JP2858673B2 - 恒温高湿度冷蔵庫 - Google Patents
恒温高湿度冷蔵庫Info
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- JP2858673B2 JP2858673B2 JP31908190A JP31908190A JP2858673B2 JP 2858673 B2 JP2858673 B2 JP 2858673B2 JP 31908190 A JP31908190 A JP 31908190A JP 31908190 A JP31908190 A JP 31908190A JP 2858673 B2 JP2858673 B2 JP 2858673B2
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、魚等保冷に適し断熱箱体に２重構造のダク
トを設けた恒温高湿度冷蔵庫に関するものである。
トを設けた恒温高湿度冷蔵庫に関するものである。
従来の技術 近年、恒温高湿度冷蔵庫において、乾燥防止のため、
内箱を密閉し周囲にダクト空間を設けると共に、更に、
背面にリターン要仕切り板を用いた構成とし、内箱内の
冷気が外部へ漏れない構成が用いられている。
内箱を密閉し周囲にダクト空間を設けると共に、更に、
背面にリターン要仕切り板を用いた構成とし、内箱内の
冷気が外部へ漏れない構成が用いられている。
以下、第３図，第４図を参照しながら、上述した従来
の恒温高湿度冷蔵庫について説明する。
の恒温高湿度冷蔵庫について説明する。
同図において、１は魚等保存に適した縦型の恒温高湿
度冷蔵庫で、前面開口に、それぞれ断熱材からなる複数
の冷蔵室用扉2a,2bを備えた縦長の断熱箱３にて本体を
構成している。本体の上面に圧縮機4,凝縮器5,凝縮器用
ファン６を設置する断熱層をもつユニット台座７を配設
している。８は断熱箱体であり、天井に庫内と庫外を貫
通させる開口部をもつ外壁8a,内壁8b及び両壁8a,8b間に
充填された発泡断熱材8cよりなっている。前記断熱箱体
８の天井開口部には、前記ユニット台座７の下面に、蒸
発器９及び前記蒸発器９前部に配設した冷却ファン10
と、冷却ファン10を包囲する仕切り壁11が取付けられて
いる。そして、天井開口部は冷気を発生させるための冷
却室12を構成している。蒸発器９の下部にはデフロスト
水を受けるためのドレンパン13が備えられている。14は
内箱で、前記断熱箱体８と一定の空間をもって、内箱保
持板15を介して断熱箱体８に取付けられている。16は背
面ダクト板で、断熱箱体８の背面と内箱14背面間に背面
ダクト板16と内箱14下面に一定の空間をもって配設さ
れ、断熱箱体８の側面にダクト保持板17を介して取付け
られている。18は撹拌用電動機で、内箱14の天井奥部に
取付けられている。
度冷蔵庫で、前面開口に、それぞれ断熱材からなる複数
の冷蔵室用扉2a,2bを備えた縦長の断熱箱３にて本体を
構成している。本体の上面に圧縮機4,凝縮器5,凝縮器用
ファン６を設置する断熱層をもつユニット台座７を配設
している。８は断熱箱体であり、天井に庫内と庫外を貫
通させる開口部をもつ外壁8a,内壁8b及び両壁8a,8b間に
充填された発泡断熱材8cよりなっている。前記断熱箱体
８の天井開口部には、前記ユニット台座７の下面に、蒸
発器９及び前記蒸発器９前部に配設した冷却ファン10
と、冷却ファン10を包囲する仕切り壁11が取付けられて
いる。そして、天井開口部は冷気を発生させるための冷
却室12を構成している。蒸発器９の下部にはデフロスト
水を受けるためのドレンパン13が備えられている。14は
内箱で、前記断熱箱体８と一定の空間をもって、内箱保
持板15を介して断熱箱体８に取付けられている。16は背
面ダクト板で、断熱箱体８の背面と内箱14背面間に背面
ダクト板16と内箱14下面に一定の空間をもって配設さ
れ、断熱箱体８の側面にダクト保持板17を介して取付け
られている。18は撹拌用電動機で、内箱14の天井奥部に
取付けられている。
以上のようにして構成された恒温高湿度冷蔵庫につい
て、以下その動作について説明する。
て、以下その動作について説明する。
前記構成で冷却サイクルを運転すれば、蒸発器９で熱
交換された冷気は、冷却ファン10でもって第３図の矢印
の如く強制循環され、内箱14を外面より冷却する。又、
内箱14下面に下りた冷気は、背面ダクト板16を奥側を通
り蒸発器９に帰還される。内箱14は、冷気が内箱14庫内
に流入，流出を防止すべく密閉しているから、収納され
た食品は冷却により、水分を奪われることがない。又戻
ってくる暖かい風は奥面から蒸発器９に返るため、温度
バラツキも少ないように風路を構成している。
交換された冷気は、冷却ファン10でもって第３図の矢印
の如く強制循環され、内箱14を外面より冷却する。又、
内箱14下面に下りた冷気は、背面ダクト板16を奥側を通
り蒸発器９に帰還される。内箱14は、冷気が内箱14庫内
に流入，流出を防止すべく密閉しているから、収納され
た食品は冷却により、水分を奪われることがない。又戻
ってくる暖かい風は奥面から蒸発器９に返るため、温度
バラツキも少ないように風路を構成している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、内箱14奥面と、
