー
ドレス情報サービス装置に具備させる。
【0015】すなわち請求項2記載の発明では、筐体内
に複数の情報端末のいずれか1つを配置すると共に、こ
の筐体内に情報端末の種類に応じた無線通信を可能にす
るための複数の通信手段を配置した。したがって、コー
ドレスで情報端末に情報の提供を行うことができ、情報
の入出力部分の保守について問題が発生しにくい。ま
た、この筐体内あるいは筐体外にコネクタも配置したの
で、コネクタを通じて情報端末に情報を提供することも
可能であり、より多くの情報端末に情報を提供すること
ができる他、高速で情報を転送することができる。
【0016】更に請求項2記載の発明では、課金手段を
コードレス情報サービス装置に配置したので、街頭等に
これを配置しても情報の提供に伴う料金の清算を確実に
行うことができ、情報の提供がそれだけスムーズに行わ
れることになる。また、情報の価値に相当する費用の分
担が明確になり、スポンサに対する支払いも明確化され
るので、提供される情報の範囲や質が結果的に広がり情
報利用者がより多くの情報を利用できるようになる。
【0017】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
コードレス情報サービス装置において課金手段がプリペ
イドカード、クレジットカードによって情報料を徴収
し、あるいは装置に投入された金銭から情報料を徴収す
ることを特徴とするものである。これにより、情報の利
用者に対する課金が容易になる。
【0018】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
コードレス情報サービス装置において筐体の情報端末を
配置している箇所と複数の通信手段との間に、各種コー
ドレス通信による搬送媒体を減衰させる減衰板が配置さ
れていることを特徴とするものである。
【0019】これにより、筐体内で搬送波が乱反射する
ことを防止することができ、適切な通信レベルの設定が
可能になって、通信性能が向上することになる。
【0020】請求項5記載の発明では、(イ)情報の提
供を受けるための複数の情報端末を択一的に配置する筐
体と、(ロ)この筐体内に配置され、情報端末の種類に
応じた無線通信を可能にするために用意された複数の通
信手段と、(ハ)筐体内に配置された情報端末の発信す
る情報を解読してこの情報端末に対応する通信手段を選
択する通信手段選択手段と、(ニ)筐体内に配置される
情報端末が要求する情報の種類を判別する要求情報判別
手段と、(ホ)この要求情報判別手段が判別した情報を
通信手段選択手段によって選択された通信手段を用いて
筐体内に配置された情報端末に提供する情報提供手段と
をコードレス情報サービス装置に具備させる。
【0021】すなわち請求項5記載の発明では、筐体内
に配置された情報端末の発信する情報を解読してこの情
報端末に適合する通信手段を選択することにしたので、
情報端末の種類を入力したり通信手段を選択するための
情報を入力する必要がなくなり、またこのような入力動
作に伴うエラーを防止することができる。したがって、
各種の情報端末に必要な情報を気軽に入力することがで
きることになる。また、情報の提供を受けようとする情
報端末に何らかの障害が発生している場合には、これを
検出することができるので、無駄な情報提供を行うこと
がなく、また装置によっては情報端末の各種診断も可能
になる。
【0022】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の一実施例におけるコードレ
ス情報サービス装置の構成を表わしたものである。この
装置は、この装置全体を制御するための制御部11を備
えている。制御部11は、所定の情報を内蔵した電子フ
ァイル12と、表示器や操作釦からなる表示器・操作釦
部13を制御するための表示器・操作釦制御部14と、
各種端末を制御するための端末通信制御部15と、VA
N(付加価値通信網)およびLAN(ローカルエリアネ
ットワーク)と接続するための通信制御部16ならびに
課金制御を行うための課金制御器17と接続されてい
る。
【0024】ここで制御部11は、制御の中枢機能を持
つCPU(中央処理装置)と制御のためのプログラムを
格納したROM(リード・オンリ・メモリ)や各種デー
