JP2862839B2 - 標的装置 - Google Patents

標的装置

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JP2862839B2
JP2862839B2 JP21825296A JP21825296A JP2862839B2 JP 2862839 B2 JP2862839 B2 JP 2862839B2 JP 21825296 A JP21825296 A JP 21825296A JP 21825296 A JP21825296 A JP 21825296A JP 2862839 B2 JP2862839 B2 JP 2862839B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、標的装置、特に任
意の組み合わせに係る標的の所望のパターンの転換動作
を1個の駆動源で同時に、そのおもて面及び側面のみな
らず裏面を含め実現するようにした標的装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の隠顕標的装置(以下「標的装置」
という)は、主に競技用として用いられることが多く、
その基本標的の隠顕動作は側面からおもて面、おもて面
から側面の動作に限られていた。すなわち標的面には競
技用の標的が取付け或いは貼られており、射撃手は隠状
態から顕状態、すなわち側面からおもて面を向いて静止
した状態の標的に向かって射撃を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】既設の基本射撃場に設
置されている基本標的は、上述の様に側面からおもて
面、おもて面から側面の限られた標的の単純な隠顕動作
であるため、一度その標的を見てしまうと各標的装置に
取り付けられ、貼られている標的が分かってしまい、次
の回に標的が正面を向いたとき撃つべきか否かの判断を
する訓練にならない欠点があった。
【0004】本発明は、上記の欠点を解決することを目
的としており、各標的装置の標的のおもて面のみならず
裏面をも使用する構造にして、射撃手に対面する標的の
動作数を増やし、標的がおもて面か裏面かのどちらの面
を向くのかの他に、側面状態を維持する等、射撃手に標
的面の動作状態を予測できないようにして、警察官や自
衛官などの射撃手が拳銃を使用すべきか否かの瞬時判断
訓練もできる応用標的としての使用をも可能な標的装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明の標的装置は一列に並べられた複数個の標
的の中からその任意の組み合わせで、標的が正面を向く
ように制御される標的装置において、連結桿を備え、上
記の一列に並べられた各標的装置の標的を転換させるた
めの1つの駆動源と、駆動源の伝動力で標的を側面から
おもて面を向かせるおもて面転換機構と、駆動源の伝動
力で標的を側面から裏面を向かせる裏面転換機構と、標
的のおもて面、裏面、側面を選択する標的面選択機構と
を備え、任意の組み合わせに係る標的の転換動作を1個
の駆動源で同時に可能にしたことを特徴としている。
【0006】標的面選択機構で選択された標的の態様に
応じ、その標的装置に指定された標的のおもて面転換機
構又は裏面転換機構が他の標的装置のおもて面転換機構
又は裏面転換機構と同期して、つまり同時に作動し、或
いは転換機構の切り離しが行われる。裏面転換機構が働
いた標的装置の標的は裏面を向く。従っておもて面、裏
面、側面の混在した標的の組み合わせが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明に用いられる標的装
置の一実施例構造説明図を示している。同図において、
下部ハウジング1が基礎工事された床に固定設置され、
当該下部ハウジング1の上部に上部ハウジング2が取り
付けられいる。下部ハウジング1の内部中央には、ベア
リング3,4で回転自在に軸支されたメインシャフト5
が上部ハウジング2の上部から突出した状態で設けられ
ている。メインシャフト5の上部ハウジング2の内部及
