JP2861171B2 - 信号方式判別回路及びモニター装置 - Google Patents
信号方式判別回路及びモニター装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、一系統のケーブルで伝送される複数のテレ
ビジョン放送信号の信号方式を判別する信号判別回路と
複数のテレビジョン放送信号を一系統のケーブルでチュ
ーナより入力するモニター装置に関する。
ビジョン放送信号の信号方式を判別する信号判別回路と
複数のテレビジョン放送信号を一系統のケーブルでチュ
ーナより入力するモニター装置に関する。
［発明の概要］ 第１の発明に係る信号判別回路は、帯域圧縮型テレビ
ジョン放送信号を輝度信号と２種類の色差信号の分割信
号として３本のケーブルで伝送し、標準テレビジョン放
送信号をコンポジット信号として前記３本のケーブルの
内の１本で伝送し、前記コンポジット信号が伝送される
ケーブル以外のケーブルにおける信号の有無を検出して
信号方式を判別することにより、 複数のテレビジョン放送信号を一系統のケーブルで伝
送できると共に信号の有り無しという簡単な判別手段に
よって容易に信号判別できるものである。
ジョン放送信号を輝度信号と２種類の色差信号の分割信
号として３本のケーブルで伝送し、標準テレビジョン放
送信号をコンポジット信号として前記３本のケーブルの
内の１本で伝送し、前記コンポジット信号が伝送される
ケーブル以外のケーブルにおける信号の有無を検出して
信号方式を判別することにより、 複数のテレビジョン放送信号を一系統のケーブルで伝
送できると共に信号の有り無しという簡単な判別手段に
よって容易に信号判別できるものである。
第２の発明に係るモニター装置は、帯域圧縮型テレビ
ジョン放送信号と標準テレビジョン放送信号を受信する
チューナ装置と別体に構成され、このチューナ装置より
帯域圧縮型テレビジョン放送信号を輝度信号と２種類の
色差信号の分割信号として３本のケーブルを用いて入力
し、標準テレビジョン放送信号をコンポジット信号とし
て前記３本のケーブルの内の１本を用いて入力し、前記
コンポジット信号が伝送されるケーブル以外のケーブル
における信号の有無を検出して信号方式を判別する信号
判別回路を備えることにより、 チューナからの複数のテレビジョン放送信号を一系統
のケーブルによって入力できると共に信号の有り・無し
という簡単な判別手段によって容易に信号判別でき、こ
の判別結果に応じて自動的に偏向モード等を切り換える
ことにより複数方式の信号に応じた適正な画像を得るこ
とができるものである。
ジョン放送信号と標準テレビジョン放送信号を受信する
チューナ装置と別体に構成され、このチューナ装置より
帯域圧縮型テレビジョン放送信号を輝度信号と２種類の
色差信号の分割信号として３本のケーブルを用いて入力
し、標準テレビジョン放送信号をコンポジット信号とし
て前記３本のケーブルの内の１本を用いて入力し、前記
コンポジット信号が伝送されるケーブル以外のケーブル
における信号の有無を検出して信号方式を判別する信号
判別回路を備えることにより、 チューナからの複数のテレビジョン放送信号を一系統
のケーブルによって入力できると共に信号の有り・無し
という簡単な判別手段によって容易に信号判別でき、こ
の判別結果に応じて自動的に偏向モード等を切り換える
ことにより複数方式の信号に応じた適正な画像を得るこ
とができるものである。
［従来の技術］ 近年、一般のテレビジョンシステムとしてチューナと
モニター装置とを別体としたものが普及している一方、
NTSC方式の他にMUSE方式の衛星放送も開始され、両方式
の放送信号に対応できるチューナとモニター装置を別体
としたテレビジョンシステムが開発されている。かかる
テレビジョンシステムはMUSE信号とNTSC信号の種類の異
なる信号をチューナからモニター装置に伝送する必要が
あり、この伝送方式として二系統のケーブルで伝送する
のが一般的である。
モニター装置とを別体としたものが普及している一方、
NTSC方式の他にMUSE方式の衛星放送も開始され、両方式
の放送信号に対応できるチューナとモニター装置を別体
としたテレビジョンシステムが開発されている。かかる
テレビジョンシステムはMUSE信号とNTSC信号の種類の異
なる信号をチューナからモニター装置に伝送する必要が
あり、この伝送方式として二系統のケーブルで伝送する
