JP2861988B2 - 下りトラフィック信号の送信方式 - Google Patents

下りトラフィック信号の送信方式

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JP2861988B2
JP2861988B2 JP17404197A JP17404197A JP2861988B2 JP 2861988 B2 JP2861988 B2 JP 2861988B2 JP 17404197 A JP17404197 A JP 17404197A JP 17404197 A JP17404197 A JP 17404197A JP 2861988 B2 JP2861988 B2 JP 2861988B2
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDMA(Code Div
ision Multiple Access)方式によって基地局と移動局
間で通信を行う移動通信システムにおける下りトラフィ
ック信号の送信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式によって基地局と移動局間
で通信を行う移動通信システムでは、移動局の移動につ
れて基地局を切り換えるとき、その切り換えを利用者に
わからないように瞬時に行う必要がある。そのため、移
動局は基地局切り換え時に2つ以上の基地局との通信を
同時に行う(以下、この技術をソフトハンドオフと称
す)。このとき、移動局は各基地局からの受信信号をエ
ネルギー的に加算する最大比合成を行う。
【0003】ところで、CDMA方式では1台の移動局
で複数の基地局との通信を同時に行うために、各基地局
でそれぞれ異なる拡散符号を用いて信号を変調し、移動
局は各基地局が用いた拡散符号と同じ拡散符号を用いて
信号を復調している。このようにすることで、移動局は
各基地局から送信された信号をそれぞれ抽出することが
可能になる。
【0004】例えば、特表平8−503833号公報に
は、各基地局で各々異なる拡散符号を用いて信号を変調
し、移動局は異なる拡散符号で変調された信号を互いに
独立した受信ユニットでそれぞれ受信し、各受信ユニッ
トで復調された信号を組み合せる技術が記載されてい
る。
【0005】このような従来の移動通信システムのう
ち、基地局から移動局へ送信する下りトラフィック信号
の送信方式について図6を用いて説明する。
【0006】図6は従来の下りトラフィック信号の送信
方式の構成を示す図であり、同図(a)はそのブロック
図、同図(b)は基地局が有する拡散符号化装置の構成
を示すブロック図である。
【0007】図6(a)において、移動通信交換局と基
地局とを接続し、各基地局をそれぞれ制御する基地局制
御装置51には、第1の基地局52及び第2の基地局5
3がそれぞれ回線によって接続されている。移動局54
は第1の基地局52及び第2の基地局53との間でそれ
ぞれ無線手段によって通信を行う。なお、図6(a)で
は移動局54と2つの基地局(第1の基地局52及び第
2の基地局53)とが通信を行う例を示しているが基地
局が3つ以上あってもよい。
【0008】図6(b)において、第1の基地局52及
び第2の基地局53は、それぞれ拡散符号を用いて変調
を行う拡散符号化装置60を有している。拡散符号化装
置60は変調器64を備え、第1の基地局52の拡散符
号化装置60は拡散符号C1を用いて入力信号を変調
し、第2の基地局53の拡散符号化装置60は拡散符号
2 を用いて入力信号を変調する。
【0009】ここで、第1の基地局52及び第2の基地
局53は、基地局制御装置51から別々に送信された音
声信号及び制御信号(例えば、通信中の基地局を識別す
るための信号等)を合成し、トラフィック信号(入力信
号)として拡散符号化装置60へ入力する。拡散符号化
装置60の出力信号は下りトラフィック信号として移動
局54へ送信される。
【0010】なお、下りトラフィック信号は、音声信号
及び制御信号の両方の信号によって構成されているとは
限らず、音声信号あるいは制御信号のみで構成される場
合もある。また、移動局54には拡散符号C1 、C2
復調できる受信ユニットをそれぞれ備えている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の下りトラフィック信号の送信方式では、基
地局制御装置と基地局間の通信で障害が発生した場合、
移動局に対して各基地局からそれぞれ異なった下りトラ
フィック信号が送信されることがあった。
【0012】例えば、音声信号及び制御信号の両方を受
信するべきときに、第1の基地局で音声信号及び制御信
号が正常に受信され、第2の基地局で音声信号のみが正
常に受信された場合、移動局では、第1の基地局及び第
2の基地局からの受信信号が異なるため、それらを組み