び上部ハウジング2の上部から突出した部分には、ベア
リング6によって軸支されたスリーブシャフト7がその
外周に回転自在にゆるく嵌挿されており、当該スリーブ
シャフト7も上部ハウジング2の上部から突出した構造
を有している。
【0008】メインシャフト5の上部にはホルダ受け8
が設けられており、当該ホルダ受け8に標的ホルダ9が
配設されている。標的ホルダ9には後程説明する標的2
9が取り付け、或いは貼り付けられるようになってい
る。
【0009】スリーブシャフト7の上部ハウジング2の
上部から突出した部分に回転アーム11の一端が固定さ
れ、直線往復運動を行うコネクティングロッド10に当
該回転アーム11の他端がゆるく取り付けられている。
そのスリーブシャフト7の下端部にクラッチ13がキー
12を介してその軸方向に摺動可能に取り付けられてお
り、またその中間部に歯車15が固着されている。
【0010】メインシャフト5の下部ハウジング1から
突出した部分にアーマチュアハブ16が固着されてお
り、上記クラッチ13が作動したときメインシャフト5
とスリーブシャフト7とが一体化した接続状態となる。
またメインシャフト5のベアリング4が設けられている
すぐその下に、ベアリング17を介して歯車18が取り
付けられており、そして当該歯車18とねじ等で一体的
に結合されたアーマチュアハブ19が設けられ、その直
下にクラッチ20がキー21を介してその軸方向に摺動
可能に取り付けられている。クラッチ20が作動したと
きアーマチュアハブ19を介してメインシャフト5と歯
車18とが一体化した接続状態となる。
【0011】スリーブシャフト7に固着されている上記
歯車15は、歯車22と噛み合わされており、当該歯車
22を固定している軸23の下端には歯車24が固定さ
れている。そして当該歯車24と噛み合わされた歯車2
5は、上記歯車18とも噛み合わされた構造となってい
る。
【0012】なお上記クラッチ13,20の動作制御
は、例えば後に説明する図3に示されている様なタイミ
ングで、図示されていない制御装置からそれぞれの標的
装置30へそれぞれの制御信号が送られて来るようにな
っている。
【0013】本発明に用いられる標的装置30はこのよ
うに構成されているので、標的軸、すなわちメインシャ
フト5の軸芯を中心にして上記回転アーム11が紙面垂
直方向に揺動運動をしたとき、クラッチ13,20の動
作状態に応じて、標的ホルダ9は90度の正回転或い
は、逆回転する。次にその正回転、逆回転、側面維持の
各動作について説明する。 〔I〕 標的の正回転によるおもて面への転換動作 クラッチ13は作動状態に、クラッチ20は非作動状態
にそれぞれ制御されており、クラッチ13はメインシャ
フト5に固着されたアーマチュアハブ16と接続状態と
なっており、クラッチ20は歯車18と一体的に結合さ
れたアーマチュアハブ19と開放状態となっている。こ
のようなクラッチ13,20の動作状態の下で、 (1) 駆動装置(当該駆動装置については次の図2で
説明する)から伝動されるコネクティングロッド10の
動きで、回転アーム11は標的軸、すなわちメインシャ
フト5の軸芯を中心に90度廻る。
【0014】(2) キー26で回転アーム11と固着
されているスリーブシャフト7は、回転アーム11と同
方向に同一角度回転する。 (3) メインシャフト5はアーマチュアハブ16、ク
ラッチ13を介してスリーブシャフト7と一体化されて
おり、当該メインシャフト5は回転アーム11と同一方
向に同一角度回転する。一方スリーブシャフト7のこの
回転は、歯車15,22,24,25,18の歯車列を
介してアーマチュアハブ19にその回転が伝達される
が、クラッチ20とアーマチュアハブ19とは開放状態
となっているので、ベアリング17により当該アーマチ
ュアハブ19はメインシャフト5の軸上を空廻りする。
【0015】(4) メインシャフト5はホルダ受け
8、標的ホルダ9と一体的構造であるので、標的ホルダ
9に取り付けられている標的29は回転アーム11と同
方向に同角度回転する。 〔II〕 標的の逆回転による裏面への転換 クラッチ13は非作動状態に、クラッチ20は作動状態