のが一般的である。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、二系統のケーブルで伝送するとケーブ
ル数が多くなると共にこれに付随する端子数等も多く必
要となる。そのため、一系統のケーブルによって伝送す
ることが好ましいが、伝送されている信号方式の判別手
段が複雑な構成となることが予想される。
ル数が多くなると共にこれに付随する端子数等も多く必
要となる。そのため、一系統のケーブルによって伝送す
ることが好ましいが、伝送されている信号方式の判別手
段が複雑な構成となることが予想される。
そこで、本発明は複数のテレビジョン放送信号を一系
統のケーブルで伝送し、しかも簡単な判別手段によって
容易に信号判別できる信号方式判別回路とチューナから
の複数のテレビジョン放送信号を一系統のケーブルによ
って入力でき、しかも簡単な判別手段によって信号判別
できるモニター装置を提供することを目的とする。
統のケーブルで伝送し、しかも簡単な判別手段によって
容易に信号判別できる信号方式判別回路とチューナから
の複数のテレビジョン放送信号を一系統のケーブルによ
って入力でき、しかも簡単な判別手段によって信号判別
できるモニター装置を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するための第１の発明に係る信号方式
判別回路は、帯域圧縮型テレビジョン放送信号を輝度信
号と２種類の色差信号の分割した信号として３本のケー
ブルでそれぞれ伝送すると共に標準テレビジョン放送信
号を輝度信号と色信号のコンポジット信号として前記３
本のケーブルの内の１本で伝送し、前記コンポジット信
号が伝送されるケーブル以外のケーブルにおける信号の
有無を検出して伝送された信号が帯域圧縮型テレビジョ
ン信号か標準テレビジョン信号かを判別するものであ
る。
判別回路は、帯域圧縮型テレビジョン放送信号を輝度信
号と２種類の色差信号の分割した信号として３本のケー
ブルでそれぞれ伝送すると共に標準テレビジョン放送信
号を輝度信号と色信号のコンポジット信号として前記３
本のケーブルの内の１本で伝送し、前記コンポジット信
号が伝送されるケーブル以外のケーブルにおける信号の
有無を検出して伝送された信号が帯域圧縮型テレビジョ
ン信号か標準テレビジョン信号かを判別するものであ
る。
また、上記目的を達成するための第２の発明に係るモ
ニター装置は、帯域圧縮型テレビジョン放送信号と標準
テレビジョン放送信号を受信するチューナ装置と別体に
構成され、このチューナ装置より帯域圧縮型テレビジョ
ン放送信号を輝度信号と２種類の色差信号の分割した信
号として３本のケーブルを用いて入力すると共に標準テ
レビジョン放送信号を輝度信号と色信号のコンポジット
信号として前記３本のケーブルの内の１本を用いて入力
し、前記コンポジット信号が伝送されるケーブル以外の
ケーブルにおける信号の有無を検出して伝送された信号
が帯域圧縮型テレビジョン信号か標準テレビジョン信号
かを判別する信号判別回路を有するものである。
ニター装置は、帯域圧縮型テレビジョン放送信号と標準
テレビジョン放送信号を受信するチューナ装置と別体に
構成され、このチューナ装置より帯域圧縮型テレビジョ
ン放送信号を輝度信号と２種類の色差信号の分割した信
号として３本のケーブルを用いて入力すると共に標準テ
レビジョン放送信号を輝度信号と色信号のコンポジット
信号として前記３本のケーブルの内の１本を用いて入力
し、前記コンポジット信号が伝送されるケーブル以外の
ケーブルにおける信号の有無を検出して伝送された信号
が帯域圧縮型テレビジョン信号か標準テレビジョン信号
かを判別する信号判別回路を有するものである。
［作用］ 第１の発明によれば、帯域圧縮型テレビジョン放送信
号を伝送する３本のケーブルの内の１本を用いて標準テ
レビジョン放送信号を伝送するため一系統のケーブルで
複数の放送信号を伝送でき、標準テレビジョン放送信号
を伝送しないケーブルにおける信号を検出対象としたた
め信号の有無を検出するという簡単な判別手段によって
放送信号の種類を判別できる。
号を伝送する３本のケーブルの内の１本を用いて標準テ
レビジョン放送信号を伝送するため一系統のケーブルで
複数の放送信号を伝送でき、標準テレビジョン放送信号
を伝送しないケーブルにおける信号を検出対象としたた
め信号の有無を検出するという簡単な判別手段によって
放送信号の種類を判別できる。
第２の発明によれば、帯域圧縮型テレビジョン放送信
号を伝送する３本のケーブルの内の１本を用いて標準テ
