JP2862410B2 - 連続帳票のコンパクト化方法及び装置 - Google Patents

連続帳票のコンパクト化方法及び装置

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JP2862410B2
JP2862410B2 JP3212616A JP21261691A JP2862410B2 JP 2862410 B2 JP2862410 B2 JP 2862410B2 JP 3212616 A JP3212616 A JP 3212616A JP 21261691 A JP21261691 A JP 21261691A JP 2862410 B2 JP2862410 B2 JP 2862410B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/02Folding limp material without application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/06Folding webs
    • B65H45/10Folding webs transversely
    • B65H45/101Folding webs transversely in combination with laying, i.e. forming a zig-zag pile
    • B65H45/1015Folding webs provided with predefined fold lines; Refolding prefolded webs, e.g. fanfolded continuous forms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/42Piling, depiling, handling piles
    • B65H2301/421Forming a pile
    • B65H2301/4214Forming a pile of articles on edge

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Handcart (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジグザグ状に折られた
連続帳票を整列して立てることにより人手を絶えず介在
させることなく容量を最小にすることができる連続帳票
のコンパクト化方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、単位となる帳票を連設した連
続帳票が使用されており、プリンタ、印刷装置などにお
いて処理を終って排出された連続帳票は、一般的には、
床上、又は函内にジグザク状に折り重ねられ、次段階で
再プリントや切断などの後処理を行う場合には、その折
り重ねられた連続帳票の最下面を上になるように反転さ
せて、再度、後処理装置の前に積重ね直してセットして
供給している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この方法は、後処理装置に折り重ねられた帳票を供給す
る作業がきわめて煩雑であり、多大の労力を必要とする
といった問題がある。
【0004】本発明は、ジグザク状に折られた連続帳票
を効果的にコンパクト化し、これらが次の作動に容易に
使用し得るようにし得る方法及び装置を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記問題を解
決し、前記目的を達成するために研究を重ねた結果、折
った連続帳票を送出する送出速度よりかなり遅い速度で
作動している運搬具によって連続帳票をほぼ垂直に立て
得ること及びこれを滑動自転な背板に受けて移動可能な
カート上に積載することによって目的を達し得ることを
見出して本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
の第1の実施態様は、連続帳票を折り線に沿ってジグザ
グ状に折る工程と、前工程によって折られた帳票を比較
的高速で送出する工程と、前工程から選出された帳票と
前工程の送出速度よりかなり遅い速度で物理的に係合
し、前記帳票を折り線の上でほぼ垂直に立てる工程と、
前工程でほぼ垂直に立てられ前工程の速度で移送されて
きた前記帳票を可動カート上に置かれた背板と作動係合
するようにして押して背板を滑動させ前記帳票をコンパ
クト化する工程とからなる連続帳票のコンパクト化方法
であり、第2の実施態様は、比較的高速で運転される折
られた帳票の運搬具を有する送出テーブルを備え、連続
帳票を折り線に沿ってジグザグ状に折る折り装置と、前
