JP2862045B2 - レーダ信号処理装置 - Google Patents

レーダ信号処理装置

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JP2862045B2 JP30550692A JP30550692A JP2862045B2 JP 2862045 B2 JP2862045 B2 JP 2862045B2 JP 30550692 A JP30550692 A JP 30550692A JP 30550692 A JP30550692 A JP 30550692A JP 2862045 B2 JP2862045 B2 JP 2862045B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運動する目標がドッ
プラ速度を有することを利用して、ドップラフィルタを
用いて目標の検出および目標の速度情報の抽出を行うレ
ーダ信号処理装置、例えば捜索レーダまたは追尾レーダ
のレーダ信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のレーダ信号処理装置の構
成図である。図において、1はパルス順に入力される入
力データに対し位相回転を行う第1の位相回転器、2は
1パルス分の遅延器、3はパルス順に入力されるデータ
に対し第1の位相回転器1で位相回転したデータを積分
する加算器、4は第1の位相回転器1、遅延器2および
加算器3で構成され、第1の位相回転器1における位相
回転量に応じたドップラ周波数を検出する第1のドップ
ラフィルタ、5は各々第1の位相回転器1における位相
回転量が異なるドップラフィルタ群より構成される第1
のドップラフィルタバンクである。
【0003】次に、上記のように構成される従来のレー
ダ信号処理装置の動作を説明する。パルス繰返し周波数
をPRF、パルスヒット数をNとすると、第1のドップ
ラフィルタバンク5はN個の第1のドップラフィルタ4
より構成される。このとき、各ドップラフィルタにおけ
る演算内容は次式のように表される。
【0004】
【数1】
【0005】“数1”において、ドップラフィルタの番
号kに応じて位相回転量Wkiが異なるために、各ドップ
ラフィルタが抽出するドップラ周波数が異なる。この様
子を示した図が図9である。図9(a)は、N個のドッ
プラフィルタより構成される第1のドップラフィルタバ
ンク5のフィルタレスポンスを示す図である。この図に
おいて、21はAという目標のスペクトル、22はBと
いう目標のスペクトルを示すとする。パルス繰返し周波
数はPRFと定義しているので、N個のドップラフィル
タがPRF/Nの周波数間隔で並んでいることがわか
る。また、図9(b)に第1のドップラフィルタバンク
5の出力を示す。この図において、30は目標Aに関し
ドップラフィルタ番号1のフィルタより検出される信
号、31は目標Bに関しドップラフィルタ番号N−2の
フィルタより検出される信号、32は目標Bに関しドッ
プラフィルタ番号N−1のフィルタより検出される信号
である。
【0006】この図からわかるように、目標の有するド
ップラ周波数が1つのドップラフィルタ帯域の中心周波
数と一致する場合にはドップラフィルタバンクの出力に
おいて、1つのドップラフィルタから振幅レベルの大き
い信号が検出されるが、目標の有するドップラ周波数が
ドップラフィルタ帯域の中心周波数からはずれる場合に
は、ドップラフィルタバンクの出力において得られる信
号のレベルは劣化していき、特に目標の有するドップラ
周波数が2つのドップラフィルタの中心周波数のちょう
ど中間に位置する場合にはドップラフィルタバンクの出
力において、振幅レベルが半減した信号が隣接する2つ
のドップラフィルタから抽出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】レーダ信号処理におい
て、目標信号対雑音比を改善していかに小さい信号を検
出するかは最大の課題であるため、上記に示したように
ドップラフィルタバンクの入力段における信号レベルが
同じ目標に対しても、それが有するドップラ周波数の違
いによりドップラフィルタの出力段で信号のレベルが半
減する現象が発生する場合このような損失は回避しなけ
ればならない。この損失に対する対策として、目標信号
の持つ周波数帯域の幅を上限としてパルスヒット数を増
