JP2863318B2 - 糸の供給方法 - Google Patents

糸の供給方法

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JP2863318B2
JP2863318B2 JP8516992A JP51699296A JP2863318B2 JP 2863318 B2 JP2863318 B2 JP 2863318B2 JP 8516992 A JP8516992 A JP 8516992A JP 51699296 A JP51699296 A JP 51699296A JP 2863318 B2 JP2863318 B2 JP 2863318B2
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    • DTEXTILES; PAPER
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    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/34Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
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    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C15/00Making pile fabrics or articles having similar surface features by inserting loops into a base material
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    • D05C15/08Tufting machines
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は別個の糸を削除および織りプロセスに再導入
する方法に関し、ここにおいて、この方法は、何時で
も、如何なる数および組合せの糸をも供給することがで
きる。
多くの繊維プロセスは、特殊な効果を産み出すために
生地内で異なる糸の位置を調節している。例えば、手製
のつづれ織りでは、異なる色の糸が正確な位置にロック
され高度に精緻な画像を創り出している。機械製の生地
では、表面の各点において糸を変えるよう多くの技術が
開発されている。これらの技術は、種々あるけれども、
2つのグループに分けることができる。すなわち、異な
る供給糸の相対的な幾何学的配列を調節するプロセスお
よび供給糸を同時でも変えるプロセスである。
織ることは、異なる供給糸の相対的な幾何学的配列を
調節することができる典型的なプロセスである。これ
は、赤い経糸と白い緯糸とを織る例を考慮することによ
り説明できる。生地は、経糸が緯糸の上を通過している
所では赤く、他では白く見える。編むこと、および、タ
フティングは、望ましくない糸を生地内に隠し、すなわ
ち、埋め込み、望ましい糸を表面に置くことにより、同
じ効果を創成している。色を変えるこの方法は、特にあ
る色が表面にまれにしか現れないとき、糸を浪費すると
いう本来的な不利益を有している。加えて、この方法は
用いられる色の数を制限する。というのも、制限された
量の糸のみが各配置において隠され得るからである。
幾らかのプロセスは異なる配置において供給糸を変え
る方法を利用している。織物においては、これは生地に
沿った異なる緯糸位置で緯糸の供給を変えることによっ
て行われている。コンピュータ制御の刺繍法では、高度
に精緻なパターンを創成するために機械が停止され得、
かつ、自動的に異なる色の糸でもって張り替えられてい
る。
タフティングにおいては、カーペットのパターンを創
成するために、タフティング針への供給糸を自動的に切
り換える特殊な機械が開発されている。この発明のプロ
セスは、現存するプロセスの本来的問題の幾つかを克服
する、供給糸を変える新規な方法を提供する。それは、
プロセスを停止することなく糸を切換え、かつ、多数の
糸を同時に供給するという利点を有している。
発明の要約 この発明は、織りプロセスが作動している間に個別の
糸を削除かつ再導入し、多数の糸を組み合わせる新規な
方法を提供する。それは特にカーペットにパターンを創
成するのに有用である。