レビジョン放送信号をチューナから入力するため一系統
のケーブルで複数の放送信号を入力でき、標準テレビジ
ョン放送信号を伝送しないケーブルにおける信号を検出
対象としたため信号の有無を検出するという簡単な判別
手段によって放送信号の種類を判別できる。
号を伝送する３本のケーブルの内の１本を用いて標準テ
レビジョン放送信号をチューナから入力するため一系統
のケーブルで複数の放送信号を入力でき、標準テレビジ
ョン放送信号を伝送しないケーブルにおける信号を検出
対象としたため信号の有無を検出するという簡単な判別
手段によって放送信号の種類を判別できる。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第１図には本発明を適用したテレビジョンシステムの
回路ブロック図が示されている。第１図において、テレ
ビジョンシステムはBS用アンテナＡとU/V用アンテナＢ
とチューナＣとモニター装置Ｄとから成る。BS用アンテ
ナＡとU/V用アンテナＢの出力は共にチューナＣに導か
れ、BS用アンテナＡの出力がチューナＣのBSチューナ部
１に、U/V用アンテナＢの出力がU/Vチューナ部２にそれ
ぞれ入力されている。BSチューナ部１は帯域圧縮型テレ
ビジョン放送信号であるMUSE方式と標準テレビジョン放
送信号であるNTSC方式の両方を受信し、U/Vチューナ部
２はNTSC方式のみ受信する。このBSチューナ部１とU/V
チューナ部２はそれぞれCPU3より送られてくる選局信号
に基づいて所望周波数の信号をピックアップする。BSチ
ューナ部１の出力はMUSEデコーダ４と第１切換スイッチ
SW1の衛星放送用端子ａにそれぞれ導かれている。U/Vチ
ューナ部２の出力は第１切換スイッチSW1の通常放送用
端子ｂに導かれている。この第１切換スイッチSW1はCPU
3の衛星放送／通常放送切換信号によって制御される。M
USEデコーダ４は入力信号がMUSE方式か否か判別しMUSE
方式であればMUSE認識信号をCPU3に出力すると共に入力
信号を赤（Ｒ），緑（Ｇ），青（Ｂ）の色信号に復調し
てこの各色信号をマトリックス部５に出力する。このマ
トリックス部５は入力信号を同期信号（Ｖ），（Ｈ）を
含む輝度信号（Ｙ）と所定係数がかけられた２つの色差
信号（PR），（PB）とから成る信号に変換する。このマ
トリックス部５の輝度信号（Ｙ）出力と色差信号（PB）
出力は各出力端子t1，t2にそれぞれ導かれていると共に
他の色差信号（PR）出力は第２切換スイッチSW2のMUSE
用端子Ｍに導かれ、この第２切換スイッチSW2の出力が
出力端子t3に導かれている。この第２切換スイッチSW2
の他方の端子であるNTSC用端子Ｎには第１切換スイッチ
SW1の出力が導かれており、この第２切換スイッチSW2は
CPU3のMUSE/NTSC切換信号によって制御される。CPU3は
ユーザの選局指令に基づいて選択信号をBSチューナ部１
又はU/Vチューナ部２に出力する。又、CPU3は第１切換
スイッチSW1に衛星放送が選択された場合には衛星放送
用端子ａに、通常放送が選択された場合には通常放送用
端子ｂにそれぞれ接続するよう衛星放送／通常放送切換
信号を出力する。さらに、CPU3はMUSEデコーダ４からMU
SE認識信号が送られてくると第２切換スイッチSW2にMUS
E用端子Ｍに、それ以外のときにはNTSC用端子Ｎにそれ
ぞれ接続するようMUSE/NTSC切換信号を出力する。
回路ブロック図が示されている。第１図において、テレ
ビジョンシステムはBS用アンテナＡとU/V用アンテナＢ
とチューナＣとモニター装置Ｄとから成る。BS用アンテ
ナＡとU/V用アンテナＢの出力は共にチューナＣに導か
れ、BS用アンテナＡの出力がチューナＣのBSチューナ部
１に、U/V用アンテナＢの出力がU/Vチューナ部２にそれ
ぞれ入力されている。BSチューナ部１は帯域圧縮型テレ
ビジョン放送信号であるMUSE方式と標準テレビジョン放
送信号であるNTSC方式の両方を受信し、U/Vチューナ部
２はNTSC方式のみ受信する。このBSチューナ部１とU/V
チューナ部２はそれぞれCPU3より送られてくる選局信号
に基づいて所望周波数の信号をピックアップする。BSチ
ューナ部１の出力はMUSEデコーダ４と第１切換スイッチ
SW1の衛星放送用端子ａにそれぞれ導かれている。U/Vチ
ューナ部２の出力は第１切換スイッチSW1の通常放送用
端子ｂに導かれている。この第１切換スイッチSW1はCPU