合せることができなくなり、信号を再生することができ
なくなるという問題があった。
【0013】また、このような不具合を防止するため、
音声信号あるいは制御信号の一方のみしか正常に受信で
きなかった基地局からは、移動局に対して下りトラフィ
ック信号が送信されないようにすると、正常に受信され
た音声信号あるいは制御信号が移動局で使用されないこ
とになってしまう。特に、第1の基地局で制御信号のみ
が正常に受信され、第2の基地局で音声信号のみが正常
に受信された場合等では、移動局に対して下りトラフィ
ック信号が何も送信されなくなってしまう問題が生じ
る。
【0014】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、基地局
制御装置から送信された音声信号あるいは制御信号の一
方のみしか基地局で正常に受信できなかった場合でも、
正常に受信した信号を移動局で有効に使用することが可
能な下りトラフィック信号の送信方式を提供することを
目的とする。
【0015】また、基地局で正常に受信できなかった信
号が、移動局で強い相関をもつノイズとなり、信号を再
生することができなくなることを防止した下りトラフィ
ック信号の送信方式を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の下りトラフィック信号の送信方式は、複数の基
地局と、少なくとも1つの基地局と無線手段によって接
続可能な移動局と、移動通信交換局と前記基地局とを接
続するために設けられ、前記基地局をそれぞれ制御する
基地局制御装置と、を有し、CDMA方式によって前記
基地局と前記移動局間で通信が行われる移動通信システ
ムであって、前記基地局に、前記基地局制御装置から別
々に受信した音声信号及び制御信号を合成してなるトラ
フィック信号を基地局毎に異なる拡散符号で変調する拡
散符号化装置を有し、前記基地局から前記移動局に変調
された前記トラフィック信号を送信する下りトラフィッ
ク信号の送信方式において、前記拡散符号化装置に、前
記基地局制御装置から正常に受信したトラフィック信号
中に受信すべき前記制御信号及び前記音声信号があった
場合に、該制御信号及び該音声信号を有効情報として判
断する有効信号判断装置と、前記有効信号判断装置の判
断結果を基に、前記制御信号及び前記音声信号に対応す
る前記有効情報及び無効情報を示すタイミング信号を出
力する選択指示装置と、前記タイミング信号にしたがっ
て、前記有効情報である制御信号及び音声信号に対して
前記移動局で復調可能な拡散符号を割り当て、前記無効
情報である制御信号及び音声信号に対して前記移動局で
復調できない拡散符号を割り当てる選択装置と、前記選
択装置によって割り当てられた拡散符号で、前記制御信
号及び前記音声信号をそれぞれ変調する変調器と、を有
することを特徴とする。
【0017】このとき、拡散符号化装置に、制御信号及
び音声信号によるトラフィック信号の前記構成パターン
を認識する分割パターン認識装置を有し、選択指示装置
は、前記分割パターン認識装置によって認識された構成
パターンにしたがって、有効信号判断装置の判断結果を
基にタイミング信号を出力してもよい。
【0018】上記のように構成された下りトラフィック
信号の送信方式は、選択装置が、タイミング信号にした
がって、有効情報である制御信号及び音声信号に対し
て、移動局で復調可能な拡散符号を割り当て、無効情報
である制御信号及び音声信号に対して移動局で復調でき
ない拡散符号を割り当て、変調器は選択装置によって割
り当てられた拡散符号で、制御信号及び前記音声信号を
それぞれ変調する。
【0019】したがって、移動局は、ソフトハンドオフ
時のように複数の基地局と通信を行う際に、基地局制御
装置から基地局に送信された信号のうち、基地局で正常
に受信することができた制御信号及び音声信号のみを復
調する。
【0020】また、この際、基地局で正常に受信するこ
とができなかった制御信号及び音声信号は、移動局で復
調可能な拡散符号と相関をもたない拡散符号に変調され
て送られてくるため、これらの信号が強い相関をもつノ
イズとして作用することがない。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0022】(第1の実施の形態)図1は本発明の下り
トラフィック信号の送信方式の第1の実施の形態の構成
を示す図であり、同図(a)はそのブロック図、同図
(b)は基地局が有する拡散符号化装置の構成を示すブ
ロック図である。また、図2は図1(b)に示した拡散
符号化装置の入力信号のパターンの例を示す図であり、
図3は図2に示した入力信号に対する拡散符号化装置の
動作の様子を示す図である。
【0023】図1(a)において、移動通信交換局と基
地局とを接続し、各基地局をそれぞれ制御する基地局制
御装置1には、第1の基地局2及び第2の基地局3がそ