にそれぞれ制御されており、クラッチ13はメインシャ
フト5に固着されたアーマチュアハブ16と開放状態と
なっており、クラッチ20は歯車18と一体的に結合さ
れたアーマチュアハブ19と接続状態となっている。こ
のようなクラッチ13,20の動作状態の下で、 (1) 駆動装置から伝動されるコネクティングロッド
10の動き(上記〔I〕の標的の正回転によるおもて面
への転換と同じ動き)で回転アーム11は標的軸、すな
わちメインシャフト5の軸芯を中心に90度廻る。
【0016】(2) キー26で回転アーム11と固着
されているスリーブシャフト7は、回転アーム11と同
一方向に同一角度回転する。 (3) 歯車15はキー27でスリーブシャフト7と固
着されているので、当該歯車15は回転アーム11と同
方向に同一角度回転する。
【0017】(4) 歯車15の回転は、当該歯車1
5,22,24,25,18の歯車列を介してアーマチ
ュアハブ19に伝達されるが、これらの歯車比は、歯車
15/歯車22=歯車18/歯車24、そして歯車25
/歯車24=1に選ばれており、アーマチュアハブ19
は回転アーム11と逆方向に同一角度回転する。
【0018】(5) クラッチ20とアーマチュアハブ
19とは接続状態にあるので、歯車15と一体化されて
いるメインシャフト5は回転アーム11と逆一方向に同
一角度回転する。一方、クラッチ13とアーマチュアハ
ブ16とは開放状態となっているので、当該スリーブシ
ャフト7はメインシャフト5の軸上を空廻りする。
【0019】(6) メインシャフト5はホルダ受け
8、標的ホルダ9と一体的構造であるので、標的ホルダ
9に取り付けられている標的29は回転アーム11と逆
方向に同角度回転する。つまり標的ホルダ9に取り付け
られている標的29は、おもて面方向と反対方向の裏面
への転換となる。 〔III 〕 切り離しによる標的の側面維持 クラッチ13,20は共に非作動状態にそれぞれ制御さ
れており、クラッチ13はメインシャフト5に固着され
たアーマチュアハブ16と開放状態となっており、クラ
ッチ20は歯車18と一体的に結合されたアーマチュア
ハブ19と開放状態となっている。このようなクラッチ
13,20の動作状態の下で、 (1) 駆動装置から伝動されるコネクティングロッド
10の動き(上記〔I〕の標的の正回転によるおもて面
への転換と同じ動き)で回転アーム11は標的軸、すな
わちメインシャフト5の軸芯を中心に90度廻る。
【0020】(2) クラッチ13はメインシャフト5
に固着されたアーマチュアハブ16と開放状態となって
おり、スリーブシャフト7はメインシャフト5の軸芯を
空廻りする。
【0021】(3) クラッチ20は歯車18と一体的
に結合されたアーマチュアハブ19と開放状態となって
おり、歯車15はキー27でスリーブシャフト7と固着
されているので、アーマチュアハブ19はメインシャフ
ト5の軸芯を空回転する。
【0022】従って回転アーム11が標的軸、すなわち
メインシャフト5の軸芯を中心に90度廻っても、メイ
ンシャフト5の軸芯は回転せず、標的29はその側面を
維持し続ける、いわゆる隠顕標的状態であり続ける。
【0023】図2は本発明に用いられる1個の駆動源で
複数個の標的装置を回転させる駆動装置の一実施例構造
説明図を示している。同図において、1,2,5,8,
10,11,30は図1のものに対応している。正逆回
転が自在のモータ31には歯車32が固着されており、
当該歯車32と噛合する歯車33の軸にはウォームギヤ
34が固定されている。ウォームギヤ34とホイールギ
ヤ35との噛合でモータ31の回転が減速される。当該
ホイールギヤ35の軸にスィングアーム36の一端が連
結されており、当該スィングアーム36の他端には直線
運動を行う連結ロッド37が取り付けられている。当該
連結ロッド37の他端には標的装置30の図1で説明し
たコネクティングロッド10が取り付けられており、当
該コネクティングロッド10の直線運動で回転アーム1
1が揺動運動を行う。
【0024】この回転アーム11の揺動運動により、メ
インシャフト5に固定されたホルダ受け8が90度の回
転を行い、ホルダ受け8に搭載されている標的(図2で
