JP2870188B2 - 高ジルコニア質溶融鋳造耐火物 - Google Patents
高ジルコニア質溶融鋳造耐火物Info
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Description
ニア質溶融鋳造耐火物、特には低アルカリの溶融あるい
はガラスの電気溶融用等に好適な高ジルコニア質溶融鋳
造耐火物に関するものである。
料を黒鉛電極を用いる電気アーク炉により溶融し、溶湯
を所定の形状の鋳型に流し込み、多くの場合にはこれを
保温しながら冷却、固化して得られるものであって、結
合耐火物とはその結晶組織が全く異なる高耐食性の耐火
物として広く知られている。
(ZrO2)を主成分とする耐火物は、溶融ガラスに対し優
れた耐食性を有しており、ZrO2含有量の多い溶融鋳造耐
火物が好んで利用されている。
昭48−32408にZrO2を62重量%以上含有するジルコニ
ア、アルミナ、シリカ系耐火物が開示されている。しか
し明細書の実施例中に示されている最もZrO2成分の多い
耐火物でもZrO2成分の量は88.7重量%となっており、こ
のことは当時ZrO2成分が90重量%以上の溶融鋳造耐火物
を鋳造する技術がなかったことを意味している。その
後、特公昭50−39090や特公昭59−12619において、ZrO2
を90重量%あるいはそれ以上含有する高ジルコニア質溶
融鋳造耐火物が提案されて以来、高ジルコニア質溶融鋳
造耐火物がガラス素地を汚さず耐食性に優れ、発泡性が
小さいことから、ガラス溶融窯用耐火物として窯の特に
耐食性を必要とする箇所に利用されるようになった他、
最近では高純度あるいは高融点のファインガラスの分野
にまで用途が広がりつつある。
いるシリカ(SiO2)を主成分とする比較的少量のマトリ
ックスガラスは、この耐火物の主成分であるバデライト
(ZrO2)結晶に特有の結晶転移に伴う体積変化を吸収し
て発生する応力を緩和するように、バデライト結晶の転
移温度範囲である800〜1250℃において軟らかくなるよ
う組成を調整しており、特公昭50−39090や特公昭59−1
2619においてはマトリックスガラス中に酸化ナトリウム
(Na2O)および/または酸化カリウム(K2O)が含有さ
れている。
ア質溶融鋳造耐火物では、耐火物中のアルカリ金属酸化
物を0.1重量%未満に制限して耐火物の高温における電
気抵抗の低下を防止するようにしているが、五酸化リン
(P2O5)を0.05〜3重量%、酸化硼素(B2O3)を0.05〜
5重量%含有していることにより、特願平1−306455に
指摘されているように残留膨張が積算して亀裂が生じる
などの耐熱サイクル抵抗性が低いという問題点が残され
ている。
スに通電してガラスを加熱溶融しようとする場合には、
耐火物中に存在するアルカリ金属酸化物を含むマトリッ
クスガラスがガラスの溶融温度域においてイオン導電性
が大きいため、通電する電気の多くが耐火物を通って無
駄に流れてしまうので電気溶融用の耐火物としては適し
ていない。
ア質溶融鋳造耐火物では、アルカリ金属酸化物の含有量
を0.1重量%以下に制限して耐火物の電気抵抗の低下を
抑制しているが、P2O5を0.05〜3重量%とB2O3を0.05〜
5重量%含有していることにより、特願平1−306455に
指摘されているように、これらの成分のマトリックスガ
ラス中における存在がマトリックスガラス中に含まれて
いるAl2O3成分によりZrO2成分のマトリックスガラス中
への溶解度を低減している効果を阻害するため、ジルコ
ン結晶がマトリックスガラス中に析出してマトリックス
ガラスの粘度を高くするので残留膨張が生じ、熱サイク
ルによる残留膨張の積算によって亀裂が生じるという耐
熱サイクル抵抗性の問題点が残されている。
温の電気抵抗率が大きく、かつ耐熱サイクル抵抗性も併
せて有するガラスの電気溶融用等に適した耐火物を提供
しようとするものである。
り、本発明の高ジルコニア質溶融鋳造耐火物は、耐火物
の化学成分として、重量%で、ZrO2を85〜95.2%,SiO2
を3.5〜10%、Al2O3を1〜3%、B2O3を0〜15%、BaO
とSrOとCaOとから選ばれる1種以上を合わせて0.3〜3
