JP2863904B2 - 壁パネルの取付構造 - Google Patents
壁パネルの取付構造Info
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- JP2863904B2 JP2863904B2 JP16282895A JP16282895A JP2863904B2 JP 2863904 B2 JP2863904 B2 JP 2863904B2 JP 16282895 A JP16282895 A JP 16282895A JP 16282895 A JP16282895 A JP 16282895A JP 2863904 B2 JP2863904 B2 JP 2863904B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は壁パネルの取付構造に
関し、さらに詳しくは、既設建物の壁面の外側に壁パネ
ルを、パネル間の目地部にシール材を挿着することなく
空目地状態で、取付ける取付構造に関する。
関し、さらに詳しくは、既設建物の壁面の外側に壁パネ
ルを、パネル間の目地部にシール材を挿着することなく
空目地状態で、取付ける取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】既設建物の壁面の改修の際に、既設の壁
面の外側に新たな壁パネルを取付ける場合、一般に金属
パネルが用いられるが、パネル面が汚損しにくく外観も
すぐれていることから、金属パネルの表面にほうろう加
工を施したほうろうパネルが多く用いられるようになっ
た。そしてこの新たな壁パネル相互間の目地部は、内側
に既設壁面があるので、シール材の充填は不要であるた
め、空目地状態とするのが普通である。
面の外側に新たな壁パネルを取付ける場合、一般に金属
パネルが用いられるが、パネル面が汚損しにくく外観も
すぐれていることから、金属パネルの表面にほうろう加
工を施したほうろうパネルが多く用いられるようになっ
た。そしてこの新たな壁パネル相互間の目地部は、内側
に既設壁面があるので、シール材の充填は不要であるた
め、空目地状態とするのが普通である。
【0003】そして上記金属パネルとしては、一般に図
17に示すように主板部61の四周に折曲片部62を連
設した浅い箱状の金属パネル60が用いられ、その取付
のために折曲片部62にL字形に折曲げた短尺の小片状
の金属製の取付金具63を固着し、建物側に壁パネル間
の縦目地および横目地に沿って固着した縦下地材および
横下地材に、上記取付金具63をねじ止めする取付構造
が採用されている。
17に示すように主板部61の四周に折曲片部62を連
設した浅い箱状の金属パネル60が用いられ、その取付
のために折曲片部62にL字形に折曲げた短尺の小片状
の金属製の取付金具63を固着し、建物側に壁パネル間
の縦目地および横目地に沿って固着した縦下地材および
横下地材に、上記取付金具63をねじ止めする取付構造
が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記の壁パネ
ルの取付構造においては、空目地部に多数個の取付金具
63が点在するために見苦しく、外観の劣るものであっ
た。
ルの取付構造においては、空目地部に多数個の取付金具
63が点在するために見苦しく、外観の劣るものであっ
た。
【0005】さらにほうろうパネルにおいては、金属パ
ネルを構成する板材の切断端面(小口)、すなわち図1
7に示すような浅い箱状のパネルの場合は折曲片部の先
端面部には、ほうろう層が充分形成されず、さらにパネ
ルの運搬中などに上記端面の隅角部が打撃傷を受けてほ
うろう層が欠けやすいので、建物に取付後に錆を生じ、
この錆は空目地部のため建物外側から見えやすく、外観
上見苦しいという問題があった。またほうろうパネル以
外の塗装パネルなどにおいても、上記打撃傷により塗膜
が損傷するので同様な問題があった。
ネルを構成する板材の切断端面(小口)、すなわち図1
7に示すような浅い箱状のパネルの場合は折曲片部の先
端面部には、ほうろう層が充分形成されず、さらにパネ
ルの運搬中などに上記端面の隅角部が打撃傷を受けてほ
うろう層が欠けやすいので、建物に取付後に錆を生じ、
この錆は空目地部のため建物外側から見えやすく、外観
上見苦しいという問題があった。またほうろうパネル以
外の塗装パネルなどにおいても、上記打撃傷により塗膜
が損傷するので同様な問題があった。
【0006】この発明は上記従来の問題点を解決するも
ので、空目地取付状態の外観がすぐれ、またパネルの錆
による空目地部の外観の劣化を防止できる壁パネルの取
付構造を提供しようとするものである。
ので、空目地取付状態の外観がすぐれ、またパネルの錆
による空目地部の外観の劣化を防止できる壁パネルの取
付構造を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の第1の発明の
壁パネルの取付構造は、主板部の四周に折曲片部を連設
し上部折曲片部に上曲片部を連設するとともに側部折曲
片部に内曲片部を連設した金属パネルの下部折曲片部に
沿って、該折曲片部挿入用の溝と該溝に直角な取付片部
を有する断面F字状の取付材を、前記取付片部をパネル