記運搬具の速度よりかなり遅い速度で運転され突起を設
けた弾性ベルトを備え高さ調節可能な支持脚を設け前記
帳票を折り線の上でほぼ垂直に立てて移送する移送テー
ブルと、低摩擦となるようにされ、前記ほぼ垂直に立て
られた帳票を受けるための主底板面上を前記帳票と係合
し押されて滑動し得る背板を備え着脱自在な端壁を有
し、複数本の脚を設けた可動カートとからなる連続帳票
のコンパクト化装置である。
【0006】
【作用】本発明はこのようなものであるから、移送テー
ブルを折り装置の送出テーブルに支持脚の高さを調節し
て正しい高さで連結し、さらに、可動カートのピンを移
送テーブルのブラケットの切欠き中に掛け合わせて連結
する。そして、折り装置を作動させてジグザグ状に折ら
れた帳票を比較的高速で送出テーブルの運搬具によって
送出すと、まず先頭の帳票が移送テーブルの達して、送
出テーブルの速度よりかなり遅い速度で運転されている
移送テーブルの突起のある弾性ベルトに係合すると、送
出速度と弾性ベルトの速度との速度の違いによって帳票
は、折り線の上にほぼ垂直に立ち折り線に沿う帳票の底
縁は弾性ベルトの突起に係合し、可動カート方向へ駆動
される。これが次々と繰返され帳票は可動カートへ移送
され可動カートの入口近くにある背板に当接して順次こ
れを押して可動カートの主底板面上に帳票が積載され
る。この際、背板は、主底板面上に設置された低摩擦帯
上の弾性ベルトの突起と係合しているので円滑に滑動す
る。帳票が満載されると背板が可動カートの端壁に設け
られた反射テープを覆うようになり、検出器からの光束
を遮断するので満載を示す警報をならし、折り装置の作
動を停止する。満載された可動カートは、次の工程箇所
へ移動させて再度の印刷や切断などの処理を受けるよう
にする。この際、帳票は、必要に応じて前後のどちらか
らも容易に取出せ、前からの場合は、可動カートの下の
空間部を通して次工程へ供給するようにする。なお、背
板は人手によって容易に取外すことができる。このよう
にして、ジグザグ状に折った連続帳票を可動カート上に
立てたままぎっしりとつまった状態にコンパクト化して
積載することができるものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面に基づい
て述べる。
【0008】図1は、本発明装置の一実施例を示す斜視
図、図2は、本発明装置における移送テーブルと可動カ
ート上における帳票の積載状態例を示す斜視図、図3
は、本発明装置の可動カート上の背板の設置状態例を示
す斜視図、図4は、本発明装置における移送テーブルの
運搬具例を示す斜視図、図5は、本発明装置における移
送テーブルと可動カートとの連結部例を示す斜視図、図
6は、本発明装置における満載検出制御図、図7は、本
発明装置における可動カートから帳票を次工程装置へ供
給する状態例を示す斜視図、図8は、本発明装置におけ
る可動カートの別の実施例を示す斜視図、図9は、本発
明装置における可動カートの別の主底板面例を示す斜視
図、図10は本発明装置における背板の別の実施例を示
す底面図、図11は、本発明装置における可動カートの
傾斜緩衝装置の一実施例を示す斜視図、図12は、本発
明装置における可動カートのもう1つの傾斜緩衝装置の
一実施例を示す斜視図である。 実施例1 連続帳票をジグザク状に折って整列して積重ねてコンパ
クト化する本発明のコンパクト化装置10は、後に各個
について詳述するように構成されている送出テーブル1
2を有する折り装置11、移送テーブル13、及び、可
動カート14とから構成され、可動カート14上に連続
帳票が満載されたかどうかを検出する装置も設けられて
いる。
【0009】11は、折り装置であって、従来から使わ
れているような、たとえば、「8700」折り器、又は
「8800」折り器(ともにムーア社販売商品名)のよ
うなジグザグ状に折り線に沿って折ることができる装置
を使用し得るが、これらに限られることはなく、連続帳
票の各帳票17は、折り線17’に沿って折られた連続
帳票を形成する。この折り装置11には、通常のコンベ
アのような運搬具を有する送出テーブル12が付設さ
れ、折り装置11で折られた帳票17を図1中Aで示さ
れる方向へ比較的高速で送出するようにされている。1
3は移送テーブルであって、ステンレス鋼板面27をも
つ比較的短いテーブル18状に形成され、送出テーブル
12に連結し、折り装置11から送出される折られた帳
票17を受け、送出テーブル12との連結端とは反対側
に連結している可動カート14へ帳票17をほぼ垂直に
立てた状態として移送し得るように次のように構成され
ている。すなわち、19は、弾性ベルトであって、図4
に示すように複数本(たとえば5本)の弾性のあるベル
トが、移送テーブル13の前後辺に沿って設けられた一
