JP2860635B2 - ノッチ加工装置 - Google Patents

ノッチ加工装置

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JP2860635B2
JP2860635B2 JP6354795A JP6354795A JP2860635B2 JP 2860635 B2 JP2860635 B2 JP 2860635B2 JP 6354795 A JP6354795 A JP 6354795A JP 6354795 A JP6354795 A JP 6354795A JP 2860635 B2 JP2860635 B2 JP 2860635B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝撃試験、強度試験等
に供する試料に、Vノッチ、Uノッチ等のノッチを加工
するノッチ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置には、例えば実公平
6ー13477号に記載されたノッチ形成装置が知られ
ている。この装置は、複数の試料を把持するチャック
と、該チャックを支持するテーブルと、該テーブルを水
平方向にモータで移動する送り手段と、該テーブルを上
下方向にモータで移動する昇降手段と、各試料にノッチ
を形成するカッタとを備え、テーブル昇降手段により垂
直方向に移動させたテーブルを送り手段により水平方向
に移動させながら、カッタにより試料に連続的にノッチ
を形成するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の技術及びその他
の従来技術では、ノッチの高さを決める基準面の位置の
確認が容易ではないために、例えば、前もって試料をカ
ッタで切削し、切削した試料の高さを測定して基準面の
位置をゼロに設定する手動操作を必要とするという問題
点があった。この操作は、カッタを形状の異なるカッタ
に交換したり、切れなくなったカッタを研磨処理して再
使用する場合等、カッタの外径が異なるごとに、その都
度繰り返す必要があるという煩瑣な問題点があった。さ
らに、試料が切削困難な材質の場合や、テーブルの送り
速度が早すぎる場合等には、カッタ回転が過負荷になり
停止することがある。しかし、安全装置がないために、
カッタの回転が停止したままテーブル送りがそのまま進
むことにより、装置に歪みが生じたり損壊したりしたと
いう問題点があった。また、従来の装置は、試料にノッ
チを加工するだけの単能装置であったから、ノッチを加
工した試料の全長を規定の寸法に合わせるために裁断加
工を別に必要としたという問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するため、
基準面の位置決めを自動的に容易に行い、きわめて操作
性に優れ、装置の精度が安定したノッチ加工装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明ノッチ加工装置
は、垂直移動手段をモータにより行い、垂直方向の移動
距離を該モータの回転によるパルス信号数で換算表示す
る表示回路と、該ノッチカッタが試料取付基準面に位置
させた導電体に接触したとき、閉回路を形成して該モー
タを自動停止させる基準位置停止回路と、このモータの
停止時に該パルス信号数をゼロにリセットするリセット
回路と、予め設定された該試料取付基準面からの高さで
該モータが自動停止する操作回路を設けることによりノ
ッチ加工の高さを容易かつ正確に設定するようにしてあ
ることを特徴とする。
【0006】ノッチカッタの回転手段に回転過負荷を検
出する回転過負荷検出手段を備え、この回転過負荷検出
手段に上記垂直移動手段と水平移動手段を連動させて、
ノッチカッタの回転に過負荷が生じた際に、夫々の移動
手段の少なくとも一方を操作して、試料とノッチカッタ
との間隔を切削方向から引き離すようにした安全機構を
設けてあることを特徴とするノッチ加工装置。
【0007】上記回転軸を長尺状に形成し、この回転軸
にノッチカッタを着脱可能に取付るとともに、その両側