は図示省略)が90度回転させられる。以下同様にし
て、所定数の次段用のコネクティングロッド10が順に
連結され、各標的装置30の回転アーム11を回転させ
るようになっている。
【0025】説明するまでもなく、例えばモータ31が
正回転したとき、スィングアーム36はP1点の側面位
置からP2点のおもて面又は裏面位置まで移動し、連結
ロッド37を矢印方向に移動させる。これにより回転ア
ーム11が揺動運動を行う。ホルダ受け8を介して標的
ホルダ9に取り付けられている標的29は、例えばおも
て面を向く。この標的29のおもて面、裏面の向き及び
側面の維持は、図1で説明した様にクラッチ13,20
の動作によって決定される。
【0026】モータ31が逆回転したとき、スィングア
ーム36はP2点のおもて面又は裏面位置から元のP1
点の側面位置まで移動し、標的ホルダ9に取り付けられ
ている標的29は、おもて面から元の側面を向く。
【0027】図2では、標的装置30の回転アーム11
を回転させるコネクティングロッド10、すなわち連結
ロッド37に直線運動を行わせる機構として、1個のモ
ータ31と歯車32,33、ウォームギヤ34、ホイー
ルギア35及びスィングアーム36を用いているが、例
えば後の図12で説明する両方向性のピストンシリンダ
41で直接連結ロッド37に直線往復運動を行わせるよ
うにしてもよく、要は図2のモータ31の様に1個の駆
動源で当該連結ロッド37に直線往復運動を行わせるも
のであれば、どの様な機構や構成のものをも使用するこ
とができる。
【0028】図3は本発明に用いられる標的装置を射撃
場に複数配設したときの一実施例制御タイムチャート、
図4はそのときの射撃場平面概念図を示している。図
3,図4において、初期リセットで標的29−1ないし
29−nは側面を向いた状態に制御される。このような
状態の下で、時間T1でモータ31が正回転の駆動がな
されるが、その時間T1より前に各標的装置30のクラ
ッチ13(図3ではCR13と記載)は接続状態、クラ
ッチ20(図3ではCR20と記載)は開放状態に制御
されている。従って時間T1でモータ31が正回転する
と、各標的装置30の標的29−1ないし29−nは時
間T3+Δt(Δtは微小時間)で、全て側面からおも
て面(図4において、突起が付してある方がおもて面を
示す。以下同様)に転換する。標的29−1ないし29
−nのおもて面保持時間t1の経過後、モータ31が逆
回転の駆動がなされ、これによって各標的装置30の標
的29−1ないし29−nは全ておもて面から側面に転
換する。この所定時間経過後各標的装置30のクラッチ
13も開放状態に制御される。
【0029】時間T2でモータ31が正回転の駆動がな
されるが、その時間T2より前に各標的装置30のクラ
ッチ13は開放状態、クラッチ20は接続状態に制御さ
れている。従って時間T2でモータ31が正回転すると
各標的装置30の標的29−1ないし29−nは全て側
面から裏面に転換する。標的29−1ないし29−nの
裏面保持時間t2の経過後、モータ31が逆回転の駆動
がなされ、これによって各標的装置30の標的29−1
ないし29−nは、全て裏面から側面に転換する。この
所定時間経過後各標的装置30のクラッチ20も開放状
態に制御される。
【0030】次に時間T3でモータ31が正回転の駆動
がなされるが、その時間T3より前に標的29−1のク
ラッチ13は接続状態、クラッチ20は開放状態に制御
され、標的29−2のクラッチ13は開放状態、クラッ
チ20は接続状態に制御され、標的29−3のクラッチ
13は開放状態、クラッチ20は開放状態に制御され、
以下同様にして標的29−nのクラッチ13は接続状
態、クラッチ20は開放状態に制御されている。
【0031】従って時間T3でモータ31が正回転する
と、図4の時間T3+Δtでは、標的29−1は側面か
らおもて面に転換し、標的29−2は側面から裏面に転
換し、標的29−3は側面のままを保持し、以下同様に
標的29−nは側面からおもて面に転換する。標的29
−1ないし29−nの各おもて面・裏面の保持時間t3
の経過後、モータ31が逆回転の駆動がなされ、これに