加させることが考えられるが、これはレーダが見ようと
するその方向に費やす時間が増加することを意味する。
特に、早期に広範囲に渡って目標を探知しなければなら
ない場合においては、パルスヒット数を増加させパルス
ドップラフィルタの出力において目標信号対雑音比の損
失を避けることと、できる限り各方向に割当てる時間を
最小限に押え速やかに広範囲を捜索しようとすることと
は相反するというジレンマがある。
【0008】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、パルスヒット数を固定のままで、ド
ップラフィルタバンクの目標信号対雑音比の損失を改善
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーダ信
号処理装置は、ドップラフィルタバンクに入力するデー
タに対してあらかじめ、ドップラフィルタの周波数間隔
の1/2だけ周波数をシフトする処理を施し、その後ド
ップラフィルタバンクにより目標検出を行い、この結果
を従来のドップラフィルタバンクによる検出結果と比較
し、信号レベルの大きい方の結果を選択する手段を設け
たものである。
【0010】
【作用】この発明においては、従来のドップラフィルタ
バンクのフィルタレスポンスに起因する目標信号対雑音
比の損失を改善することが可能である。
【0011】
【実施例】 実施例1 図1は、この発明による一実施例の全体構成図である。
図中1から5は上記の従来装置と同一のものであり、6
は入力データに対し一定の周波数シフトを行う周波数シ
フト部、7は第2のドップラフィルタバンク、8は第1
のドップラフィルタバンク5の出力と第2のドップラフ
ィルタバンク7の出力とを比較し、同一の目標に対し信
号レベルの大きい方の信号を選択し出力するセレクタ部
である。
【0012】この発明によるレーダ信号処理装置の動作
について説明する。図1において、第1のドップラフィ
ルタバンク5の動作は従来装置と同様であり、これを構
成する第1のドップラフィルタ4の各々の演算内容は
“数1”で、またこのフィルタレスポンスとドップラフ
ィルタバンクの出力は図9で表される。これに対し、周
波数シフト部6においてドップラフィルタの周波数間隔
の1/2、すなわちPRF/2Nだけ周波数シフトした
後に第2のドップラフィルタバンク7を通した場合の各
ドップラフィルタの出力は次式のように表される。
【0013】
【数2】
【0014】この第2のドップラフィルタバンク7の概
念を図5に示す。図5(a)は、第2のドップラフィル
タバンク7の出力におけるフィルタレスポンスを示す。
この図において、21および22は図9と同一であり、
目標Aおよび目標Bのスペクトルを表わす。図5(b)
は、目標Aおよび目標Bに対する第2のドップラフィル
タバンク7の出力である。この図において23は目標A
に関しドップラフィルタ番号0のフィルタより検出され
る信号、24は目標Aに関しドップラフィルタ番号1の
フィルタより検出される信号、25は目標Bに関しドッ
プラフィルタ番号N−2のフィルタより検出される信号
である。
【0015】図5と図9を比較し、第1のドップラフィ
ルタバンク5と第2のドップラフィルタバンク7のフィ
ルタレスポンスの相違により、目標Aに関しては第1の
ドップラフィルタバンク5でドップラフィルタ番号1の
フィルタより信号30が検出されているのに対し、第2
のドップラフィルタバンク7では隣接する2つのドップ
ラフィルタ、すなわちドップラフィルタ番号0および1
のフィルタより各々第1のドップラフィルタバンク5で
検出された信号レベルの1/2の信号23と24が検出
されている。一方、目標Bに関してはこれと反対の現象
が発生しており、第2のドップラフィルタバンク7にお
いてドップラフィルタ番号N−2のフィルタより信号2
5が検出されているのに対し、第1のドップラフィルタ
バンク5では隣接する2つのドップラフィルタ、すなわ
ちドップラフィルタ番号N−2およびN−1のフィルタ
より各々第1のドップラフィルタバンク5で検出された
信号レベルの1/2の信号31と32が検出されてい
る。
【0016】図6はセレクタ部8の動作を説明する図で
ある。図6(a)は図9(a)と同一であり第1のドッ
プラフィルタバンク5のフィルタレスポンスを示す。図
6(b)は図5(a)と同一であり第2のドップラフィ