にノッチカッタより長径のスライスカッタをスペサーを
介在させて取り付け、試料の裁断とノッチ加工を同時に
行えるようにしてあることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明ノッチ加工装置は、上記の構成により、
ノッチ加工の際にノッチカッタの位置決めを自動的に容
易に行える。また、ノッチカッタの回転が異常になった
ときには、安全機構が作動して装置に無理な負荷がかか
るのを回避するから、装置の精度が安定よく維持でき
る。
【0009】
【実施例】本発明ノッチ加工装置の実施例を以下図を用
いて説明する。図1、図2中、複数の試料6を把持する
チャック7と、このチャック7を支持する試料把持テー
ブル9と、この試料把持テーブル9を水平方向にモータ
17と送りネジ10で移動させるチャック水平移動手段
Aを設けてある。このチャック水平移動手段Aの上方に
おいて、カッタテーブル3の垂直側板24に回転手段B
を設けてある。この回転手段Bは、ノッチカッタ1を回
転させるモータ2と、ノッチカッタ1の回転軸19の端
に設けたプーリとをベルト11により連結して構成して
ある。さらに、上記のカッタテーブル3は、可逆回転可
能なパルスモータ5と直結した垂直の精密送りネジ4に
螺合しており、これにより、ノッチカッタ1を垂直に昇
降させる垂直移動手段Cを構成している。上記の構成
と、後述する基準位置停止回路等とにより、ノッチカッ
タ1を回転させながら、試料6にノッチ18を高さXm
mまで正確に切削加工し、試料把持テーブル9を水平方
向に移動させながら、複数の試料6に連続的にノッチ加
工を行うことができるようにしてある。ノッチカッタを
垂直に昇降させる垂直移動手段Cに代えて試料把持テー
ブルを精密送りねじとパルスモータで垂直に昇降させる
垂直移動手段を用いても容易に実施できる。
【0010】上記パルスモータ5は、パルス発生回路3
2とパルスモータドライバー33とによって作動し、パ
ルス発生回路32が1000パルス数発生すると1回転
するようにしてある。一方精密送りネジ4のピッチは1
回転2mmであるから、パルスモータ5がパルスを一回
受信するごとに、ノッチカッタ1は0.002mm降下
するようにしてある。この降下距離(試料取付基準面に
向かって減少)は、後述する表示回路(図9)によっ
て、操作パネルDのデジタル表示器14に表示される。
このパルス発生回路32の作動は、後述する中央処理装
置27によって制御される。上記ノッチカッタ1は、こ
のパルス発生回路32の作動により制御され、精密送り
ネジ4の上端の定常位置と下端部との間を昇降する。例
えば、ノッチカッタ1を上昇させる場合は、パルス発生
回路32のパルス周波数を高くして、上昇速度を早める
ことは容易に実施できる。
【0011】以下、試料取付基準面8と基準面検出治具
26とを、図2、図4と図5に沿って説明する。試料把
持テーブル9には、試料把持テーブル9内部の長手方向
に沿って平行に突起させた突条8A、8Aを設けてあ
り、その上面を水平に仕上げて試料取付基準面8、8を
形成してある。試料6は、1列に並べて、この試料取付
基準面8上に載置する。基準面検出治具26は、方形フ
レーム状に形成した電気絶縁体22の下側開口面にアル
ミニウム金属板からなる導電体23をネジにより固定
し、この導電体23とリード線端子25とを導通させて
構成してある。この導電体23は、試料取付基準面8、
8の幅より短幅に形成してある。上記の基準面検出治具
26を、その両側下部を試料取付基準面8上に当接させ
て載置し、チャック7で固定する。このとき、導電体2
3の上面は、試料取付基準面8と同一の平面上にある。
また、リード線端子25はノッチカッタ1と導通した端
子37に接続する。上記の構成と後述の基準位置停止回
路により試料取付基準面8の位置が正確に定まる。
【0012】ここで、中央制御装置27に接続してある
回路を説明する。この回路は、前述した表示回路と、基
準位置停止回路の他に、リセット回路と、操作回路、並
びに安全機構の回路とから構成してある。なお、これら
の回路を始動する際は、先ず操作パネルDのスタートス