よって標的装置30の標的29−1はおもて面から側面
に転換し、標的29−2は裏面から側面に転換し、標的
29−3は側面の状態を保持し、以下同様に標的29−
nはおもて面から側面に転換する。この所定時間経過後
各標的装置30の接続状態にあるクラッチ13,20も
開放状態に制御される。
【0032】以下同様にして、予め定められている制御
パターンに応じた制御信号が各標的装置30のクラッチ
13,20に送られ、モータ31の回転制御が行われ
る。このようにして、おもて面と裏面及び側面とが任意
に組み合わされた標的29が混在する射撃場を現出する
ことができる。裏面も標的として利用することができる
ので、撃つべき標的、そして撃ってはならない標的の現
出に対し瞬時に的確に対応する等の高度の射撃訓練がで
きるようになる。
【0033】図5は標的の一実施例説明図を示してい
る。図5の(A)は標的29−1ないし29−5が全て
側面を向いたときの制御状態を示しており、同図の
(B)は標的29−1ないし29−5が全て裏面を向い
たときの制御状態を示している。図6,図7はおもて面
及び裏面を向いた標的の中に側面標的が混在するときの
標的の一実施例説明図を示している。
【0034】図5ないし図7において、例えば、第1番
目の標的29−1のおもて面には携帯電話を持った人の
標的が取付けられており(図7参照)、第3番目の標的
29−3のおもて面には鞄を持った人の標的が取付けら
れており(図6参照)、第4番目の標的29−4のおも
て面には棒を持った人の標的が取付けられており(図7
参照)、第5番目の標的29−5のおもて面には拳銃を
持った人の標的が取付けられている(図6参照)。そし
て第1番目の標的29−1ないし第5番目の標的29−
5の裏面には、射撃手の練度に応じて種々の標的がそれ
ぞれ取付けられる。
【0035】このようにおもて面及び裏面を向いた標的
の中に側面維持の側面標的を混在させるには、上記説明
の如く標的装置30のクラッチ13,20を共に非作動
とする。これによって、図2の連結ロッド37に連結さ
れた各コネクティングロッド10の直線運動から実質的
に切り離された状態となり、図6,図7の如く、おもて
面及び裏面を向いた標的の中に側面標的を混在させる制
御を実現することができる。
【0036】図8は本発明に用いられる標的装置の他の
実施例概略説明図、図9はその平面図を示している。図
8,図9において、符号5,8ないし11,29,30
は図1のものに対応し、37は図2のものに対応してい
る。
【0037】連結ロッド37,コネクティングロッド1
0を直線運動させる機構に対応した形で、もう一つの同
様の機構で直線運動する連結ロッド57,コネクティン
グロッド60が設けられている。
【0038】標的装置30のメインシャフト5には、回
転自在に回転アーム11,61の一端が取り付けられて
おり、また当該回転アーム11,61をメインシャフト
5に固着させるクラッチ39,69がそれぞれ取り付け
られている。回転アーム11,61のそれぞれの他端
は、上記コネクティングロッド10,60に回転自在に
連結されていることはいうまでもない。
【0039】図8,図9に示された標的装置30の動作
を説明する前に、この図8,図9に示された標的装置3
0を駆動する駆動装置側の機構を、図10,図11の図
を参照しながら説明しておく。
【0040】図10,図11において、正逆回転自在の
モータ31には2個のプーリ70,71が固着されてお
り、各プーリ70,71はタイミイグベルト74,75
を介してプーリ72,73を駆動するようになってい
る。各プーリ72,73の軸にはウォームギヤ34,5
4がそれぞれ取り付けられており、当該ウォームギヤ3
4,54とそれぞれ噛合するホイールギヤ35,55で
所定の回転数になるように減速され、そしてそれぞれの
軸に取り付けられたスィングアーム36,56を揺動運
動させる。従ってスィングアーム36,56に従属する
連結ロッド37,57はそれぞれ往復運動を行う。
【0041】連結ロッド37,57の他端には図1と同
様のコネクティングロッド10,60(図8,図9参
照)が設けられており、当該コネクティングロッド1