側方に向け前記溝に該折曲片部を嵌合させた状態で固着
して成る壁パネルを、既設壁面の外側に目地間隔をあけ
て上下左右に複数枚配列し、既設壁面に固設されパネル
間の横目地部に沿って延びる横下地材に、隣り合う前記
壁パネルの前記上曲片部と前記取付片部を重ね合せて締
結するとともに、既設壁面に固設されパネル間の縦目地
部に沿って延びる縦下地材と、前記壁パネルの前記内曲
片部との間に、雨水シ−ル用のガスケットを取付けたこ
とを特徴とする。
壁パネルの取付構造は、主板部の四周に折曲片部を連設
し上部折曲片部に上曲片部を連設するとともに側部折曲
片部に内曲片部を連設した金属パネルの下部折曲片部に
沿って、該折曲片部挿入用の溝と該溝に直角な取付片部
を有する断面F字状の取付材を、前記取付片部をパネル
側方に向け前記溝に該折曲片部を嵌合させた状態で固着
して成る壁パネルを、既設壁面の外側に目地間隔をあけ
て上下左右に複数枚配列し、既設壁面に固設されパネル
間の横目地部に沿って延びる横下地材に、隣り合う前記
壁パネルの前記上曲片部と前記取付片部を重ね合せて締
結するとともに、既設壁面に固設されパネル間の縦目地
部に沿って延びる縦下地材と、前記壁パネルの前記内曲
片部との間に、雨水シ−ル用のガスケットを取付けたこ
とを特徴とする。
【0008】この出願の第2の発明の壁パネルの取付構
造は、主板部の四周に折曲片部を連設し上部折曲片部に
上曲片部を連設した金属パネルの側部折曲片部および下
部折曲片部に沿って、該折曲片部挿入用の溝と該溝に直
角な取付片部を有する断面F字状の取付材を、前記取付
片部をパネル側方に向け前記溝に該折曲片部を嵌合させ
た状態で固着して成る壁パネルを、既設壁面の外側に目
地間隔をあけて上下左右に複数枚配列し、既設壁面に固
設されパネル間の横目地部に沿って延びる横下地材に、
隣り合う前記壁パネルの前記上曲片部と前記取付片部を
重ね合わせて締結し、既設壁面に固設されパネル間の縦
目地部に沿って延びる縦下地材に、隣り合う前記壁パネ
ルの前記取付片部を重ね合わせて締結したことを特徴と
する。
造は、主板部の四周に折曲片部を連設し上部折曲片部に
上曲片部を連設した金属パネルの側部折曲片部および下
部折曲片部に沿って、該折曲片部挿入用の溝と該溝に直
角な取付片部を有する断面F字状の取付材を、前記取付
片部をパネル側方に向け前記溝に該折曲片部を嵌合させ
た状態で固着して成る壁パネルを、既設壁面の外側に目
地間隔をあけて上下左右に複数枚配列し、既設壁面に固
設されパネル間の横目地部に沿って延びる横下地材に、
隣り合う前記壁パネルの前記上曲片部と前記取付片部を
重ね合わせて締結し、既設壁面に固設されパネル間の縦
目地部に沿って延びる縦下地材に、隣り合う前記壁パネ
ルの前記取付片部を重ね合わせて締結したことを特徴と
する。
【0009】この出願の第3の発明の壁パネルの取付構
造は、主板部の四周に折曲片部を連設し上部折曲片部に
上曲片部を連設した金属パネルの側部折曲片部の先端部
に端面保護材を被着するとともに、折曲片部挿入用の溝
と該溝に直角な取付片部を有する断面F字状の取付材
を、前記取付片部をパネル側方に向け前記溝に前記金属
パネルの下部折曲片部を嵌合させた状態で該下部折曲片
部に固着して成る壁パネルを、既設壁面の外側に目地間
隔をあけて上下左右に複数枚配列し、既設壁面に固設さ
れパネル間の横目地部に沿って延びる横下地材に、隣り
合う前記壁パネルの前記上曲片部と前記取付片部を重ね
合わせて締結したことを特徴とする。
造は、主板部の四周に折曲片部を連設し上部折曲片部に
上曲片部を連設した金属パネルの側部折曲片部の先端部
に端面保護材を被着するとともに、折曲片部挿入用の溝
と該溝に直角な取付片部を有する断面F字状の取付材
を、前記取付片部をパネル側方に向け前記溝に前記金属
パネルの下部折曲片部を嵌合させた状態で該下部折曲片
部に固着して成る壁パネルを、既設壁面の外側に目地間
隔をあけて上下左右に複数枚配列し、既設壁面に固設さ
れパネル間の横目地部に沿って延びる横下地材に、隣り
合う前記壁パネルの前記上曲片部と前記取付片部を重ね
合わせて締結したことを特徴とする。
【0010】この出願の第4の発明の壁パネルの取付構
造は、主板部の四周に折曲片部を連設し上部折曲片部に
上曲片部を連設するとともに側部折曲片部に内曲片部を
連設した金属パネルの該内曲片部の先端部に端面保護材
を被着するとともに、折曲片部挿入用の溝と該溝に直角
な取付片部を有する断面F字状の取付材を、前記取付片
部をパネル側方に向け前記溝に前記金属パネルの下部折
曲片部を嵌合させた状態で該下部折曲片部に沿って固着
して成る壁パネルを、既設壁面の外側に目地間隔をあけ
て上下左右に複数枚配列し、既設壁面に固設されパネル
間の横目地部に沿って延びる横下地材に、隣り合う前記
壁パネルの前記上曲片部と前記取付片部を重ね合わせて
締結したことを特徴とする。
造は、主板部の四周に折曲片部を連設し上部折曲片部に
上曲片部を連設するとともに側部折曲片部に内曲片部を
連設した金属パネルの該内曲片部の先端部に端面保護材
を被着するとともに、折曲片部挿入用の溝と該溝に直角
な取付片部を有する断面F字状の取付材を、前記取付片
部をパネル側方に向け前記溝に前記金属パネルの下部折
曲片部を嵌合させた状態で該下部折曲片部に沿って固着
