JP2864682B2 - 丁合検査方法および丁合検査装置 - Google Patents

丁合検査方法および丁合検査装置

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JP2864682B2 JP19142690A JP19142690A JP2864682B2 JP 2864682 B2 JP2864682 B2 JP 2864682B2 JP 19142690 A JP19142690 A JP 19142690A JP 19142690 A JP19142690 A JP 19142690A JP 2864682 B2 JP2864682 B2 JP 2864682B2
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【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は製本時の丁合工程において乱丁、落丁等の検
査をする丁合検査方法および丁合検査装置に関する。
〈従来の技術〉 従来の丁合機では、配列されたボックスに折丁を積み
重ね、各ボックスの下部より折丁を1枚ずつサッカーに
より吸着し、これをロータリ式またはスイング式のグリ
ッパで挟み込み、その下方に流れているコンベアにくわ
えて落とす。これを連続して行い、丁合作業を行うもの
である。
この際、丁合された折り本の背中の背丁、背標によっ
て、乱丁、落丁、取り込みの有無等を検査する。背丁に
は通常、書名、折り番号を付し、背標は乱丁、落丁を発
見するために折りの背に刷りこんだベタ状のマークであ
る。
すなわち、従来の丁合検査は、折丁の背等の特定位置
にマーク(背標)を予め入れておき、丁合された時点で
このマークの示すパターンを読み取り、そのパターンが
基準パターン(正しい丁合状態)と一致するか否かで乱
丁、落丁、取り込み等を判断、検出していた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の丁合機にあっては、
折丁の折りの精度が充分に高くない場合、上記マークが
背に位置しないことがある。したがって、この場合は正
しい丁合状態か否かを検査することができない。また、
製版時にマークを入れ忘れることもあり、この場合にも
検査することができなかった。また、マークを各折丁に
ついて正確に位置決めして付すことは困難であった。
更に、オフ輪等の印刷の場合には折り目部分にミシン
目を入れるが、この場合には背のマークが読み取りにく
いという欠点もあった。
そこで、本発明は、文字印刷物は文字の配列されるべ
き位置が特定できること、及び、横書きの印刷物であれ
ば各行の初めまたは行末に、縦書きの原稿であれば各列
の初めまたは列の末に現れる文字の有無による特徴に着
目して、折丁にマークを付すことによる上記課題を解決
し、正確に、かつ、簡単に丁合検査を行うことができる
丁合検査方法および丁合検査装置を提供することをその
目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、文字印刷物の折丁が順番に重ね合わされる
丁合の正・不正を検査する検査方法において、丁合され
る折丁に印刷されている文字の各行方向または列方向と
直角方向に検査対象ラインを設定し、該検査対象ライン
上の印刷文字の有無パターンを読み取り、この読み取っ
たパターンデータを上記検査対象ライン上に文字が存在
するか否かの基準パターンデータと比較することによ
り、その丁合の正・不正を検査する丁合検査方法であ
る。
また、本発明は、第1図に示すように、文字印刷物の
折丁を順番に重ね合わせる丁合の正・不正を検査する丁
合検査装置であって、文字配列の基準パターンデータを
設定する基準データ設定手段100と、折丁の印刷文字の
有無パターンを読み取るパターン読み取り手段200と、
このパターン読み取り手段200で読み取ったパターンデ
ータを上記基準パターンデータと比較することにより、
上記丁合の正・不正を判定する比較判定手段300と、を
備えた丁合検査装置である。
〈作用〉 本発明に係る丁合検査方法にあっては、折丁に印刷さ
れている文字の各行または列と直角方向の検査対象ライ
ン上の印刷文字の有無パターンを読み取る。そして、読
み取ったパターンデータを、基準パターンデータと比較
する。これらのデータが一致していれば、その丁合は正
しくなされていることとなる。一致していない場合に
は、丁合は正しくないため、例えば丁合機等の動作を停
止する。
また、本発明に係る丁合検査装置では、文字配列の基
準パターンデータは例えば2値データとして基準データ
設定手段100により例えばCPUのRAMに格納、設定してい
る。そして、センサ等のパターンに読み取り手段200に
より、各折丁の特定部分、例えば横書きのページの行末
部分を行の並び方向と直交する方向に読み取り文字が印
刷されているか否かの有無パターンを検出する。そし
て、これらのパターンデータを比較判定手段300が比
較、判定することにより、丁合の正・不正を判定する。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。第2