3の衛星放送／通常放送切換信号によって制御される。M
USEデコーダ４は入力信号がMUSE方式か否か判別しMUSE
方式であればMUSE認識信号をCPU3に出力すると共に入力
信号を赤（Ｒ），緑（Ｇ），青（Ｂ）の色信号に復調し
てこの各色信号をマトリックス部５に出力する。このマ
トリックス部５は入力信号を同期信号（Ｖ），（Ｈ）を
含む輝度信号（Ｙ）と所定係数がかけられた２つの色差
信号（PR），（PB）とから成る信号に変換する。このマ
トリックス部５の輝度信号（Ｙ）出力と色差信号（PB）
出力は各出力端子t1，t2にそれぞれ導かれていると共に
他の色差信号（PR）出力は第２切換スイッチSW2のMUSE
用端子Ｍに導かれ、この第２切換スイッチSW2の出力が
出力端子t3に導かれている。この第２切換スイッチSW2
の他方の端子であるNTSC用端子Ｎには第１切換スイッチ
SW1の出力が導かれており、この第２切換スイッチSW2は
CPU3のMUSE/NTSC切換信号によって制御される。CPU3は
ユーザの選局指令に基づいて選択信号をBSチューナ部１
又はU/Vチューナ部２に出力する。又、CPU3は第１切換
スイッチSW1に衛星放送が選択された場合には衛星放送
用端子ａに、通常放送が選択された場合には通常放送用
端子ｂにそれぞれ接続するよう衛星放送／通常放送切換
信号を出力する。さらに、CPU3はMUSEデコーダ４からMU
SE認識信号が送られてくると第２切換スイッチSW2にMUS
E用端子Ｍに、それ以外のときにはNTSC用端子Ｎにそれ
ぞれ接続するようMUSE/NTSC切換信号を出力する。
一方、モニター装置Ｄには３つの入力端子t4，t5，t6
が設けられ、この３つの入力端子t4，t5，t6とチューナ
Ｃの出力端子t1，t2，t3間がケーブルｃで接続されてい
る。２つの入力端子t4，t5は三連の第３切換スイッチSW
3の各MUSE用端子Ｍに結線され、他の１つの入力端子t6
は第４切換スイッチSW4に結線されている。第４切換ス
イッチSW4はCPU6からのMUSE/NTSC切換信号によってMUSE
端子ＭとNTSC端子Ｎの一方に切換制御され、MUSE端子Ｍ
は三連の第３切換スイッチSW3の他のMUSE用端子Ｍに、N
TSC用端子ＮはNTSCデコーダ７の入力端子に結線されて
いる。NTSCデコーダ７は入力信号であるNTSC方式のコン
ポジット信号を復調すると共に同期信号（Ｖ），（Ｈ）
を含む輝度信号（Ｙ）と係数がかけられた２つの色差信
号（PB），（PR）とに変換し、且つ、倍速信号化（水平
同期信号Ｈ周波数＝31.5KHz）する。このNTSCデコーダ
７の出力は三連の第３切換スイッチSW3の各NTSC用端子
Ｎに導かれている。第３切換スイッチSW3の対応するMUS
E用端子ＭとNTSC用端子Ｎには輝度信号（Ｙ）同士の如
く同一成分同士の信号が入力されるよう構成されてい
る。第３切換スイッチSW3は第４切換スイッチSW4と同様
にCPU6のMUSE/NTSC切換信号によって選択端子が切り換
えられる。第３切換スイッチSW3の各出力はマトリック
ス部８に導かれており、マトリックス部８は輝度信号
（Ｙ）、２つの色差信号（PB），（PR）を３つの色信号
（Ｒ），（Ｇ），（Ｂ）に変換して信号処理部９に出力
する。信号処理部９はブライト等の調整を行い各色信号
をCRT10に出力するもので、CPU6からの種類判別信号に
よって各調整部のオフセットデータが切換えられる。ま
た、第３切換スイッチSW3の輝度信号（Ｙ）出力は同期
分離回路11に導かれている。同期分離回路11は輝度信号
（Ｙ）に付加されている垂直同期信号（Ｖ）と水平同期
信号（Ｈ）を分離してピックアップし、この垂直同期信
号（Ｖ）と水平同期信号（Ｈ）を偏向制御回路12に出力
する。偏向制御回路12はCPU6からの種類判別信号によっ
て偏向サイズ及び偏向周波数を切り換える。
が設けられ、この３つの入力端子t4，t5，t6とチューナ
Ｃの出力端子t1，t2，t3間がケーブルｃで接続されてい
る。２つの入力端子t4，t5は三連の第３切換スイッチSW
3の各MUSE用端子Ｍに結線され、他の１つの入力端子t6
は第４切換スイッチSW4に結線されている。第４切換ス
イッチSW4はCPU6からのMUSE/NTSC切換信号によってMUSE
端子ＭとNTSC端子Ｎの一方に切換制御され、MUSE端子Ｍ
は三連の第３切換スイッチSW3の他のMUSE用端子Ｍに、N
TSC用端子ＮはNTSCデコーダ７の入力端子に結線されて
