JP2859628B2 - タバコ用フィルターの製造方法 - Google Patents
タバコ用フィルターの製造方法Info
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- JP2859628B2 JP2859628B2 JP6215189A JP6215189A JP2859628B2 JP 2859628 B2 JP2859628 B2 JP 2859628B2 JP 6215189 A JP6215189 A JP 6215189A JP 6215189 A JP6215189 A JP 6215189A JP 2859628 B2 JP2859628 B2 JP 2859628B2
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- Japan
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- filter
- fiber
- roll
- polyolefin
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- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリオレフィン系繊維を用いたタバコ用フィ
ルターの製造方法に関する。
ルターの製造方法に関する。
〔従来の技術〕 従来のタバコ用フィルター素材として多く使用されて
いるのはセルロースジアセテート繊維(以下、単にアセ
テート繊維と略称する)であり、その他、紙,パルプ,
ポリオレフィン系繊維などがある。このうち、ポリオレ
フィン系繊維は比較的に安価であるためにタバコ用フィ
ルター素材として注目されているに拘らず、アセテート
繊維に代替できる繊維であるとは考えられていなかっ
た。
いるのはセルロースジアセテート繊維(以下、単にアセ
テート繊維と略称する)であり、その他、紙,パルプ,
ポリオレフィン系繊維などがある。このうち、ポリオレ
フィン系繊維は比較的に安価であるためにタバコ用フィ
ルター素材として注目されているに拘らず、アセテート
繊維に代替できる繊維であるとは考えられていなかっ
た。
一般に、これらの繊維を用いてタバコ用フィルターを
製造するに当たっては、短繊維を均一に分散させてロッ
ド状に巻き上げる方法およびトウ状の繊維をロッド状に
巻き上げる方法等が考えられるが、いずれの方法におい
ても繊維間に適当な間隙を保持したままで繊維相互間を
結合させることが必要である。しかしポリオレフィン系
繊維の場合には、既存の繊維用結合材の中にタバコ用フ
ィルターに用い得るものがないので、ポリオレフィン系
繊維の有する熱可塑性を利用して繊維の相互に接触した
部分を熱風や高温水蒸気によって熱溶融し、繊維を結合
させてロッド状に形成したのち、ロッド周囲を巻紙で覆
ってタバコ用フィルターを製造する方法がとられてい
る。ところが、繊維の表面の温度を熱溶融温度まで高め
るには多くの熱エネルギーを必要とするし、加熱工程の
設備も大きなものとなる。また、このような加熱方法に
よって製造したロッドは、切断装置で切断するときに繊
維温度が軟化温度以下にならないと、得られたタバコ用
フィルターの切断面が不良となる。これを避けるために
は、ロッドを充分に時間をかけて冷却するか、あるいは
急速冷却のための冷却装置を付加するなどの必要があ
り、更に余分なエネルギーを必要とする。特に、通常の
タバコ用フィルタープラグ巻上機を用いて高速度でタバ
コ用フィルターを製造しようとする場合は、これらが製
造コストを大きく押し上げる原因となっていた。
製造するに当たっては、短繊維を均一に分散させてロッ
ド状に巻き上げる方法およびトウ状の繊維をロッド状に
巻き上げる方法等が考えられるが、いずれの方法におい
ても繊維間に適当な間隙を保持したままで繊維相互間を
結合させることが必要である。しかしポリオレフィン系
繊維の場合には、既存の繊維用結合材の中にタバコ用フ
ィルターに用い得るものがないので、ポリオレフィン系
繊維の有する熱可塑性を利用して繊維の相互に接触した
部分を熱風や高温水蒸気によって熱溶融し、繊維を結合
させてロッド状に形成したのち、ロッド周囲を巻紙で覆
ってタバコ用フィルターを製造する方法がとられてい
る。ところが、繊維の表面の温度を熱溶融温度まで高め
るには多くの熱エネルギーを必要とするし、加熱工程の
設備も大きなものとなる。また、このような加熱方法に
よって製造したロッドは、切断装置で切断するときに繊
維温度が軟化温度以下にならないと、得られたタバコ用
フィルターの切断面が不良となる。これを避けるために
は、ロッドを充分に時間をかけて冷却するか、あるいは
急速冷却のための冷却装置を付加するなどの必要があ
り、更に余分なエネルギーを必要とする。特に、通常の
タバコ用フィルタープラグ巻上機を用いて高速度でタバ
コ用フィルターを製造しようとする場合は、これらが製
造コストを大きく押し上げる原因となっていた。
本発明は、ポリオレフィン系繊維を用いて、従来公知
のタバコ用フィルタープラグ巻上機によって、好適な範