して成る壁パネルを、既設壁面の外側に目地間隔をあけ
て上下左右に複数枚配列し、既設壁面に固設されパネル
間の横目地部に沿って延びる横下地材に、隣り合う前記
壁パネルの前記上曲片部と前記取付片部を重ね合わせて
締結したことを特徴とする。
【0011】この発明において、上下左右方向とは、壁
パネルを建物壁面部に取付けた状態における屋外側から
見た方向を称するものとする。
パネルを建物壁面部に取付けた状態における屋外側から
見た方向を称するものとする。
【0012】
【作用】この発明の壁パネルの取付構造においては、金
属パネルの折曲片部に沿って固着された取付材と上曲片
部とが、壁パネルを横下地材あるいは横下地材と縦下地
材(第2発明の場合)に保持するとともに、雨水が空目
地部からパネル裏面側に侵入するのを防止し、また取付
材の溝部が折曲片部の先端部に嵌合して該先端部を保護
し、該先端部の傷付きおよび発錆を防止する。
属パネルの折曲片部に沿って固着された取付材と上曲片
部とが、壁パネルを横下地材あるいは横下地材と縦下地
材(第2発明の場合)に保持するとともに、雨水が空目
地部からパネル裏面側に侵入するのを防止し、また取付
材の溝部が折曲片部の先端部に嵌合して該先端部を保護
し、該先端部の傷付きおよび発錆を防止する。
【0013】特に壁パネルの上曲片部は上部折曲片部と
一体なので、横目地部の雨水がパネル裏面側に侵入する
のを確実に防止し、該雨水を縦目地部あるいは下側の主
板部表面部へと誘導し、さらに壁パネル上辺部の曲げ強
度および剛性を増加させ、また上曲片部の先端面は上向
きなので乾燥しやすいため錆びにくい。
一体なので、横目地部の雨水がパネル裏面側に侵入する
のを確実に防止し、該雨水を縦目地部あるいは下側の主
板部表面部へと誘導し、さらに壁パネル上辺部の曲げ強
度および剛性を増加させ、また上曲片部の先端面は上向
きなので乾燥しやすいため錆びにくい。
【0014】第1の発明においては、内曲片部と縦下地
材との間に介在するガスケットが、縦目地部から雨水が
パネル裏面側に侵入するのを防止し、雨水が下方へ流下
するよう案内する。
材との間に介在するガスケットが、縦目地部から雨水が
パネル裏面側に侵入するのを防止し、雨水が下方へ流下
するよう案内する。
【0015】また第3および第4発明においては、金属
パネルの折曲片部あるいは内曲片部(第4発明の場合)
の先端部に被着した端面保護材が、該先端部を保護し、
該先端部の傷付きおよび発錆を防止する。
パネルの折曲片部あるいは内曲片部(第4発明の場合)
の先端部に被着した端面保護材が、該先端部を保護し、
該先端部の傷付きおよび発錆を防止する。
【0016】
【実施例】以下図1乃至図4により、第1発明の一実施
例を説明する。図中、1は鋼板製の金属パネルで、主板
部2の四周に上部折曲片部3a、下部折曲片部3b、側
部折曲片部3c,3cを連設して浅い箱状体とし、さら
に上部折曲片部3aに上方に向かう上曲片部4を連設
し、側部折曲片部3cにパネル内方に向かう内曲片部5
を連設して成る。5aは、壁パネル取付時に下段側の壁
パネルの上曲片部4との干渉を避けるために、内曲片部
5と側部折曲片部3cの一部を切欠いた切欠部である。
金属パネル1の表面側にはほうろう層を被着し、主板部
2の裏面には必要に応じて補強材(この実施例ではアル
ミハニカム)6を加圧接着して成る。
例を説明する。図中、1は鋼板製の金属パネルで、主板
部2の四周に上部折曲片部3a、下部折曲片部3b、側
部折曲片部3c,3cを連設して浅い箱状体とし、さら
に上部折曲片部3aに上方に向かう上曲片部4を連設
し、側部折曲片部3cにパネル内方に向かう内曲片部5
を連設して成る。5aは、壁パネル取付時に下段側の壁
パネルの上曲片部4との干渉を避けるために、内曲片部
5と側部折曲片部3cの一部を切欠いた切欠部である。
金属パネル1の表面側にはほうろう層を被着し、主板部
2の裏面には必要に応じて補強材(この実施例ではアル
ミハニカム)6を加圧接着して成る。
【0017】7bはアルミ型材から成る取付材で、下部
折曲片部3bの挿入用の溝8と、この溝8に直角な(溝
8に対して直角方向に延びる)取付片部9を有する断面
F字状のものであり、パネルの下辺の下部折曲片部3b
に沿って、取付片部9をパネル側方に向け溝8に下部折
曲片部3bの先端部を挿入した状態で、リベット10に
より固着してある。11は取付材7bおよび上曲片部4
に穿設した取付穴である。
折曲片部3bの挿入用の溝8と、この溝8に直角な(溝
8に対して直角方向に延びる)取付片部9を有する断面
F字状のものであり、パネルの下辺の下部折曲片部3b
に沿って、取付片部9をパネル側方に向け溝8に下部折
曲片部3bの先端部を挿入した状態で、リベット10に
より固着してある。11は取付材7bおよび上曲片部4
に穿設した取付穴である。
【0018】一方図2乃至図4において、20は建物の
既設壁面であり、この既設壁面20の外側には、上記構
成の壁パネル12,12間の縦目地(空目地)15に沿
って延びる縦下地材21が、既設壁面20にアンカーボ
ルト22により取付けたブラケット23にボルト締めさ
れて、固設されている。また24は壁パネル12,12
間の横目地(空目地)16に沿って延びる横下地材で、
その両端部は縦下地材21に溶接した支板25,26に