いる。NTSCデコーダ７は入力信号であるNTSC方式のコン
ポジット信号を復調すると共に同期信号（Ｖ），（Ｈ）
を含む輝度信号（Ｙ）と係数がかけられた２つの色差信
号（PB），（PR）とに変換し、且つ、倍速信号化（水平
同期信号Ｈ周波数＝31.5KHz）する。このNTSCデコーダ
７の出力は三連の第３切換スイッチSW3の各NTSC用端子
Ｎに導かれている。第３切換スイッチSW3の対応するMUS
E用端子ＭとNTSC用端子Ｎには輝度信号（Ｙ）同士の如
く同一成分同士の信号が入力されるよう構成されてい
る。第３切換スイッチSW3は第４切換スイッチSW4と同様
にCPU6のMUSE/NTSC切換信号によって選択端子が切り換
えられる。第３切換スイッチSW3の各出力はマトリック
ス部８に導かれており、マトリックス部８は輝度信号
（Ｙ）、２つの色差信号（PB），（PR）を３つの色信号
（Ｒ），（Ｇ），（Ｂ）に変換して信号処理部９に出力
する。信号処理部９はブライト等の調整を行い各色信号
をCRT10に出力するもので、CPU6からの種類判別信号に
よって各調整部のオフセットデータが切換えられる。ま
た、第３切換スイッチSW3の輝度信号（Ｙ）出力は同期
分離回路11に導かれている。同期分離回路11は輝度信号
（Ｙ）に付加されている垂直同期信号（Ｖ）と水平同期
信号（Ｈ）を分離してピックアップし、この垂直同期信
号（Ｖ）と水平同期信号（Ｈ）を偏向制御回路12に出力
する。偏向制御回路12はCPU6からの種類判別信号によっ
て偏向サイズ及び偏向周波数を切り換える。
一方、入力端子t4は信号方式判別回路13の入力側に結
線され、信号方式判別回路13は入力信号の有無を検出す
る。入力信号が有ればMUSE方式と判別してＨ信号を、入
力信号が無ければNTSC方式と判別してＬ信号をそれぞれ
CPU6に出力する。CPU6は信号方式判別回路13がＨ信号を
出力すると、第３及び第４切換スイッチSW3，SW4にMUSE
端子Ｍ側に切り換えるようMUSE/NTSC切換信号を出力す
ると共に偏向制御回路12にMUSE方式である旨の種類判別
信号を出力する。又、CPU6は信号方式判別回路13がＬ信
号を出力すると、第３及び第４切換スイッチSW3，SW4に
NTSC端子Ｎ側に切り換えるようMUSE/NTSC切換信号を出
力すると共に偏向制御回路12と信号処理部９にNTSC方式
である旨の種類判別信号を出力する。
線され、信号方式判別回路13は入力信号の有無を検出す
る。入力信号が有ればMUSE方式と判別してＨ信号を、入
力信号が無ければNTSC方式と判別してＬ信号をそれぞれ
CPU6に出力する。CPU6は信号方式判別回路13がＨ信号を
出力すると、第３及び第４切換スイッチSW3，SW4にMUSE
端子Ｍ側に切り換えるようMUSE/NTSC切換信号を出力す
ると共に偏向制御回路12にMUSE方式である旨の種類判別
信号を出力する。又、CPU6は信号方式判別回路13がＬ信
号を出力すると、第３及び第４切換スイッチSW3，SW4に
NTSC端子Ｎ側に切り換えるようMUSE/NTSC切換信号を出
力すると共に偏向制御回路12と信号処理部９にNTSC方式
である旨の種類判別信号を出力する。
以下、上記構成の作用について説明する。
ユーザが衛星放送の任意の局を選択すると、第１切換
スイッチSW1が衛星放送端子ａに接続すると共にBSチュ
ーナ部１が動作して選局された放送信号を取り込む。BS
チューナ部１の出力がMUSEデコーダ４と第１切換スイッ
チSW1を介して第２切換スイッチSW2のNTSC用端子Ｎに導
かれる。ここで、受信した放送信号がMUSE方式であれば
MUSEデコーダ４がMUSE認識信号をCPU3に出力して第２切
換スイッチSW2がMUSE用端子Ｍに接続されるためにチュ
ーナＣの３つの出力端子t1，t2，t3に輝度信号（Ｙ）と
２つの色差信号（PB），（PR）がそれぞれ導かれる。受
信した放送信号がNTSC方式であればMUSEデコーダ４がMU
SE認識信号をCPU3に出力せず第２切換スイッチSW2がNTS
C用端子Ｎに接続されるためにチューナＣの１つの出力
端子t3にコンポジット信号が導かれる。
スイッチSW1が衛星放送端子ａに接続すると共にBSチュ
ーナ部１が動作して選局された放送信号を取り込む。BS
チューナ部１の出力がMUSEデコーダ４と第１切換スイッ
チSW1を介して第２切換スイッチSW2のNTSC用端子Ｎに導
かれる。ここで、受信した放送信号がMUSE方式であれば
