JP2865757B2 - 髄腔封止装置 - Google Patents

髄腔封止装置

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、骨セメントを塗る時に骨の髄腔を封止す
るための装置に関する。
関節形成手術において、多くのインプラントは、いわ
ゆる骨セメントを用いて骨ベッドに固定される。この骨
セメントは、普通、ポリメチルメタクリル酸化合物また
は関連する化合物からなる。骨髄の蜂の巣構造の中への
骨セメントの侵入を改善するために、圧力下で骨ベッド
を洗うことや、圧力下で骨セメントを塗ることが試みら
れていた。この技法は、「与圧技法」とも呼ばれるが、
多くは低粘度の骨セメントを用いて使用される。
しかし、この技法は、多くの致命的な事故に導いた。
動物実験と臨床試験の両者は、髄内圧の増大が反射心臓
停止を生じて致命的な脂肪と骨髄の塞栓症を生じるかも
しれないことを示した。更に、この方法は、骨ベッドを
血液が無いように保つことに成功しなかった。むしろ、
血液は、血圧に依存して骨ベッドに流れ込み、骨セメン
トと混ざり、こうしてその材質をかなり弱くした。
診療で使用される骨セメントの機械的性質を改良する
ために、骨セメントを真空で混合する試みや骨セメント
を予め加圧する試みが既になされている。しかし、骨セ
メントの強化された材料が、その材質を損なわずに患者
の生命への危険なしに骨ベッドに移されることが必須で
ある。
こうして、髄内圧の一時的増加で患者を危険にさらす
ことなしに、骨ベッドを乾いて保持出来てかつ骨セメン
トを加工品が無いように塗ることが出来る方法が発展さ
れて来た。この方法では、骨セメントは、始めに真空下
で混合され、予め加圧され、次に、例えば欧州特許第EP
−A−170120号や米国特許第US−A−4671263号に記載
されているような骨セメントピストルまたは骨セメント
プレスを用いて髄腔の中に塗られ、一方同時に、管状の
骨ねじが遠位(中心から遠い方)の真空を加えるために
使用される。こうして、骨セメントは、髄腔の中に深く
吸われ、一方、血液、脂肪及び骨髄が、同時に骨管から
吸い出される。人工補欠物がいったん挿入されると、遠
位の真空配線はひねって閉じられ、このとき、管状骨ね
じは近位(中央に近いほう)で真空にするために使用さ
れる。これは、骨セメントが固くなるまで真空が骨幹端
で有効に残ることを意味する。この方法は、真空下で髄
腔を満たすことと、同時にそれを排出することを特徴と
する。この方法は、スポンジオサへの骨セメントの深い
侵入とともに人工補欠物の回りでの骨セメントの完全で
加工品なしの塗りを可能にする。
髄腔内に必要な部分的真空を維持し、骨セメントのし
み出しを防止するために、骨セメントを塗るときに髄腔
を出来るだけしっかりと封じて保つことが必須である。
骨セメントを塗るために用いる容器又はカートリッジ
の先端に置かれたカラーは、通常はこれを目的とする。
この発明の基にある目的は、骨セメントを塗る間に骨
の髄腔を封じるための装置を提供し、これにより髄腔を
骨セメントを塗る領域内で本質的に真空で封じることを
可能にすることである。
この発明によれば、この目的は、請求の範囲に記載さ
れた装置によって達成される。
従って、この発明の主題は、一種の髄腔封又は髄腔封
止である。
この発明の背後の基本的思想は、パッキング手段とし
て作用し、そして、機械的圧力が加えられたときにパッ
キングリングのように髄腔の開口の回りにそれ自身を配
置する可撓性の即ち柔らかい底部分と、髄腔の回りの骨
に対して、たとえば切除面に対して、可撓性の底部分を
押すための固い即ち剛性の頭部分とを備える装置を提供
することである。こうして、底部分は、実際に弾性的中
間体として作用し、また、頭部分は、特に排気の初期段
階で、骨に底部分を封止する部分的真空が髄腔内に達成
されるまで、この中間体を押し下げるために用いるシー
ルドである。
この封止装置は、好ましくは、骨セメントを入れた容
器又はカートリッジの先端によって直接に押し下げられ
る。この目的のために、封止装置の底部分及び/又は頭
部分の内部の形状は、好ましくは、カートリッジの先端
の形状に適合される。もしカートリッジの先端が円錐状
に先細にされるなら、封止装置の内部、好ましくはその
弾性的底部分の内部は、また、少なくとも部分的には、
円錐状の座即ちベアリング表面の形状を備える。もしカ
ートリッジが円筒状なら、好ましくは、また、ベアリン
グ表面は円筒の形状であり、同じか又は僅かに大きい直
径を備え、カートリッジの明確に適合した結合を確実に