ボルト締めされ、中間部は上記ブラケット23と同様な
ブラケット(図示しない)により、既設壁面20に支持
されている。
既設壁面であり、この既設壁面20の外側には、上記構
成の壁パネル12,12間の縦目地(空目地)15に沿
って延びる縦下地材21が、既設壁面20にアンカーボ
ルト22により取付けたブラケット23にボルト締めさ
れて、固設されている。また24は壁パネル12,12
間の横目地(空目地)16に沿って延びる横下地材で、
その両端部は縦下地材21に溶接した支板25,26に
ボルト締めされ、中間部は上記ブラケット23と同様な
ブラケット(図示しない)により、既設壁面20に支持
されている。
【0019】そしてこの実施例では、縦下地材21の前
面21a(図2参照)に、水平断面が扁平なコ字状を呈
し上下方向に延びるステンレス薄板製の樋27が、腹板
部をねじ止め28されて取付けられている。この樋27
はその正面巾が下向きにやや先細形状となっており、図
2の上部に示すように、上段側の樋27の下端を下段側
の樋27の上端部内に嵌合させた状態で、縦下地材21
に取付けて、上段側の樋27を伝って流下する雨水が、
下段側の樋27内に流入するようにしてある。そして樋
27は、前記の取付材7と同色となるように着色仕上げ
してある。29は樋27の左右両縁部に沿って接着した
上下方向に連続する軟質ゴム製のガスケットである。な
おこの左右のガスケット29,29を一体に連続させた
巾広の1枚の帯板状のガスケットを用いてもよい。
面21a(図2参照)に、水平断面が扁平なコ字状を呈
し上下方向に延びるステンレス薄板製の樋27が、腹板
部をねじ止め28されて取付けられている。この樋27
はその正面巾が下向きにやや先細形状となっており、図
2の上部に示すように、上段側の樋27の下端を下段側
の樋27の上端部内に嵌合させた状態で、縦下地材21
に取付けて、上段側の樋27を伝って流下する雨水が、
下段側の樋27内に流入するようにしてある。そして樋
27は、前記の取付材7と同色となるように着色仕上げ
してある。29は樋27の左右両縁部に沿って接着した
上下方向に連続する軟質ゴム製のガスケットである。な
おこの左右のガスケット29,29を一体に連続させた
巾広の1枚の帯板状のガスケットを用いてもよい。
【0020】前記壁パネル12を上記下地材部に取付け
るには、上下に隣り合う壁パネル12,12を、所定の
目地間隔Gをあけて横下地材24および縦下地材21に
沿って配列し、隣り合うパネルの上辺の上曲片部4と下
辺の取付材7bの取付片部9を、該取付片部9を屋外側
にして重ね合わせて、穴11を通してタッピンねじ30
を横下地材24にねじ込んで固定する。なお左右に隣り
合う壁パネル12,12は、所定の目地間隔Gをあけ、
独立して取付作業すればよい。上記の取付により壁パネ
ル12の左右両側辺部の内曲片部5,5はガスケット2
9の前面に圧接された状態となる。
るには、上下に隣り合う壁パネル12,12を、所定の
目地間隔Gをあけて横下地材24および縦下地材21に
沿って配列し、隣り合うパネルの上辺の上曲片部4と下
辺の取付材7bの取付片部9を、該取付片部9を屋外側
にして重ね合わせて、穴11を通してタッピンねじ30
を横下地材24にねじ込んで固定する。なお左右に隣り
合う壁パネル12,12は、所定の目地間隔Gをあけ、
独立して取付作業すればよい。上記の取付により壁パネ
ル12の左右両側辺部の内曲片部5,5はガスケット2
9の前面に圧接された状態となる。
【0021】上記の空目地取付状態においては、取付材
7bが横目地16部において水平に連続しており(但し
目地の縦横交差部を除く)、また樋27の正面27aが
縦目地15部において上下に連続しているため、従来の
ような多数個の小片状の取付金具63(図17参照)が
露出して見えるのに比べて、すっきりした良好な外観が
得られる。そして下部折曲片部3bの先端部は取付材7
bの溝8内に嵌込まれているので、ほうろう層の被着が
少なく欠けやすい該先端部の発錆が防止される。
7bが横目地16部において水平に連続しており(但し
目地の縦横交差部を除く)、また樋27の正面27aが
縦目地15部において上下に連続しているため、従来の
ような多数個の小片状の取付金具63(図17参照)が
露出して見えるのに比べて、すっきりした良好な外観が
得られる。そして下部折曲片部3bの先端部は取付材7
bの溝8内に嵌込まれているので、ほうろう層の被着が
少なく欠けやすい該先端部の発錆が防止される。
【0022】また内曲片部5においては、ガスケット2
9が内曲片部5を伝ってパネル内方に向かう雨水を阻止
するので、ほうろう層の被着が少なく欠けやすい内曲片
部4の先端部の発錆が防止され、またたとえ錆が生じて
も建物外観からは見えず、ガスケット29により錆を含
む雨水がパネル外側に達するのが阻止されるため、長期
にわたって良好な外観が維持されるのである。
9が内曲片部5を伝ってパネル内方に向かう雨水を阻止
するので、ほうろう層の被着が少なく欠けやすい内曲片
部4の先端部の発錆が防止され、またたとえ錆が生じて
も建物外観からは見えず、ガスケット29により錆を含
む雨水がパネル外側に達するのが阻止されるため、長期
にわたって良好な外観が維持されるのである。