イッチ36をオンにする。図9は、表示回路を示す。パ
ルスモータ5は、中央制御装置27に接続したパルス発
生回路32とパルスモータドライバー33とにより、そ
の回転が制御されている。このパルス発生回路32のパ
ルスは分周回路34を経て、操作パネルDのデジタル表
示器14に入力してノッチカッタ1の垂直下降又は上昇
移動距離を0.01mm単位で表示する。
【0013】図10は、基準位置停止回路と、リセット
回路と、操作回路とを一体にした回路を示している。基
準位置停止回路は、上記の基準面検出治具26を、試料
取付基準面8に当接させて載置し、リード線端子25と
端子37を接続してから、ゼロスイッチ15(操作パネ
ルD)をオンにすれば作動する。この基準位置停止回路
は、中央制御装置27の指令信号により、ノッチカッタ
1を回転させ、パルスモータ5を作動させ低速で降下さ
せる。そして、ノッチカッタ1の下端が基準面検出治具
26の金属板23の上面に接触する。この接触した瞬間
に、リード線端子25からの導通信号により、中央制御
装置27からパルスモータ5に基準面停止信号を伝送
し、パルスモータ5とノッチカッタ1の作動を停止させ
る。次に、この停止位置でリセット回路のリセットスイ
ッチ13をオンにすれば、中央処理装置に記憶されてい
るパルスカウント数が消去されてゼロとなり、デジタル
表示器14の表示がゼロに戻るとともに中央処理装置に
試料取付基準面の位置が0.00mmとして記憶され
る。ここで、ノッチカッタを別な形状例えばカッタ歯先
がU字形のものと交換したときや切れなくなったノッチ
カッタを研磨処理して再使用するときなど、ノッチカッ
タの外径寸法が変わった場合にも、基準面検出治具26
を用いて前記の通り行えば、試料取付基準面の位置が常
に0.00mmとして正しく記憶される。
【0014】操作回路は、先ず試料6に加工するノッチ
18の試料取付基準面8からの高さXmmを設定し、こ
の高さXmmにおいてパルスモータ5を停止させ、ノッ
チカッタ1の位置を固定させる。この状態において、試
料取付基準面8に1列に載置した試料へのノッチ加工を
終えてから、ノッチカッタ1の回転を停止させて、定常
位置に上昇させる操作を行う回路である。この操作準備
は、高さ設定器12に、ノッチ18の高さXmmを書き
込めば完了する。
【0015】本装置は、ノッチカッタの自動停止位置の
精度を±0.01mm以下に収めてあるから、ノッチの
高さへの要求精度±0.05mmを十分に満足させる。
また、試料把持テーブルが水平方向に移動するから、ノ
ッチ加工がチャックに把持された全試料に自動的に継続
していく。なお、ノッチカッタの垂直移動距離の検出、
制御は、パルスモータを用いることに代えて、交流電動
機又は直流電動機を用い、さらにパルス発生器により移
動距離の検出と制御を行うことに代えて、後述するノッ
チカッタの回転検出手段によって上記交流又は直流電動
機の回転数を検出、制御することによっても容易に実施
できる。
【0016】本発明カッタ加工装置には、安全機構を備
えてある。この安全機構は、ノッチカッタ1の回転軸1
9の回転速度や回転数を検出する回転検出手段Eと、こ
の回転検出手段Eに、前記の垂直移動手段C、チャック
水平移動手段Aを連動させた構成としてある。上記回転
検出手段Eは、図2、図6図示の通り、長尺状の回転軸
19に、ノッチカッタ1と平行に固定したやや小径の円
形リング状のスリット板20と、このスリット板20の
周縁に被せるようにして設置した光透過センサ21とに
より構成してある。この光透過センサ21は、ほぼコ字
状に形成し、その両端の突起片に発光部と受光センサと
を相対して設けてあり、スリット板20の周縁に形設し
たスリットを通過する光の頻度(光パルス数)を検出す
る。この光パルス数はノッチカッタ1の回転数に比例す
る。ここで、ノッチカッタの回転に過負荷が生じると、
ノッチカッタを回しているモータ2の回転が低下し、カ
ッタ回転軸19も低下してパルス数が減少する。図11
は、安全回路を示す。上記光透過センサ21が検出した
光パルスは、上記回路の入力部33に入力し、カウンタ
ーにより一定時間当たりのパルス数がカウントされ、比