囲の通気抵抗,硬さ,及び濾過率を有し、かつタバコの
カラム部分に結合するに適した真円性断面を有するタバ
コ用フィルターを得ようとするものである。
のタバコ用フィルタープラグ巻上機によって、好適な範
囲の通気抵抗,硬さ,及び濾過率を有し、かつタバコの
カラム部分に結合するに適した真円性断面を有するタバ
コ用フィルターを得ようとするものである。
かかる本発明の目的は、繊度1〜7デニールのポリオ
レフィン系繊維を多数本集束し、繊維長さ1インチ当た
り30山以上となるよう捲縮してトウを得、該トウをタバ
コ用フィルタープラグ巻上機によってプリテンションロ
ール圧力1.5〜2.5kg/cm2、ブルーミングロール圧力2.5
〜4.0kg/cm2プリテンションロールとブルーミングロー
ルの周速比の値(P/B比)が0.5〜0.6の条件で開繊した
のちロッド状に巻き上げるタバコ用フィルターの製造方
法によって達成される。
レフィン系繊維を多数本集束し、繊維長さ1インチ当た
り30山以上となるよう捲縮してトウを得、該トウをタバ
コ用フィルタープラグ巻上機によってプリテンションロ
ール圧力1.5〜2.5kg/cm2、ブルーミングロール圧力2.5
〜4.0kg/cm2プリテンションロールとブルーミングロー
ルの周速比の値(P/B比)が0.5〜0.6の条件で開繊した
のちロッド状に巻き上げるタバコ用フィルターの製造方
法によって達成される。
本発明において用いられるポリオレフィン系繊維は、
ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレンプロピレンコ
ポリマー,エチレンビニルエステルコポリマー,エチレ
ンアクリルコポリマーなどのポリオレフィン系樹脂から
得られる繊維であり、これらのポリオレフィン系樹脂を
複合化した繊維であってもよい。
ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレンプロピレンコ
ポリマー,エチレンビニルエステルコポリマー,エチレ
ンアクリルコポリマーなどのポリオレフィン系樹脂から
得られる繊維であり、これらのポリオレフィン系樹脂を
複合化した繊維であってもよい。
このようなポリオレフィン系繊維は、その繊度が1〜
7デニールの範囲内にあるものがよく、1デニール未満
であるときはフィルターとしての濾過率は改良されるも
のの硬くなり過ぎて通気抵抗も大きくなる傾向があり、
また7デニールより大であるときは通気抵抗が小さくな
るが濾過率が不良となり、品質のばらつきも大となる。
7デニールの範囲内にあるものがよく、1デニール未満
であるときはフィルターとしての濾過率は改良されるも
のの硬くなり過ぎて通気抵抗も大きくなる傾向があり、
また7デニールより大であるときは通気抵抗が小さくな
るが濾過率が不良となり、品質のばらつきも大となる。
また、本発明に用いられるポリオレフィン系繊維の捲
縮度は、繊維長さ1インチ当たり30山以上である必要が
ある。若し捲縮度がこれより小さいときにはポリオレフ
ィン系繊維のトウの開繊が進みにくく、フィルタープラ
グ巻上機の効率が低下するのみならず製造されるフィル
タープラグの濾過率の低下をまねく。
縮度は、繊維長さ1インチ当たり30山以上である必要が
ある。若し捲縮度がこれより小さいときにはポリオレフ
ィン系繊維のトウの開繊が進みにくく、フィルタープラ
グ巻上機の効率が低下するのみならず製造されるフィル
タープラグの濾過率の低下をまねく。
このようなポリオレフィン系繊維は多数本を集束した
トウの形態で得られるが、タバコ用フィルタープラグ巻
上機にはこのようなトウの形態で供給される。フィルタ
ープラグ巻上機に供給されるポリオレフィン系捲縮繊維
は、使用装置おけるプリテンションロール(Pロール)
圧力1.5〜2.5kg/cm2、ブルーミングロール(Bロール)
圧力2.5〜4.0kg/cm2、PロールとBロールの周速比、即
ちPロールの周速/Bロールの周速の比の値(P/B比)0.5
〜0.6の条件の範囲内で充分に開繊される。このように
ポリオレフィン系繊維の開繊を充分に行うためには、P
ロールとBロールの間でのポリオレフィン系繊維の処理
時間および処理の距離を延長すること、ならびに延伸の
度合を強めることが開繊効果を著しく高めることがわか
った。
トウの形態で得られるが、タバコ用フィルタープラグ巻
上機にはこのようなトウの形態で供給される。フィルタ
ープラグ巻上機に供給されるポリオレフィン系捲縮繊維
は、使用装置おけるプリテンションロール(Pロール)
圧力1.5〜2.5kg/cm2、ブルーミングロール(Bロール)
圧力2.5〜4.0kg/cm2、PロールとBロールの周速比、即
ちPロールの周速/Bロールの周速の比の値(P/B比)0.5
〜0.6の条件の範囲内で充分に開繊される。このように
ポリオレフィン系繊維の開繊を充分に行うためには、P
ロールとBロールの間でのポリオレフィン系繊維の処理
時間および処理の距離を延長すること、ならびに延伸の
度合を強めることが開繊効果を著しく高めることがわか
った。
なお、通常使用されるタバコ用フィルタープラグ巻上
機において、設備の大型化を避けて開繊処理の距離およ