【0023】なお上記実施例では、樋27を縦下地材2
1の前面21aに取付けたため、取付材7との色合わせ
が容易であって、空目地の内部に見える縦横の露出面部
の色調や光沢等を合わせて、極めてすぐれた外観を得る
ことができるものであるが、場合によっては、樋27を
省略して、縦下地材21の前面21aを露出させ、該前
面部にガスケット29を取付けるようにしてもよい。
1の前面21aに取付けたため、取付材7との色合わせ
が容易であって、空目地の内部に見える縦横の露出面部
の色調や光沢等を合わせて、極めてすぐれた外観を得る
ことができるものであるが、場合によっては、樋27を
省略して、縦下地材21の前面21aを露出させ、該前
面部にガスケット29を取付けるようにしてもよい。
【0024】次に図5乃至図8により、第2の発明の一
実施例を説明する。図中、図1乃至図4と同一または相
当部分には同一符号を付して、その詳細な説明は省略す
る。金属パネル31は、内曲片部5を有さず側部折曲片
部3cの折曲深さがやや浅い他は、前記金属パネル1と
同構造を有する。そして前記壁パネル12と同様に、パ
ネル下辺の下部折曲片部3bに沿って取付材7bを取付
け、さらにパネル左右両側辺の側部折曲片部3cにも、
取付材7bと同材質で同様な断面形状の取付材7c,7
dを、リベット10により固着してある。
実施例を説明する。図中、図1乃至図4と同一または相
当部分には同一符号を付して、その詳細な説明は省略す
る。金属パネル31は、内曲片部5を有さず側部折曲片
部3cの折曲深さがやや浅い他は、前記金属パネル1と
同構造を有する。そして前記壁パネル12と同様に、パ
ネル下辺の下部折曲片部3bに沿って取付材7bを取付
け、さらにパネル左右両側辺の側部折曲片部3cにも、
取付材7bと同材質で同様な断面形状の取付材7c,7
dを、リベット10により固着してある。
【0025】なお図7に示すように、パネル右辺取付用
の取付材7dに対して、パネル左辺取付用の取付材7c
は、取付片部9の板厚分だけ取付片部9が屋外側に位置
する断面形状を有している。(なおこのかわりに、同断
面形状の取付材7dを、パネル右辺と左辺で主板部2に
対する取付深さ位置を変えて取付けて用いてもよい。)
の取付材7dに対して、パネル左辺取付用の取付材7c
は、取付片部9の板厚分だけ取付片部9が屋外側に位置
する断面形状を有している。(なおこのかわりに、同断
面形状の取付材7dを、パネル右辺と左辺で主板部2に
対する取付深さ位置を変えて取付けて用いてもよい。)
【0026】また図6乃至図8に示すように、縦下地材
21には前記実施例の樋27およびガスケット29は装
着してなく、横下地材24のパネル取付面24aが縦下
地材21の前面(パネル取付面)21aと面一である他
は、前記実施例と同様な下地材部の構成となっている。
21には前記実施例の樋27およびガスケット29は装
着してなく、横下地材24のパネル取付面24aが縦下
地材21の前面(パネル取付面)21aと面一である他
は、前記実施例と同様な下地材部の構成となっている。
【0027】前記構成の壁パネル32を上記下地材部に
取付けるには、上下および左右の隣り合う壁パネル3
2,32を、所定の目地間隔G,Gをあけて横下地材2
4および縦下地材21に沿って配列し、隣り合うパネル
の上辺の上曲片部4と下辺の取付材7bの取付片部9を
重ね合わせ、左辺と右辺の取付材7c,7dの取付片部
9を重ね合わせて、穴11を通してタッピンねじ30を
横下地材24および縦下地材21にねじ込んで固定す
る。
取付けるには、上下および左右の隣り合う壁パネル3
2,32を、所定の目地間隔G,Gをあけて横下地材2
4および縦下地材21に沿って配列し、隣り合うパネル
の上辺の上曲片部4と下辺の取付材7bの取付片部9を
重ね合わせ、左辺と右辺の取付材7c,7dの取付片部
9を重ね合わせて、穴11を通してタッピンねじ30を
横下地材24および縦下地材21にねじ込んで固定す
る。
【0028】上記の取付状態においては、取付材7bお
よび7c,7dが、横目地および縦目地部において水平
および上下に連続しており(但し目地交差部を除く)、
均一で良好な外観が得られる。また側部折曲片部3c,
3cの先端部も、取付材7c,7dの溝8内に嵌込まれ
ているので、ほうろう層の被着が少なく欠けやすい該先
端部の発錆が防止される。
よび7c,7dが、横目地および縦目地部において水平
および上下に連続しており(但し目地交差部を除く)、
均一で良好な外観が得られる。また側部折曲片部3c,
3cの先端部も、取付材7c,7dの溝8内に嵌込まれ
ているので、ほうろう層の被着が少なく欠けやすい該先
端部の発錆が防止される。
【0029】次に図9乃至図12により、第3の発明の
一実施例を説明する。この実施例の金属パネル31は、
側部折曲片部3cの折曲げ深さがやや深い他は、前記第
2発明の実施例と同構造を有する。41はパネル左右両
側辺部の側部折曲片部3c,3cに先端部に被せて接着
された端面保護材で、断面U字形のアルミ押出材から成
るものであるが、プラスチック等の他の材質の端面保護
材を被着したり、防錆塗料を上記先端部に塗装して該塗
料を端面保護材41として使用することもできる。パネ
ルの下辺の下部折曲片部3bに沿って取付材7bを固着