より詳しくは、この方法は織り製品を作り出す織りプ
ロセスへの複数の糸のうち個別の糸を削除、かつ、再導
入し、複数の別個の糸の何本でも、および、どのような
組合せでも、何時でも供給する能力を有している。この
方法のステップは、織り装置を停止すなわち中断するこ
となく糸を迅速に切断できること、および、切断された
端部が再導入できるように該端部を保持することに基づ
いている。糸の再導入は、個別の糸を別々にピックアッ
プし前送りするために、個別の糸を引っ張り力の下、供
給源から第1のジェットへ前送りすることを含んでい
る。この糸は、それから、カッターを過ぎ、ガイドおよ
びジェット手段を通過して方向付けられる。ジェット手
段はまた、個別の糸前送りジェット(第2のジェット)
のみか、または、共通の多数糸前送りジェット(第3の
ジェット)のみか、または、個別の糸前送りジェットお
よび共通の多数糸前送りジェットの両者を備えてもよ
い。好ましい実施例では、第2のジェットにより供給さ
れる複数の糸が織りプロセスに前送りする第3のジェッ
ト内に集中されている。織りプロセスは、織り製品が生
産されるにつれ糸を前送りする。
糸がプロセスから削除されるべきときには、糸はカッ
ターにより切断され、供給源からの前送りステップが停
止される。装置は1本から6本まで、または、それ以上
の異なる別個の糸を同時に供給することができる。ホッ
トワイヤを利用する好ましい実施例では、糸はカッター
の近傍で余剰の長さの経路に沿って向けられ、これによ
り、短い長さの糸を蓄積し、糸が切断プロセスの際にカ
ッター近傍で減速ないしは停止され得る。
図面の簡単な説明 図1は本発明を実施する装置の斜視概略図である。
図2A〜図2Eは、織り作動に供給されている糸に新しい
糸を供給し、かつ、供給を停止するために迅速に切断す
る方法を概略的に図解している。
図3A〜図3Cは、織り作動に供給されている糸を切断
し、かつ、貯える方法を概略的に図解している。
図4は、カッターを越えるジェット手段の代替実施例
を示している。
本発明の詳細な説明 図1は本発明の実施例を示し、これは、複数の別個の
供給源から織りプロセスに引っ張り状態で供給されてい
る複数の別個の糸のうちのいずれをも、織りプロセスま
たは他の別個の糸を停止すなわち中断することなく、削
除および再導入する。この実施例は複数の糸の如何なる
数および組合せをもプロセスに供給することができる。
図1において、システムは、糸10,10aおよび10bの如き
複数の糸のうちの一本の糸10に対して詳細に示されてい
る。個別の糸に対して、図1のシステムは、引っ張り装
置12、計量装置13、第1の個別の糸前送りジェット20、
ガイド22、個別の糸カッティング装置23、もう一つのガ
イド26、および、第2の個別の糸前送りジェット24と共
通の多数の糸前送りジェット28とを備えるジェット手段
25を備えている。図1に示すように、糸10が織り装置に
連続的に走行しているとき、糸はシステムを介して前送
りジェットからの任意的な補助を伴って、織り装置によ
り前送りされており、本発明のシステムは削除(カッテ
ィング)および再導入(付加)機能を遂行すべく待機し
ている。
糸10は糸供給源(不図示)から来て、引っ張り装置12
と、連続的に回転しているロール14、ニップロール16お
よび偏倚装置18を備える計量装置13とを通過する。ニッ
プロール16は、供給源からの、および、引っ張り装置13
を通る糸10を制御された速度に計量開始することが望ま
れるとき、ロール14に対し糸10を押し付ける。そうでな
いときは、装置18はニップロール16を引き込み、ロール
14は糸10の計量を行わない。
装置18は、ピストン、スプリング、または、ロール14
に対しニップロール16を偏倚させ、かつ、後でロール14
からニップロール16を引き込むことが出来る他の如何な
る装置であってもよい。ロール14に続いて、糸10は第1
の個別の糸前送りジェット20を通過する。糸前送りジェ
ット20は、糸を前方に付勢し、糸、特にその切断端部を
延伸状態に維持する。ジェット20に続き、糸はガイド手
段22を通過する。ガイド手段は、可撓性チューブ、端部
間に配置されたベローズを備えた剛性チューブまたは一
つの剛性チューブであってもよい。
カッティング装置23は糸10を迅速に切断する手段30を
含んでいる。手段30はホットワイヤ、ナイフ刃配列、ハ
サミカッター配列等でよい。カッティング手段30は、糸
