JP2867703B2 - 多関節形ロボットの手首機構 - Google Patents

多関節形ロボットの手首機構

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JP2867703B2
JP2867703B2 JP51883494A JP51883494A JP2867703B2 JP 2867703 B2 JP2867703 B2 JP 2867703B2 JP 51883494 A JP51883494 A JP 51883494A JP 51883494 A JP51883494 A JP 51883494A JP 2867703 B2 JP2867703 B2 JP 2867703B2
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wrist
arm
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昌寛 小川
修一 藤内
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YASUKAWA DENKI KK
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YASUKAWA DENKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、プレス間で比較的重量のあるワークを搬送
するための多関節形ロボットのアーム先端に取りつけら
れる手首機構に関し、特に、搬送中のワークの姿勢を一
定に保つ手首機構に関する。
〔背景技術〕
従来、多関節形ロボットの第1の従来技術として、例
えば図5に示すように、ベース1上でベース1上に設け
たS軸駆動モータ21により垂直な回動軸(S軸)の回り
に回動する基部2と、基部2上で基部2に設けたL軸駆
動モータ31により水平方向に伸びる回動軸(L軸)の回
りに回動し、前後に傾動する第1アーム3と、第1アー
ム3の先端で基部2上に設けたU軸駆動モータ41により
L軸に平行な回動軸(U軸)の回りに回動する第2アー
ム4と、第2アーム4に設けたR軸駆動モータ51により
第2アーム4の長手方向に伸びる回動軸(R軸)の回り
に回動する第3アーム5と、第2アーム4に設けたB軸
駆動モータ61により第3アーム5の長手方向に対して垂
直な回動軸(B軸)の回りに旋回し得る手首部6を設
け、手首部6には第2アーム4に設けたT軸駆動モータ
71によりB軸に垂直な回動軸(T軸)の回りに回動し得
る回転部7を設けて、回転部7にワークWを把持するワ
ーク把手部81を取りつけることが通常行われている。と
くに、多関節形ロボットの第2アーム4または第3アー
ム5の長さを長くして、ロボットの動作範囲を広くなる
ようにしてある。
なお、第2アーム4の根元にR軸、B軸、T軸の各駆
動モータ51、61、71を設け、第2アーム4および第3ア
ーム5を中空状に形成して、第2アーム4および第3ア
ーム5の内側に駆動軸52、62、72を通して第3アーム
5、手首部6および回転部7を回動するようにしてある
(例えば、特開平1−257590号、特開平2−41888
号)。
また、搬送中のワークの姿勢を一定に保つための、第
2の従来技術として、例えば図6に示すように、関節部
75に水平旋回するアーム76を設け、アーム76を一辺とす
る平行四辺形のリンク機構77を設け、その先端に手首部
73を水平旋回させる手首水中旋回機構を設け、平行四辺
形のリンク機構77を垂直方向に回動させ、手首部73の姿
勢を保つようにしたものがある(例えば、特開昭59−14
6774号公報)。
ところが、第1の従来技術では、第2アーム4または
第3アーム5を長くすると、第3アーム5、手首部6お
よび回転部7を回動する駆動軸52、62、72が長くなり、
共振周波数が低くなるので、高速回転する時に危険回転
数の限界が生じるという問題があり、手首部6に取りつ
けた把持装置8は把持装置8で把持したワークWが他の
物体と干渉した時、第2アーム4または第3アーム5に
加わるモーメントが大きくなり、第2アーム4または第
3アーム5の強度を大きくする必要があるという問題も
あった。したがって、第2アーム4または第3アーム5