断熱箱体８奥面との間が風路となるため、奥行寸法が大
幅に減少し長尺の商品収納が出来にくく収納効率が悪い
という課題を有していた。
断熱箱体８奥面との間が風路となるため、奥行寸法が大
幅に減少し長尺の商品収納が出来にくく収納効率が悪い
という課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、断熱箱
体側壁両側面の断熱層部に帰還風路を構成させ、内箱の
収納効率を向上させるものである。
体側壁両側面の断熱層部に帰還風路を構成させ、内箱の
収納効率を向上させるものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の恒温高湿度冷蔵
庫は、外壁と、内壁と、前記両壁間に充填した断熱材で
構成された断熱箱体と、前記断熱箱体の上部に形成され
た冷却室と、前記断熱箱体内に前記断熱箱体と一定の空
間を取り配設された内箱とを有し、前記冷却室の冷気を
前記空間に循環させることにより前記内箱を外面から冷
却する恒温高湿度冷蔵庫において、前記空間内に形成さ
れ一端を前記冷却室に開口し他端を前記空間の下部に開
口する吐出側ダクトと、前記断熱箱体の両側面の断熱材
を凹状に穿って形成され一端を前記吐出側ダクトに連通
し他端を前記冷却室に開口する帰還側ダクトと、前記内
壁面と面を合わすように配設され前記空間内を前記吐出
側ダクトと前記帰還側ダクトとに仕切るダクト仕切り板
とを有するものである。
庫は、外壁と、内壁と、前記両壁間に充填した断熱材で
構成された断熱箱体と、前記断熱箱体の上部に形成され
た冷却室と、前記断熱箱体内に前記断熱箱体と一定の空
間を取り配設された内箱とを有し、前記冷却室の冷気を
前記空間に循環させることにより前記内箱を外面から冷
却する恒温高湿度冷蔵庫において、前記空間内に形成さ
れ一端を前記冷却室に開口し他端を前記空間の下部に開
口する吐出側ダクトと、前記断熱箱体の両側面の断熱材
を凹状に穿って形成され一端を前記吐出側ダクトに連通
し他端を前記冷却室に開口する帰還側ダクトと、前記内
壁面と面を合わすように配設され前記空間内を前記吐出
側ダクトと前記帰還側ダクトとに仕切るダクト仕切り板
とを有するものである。
作用 本発明は、上記した構成によって、冷気は両側面の風
路から帰還されるため内箱奥面は最小の空間で冷気が循
環し、奥行寸法の収納効率が増し、長尺の商品収納が容
易となる。
路から帰還されるため内箱奥面は最小の空間で冷気が循
環し、奥行寸法の収納効率が増し、長尺の商品収納が容
易となる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について、第１図，第２図を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
尚、従来例の合成を同一構成については、同一符号を
付してその詳細な説明を省略する。
付してその詳細な説明を省略する。
19は断熱箱体８の内壁8bに設けられた角穴であり、前
記角穴19の断熱材8c層部両側面に凹状に形成したダクト
板20がテープ等で内壁8bに取り付けられている。21はダ
クト仕切り板で前記ダクト板20と内箱14との空間22を仕
切り吐出側ダクトと、、帰還側ダクトとの分岐壁を構成
している。又、前記ダクト仕切り板は前記内壁8b面と面
を合わすように配設している。
記角穴19の断熱材8c層部両側面に凹状に形成したダクト
板20がテープ等で内壁8bに取り付けられている。21はダ
クト仕切り板で前記ダクト板20と内箱14との空間22を仕
切り吐出側ダクトと、、帰還側ダクトとの分岐壁を構成
している。又、前記ダクト仕切り板は前記内壁8b面と面
を合わすように配設している。
以上のように構成された恒温高湿度冷蔵庫について、
以下その動作について説明する。
以下その動作について説明する。
断熱箱体８の両側面内壁8bの断熱材8c層部に凹状に形
成したダクト板20は、内箱14との空間を仕切るダクト仕
切り板21を前記内壁面と面を合わすように配設されてい
るから、断熱材8c側空間と帰還風路とし、又内箱14側を
吐出風路として、両側面より内箱14を包むように断熱壁
の一部を有効に風路をとることができるから、内容積の
ロスも少なくなり、内箱14の奥行寸法の減少もなく、長
尺の商品も効率よく収納できる。
成したダクト板20は、内箱14との空間を仕切るダクト仕
切り板21を前記内壁面と面を合わすように配設されてい
るから、断熱材8c側空間と帰還風路とし、又内箱14側を
吐出風路として、両側面より内箱14を包むように断熱壁
の一部を有効に風路をとることができるから、内容積の
ロスも少なくなり、内箱14の奥行寸法の減少もなく、長
尺の商品も効率よく収納できる。
発明の効果 以上のように本発明は、断熱箱体の両側面内壁の断熱
材層部に凹状に形成したダクト板と、内箱との空間を仕
切るダクト仕切り板を、断熱箱体内壁面と、面を合わす
ように配設した構成を備えたことにより、内箱の外周を
通った冷気は、下面より、前記両側面の凹状のダクト板
内に入り上部より排出し、冷却室へ循環されるため、内
箱外面を均一に冷やすと共に、奥面の内容積ロスも少な
く、長尺の商品も効率よく収納することができる。