0,60の直線運動で回転アーム11,61が揺動運動
を行う。
【0042】次に図8,図9に示された標的装置30の
動作を説明すると、上記図10,図11の連結ロッド3
7,57の直線運動、すなわちコネクティングロッド1
0,60の直線運動で、回転アーム11,61が揺動運
動を行うが、例えば、連結ロッド37が正回転用として
用いられれば、連結ロッド57は逆回転用として用いら
れ、スィングアーム36がP1点の側面位置で標的ホル
ダ9に取り付けられている標的29は側面に、P2点の
おもて面位置で標的29はおもて面にそれぞれなるよう
に制御され、同様にしてスィングアーム56がP1点の
側面位置で標的29は側面に、P2点の裏面位置で標的
29は裏面にそれぞれなるように制御されるようになっ
ている。
【0043】標的ホルダ9に取り付けられている標的2
9のおもて面を向かせる制御のときは、クラッチ39を
接続状態、クラッチ69を開放状態に制御した上で、モ
ータ31を正回転させる。図2で説明したときと同様
に、スィングアーム36はP1点の側面位置からP2点
のおもて面まで移動し、連結ロッド37を矢印方向に移
動させる。これにより回転アーム11が回転する。標的
ホルダ9に取り付けられている標的29は90度回転
し、側面からおもて面を向く。モータ31が逆回転した
とき、スィングアーム36はP2点のおもて面位置から
元のP1点の側面位置まで移動し、標的ホルダ9に取り
付けられている標的29は90度回転し、おもて面から
元の側面を向く。
【0044】なおこのとき、スィングアーム56はP1
点の側面位置からP2点の裏面位置まで移動し、連結ロ
ッド57は矢印方向に移動させられ、回転アーム61も
回転するが、上記クラッチ69の開放状態制御により、
当該回転アーム61はメインシャフト5の軸上を空廻り
して、上記標的29の側面からおもて面及びおもて面か
ら側面への回転制御に何ら影響を与えることはない。
【0045】また標的ホルダ9に取り付けられている標
的29の裏面を向かせる制御のときは、クラッチ39を
開放状態、クラッチ69を接続状態に制御した上で、モ
ータ31を正回転させる。図2で説明したときと同様
に、スィングアーム56はP1点の側面位置からP2点
の裏面まで移動し、連結ロッド57は矢印方向に移動さ
せる。連結ロッド57は標的装置30を挟んで反対側に
配設されているので、回転アーム61の回転により、標
的ホルダ9に取り付けられている標的29は90度回転
し、裏面を向く。モータ31が逆回転したとき、スィン
グアーム56はP2点の裏面位置から元のP1点の側面
位置まで移動し、標的ホルダ9に取り付けられている標
的29は90度回転し、裏面から元の側面を向く。
【0046】このときも、スィングアーム36はP1点
の側面位置からP2点のおもて面位置まで移動し、連結
ロッド37は矢印方向に移動させられ、回転アーム11
も回転するが、上記クラッチ69の開放状態制御によ
り、当該回転アーム11はメインシャフト5の軸上を空
廻りして、上記標的29の側面から裏面及び裏面から側
面への回転制御に何ら影響を与えることはない。
【0047】クラッチ39,69が共に開放状態に制御
されたときには、説明するまでもなく、当該標的装置3
0は側面を向いたままの状態が保持される。クラッチ3
9,69が共に接続状態に制御されることはない。
【0048】図12は駆動装置の他の実施例構成説明図
を示している。同図において、両方向性のピストンシリ
ンダ41には連結ロッド37が固着されており、当該連
結ロッド37にクラッチ43を介してL状の分岐ロッド
42が配設されている。当該クラッチ43の入切り制御
によって、L状の分岐ロッド42の直線運動が制御され
るようになっている。当該L状の分岐ロッド42の直線
往復運動で、図1に示された構造を有する標的装置30
の回転アーム11が回転するようになっていることはい
うまでもない。
【0049】当該クラッチ43が開放状態のとき、回転
アーム11は連結ロッド37の直線運動から切り離さ
れ、当該標的装置30の標的は回転することはなく、側
面標的が維持される。つまりおもて面及び裏面標的の中