び時間を延長するには、前記のPロールとBロールとの
間に1個あるいは複数個の補助ロール(Tロール)を設
けて、Pロールを通過した繊維をTロールに掛け渡した
後にBロールに到達させることにより、PロールからB
ロールまでの距離を長くすると共に、時間をかけて延伸
と開繊の処理を進めるなどの、開繊度を高める運転条件
を採用するのが好ましい。
機において、設備の大型化を避けて開繊処理の距離およ
び時間を延長するには、前記のPロールとBロールとの
間に1個あるいは複数個の補助ロール(Tロール)を設
けて、Pロールを通過した繊維をTロールに掛け渡した
後にBロールに到達させることにより、PロールからB
ロールまでの距離を長くすると共に、時間をかけて延伸
と開繊の処理を進めるなどの、開繊度を高める運転条件
を採用するのが好ましい。
本発明の製造方法によって得られるタバコ用フィルタ
ーは、従来のアセテートトウ使用のフィルターより安価
なことは勿論のこと、通気抵抗,濾過率,硬さ,真円性
の点でも遜色がない。
ーは、従来のアセテートトウ使用のフィルターより安価
なことは勿論のこと、通気抵抗,濾過率,硬さ,真円性
の点でも遜色がない。
次に本発明の実施例を挙げて説明する。
MFI(メルトフロー・インデックス)が16.0g/minのポ
リプロピレンを溶融紡糸して、3デニールのポリプロピ
レンフィラメントを得、これを集束しかつ捲縮数1イン
チ当たり35山となるよう捲縮して得た、トータルデニー
ル34,000デニールのポリプロピレントウAを材料とし、
西ドイツ,ハウニー社のKDF−2巻上機を用いて、第1
表に示す運転条件の下でフィルタープラグを製造した。
リプロピレンを溶融紡糸して、3デニールのポリプロピ
レンフィラメントを得、これを集束しかつ捲縮数1イン
チ当たり35山となるよう捲縮して得た、トータルデニー
ル34,000デニールのポリプロピレントウAを材料とし、
西ドイツ,ハウニー社のKDF−2巻上機を用いて、第1
表に示す運転条件の下でフィルタープラグを製造した。
また、対照試験として、上記と同じ3デニールのポリ
プロピレンフィラメントを集束し、かつ捲縮数1インチ
当たり25山となるよう捲縮して得た、トータルデニール
34,000デニールのポリプロピレントウBおよびフィラメ
ントデニール3デニール,トータルデニール36,000デニ
ール,捲縮数1インチ当たり33山のアセテートトウC
(ダイセル化学工業社製、タバコフィルター用)を材料
とし、同じく第1表に示す運転条件の下でフィルタープ
ラグを製造した。
プロピレンフィラメントを集束し、かつ捲縮数1インチ
当たり25山となるよう捲縮して得た、トータルデニール
34,000デニールのポリプロピレントウBおよびフィラメ
ントデニール3デニール,トータルデニール36,000デニ
ール,捲縮数1インチ当たり33山のアセテートトウC
(ダイセル化学工業社製、タバコフィルター用)を材料
とし、同じく第1表に示す運転条件の下でフィルタープ
ラグを製造した。
こうして製造された、長さ120mmのフィルタープラグ
について、重量(g/本)、直径(mm:フィルタープラグ
の側面方向からレーザー光で照射して、陰影の幅から直
径を測定する方法により、フィルタープラグの円周に沿
って24箇所の直径を求め、その平均値で表示する。)、
眞円性(mm:直径の測定法によって求めた24個の値のう
ち、最大値と最小値との差で表示する。)、硬さ(mm:2
枚の平行板で長さ120mmのフィルタープラグを直径方向
から挟み、荷重300gで圧縮方向に負荷して3.5秒経過後
の変形量で表示する。)、通気抵抗(mmH2O:フィルター
プラグの一端から空気を供給して、空気通過量17.5ml/s
ecを与えるに必要な差圧で表示する。)、ならびに形態
(指で摘んだときの表面形状や硬さが、円周方向や長さ
方向に一様であるのを適、それらのいずれかに欠点があ
るのを不適とする。)とタバコ煙を吸引したときの香喫
味(市販のフィルター付き紙巻タバコのプレーンフィル
ター部を、試験品のフィルターに置き換えて喫煙試験を
行って香喫味の評価をし、市販の紙巻タバコと同等であ
るものを適、香喫味に変化が認められたものを不適とす
る。)とを評価した結果を第2表に示した。
について、重量(g/本)、直径(mm:フィルタープラグ
の側面方向からレーザー光で照射して、陰影の幅から直
径を測定する方法により、フィルタープラグの円周に沿
って24箇所の直径を求め、その平均値で表示する。)、
眞円性(mm:直径の測定法によって求めた24個の値のう
ち、最大値と最小値との差で表示する。)、硬さ(mm:2
枚の平行板で長さ120mmのフィルタープラグを直径方向
から挟み、荷重300gで圧縮方向に負荷して3.5秒経過後
の変形量で表示する。)、通気抵抗(mmH2O:フィルター
プラグの一端から空気を供給して、空気通過量17.5ml/s
ecを与えるに必要な差圧で表示する。)、ならびに形態
(指で摘んだときの表面形状や硬さが、円周方向や長さ
方向に一様であるのを適、それらのいずれかに欠点があ
るのを不適とする。)とタバコ煙を吸引したときの香喫
味(市販のフィルター付き紙巻タバコのプレーンフィル