の切断が望まれるとき、糸10に向かって移動してもよ
い。図1に示されたカッティング装置23は、ピストンア
クチュエータ33によって動かされるナイフ刃31と、ナイ
フ31に対し新しい面を呈するために定期的に回転され得
る回転可能なアンビルシリンダ35とを備えている。第2
の個別の糸前送りジェット24がカッターに続き、そし
て、織り装置に糸10を再導入することが望まれるとき、
切断された糸10先端部をガイド手段22の端部から離して
引き込むべく作用する。第2の前送りジェット24から、
糸10はガイドチューブ26を通って、第3の多数糸前送り
ジェット28に供給される。ここでは、糸10がガイドチュ
ーブ26a,26b等から出現している他の糸と組み合わされ
る。6本またはそれ以上までの糸が、糸の性質、ジェッ
トの寸法およびジェットを通過する空気流に依存して、
如何なる組合せでもって、または、全て同時に、ジェッ
ト28に供給され得る。第3の前送りジェット28から出現
する糸は、限定されるわけではないが、タフティング
機、織機、または、米国特許出願番号08/0172、162、19
93年2月22日出願、に開示されている細長パイル品製造
装置(elongated pile article manufacturing apparat
us)の如き織り装置に供給される。一旦、織り装置に係
合されると、糸は織り装置自体でもって前送りされ、他
の前送りジェットは不能とされるかまたは糸に蓄積され
る引っ張り力を低減すべく作動状態に維持されてもよ
い。
好ましい実施例では、織り装置が供給される糸の各々
が、それ自体の引っ張り装置12、ニップロール16、ニッ
プロール偏倚装置18、第1の前送りジェット20、ガイド
手段22、カッティング装置23、第2の前送りジェット2
4、および、ガイドチューブ26を有している。ロール14
および第3の前送りジェット28は全ての糸に共通であっ
てもよい。また、糸のデニール、糸の本数、ジェットの
デザイン、および、空気の圧力の如き変数に依存して、
糸10がガイドチューブ26を経てガイド手段22からジェッ
ト28に直接に走行すべく、ジェット24が省略されるかも
しれない。必要なことは、ジェット28が、複数のガイド
チューブ26を通して、複数のガイド手段22により個別の
カッター23を通過して個別の経路に沿う方向に向けられ
た個々の糸をピックアップすべく作用することである。
代わりに、第3のジェット28が省略され、そして、第
2のジェット24が図4に示されるように保持されてもよ
い。この実施例では、別個の糸ガイドチューブ26,26a、
および、26bの如きガイドチューブが、図示の如く、共
通の多数糸ガイドチューブ40内に集中している。過剰な
ジェット背圧(jet back pressure)がジェット24,24
a、および24bの如き別個の糸前送りジェットの下流に現
れないことを確実とするために、ジェット内にはそれぞ
れ通気孔42,44、および、46が設けられている。これら
の通気孔は、ガイドチューブ内の背圧が特定の条件設定
に対して余りにも高いとき、過剰な空気流をジェットか
ら通過させる。同様に、集中されたチューブ26,26a、お
よび、26bがガイドチューブ40に入る所には隙間48が存
在し、チューブ40内の背圧による過剰な流れが排気され
得る。かかる通気孔が無いと、糸の延伸された状態が維
持されないかもしれず、過剰な背圧が前送りを停止し、
かつ、縺れた糸の栓(plug)を作るかもしれない。また
は、過剰な背圧は切断された糸の先端を、糸を織り装置
に再導入する際にガイドないしはジェット内で逆方向に
瞬時に向けるかもしれない。この通気技術は、ジェット
の下流の背圧が問題を生じさせるなら、全ての実施例に
用いられている如何なるジェットにおいても有効であ
る。図4の配列を通して別個の糸端部の一つを供給する
とき、糸を導入する際に共通のガイド40を通る充分な空
気流をもたらすべく、ジェット24,24a、および24bの幾
つか、または、全てを働かせるのが有効である。そこ
で、一般に、本発明の糸供給装置は、第1のジェット、
カッティング手段、および、第2および第3のジェット
の一方または他方または両方であってもよい他のジェッ
ト手段を必要とする。
もしも、織り装置が切断された糸の先端部を自動的に
捕らえることが出来れば、本発明の糸取扱い装置は、糸
が織り装置に導入されようとするとき、共通のジェット
28ないしは共通のガイド40を通る走行端部を有さなくて