MUSEデコーダ４がMUSE認識信号をCPU3に出力して第２切
換スイッチSW2がMUSE用端子Ｍに接続されるためにチュ
ーナＣの３つの出力端子t1，t2，t3に輝度信号（Ｙ）と
２つの色差信号（PB），（PR）がそれぞれ導かれる。受
信した放送信号がNTSC方式であればMUSEデコーダ４がMU
SE認識信号をCPU3に出力せず第２切換スイッチSW2がNTS
C用端子Ｎに接続されるためにチューナＣの１つの出力
端子t3にコンポジット信号が導かれる。
また、ユーザが通常放送の任意の局を選択すると、第
１切換スイッチSW1が通常放送用端子ｂに、第２切換ス
イッチSW2がNTSC用端子Ｎにそれぞれ接続すると共にU/V
チューナ部２が動作して選局された放送信号を取り込
む。U/Vチューナ部２の出力であるコンポジット信号は
第１及び第２切換スイッチSW1，SW2を介してチューナＣ
の１つの出力端子t3に導かれる。即ち、衛星放送，通常
放送の別にかかわらず、MUSE方式であれば３つの出力端
子t1，t2，t3からNTSC方式であればその内の１つの出力
端子t3からケーブルｃを介してモニター装置Ｄに供給さ
れる。
１切換スイッチSW1が通常放送用端子ｂに、第２切換ス
イッチSW2がNTSC用端子Ｎにそれぞれ接続すると共にU/V
チューナ部２が動作して選局された放送信号を取り込
む。U/Vチューナ部２の出力であるコンポジット信号は
第１及び第２切換スイッチSW1，SW2を介してチューナＣ
の１つの出力端子t3に導かれる。即ち、衛星放送，通常
放送の別にかかわらず、MUSE方式であれば３つの出力端
子t1，t2，t3からNTSC方式であればその内の１つの出力
端子t3からケーブルｃを介してモニター装置Ｄに供給さ
れる。
モニター装置ＤにMUSE方式の信号が入力されると、信
号方式判別回路13が信号有りと判別してMUSE方式である
旨を示すＨ信号をCPU6に出力する。すると、CPU6が第３
及び第４切換スイッチSW3，SW4にMUSE/NTSC切換信号を
出力して第３及び第４切換スイッチSW3，SW4がMUSE用端
子Ｍに接続される。そして、輝度信号（Ｙ）と色差信号
（PB）が第３切換スイッチSW3を介して、他の色差信号
（PR）が第３及び第４切換スイッチSW3，SW4を介してマ
トリックス部８に導かれる。
号方式判別回路13が信号有りと判別してMUSE方式である
旨を示すＨ信号をCPU6に出力する。すると、CPU6が第３
及び第４切換スイッチSW3，SW4にMUSE/NTSC切換信号を
出力して第３及び第４切換スイッチSW3，SW4がMUSE用端
子Ｍに接続される。そして、輝度信号（Ｙ）と色差信号
（PB）が第３切換スイッチSW3を介して、他の色差信号
（PR）が第３及び第４切換スイッチSW3，SW4を介してマ
トリックス部８に導かれる。
モニター装置ＤにNTSC方式の信号が入力されると、信
号判別回路13が信号無しと判別してNTSC方式である旨を
示すＬ信号をCPU6に出力する。すると、CPU6が第３及び
第４切換スイッチSW3，SW4にMUSE/NTSC切換信号を出力
して第３及び第４切換スイッチSW3，SW4がNTSC用端子Ｎ
に接続される。そして、NTSC方式のコンポジット信号が
第４切換スイッチSW4を介してNTSCデコーダ７に導かれ
る。NTSCデコーダ７で輝度信号（Ｙ）と２つの色差信号
（PB），（PR）とに変換されてこの各信号が第３切換ス
イッチSW3を介してマトリックス部８に導かれる。信号
方式にかかわらずマトリックス部８に入力された信号は
R,G,Bの色信号に変換され、この各色信号が信号処理部
９を介してCRT10に供給される。
号判別回路13が信号無しと判別してNTSC方式である旨を
示すＬ信号をCPU6に出力する。すると、CPU6が第３及び
第４切換スイッチSW3，SW4にMUSE/NTSC切換信号を出力
して第３及び第４切換スイッチSW3，SW4がNTSC用端子Ｎ
に接続される。そして、NTSC方式のコンポジット信号が
第４切換スイッチSW4を介してNTSCデコーダ７に導かれ
る。NTSCデコーダ７で輝度信号（Ｙ）と２つの色差信号
（PB），（PR）とに変換されてこの各信号が第３切換ス
イッチSW3を介してマトリックス部８に導かれる。信号
方式にかかわらずマトリックス部８に入力された信号は
R,G,Bの色信号に変換され、この各色信号が信号処理部
９を介してCRT10に供給される。
一方、CPU6は信号方式判別回路13がMUSE方式である旨