した点は、前記各実施例と同じである。
一実施例を説明する。この実施例の金属パネル31は、
側部折曲片部3cの折曲げ深さがやや深い他は、前記第
2発明の実施例と同構造を有する。41はパネル左右両
側辺部の側部折曲片部3c,3cに先端部に被せて接着
された端面保護材で、断面U字形のアルミ押出材から成
るものであるが、プラスチック等の他の材質の端面保護
材を被着したり、防錆塗料を上記先端部に塗装して該塗
料を端面保護材41として使用することもできる。パネ
ルの下辺の下部折曲片部3bに沿って取付材7bを固着
した点は、前記各実施例と同じである。
【0030】この壁パネル42取付用の下地材部は、前
記第2発明の実施例と同構成のものであり、壁パネルの
取付方法は前記第1発明の実施例と同様であるが、第1
発明におけるガスケット29はないので、パネルの左右
側辺部の折曲片部3cに被着した端面保護材41と縦下
地材21との間には少量のすきまが存在する。
記第2発明の実施例と同構成のものであり、壁パネルの
取付方法は前記第1発明の実施例と同様であるが、第1
発明におけるガスケット29はないので、パネルの左右
側辺部の折曲片部3cに被着した端面保護材41と縦下
地材21との間には少量のすきまが存在する。
【0031】壁パネル42の取付状態においては、横目
地部において取付材7bが連続し(但し目地交差部を除
く)、縦目地部においては縦下地材21が上下に連続し
ているので、良好な外観が得られる。またパネルの下辺
の折曲片部3bの先端部は取付材7bの溝8内に嵌込ま
れ、またパネルの左右両側辺の折曲片部3cの先端部は
端面保護材41により被覆されているので、ほうろう層
が少なく欠けやすい各先端部の発錆が防止される。
地部において取付材7bが連続し(但し目地交差部を除
く)、縦目地部においては縦下地材21が上下に連続し
ているので、良好な外観が得られる。またパネルの下辺
の折曲片部3bの先端部は取付材7bの溝8内に嵌込ま
れ、またパネルの左右両側辺の折曲片部3cの先端部は
端面保護材41により被覆されているので、ほうろう層
が少なく欠けやすい各先端部の発錆が防止される。
【0032】次に図13乃至図16により第4の発明の
一実施例を説明する。この実施例の金属パネル1は、側
部折曲片部3cの折曲げ深さがやや浅い他は、前記第1
発明の実施例と同構造を有する。そしてパネルの左右両
側辺部の内曲片部5,5の先端部には、前記第3発明の
実施例と同材質同形状の端面保護材51が被着してあ
り、パネルの下辺の折曲片部3bには、取付材7bを固
着した点は、前記各実施例と同じである。
一実施例を説明する。この実施例の金属パネル1は、側
部折曲片部3cの折曲げ深さがやや浅い他は、前記第1
発明の実施例と同構造を有する。そしてパネルの左右両
側辺部の内曲片部5,5の先端部には、前記第3発明の
実施例と同材質同形状の端面保護材51が被着してあ
り、パネルの下辺の折曲片部3bには、取付材7bを固
着した点は、前記各実施例と同じである。
【0033】この壁パネル52取付用の下地材部は、前
記第2および第3発明の実施例と同構成のものであり、
壁パネルの取付方法は前記第3発明の実施例と同じであ
る。
記第2および第3発明の実施例と同構成のものであり、
壁パネルの取付方法は前記第3発明の実施例と同じであ
る。
【0034】壁パネル52の取付状態においては、横目
地部において取付材7bが連続し(但し目地交差部を除
く)、縦目地部においては縦下地材21が上下に連続し
ているので、良好な外観が得られる。またパネルの下辺
の下部折曲片部3bの先端部は取付材7bの溝8内に嵌
込まれ、またパネルの左右両側辺の内曲片部5の先端部
は端面保護材51により被覆されているので、ほうろう
層が少なく欠けやすい各先端部の発錆が防止される。
地部において取付材7bが連続し(但し目地交差部を除
く)、縦目地部においては縦下地材21が上下に連続し
ているので、良好な外観が得られる。またパネルの下辺
の下部折曲片部3bの先端部は取付材7bの溝8内に嵌
込まれ、またパネルの左右両側辺の内曲片部5の先端部
は端面保護材51により被覆されているので、ほうろう
層が少なく欠けやすい各先端部の発錆が防止される。
【0035】さらに内曲片部5の先端部はパネル裏面側
に曲げ込まれた位置にあるので、該先端部においてたと
え発錆しても、その錆を含む雨水は端面保護材51近傍
部を流下してパネルの側面側へは流出しにくいため、長
期間にわたって良好な外観が維持されるのである。
に曲げ込まれた位置にあるので、該先端部においてたと
え発錆しても、その錆を含む雨水は端面保護材51近傍
部を流下してパネルの側面側へは流出しにくいため、長
期間にわたって良好な外観が維持されるのである。
【0036】この発明は上記各実施例に限定されるもの
ではなく、たとえば金属パネルの主板部2の縦横比や各
折曲片部の深さ等は上記以外のものとしてもよく、また
縦下地材21および横下地材24の形状や既設壁面への
取付構造等も、上記以外のものとしてもよい。またこの
発明は、塗装した金属パネル等、ほうろうパネル以外の
金属パネルの場合にも、適用できるものである。
ではなく、たとえば金属パネルの主板部2の縦横比や各
折曲片部の深さ等は上記以外のものとしてもよく、また