も作動し得る。もしも、織り装置が先端部を自動的に捕
らえることが出来なければ、糸取扱い装置は糸が導入さ
れようとするとき、少なくとも一つの走行糸ラインを有
せば作動し得る。先端部は織り装置によって自動的に捕
らえられるべく走行系ラインに絡み得る。糸取扱い装置
は、織り装置に走行している端部がゼロまたは複数のと
き、織り装置への糸の数をいかようにも加え、かつ、削
除することができる。撚り合わされたBCFカーペット糸
(ply twisted BCF carpet yarn)の4つの端部が糸供
給装置により取り扱われ得ることが経験により分かって
おり、6つ以上の端部が容易に取り扱われ得ることが期
待されている。
織り装置に既に供給されている糸(複数も含む)10に
対し、新しい糸10aを追加する糸取扱い装置の作動が図2
A〜図2Eに示されている。図2Aは切断端部11を有する糸1
0aの休止状態を示す。ここでは、ニップロール16は糸10
aないしはロール14に接触していない。第1の前送りジ
ェット20はオン(すなわち、それを通過する空気流を有
している)でもよいが、糸は引っ張り装置12により保持
されてその前方向への移動が防止されている。ガイド手
段22は直線経路内で糸をジェット24への入口に方向付け
ている。第2のジェット24はオフであり、糸10aはガイ
ド手段22内に静止している。
図2Bは糸10aを付加する初期ステップを示し、ここで
はニップロール16がロール14および糸10aに接触するよ
う動かされ、第2の前送りジェット24がオンされる。こ
の点では、両ロールが、糸が織りプロセスによりピック
アップされるまで、糸を制御された速度に計量して供給
する。もしも、第1のジェット20が先にオンされていな
かったのであれば、このときまたオンされる。これは、
曲がり(bucking)や折返し(folding)の代わりに、糸
をライン21で描かれる破線で示されるような延伸状態を
保つ。これは、糸10aの切断端部11をカッター23を過ぎ
ジェット24に入る経路に沿わせて向ける。第3の前送り
ジェット28もまたオンされており、そして、糸10aはジ
ェットを介して、後続の織りプロセス設備に供給され続
ける。糸10aはまた、織りプロセス設備により既に前送
りされている糸10に伴なわれ緩やかに絡んで引かれる。
通常の走行位置である図2Cでは、ニップロール16はロー
ル14から離れて動かされ、そして、第1のジェット20、
第2のジェット24および第3のジェット28がオフされて
もよい。代わりに、ジェットの1つまたはそれ以上が、
一旦、糸が織り装置に供給されても、オン状態に残され
てもよい。
糸10aが織りプロセスで最早必要とされないときに
は、高速カッティング装置23が作動され糸10aを迅速に
切断する。かくて、織り装置または走行系ライン10によ
る、プロセスを狂わせる虞のある重大な引っ張り力の増
大はみられない。図2Dは糸に係合しているカッター刃31
を示し、図2Eは切断直後の糸を示している。ここで、切
断端部先端11および切断端部後端11aが創成されてい
る。糸10aを停止しないで切断することにより現れる引
っ張り力の大きさは、糸の速度、糸の弾性、カッター刃
31と糸が織りプロセスで捕らえられる点との間の距離、
カッターが糸を切り離すに要する時間等のファクターに
依存する。約毎分45ヤード(YPM)で走行している約240
0デニールの撚り合わされたBCFナイロン糸に対し、通常
の空気作動の刃およびアンビルのカッターでもって切断
しても、重大な引っ張り力は発生しなかった。第1、第
2および第3のジェット、20,24および28は、それぞ
れ、各々オンまたはオフであってもよい。図2Dにおい
て、カッティング刃31は「切断位置」に上動される。も
しも、第3のジェット28がオンであったら、切断された
糸の後端11a(図2E)が後続の織り装置に余りに速やか
に供給されないように、この時点で第3のジェット28は
オフされる。カッティング刃32手段はそれから図2Eの休
止位置に戻される。一旦、切断された糸の後端11aが織
りプロセスに供給されたなら、もし望むなら、第3のジ
ェット28が再度オンされてもよい。糸10aの切断端部先
端11は、糸10aを織りプロセス設備に再度供給すること
が望まれるような時迄、ガイド手段22内に留まってい
る。引っ張り機12が糸を保持し、前方向への動きを防止
すべく作動する。
もしも、糸の速度および糸の引っ張り力を大きくする
ことが考慮されるなら、および/または、ホットワイヤ