%、およびZnOを0〜1.5と、かつNa2OおよびK2Oを実質
的に含まず、1500℃における電気抵抗率が120Ωcm以上
であることを特徴とする。
様においては、耐火物の化学成分として、重量%で、Zr
O2を90〜94.7%、SiO2を3.5〜7%、Al2O3を1.3〜2.5
%、B2O3を0〜1%、BaOとSrOとCaOとから選ばれる1
種以上を合わせて0.5〜2%、ZnOを0〜1%としてい
る。
い態様では、耐火物の1500℃における電気抵抗率が180
Ωcm以上である。
い態様では、耐火物がガラスの電気溶融用のものであ
る。
85重量%以上という大部分がZrO2成分からなるので、溶
融ガラス用の耐火物として極めて優れた耐食性を示すと
同時に、Na2OやK2Oのようなアルカリ金属酸化物を実質
的に含んでいないので高温に加熱されたときにも電気抵
抗率が大きく、製造時や使用時において、バデライト結
晶の変態温度を通過する熱サイクルを繰り返し加えて
も、残存膨張が極めて小さい耐熱サイクル抵抗性に優れ
た高ジルコニア質溶融鋳造耐火物であるので亀裂を生ず
る傾向が小さく、ガラス製品中に耐火物の欠落や亀裂に
由来する砂利(異物などの欠点)を発生せしめたりしな
い耐火物である。
る理由により、化学成分を前述の範囲に限定したものと
することが必要である。
どに対する耐食性がよく、この意味で85重量%以上、好
ましくは90重量%以上とする。しかし、ZrO2成分が95.2
重量%より多いとマトリックスガラスが少なくなって、
耐火物に亀裂を生じ易くなり、鋳造して亀裂のない耐火
物を得るのが困難となる。SiO2成分はマトリックスガラ
スを形成する必須成分であり、必要最低限のマトリック
スガラスを確保するため、少なくとも3.5重量%必要で
ある。しかしSiO2成分含有量が多いと耐食性が低下する
ので10重量%以下にする必要があり、好ましくは7重量
%以下にする。
を調整する重要な役割を有しており、マトリックスガラ
ス中のZrO2成分の濃度を低減する効果を有している。こ
の効果を利用してマトリックスガラス中におけるジルコ
ン(ZrO2・SiO2)などの結晶の生成を抑制するためには
Al2O3成分含有量を1重量%以上とする必要がある。ま
た、バデライト結晶の結晶変態温度域におけるマトリッ
クスガラスの粘性を適度のものとして維持するためにAl
2O3成分含有量を3重量%以下とする必要がある。Al2O3
成分が3重量%より多いとマトリックスガラスの粘度を
高くする他、Al2O3成分がSi2O成分と反応してムライト
(3Al2O3・2SiO2)を生成する傾向があり、その場合に
はマトリックスガラスの絶対量が減少すると同時に析出
したムライト結晶によってマトリックスガラスの粘性が
高くなるので耐熱サイクル安定性を阻害する。Al2O3成
分含有量は1.3〜2.5重量%とすることにより、製造した
高ジルコニア質溶融鋳造耐火物の耐熱サイクル抵抗性が
更に改善されるので好ましい。
これらの成分は主としてマトリックスガラス中に含まれ
ることになり、マトリックスガラスの性質を変化させて
耐火物の残存膨張とこれに伴う亀裂の発生を助長する傾
向を示すので含有していない方が良い。しかし、アルカ
リ土類金属酸化物を同時に添加する場合には、B2O3を或
程度添加してもZrO2のマトリックスガラス中への溶解度
の抑制効果を阻害しないので、B2O3成分を高温における
電気抵抗を小さくせずマトリックスガラスの粘度を低く
する成分として含有せしめることができ、本発明の高ジ
ルコニア質溶融鋳造耐火物ではB2O3を1.5重量%以下、
好ましくは耐火物中にB2O3を1重量%以下含ませうる。
しかし、1.5重量%より多く含んでいる場合にはマトリ
ックスガラスが軟らかくなり過ぎ、耐火物の保形性を損
うので好ましくない。
電気抵抗率を低下せしめるマトリックスガラス中の移動
度が大きいアルカリ金属酸化物の代りに、CaO、SrO、Ba
Oなどのアルカリ土類金属酸化物がガラスを軟らかくす
る成分として含まれている。Ca+2,Sr2+およびBa2+のア
ルカリ土類金属イオンはマトリックスガラス中における
移動度が小さいため高温における耐火物の電気抵抗率を
高く維持することができる。