縦下地材21および横下地材24の形状や既設壁面への
取付構造等も、上記以外のものとしてもよい。またこの
発明は、塗装した金属パネル等、ほうろうパネル以外の
金属パネルの場合にも、適用できるものである。
【0037】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
折曲片部に沿って固着した取付材および該取付材の裏面
側に重ね合わせられる上曲片部によって、パネルを下地
材に取付けるようにしたので、従来の多数個の小片状の
取付金具による煩雑な外観の取付構造に比べて、連続状
の取付材によってすっきりした外観が得られ、また取付
材により折曲片部の先端部が保護されその傷付きや発錆
が防止されるので、錆による空目地部の汚損も防止さ
れ、外観のすぐれた壁パネルの取付構造が得られる。
折曲片部に沿って固着した取付材および該取付材の裏面
側に重ね合わせられる上曲片部によって、パネルを下地
材に取付けるようにしたので、従来の多数個の小片状の
取付金具による煩雑な外観の取付構造に比べて、連続状
の取付材によってすっきりした外観が得られ、また取付
材により折曲片部の先端部が保護されその傷付きや発錆
が防止されるので、錆による空目地部の汚損も防止さ
れ、外観のすぐれた壁パネルの取付構造が得られる。
【0038】また上部折曲片部と一体の上曲片部によっ
て、横目地部の雨水がパネル裏面側に侵入するのが確実
に防止され、パネル上辺部の強度も向上する。
て、横目地部の雨水がパネル裏面側に侵入するのが確実
に防止され、パネル上辺部の強度も向上する。
【0039】また第1の発明によれば、縦目地部にパネ
ル側辺部からの突出部がないすぐれた外観が得られると
ともに、ガスケットにより内曲片部の発錆および錆を含
む雨水による汚損が防止され、さらに内曲片部により金
属パネルの強度も向上する。
ル側辺部からの突出部がないすぐれた外観が得られると
ともに、ガスケットにより内曲片部の発錆および錆を含
む雨水による汚損が防止され、さらに内曲片部により金
属パネルの強度も向上する。
【0040】第2の発明によれば、壁パネルは三辺部を
取付材により、一辺部を上曲片部により下地材に保持さ
れるので、大型のパネルの使用も容易であり、また縦目
地と横目地部はいずれも取付材を用いた同様な外観を有
するので、均質ですぐれた外観の壁パネルの取付構造が
得られる。
取付材により、一辺部を上曲片部により下地材に保持さ
れるので、大型のパネルの使用も容易であり、また縦目
地と横目地部はいずれも取付材を用いた同様な外観を有
するので、均質ですぐれた外観の壁パネルの取付構造が
得られる。
【0041】また第3の発明によれば、端部保護カバー
によりパネル左右側辺部の折曲片部先端部の傷付きや発
錆およびこの錆による汚損が防止される。
によりパネル左右側辺部の折曲片部先端部の傷付きや発
錆およびこの錆による汚損が防止される。
【0042】第4の発明によれば、縦目地部にパネル側
辺部からの突出部がないうえ端部保護カバーにより内曲
片部の先端部の傷付きや発錆が防止されるので、錆によ
る汚損も少ないすぐれた外観の壁パネルの取付構造が得
られ、内曲片部により金属パネルの強度も向上する。
辺部からの突出部がないうえ端部保護カバーにより内曲
片部の先端部の傷付きや発錆が防止されるので、錆によ
る汚損も少ないすぐれた外観の壁パネルの取付構造が得
られ、内曲片部により金属パネルの強度も向上する。
【図1】第1の発明の一実施例を示す壁パネルの裏面側
正面図である。
正面図である。
【図2】図1の壁パネルの取付状態の要部正面図であ
る。
る。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】第2の発明の一実施例を示す壁パネルの裏面側
正面図である。
正面図である。
【図6】図5の壁パネルの取付状態の要部正面図であ
る。
る。
【図7】図6のC−C線断面図である。
【図8】図7のD−D線断面図である。
【図9】第3の発明の一実施例を示す壁パネルの裏面側
正面図である。
正面図である。
【図10】図9の壁パネルの取付状態の要部正面図であ
る。
る。
【図11】図10のE−E線断面図である。
【図12】図11のF−F線断面図である。
【図13】第4の発明の一実施例を示す壁パネルの裏面
側正面図である。
側正面図である。
【図14】図13の壁パネルの取付状態の要部正面図で
ある。
ある。
【図15】図14のG−G線断面図である。
【図16】図15のH−H線断面図である。
【図17】従来の壁パネルの一例を示すパネル表面側の
斜視図である。
斜視図である。
1…金属パネル、2…主板部、3a…上部折曲片部、3
b…下部折曲片部、3c…側部折曲片部、4…上曲片
部、5…内曲片部、7b…取付材、7c…取付材、7d
…取付材、8…溝、9…取付片部、12…壁パネル、1
5…縦目地、16…横目地、20…既設壁面、21…縦
下地材、24…横下地材、31…金属パネル、31a…
上辺、31b…下辺、31c…左側辺、31d…右側
辺、32…壁パネル、41…端面保護材、42…壁パネ
ル、51…端面保護材、52…壁パネル。
b…下部折曲片部、3c…側部折曲片部、4…上曲片
部、5…内曲片部、7b…取付材、7c…取付材、7d
…取付材、8…溝、9…取付片部、12…壁パネル、1