対のローラ20の周りで回転し得るように、上面には一
定間隔で突起21が突設され、下面にも同様な突起22
が設けられ、動力を折り装置11から得ている駆動用の
モータ23に突起22が係合し、送出テーブル12の運
搬具による送出速度よりかなり遅い速度で回転するよう
にされている。これによって、送出テーブル12から比
較的高速で送られてくる帳票17はかなり遅い速度で駆
動されている弾性ベルト19に到着すると折り線17’
上に立ち上ってほぼ垂直の向きを呈するようになり、突
起21に帳票17の折り線17’が係合して可動カート
14の方へ移送することができる。なお、28は、ブラ
ケットであって、図5に示すように、移送テーブル13
の両側の側板24の下方に伸びており、それぞれの自由
端29には、V字状切欠き30、この最奥に半円形切欠
き32が設けられ、可動カート14に設けられているピ
ン31を受けて移動テーブル13と可動カート14とを
連結し得るようになっている。これらによって移送テー
ブルが構成されている。14は、可動カートであって、
比較的長いテーブル状に形成され、次のような各部材が
付設されて構成されている。すなわち、34は、主底板
面であって、移送テーブル13でほぼ垂直に立てられて
送られてくる帳票17及び次に述べる背板35をその上
に受けるように長方形をしたたとえばアルミニウム板4
4で形成され、その長手方向の両側には側壁51が立設
されている。35は、背板であって、種々の形状をとり
得るが、たとえば図3に示すものは、側断面がほぼ三角
形状を呈するものとし、底縁36上に垂直に立ち上る背
面板37と、背面板37の頂部39から傾斜した面を形
成して連設された前面板38を有し、前面板38の先端
部には、幅が25〜38mmの縁辺40が帳票17の進
行方向とは反対方向に伸びて設けられていて送られてく
る帳票17の先頭から複数枚がこの上に乗るようにされ
ている。しかして、後面板37と前面板38との交差す
る頂部39の角度41は、20°〜40°にとることが
好ましい。これによって、可動カート14上において
は、帳票17が完全に垂直に立てて保持されているもの
ではないことがわかる。背板35は、種々の材料で製作
し得るが、たとえば電解被覆されたアルミニウム、又
は、ビニール系ペイントを塗布した鋼などで製作される
ことが好ましい。この背板35は、主底板面34に沿っ
て動き、帳票のコンパクト化作業を容易にするものであ
って、帳票17を所望角度に保持し、コンパクト化を最
適確実にするように機能するものであって、これによっ
て満載された帳票17を、次の工程に使用するために引
出すときの操作を容易にするものである。さらに背面板
37の外側の頂部39になるべく近い位置にハンドル4
2が取付けられており、可動カート14に帳票17が満
載された後に、作業員がハンドル42を掴み、これを持
ち上げることによって背板35を引き抜くことができ、
一方、背板35を縁辺40の前縁の周りで回動すること
によって、可動カート14上に満載されている帳票17
の積重ね角度を反転することができる。46は、弾性ベ
ルトであって、主底板面34上に、その前端から後端ま
でに亘って設けられているテフロンのような低摩擦材料
の帯45上に、突起47が一定間隔で突設されエンドレ
スに設置され、背板35の背面板37の隅角部48が突
起47に係合するようにされており、帳票17が可動カ
ート14上を移動されるときに背板35が弾性ベルト4
6を帳票17の走行方向と同一方向に駆動し、背板35
が主底板面34上を滑動することになる。54は、端壁
であって、可動カート14の4隅に立設された柱53に
それぞれ設けられた溝52中に装着脱することによって
取付け取外し自在にされ、帳票17を積載する際には、
折り装置11にもっとも遠い側に端壁54が装着され、
近い側には装着されず開いており、帳票17の積載を可
能としている。積載が終了したならばこの側にも端壁5
4を各柱53の各溝52中にその両端を挿入して装着す
ることができる。なお、端壁54には弯曲した頂部55
が設けられており帳票17の取出しを容易にする。60
は、脚であって、可動カート14の4隅部に設けられ、
先端には、それぞれキャスタ61が付設されており、可
動カート14の移動を容易にしている。又可動カート1
4と各脚60との間には、前後の脚60の近くに、弯曲
した帳票案内板62及び、可動カート14の長手方向の
両端下端部にはローラ63がそれぞれ設けられて、帳票
17を取出すのを容易にする。さらに、可動カート14
の4隅角部に、移送テーブル13のブラケット28の半
円形切欠き32と係合して可動カート14と移送テーブ
ル13とを連結するピン31が設けられている。これら
によって可動カート14が構成されている。次に、15
は検出器であって、たとえば折り装置上に設けられ、こ
