JP2859673B2 - 管路止水方法 - Google Patents
管路止水方法Info
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Description
施設されたマンホール内の管路口における管と線材との
空隙を密閉充填する管路止水方法に関するものである。
にそれぞれ管路口が設けられており、マンホールを横切
るように、ケーブル等が一方の管路口から他方の管路口
に延びている。上記管路口は地中に形成された管路の端
部であり、上記管路内に浸入した水がここから流出する
ため、マンホール内が浸水状態になる。このような浸水
現象の発生を防止するため、第5図に示すように、上記
管路3の管路口2の近傍を塞ぐ目的で、管路口2近傍の
管路3内および管路口2に、スポンジ等を用いダム4を
形成する。そして、第6図に示すように、上記両ダム4
間の密閉空間に発泡ウレタンポリマーのような管路止水
材料を充填し硬化させて管路口2を閉塞することが行わ
れている。
た場合、ケーブル1が管路止水材5によつて管路口2の
部分に強固に固定される。その結果、季節の温度差や加
熱等によつて、ケーブル1に伸縮が生じた場合、ケーブ
ル1が破壊したり、または、ケーブル1が管路止水材5
から脱離してケーブル1と管路止水材5との間に隙間が
生じ、漏水するという問題が生じている。
線材が伸縮しても、線材が破壊したり、管路内から外部
に水が漏れたりすることのない管路止水方法の提供をそ
の目的とする。
は、一端側が先細り状の閉塞部になつているとともに、
他端開口が板状止め金で閉塞されたゴム製中空円柱状体
からなり、組付け状態において、上記閉塞部および止め
金の中心部に、同軸的に線材挿通穴が形成された上下一
対の止水部材を準備し、管路内を挿通する線材における
管路口部分に上記一対の止水部材を、それ自身の両挿通
穴に上記線材を摺動自在に挿通させた状態で取り付ける
とともに、上記止水部材の一端側および他端側の外周に
それぞれリング状のパツキンを取り付けて、管路内にお
ける上記両パツキン間を閉塞し、その状態で、上記両パ
ツキン,止水部材および管路の内壁とで囲われる空間内
に管路止水材料を充填し、充填された管路止水材料によ
り上記閉塞部の挿通穴の縁部を線材の外周面に圧接さ
せ、その状態で、上記管路止水材料を硬化させることに
より上記管路を止水するという構成をとる。
一端および他端に線材が摺動自在に挿通できる挿通穴が
設けられたゴム製中空円柱状体からなる止水部材を用い
るようになつており、まず、この止水部材を管路内に挿
通する線材の外周に取り付ける。そして、上記止水部材
の外周に間隔をおいてパツキンを取り付け、この両パツ
キン間に管路止水材料を充填することによつて、管路を
止水するようになつている。この場合、線材に伸縮が生
じても、線材が止水部材の両挿通穴を摺動自在に移動す
ることができるため、線材が破壊するというようなこと
が生じない。また、止水部材の一端側である閉塞部の挿
通穴の縁部が管路止水材の押圧によつて線材の外周面に
圧接するようになるため、管路内と止水部材内とが遮断
され管路内の水が止水部材内から外部に漏れるというよ
うなことがなくなる。さらに、管路止水材によつて、管
路内とマンホール内とが遮断され完全に管路が止水され
るようになる。
る。
水部材11を示している。すなわち、図において、12はそ
れぞれ止水部材11の本体部であり、ウレタンゴム製の弾
性円筒体を中心軸に沿つて2分割した形状に形成されて
いる。13は上記本体部12の一端側に延設された先細り状
の閉塞部であり、止水部材11を略円筒状に組付けた場
合、その一端中心部に周縁部がケーブル(第2図参照)
14の外周と密接できる穴部15が形成されるようにして、
本体部12と一体的に形成されている。そして、上記本体
部12の他端部には、円心部に半円状の切り欠き部16が設
けられた略半円板状の金具17が本体部12の他端に、本体
部12の内側と外側を仕切るようにして取り付けられてい
る。上記止水部材11を組付けた場合、上記2個の切り欠
き部16で円形の挿通穴が形成されるようになつており、
この挿通穴にケーブル14が摺動自在の状態で挿通できる
ようになつている。18は2個1組のリング状ゴムパツキ
ンであり、上記止水部材11を組付け、その状態で止水部
材11に外嵌することにより、止水部材11を略円筒状に固
定できるようになつている。
えばつぎのようにして行われる。すなわち、まず一端側
が管路内を挿通しているケーブル14の外周に、第2図に
示すように、止水部材11を組付け状態で外嵌させ、この
止水部材11をそのま管路(第3図参照)19内に挿入す
る。ついで、管路19内および管路口19aの2個所の止水
部材11の外周にそれぞれゴムパツキン18を取り付けて、
第3図に示すようにダムを形成する。つぎに、管路19お
よび管路口19aの2個所のゴムパツキン18に挟まれた空
間部20内に発泡ポリウレタンポリマー等の管路止水材21
形成材料を充填し硬化させ管路止水材化する(第4図参
照)。この場合、管路止水材21の押圧によつて、止水部
