JP2858490B2 - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

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JP2858490B2
JP2858490B2 JP3172448A JP17244891A JP2858490B2 JP 2858490 B2 JP2858490 B2 JP 2858490B2 JP 3172448 A JP3172448 A JP 3172448A JP 17244891 A JP17244891 A JP 17244891A JP 2858490 B2 JP2858490 B2 JP 2858490B2
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弘毅 増井
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ伝送システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3および図4は例えば特開昭59−1
58149号公報に示された従来のデータ伝送システム
装置を示しており、図3は直流電源装置が1台の場合の
ブロック図、図4は複数の直流電源装置を並列接続した
場合のブロック図である。図5は定電源回路に公知であ
る保護手段を用いた場合のブロック図、図6はその公知
である保護手段を用いた定電源回路を複数並列接続しか
つ異極性接続した場合のブロック図であり、電源回路の
み図示している。図において、9は伝送線抵抗、10は
伝送線、11はデータ処理装置、12は伝送制御回路1
5と、送信器16と、受信器17と、データ通過用キャ
パシタ18と、直流受電電力通過用チョークコイル19
と、電力抽出回路20とからなる結合回路、21は定電
源回路22と、直流給電電力通過用チョークコイル23
とからなる直流電源装置、25は抵抗26と、キャパシ
タ27とからなる終端回路、30は過電流保護手段、3
1はバイパス用ダイオードである。第6図の矢印は直流
電流の経路を示している。
【0003】次に動作について説明する。送受信は公知
の方法であり、データ処理装置(11−1)はデータ信
号を伝送制御回路(15−1)、送信器(16−1)、
データ通過用キャパシタ(18−1)を経由してパルス
符号変調したデータ信号を伝送線10へ送出し、伝送線
10からデータ通過用キャパシタ(18−n)、受信器
(17−n)、伝送制御回路(15−n)を経由してデ
ータ処理装置(11−n)はデータ信号を受信し、デー
タの授受が行われる。パルス符号変調された伝送線10
上のデータ信号は終端回路25の抵抗26とキャパシタ
27により反射が抑えられ良好な波形が保たれる。一
方、直流電源装置21によって定電源回路22、チョー
クコイル23を経由して伝送線10へ送出された直流電
力は、伝送線10から直流受電電力通過用チョークコイ
ル19、電力抽出回路20を経由して結合回路12にて
消費される。新規設置、追加設置、交換等の工事または
素子の故障において伝送線が短絡状態になった場合は、
直流電源装置21の過電流保護手段30が過電流を検知
し、直流電源装置21を保護する。複数の直流電源装置
21を並列接続する場合は同一極性とする必要がある
が、工事ミスにより異極性接続をおこないかつ電源投入
がずれた場合は図6矢印のように電流が流れる。異極性
接続でかつ電源未投入の直流電源装置(21−1)と、
他の正接続で電源投入されている直流電源装置(21−
2)〜(21−n)とは定電源回路(22−2)〜(2
2−n)、過電流保護手段(30−2)〜(30−
n)、チョークコイル(23−2)〜(23−n)、伝
送線10、バイパス用ダイオード(31−1)、チョー
クコイル(23−1)と電流が流れる。過電流保護手段
(30−2)〜(30−n)は過電流を検知し、直流電
源装置(21−2)〜(21−n)を保護する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送シス
テムは以上のように構成されているので、複数の直流電
源装置21を並列接続し、工事ミスにより異極性接続を
行いかつ電源投入がずれた場合、図6のように電流が流
れるが伝送線抵抗9により、過電流保護手段(30−
2)〜(30−n)が過電流を検知できない場合は、チ
ョークコイル(23−1)には過電流保護手段(30−