れからたとえば光束57を発射し、可動カート14の端
壁54の上部の折り装置11側に設けた反射テープ16
によって反射させ、反射された光束57を受けるように
なっている。可動カート14上に帳票17が満載される
と背板35は端壁54に当接するようになり、背板35
の高さが反射テープ16の位置より高く製作されている
ので背板35によって光束57を遮断し反射されなくな
るので満載されたことを検出し得るものである。すなわ
ち、図6に示すように、光束57が反射して戻らないと
き、それが作業員が誤って横切ったり、可動カート14
上に手を出したりしたためにおこるような誤って妨害さ
れたときだけ人間認識装置が作動して音響警報59が作
動して知らせ、検出後、タイマー58によって数分後に
折り装置11の作動を停止するようにされている。折り
装置11の停止は、満載検出後1〜2分間に行うように
することが好ましい。
【0010】次に、上記した図1乃至図7に示す実施例
で述べた装置を使用して連続帳票のコンパクト化を行っ
た。すなわち、先ず、移送テーブル13を折り装置11
の送出テーブル12に、正しい高さで連結するように支
持脚25の高さを調節して連結する。ついで、可動カー
ト14を、その開放端側を移送テーブル13と結合する
ように押し、可動カート14のピン31が移送テーブル
13のブラケット28の半円形切欠き32中に係合し
て、移送テーブル13と可動カート14とが連結し、本
発明装置が組立てられる。
【0011】このように装置を組立てた後、折り装置1
1を作動させると、帳票17は、折り線17’に沿って
ジグザグ状に折られ、送出テーブル12上をコンベアの
ような運搬具によって比較的高速度で送出される。折ら
れた帳票17は、移送テーブル13の突起21のある弾
性ベルト19とステンレス鋼板面27とに係合するよう
に進む。弾性ベルト19は、送出テーブル12の送出速
度よりかなり遅い速度で駆動されているので、帳票17
は、交互に折り線17’上に立ち上りほぼ垂直状とな
り、折り線17’に沿う帳票の底縁は、弾性ベルト19
の外側の突起21によって係合し、可動カート14の主
底板面34上に移送される。
【0012】すると、先頭の帳票17は、折り装置11
にもっとも近い可動カート14の端部近くに置かれた背
板35の傾斜した前板面38に当接するように押され縁
辺40上に乗り、ついでいくつかの帳票17が乗ってく
る。背板35の背面板37の隅角部48は、弾性ベルト
46の突起47と係合しているので、次々と移送されて
くる帳票17に押されて、背板35は、低摩擦帯45上
を弾性ベルト46の突起57と係合したまま弾性ベルト
46を滑動させて後方の端壁54の方へ移動する。前面
板38と当接している帳票17のベクトル重量は、背板
35を突起47と正しく接触するよう維持し、これら各
部の間の全体の協力によって背板35の後退運動は滑ら
かで急激でなく規則的に行われることを確実にするもの
である。
【0013】背板35の頂部39が検出器15から発射
される光束57を遮断する点まで背板35が移動する
と、タイマー58の作動によって警報59が作動し、続
いて折り装置11の作動が停止される。この点で作業員
は、可動カート14上にある最後の帳票17を移送テー
ブル13上の第1の帳票17から(又は、別の見方をす
れば、移送テーブル13上の最後の帳票17を可動カー
ト14上の第1の帳票17から)分離し、もう1つの端
壁54を可動カート14の開いている側の柱53の溝5
2の中に挿入し、可動カート14を急激に移動テーブル
13から引離すようにすると、ピン31は移送テーブル
13のブラケット28から分離し、可動カート14は次
工程の帳票利用装置65の所へ転送される。
【0014】郵便供給装置のような帳票利用装置65の
所へ動かされた可動カート14から帳票17が処理のた
めに引出されるが、もし印刷面が上ならば帳票17は、
帳票利用装置65からもっとも遠い可動カート14の端
部から取出され、端壁54の弯曲した頂部55の上、ロ
ーラ63の周り、弯曲した帳票案内板62の下、可動カ
ート14の脚60の間を通って帳票利用装置65に供給
されて処理される。
【0015】さらに、折り装置11、送出テーブル1
2、移送テーブル13は、図1乃至図7に示す実施例と
同様であるが、可動カート14を傾斜するようにした別
の実施例について述べる。図1乃至図7の実施例の可動
カート14と同じ部分についての符号を、可動カート1
4を114、主底板面34を134といったように1を
前置して示す。
【0016】134は、主底板面であって、主底板面3
4に相当し、図8、図9に示すように、波型、又は、リ
ブ付き面であって、アルミニウム板であることが好まし
く、波、又は、リブは、帳票17の進行方向すなわち主