れぞれ回線によって接続されている。移動局4は第1の
基地局2及び第2の基地局3との間でそれぞれ無線手段
によって通信を行う。なお、図1(a)では移動局4と
2つの基地局とが通信を行う例を示しているが基地局が
3つ以上あってもよい。
【0024】図1(b)において、第1の基地局2及び
第2の基地局3でそれぞれ有する拡散符号化装置10
は、基地局制御装置1から正常に受信した信号中に受信
すべき制御信号及び音声信号があった場合、その信号を
有効情報であると判断する有効信号判断装置13と、制
御信号及び音声信号に対応する有効情報及び無効情報を
示すタイミング信号Tを出力する選択指示装置12と、
タイミング信号Tにしたがって有効情報である制御信号
及び音声信号に対して移動局4で復調可能な拡散符号C
iを割り当て、無効情報である制御信号及び音声信号に
対して移動局4で復調できない拡散符号Cnを割り当て
る選択装置11と、選択装置11によって割り当てられ
た拡散符号で入力信号を変調する変調器14とによって
構成されている。
【0025】ここで、第1の基地局2及び第2の基地局
3は、基地局制御装置1から別々に送信された音声信号
及び制御信号を合成し、これらの信号から構成されるト
ラフィック信号を入力信号として拡散符号化装置10に
入力する。拡散符号化装置10の出力信号は下りトラフ
ィック信号として移動局4へ送信される。
【0026】このような構成において、次に図1に示し
た下りトラフィック信号の送信方式の動作について図2
及び図3を参照して説明する。なお、以下では、1つの
移動局が2つの基地局(第1の基地局2及び第2の基地
局3)と通信を行う場合で説明するが、3つ以上の基地
局と通信を行う場合も同様である。
【0027】また、基地局制御装置1から送信された信
号のうち、第1の基地局2では音声信号及び制御信号を
正常に受信し、第2の基地局3では音声信号のみを正常
に受信しているものとする。
【0028】また、移動局4は拡散符号C1 及びC2
変調された信号の復調が可能であり、第1の基地局2
は、有効情報に対して拡散符号C1 で変調を行い、無効
情報に対して移動局4で復調できない拡散符号Cnで変
調を行う。同様に第2の基地局3は、有効情報に対して
拡散符号C2 で変調を行い、無効情報に対して移動局4
で復調できない拡散符号Cnで変調を行うものとする。
【0029】さらに、第1の基地局2及び第2の基地局
3は、それぞれ図2に示すように制御信号S及び音声信
号Vをある一意のパターンで合成し、一つのトラフィッ
ク信号(入力信号)として拡散符号化装置10に入力す
る。例えば、図2に示した入力信号では制御信号Sと音
声信号Vとが時系列に交互に挿入されている。また、第
1の基地局2及び第2の基地局3は、制御信号S及び音
声信号Vが正常に受信されたか否かを示す入力情報信号
を作成し、拡散符号化装置10に入力する。
【0030】以上の状態で、拡散符号化装置10の有効
信号判断装置13が入力情報信号を受け取ると、有効信
号判断装置13は、入力信号中の制御信号S及び音声信
号Vがそれぞれ有効情報であるか否かを判断し、その判
断結果を選択指示装置12に出力する。
【0031】ここで、第1の基地局2の選択指示装置1
2は、有効信号判断装置13で制御信号S及び音声信号
Vが共に有効情報であると判断されるため、図3(c)
に示すようなタイミング信号T(常に”H”)を選択装
置11に出力する。選択装置11はタイミング信号Tに
したがって入力信号中の制御信号S及び音声信号Vに対
してそれぞれ拡散符号C1 を割り当てる。このとき、変
調器14は制御信号S及び音声信号Vをそれぞれ拡散符
号C1 で変調する。
【0032】したがって、移動局4は、第1の基地局2
から送信される下りトラフィック信号のうち、制御信号
S及び音声信号Vをそれぞれ復調することができる。
【0033】一方、第2の基地局3の選択指示装置12
では、有効信号判断装置13によって音声信号Vが有効
情報であり、制御信号Sが無効情報であると判断される
ため、図3(a)に示すように、音声信号Vに対応して
論理”H”、制御信号Sに対応して論理”L”となるタ
イミング信号Tを選択装置11に出力する。このとき、
選択装置11は入力信号中の音声信号Vに対して拡散信
号C2 を割り当て、制御信号Sに対して拡散信号Cnを
割り当てる。また、変調器14は入力信号中の音声信号
Vを拡散符号C2 で変調し、制御信号Sを拡散符号Cn
で変調する。
【0034】したがって、移動局4は、第2の基地局3
から送信された下りトラフィック信号のうち、音声信号
Vのみを復調する。また、第2の基地局3で正常に受信
できなかった制御信号Sについては、拡散符号C1 、C
2 と相関をもたない拡散符号Cnで変調されているた
め、強い相関をもつノイズとして作用することがなく、
正常に受信した信号のみを最大比合成によって再生する
ことができる。