タを一時的に格納する作業用メモリとしてのRAM(共
に図示せず)を備えている他、情報メモリ20と前記し
た電子ファイル12を備えている。これら情報メモリ2
0および電子ファイル12には、情報名、情報内容、情
報料、情報量、情報の提供者(スポンサ)等の各種情報
が蓄積されるようになっている。
【0025】通信制御部16には、電話回線を通信媒体
とするVANまたはISDN(サービス総合ディジタル
網)ディジタル公衆回線を使用して情報の供給者から配
信される情報を受信するためのモデム(MODEM)2
1や、ターミナルアダプタ(TA)22が接続されてお
り、これらの通信制御を行うようになっている。
【0026】課金制御器17には、プリペイドカードリ
ーダライタ24および金銭課金装置25が接続されてい
る。ここでプリペイドカードリーダライタ24はプリペ
イドカードの読み書きを行う装置である。課金制御器1
7は、制御部11の制御によって情報の利用者に対して
情報利用料に応じた代金の徴収を行ったり、これと等価
な金額をプリペイドカードの残高から削減するようにプ
リペイドカードリーダライタ24の制御を行うようにな
っている。
【0027】端末通信制御部15は、複数の通信インタ
ーフェース27と制御部11との間のデータ交換を制御
するためのものである。通信インターフェース27に
は、カップリングボックス29が接続されている。この
カップリングボックス29には、電波アンテナ31、電
磁誘導コイル32、赤外線による光通信を可能とするた
めの発光素子33および受光素子34等の各種搬送媒体
の発信および受信手段が配置されている。
【0028】このカップリングボックス29には、コー
ドレス通信機能付き情報端末37をセットし、この状態
で必要な操作を行うことができるようになっている。セ
ットされるコードレス通信機能付き情報端末37は、そ
の種類によって使用する通信手段が異なることになる。
そこで前記したような各種の発信および受信手段がカッ
プリングボックス29内に配置されており、これらとの
カップリングを可能にしている。
【0029】カップリングボックス29内のコードレス
通信機能付き情報端末37とこれらの各種発信および受
信手段との間には、ATT(減衰)板38が配置されて
いる。このATT板38は、例えば導電性の積層フィル
ムや金網あるいは赤外光を減衰させるための光学特性の
着色を行ったアクリル板等の板状の部材で構成されてお
り、搬送媒体としての電波や電磁波あるいは赤外光を減
衰させる機能をもっている。
【0030】また、カップリングボックス29には、図
示していないがコードレス通信機能付き情報端末37を
外部から操作することができるように開口部が設けられ
ており、またこの情報端末37に表示された内容を見る
ことができるように透明な窓が設けられている。カップ
リングボックス29には各種のコードレス通信機能付き
情報端末37をセットすることができるため、これらの
機種によってセットされる位置や向きが異なることがあ
る。そこでカップリングボックス29内には複数のLE
D(発光ダイオード)が配置されており、後に説明する
ようにセットされるコードレス通信機能付き情報端末3
7に応じて所定のLEDが点灯し、設置の仕方を指示す
るようになっている。
【0031】通信インターフェース27は、カップリン
グボックス29内の電波アンテナ31と接続されたRF
受信器41およびRF発信器42、電磁誘導コイル32
と接続されたIH受信器43およびIH発信器44、赤
外線による光通信用の発光素子33に接続されたIR発
信器45、同じく赤外線による光通信用の受光素子34
に接続されたIR受信器46の他に、コネクタボックス
47内のRS232Cコネクタ48と接続されるRS2
32C標準コネクタインターフェース49や、同じくコ
ネクタボックス47内の電話回線モジュラーコネクタ5
1と接続された擬似電話回線52およびこれと端末通信
制御部15を接続する変復調装置(MODEM)53と
から構成されている。RS232C標準コネクタインタ
ーフェース49は、パーソナルコンピュータ等の情報機
器における標準的な通信手段である。
【0032】図2は、図1に示した端末通信制御部およ
びその周辺を具体的に表わしたものである。端末通信制
御部15は、図1に示した制御部11と同様にCPU、