底板面34の長手方向に伸びており、これによって、背
板135がこれに沿って一様ながたつかない運動をする
ための所望の摩擦特性をもたない平板に較べてきわめて
優れている。主底板面134の長手方向の両側にそれぞ
れ側壁151が立設されている。135は、背板であっ
て、背板35とほぼ同様であるが、底縁36が背板13
5の縁だけでなく、図10に示すように、底全体に伸び
て底面となり、その先端に縁辺40と同様な縁辺140
が前方に伸びている。又、背面板137には、ハンドル
142が設けられているが、ハンドル42のように背面
板37に突設されずに、背面板137の後面に凹部とし
て形成されている(図示せず)。このハンドル142
は、可動カート114が傾斜されるので、帳票をめくる
必要はなく、背板135を容易に上昇するためのもので
ある。しかしながら、帳票17をめくる目的にも使い得
るものである。74は、潤滑剤含浸部材であって、たと
えば、二硫化モリブデンで含浸されたプラスチック材料
で、ほぼU字型に形成されて背板135の隅角部148
に近く底板136に設けられ、背板135を主底板面1
34上を滑らかで一様な動きをなし得るようにしてい
る。75は、懸架部であって、両側の脚160の間にあ
るフレーム部材70に、溶接などによって取付けられた
フランジ78(図11)、扇形フランジ79(図12)
に、水平軸線を形成する鋼製軸77によって主底板面1
34を懸架している。78は、戻り止め装置であって、
扇形フランジ79内に形成された複数個の孔80、外端
にノブ82を持つ戻り止め軸81、軸81とノブ82と
をばね押圧するばね装置(図示せず)を有する。軸81
は、扇形フランジ79と接触するように押圧され、ノブ
82が緩められると軸81は孔80が整合しているとき
に自動的に孔80に入るようになっている。84は固定
ピンであって、脚160にそれぞれ設けられ、主底板面
134方向に、ばねで押圧されていて主底板面134の
側下部の対応する箇所に設けられた開口85の中に係止
され、可動カート114が満載され重くなっても主底板
面134が完全に水平に保持されるようにし、主底板面
134を傾斜するときには、引き抜いておけるようにな
っている。87は、傾斜用ハンドルであって、作業員が
このハンドルの1つ又はそれ以上を掴んで可動カート1
14の一端を軸77の周りで回すことによって主底板面
134を傾斜させることができる。154は、端壁であ
って、端壁54と同様に柱153の溝中に挿入し得るよ
うにされ、主底板面134を傾けたとき下低位となる側
に装着するが、最高位側にも同様に装着し得るようにな
っている。89は、緩衝器であって、油圧式が好まし
く、一対として用いられ、それぞれの一端が脚160
に、他端は、フランジ78に軸止している軸77の下方
に伸びるアーム90に結合されている。主底板面134
は、満載されてかなり重くなっているので、これが落下
したり、傷害や破損を生じないようにその運動を緩和す
るように働くものである。91は、ガスばねであって、
2本使用し、その一端は、下部フレームのフレーム部材
71に取付けられたブラケット92に、他端は軸77に
より受けられ、これから下方に伸びるアーム93に懸架
されている。このガスばね91は、前述のように2本用
いることが好ましく、1本は、一方向への傾斜運動のた
め、他方は、他方向への傾斜運動のために有効に働く。
これはアーム93と軸77との間に通常の結合を設けて
各アーム93が軸77とともに、一方向に回り、他方向
には回らないようにして達成される。ガスばね91は、
傾斜時に搭載された主底板面134の有効重量を小さく
するために車庫ドア内のばねと同様に働くものである。
【0017】このように構成された可動カート114に
おいて、傾斜することは、折られた帳票17を維持する
見地からとくに好ましく、帳票17はその縁の所で巻き
つくことがない。これは、折り線に沿って支持されるか
らである。もし、これらが長期に亘って静止して維持さ
れるならば、帳票の取出し作業を容易にする上からとく
に好ましいものである。帳票17は、可動カート114
の上昇した端部から取出され、実施例1のように本例に
おいても、上昇した端部から直接帳票利用装置65内へ
導かれるか、又は、まず脚160の間の帳票案内板16
2、ローラ163の下側又はこれを過ぎて帳票利用装置
65に導かれる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、移送テーブルにおいて帳票を
ほぼ垂直に立上らせ、これを可動カート上に背板に受け
滑動させるようにしたので、帳票の積み重ねをきわめて
容易とし得、コンパクト化が図られ、作業員の作業量を
きわめて少なくし得、積載された連続帳票を他の移送具
へ積みかえたり、降したりする必要がなく、次工程への
