JP2865241B2 - 電子部品の接続方法 - Google Patents

電子部品の接続方法

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JP2865241B2
JP2865241B2 JP5300378A JP30037893A JP2865241B2 JP 2865241 B2 JP2865241 B2 JP 2865241B2 JP 5300378 A JP5300378 A JP 5300378A JP 30037893 A JP30037893 A JP 30037893A JP 2865241 B2 JP2865241 B2 JP 2865241B2
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JP
Japan
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flat package
adhesive
printed circuit
circuit board
solder
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幸男 山田
尚 安藤
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Sony Chemicals Corp
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばICパッケージ
とプリント回路基板などの電子部品の接続方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ICパッケージとプリント回路基板とを
接続する方法としては、生産のし易さから従来より半田
付けによる方法が一般的に行われている。すなわち、例
えば図4に示すように、IC10を収容したフラットパ
ッケージ11の接続端子部12と、プリント基板13上
に形成された回路パターンの接続端子部14とを半田1
5によって接続する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
軽薄短小のニーズによりますます接続端子部12,14
のピッチが狭くなっていることから、半田付けによる方
法では、接続端子部12,14のピッチが0.3mm以
下になると隣接する端子間のショートが発生し易くなる
という問題がある。また、このようなファインピッチの
電子部品に対して半田付けによる接続を行う場合、フラ
ットパッケージ11の接続端子部12が細くリフロー時
にこれが浮いてしまうため、満足できる接合(接続)状
態が得られない状況にある。
【0004】本発明は従来例のかかる点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、隣接する端子間の
ショートを防止するとともに、確実な接続を行いうる電
子部品の接続方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1〜
図3に示すように、集積回路を収容したフラットパッケ
ージ4とプリント基板8とを接続する際、予め半田3,
7でそれぞれ被覆したフラットパッケージ4の接続端子
部2とプリント基板8の接続端子部6とを合わせておい
て、耐熱性フィルム1b上に厚みがフラットパッケージ
4とプリント基板8のそれぞれの接続端子部2,6の合
計厚みに対して1/3以上である絶縁性接着剤層1aを
形成した接着フィルム1の接着面をフラットパッケージ
4の接続端子部2に被せ、耐熱性フィルム1bの上から
絶縁性接着剤1aが溶融して半田3,7が溶融しない
50℃以下の温度で加熱圧着した後、半田3,7を溶融
して接続端子部2,6の間を接続することを特徴とする
電子部品の接続方法である。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【作用】かかる構成を有する本発明にあっては、接着フ
ィルム1の加熱圧着により絶縁性接着剤1aが溶融し、
フラットパッケージ4とプリント基板8の接続端子部
2,6が合わさった状態で、それぞれの接続端子部2,
6間の空隙に絶縁性接着剤1aが充填される。そして、
その状態で接続端子部2,6の半田3,7を溶融する
と、絶縁性接着剤1aの存在によって半田3,7の流れ
が遮られ、隣接する接続端子部2,6間のショートが防
止される。また、本発明によれば、接着フィルム1によ
ってフラットパッケージ4の接続端子部2が固定される
ため、半田3,7を溶融する際に接続端子部2に浮きは
発生せず、接続端子部2,6間の接続不良が防止され
る。また、本発明によれば、フラットパッケージ4とプ
リント基板8のそれぞれの接続端子部2,6の合計厚み
に対して絶縁性接着剤1aの厚みを1/3以上とするた
め、接続端子部2,6間の空隙に絶縁性接着剤1aが十
分に充填される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基いて説明
する。まず、以下の工程によりサンプルを作成した。
【0011】1.接着フィルム1の作成 次の組成からなる絶縁性の接着剤1aを調製した。 エポキシ樹脂(油化シェル(株)社製 エピコート828) 50重量部 フェノキシ樹脂(東都化成(株)社製 YP50) 50重量部 硬化剤(旭化成(株)社製 HX3941HP) 70重量部 トルエン 80重量部
【0012】そして、厚み50μmの剥離剤処理したポ
リエチレンテレフタレート(PET)フィルム(東セロ
化学(株)社製 ES−50)上に、それぞれ乾燥後の
厚みが25μm,50μm,75μm,100μm,1
50μmとなるように上記接着剤1aを塗布した。
【0013】次に、それぞれを厚み25μmのポリイミ
ドフィルム(宇部興産(株)社製ユーピレックス)1b
にラミネートした。さらに、フラットパッケージ4の本
体を除き端子部のみに接着できるように、それぞれを図
2に示す如く方形リング状に打ち抜き、接着フィルム1
を作成した。
【0014】2.フラットパッケージの作成 厚みが150μmの接続端子部2に厚み30μmの半田
めっき3を施し、ピッチが300μmで240ピンの接
続端子部2を有するフラットパッケージ4を用意した。
【0015】3.プリント回路基板8の作成 厚み2mmのガラス/エポキシ基板5に30μmの接着
剤を用いて厚み35μmの銅箔を接着し、エッチング処
理してピッチが300μmの回路パターン9を形成し