図および第3図は本発明の一実施例に係る丁合検査装置
を示している。
これらの図において、丁合検査装置は、マイクロコン
ピュータ21と、これに接続された入出力機器とによって
構成されている。
マイクロコンピュータ21は周知の構成であって、各入
出力機器とのインタフェース(I/O)22、CPU23、ROM2
4、RAM25を有している。
このインタフェース22に接続される入出力機器として
は、キーボード31、画像入力装置(例えばスキャナ,光
電管)32、折丁センサ33、および、ランプ、ブザー等の
出力装置34がある。35は画像入力装置32のA/D変換回路
である。
また、インタフェース22にはこの他の入出力機器(モ
ニタ等)を接続するようにしてもよい。
第3図に示すように、上記折丁センサ33は、丁合機の
各ボックス36の下方に配設された走行レール(またはコ
ンベア)37に取り付けられている。そして、この走行レ
ール37のセンサ33上に各ボックス36から折丁FSが載せら
れると、この折丁FSを検出して信号を上記インタフェー
ス22に出力するものである。
各ボックス36の下方にあって、丁合機の走行レール37
の近傍には、複数の光電管38がそれぞれ配設されてい
る。これらの光電管38は、全体として折丁FSの印刷文字
の有無パターンを検出する上記画像入力装置32を構成す
るものである。
そして、レール37上に重ね合わされた折丁FSは次の工
程、例えば針金綴じ工程、三方断裁工程(自動断裁機)
等に送られることとなる。
第3図は中綴じ製本工程での丁合検査装置を示すもの
であるが、平綴じ工程等のそれにあっても、本発明は適
用することができることはもちろんである。
文庫本等の文字印刷物は、通常文字の大きさ、文字間
隔、行間等が定まっている。従って読み取りデータの中
で文字の配列位置(どの部分に文字が存在するか)を特
定しやすいので、この文字列位置に該当する読み取りデ
ータを抽出して、文字の有無を決定することができる。
また、文字印刷物は文字の改行や会話文などがあるの
で横書きの原稿であれば行末に、縦書きの原稿であれば
列の末に文字の存在しない部分が生じる(終端まで文字
が存在しない行または列がある)。従って、第5図に示
すように横書き原稿であれば、行末部分を行の並び方向
と直角方向に(第5図(a)参照)、縦書き原稿であれ
ば列の末部分を列の並び方向と直角方向に(第5図
(b)参照)、検査対象ラインSLを設定し、この部分を
読み取れば印刷文字の有無パターンによる各ページの特
徴を見出すことができる。
このようにして読み取った文字の有無パターンを、1
文字について1ビット、すなわち、「0」か「1」の2
値データとして表せば、予め設定してある基準パターン
と容易に比較することができ、丁合の正・不正を判定す
ることができる。
また、このような特徴は行末あるいは列の末部分にの
みにあらわれるのでなく、行の始まりあるいは列の始ま
り部分にも、新たな段落が始まることによって生じるの
で、この部分の文字の有無パターンを読み取ってもよい
(第5図(c)参照)。
このように本発明においては、文字の有無による特徴
がある部分を選び出せばよく、これは必ずしも行の初め
や行末等に限られるものではない。
本実施例では、折丁FSは横書きの文字印刷物であっ
て、上記光電管38によって各行の行末部分を、行の並び
方向と直行する方向(列方向)に読み取る。文字の大き
さ、行間距離によって文字の配列位置の画素を決定する
ことができるので、この部分の画像データのみを抽出し
て、各文字配列位置の文字の有無を判定する。こうして
得られた文字の有無パターンを予めRAM等に記憶されて
いる基準データと比較し、これらが一致しなければ乱
丁、落丁等と判定するものである。そして、走行レール
37を停止等するものである。
第4図はCPU23での検査プログラムを示すフローチャ
ートである。
まず、検査の対象となる丁合される各折丁のスタート
文字位置(光電管38により検出される文字位置、例えば
第3図に示す面の第1行末の文字の位置)、文字の大き
さ、および、各行の行間距離が、例えばキーボード31に
よって入力される(ステップS401)。
そして、このデータはRAM25にいったん格納、記憶さ
れる(S402)。
次に、折丁センサ33の入力信号に基づいて走行レール
37のセンサ位置に折丁FSが載せられたかを判定する(S4
03)。折丁FSが来るまで待つものである。光電管38は、
第1行末の最終文字位置の高さに設定されており、折丁
センサ33が作動すると同時に折丁FSの第1行末の最終文
字位置から列方向の画像データ(例えば、濃度データ)
を光電管38の信号により読み取り(S404)、A/D変換し
た(S405)後、RAM25に記憶する(S406)。
そして、折丁FSが折丁センサ33を過ぎるまで、このル
ープ(S404〜S406)を繰り返す(S407)。
このようにして折丁FSについての画像データがRAM25
に格納されるものである。
そして、入力されているスタート文字位置データに基
づいてスタート文字の画素を決定する(S408)。
次に、スタート行から行間距離に基づいて順番に各行
について読み取り列の文字位置における画素を同様にし