型のカッターを使用することが望まれるなら、糸蓄積器
(yarn accumulator)を設けることが有利であるという
ことが分かっている。そうすると、切断の際に、カッタ
ーの近隣の糸の速度および引っ張り力が低下され得る
(すなわち、糸が緩められる)。糸のこの蓄積は、切断
の瞬間にはより短い長さに戻れるようにした増大された
長さの糸経路を一時的に設けることにより達成される。
図3Aにおいて、糸10aはガイド手段22を通って走行して
いる。ガイド手段22は可撓性チューブ、または、端部間
に配置されたベローズを備えた剛性チューブであっても
よく、カッター手段30はホットワイヤ29である。糸10a
の織り装置への供給を停止するために糸10aを切断する
ことが望まれる直前に、糸は、図3Aに示されるように、
余剰な長さの経路内を走行すべく変向される。これは、
元の糸経路から離してガイド22を曲げるピストンアクチ
ュエータ37により達成できる。カッターのピストンアク
チュエータ33は、図3Aおよび図3Bに示されるように、カ
ッターワイヤ29を元の糸経路内に上昇させることができ
る。この瞬間に、糸10aの供給を停止することが望まし
く、ガイド22は幾つかの機能をもたらす。すなわち、
a)それは、カッターを過ぎた経路に沿って糸10aを第
2の前送りジェット24の方向へ向ける。b)それは、糸
の小さな貯留部をもたらすために余剰の長さの経路に沿
って糸10aを変向する。貯留部は、低い引っ張り力での
切断のために、カッターの近傍の糸を効果的に減速ない
しは停止するのに役立つ。c)それは、糸10aを切断
し、かくて、後続する織り装置への供給を停止すること
が望まれたとき、カッティング手段30の上に糸10a移動
される。図3C図は、切断の直後で、かつ、ホットワイヤ
29が糸経路の下方のその休止位置に戻った後の状態を示
している。
もしも、上述のようなガイド手段により糸に弛緩部分
が与えられず、ホットワイヤが走行している糸に対して
元の糸経路に上昇されるならば、ワイヤが速く移動して
いる糸を加熱することは困難である。移動している糸は
切断されることなくホットワイヤを冷やすよう作用す
る。ホットワイヤは、もしも、糸が引っ張られている代
わりに弛緩されていると、より迅速に切断するというこ
とが分かっている。
余剰の長さの経路を設けるという技術は、従来の緯糸
蓄積器(weft accumulator)等のような他の糸貯留器な
いしは蓄積器により達成することができる。蓄積器は、
もしも、織り装置の作動を狂わせる、切断に伴う引っ張
り力の増加を最小にすることがさらに望まれるのであれ
ば、刃およびアンビル型のカッターにも有用であり得
る。蓄積器は、図3A〜図3Cにおいては、カッターの上流
に位置されて示されているけれども、カッターの下流に
位置されてもよい。特に、刃およびアンビル型のカッタ
ーと共に用いられるのであれば、個々の糸経路に沿う何
処に位置されてもよい。
例えば、余剰の長さの経路をもたらすべく共通のジェ
ット28の入口から離れたり向かったり横方向に動き得る
ガイドチューブ26の一部であってもよい。
刃およびアンビルカッターとホットワイヤカッター
は、上述のように本発明の方法において、両者とも働
く。刃およびアンビルカッターは部品点数が少なく制御
が簡単という有利性を有し、ホットワイヤカッターは糸
フィラメントの数本が一緒に融着され、プロセス内でジ
ェットにより取り扱われても端部がほどけない切断端部
をもたらす有利性を有している。これによる価値は、用
いられている特定の糸がほどける傾向にあるか、およ
び、織りプロセスにおいて必要とされる切断端部の品質
に依存する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルール,デイヴィッド,ピーター アメリカ合衆国 19802−3349 デラウ ェア州 ウィルミントン ノース ハリ ソン ストリート 2302 (72)発明者 ウォーカー,ウイリアム,チャールズ アメリカ合衆国 19802−2210 デラウ ェア州 ウィルミントン ウエスト 38 ティーエイチ ストリート 16 (56)参考文献 特開 平2−145833(JP,A) 特開 平2−277853(JP,A) 特開 昭64−20356(JP,A) 特開 平6−264332(JP,A) 特開 平4−316640(JP,A) 特開 昭59−59945(JP,A) 実公 昭50−16119(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D03D 47/28 - 47/38 B65H 51/16,51/32,69/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の別個の供給源から織りプロセスへ引