2)〜(30−n)の検知電流値の総計値未満の電流が
流れ、最悪時には発熱により破壊されるという問題点が
あった。複数のユニットに直流電源装置21が組み込ま
れており、そのうち1台のみ給電可能設定に、他を給電
不可設定にする場合は、並列接続は考慮していないので
接続極性は乱雑に行われており、複数ユニットを給電可
能設定とする工事ミスの場合は異極性接続となる場合が
多く、チョークコイル(23−1)は発熱により破壊さ
れることになる。また、小規模システムの場合は小電力
定電源回路22と、小電力チョークコイル23とからな
る小電力直流電源装置21を備えたユニットが給電し、
大規模システムの場合は小電力直流電源装置21を備え
たユニットを給電不可設定とし、大電力直流電源装置2
1を設置し給電するシステムにおいては、給電不可設定
とすべき小電力直流電源装置21を給電可能設定としか
つ異極性接続した場合は、小電力チョークコイル23に
大電力直流電源装置21の過電流保護手段30の検知電
流値未満の電流が流れ、発熱により破壊されるという問
題点があった。また破壊されない十分大きいチョークコ
イルを用いた場合はコストアップとなる欠点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、複数の直流電源装置が異極性接
続されても素子が破壊されない、安価なデータ伝送シス
テムを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
のデータ伝送システムは、交流のデータ信号の送・受信
を行う複数のデータ伝送局をデータ伝送線路に接続した
データ伝送システムにおいて、データ伝送線路に、デー
タ信号の通過を阻止する手段を介して、所定の直流電流
を送出する直流電源回路を接続す一方、直流電力を抽出
する電力抽出回路を、データ信号の通過を阻止する手段
を介してデータ伝送線路に接続して、電力抽出回路から
抽出した直流電力をデータ伝送局の直流電力とし、直流
電源回路の伝送線接続側に他の全ての直流電源回路の電
流値の統計値に耐え得るバイパス用ダイオードを設け
た。
【0007】この発明に係る請求項2のデータ伝送シス
テムは、請求項1記載のデータ伝送システムにおいて、
データ信号の通過を阻止する手段として抵抗を用いた。
【0008】
【作用】この発明における請求項1のデータ伝送システ
ムは、複数の直流電源装置が異極性接続されても異極性
接続でかつ電源未投入の直流電源装置に流れる他の直流
電源装置からの電流はバイパス用ダイオードに流れ、直
流電源装置には流れないので、発熱により破壊されるこ
とはない。
【0009】この発明における請求項2のデータ伝送シ
ステムは、直流電力通過手段である抵抗が電流を制限す
るため、発熱により破壊されることはない。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図1
において説明する。図において、同一符号は従来例と同
一のものである。複数の直流電源装置21を並列接続
し、工事ミスにより異極性接続を行いかつ電源投入がず
れた場合は矢印のように電流が流れる。異極性接続でか
つ電源未投入の直流電源装置(21−1)と、他の正接
続で電源投入されている直流電源装置(21−2)〜
(21−n)とは定電源回路(22−2)〜(22−
n)、過電流保護手段(30−2)〜(30−n)、チ
ョークコイル(23−2)〜(23−n)、伝送線1
0、バイパス用ダイオード(31−1)と電流が流れ
る。過電流保護手段(30−2)〜(30−n)は過電
流を検知し、直流電源装置(21−2)〜(21−n)
を保護する。伝送線抵抗9により、過電流保護手段(3
0−2)〜(30−n)が過電流を検知できない場合
は、バイパス用ダイオード(31−1)には過電流保護
手段(30−2)〜(30−n)の検知電流の総計値未
満の電流が流れる。
【0011】バイパス用ダイオード(31−1)は他の
全ての直流電源装置21の過電流保護手段30の検知電
流値の総計値に耐え得るものを設置し、直流給電電力通
過用チョークコイル23は自身の過電流保護手段30の
検知電流値に耐え得るものを設置すれば、素子が破壊さ
れることはない。
【0012】実施例2.以下、この発明の実施例2を図
2において説明する。図において、同一符号は従来例と
同一のものを示し、24は直流給電電力通過用抵抗であ
る。結合回路12単体の消費電力が少ない、または結合
回路12総数が少ない小規模システムの場合は、直流給