しめてもマトリックスガラスを軟らかくする効果を有す
るが、2種以上混合して含有せしめた方がガラス中のイ
オン移動度より小さくなるので好ましい。これらのアル
カリ土類金属酸化物の合計の含有量が0.3重量%より少
ないとマトリックスガラスが適度に軟らかくならない
他、マトリックスガラス中にムライトの結晶が生成する
ことになり、いずれの場合もバデライト結晶の転移に伴
って発生する応力に対するマトリックスガラスの緩和能
力が小さくなるので好ましくない。また、これらのアル
カリ土類金属酸化物の合計の含有量が3重量%より多い
とマトリックスガラスが軟らかくなり過ぎ、高温下で耐
火物の形状が保持出来なくなるので好ましくない。
ことなく所定の温度領域におけるマトリックスガラスの
粘度を小さくする効果があるので、1.5重量%まで含有
させることができる。しかし、1.5重量%を越えて含有
せしめるとZnO・Al2O3結晶が生成してマトリックスガラ
ス中のAl2O3成分の含有濃度を低減するので好ましくな
い。CaO、SrO、BaOなどのアルカリ土類金属酸化物の好
ましい含有量は0.5〜2重量%であり、ZnO成分の含有量
は好ましくは1重量%以下である。
態温度域を通過する温度サイクルを受けるときに、例え
ば1サイクル毎に1%の残存膨張を示す理由は十分に解
明されていないが、本発明者らは以下のような原因によ
るものと考えている。
デライト結晶自体に亀裂が入ること、およびマトリック
スガラス中に一部分溶け込んでいるZrO2成分が熱処理に
よって微細なジルコン(ZrO2・SiO2)結晶等となってマ
トリックスガラス中に析出し、マトリックスガラスの絶
対量が減少すると同時にマトリックスガラスの粘性が適
切な粘性範囲からはずれ、即ちジルコン結晶の存在によ
りマトリックスガラスの粘性が高くなってバデライト結
晶の膨張と収縮に対しマトリックスガラスがうまく追随
できなくなって、耐火物中の応力緩和が不十分になり、
耐火物に残存膨張さらには亀裂が発生するものと推定さ
れる。本発明の高ジルコニア質溶融鋳造耐火物において
は、Al2O3成分を1重量%以上含んでいることにより、
マトリックスガラス中に溶け込んでいるZrO2成分が従来
の高ジルコニア質溶融鋳造耐火物より少なくなってお
り、このためジルコン結晶が析出し難くなっている。し
かし、Al2O3成分を3重量%以上含んでいるとマトリッ
クスガラスの粘性自体が大きくなる他、ムライト結晶な
どの析出によってマトリックスガラスの粘度が更に高く
なって耐火物中の応力緩和が不十分になり、残存膨張や
亀裂発生の原因になるものと推定される。大型の耐火物
を溶融鋳造する場合など、溶融鋳造耐火物中に成分的な
バラツキができることも含めて考慮すると、Al2O3成分
のより好ましい含有量の範囲は1.3〜2.5重量%である。
しかしながら、マトリックスガラス中にP2O5やB2O3が含
まれている場合には、Al2O3を1〜3重量%含有してい
ても、マトリックスガラス中へのZrO2成分の溶解度を減
少せしめる効果が阻害され、マトリックスガラス中にジ
ルコン結晶が析出するのを助長するため、耐熱サイクル
抵抗性が低下するものと推定される。但し、P2O5やB2O3
を添加した高ジルコニア質熱溶融鋳造耐火物の系に、さ
らにNa2Oのようなアルカリ成分を0.3重量%以上添加す
ると、マトリックスガラス中のZrO2成分を或る程度減少
せしめる効果があるので亀裂のない耐火物の鋳造は可能
であるが、耐熱サイクル抵抗性、即ち耐火物の残存膨張
とそれに伴う亀裂の発生を回避する対策としては不十分
であり、高温における耐火物の電気抵抗率を大きくする
こともできない。
ということはいずれの成分の含有量も0.01重量%未満で
あることをいう。
は、耐食性に優れているとともに、高温における電気抵
抗値が1500℃で120Ωcm以上と大きいものとなり、更に
は180Ωcm以上のものも比較的容易に得ることができ、
かつ残存膨張が小さく耐熱サイクル抵抗性にも優れてお
り、ガラスの電気溶融炉用に好適な耐火物である。
例によって説明するが、本発明はこれ等の実施例によっ
てなんら限定されるものではない。
ナ、シリカ、CaCO3、SrCO3、BaCO3等のアルカリ土類金