する。カートリッジが封止装置に対して押されるとき、
事実上真空で気密な封が、封止装置の下側封止表面と骨
髄の管の開口の回りの骨との間と同様に、カートリッジ
の先端とベアリング表面との間に形成される。このこと
は、髄腔内の部分的真空の形成を可能にし、骨セメント
の髄腔からの押し戻されを防止する。カートリッジの先
端は、シリコンゴムから作られる座に適合する。もしカ
ートリッジの先端が、固い頭部分内に収められれば、真
空グリース即ち封止グリースは両者を封止するために両
者の間に塗ることができる。
もし骨の上の底部分のベアリング表面が例えば腰関節
手術での大腿骨の切除面のような平面ならば、底部分の
下表面も平面でありうる。しかし、好ましくは、下表面
の形状は凸状であり、押し下げられるときにのみ平らで
ある。このことが優秀な封止を保証する。
スポンジオサ空間は、頭部で開放している漏斗システ
ムを表す。このスポンジオサ空間の最適の充満を保証す
るために、本装置の底部分の下表面は、くぼみ又は溝を
備える。くぼみの周辺は、髄腔の回りの切除面の出来る
だけ広い部分をさらすようなものであるので、スポンジ
オサを大面積で充満出来る。
寛骨臼内に使用されるとき、底部分は、好ましくは、
少なくとも部分的に、この寛骨臼の縁の上でなく、支持
頂部の中に在り封止するような寸法のボール(玉)又は
パッキングリングである。底部分が封止ボールの上の半
円状のシェル又はボール(鉢)からなることが、特に好
ましく、このシェルは、頭部分の同じく半円状の部分と
明確に適合して接触している。この場合、底部分は、閉
じられたインレーの形状を備える。これは、押し出され
たどんな骨セメントも頭部分ではなく底部分の材料との
み接触することを保証する。
底部分は、スロット内に頭部分を収めることが出来る
か、及び/又は、頭部分の溝の中に在ることが出来る。
この発明による装置は、一般に、総ての腰置換手術に
おいて適用可能である。その形状は、各々の特定の用途
の条件に依存する。
好ましくは、底部分の封止表面は、本質的に環状であ
るか、ボール状であるか、又は両凸状である。底部分の
曲線は、平面状又は円板状の底部分で起こり得るどのよ
うな曲がり又はひだをも防止する。この場合、切除面で
清潔な位置ぎめを保証することが不可能であろう。そし
て、漏れは、髄腔内における十分な部分的真空の形成を
妨げるだろう。
もし可能ならば、底部分の上表面と堅い頭部分の下表
面とは、明確な適合を保証するために相互に適合され
る。これは、堅い頭部分に加えられた圧力の底部分への
移動を可能にし、これにより、髄腔の回りの骨にそれを
押し封止する。好ましくは、底部分と頭部分とは、出来
るだけ広い接触表面を備える。この接触表面は、例え
ば、上方にテーパのある半円状の面の近似的な形状を備
える。もし底部分の形状が環状であるならば、好ましく
は、頭部分の下表面は、明確に適合して底部分を収める
環状溝からなる。
好ましくは、頭部分と底部分のねじれの防止手段が設
けられる。例えば、底部分または頭部分から突出して他
方の部分のくぼみの中に適合する若干個のピン又は突起
である。柔らかい底部分は、また、頭部分の形状に適合
される完全なインレーであっても良く、例えば、対応す
るくぼみの中に機械的に固定されるピンを備えた2個の
半円状のシェルである。2つの部分は、また、例えばに
かわを用いて相互に堅く付ける事も可能である。
弾性的な底部分は、好ましくは、真空技術において使
用されるようなシリコンゴムまたは同様な材料から作ら
れる。上側の部分は、好ましくは、アルミニウム、鋼、
チタンのような金属、又は、テフロン、TPX,または他の
殺菌可能なプラスティック材料等の固いプラスティック
材料から作られる。
以下では、この発明は、図面と関連して更に詳細に説
明される。図面において、 第1図は、大腿骨の髄腔の封止のために使用されるこ
の発明による装置の第2図のI−I線での断面図であ
る。
第2図は、第1図による装置の上面図である。
第3図は、寛骨臼の封止のために使用されるこの発明
による装置の第4図のIII−III線での断面図である。
第4図は、第3図による装置の図式的な上面図であ
る。
第5図は、寛骨臼に使用されるこの発明による他の装
置の図である。
第1図による封止装置は、可撓性の、柔らかい底部分
10と堅固な、固い頭部分30とからなる。底部分10は、使
用中に切除面上に在る平らな下表面12からなる。上に説
明したように、この下の封止表面は、また、確実な封止
を保証するためにボール状または凸状であってもよい。
くぼみ14の寸法は、中央の開口の回りに設けられ、この
くぼみの周囲のカラー15は近似的に卵状または楕円状の