ルタバンク7の出力におけるフィルタレスポンスを示
す。図6(c)はセレクタ部8の出力を示す。この図に
示すようにセレクタ部8では、第1のドップラフィルタ
バンク5および第2のドップラフィルタバンク7の各出
力結果より、信号レベルの高い方の出力を選択し出力す
る。すなわち、目標信号Aに対しては第1のドップラフ
ィルタバンク5のドップラフィルタ番号1のフィルタで
検出された信号30とドップラ周波数情報を、目標信号
Bに対しては第2のドップラフィルタバンク7のドップ
ラフィルタ番号N−2のフィルタで検出された信号25
とドップラ周波数情報を出力する。
【0017】実施例2 上記実施例1では、第2のドップラフィルタバンク7の
前にドップラフィルタの周波数間隔の1/2の周波数シ
フトを実施し、第1のドップラフィルタバンク5および
第2のドップラフィルタバンク7の処理の共通化を図っ
ているが、本実施例では、第2のドップラフィルタバン
ク7の前の周波数シフトを第2のドップラフィルタバン
ク7の各ドップラフィルタにおける位相回転器の係数に
盛り込んでいる。すなわち、第2のドップラフィルタバ
ンク7の各ドップラフィルタの位相回転の係数は実施例
1においては“数1”のWkiを用いているが、本実施例
ではWki’を用いている。
【0018】図2はこの発明による実施例2の全体構成
図である。図中1から5および8は実施例1と同一のも
のであり、9は図1における第1の位相回転器1に周波
数シフト部6を統合した第2の位相回転器、10は図1
における第2のドップラフィルタバンク7の第1のドッ
プラフィルタ4において、第1の位相回転器1を第2の
位相回転器9で置き換えた第2のドップラフィルタ、1
1は図1における第2のドップラフィルタバンク7にお
いて、第1のドップラフィルタ4を第2のドップラフィ
ルタ10で置き換えた第2のドップラフィルタバンクで
ある。
【0019】実施例3 上記実施例1では、第1のドップラフィルタバンク5の
フィルタレスポンスによる信号損失を改善するために、
第2のドップラフィルタバンク7の前処理としてドップ
ラフィルタの周波数間隔の1/2だけの周波数シフトを
実施しているが、本実施例では3つのドップラフィルタ
バンクを用意し、第2のドップラフィルタバンクの前処
理としてドップラフィルタの周波数間隔の1/3だけの
周波数シフトを実施する処理と、第3のドップラフィル
タバンクの前処理としてドップラフィルタの周波数間隔
の2/3だけの周波数シフトを実施する処理とを設けて
いる。
【0020】図3はこの発明による実施例3の全体構成
図である。図中1から5および7から8は実施例1と同
一のものであり、12および13は入力データに対し各
々一定の周波数シフトを行う第1および第2の周波数シ
フト部、14は第3のドップラフィルタバンクである。
【0021】実施例3の処理において、第2のドップラ
フィルタバンク7の各ドップラフィルタの出力は、次式
のように表される。
【0022】
【数3】
【0023】また、実施例3の処理において、第3のド
ップラフィルタバンク14の各ドップラフィルタの出力
は、次式のように表される。
【0024】
【数4】
【0025】セレクタ部8では3つのドップラフィルタ
バンクの出力データより信号レベルが最も高いデータを
選択し出力するが、この様子を図7に示す。図におい
て、26はCという目標のスペクトル、27はDという
目標のスペクトルとする。図7(a)、(b)、(c)
は第1から第3の各ドップラフィルタバンク5、7、1
4の出力におけるフィルタレスポンスと目標のスペクト
ルの関係を示す図である。図7(d)はセレクタ部8の
出力結果であり、目標Cに対しては信号レベルの最も高
い第1のドップラフィルタバンク5の出力を、目標Dに
対しても信号レベルの最も高い第3のドップラフィルタ
バンク14の出力を選択していることがわかる。
【0026】実施例4 上記実施例3では、第2のドップラフィルタバンク7お
よび第3のドップラフィルタバンク14の前に各々ドッ
プラフィルタの周波数間隔の1/3および2/3の周波
数シフトを実施し、第1から第3のドップラフィルタバ
ンクの処理の共通化を図っているが、本実施例では、第
2および第3の各ドップラフィルタバンクの前の周波数
シフトを各ドップラフィルタバンクにおけるドップラフ
ィルタの位相回転の係数に盛り込んでいる。すなわち、