移動が容易であって、より多くの帳票を容易に供給する
ことができ、長い運転をすることができるなど顕著な効
果が認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明装置における移送テーブルと可動カート
上における帳票の積載状態例を示す斜視図である。
【図3】本発明装置の可動カート上の背板の設置状態例
を示す斜視図である。
【図4】本発明装置における移送テーブルの運搬具例を
示す斜視図である。
【図5】本発明装置における移送テーブルと可動カート
との連結部例を示す斜視図である。
【図6】 本発明装置における満載検出制御図である。
【図7】 本発明装置のおける可動カートからの帳票を
次工程装置へ供給する状態例を示す斜視図である。
【図8】 本発明装置における可動カートの別の実施例
を示す斜視図である。
【図9】 本発明装置における可動カートの別の主底板
面例を示す斜視図である。
【図10】 本発明装置における背板の別の実施例を示
す底面図である。
【図11】 本発明装置における可動カートの傾斜緩衝
装置の一実施例を示す斜視図である。
【図12】 本発明装置における可動カートのもう1つ
の傾斜緩衝装置の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 コンパクト化装置 11 折り装置 12 送出テーブル 13 移送テーブル 14、114 可動カート 15 検出器 16 反射テープ 17 帳票 17’ 折り線 19 弾性ベルト 21 突起 25 支持脚 31 ピン 32 半円形切欠き 34、134 主底板面 35、135 背板 36、136 底縁(底板) 37、137 背面板 38、138 前面板 40、140 縁辺 45 低摩擦帯 46 弾性ベルト 47 突起 48、148 隅角部 51、151 側壁 53、153 柱 54、154 端壁 57 光束 60、160 脚 61、161 キャスター 70、71 フレーム部材 75 懸架部 77 軸 81 戻り止め軸 82 固定ピン 89 緩衝器 91 ガスばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート.イー.ゴッドラレイ アメリカ合衆国.ニュー.ハンプシャー 州.ロチェスター.アレン.ストリー ト.13 (72)発明者 トーマス.ディー.チャップマン アメリカ合衆国.テキサス州.デント ン.ロジャース.クレセント.28 (56)参考文献 特開 平1−299162(JP,A) 特開 昭62−259965(JP,A) 米国特許3406959(US,A) 米国特許4531343(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 45/00 - 45/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続帳票を折り線に沿ってジグザク状に
    折る工程と、前工程によって折られた帳票を比較的高速
    で送出する工程と、前工程から送出された帳票と前工程
    の送出速度よりかなり遅い速度で物理的に係合し、前記
    帳票を折り線の上でほぼ垂直に立てる工程と、前工程で
    ほぼ垂直に立てられ前工程の速度で移送されてきた前記
    帳票を可動カート上に置かれたは背板と作動係合するよ
    うにして押して背板を滑動させ前記帳票をコンパクト化
    する工程とからなることを特徴とする連続帳票のコンパ
    クト化方法。
  2. 【請求項2】 比較的高速で運転される折られた帳票の
    運搬具を有する送出テーブルを備え、連続帳票を折り線
    に沿ってジグザグ状に折る折り装置と、前記運搬具の速
    度よりかなり遅い速度で運転され突起を設けた弾性ベル
    トを備え高さ調節可能な支持脚を設け前記帳票を折り線
    の上でほぼ垂直に立てて移送する移送テーブルと、低摩
    擦となるようにされ前記ほぼ垂直に立てられた帳票を受
    けるための主底板面上を前記帳票と係合し押されて滑動
    し得る背板を備え着脱自在の端壁を有し複数本の脚を設
    けた可動カートとからなることを特徴とする連続帳票の
    コンパクト化装置。
JP3212616A 1990-07-30 1991-07-30 連続帳票のコンパクト化方法及び装置 Expired - Lifetime JP2862410B2 (ja)

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CA (1) CA2048063C (ja)
DE (1) DE69105172T2 (ja)
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