をあまり長くすることができなかった。
また、搬送中のワークの姿勢を一定に保つため、第1
の従来技術の手首部6に、第2の従来技術に開示されて
いるアーム76を水平方向に装着することは考えられる
が、平行四辺形のリンク機構77を回動させるため、駆動
部はピポット支持せざるを得ず、連結部の剛性が低くな
るとともに、手首部73を旋回させる手首旋回機構に重量
の大きいモータを必要とする。
第1の従来技術および第1の従来技術に第2の従来技
術を適用した場合とともに、図4(b)に示すように、
手首部6に手首部6からワーク把手部81までの距離が長
い柄82もしくは平行リンク機構77を持つ把持装置8を取
りつけ、例えば矩形のワークWを把持してP点からQ点
に移動させると、T軸回りのイナーシャは、4×M×L2
+M(a2+b2)/3となる。ただし、Mはワークの重量、
Lは手首部6の中心からワークWの重心までの距離、a,
bはワークの2辺の長さとする。
したがって,T軸回りのイナーシャは、把持装置8の長
さが長くなるほど大きくなり、手首部6および回転部7
の駆動モータの負荷が大きくなり、T軸駆動モータ71に
接続された減速機の寿命を低下させるという問題もあっ
た。本発明は、アームを補強することなく、駆動モータ
の負荷が小さく、高速動作ができる手首機構を提供する
ことを目的とするものである。
〔発明の開示〕
本発明は、第2アームの根元に設けたB軸駆動モータ
により前記第2アームの長手方向に対して垂直な回動軸
(B軸)の回りに旋回し得る手首部と、前記第2アーム
の根元に設けたT軸駆動モータにより前記手首部の前記
B軸に垂直な回動軸(T軸)の回りに回動し得る回転部
と、前記回転部に設けたワークを把持する把持装置とを
備えた多関節形ロボットの手首機構において、前記手首
部に剛に固定した前記アームの延長線上に伸びる第1手
首リンクと、前記手首部に設けた前記回転部に固定した
第2手首リンクと、前記第1手首リンクの先端に回動し
得るようにピン連結した第3手首リンクと、前記第2手
首リンクと前記第3手首リンクの先端にピン連結され、
かつ前記第1手首リンクに平行な第4手首リンクと、前
記第3手首リンクに固定した把持装置とを設けたもので
ある。
また、前記手首部と前記第1手首リンクとの間に、前
記手首部に固定したケーシングと前記第1手首リンクに
固定した摺動部と、前記ケーシングと前記摺動部とを相
対的に回転する力が所定の値を越えた時に前記ケーシン
グと前記摺動部との係合を外す係合部と、前記手首部と
前記第1手首リンクとの所定の相対位置関係を常に維持
する方向に作用する復帰バネとからなるフロート機構
と、前記ケーシングと前記摺動部との係合が外れた時に
動作するショックセンサとを備えた緩衝装置を設けたも
のである。
また、前記回転部と前記第2手首リンクとの間に、前
記回転部に固定したガイドリングと前記第2手首リンク
に固定した支持軸と、前記ガイドリングと前記支持軸と
を相対的に回転する力が所定の値を越えた時に前記ガイ
ドリングと前記支持軸との係合を外す係合部と、前記回
転部と前記第2手首リンクとの所定の相対位置関係を常
に維持する方向に作用する復帰バネとからなるフロート
機構と、前記ガイドリングと前記支持軸との係合が外れ
た時に動作するショックセンサとを備えた緩衝装置を設
けたものである。
上記手段により、手首部からアームの延長線上に第1
手首リンクが伸びて、その先端に第3手首リンクを介し
てワークWを把持する把持装置を設けてあるので、アー
ムの長さを延長することなく、既存の手首部に取りつけ
るだけで、動作範囲を広げることができる。
したがって、手首部および回転部の駆動軸を長くする
必要がないので、共振周波数が低くなるのを防ぎ、高速
回転する時に危険回転数の限界をが生じるという問題を
解消することができる。
また、手首部と第1手首リンクとの間、および回転部
と第2手首リンクとの間にフロート機構およびショック
センサからなる緩衝装置を設けてあるので、ワークや把
持装置が他の物体に衝突した時のように手首部に過大な
力が作用した時に、手首部の移動方向の過負荷を吸収す
ると共に過負荷を検出する。
図面の簡単な説明 図1は本発明の実施例を示す側面図、図2は本発明の
実施例を示す平面図、図3は本発明の実施例の緩衝装置