形状である。くぼみ14は、髄腔の開口の回りのスポンジ
アサ蜂の巣構造がさらされるようなものであり、下表面
12のみが、数ミリメータ幅の外側の縁を介して骨と接触
する。このように、さらされたスポンジアサ蜂の巣構造
は、骨セメントで満たすことが出来る。底部分10の内部
は、連続的に、下方向に先細の開口からなり、この開口
は、骨セメントカートリッジの円錐状のベアリング表面
すなわち接触表面16を備える。もしこのカートリッジが
封止装置に対して押されたならば、接触表面16は、気密
にカートリッジの先端を封止する。
封止表面を増大し、安定性を改善するために、底部分
10は、突起18を備える。底部分12の上表面20は、ボール
状であるかまたは球状に曲がっている。これは、頭部分
30が底部分10に対して押された時に安定性を増す。
頭部分30の下表面32も曲がっていて、底部分10の上表
面20の上に形が適合するように位置される。頭部分30の
周辺の下側の縁34、34′も、また、底部分10の肩の上に
形が適合するように位置される。頭部分30の内部は、そ
の頂部に、下方に円錐状の開口36を備えた真っすぐで、
円筒状の突起を備える。上表面は、縁38を備える。
第1図は、また、円錐状の先端42とピン即ち突起44を
備えた骨セメントカートリッジ40を示す。塗る間、カー
トリッジ40は、押し下げられる。ピン44は、頭部分30の
上側の縁38に対して隣接し、頭部分30を底部分10に対し
て押し下げる。もし十分な圧力が加えられるならば、円
錐状の先端42と接触表面16は、下表面12と骨のように、
共に封止される。これは、髄腔を実質的に真空を保つよ
うに封止し、塗られた骨セメントのしみ出しを防止す
る。もし例えば骨セメントが大腿骨の髄腔内に中央に近
いほうに塗られるならば、髄腔は、管状の骨ねじで中央
から遠い方で排出される。中央に近いほうの封止は、骨
セメントの塗布の間に髄腔内に真空または部分的な真空
の形成を可能にする。これは、真空下での骨セメントの
塗布および同時での排出の実行において複雑化を防止す
る。
第2図は、第1図による装置(ただし、骨セメントカ
ートリッジを除く)のより詳細な上面図である。第2図
は、長円状の開口17を備えた底部分10の円錐状の接触表
面16を図示する。長円状の開口17の形状は、近似的にカ
ートリッジの先端の開口の形状である。円い上側の縁38
は、円筒状のカートリッジ40を囲む。円錐36は、カート
リッジの先端の形状にも合わせられる。縁38は、カート
リッジ40のピン44を形状が適合するように収めるための
2個のくぼみすなわちスロット46を備え、こうして、カ
ートリッジ40がこの装置に対して安定なように押される
ことを保証する。
寛骨臼のための第3図による封止装置は、可撓性で、
柔らかい底部分50と固い頭部分60とからなる。底部分50
は、環状の形状であり、頭部分60のくぼみに係合するピ
ンすなわち突起52を備えて、底部分と頭部分との間の相
対的な運動を防止する。頭部分60は、中空体の形状を備
え、その内部62は、カートリッジ75の先を収める底に向
かって先細である。円錐状の接触表面62とカートリッジ
の先端との間の封止を改善するために、接触表面62は、
同様に円錐状の弾性的中間層を更に備えていてもよい。
その頂部で、頭部分60は、円い、円周の縁64を備える。
第3図は、また、寛骨臼内での封止装置の使用を図式
的に示す。骨セメントは、第1図によるカートリッジ40
に相当するカートリッジ75内にあるが、第3図のカート
リッジは、第1図のカートリッジに比べて90°回転され
ている。外科医は、封止装置の内側の接触表面62に対し
てカートリッジ75の円錐状の先端に力を加え、従って、
封止装置を押し下げる。これは、パッキングリングとし
て作用する底部分50を、寛骨臼の支持蓋に対して押し、
それをそこに真空を保つように封止する。骨セメント
は、次に、カートリッジ75から制御の下で塗られ、同時
に、排出がなされ、骨セメントは、部分的な真空を形状
することによって、スポンジオサ蜂の巣構造の中に深く
吸われる。
第4図(カートリッジは省略されている)は、カート
リッジの先端を収める頭部分60の内部62の長円状の開口
と縁64とが、全体に、封止する底部分50と対称的でない
ことを示す。第4図は、また、底部分50の4個のピン52
を示す。
第5図は、第3図の寛骨臼のための封止装置と同様な
封止装置を示す。第5図による封止装置において、可撓
性で、柔らかい底部分80は、第3図による底部分50と同
様なリング又はボール82の他に、ほぼ半円状のシェル又