を示すＨ信号を出力すると、上述に記載した如く第３及
び第４切換スイッチSW3，SW4にMUSE/NTSC制御信号を出
力すると共に偏向制御回路12と信号処理部９にMUSE方式
である旨の種類判別信号を出力して偏向制御回路12がMU
SE方式用の偏向サイズ及び偏向周波数を出力し、信号処
理部９が各オフセットデータをMUSE用に切換える。CPU6
は信号方式判別回路13がNTSC方式である旨を示すＬ信号
を出力すると、偏向制御回路12と信号処理部９にNTSC方
式である旨の種類判別信号を出力して偏向制御回路12が
NTSC方式用の偏向サイズ及び偏向周波数を出力し、信号
処理部９が各オフセットデータをNTSC用に切換える。即
ち、放送信号の種類に応じた適正な画面が自動的に得ら
れる。
を示すＨ信号を出力すると、上述に記載した如く第３及
び第４切換スイッチSW3，SW4にMUSE/NTSC制御信号を出
力すると共に偏向制御回路12と信号処理部９にMUSE方式
である旨の種類判別信号を出力して偏向制御回路12がMU
SE方式用の偏向サイズ及び偏向周波数を出力し、信号処
理部９が各オフセットデータをMUSE用に切換える。CPU6
は信号方式判別回路13がNTSC方式である旨を示すＬ信号
を出力すると、偏向制御回路12と信号処理部９にNTSC方
式である旨の種類判別信号を出力して偏向制御回路12が
NTSC方式用の偏向サイズ及び偏向周波数を出力し、信号
処理部９が各オフセットデータをNTSC用に切換える。即
ち、放送信号の種類に応じた適正な画面が自動的に得ら
れる。
尚、この実施例においては、輝度信号（Ｙ）を伝送す
るケーブルｃの信号の有無を判別するよう構成したが、
色差信号（PB）を伝送するケーブルｃの信号の有無を判
別するよう構成してもよい。
るケーブルｃの信号の有無を判別するよう構成したが、
色差信号（PB）を伝送するケーブルｃの信号の有無を判
別するよう構成してもよい。
尚、また、この実施例においては、モニター装置Ｄに
入力するMUSE方式の放送信号の成分を輝度信号（Ｙ）、
色差信号（PR）、色差信号（PB）としたが、輝度信号
（Ｙ）、色差信号（Ｒ−Ｙ）、色差信号（Ｂ−Ｙ）とし
てもよく放送信号の成分態様が限定されるものではな
い。
入力するMUSE方式の放送信号の成分を輝度信号（Ｙ）、
色差信号（PR）、色差信号（PB）としたが、輝度信号
（Ｙ）、色差信号（Ｒ−Ｙ）、色差信号（Ｂ−Ｙ）とし
てもよく放送信号の成分態様が限定されるものではな
い。
［発明の効果］ 以上述べたように第１の発明によれば、帯域圧縮型テ
レビジョン放送信号を輝度信号と２種類の色差信号の分
割信号として３本のケーブルで伝送し、標準テレビジョ
ン放送信号をコンポジット信号として前記３本のケーブ
ルの内の１本で伝送し、前記コンポジット信号が伝送さ
れるケーブル以外のケーブルにおける信号の有無を検出
して信号方式を判別するよう信号方式判別回路を構成し
たので、複数のテレビジョン放送信号を一系統のケーブ
ルで伝送できると共に信号の有り無しという簡単な判別
手段によって容易に信号判別できるという効果を奏す
る。
レビジョン放送信号を輝度信号と２種類の色差信号の分
割信号として３本のケーブルで伝送し、標準テレビジョ
ン放送信号をコンポジット信号として前記３本のケーブ
ルの内の１本で伝送し、前記コンポジット信号が伝送さ
れるケーブル以外のケーブルにおける信号の有無を検出
して信号方式を判別するよう信号方式判別回路を構成し
たので、複数のテレビジョン放送信号を一系統のケーブ
ルで伝送できると共に信号の有り無しという簡単な判別
手段によって容易に信号判別できるという効果を奏す
る。
第２の発明によれば、帯域圧縮型テレビジョン放送信
号と標準テレビジョン放送信号を受信するチューナ装置
と別体に構成され、このチューナ装置より帯域圧縮型テ
レビジョン放送信号を輝度信号と２種類の色差信号の分
割信号として３本のケーブルを用いて入力し、標準テレ
ビジョン放送信号をコンポジット信号として前記３本の
ケーブルの内の１本を用いて入力し、前記コンポジット
信号が伝送されるケーブル以外のケーブルにおける信号
の有無を検出して信号方式を判別する信号判別回路を備
えるようモニター装置を構成したので、チューナからの
複数のテレビジョン放送信号を一系統のケーブルによっ
て入力できると共に信号の有り・無しという簡単な判別
手段によってと容易に信号判別でき、この判別結果に応
じて自動的に偏向モード等を切り換えることにより複数