を示す側断面図、図4(a)は本発明の実施例の動作を
示す平面図、図4(b)は従来例の動作を示す平面図、
図5は第1の従来例を示す(a)側面図および(b)正
面図、図6は第2の従来例を示す側面図である。
〔発明を実施するための最良の形態〕
本発明を図に示す実施例について説明する。
図1は本発明の実施例を示す側面図、図2はその平面
図で、ベース1、基部2、第1アーム3、第2アーム4
および第3アーム5を備え、第2アーム4に設けたB軸
駆動モータ61により第3アーム5の長手方向に対して垂
直な回動軸(B軸)の回りに旋回し得る手首部6を設
け、手首部6には第2アーム4に設けたT軸駆動モータ
71によりB軸に垂直な回動軸(T軸)の回りに回動し得
る回転部7を設けて、回転部7にワークWを把持する把
持装置8を取りつけ、第2アーム4の根元にR軸、B
軸、T軸の各駆動モータ51、61、71を設け、第2アーム
4および第3アーム5を中空状に形成して、第2アーム
4および第3アーム5の内側に駆動軸52、62、72を通し
て第3アーム5、手首部6およびベルギヤを介して入力
軸を回転する減速機よりなる回転部7を回動するように
した構成は従来とほぼ同じである。
従来と異なる点は、次に示す構成および作用にある。
すなわち、搬送路に障害物が入る可能性が全くない場
合、構造を簡単にするため、緩衝装置9を省略し、回転
部7の外径67(減速機のケーシング)に、第2アーム4
の延長線上に伸びる第1手首リンク63を剛に固定し、手
首部6に設けた回転部7の出力軸73(減速機の出力軸)
に、第2手首リンク64を固定し連結部の剛性を高めてあ
る。
第1手首リンク63の先端には回動し得るようにピン連
結した第3手首リンク65を設け、第2手首リンク64と第
3手首リンク65の先端には、第1手首リンク63に平行な
第4手首リンク66の両端をそれぞれピン連結して平行四
辺形リンク機構を形成してある。第2手首リンク64は、
回転部7の出力軸73により回動するようにしてある。第
3手首リンク65の先端には、第3手首リンク65の回動に
より回転するフランジにワークWを把持するワーク把持
部81を固定してある。
このような機構により、ワークWをP点からQ点に移
動する時、第1アーム2および第2アーム5を回動する
と共に、T軸駆動モータ71により第2手首リンク64を回
動させ、平行四辺形リンク機構を介してワーク把持部81
を回動させ、把持装置8に把持したワークWを、図4
(a)に示すように、移動方向に対してワークWの姿勢
を常に一定の方向に向くように維持したまま、P点から
Q点まで移動させることができる。
この場合、手首部6から第2アーム4の延長線上に第
1手首リンク63が伸びて、その先端に第3手首リンク65
を介して回転するワークWを把持するワーク把持部81を
設けてあるので、第2アーム4および第3アーム5の長
さを延長することなく、動作範囲を広げることができ
る。したがって、駆動軸52、62、72を長くする必要がな
く、共振周波数が低くなるのを防ぎ、高速回転する時に
危険回転数の限界が生じるという問題を解消することが
できる。
また、図4(b)に示した従来例に比べ、T軸回りの
イナーシャは、手首部6から把持装置8までの距離の影
響がなくなって、M(a2+b2)/3のみとなり、大きく低
減されるので、T軸駆動モータ71の負荷が軽減される。
搬送路の途中に障害物の侵入が予想される場合は、手
首部6と第1手首リンク63との間および回転部7と第2
手首リンク64との間に、ショックセンサ91およびフロー
ト機構92、93からなる緩衝装置9を設る。
図3は緩衝装置9の側断面図である。一方のフロート
機構92は、回転部7の外径側67の下面に設けたガイド68
内を上下に摺動し得る摺動部921を設け、その下端に第
1手首リンク63と固定してある。摺動部921にはフラン
ジ部922を設けてある。回転部7の外径側67の下面とフ
ランジ部922との間に圧縮ばね923を設けてある。回転部
7の外径側67の下面にはケーシング924を設けて圧縮バ
ネ923を囲むと共に、ケーシング924の下端には受け板92
5を設け、フランジ部922の下面と対向するようにしてあ
る。受け板925とフランジ部922との互いに対向する面に
は、それぞれ凹部926、927を設け、係合球928を収納し