    っ張り力の下供給されている複数の別個の糸の内の個別
    の糸を、織りプロセスまたは他の別個の糸を中断するこ
    となく、削除、かつ、再導入し、複数の別個の糸の何本
    でも、および、どのような組合せでもプロセスに供給す
    る方法であって、前記方法は、 次のステップに従って織りプロセスから個別の糸を削除
    すること; プロセスに前送りされている個別の糸を、プロセス内ま
    たはプロセスに前送りされている他の糸内での破壊的な
    引っ張り力の変化の発生を防止し個別の糸の上流切断端
    部を生ずべく迅速に切断し、および、 前記個別の糸の上流切断端部をプロセスへの再導入のた
    めの準備位置で延伸状態に保持すること、 および、 次のステップに従って織りプロセスに前記糸を前記準備
    位置から再導入すること; 前記供給源からの前記別個の糸を制御された速度に計量
    し、 前記糸の切断端部を、前記切断端部を前記準備位置から
    前送りし前記糸の切断端部を前記計量中延伸状態に維持
    する第1の個別糸前送りジェットに通し、 前記延伸された糸の切断端部を、個別の糸のカッターを
    通過して経路内に方向付け、 前記延伸された糸の切断端部を、ガイドと前記延伸され
    た糸の切断端部を前記カッターから個別の糸経路に沿っ
    て前送りし、かつ、前記延伸された糸の切断端部を通過
    中延伸状態に維持するジェット手段とでもって通過さ
    せ、および、 前記延伸された糸の切断端部を、前記織りプロセスに前
    記糸を前送りするために、前記複数の糸のための複数の
    個別の糸経路でもって集中すること、 を備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】ジェット手段を通過させる前記ステップ
    は、第2の個別の糸前送りジェットを通して前送りする
    ことを備えることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】ジェット手段を通過させる前記ステップ
    は、共通の多数糸前送りジェットを通して前送りするこ
    とを備えることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】ジェット手段を通過させる前記ステップ
    は、共通の多数糸前送りジェットを通して前送りするこ
    とにより引き継がれる第2の個別の糸前送りジェットを
    通して前送りすることを備えることを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  5. 【請求項5】前記方向付けるステップは、前記糸を前記
    カッター近傍で余剰の長さの経路に沿って向けることを
    含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】前記余剰の長さの経路から前記カッターを
    通過した経路に前記糸を迅速に再方向付け、かつ、前記
    糸が弛緩され前記カッターでの切断が生ずるように、前
    記カッターを前記経路に置くステップを含むことを特徴
    とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】カッターはホットワイヤであることを特徴
    とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】個別の糸経路に沿って前記糸を前送りさせ
    ることは、前記糸を余剰の長さの経路に沿って通過させ
    ることを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】切断の際、糸の弛緩が生ずるように、切断
    の瞬間に余剰の長さの経路から前記個別の糸の経路に糸
    を迅速に再方向付けるステップを含むことを特徴とする
    請求項8に記載の方法。
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