【0035】また、基地局制御装置1から送信された信
号のうち、第1の基地局2で音声信号のみを正常に受信
し、第2の基地局3で制御信号のみを正常に受信してい
る場合でも、第1の基地局2は音声信号を拡散符号C1
で変調し、制御信号を拡散符号Cnで変調するため、移
動局4は正常な音声信号のみを復調する。同様に第2の
基地局3は制御信号を拡散符号C2 で変調し、音声信号
を拡散符号Cnで変調するため、移動局4は正常な制御
信号のみを復調する。
【0036】よって、基地局制御装置1から送信された
音声信号Vあるいは制御信号Sのうち、基地局で一方の
みしか正常に受信できなかった場合でも、移動局4は各
基地局で正常に受信した信号を有効に使用して信号を再
生することができる。
【0037】また、基地局で正常に受信できなかった信
号が、移動局4で強い相関をもつノイズとならないた
め、移動局4においてノイズにより信号が再生できなく
なることが防止される。
【0038】さらに、基地局は、正常に受信した信号と
正常に受信できなかった信号とをそれぞれ異なる拡散符
号で変調して送信するだけでよいため、例えば、音声信
号Vと制御信号Sとが短い時間で切り換わる下りトラフ
ィック信号に対して、正常に受信した信号のみを所定の
電力で送信し、正常に受信できなかった信号を送信しな
い等の複雑な処理を行う必要がなく、装置構成が簡単で
済む。
【0039】(第2の実施の形態)図4は本発明の下り
トラフィック信号の送信方式の第2の実施の形態の構成
を示す図であり、基地局が有する拡散符号化装置の構成
を示すブロック図である。また図5は図4に示した拡散
符号化装置の入力信号のパターンの例を示す図である。
【0040】本実施の形態の下りトラフィック信号の送
信方式では、拡散符号化装置20に、制御信号及び音声
信号による入力信号の構成パターンを認識する分割パタ
ーン認識装置25を有している点が第1の実施の形態と
異なっている。その他の構成は第1の実施の形態と同様
であるため、その説明は省略する。
【0041】このような構成において、本実施の形態で
は、第1の基地局及び第2の基地局は、受信した制御信
号S及び音声信号Vをある一意のパターンで合成するの
ではなく、トラフィック信号毎に任意のパターンで合成
する。例えば、図5の場合は制御信号S、音声信号V、
制御信号S、音声信号V、音声信号V、及び音声信号V
の順に時系列に挿入されている。なお、このパターンは
移動局と通信を行っている全ての基地局で同じパターン
になるように基地局制御装置で制御される。
【0042】拡散符号化装置20は、入力情報信号を有
効信号判断装置23及び分割パターン認識装置25でそ
れぞれ受け取り、有効信号判断装置23で入力信号中の
制御信号S及び音声信号Vがそれぞれ有効情報であるか
否かを判断し、その判断結果を選択指示装置22に出力
する。また、分割パターン認識装置25で入力信号中の
制御信号S及び音声信号Vの構成パターンを認識し、そ
の認識結果を選択指示装置22に出力する。
【0043】選択指示装置22は、分割パターン認識装
置25で認識された構成パターンにしたがって、タイミ
ング信号Tを選択装置21に出力する。
【0044】選択装置21はタイミング信号Tにしたが
って入力信号中の有効情報である制御信号Sまたは音声
信号Vに対してそれぞれ拡散符号C1 を割り当て、無効
情報である制御信号Sまたは音声信号Vに対してそれぞ
れ拡散符号Cnを割り当てる。
【0045】変調器24は選択装置21によって割り当
てられた拡散符号で制御信号S及び音声信号Vをそれぞ
れ変調する。
【0046】したがって、本実施の形態の下りトラフィ
ック信号の送信方式は、第1の実施の形態の効果に加え
て、制御信号Sと音声信号Vの信号量が全く異なる場合
でも、それぞれの信号を有効に使用することができる。
特に、下りトラフィック信号が音声信号あるいは制御信
号のみから構成されている場合でもそれらの信号を有効
に使用することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0048】請求項1に記載のものにおいては、ソフト
ハンドオフ時、基地局制御装置から送信された音声信号
あるいは制御信号のうち、基地局で一方のみしか正常に
受信できなかった場合でも、移動は各基地局で正常に受
信した信号を有効に使用して信号を最大比合成によって
再生することができる。
【0049】また、基地局で正常に受信できなかった信
号が、移動局で強い相関をもつノイズとならないため、
ノイズにより信号が再生できなくなることが防止され
る。
【0050】請求項2記載のものにおいては、制御信号
と音声信号の信号量が全く異なる場合でも、移動局でそ
れぞれの信号を有効に使用することができる。特に、下
りトラフィック信号が音声信号あるいは制御信号のみか