電電流が少ないため、電圧降下が受電に悪影響をおよぼ
さない程度に抵抗値が十分小さく、かつパルス符号変調
された伝送線10上のデータ信号を減衰させない程度に
終端回路25の抵抗26と比較して抵抗値が十分大きい
という抵抗値が存在する場合は、直流給電電力通過用素
子として抵抗を用いることができる。実施例1と同様に
異極性接続でかつ電源未投入の直流電源装置(21−
1)と、他の正接続で電源投入されている直流電源装置
(21−2)〜(21−n)とは定電源回路(22−
2)〜(22−n)、直流給電電力通過用抵抗(24−
2)〜(24−n)、伝送線10、バイパス用ダイオー
ド(31−1)と電流が流れる。バイパス用ダイオード
(31−1)には、伝送線抵抗9および直流給電電力通
過用抵抗(24−2)〜(24−n)により決定される
電流が流れる。
【0013】バイパス用ダイオード(31−1)は他の
全ての直流電源装置21の直流給電電力通過用抵抗24
の抵抗値と定電源回路22の電圧値で決定される電流値
の総計値に耐え得るものを設置し、直流給電電力通過用
抵抗24は自身の抵抗値と定電源回路22の電圧値で決
定される電流値に耐え得るものを設置すればよい。
【0014】
【発明の効果】この発明は次に記載する効果を奏する。
請求項1のデータ伝送システムは、交流のデータ信号の
送・受信を行う複数のデータ伝送局をデータ伝送線路に
接続したデータ伝送システムにおいて、データ伝送線路
に、データ信号の通過を阻止する手段を介して、所定の
直流電力を送出する直流電源回路を接続する一方、直流
電力を抽出する電力抽出回路を、データ信号の通過を阻
止する手段を介してデータ伝送線路に接続して、電力抽
出回路から抽出した直流電力をデータ伝送局の直流電力
とし、直流電源回路の伝送線接続側に他の全ての直流電
源回路の電流値の統計値に耐え得るバイパス用ダイオー
ドを設けた構成にしたので、複数の直流電源装置が異極
性接続されても異極性接続でかつ電源未投入の直流電源
装置に流れる他の直流電源装置からの電流はバイパス用
ダイオードに流れ、直流電源装置には流れないので、発
熱により破壊されることはない。
【0015】請求項2のデータ伝送システムは、請求項
1記載のデータ伝送システムにおいて、データ信号の通
過を阻止する手段として抵抗を用いた構成にしたので、
直流電力通過手段である抵抗が電流を制限するため、発
熱により破壊されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるデータ伝送システム
のブロック図である。
【図2】この発明の実施例2によるデータ伝送システム
のブロック図である。
【図3】従来のデータ伝送システムの電気回路図であ
る。
【図4】従来のデータ伝送システムの主要構成部分を示
す図である。
【図5】従来のデータ伝送システムの部分ブロック図で
ある。
【図6】従来のデータ伝送システムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
9 伝送線抵抗 10 伝送線 20 電力抽出回路 21 直流電源装置 24 直流給電電力通過用抵抗 31 バイパス用ダイオード

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流のデータ信号の送・受信を行う複数
    のデータ伝送局をデータ伝送線路に接続したデータ伝送
    システムにおいて、前記データ伝送線路に、前記データ
    信号の通過を阻止する手段を介して、所定の直流電力を
    送出する直流電源回路を接続する一方、前記直流電力を
    抽出する電力抽出回路を、前記データ信号の通過を阻止
    する手段を介して前記データ伝送線路に接続して、前記
    電力抽出回路から抽出した直流電力をデータ伝送局の直
    流電力とし、前記直流電源回路の伝送線接続側に他の全
    ての前記直流電源回路の電流値の統計値に耐え得るバイ
    パス用ダイオードを設けたことを特徴とするデータ伝送
    システム。
  2. 【請求項2】 データ信号の通過を阻止する手段は抵抗
    であることを特徴とする請求項1記載のデータ伝送シス
    テム。
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JPH0522196A JPH0522196A (ja) 1993-01-29
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