ROM、RAMを備える他、通信情報バッファメモリ6
1とI/Oチャネル切替手段62とを備えている。この
うち通信情報バッファメモリ61は、通信情報を一時的
に格納するためのものである。I/Oチャネル切替手段
62は、共通機種通信制御器64の制御によって第1か
ら第NチャネルCH1 〜CHN の機種対応通信制御器6
1 〜65N の切り替えを行うようになっている。
【0033】機種対応通信制御器651 〜65N は、そ
れぞれの機種ごとに用意された通信手段としての機種対
応通信インターフェースカード661 〜66N を接続し
ている。ただし、この図では煩雑を避けるために第1チ
ャネルCH1 に対応する第1の機種対応通信制御器65
1 およびこれに対応した第1の機種対応通信インターフ
ェースカード661 のみを図示している。
【0034】共通機種通信制御器64および機種対応通
信制御器651 〜65N は、それぞれデータの直並列変
換を行うためのパラレル・シリアル変換器68、69を
備えている。また、機種対応通信インターフェースカー
ド661 〜66N には、それぞれ図1に示したカップリ
ングボックス29の通信手段を構成する電波アンテナ3
1、電磁誘導コイル32、発光素子33および受光素子
34と、これらに対応するRF受信器41、RF発信器
42、IH受信器43、IH発信器44、IR発信器4
5およびIR受信器46が配置されている。
【0035】また、共通機種通信制御器64には通信イ
ンターフェース27におけるRS232Cコネクタ48
と電話回線モジュラーコネクタ51およびこれらに対応
するRS232C標準コネクタインターフェース49お
よび変復調装置53が配置されている。
【0036】図3は、以上のような構成のコードレス情
報サービス装置の制御部の制御内容の一部を示したもの
である。情報利用者は、図1に示した表示器・操作釦部
13を用いて利用の対象となるコードレス通信機能付き
情報端末37についてそのメーカ、機種の入力を行う
(ステップS101)。制御部11は、入力されたデー
タを基にして、これに対応する機種対応通信制御器65
(図2)および機種対応通信インターフェースカード6
6が装着されているかどうかの判別を行う(ステップS
102)。装着されていれば(Y)、このコードレス情
報サービス装置は提供可能な情報名、提供者、情報量、
情報料等の事項を一覧表示等によってメニュー表示する
(ステップS103)。このようなメニュー表示に際し
ては、情報利用者が検索できるように分類別に表示する
等の表示形態を工夫することができる。
【0037】情報利用者が利用したい情報の選択を行う
と(ステップS104;Y)、制御部11は情報の受信
を行うコードレス通信機能付き情報端末37をカップリ
ングボックス29に設置するように催促する表示を表示
器・操作釦部13に行わせる(ステップS105)。こ
の際に、設置するコードレス通信機能付き情報端末37
の種類に応じて前記したLEDのうち所定のものが点灯
し、情報利用者の設置の方向や設置する箇所を指示する
ことになる。
【0038】コードレス通信機能付き情報端末37の設
置が行われたら(ステップS106;Y)、設置が正し
く行われたかとか、設置されたその情報端末37が情報
利用者の指定した機種であるかどうか等の設置エラーの
有無のチェックが行われる(ステップS107)。設置
が正しく行われた場合には(Y)、次の図4で説明する
制御に進行する。設置にエラーがあったような場合(ス
テップS107;Y)や、ステップS102で適切な機
種対応通信インターフェースカード66等が装着されて
いないような場合(N)には、コードレス通信機能付き
情報端末37に対して情報の提供を行うことができな
い。そこでこのような場合には情報利用者に対応方法を
表示して(ステップS108)、制御を終了することに
なる(エンド)。
【0039】図4は、コードレス通信機能付き情報端末
を正しくセットした場合のこれ以後の制御の流れを表わ
したものである。制御部11は提供する情報との関係で
情報利用者に対する課金情報を算出しこれを表示すると
共に入金を促す(ステップS109)。課金情報は提供
する情報との関係で単位時間当たりの料金であってもよ
いし、情報に対する総額表示であってもよい。情報利用
者がプリペイドカードをプリペイドカードリーダライタ