てある。手首部6と摺動部921にはコイル状の復帰バネ9
29の両端部をそれぞれ固定してある。
他方の、フロート機構93は、回転部7の出力軸73の先
端に第2手首リンク64に固定した支持軸931を設けてあ
る。支持軸931には円板状のフランジ部932を設けて、外
周に突出し、かつ下面に両方向に傾斜面を有する複数個
の円周方向に等間隔に配置した突出部933を備え、回転
部7の出力軸73の先端とフランジ部932との間には、圧
縮バネ934を設けてある。回転部9の先端にはフランジ
部932を囲むガイドリング935を設け、ガイドリング935
の下方には内側に突出する受け板936を設けてある。受
け板936のフランジ部932に対向する面には、突出部933
の傾斜面と同じく傾斜角を持つ凹部937を設け、突出部9
33を係合・支持している。回転部9と支持軸931にはコ
イル状の復帰バネ938の両端をそれぞれ固定してある。
第1手首リンク63が障害物等に衝突し、手首部6の移
動方向に過大な力が作用した場合、摺動部921は第1手
首リンク63と共に手首部6に対して相対的にT軸の回り
に復帰バネ929に抗して回転しようとする。このとき、
フランジ部922の凹部926と手首部6に固定されたケーシ
ング924に設けた凹部927とに係合した係合球928は凹部9
26、927から受け板925の上面に上がり、係合球928は自
由に転動できる状態となって第1手首リンク63は自由に
T軸の回りに回動可能な状態となる。この時、摺動部92
1が係合球928によって圧縮バネ923に抗して軸方向に移
動し、ショックセンサ91を動作させ、ショックセンサの
出力によって第1手首リンク63の動作を停止する。
第1手首リンク63の過負荷状態が解消すると、復帰バ
ネ929によって摺動部921は逆方向に回転し、係合球928
は凹部926、927に収納され、第1手首リンク63は元の位
置に復帰する。
第2手首リンク64に過大な力が作用した場合について
も同様に、支持軸931が第2手首リンク64と共に出力軸7
3に対して相対的に復帰バネ938に抗して回転しようとす
る。この時、フランジ部932の突出部933は凹部937から
傾斜に沿って回転方向と軸方向とに移動し、突出部933
と凹部937の係合は解消し、フランジ部932および支持軸
931は自由に回動できる状態となる。この時、フランジ
部932は軸方向に移動し、ショックセンサ91を動作さ
せ、出力軸73の回転を停止する。
第2手首リンク64の過負荷状態を解消すると、復帰バ
ネ938によってフランジ部932は逆回転し、突出部933は
凹部937に収納され、第2手首リンク64は元の位置に復
帰する。
このようにして、ワークWや把持装置8が他の物体に
衝突した時のように手首部6に過大な力が作用した時
に、手首部6の移動方向の過負荷を検出すると共に過負
荷を吸収する 以上述べたように、本発明によれば、手首部6から第
2アーム4の延長線上に第1手首リンク63を伸ばし、そ
の先端に第3手首リンク65を介してワークWを把持する
ワークW把持部81を設けてあるので、第2アーム4およ
び第3アーム5の長さを延長することなく、動作範囲を
広げることができ、第3アーム5、手首部6および回転
部7の駆動軸を長くする必要がなく、共振周波数が低く
なるのを防ぎ、高速回転する時に危険回転数の限界が生
じるという問題を解消し、アームを補強することなく、
T軸駆動モータの負荷が小さく、高速動作が可能な多関
節ロボットの手首機構を提供できる効果がある。
また、手首部6と第1手首リンク63との間、および回
転部7と第2手首リンク64との間にフロート機構92、93
およびショックセンサ91からなる緩衝装置9を設けてあ
るので、ワークや把持装置が他の物体に衝突した時のよ
うに手首部に過大な力が作用した時に、手首部の移動方
向の過負荷を吸収すると共に過負荷を検出し、過負荷に
対する保護が可能となる効果がある。
〔産業上の利用可能性〕
本発明は、ステーション間をプログラムされたパスに
従って、ワークを搬送する産業用ロボットを用いる分野
に利用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25T 17/02 B25T 9/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース(1)上に設けたS軸駆動モータ