ター部を、試験品のフィルターに置き換えて喫煙試験を
行って香喫味の評価をし、市販の紙巻タバコと同等であ
るものを適、香喫味に変化が認められたものを不適とす
る。)とを評価した結果を第2表に示した。
上記の結果からわかるように、特定の形状を有するポ
リプロピレントウAを使用して開繊度を高めて巻き上げ
ることによって得た本発明のタバコ用フィルターは、従
来から使用されているアセテートトウCから得たタバコ
用フィルターと比較して勝るとも劣らないものであり、
また開繊度が低いときはフィルターとしては性能の不充
分なものとなる。一方、捲縮度が低いポリプロピレント
ウBを用いると、開繊度を高めても使用可能なフィルタ
ーは得られない。
リプロピレントウAを使用して開繊度を高めて巻き上げ
ることによって得た本発明のタバコ用フィルターは、従
来から使用されているアセテートトウCから得たタバコ
用フィルターと比較して勝るとも劣らないものであり、
また開繊度が低いときはフィルターとしては性能の不充
分なものとなる。一方、捲縮度が低いポリプロピレント
ウBを用いると、開繊度を高めても使用可能なフィルタ
ーは得られない。
本発明のタバコ用フィルターの製造方法によれば、繊
度1〜7デニールで捲縮度が繊維長さ1インチ当たり30
山以上のポリオレフィン繊維のトウを材料として、従来
必要と考えられていた熱融着法を用いることなく、公知
のタバコ用フィルタープラグ巻上機を使用し、その運転
条件を調製するのみで性能の良好なタバコ用フィルター
を製造することができ経済的に極めて有利である。
度1〜7デニールで捲縮度が繊維長さ1インチ当たり30
山以上のポリオレフィン繊維のトウを材料として、従来
必要と考えられていた熱融着法を用いることなく、公知
のタバコ用フィルタープラグ巻上機を使用し、その運転
条件を調製するのみで性能の良好なタバコ用フィルター
を製造することができ経済的に極めて有利である。
Claims (1)
- 【請求項1】繊度1〜7デニールのポリオレフィン系繊
維を多数本集束し、繊維長さ1インチ当たり30山以上と
なるよう捲縮してトウを得、該トウをタバコ用フィルタ
ープラグ巻上機によってプリテンションロール圧力1.5
〜2.5kg/cm2、ブルーミングロール圧力2.5〜4.0kg/c
m2、プリテンションロールとブルーミングロールの周速
比の値(P/B比)が0.5〜0.6の条件で開繊したのちロッ
ド状に巻き上げることを特徴とする、タバコ用フィルタ
ーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6215189A JP2859628B2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | タバコ用フィルターの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6215189A JP2859628B2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | タバコ用フィルターの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02242663A JPH02242663A (ja) | 1990-09-27 |
JP2859628B2 true JP2859628B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=13191820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6215189A Expired - Lifetime JP2859628B2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | タバコ用フィルターの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2859628B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8967155B2 (en) * | 2011-11-03 | 2015-03-03 | Celanese Acetate Llc | Products of high denier per filament and low total denier tow bands |
JP7027102B2 (ja) * | 2017-10-03 | 2022-03-01 | 花王株式会社 | 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置 |
-
1989
- 1989-03-16 JP JP6215189A patent/JP2859628B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02242663A (ja) | 1990-09-27 |
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