24にセットしたり、あるいは現金を金銭課金装置25
に投入すると(ステップS110;Y)、使用できる金
額を上限としてコードレス通信機能付き情報端末37と
通信が開始され、情報が提供される(ステップS11
1)。
【0040】この情報提供のための通信が成功したら
(ステップS112;Y)、通信量等との関係で算出さ
れた料金に相当する金額がプリペイドカードから減算さ
れるか投入した金額から減算される。そしてプリペイド
カードや残金の返却が行われて(ステップS113)、
処理が終了する(エンド)。情報の提供者としてのスポ
ンサには、利用量が有料の場合にはその累積値が算出さ
れ、所定の時期にあるいは情報の利用が行われるその都
度に、料金の支払いが行われるようになっていることは
もちろんである。
【0041】ステップS112でコードレス通信機能付
き情報端末37に対する情報の提供が成功しなかった場
合には(N)、情報利用者に対応方法を表示すると共
に、プリペイドカードや投入された金額の返却が行われ
る(ステップS114)。
【0042】なお、ステップS111で説明したコード
レス通信機能付き情報端末37に対する通信の様子を具
体的に説明すると次のようになる。図2に示した端末通
信制御部15内のI/Oチャネル切替手段62は、例え
ば第1の機種対応通信制御器651 およびこれに対応し
た第1の機種対応通信インターフェースカード661
選択を行う。図1に示した情報メモリ20および電子フ
ァイル12に保持された各種情報のうちから提供に必要
とされる情報が選択され、図2に示した端末通信制御部
15内の通信情報バッファメモリ61に一旦格納され
る。
【0043】この格納された情報は、第1の機種対応通
信制御器651 によって通信速度、データ形式、通信手
順を適合させる。そして、第1の機種対応通信インター
フェースカード661 によってコードレス通信機能付き
情報端末37に対する主搬送波の周波数整合等を行い、
通信条件が適合した状態でカップリングボックス29内
のその情報端末37と通信が行われる。採用された通信
手段の搬送媒体信号の強度によって内部の乱反射等によ
る通信障害が発生する可能性があるので、このような障
害が発生しないようにATT板38によってそれぞれの
通信手段の搬送媒体信号の減衰が行われる。このように
して通信が確実に行われる。また、これにより、漏洩等
による外部の機器に与える障害も防止することができ
る。
【0044】情報の提供を受けようとするコードレス通
信機能付き情報端末37によっては情報利用者がRS2
32Cインターフェースや電話モデムを選択することも
できる。このような場合、情報利用者はコードレス通信
機能付き情報端末37をコードレス情報サービス装置側
の対応するコネクタと接続する必要がある。この場合に
は、コネクタが使用によって破損するおそれがあるの
で、破損をできるだけ防止する措置を講じたり破損時の
検出手段を設けることが必要である。破損をできるだけ
防止するためには、例えばコネクタを使用する場合の使
用料を若干高めとして、コードレスで情報の提供を受け
ることができるコードレス通信機能付き情報端末37の
場合には、できるだけコネクタの使用を控えさせること
が考えられる。
【0045】提供しようとする情報が情報メモリ20や
電子ファイル12に保持されていない場合には、モデム
21や、ターミナルアダプタ22と通信制御を行う通信
制御部16を介して、電話回線を通信媒体とするVAN
またはISDNディジタル公衆回線を利用して、情報提
供者から情報を受信してこれを情報利用者に提供するこ
とができる。
【0046】図5は、本実施例のコードレス情報サービ
ス装置の取り扱う情報の保守運営管理を行う部分の構成
を表わしたものである。これらは、情報設定登録部7
1、端末機種登録部72、情報形式登録部73および管
理情報出力部74から構成されている。これらの各部は
例えばプログラムの制御によって実現することが可能で
ある。
【0047】このうち情報設定登録部71では、情報利
用者から情報の提供の要請があったとき、通信制御部1
6を制御し、各種のネットワークから情報提供者の情報
を受信する。そして、装置内のメモリ等の記憶手段にこ
れらを蓄積できないときには、情報名、提供者、情報
料、情報量、スポンサに関する情報を受け取り、登録し