ら構成されている場合でもそれらの信号を有効に使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の下りトラフィック信号の送信方式の第
1の実施の形態の構成を示す図であり、同図(a)はそ
のブロック図、同図(b)は基地局が有する拡散符号化
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1(b)に示した拡散符号化装置の入力信号
のパターンの例を示す図である。
【図3】図2に示した入力信号に対する拡散符号化装置
の動作の様子を示す図である。
【図4】本発明の下りトラフィック信号の送信方式の第
2の実施の形態の構成を示す図であり、基地局が有する
拡散符号化装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示した拡散符号化装置の入力信号のパタ
ーンの例を示す図である。
【図6】従来の下りトラフィック信号の送信方式の構成
を示す図であり、同図(a)はそのブロック図、同図
(b)は基地局が有する拡散符号化装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 基地局制御装置 2 第1の基地局 3 第2の基地局 4 移動局 10、20 拡散符号化装置 11 選択装置 12、22 選択指示装置 13、23 有効信号判断装置 14 変調器 25 分割パターン認識装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 13/00 H04B 7/24 H04Q 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局と、 少なくとも1つの基地局と無線手段によって接続可能な
    移動局と、 移動通信交換局と前記基地局とを接続するために設けら
    れ、前記基地局をそれぞれ制御する基地局制御装置と、
    を有し、CDMA方式によって前記基地局と前記移動局
    間で通信が行われる移動通信システムであって、 前記基地局に、前記基地局制御装置から別々に受信した
    音声信号及び制御信号を合成してなるトラフィック信号
    を基地局毎に異なる拡散符号で変調する拡散符号化装置
    を有し、前記基地局から前記移動局に変調された前記ト
    ラフィック信号を送信する下りトラフィック信号の送信
    方式において、 前記拡散符号化装置に、 前記基地局制御装置から正常に受信したトラフィック信
    号中に受信すべき前記制御信号及び前記音声信号があっ
    た場合に、該制御信号及び該音声信号を有効情報として
    判断する有効信号判断装置と、 前記有効信号判断装置の判断結果を基に、前記制御信号
    及び前記音声信号に対応する前記有効情報及び無効情報
    を示すタイミング信号を出力する選択指示装置と、 前記タイミング信号にしたがって、前記有効情報である
    制御信号及び音声信号に対して前記移動局で復調可能な
    拡散符号を割り当て、前記無効情報である制御信号及び
    音声信号に対して前記移動局で復調できない拡散符号を
    割り当てる選択装置と、 前記選択装置によって割り当てられた拡散符号で、前記
    制御信号及び前記音声信号をそれぞれ変調する変調器
    と、を有することを特徴とする下りトラフィック信号の
    送信方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の下りトラフィック信号
    の送信方式において、 拡散符号化装置に、 制御信号及び音声信号によるトラフィック信号の構成パ
    ターンを認識する分割パターン認識装置を有し、 選択指示装置は、 前記分割パターン認識装置によって認識された前記構成
    パターンにしたがって、有効信号判断装置の判断結果を
    基にタイミング信号を出力することを特徴とする下りト
    ラフィック信号の送信方式。
JP17404197A 1997-06-30 1997-06-30 下りトラフィック信号の送信方式 Expired - Lifetime JP2861988B2 (ja)

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KR1019980025165A KR100266188B1 (ko) 1997-06-30 1998-06-29 다운트래픽신호 전송시스템
US09/106,253 US6385186B1 (en) 1997-06-30 1998-06-29 Down-traffic-signal transmission system
CN98102556A CN1088965C (zh) 1997-06-30 1998-06-29 下行通信信号传送系统
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