5…縦目地、16…横目地、20…既設壁面、21…縦
下地材、24…横下地材、31…金属パネル、31a…
上辺、31b…下辺、31c…左側辺、31d…右側
辺、32…壁パネル、41…端面保護材、42…壁パネ
ル、51…端面保護材、52…壁パネル。
Claims (4)
- 【請求項1】 主板部の四周に折曲片部を連設し上部折
曲片部に上曲片部を連設するとともに側部折曲片部に内
曲片部を連設した金属パネルの下部折曲片部に沿って、
該折曲片部挿入用の溝と該溝に直角な取付片部を有する
断面F字状の取付材を、前記取付片部をパネル側方に向
け前記溝に該折曲片部を嵌合させた状態で固着して成る
壁パネルを、既設壁面の外側に目地間隔をあけて上下左
右に複数枚配列し、既設壁面に固設されパネル間の横目
地部に沿って延びる横下地材に、隣り合う前記壁パネル
の前記上曲片部と前記取付片部を重ね合せて締結すると
ともに、既設壁面に固設されパネル間の縦目地部に沿っ
て延びる縦下地材と、前記壁パネルの前記内曲片部との
間に、雨水シ−ル用のガスケットを取付けたことを特徴
とする壁パネルの取付構造。 - 【請求項2】 主板部の四周に折曲片部を連設し上部折
曲片部に上曲片部を連設した金属パネルの側部折曲片部
および下部折曲片部に沿って、該折曲片部挿入用の溝と
該溝に直角な取付片部を有する断面F字状の取付材を、
前記取付片部をパネル側方に向け前記溝に該折曲片部を
嵌合させた状態で固着して成る壁パネルを、既設壁面の
外側に目地間隔をあけて上下左右に複数枚配列し、既設
壁面に固設されパネル間の横目地部に沿って延びる横下
地材に、隣り合う前記壁パネルの前記上曲片部と前記取
付片部を重ね合わせて締結し、既設壁面に固設されパネ
ル間の縦目地部に沿って延びる縦下地材に、隣り合う前
記壁パネルの前記取付片部を重ね合わせて締結したこと
を特徴とする壁パネルの取付構造。 - 【請求項3】 主板部の四周に折曲片部を連設し上部折
曲片部に上曲片部を連設した金属パネルの側部折曲片部
の先端部に端面保護材を被着するとともに、折曲片部挿
入用の溝と該溝に直角な取付片部を有する断面F字状の
取付材を、前記取付片部をパネル側方に向け前記溝に前
記金属パネルの下部折曲片部を嵌合させた状態で該下部
折曲片部に固着して成る壁パネルを、既設壁面の外側に
目地間隔をあけて上下左右に複数枚配列し、既設壁面に
固設されパネル間の横目地部に沿って延びる横下地材
に、隣り合う前記壁パネルの前記上曲片部と前記取付片
部を重ね合わせて締結したことを特徴とする壁パネルの
取付構造。 - 【請求項4】 主板部の四周に折曲片部を連設し上部折
曲片部に上曲片部を連設するとともに側部折曲片部に内
曲片部を連設した金属パネルの該内曲片部の先端部に端
面保護材を被着するとともに、折曲片部挿入用の溝と該
溝に直角な取付片部を有する断面F字状の取付材を、前
記取付片部をパネル側方に向け前記溝に前記金属パネル
の下部折曲片部を嵌合させた状態で該下部折曲片部に沿
って固着して成る壁パネルを、既設壁面の外側に目地間
隔をあけて上下左右に複数枚配列し、既設壁面に固設さ
れパネル間の横目地部に沿って延びる横下地材に、隣り
合う前記壁パネルの前記上曲片部と前記取付片部を重ね
合わせて締結したことを特徴とする壁パネルの取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16282895A JP2863904B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 壁パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16282895A JP2863904B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 壁パネルの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08333863A JPH08333863A (ja) | 1996-12-17 |
JP2863904B2 true JP2863904B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=15762016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16282895A Expired - Lifetime JP2863904B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 壁パネルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2863904B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP16282895A patent/JP2863904B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08333863A (ja) | 1996-12-17 |
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