実施例3においては第2のドップラフィルタバンク7の
各ドップラフィルタの位相回転の係数は“数1”のWki
を、また第3のドップラフィルタバンク14の各ドップ
ラフィルタの位相回転の係数も“数1”のWkiを用いて
いるが、本実施例では第2のドップラフィルタバンクで
は“数3”のWki”を、また第3のドップラフィルタバ
ンクでは“数4”のWki”’を用いている。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上説明したとおり従来の
ドップラフィルタバンクと共に、入力信号に対してドッ
プラフィルタの周波数間隔の1/2の周波数シフトを与
えた後、ドップラフィルタバンクにより信号を検出する
処理を併用することにより、従来のドップラフィルタバ
ンクのフィルタレスポンスに起因する検出される目標信
号のレベルの劣化、換言すれば目標信号対雑音比の損失
をパルスヒット数を増加させることなく改善することを
可能とする。
【0028】またこの発明は、第1のドップラフィルタ
バンクと第2のドップラフィルタバンクの処理の共通化
が図られる。
【0029】さらにこの発明は、第2のドップラフィル
タバンクの前処理である周波数シフトをドップラフィル
タの位相回転に吸収することにより処理の高速化が図ら
れる。
【0030】またこの発明は、第1から第3のドップラ
フィルタバンクについて処理の共通化が図られる。
【0031】さらにこの発明は、第2のドップラフィル
タバンクおよび第3のドップラフィルタバンクの前処理
である周波数シフトを各ドップラフィルタバンクのドッ
プラフィルタの位相回転に吸収することにより処理の高
速化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すレーダ信号処理装置
の全体構成図である。
【図2】この発明の実施例2を示すレーダ信号処理装置
の全体構成図である。
【図3】この発明の実施例3を示すレーダ信号処理装置
の全体構成図である。
【図4】この発明の実施例4を示すレーダ信号処理装置
の全体構成図である。
【図5】この発明によるレーダ信号処理の原理を示す図
であり、第2のドップラフィルタバンクのフィルタレス
ポンスと目標信号のスペクトルとの関係および出力の様
子を示す図である。
【図6】実施例1によるレーダ信号処理装置の動作を説
明する図である。
【図7】実施例3によるレーダ信号処理装置の動作を説
明する図である。
【図8】従来のレーダ信号処理装置の全体構成図であ
る。
【図9】従来のレーダ信号処理の原理を示す図であり、
ドップラフィルタバンクのフィルタレスポンスと目標信
号のスペクトルとの関係および出力の様子を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の位相回転器 2 遅延器 3 加算器 4 第1のドップラフィルタ 5 第1のドップラフィルタバンク 6 周波数シフト部 7 第2のドップラフィルタバンク 8 セレクタ部 9 第2の位相回転器 10 第2のドップラフィルタ 11 第2のドップラフィルタバンク 12 第1の周波数シフト部 13 第2の周波数シフト部 14 第3のドップラフィルタバンク 15 第2の位相回転器 16 第2のドップラフィルタ 17 第2のドップラフィルタバンク 18 第3の位相回転器 19 第3のドップラフィルタ 20 第3のドップラフィルタバンク

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス繰返し周波数をPRF、パルスの
    ヒット数をNとすると、パルスヒット方向のN個(N=
    1,2,……)の入力データに対しそれぞれに位相回転
    を与えながら積分を行う、位相回転量が異なる複数個の
    ドップラフィルタを有する第1のドップラフィルタバン
    クと、全入力データに対しPRF/2Nのドップラ周波
    数シフトを行う周波数シフト部と、前記周波数シフト部
    の出力データに対し前記第1のドップラフィルタバンク
    と同様にパルスヒット方向のN個のデータ列にそれぞれ
    に位相回転を与えながら積分を行う、位相回転量が異な
    る複数個のドップラフィルタを有する第2のドップラフ
    ィルタバンクと、前記第1のドップラフィルタバンクと
    前記第2のドップラフィルタバンクの両方の出力データ