    (21)により垂直な回動軸(S軸)の回りに回動する基
    部(2)と、基部(2)に設けたL軸駆動モータ(31)
    により水平方向に伸びる回動軸(L軸)の回りに回動
    し、前後に傾動する第1アーム(3)と、第1アーム
    (3)の先端で基部(2)上に設けたU軸駆動モータ
    (41)によりL軸に平行な回動軸(U軸)の回りに回動
    する第2アーム(4)と、第2アーム(4)に設けたR
    軸駆動モータ(51)により第2アーム(4)の長手方向
    に伸びる回動軸(R軸)の回りに回動する第3アーム
    (5)と、第2アーム(4)の根元に設けたB軸駆動モ
    ータ(61)により前記第2アーム(4)の長手方向に対
    して垂直な回動軸(B軸)の回りに旋回し得る手首部
    (6)と、前記第2アーム(4)の根元に設けたT軸駆
    動モータ(71)により前記手首部(6)の前記B軸に垂
    直な回動軸(T軸)の回りに回動し得る回転部(7)
    と、前記回転部(7)に設けたワークを把持する把持装
    置とを備えた多関節形ロボットの手首機構において、 前記把持装置が、前記回転部(7)の外径側(67)に固
    定した前記第2アーム(4)の延長線上に伸びる第1手
    首リンク(63)と、前記回転部(7)の出力軸(73)に
    固定した第2手首リンク(64)と、前記第1手首リンク
    (63)の先端に回動し得るようにピン連結した第3手首
    リンク(65)と、前記第2手首リンク(64)と前記第3
    手首リンク(65)の先端にピン連結され、かつ前記第1
    手首リンク(63)に平行な第4手首リンク(66)と、前
    記第3手首リンク(65)の回動により回転するピンに固
    定したワーク把持部(81)とを備えたことを特徴とする
    多関節形ロボットの手首機構。
  2. 【請求項2】前記回転部(7)の外径側(67)と前記第
    1手首リンク(63)との間に、前記把持部装置が障害物
    に衝突したとき、第1のフロート機構(92)を設け、前
    記回転部(7)の出力軸(73)と前記第2手首リンク
    (64)との間に、第2のフロート機構(93)を設けた請
    求項1記載の多関節形ロボットの手首機構。
  3. 【請求項3】前記第1のフロート機構(92)が、前記回
    転部(7)の外径側(67)に固定したケーシング(92
    4)と前記第1手首リンク(63)に固定した摺動部(92
    1)と、前記ケーシング(924)と前記摺動部(921)と
    を相対的に回転する力が所定の値を越えた時に前記ケー
    シング(924)と前記摺動部(921)との係合を外す係合
    部と、前記手首部(6)と前記第1手首リンク(63)と
    の所定の相対位置関係を常に維持する方向に作用する復
    帰バネ(929)とからなり、前記ケーシング(924)と前
    記摺動部(921)との係合が外れた時に動作するショッ
    クセンサ(91)とを備えた請求項2記載の多関節形ロボ
    ットの手首機構。
  4. 【請求項4】前記第2のフロート機構(93)が、前記回
    転部(7)の出力軸(73)に固定したガイドリング(93
    5)と前記第2手首リンク(64)に固定した支持軸(93
    1)と、前記ガイドリング(935)と前記支持軸(931)
    とを相対的に回転する力が所定の値を越えた時に前記ガ
    イドリング(935)と前記支持軸(931)との係合を外す
    係合部と、前記回転部(7)と前記第2手首リンク(6
    4)との所定の相対位置関係を常に維持する方向に作用
    する復帰バネ(938)とからなるフロート機構(93)
    と、前記ガイドリング(935)と前記支持軸(931)との
    係合が外れた時に動作するショックセンサ(91)とを備
    えた請求項2または3記載の多関節形ロボットの手首機
    構。
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