に側面標的を混在させる制御ができる。標的装置30の
回転アーム11の回転によるおもて面及び裏面標的への
制御は、図1の場合と同様であるので、その説明を省略
する。
【0050】当該両方向性のピストンシリンダ41を駆
動源として使用する場合においても、図10,図11図
示の如く2本の連結桿を用いて、標的装置30をおもて
面及び裏面標的の中に側面標的を混在させる制御を行わ
せることができる。このときの標的装置30として、図
8の如く2つの回転アーム11,61を備え、かつクラ
ッチ39,69を有する構造のものが使用されることは
いうまでもない。
【0051】以上の説明では、電気系の説明はしなかっ
たが、図示されていない制御装置から図3に示された制
御の仕方と同様に、各標的装置30の各クラッチ39,
69やモータ31及び両方向性のピストンシリンダ41
に、それぞれ適宜のタイミングで制御信号が送信される
ようになっている。
【0052】また連結ロッド37等は直線往復運動をす
る機構で説明してきたが、連結ロッド37等は必ずしも
直線往復運動をする機構に限られるものではなく、スィ
ングアーム36等の揺動運動に同期して標的装置30の
回転アーム11等が揺動運動し、上記説明の如く当該回
転アーム11等を回転させる機構を用いることができ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、1
個の駆動源で複数個の標的を同時に、おもて面・裏面・
側面の任意の組み合わせのパターンで現出させることが
でき、高度の射撃訓練をすることができる。また既設の
基本射撃場の基本標的を警察官や自衛官の拳銃使用の判
断を訓練するための応用標的としても使用できる。そし
て既設の基本射撃場の標的装置を本発明の標的装置に交
換するだけで、応用標的の射撃場となると共に、制御の
仕方や標的を適宜に用いることによって従来の基本標的
としても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる標的装置の一実施例構造説
明図である。
【図2】本発明に用いられる1個の駆動源で複数個の標
的装置を回転させる駆動装置の一実施例構造説明図であ
る。
【図3】本発明に用いられる標的装置を射撃場に複数配
設したときの一実施例制御タイムチャートである。
【図4】そのときの射撃場平面概念図である。
【図5】標的の一実施例説明図である。
【図6】おもて面及び裏面を向いた標的の中に側面標的
が混在するときの標的の一実施例説明図である。
【図7】おもて面及び裏面を向いた標的の中に側面標的
が混在するときの標的の他の実施例説明図である。
【図8】本発明に用いられる標的装置の他の実施例概略
説明図である。
【図9】その平面図である。
【図10】図8の標的装置を駆動する駆動装置の一実施
例構造説明図である。
【図11】図10の駆動部分の概略説明図である。
【図12】駆動装置の他の実施例構成説明図である。
【符号の説明】
1 下部ハウジング 2 上部ハウジング 5 メインシャフト 7 スリーブシャフト 9 標的ホルダ 10,60 コネクティングロッド 11,61 回転アーム 13,20,39,69 クラッチ 29 標的 30 標的装置 31 モータ 41 両方向性のピストンシリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一列に並べられた複数個の標的の中から
    その任意の組み合わせで、標的が正面を向くように制御
    される標的装置において、 連結桿を備え、上記の一列に並べられた各標的装置の標
    的を転換させるための1つの駆動源と、 駆動源の伝動力で標的を側面からおもて面を向かせるお
    もて面転換機構と、 駆動源の伝動力で標的を側面から裏面を向かせる裏面転
    換機構と、 標的のおもて面、裏面、側面を選択する標的面選択機構
    とを備え、任意の組み合わせに係る標的の転換動作を1
    個の駆動源で同時に可能にしたことを特徴とする標的装
    置。
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