較回路34に入力する。比較回路ではモータ2が許容で
きるパルス数と比較され、許容範囲を越えた時に過負荷
信号を中央処理装置に送り、カッタ回転手段Bのモータ
2を停止させると共に、チャック水平移動手段Aのモー
タ17と垂直移動手段Cのパルスモータ5の少なくとも
一方を動かして試料とノッチカッタとの間隔を切削方向
から引き離すように作動を行わせる。
【0017】上記の安全機構により、試料が切削困難な
硬質材である場合に、ノッチカッタの回転数が急速に低
下したり、急停止するなどの異常が生じた際に、試料を
ノッチカッタから引き離すから、装置の歪みや、損壊は
防止される。過負荷信号を回転軸のパルス数の低下を検
出することに代えて、カッタ回転手段Bのモータ2の電
流変化を検出することによっても容易に実施できる。
【0018】さらに、回転軸19は、長尺状に形成して
ある。この回転軸19にノッチカッタ1を着脱可能に取
付けて、このノッチカッタ1の両側にノッチカッタ1よ
り長径のスライスカッタ29を、カラー状のスペーサ2
8を介在させて、取付けてある。上記構成により、本加
工装置はノッチ加工と、試料の裁断とを一回の工程で行
えるから、裁断のために別の装置を用意する必要はな
い。さらに、同じ装置で一回の工程により、ノッチ加工
と裁断を行うので、ノッチの位置は規定に合った正確な
ものになる。具体的には、ISO規格3167号に規定
された多目的試験片タイプA(符号30)のダンベル試
験片より全長80mmのVノッチ付衝撃試験片を調製す
るのに最適である。さらに、ノッチカッタ1を着脱可能
に取付てあるから、ノッチカッタ1を取り外し、スペー
サ31を用い、スライスカッタ29を取り付けて、例え
ば全長80mmのノッチの無い曲げ試験片等を調製する
最適な裁断装置として使用することも容易に実施でき
る。
【0019】
【発明の効果】本発明ノッチ加工装置は、垂直移動手段
をモータにより行い、垂直方向の移動距離を該モータの
回転によるパルス信号数で換算表示する表示回路と、該
ノッチカッタが試料取付基準面に位置させた導電体に接
触したとき、閉回路を形成して該モータを自動停止させ
る基準位置停止回路と、このモータの停止時に該パルス
信号数をゼロにリセットするリセット回路と、予め設定
された該試料取付基準面からの高さで該モータが自動停
止する操作回路を設けることによりノッチ加工の高さを
容易かつ正確に設定するようにしてあるから、予め設定
した高さのノッチを正確に試料に加工できる効果を有す
る。また、ノッチカッタを交換した際には、該試料取付
基準面の検出と、ノッチの高さの設定とが容易にできる
ので、迅速に正確なノッチ加工ができる効果を有する。
【0020】安全機構を備えてあるから、切削が困難な
硬質材の試料があっても、装置を歪ませたり損壊させる
危険がないので、装置の精度を維持できる効果を有す
る。回転軸にノッチカッタを着脱可能に取付るととも
に、その両側にノッチカッタより長径のスライスカッタ
をスペサーを介在させて取付けてあるから、試料のノッ
チ加工と裁断加工を一緒にして行え、規格に精確に適合
した試料を調製できる効果を有する。また、裁断加工の
みを行える効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ノッチ加工装置を示す正面図
【図2】図1に示すノッチ加工装置の側面図
【図3】ノッチを加工した試料の側面図
【図4】基準面検出治具を示す斜視図
【図5】基準面検出治具を試料取付基準面に載置した状
態とノッチカッタ及び、ノッチカッタが基準面検出治具
の導電体に接触した状態を示す説明図
【図6】安全機構の回転検出手段を示す斜視図
【図7】回転軸にノッチカッタを着脱可能に取り付け、
その両側にスライスカッタを取り付けて試料を加工する
状態を示す説明図
【図8】回転軸にスライスカッタだけを取り付けて試料
を加工する状態を示す説明図
【図9】表示回路を示すブロック図
【図10】基準位置停止回路、リセット回路、操作回路
を示すブロック図
【図11】安全機構の回路を示すブロック図
【符号の説明】