はボール84と、カートリッジの先端を収めるための部材
86とを備える。環状の部分すなわちボール形状部分82
は、安定性を改善するために、かつ、寛骨臼の形状にそ
れ自身を適合させることにより封止を改善するために役
立つ肩87を備えてもよい。円周状の溝88は、環状部分82
と半円シェル84と間に設けられる。固い頭部分90の下側
の縁91は、溝88の中に適合される。底部分80と頭部分90
との間の相対的なねじれを防ぐために、底部分80は、頭
部分90内の相補的なくぼみと係合する若干個のピンすな
わち突起89を備える。頭部分90は、本質的に、底部分の
半円状のシェル84と底部分の収容部材86とをそれぞれ明
確に適合されるように囲む半円状のシェル92および結合
部品とからなる。
第5図からわかるように、骨セメントカートリッジを
収めるための部材は、下側のパッキングリング82によっ
て形成される面を基にして約30°から60°までの角度
で、好ましくは45°の角度で、横の位置を備える。これ
は、カートリッジを位置に置き、手術の間にカートリッ
ジを使うことを更に容易にする。
頭部分90の上側の縁は、カートリッジに配置されたピ
ンを収めるための若干個の、好ましくは2個のくぼみ96
からなる。
第5図による封止装置の使用は、第3図による封止装
置の使用に対応する。外科医は、カートリッジ(第5図
に図示しない)の円錐状の先端を円錐状の表面86に対し
て、それぞれカートリッジとピンのためのストッパとし
て役立つ頭部分の上側の縁とくぼみ96とを用いて、押
す。これは、底部分80のリング82を寛骨臼の支持蓋に対
して押し、寛骨臼において、封止装置は真空を保つよう
に封止し、骨セメントは、カートリッジから塗られる。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)髄腔の回りで骨と明確に接触するた
    めに弾性的底部分(10;50;80)と、 (b)この弾性的底部分を骨に対して押すための剛性的
    頭部分(30;60;90)、 とからなる骨セメントの塗布の間に骨の髄腔を封止する
    ための装置。
  2. 【請求項2】底部分(10;50;80)と頭部分(30;60;90)
    とが本質的にほぼ中空円筒状、環状、半円状、または楕
    円状の形状であり、底部分及び/又は頭部分の内部が、
    骨セメントが塗られるための容器(40;75)の先端を収
    めるためのベアリング表面(16;62;86)を備える請求の
    範囲1に記載された装置。
  3. 【請求項3】底部分(10)の下側の表面(12)が骨の切
    除面の形状に適合され及び/又は骨に対して押されるこ
    とが可能な請求の範囲1又は請求の範囲2に記載された
    装置。
  4. 【請求項4】少なくとも一部の底部分(50;80)がパッ
    キングリング又はボールの形状を備える請求の範囲1か
    ら請求の範囲3までのいずれかに記載された装置。
  5. 【請求項5】底部分(10;50;80)と頭部分(30;60;90)
    が出来るだけ広い面で相互に接触していて、この面が曲
    がっている請求の範囲1から請求の範囲4までのいずれ
    かに記載された装置。
  6. 【請求項6】底部分(10)の下側の内部が髄腔の開口よ
    り大きな表面を有するくぼみ(14)からなる請求の範囲
    1から請求の範囲5までのいずれかに記載された装置。
  7. 【請求項7】底部分(50;80)と頭部分(60;90)の間の
    ねじれ運動の防止手段(52;89)を備える請求の範囲1
    から請求の範囲6までのいずれかに記載された装置。
  8. 【請求項8】底部分(10;50;80)と頭部分(30;60;90)
    とが強固に結合可能な請求の範囲1から請求の範囲7ま
    でのいずれかに記載された装置。
  9. 【請求項9】底部分(10;50;80)がシリコンゴムから作
    られている請求の範囲1から請求の範囲8までのいずれ
    かに記載された装置。
  10. 【請求項10】頭部分(30;60;90)が金属又はTPX又は
    他の殺菌可能なプラスティック材料などのプラスティッ
    クから作られる請求の範囲1から請求の範囲9までのい
    ずれかに記載された装置。
JP1507616A 1988-07-08 1989-07-10 髄腔封止装置 Expired - Lifetime JP2865757B2 (ja)

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