材層部に凹状に形成したダクト板と、内箱との空間を仕
切るダクト仕切り板を、断熱箱体内壁面と、面を合わす
ように配設した構成を備えたことにより、内箱の外周を
通った冷気は、下面より、前記両側面の凹状のダクト板
内に入り上部より排出し、冷却室へ循環されるため、内
箱外面を均一に冷やすと共に、奥面の内容積ロスも少な
く、長尺の商品も効率よく収納することができる。
また、ウレタン発泡時の発泡圧力によるダクトの変形
防止を可能とし特に帰還側ダクト設計精度向上を図るこ
とができる。
防止を可能とし特に帰還側ダクト設計精度向上を図るこ
とができる。
第１図は本発明の一実施例における恒温高湿度冷蔵庫の
横断面図、第２図は第１図に示した冷蔵庫の縦断面図、
第３図は従来例を示す恒温高湿度冷蔵庫の縦断面図、第
４図は第３図に示した冷蔵庫の横断面図である。 ８……断熱箱体、8a……外壁、8b……内壁、8c……断熱
材、12……冷却室、14……内箱、20……ダクト板、21…
ダクト仕切板。
横断面図、第２図は第１図に示した冷蔵庫の縦断面図、
第３図は従来例を示す恒温高湿度冷蔵庫の縦断面図、第
４図は第３図に示した冷蔵庫の横断面図である。 ８……断熱箱体、8a……外壁、8b……内壁、8c……断熱
材、12……冷却室、14……内箱、20……ダクト板、21…
ダクト仕切板。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−233968（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−184388（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−176676（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−148688（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F25D 11/00 101 F25D 11/02 F25D 17/08
Claims (1)
- 【請求項１】外壁と、内壁と、前記両壁間に充填した断
熱材で構成された断熱箱体と、前記断熱箱体の上部に形
成した冷却室と、前記断熱箱体内に前記断熱箱体と一定
の空間を取り配設された内箱とを有し、前記冷却室の冷
気を前記空間に循環させることにより前記内箱を外面か
ら冷却する恒温高湿度冷蔵庫において、前記空間内に形
成され一端を前記冷却室に開口し他端を前記空間の下部
に開口する吐出側ダクトと、前記断熱箱体の両側面の断
熱材を凹状に穿って形成され一端を前記吐出側ダクトに
連通し他端を前記冷却室に開口する帰還側ダクトと、前
記内壁面と面を合わすように配設され前記空間内を前記
吐出側ダクトと前記帰還側ダクトとに仕切るダクト仕切
り板とを有することを特徴とする恒温高湿度冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31908190A JP2858673B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 恒温高湿度冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31908190A JP2858673B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 恒温高湿度冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04187965A JPH04187965A (ja) | 1992-07-06 |
| JP2858673B2 true JP2858673B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=18106286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31908190A Expired - Fee Related JP2858673B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 恒温高湿度冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2858673B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5348731B2 (ja) * | 2007-12-26 | 2013-11-20 | ホシザキ電機株式会社 | 冷凍機ユニット |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP31908190A patent/JP2858673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04187965A (ja) | 1992-07-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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