て決定する(S409)。このようにして抽出した文字位置
の画素データを、あるしきい値で文字の有無、すなわち
「0」と「1」の値に2値化して、1文字の有無を1ビ
ットで表す。
例えば当該行の読み取り位置に文字が印刷されていれ
ば「1」、いなければ「0」とするものである(S41
0)。したがって、この折丁についての印刷パターンデ
ータは、例えば第5図(a)においては「0101010」と
して表すことができる。
そして、この文字の有無パターンデータを予め入力し
ておいた基準パターンデータと比較する(S411)。
この比較の結果は出力され(S412)、一致していれば
丁合は正しいものであり、不一致の場合には丁合は正し
くないもので、例えばランプ、ブザー等の出力装置に警
報を出力したり、丁合装置のラインを停止させる。
本実施例にあっては、横書きの印刷物の丁合について
説明したが、本発明は、縦書きの印刷物についても同様
に適用することができる。
また、本実施例にあっては、印刷パターンのデータを
デジタルデータにより比較しているが、本発明では、こ
れをアナログデータにより比較してもよいことはもちろ
んである。また、上記文字の大きさは一定でかつ文字は
規則的に配列されているものであるため、光電管による
検出は正確に行えるものである。更に、校正刷りで既に
チェックされているため、それらの文字データは正確な
ものであり、この点からも正確に丁合の正・不正を検出
することもできる。
本実施例では1列分の文字の有無パターンを読み取っ
ているが、複数列を含むように所定の幅で有無パターン
を読み取るようにしてもよい。
また、本実施例では各折丁ごとに文字パターンを読み
取り、丁合の正・不正を判断しているが、各丁合の文字
パターンをすべて記憶させておき、まとめて丁合の正・
不正を判断するようにしてもよい。
〈効果〉 以上説明してきたように、本発明によれば、丁合検査
のための特別なマークを必要としないので、製版時まで
のマークの入れ忘れ、マーク位置の精度の狂い等による
検査不能という問題が生じない。
また、丁合検査において、折丁の折りずれ等による影
響がなく、確実に乱丁、落丁などの検査をすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る丁合検査装置の概略構成を示すブ
ロック図、第2図は本発明の一実施例に係る丁合検査装
置の概略構成を示すそのブロック図、第3図は同じく一
実施例に係る丁合検査装置の構成を示す概念図、第4図
は一実施例に係る丁合検査装置でのCPUにおける丁合検
査の手順を示すフローチャート、第5図(a)は横書き
原稿の読み取り部(行末部分)を示す説明図、第5図
(b)は縦書き原稿の読み取り部(列の末部分)を示す
説明図、第5図(c)は横書き原稿の読み取り部(行の
始め)を示す説明図である。 100……基準データ設定手段、200……パターン読み取り
手段、300……比較判定手段、FS……折丁、SL……検査
対象ライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B42C 1/00 - 1/12 B65H 7/06 B65H 39/02 - 39/04 B65H 43/02 - 43/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字印刷物の折丁が順番に重ね合わされる
    丁合の正・不正を検査する検査方法において、 丁合される折丁に印刷されている文字の各行方向または
    列方向と直角方向に検査対象ラインを設定し、該検査対
    象ライン上の印刷文字の有無パターンを読み取り、この
    読み取ったパターンデータを上記検査対象ライン上に文
    字が存在するか否かの基準パターンデータと比較するこ
    とにより、その丁合の正・不正を検査することを特徴と
    する丁合検査方法。
  2. 【請求項2】文字印刷物の折丁を順番に重ね合わせる丁
    合の正・不正を検査する丁合検査装置であって、 文字配列の基準パターンデータを設定する基準データ設
    定手段と、 折丁の印刷文字の有無パターンを読み取るパターン読み
    取り手段と、 このパターン読み取り手段で読み取ったパターンデータ
    を上記基準パターンデータと比較することにより、上記
    丁合の正・不正を判定する比較判定手段と、を備えたこ
    とを特徴とする丁合検査装置。
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EP0685420B1 (de) * 1994-06-03 1998-08-05 Ferag AG Kontrollverfahren zur Anwendung bei der Herstellung von Druckprodukten und Anordnung zur Durchführung des Verfahrens
JP5577529B2 (ja) * 2010-03-30 2014-08-27 株式会社北電子 製本工程における表紙ずれ検査装置

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