    を入力し同一目標に対し検出した信号レベルの大きい方
    のドップラフィルタバンクの出力を選択するセレクタ部
    とを備えたことを特徴とするレーダ信号処理装置。
  2. 【請求項2】 パルス繰返し周波数をPRF、パルスの
    ヒット数をNとすると、パルスヒット方向のN個(N=
    1,2,……)の入力データに対しそれぞれに位相回転
    を与えながら積分を行う、位相回転量が異なる複数個の
    ドップラフィルタを有する第1のドップラフィルタバン
    クと、パルスヒット方向のN個の入力データに対し前記
    第1のドップラフィルタバンクと同一の位相回転量にP
    RF/2Nのドップラ周波数シフト量を加算した位相回
    転を与えながら積分を行う、位相回転量が異なる複数個
    のドップラフィルタを有する第2のドップラフィルタバ
    ンクと、前記第1のドップラフィルタバンクと前記第2
    のドップラフィルタバンクの両方の出力データを入力し
    同一目標に対し検出した信号レベルの大きい方のドップ
    ラフィルタバンクの出力を選択するセレクタ部とを備え
    たことを特徴とするレーダ信号処理装置。
  3. 【請求項3】 パルス繰返し周波数をPRF、パルスの
    ヒット数をNとすると、パルスヒット方向のN個(N=
    1,2,……)の入力データに対しそれぞれに位相回転
    を与えながら積分を行う、位相回転量が異なる複数個の
    ドップラフィルタを有する第1のドップラフィルタバン
    クと、全入力データに対しPRF/3Nのドップラ周波
    数シフトを行う第1の周波数シフト部と、前記第1の周
    波数シフト部の出力データに対し前記第1のドップラフ
    ィルタバンクと同様にパルスヒット方向のN個のデータ
    列にそれぞれに位相回転を与えながら積分を行う、位相
    回転量が異なる複数個のドップラフィルタを有する第2
    のドップラフィルタバンクと、全入力データに対し2P
    RF/3Nのドップラ周波数シフトを行う第2の周波数
    シフト部と、前記第2の周波数シフト部の出力データに
    対し前記第1のドップラフィルタバンクと同様にパルス
    ヒット方向のN個のデータ列にそれぞれに位相回転を与
    えながら積分を行う、位相回転量が異なる複数個のドッ
    プラフィルタを有する第3のドップラフィルタバンク
    と、前記第1のドップラフィルタバンク、前記第2のド
    ップラフィルタバンクおよび前記第3のドップラフィル
    タバンクの各出力データを入力し、同一目標に対し検出
    した信号レベルが最も大きいドップラフィルタバンクの
    出力データを選択するセレクタ部とを備えたことを特徴
    とするレーダ信号処理装置。
  4. 【請求項4】 パルス繰返し周波数をPRF、パルスの
    ヒット数をNとすると、パルスヒット方向のN個(N=
    1,2,……)の入力データに対しそれぞれに位相回転
    を与えながら積分を行う、位相回転量が異なる複数個の
    ドップラフィルタを有する第1のドップラフィルタバン
    クと、パルスヒット方向のN個の入力データに対し前記
    第1のドップラフィルタバンクと同一の位相回転量にP
    RF/3Nのドップラ周波数シフト量を加算した位相回
    転を与えながら積分を行う、位相回転量が異なるドップ
    ラフィルタを有する第2のドップラフィルタバンクと、
    パルスヒット方向のN個の入力データに対し第1のドッ
    プラフィルタバンクと同一の位相回転量に2PRF/3
    Nのドップラ周波数シフト量を加算した位相回転を与え
    ながら積分を行う、位相回転量が異なるドップラフィル
    タを有する第3のドップラフィルタバンクと、前記第1
    のドップラフィルタバンク、前記第2のドップラフィル
    タバンクおよび前記第3のドップラフィルタバンクの各
    出力データを入力し、同一目標に対し検出した信号レベ
    ルが最も大きいドップラフィルタバンクの出力データを
    選択するセレクタ部とを備えたことを特徴とするレーダ
    信号処理装置。
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