1 ノッチカッタ 4 精密送りネジ 5 パルスモータ 6 試料 7 チャック 8 試料取付基準面 9 試料把持テーブル 13 リセットスイッチ 18 ノッチ 19 回転軸 20 スリット板 23 導電体 26 基準面検出治具 27 中央処理装置 A チャック水平移動手段 B カッタ回転手段 C 垂直移動手段 D 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−66838(JP,A) 実開 平4−118647(JP,U) 実開 昭64−7793(JP,U) 実開 昭57−24535(JP,U) 実開 昭54−160191(JP,U) 実開 平1−77938(JP,U) 実開 昭58−26652(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 1/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を把持するチャックと、チャックを
    試料取付基準面に平行に移動させる水平移動手段と、ノ
    ッチカッタを回転させる回転手段と、ノッチカッタと試
    料取付基準面の垂直方向の距離を可変できる垂直移動手
    段を備えて、該試料の面にノッチを加工する装置であっ
    て、垂直移動手段をモータにより行い、垂直方向の移動
    距離を該モータ回転によにパルス信号数で換算表示する
    表示回路と、該ノッチカッタが試料取付基準面に位置さ
    せた導電体に接触したとき、閉回路を形成して該モータ
    を自動停止させる基準位置停止回路と、このモータの停
    止時に該パルス信号数をゼロにリセットするリセット回
    路と、予め設定された該試料取付基準面からの高さで該
    モータが自動停止する操作回路を設けることによりノッ
    チ加工の高さを容易かつ正確に設定するようにしてある
    ことを特徴とするノッチ加工装置。
  2. 【請求項2】 試料を把持するチャックと、チャックを
    試料取付基準面に平行に移動させる水平移動手段と、ノ
    ッチカッタを回転させる回転手段と、ノッチカッタと試
    料取付基準面の垂直方向の距離を可変できる垂直移動手
    段を備えて、該試料の面にノッチを加工する装置であっ
    て、ノッチカッタの回転手段に回転過負荷を検出する回
    転過負荷検出手段を備え、この回転過負荷検出手段に上
    記垂直移動手段と水平移動手段を連動させて、ノッチカ
    ッタの回転に過負荷が生じた際に、夫々の移動手段の少
    なくとも一方を操作して、試料とノッチカッタとの間隔
    を切削方向から引き離すようにした安全機構を設けてあ
    ることを特徴とするノッチ加工装置。
  3. 【請求項3】 試料を把持するチャックと、チャックを
    試料取付基準面に平行に移動させる水平移動手段と、ノ
    ッチカッタを回転させる回転手段と、ノッチカッタと試
    料取付基準面の垂直方向の距離を可変できる垂直移動手
    段を備えて、該試料の面にノッチを加工する装置であっ
    て、上記ノッチカッタの回転軸を長尺状に形成し、この
    回転軸にノッチカッタを取付けるとともに、その両側に
    ノッチカッタより大径のスライスカッタをスペサーを介
    在させて取り付け、試料の裁断とノッチ加工を同時に行
    えるようにしてあることを特徴とするノッチ加工装置。
  4. 【請求項4】 試料を把持するチャックと、チャックを
    試料取付基準面に平行に移動させる水平移動手段と、ノ
    ッチカッタを回転させる回転手段と、ノッチカッタと試
    料取付基準面の垂直方向の距離を可変できる垂直移動手
    段を備えて、該試料の面にノッチを加工する装置であっ
    て、上記ノッチカッタの回転軸を長尺状に形成し、この
    回転軸にノッチカッタを取付けることなく、一対のスラ
    イスカッタをスペサーを介在させて取り付けて、試料の
    裁断を行えるようにしてあることを特徴とするノッチ加
    工装置。
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