ておく。これにより、情報利用者の要求に応じてネット
ワークから情報の本文を読み出すことができる。情報内
容によっては、CD−ROM等の他の情報源から情報の
供給を受けるようにしてもよい。
【0048】端末機種登録部72は、市販の情報端末に
ついてのメーカ名、機種名、通信手段、通信形式および
通信手順を登録し、このコードレス情報サービス装置が
これらと通信可能かどうかの管理を行うようになってい
る。通信インターフェース27には、機種に対応して複
数の機種対応通信制御器651 〜65N および機種対応
通信インターフェースカード661 〜66N を備えなけ
ればならない。したがって、この制御部に対応情報端末
情報を設定しておいて、これを装着したときに本体側の
制御部11に自動的にこの情報が登録されるようにする
ことも可能である。
【0049】情報形式登録部73は、保持している情報
またはネットワークから受信する情報を、情報利用者の
用意したコードレス通信機能付き情報端末37の表示機
器の表示形態やメモリ容量に応じて変換するようになっ
ている。
【0050】管理情報出力部74は、情報提供者、広告
依頼主に対する情報提供料、情報登録料あるいは広告料
を計算して出力するようになっている。管理情報出力部
74は、情報の利用頻度や利用量を表わした情報も出力
することができる。
【0051】本実施例のコードレス情報サービス装置を
用いてコードレス通信機能付き情報端末37に提供する
情報の例を最後に説明する。該当のコードレス通信機能
付き情報端末37が例えば10〜1000Kバイトのメ
モリ容量を有しているものとし、通信速度が2400か
ら9600ビット/秒の赤外線コードレス通信機能を有
しているものとする。このようなコードレス通信機能付
き情報端末37は、コードレス情報サービス装置を利用
することで、駅の時刻表、小説、新聞、観光案内に関す
る情報あるいは市況情報等の情報を得ることができる。
【0052】もし、これらの情報を得る際にメモリの容
量が足りないようであれば、新聞等の該当する1ページ
の情報や、概要として編集された情報のみを指定するこ
とで情報の取得が可能である。情報利用料は、情報の取
得の経路等によって例えば10Kバイト当たりで5〜1
00円に設定することができる。通信時間は概ね1〜1
00秒を要する。これよりも早く情報を取得したい場合
には、有線式のコネクタを使用した通信を選択すること
も可能である。
【0053】なお、以上説明した実施例では図3のステ
ップS101で情報利用者が表示器・操作釦部13を用
いて利用の対象となるコードレス通信機能付き情報端末
37についてそのメーカ、機種の入力を行うことにし
た。しかしながら、このように機種等の入力を行うこと
は必ずしも必要ではない。例えばコードレス通信機能付
き情報端末37をカップリングボックス29にいきなり
設置して、この情報端末37から情報の提供を要求する
旨の発信を行わせれば、これを受信してその通信手段や
通信形式あいは通信手順を分析することで機種の判別が
可能である。
【0054】また、コードレス通信機能付き情報端末3
7が情報の提供を要求する際に送出する情報要求信号に
提供を要求する情報名を付加するようにすれば、コード
レス情報サービス装置側でメニューを表示したり、この
中から提供を要求する情報を選択するといったステップ
S103およびS104の操作を省略することが可能に
なる。
【0055】なお、実施例ではカップリングボックス2
9にATT板38を配置したが、状況に応じてこれを省
略することも可能である。また実施例ではプリペイドカ
ードを料金の徴収のために使用したが、クレジットカー
ド等の銀行で引き落としを行うためのカードを使用する
ことも可能である。
【0056】また、実施例ではカップリングボックス2
9に電波アンテナ31、電磁誘導コイル32、赤外線に
よる光通信を可能とするための発光素子33および受光
素子34等の各種搬送媒体の発信および受信手段を配置
したが、装置によってはこれらのうちの代表的な1〜2
種類を備えるだけでもよい。また、実施例ではカップリ
ングボックス29内に発光素子33および受光素子34
を1組配置したが、コードレス通信機能付き情報端末3
7側の発光素子や受光素子の配置に幾つかの種類がある
場合には、これらに適合させるために各配置の種類に応
じて発光素子や受光素子をそれぞれ配置するようにする
ことも有効である。
【0057】更に、実施例では通信制御部16がVAN
やLANと接続されたが、文字放送、ワードプロセッ
サ、パーソナルコンピュータ等の他の情報源と接続され
るものであってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、情報端末配置手段に複数の情報端末のいずれ
か1つを配置し、これと無線通信を行う通信手段を選択
して情報の提供を行うようにしたので、例えば街角の電
話ボックスのような場所に情報端末を持っていけば必要
な情報を取得することができ、情報端末自体の携帯性を
損なうことなく、また情報端末の種類を特に問うことな
く必要な各種情報を得ることができる。また、情報提供
手段によって例えばVANやISDNディジタル回線を
使用して大量の情報を取得することができるので、これ
らの情報を柔軟に扱うことができる。
【0059】また、請求項2記載の発明によれば、カッ
プリングボックス等の筐体内に複数の情報端末のいずれ
か1つを配置すると共に、この筐体内に情報端末の種類
に応じた無線通信を可能にするための複数の通信手段を
配置したので、コードレスで情報端末に情報の提供を行
うことができ、情報の入出力部分の保守について問題が
発生しにくい。また、この筐体内あるいは筐体外にコネ
クタも配置したので、コネクタを通じて情報端末に情報
を提供することも可能であり、より多くの情報端末に情
報を提供することができる他、高速で情報を転送するこ
とができる。
【0060】更に請求項2記載の発明によれば、課金手
段をコードレス情報サービス装置に配置したので、街頭
等にこれを配置しても情報の提供に伴う料金の清算を確
実に行うことができ、情報の提供がそれだけスムーズに
行われることになる。また、情報の価値に相当する費用
の分担が明確になり、スポンサに対する支払いも明確化
されるので、提供される情報の範囲や質が結果的に広が
り情報利用者がより多くの情報を利用できるようにな
る。
【0061】また、請求項3記載の発明によれば、プリ
ペイドカード、クレジットカードによって情報料を徴収
し、あるいは装置に投入された金銭から情報料を徴収す
ることにしたので、情報の利用者に対する課金が容易か
つ確実になる。
【0062】更に、請求項4記載の発明によれば、カッ
プリングボックス等の筐体の情報端末を配置している箇
所と複数の通信手段との間に、各種コードレス通信によ
る搬送媒体を減衰させる減衰板を配置したので、筐体内
で搬送波が乱反射することを防止することができ、適切
な通信レベルの設定が可能になって、通信性能が向上す
ることになる。
【0063】また、請求項5記載の発明によれば、カッ
プリングボックス等の筐体内に配置された情報端末の発
信する情報を解読してこの情報端末に適合する通信手段
を選択することにしたので、情報端末の種類を入力した
り通信手段を選択するための情報を入力する必要がなく
なり、またこのような入力動作に伴うエラーを防止する
ことができる。したがって、各種の情報端末に必要な情
報を気軽に入力することができる。また、情報の提供を
受けようとする情報端末に何らかの障害が発生している
場合には、これを検出することができるので、無駄な情
報提供を行うことがなく、また装置によっては情報端末
の各種診断も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のコードレス情報サービス装置の全体
的な構成を示したブロック図である。
【図2】本実施例のコードレス情報サービス装置の端末
通信制御部およびその周辺を具体的に表わしたブロック
図である。
【図3】コードレス情報サービス装置の制御部の制御内
容の前半部分を表わした流れ図である。
【図4】図3に示したコードレス情報サービス装置の制
御部の制御内容の後半部分を示した流れ図である。
【図5】本実施例のコードレス情報サービス装置の取り
扱う情報の保守運営管理を行う部分の構成を表わしたブ
ロック図である。
【図6】従来の情報端末を用いた際の情報の利用形態を
示すブロック図である。
【符号の説明】
11 制御部 12 電子ファイル 13 表示器・操作釦部 15 端末通信制御部 16 通信制御部 17 課金制御器 20 情報メモリ 21、53 モデム 22 ターミナルアダプタ 24 プリペイドカードリーダライタ 25 金銭課金装置 27 通信インターフェース 29 カップリングボックス(筐体) 31 電波アンテナ 32 電磁誘導コイル 33 発光素子 34 受光素子 37 コードレス通信機能付き情報端末(情報端末) 38 ATT板 47 コネクタボックス 48 RS232Cコネクタ 51 電話回線モジュラーコネクタ 62 I/Oチャネル切替手段 64 共通機種通信制御器 65 機種対応通信制御器 66 機種対応通信インターフェースカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/105 H04M 17/00 A 10/22 H04B 9/00 R H04L 12/00 H04L 11/00 H04M 15/00 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の提供を受けるための複数の情報端
    末を択一的に配置する情報端末配置手段と、 この情報端末配置手段に配置される情報端末の種類に応
    じた無線通信を可能にするために用意された複数の通信
    手段と、 前記情報端末配置手段に実際に配置される情報端末に対
    応する通信手段を選択する通信手段選択手段と、 前記情報端末配置手段に配置される情報端末が要求する
    情報の種類を判別する要求情報判別手段と、 この要求情報判別手段が判別した情報を前記通信手段選
    択手段によって選択された通信手段を用いて前記情報端
    末配置手段に配置された情報端末に提供する情報提供手
    段とを具備することを特徴とするコードレス情報サービ
    ス装置。
  2. 【請求項2】 情報の提供を受けるための複数の情報端
    末を択一的に配置する筐体と、 この筐体内に配置され、情報端末の種類に応じた無線通
    信を可能にするために用意された複数の通信手段と、 前記筐体内あるいは筐体外に配置され所定の情報端末と
    有線による通信を可能にするコネクタと、 前記筐体内に実際に配置される情報端末あるいは前記コ
    ネクタに実際に接続される情報端末に対応する通信手段
    を選択する通信手段選択手段と、 前記筐体内に配置される情報端末あるいは前記コネクタ
    に接続される情報端末が要求する情報の種類を判別する
    要求情報判別手段と、 この要求情報判別手段が判別した情報を前記通信手段選
    択手段によつて選択された通信手段を用いて前記筐体内
    に配置された情報端末あるいは前記コネクタに接続され
    た情報端末に提供する情報提供手段と、 この情報提供手段の提供する情報の情報料に応じて情報
    の提供を受ける情報端末側の情報利用者に課金を行う課
    金手段とを具備することを特徴とするコードレス情報サ
    ービス装置。
  3. 【請求項3】 前記課金手段はプリペイドカード、クレ
    ジットカードによって情報料を徴収し、あるいは装置に
    投入された金銭から情報料を徴収することを特徴とする
    請求項2記載のコードレス情報サービス装置。
  4. 【請求項4】 前記筐体の情報端末を配置している箇所
    と前記複数の通信手段との間に、各種コードレス通信に
    よる搬送媒体を減衰させる減衰板が配置されていること
    を特徴とする請求項3記載のコードレス情報サービス装
    置。
  5. 【請求項5】 情報の提供を受けるための複数の情報端
    末を択一的に配置する筐体と、 この筐体内に配置され、情報端末の種類に応じた無線通
    信を可能にするために用意された複数の通信手段と、 前記筐体内に配置された情報端末の発信する情報を解読
    してこの情報端末に対応する通信手段を選択する通信手
    段選択手段と、 前記筐体内に配置される情報端末が要求する情報の種類
    を判別する要求情報判別手段と、 この要求情報判別手段が判別した情報を前記通信手段選
    択手段によって選択された通信手段を用いて前記筐体内
    に配置された情報端末に提供する情報提供手段とを具備
    することを特徴とするコードレス情報サービス装置。
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