属炭酸塩、無水硼酸およびZnO等の粉末原料を混合し
て、所定の化学組成のバッチ混合物とし、これを黒鉛電
極を用いる500KVAの単相交流アーク電気炉に装入し、22
00〜2400℃の温度で完全に溶融した。この溶湯を断熱材
であるバイヤーアルミナの粉末に予め埋めてある内容積
160×200mm×350mmの黒鉛型中に流し込んで鋳造し、室
温付近の温度になるまで放冷した。得られた種々の溶融
鋳造耐火物の化学分析値と諸性質を第1表と第2表に示
した。この内第1表に示されているのは本発明の実施例
であり、第2表に示されているのは比較例である。
際して、Na2OやSiO2成分は一部分揮散するため、最初の
原料混合物の組成と比べて鋳造された高ジルコニア質溶
融鋳造耐火物中のNa2OとSiO2成分は若干減少する。
ル抵抗性を評価するため、40mm×40mm×30mmの試験片を
溶融鋳造耐火物から切り出し、これらを電気炉中に入れ
て室温から800℃まで300℃/Hrで昇温した後、800℃から
1250℃まで1時間かけて昇温し、1250℃で1時間保持
し、その後800℃まで1.0時間かけて降温し、800℃で1
時間保持する。この800℃と1250℃の間の昇降温を1サ
イクルとして、これを40サイクル繰り返した後、室温迄
冷却する。このとき外観上亀裂が認められず、残存膨張
が3%以下のものを良好な耐火物と判断した。
されている高ジルコニア質溶融鋳造耐火物と比べて、高
温における電気抵抗率が大きいので、例えばガラスを電
気溶融炉で溶融する場合の耐火物として好適であり、電
気炉中でガラスを溶融するに際して、電流を耐火物にリ
ークさせないでガラス中に流し、ガラスを効率良く電気
溶融することを可能とする。また、熔融ガラスに対する
耐蝕性と耐熱サイクル抵抗性に優れていることから、本
発明の耐火物をガラス窯に用いる場合、窯の耐久性と信
頼性が向上すると同時に、耐火物に発生する亀裂の少な
いことから、耐火物に亀裂を生じた部分からガラス素地
中に耐火物の微小片が遊離してガラス製品における砂利
の原因となることもなくなるなどの効果がある。
い高純度のガラス、例えばエレクトロニクス用ガラス基
板や表示用基板などのファインガラス製品を製造するた
めのガラスを溶融するのに用いる耐火物に対する要求が
ますます強くなっている現状にあって、本発明の高ジル
コニア質溶融鋳造耐火物はこれらハイテク産業の要求に
答えることができる高性能の耐火物であり、これらファ
インガラスの最終製品の品質と歩留まりを向上しせめる
などの効果も含めると、その産業上の利用効果は多大で
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】耐火物の化学成分として、重量%で、ZrO2
を85〜95.2%、SiO2を3.5〜10%、Al2O3を1〜3%、B2
O3を0.1〜1.5%、BaOとSrOとCaOとから選ばれる1種以
上を合わせて0.3〜3%、およびZnOを0〜1.5%とし、
かつNa2OおよびK2Oを実質的に含まず、1500℃における
電気抵抗率が120Ωcm以上であることを特徴とする高ジ
ルコニア質溶融鋳造耐火物。 - 【請求項2】耐火物の化学成分として、重量%で、ZrO2
を90〜94.7%、SiO2を3.5〜7%、Al2O3を1.3〜2.5%、
B2O3を0〜1%、BaOとSrOとCaOとから選ばれる1種以
上を合わせて0.5〜2%、ZnOを0〜1%としてなる請求
項1記載の高ジルコニア質溶融鋳造耐火物。 - 【請求項3】耐火物の1500℃における電気抵抗率が180
Ωcm以上である請求項1または2記載の高ジルコニア質
溶融鋳造耐火物。 - 【請求項4】耐火物がガラスの電気溶融用のものである
請求項1、2または3記載の高ジルコニア質溶融鋳造耐
火物。
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- 1990-11-27 JP JP2321270A patent/JP2870188B2/ja not_active Expired - Fee Related
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