た。そして、その接続端子部6には厚み10μmの半田
めっき7を施した。
【0016】4.接続 上述のフラットパッケージ4をプリント回路基板8に載
置し、図1Aに示すように、各接続端子部2,6に形成
された半田めっき3,7同士を合わせるようにした。そ
して、図1B,図3に示すように、接続端子部2の先端
の上から接着剤1aの面を下にしてPETフィルムを剥
離した各接着フィルム1を被せ、150℃,5kgf/
cm2 ,20秒間熱圧着した。これにより、図1Cに示
すように、隣接する接続端子部2,6間の空隙に接着剤
1aが充填される。その後、このフラットパッケージ4
及びプリント回路基板8を260℃の半田リフローに通
し、接続端子部2,6に施された半田めっき3,7の溶
融を行った。
【0017】上述の各サンプルについて、導通抵抗及び
絶縁抵抗を測定した。その結果を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】表1から理解されるように、接着剤1aの
厚みを75μm,100μm,150μmとした実施例
1〜3のものは、導通抵抗、絶縁抵抗ともに問題が生じ
なかった。
【0020】一方、接着剤1aの厚みが25μm,50
μmと実施例1〜3に比べ薄い比較例1,2の場合、導
通抵抗は問題なかったが、絶縁抵抗が低下した。
【0021】〔実施例4〕実施例2に使用した接着フィ
ルム1を用い、半田リフローを通さずに250℃の温度
で5秒間熱圧着した。その結果、導通抵抗、絶縁抵抗と
もに問題は生じなかった。
【0022】〔比較例3〕スチレン・ブタジエンゴム
(SBR)/テルペンフェノール系の熱可塑性接着剤を
乾燥後の厚みが100μmとなるように上記ポリイミド
フィルム1b上に塗布し、150℃,5kgf/c
2 ,20秒間の条件で熱圧着し、さらに260℃の半
田リフローを通した。その結果、隣接する接続端子部
2,6間においてショートが生じた。
【0023】上記実施例及び比較例から明らかなよう
に、絶縁性の接着剤1aとして、150℃以下の温度で
軟化し、かつ、半田の溶融温度(183℃)では熱硬化
するものを用いれば、半田は溶融しても流れ出さず、隣
接する接続端子部2,6間においてショートが生じなか
った。
【0024】また、接着剤1aの厚みについては、接続
端子部2,6及び半田めっき3,7の厚みに対し1/3
以上あれば接続端子部2,6間の空隙が接着剤1aによ
って充填され、隣接する接続端子部2,6間においてシ
ョートが生じなかった。この場合、接続端子部2,6の
幅と端子間のピッチは、ほぼ等しく設定されている。
【0025】尚、本発明は上述の実施例に限られること
なく種々の変更を行うことができる。例えば熱圧着及び
半田付けの条件は適宜変更しうる。また本発明は、種々
のフラットパッケージ及びプリント基板の接続に適用し
うるものである。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明にあっては、隣
接する接続端子部間の空隙に絶縁性接着剤を充填し、そ
の後半田を溶融してフラットパッケージとプリント基板
の接続端子部を接続することによって、隣接する接続端
子部間におけるショートの発生を防止でき、その結果、
ファインピッチのフラットパッケージとプリント基板と
の確実な接続を行うことができる。また、本発明によれ
ば、接着フィルムの加熱圧着により接続端子部の浮きを
防止でき、良好な接続状態を得ることができる。さら
に、フラットパッケージとプリント基板のそれぞれの接
続端子部の合計厚みに対して絶縁性接着剤の厚みを1/
3以上とすること、また150℃以下の温度で加熱圧着
を行うことにより、フラットパッケージとプリント基板
との一層確実な接続を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る方法の実施例を工程順に示す説明
図である。
【図2】同実施例における接着フィルムの形状を示す平
面図である。
【図3】同実施例において接着フィルムを載置した状態
を示す斜視図である。
【図4】従来の接続方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 接着フィルム 1a 接着剤 1b ポリイミドフィルム 2,6 接続端子部 3,7 半田めっき 4 フラットパッケージ 8 プリント回路基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 3/32 H05K 3/34 507

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路を収容したフラットパッケージ
    とプリント基板とを接続する際、予め半田でそれぞれ被
    覆したフラットパッケージの接続端子部とプリント基板
    の接続端子部とを合わせておいて、 耐熱性フィルム上に、厚みがフラットパッケージとプリ
    ント基板のそれぞれの接続端子部の合計厚みに対して1
    /3以上である絶縁性接着剤層を形成した接着フィルム
    接着面をフラットパッケージの接続端子部に被せ、 上記耐熱性フィルムの上から上記絶縁性接着剤が溶融し
    て上記半田が溶融しない150℃以下の温度で加熱圧着
    した後、 上記半田を溶融して上記接続端子部の間を接続すること
    を特徴とする電子部品の接続方法。
JP5300378A 1993-11-30 1993-11-30 電子部品の接続方法 Expired - Lifetime JP2865241B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6437251B1 (en) 1998-08-20 2002-08-20 Sony Chemicals Corp. Flexible board made by joining two pieces through an adhesive film

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6437251B1 (en) 1998-08-20 2002-08-20 Sony Chemicals Corp. Flexible board made by joining two pieces through an adhesive film

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