方式の信号に応じた適正な画像を得ることができるとい
う効果を奏する。
号と標準テレビジョン放送信号を受信するチューナ装置
と別体に構成され、このチューナ装置より帯域圧縮型テ
レビジョン放送信号を輝度信号と２種類の色差信号の分
割信号として３本のケーブルを用いて入力し、標準テレ
ビジョン放送信号をコンポジット信号として前記３本の
ケーブルの内の１本を用いて入力し、前記コンポジット
信号が伝送されるケーブル以外のケーブルにおける信号
の有無を検出して信号方式を判別する信号判別回路を備
えるようモニター装置を構成したので、チューナからの
複数のテレビジョン放送信号を一系統のケーブルによっ
て入力できると共に信号の有り・無しという簡単な判別
手段によってと容易に信号判別でき、この判別結果に応
じて自動的に偏向モード等を切り換えることにより複数
方式の信号に応じた適正な画像を得ることができるとい
う効果を奏する。
第１図は実施例を示すテレビジョンシステムの回路ブロ
ック図である。 Ｃ……チューナ、Ｄ……モニター装置、ｃ……ケーブ
ル、13……信号方式判別回路。
ック図である。 Ｃ……チューナ、Ｄ……モニター装置、ｃ……ケーブ
ル、13……信号方式判別回路。
Claims (2)
- 【請求項１】帯域圧縮型テレビジョン放送信号を輝度信
号と２種類の色差信号の分割した信号として３本のケー
ブルでそれぞれ伝送すると共に標準テレビジョン放送信
号を輝度信号と色信号のコンポジット信号として前記３
本のケーブルの内の１本で伝送し、前記コンポジット信
号が伝送されるケーブル以外のケーブルにおける信号の
有無を検出して伝送された信号が帯域圧縮型テレビジョ
ン信号か標準テレビジョン信号かを判別することを特徴
とする信号判別回路。 - 【請求項２】帯域圧縮型テレビジョン放送信号と標準テ
レビジョン放送信号を受信するチューナ装置と別体に構
成され、このチューナ装置より帯域圧縮型テレビジョン
放送信号を輝度信号と２種類の色差信号の分割した信号
として３本のケーブルを用いて入力すると共に標準テレ
ビジョン放送信号を輝度信号と色信号のコンポジット信
号として前記３本のケーブルの内の１本を用いて入力
し、前記コンポジット信号が伝送されるケーブル以外の
ケーブルにおける信号の有無を検出して伝送された信号
が帯域圧縮型テレビジョン信号か標準テレビジョン信号
かを判別する信号判別回路を有することを特徴とするモ
ニター装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1342529A JP2861171B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 信号方式判別回路及びモニター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1342529A JP2861171B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 信号方式判別回路及びモニター装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03201689A JPH03201689A (ja) | 1991-09-03 |
| JP2861171B2 true JP2861171B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=18354455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1342529A Expired - Fee Related JP2861171B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 信号方式判別回路及びモニター装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2861171B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP1342529A patent/JP2861171B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03201689A (ja) | 1991-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |