JP2858893B2 - インバータ装置の運転方法 - Google Patents

インバータ装置の運転方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は直流を単相交流に変換する二相インバータに
分周形変成器を結合して三相交流を出力するインバータ
装置の運転方法に関する。
(従来の技術) 最近、太陽電池等小規模な分散電源による発電システ
ムの開発が進められ、実用化に向けて研究が行われてい
る。このような発電システムを実現する場合、主要な構
成要素として直流を交流に変換するインバータ装置が用
いられる。
従来、かかる発電システムに採用されるインバータ装
置としては種々あるが、その一つとしてインバータ主回
路を単相回路で構成した二相インバータに分周形変成器
を結合して三相交流を得るようにしたものがある。
第1図はかかるインバータ装置の回路構成例を示すも
のである。第1図に示すように、太陽電池等の直流電源
1から出力される直流を電解コンデンサ2を介してトラ
ンジスタS1〜S4からなる二相インバータ3に入力し、こ
の二相インバータ3から出力される単相方形波の交流に
より分周形変圧器4の入力側巻線4−1を励磁し、その
出力側巻線4−2より三相交流を得てこれを力率改善用
コンデンサ5を介して負荷6に供給するようにしてい
る。この場合、二相インバータ3の各トランジスタS1〜
S4は制御回路7によりスイッチング制御され、また制御
回路7によりスイッチSWを介して分周形変圧器4の出力
側巻線4−2のY結線回路に設けられたトライアックTR
を二相インバータ3に同期させてスイッチング制御する
ことで、分周形変圧器4より三相交流が出力されるよう
にしてある。
なお、図中8は分周形変圧器4の入力側巻線4−1の
オープンΔ結線回路と出力巻線4−2のY結線回路との
間に接続されたプリチャージ回路で、このプリチャージ
回路8はインバータ始動時に力率改善用コンデンサ5を
充電するためのものである。
(発明が解決しようとする課題) このようなインバータ装置において、分周形変成器よ
り三相交流を得る場合、分周形変成器の鉄心中の磁束に
含まれる第3高調波成分が分周機能を持っているため、
通常の三相3巻線変圧器にも見られるようにΔ巻線とし
て第3高調波成分を短絡するものとは異なり、入力巻線
をオープンΔとして利用している。
従って、鉄心中の磁束の第3高調波成分含有率は本イ
ンバータ装置の動作に大きな影響を及ぼすが、インバー
タ装置の変換効率と第3高調波含有率の関係が分かって
いないのが現状である。
一方、鉄心中の磁束の第3高調波成分を調整するため
には、鉄心形状や巻線数を調整することが考えられる
が、これらは設計段階で予め決められることが多く、実
際の装置運転においては殆ど調整し得ない。
このため、インバータ装置を運転した場合、三相交流
の変換効率および出力特性として常に最適な状態で運転
することができないという問題があった。
本発明はインバータ装置の運転に際し、分周形変成器
から得られる三相交流の変換効率および出力特性を改善
することができるインバータ装置の運転方法を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するため、直流電源から出
力される直流を単相交流に変換する二相インバータに分
周形変成器を結合して三相交流を得るインバータ装置を
運転するに際し、前記分周形変成器の鉄心中に含まれる
第3高調波含有率φ3(%)が14〜17%になるよう
に前記インバータ装置の出力回路に設けられた力率改善
用コンデンサの容量を調整することを特徴としている。
(作用) このようなインバータ装置の運転方法にあっては、イ
ンバータ装置の運転時に力率改善用コンデンサの容量を
調整すれば変成器二次巻線の励磁電流が変化して分周形
変成器の鉄心中に含まれる第3高調波含有率が変化する
ことに着目し、この第3高調波含有率φ3(%)を
14〜17%になるように調整しておくことにより、三相交
流の変換効率および出力特性を大幅に改善することがで
きる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
本実施例では第1図に示すような回路構成のインバー
タ装置において、鉄心としてアモルファス巻鉄心を使用
した分周形変成器4を対象とし、またインバータ装置の
出力回路に設けられる力率改善用コンデンサ5としては
第2図に示すような構成にして力率改善用コンデンサ5
の容量が調整可能にしてある。第2図はΔ結線された1
相分に相当するコンデンサ回路を示すものである。即
ち、図において複数個(ここでは3個)のコンデンサ要
素Cを並列接続し、その各アームのコンデンサCに対し
てスイッチSを直列にそれぞれ接続して、これらのスイ
ッチSを図示しない制御リレー回路により入り、切り制
御できるようになっている。この場合、例えば第1およ
び第2のアームのコンデンサ要素Cの容量を25μF、第
3のアームのコンデンサ要素Cの容量を50μFとすれ
ば、力率改善用コンデンサ5の1相分の容量としてはス
イッチSの入り、切り制御により25μF、50μF、100
μFの何れかに調整可能になる。
このような回路条件にあるインバータ装置を試運転し
ながら、各相の各アームのスイッチSを入り、切り制御
して力率改善用コンデンサ5の容量を調整すると、分周
形変成器4の鉄心中の磁束に含まれる第3高調波成分の
割合、つまり第3高調波含有率φ3(%)が変化す
る。
ここで、力率改善用コンデンサ5の容量を調整して第
3高調波含有率φ3(%)を変化させ、これをパラ
メータとした場合のインバータ装置の出力W2(w)に対
する変換効率η(%)を示すと第3図のような曲線とな
る。この曲線図において、イは第3高調波含有率φ3
が14%(1相分のコンデンサ容量Cが25μF)のとき
の変換効率であり、ロは第3高調波含有率φ3が16
%(1相分のコンデンサ容量Cが100μF)のときの変
換効率であり、ハは第3高調波含有率φ3が15%
(1相分のコンデンサ容量Cが50μF)のときの変換効
率である。
したがって、これらの曲線イ〜ハから明らかなように
コンデンサ容量を調整することにより、高調波含有率を
変化させることが可能である。
一方、力率改善用コンデンサ5の容量を調整して第3
高調波含有率φ3(%)を変化させ、そのときの実
験および解析結果をもとにインバータ装置の変換効率η
(%)との関係を示すと第4図の実線に示すような曲線
となることが判明した。この図からも分かるようにイン
バータ装置の変換効率が最大(95%)となる点を中心に
実用に供し得るようにするには、第3高調波含有率を14
〜17%になるようにすれば良い。
因みに、第3高調波含有率φ3(%)が14〜17%
を外れると次のような現象が現れる。
(1)φ3<14%の場合には、分周形変成器の分周
機能が不完全となり、インバータ装置の出力電圧が負荷
により大きく変動する。
(2)φ3>17%の場合には、インバータ装置の出
力電圧に含まれる高調波含有率が顕著になる。
このように本実施例ではアモルファス巻鉄心を使用し
た分周形変成器の鉄心形状や巻線等予め設計段階で決定
されている条件下で、力率改善用コンデンサの容量を第
3高調波含有率φ3(%)が14〜17%になるように
調整することにより、三相交流の変換効率および出力特
性を大幅に改善することができる。
なお、上記実施例では分周形変成器4の鉄心としてア
モルファス巻鉄心を用いた場合について述べたが、方向
性珪素鋼板を積層した鉄心を用いた分周変成器を対象に
前述と同様の方法により第3高調波含有率φ3
(%)を変化させ、そのときのインバータ装置の変換
効率ηとの関係を示すと第4図の点線のような曲線が得
られた。この曲線からも明らかなように第3高調波含有
率φ3(%)が14〜17%の範囲でインバータ装置の
変換効率ηが改善されていることが分かる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、インバータ装置の
運転に際し、分周形変成器から得られる三相交流の変換
効率および出力特性を改善することができるインバータ
装置の運転方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はインバータ装置の構成例を示す回路図、第2図
は第1図の力率改善用コンデンサの容量調整手段を示す
回路図、第3図は本発明方法により得られたインバータ
装置の変換効率η(%)と出力W2(w)との関係を第3
高調波含有率φ3(%)をパラメータとして示す曲
線図、第4図は同じく第3高調波含有率φ3(%)
に対するインバータ装置の変換効率η(%)の関係を示
す曲線図である。 1……直流電源、3……二相インバータ、41……分周形
変圧器、41a,41b,41c……環状鉄心、41−1……入力巻
線、41−2……出力巻線、5……力率改善用コンデン
サ、6……負荷、7……制御回路、S……スイッチ、C
……コンデンサ要素。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02M 5/00 - 5/18 H02M 7/42 - 7/5395

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源から出力される直流を単相交流に
    変換する二相インバータに分周形変成器を結合して三相
    交流を得るインバータ装置を運転するに際し、前記分周
    形変成器の鉄心中に含まれる第3高調波含有率φ3
    (%)が14〜17%になるように前記インバータ装置の出
    力回路に設けられた力率改善用コンデンサの容量を調整
    することを特徴とするインバータ装置の運転方法。
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