材11の内部11aと管路19内とが遮断されるとともに、上
記管路止水材21によつて管路19の内部と外部とが遮断さ
れ管路19の止水がなされる。また、温度の変化により、
ケーブル14が伸縮し第4図の矢印方向に移動する場合に
おいて、ケーブル14が図示の左方向に移動しようとする
と止水部材11の閉塞部13は図示の実線で示す状態を維持
したまま、穴部15の縁部に対してケーブル14が摺動す
る。逆に、図示の右方向にケーブル14が移動しようとす
ると閉塞部13は第4図の鎖線aで示すようにドーム状に
撓む。その結果、ケーブル14は破壊することなく自在に
左右に移動することができるようになる。さらに、上記
したように、ケーブル14が左右に移動しても閉塞部13の
穴部15縁部が常にケーブル14の外周面に密接しているた
め、管路19内の水が外部に漏れることがない。また、ケ
ーブル14を取り替えたり、ケーブル14の本数を増やす必
要が生じたときには管路19から管路止水材21を解体し、
止水部材11を除去しなければならない。このような場
合、従来例ではケーブル1の外周面に管路止水材5が密
着しているため、管路止水材5の除去に手間がかかつた
り、ケーブル1を破壊してしまうという問題があつた
が、上記実施例ではケーブル14が止水部材11の挿通穴と
穴部15の周縁部に摺接状態で支持されているだけである
ため、ケーブル14を破壊することなく容易に管路止水材
21および止水部材11を管路19から除去することができ
る。
止水部材に対して摺動自在になつているため、線材に伸
縮が生じても、線材が破壊することがない。また、止水
部材の閉塞部における挿通穴の周縁部が線材の外周面に
常に密接するようになつているため管路の止水が完全に
なされるようになる。
キンの斜視図、第2図はケーブルに止水部材を取り付け
た状態を示す斜視図、第3図および第4図はこの発明の
管路止水方法の手順を説明する縦断面図、第5図および
第6図は従来の管路止水方法の手順を説明する縦断面図
である。 11…止水部材、13…閉塞部、14…ケーブル、15…穴部、
16…切り欠き部、17…金具、18…ゴムパツキン、19…管
路、19a…管路口、20…空間部、21…管路止水材
Claims (1)
- 【請求項1】一端側が先細り状の閉塞部になつていると
ともに、他端開口が板状止め金で閉塞されたゴム製中空
円柱状体からなり、組付け状態において、上記閉塞部お
よび止め金の中心部に、同軸的に線材挿通穴が形成され
た上下一対の止水部材を準備し、管路内を挿通する線材
における管路口部分に上記一対の止水部材を、それ自身
の両挿通穴に上記線材を摺動自在に挿通させた状態で取
り付けるとともに、上記止水部材の一端側および他端側
の外周にそれぞれリング状のパツキンを取り付けて、管
路内における上記両パツキン間を閉塞し、その状態で、
上記両パツキン,止水部材および管路の内壁とで囲われ
る空間内に管路止水材料を充填し、充填された管路止水
材料により上記閉塞部の挿通穴の縁部を線材の外周面に
圧接させ、その状態で、上記管路止水材料を硬化させる
ことにより上記管路を止水することを特徴とする管路止
水方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004694A JP2859673B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 管路止水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004694A JP2859673B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 管路止水方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03212105A JPH03212105A (ja) | 1991-09-17 |
JP2859673B2 true JP2859673B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=11590997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004694A Expired - Lifetime JP2859673B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 管路止水方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2859673B2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP2004694A patent/JP2859673B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03212105A (ja) | 1991-09-17 |
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