JP2857506B2 - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JP2857506B2
JP2857506B2 JP3072042A JP7204291A JP2857506B2 JP 2857506 B2 JP2857506 B2 JP 2857506B2 JP 3072042 A JP3072042 A JP 3072042A JP 7204291 A JP7204291 A JP 7204291A JP 2857506 B2 JP2857506 B2 JP 2857506B2
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愃 杉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録(書き込みという
こともある)直後に再生(読み出しということもある)
をする磁気記録装置に係り、特に、記録直後に再生され
る情報に影響するような雑音を発生させない磁気記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気記録装置において、磁気記
録媒体に磁気ヘッドにより情報を書き込んだ直後に、こ
の磁気ヘッドにパルス性の雑音を発生するという現象が
生ずることは、例えば、“アイ・イー・イー・イー・ト
ランザクシヨン・オン・マグネテイツクス・25巻5
号,”第3212−3214頁(IEEE Trans
action on Magnetics,Vol.2
5,No.5,pp3212〜3214,(Septe
mber 1989))(以下「文献A」という)によ
り知られている。この現象は、磁気記録装置が情報を記
録した直後に情報を再生する動作に切り替わった場合
に、再生情報に誤りを生ずる確率が増加するという問題
を引き起す。この問題を軽減する手段として、例えば実
公昭60−23766号公報(以下「文献B」という)
に、情報を記録する書き込み電流パルス列の最後に磁気
コアの帯磁を軽減する目的のパルスを追加する方法が示
されている。この公報には、複数のパルス列を追加する
方法と、1個の逆極性パルスを追加する方法が示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本発明者ら
の研究によると、上記文献Bによる問題点の解決法とし
て、後者の1個の逆極性パルスを追加する方法は不完全
であり、前者の複数のパルス列を追加する方法で十分に
問題を解決するためには多数のパルスが必要であること
が明らかになった。このことは、記録と再生を高速で行
う上で、望ましいことではない。
【0004】すなわち、1つの情報群(情報ブロツク)
を記録した直後、短い間隔を置いて次の情報群(情報ブ
ロツク)の記録あるいは再生動作が要求されることが多
い。なぜならば、2つの情報群の時間間隔を長くする
と、記録媒体の表面に情報の記録に寄与しない、無駄な
部分が増加するので、これを避けるためである。特に、
磁気ディスク記憶装置のように、記録媒体の周速が早い
装置では、データ群と、次のデータ群の間は10マイク
ロ秒程度に選ばれ、しかもこの間にデータ群の識別情報
や磁気ヘッドの位置決定情報などが書き込まれているの
で、データ群の書き込み終了後数マイクロ秒のような短
時間で読出し動作に切り替えることが要求されている。
このような場合、多数のパルス列を追加しなければなら
ない方法が望ましくないことは明らかである。
【0005】更に、1個の磁気ヘッドが情報の書き込み
と読出しに兼用して使用される磁気ディスク記憶装置や
フレキシブルディスクの場合には影響が大きい。(例え
ば、ハードデイスク装置やフロツピーデイスク装置で
は、書き込み直後に、インデスク情報、サーボ情報が読
み出されるが、雑音によりインデスク情報の読み出しに
誤りが生じてしまう)。これらの装置では磁気ヘッドに
書き込みアンプと読出しアンプが接続されているので、
時間変化率が大きい書き込み電流が与えられると磁気ヘ
ッドのインダクタンスのために、磁気ヘッドの両端に大
きな電圧が発生するが、この電圧のために読出しアンプ
が2〜3μsecないし数マイクロ秒間動作不能状態、
即ち窒息状態になる。従って、文献Bの場合には両極性
の、即ち、振幅が大きな磁気ヘッド雑音防止パルスが加
わるので、これが与えられている間読出しアンプの動作
不能状態が継続する。つまり、雑音防止パルスが与えら
れた時間だけ、書き込み動作から読出し動作への切り替
え時間が長くなっていた。
【0006】従つて、本発明の目的は、上記従来技術の
問題を克服し、情報の書き込み動作直後、即ち最後の情
報書き込み電流パルスが終了した直後の、1〜2マイク
ロ秒程度のような短い時間内に、磁気ヘッドを強制的
に、上記のパルス性雑音が発生しない状態になすことに
より、磁気記録媒体の無駄な面積を低減し、磁気記録装
置の情報記憶容量低下を防止するようにした磁気記録装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、最終書き込み電流パルスの後に1個の単
調減衰パルスに対して微小なリツプルを重畳した電流波
形を追加して磁気ヘツドに供給する書き込み電流発生回
路(磁気ヘツド供給電流発生回路)を備えたことを特徴
とする。
【0008】このリツプル電流の波形としては、デユー
テイ50の方形波、単極性もしくは両極性のパルス、ま
たは方形波を微分した形状のパルスなどが適している。
【0009】前記リツプル電流の重置される期間は、磁
気ヘツドが記録から再生に切り換えられた直後の、再生
アンプの動作不能期間内とする。
【0010】
【作用】上記機構に基づく作用を、本発明の動作原理を
中心に説明する。
【0011】情報の書き込み直後に雑音が発生する原因
について、上記文献Aでは磁気ヘッド近傍の温度の急激
な低下が雑音のきっかけ(トリガー)になると記載され
ているが、本発明等の研究に依れば、これが誤りである
ことが明らかになった。その第1の理由は、いわゆるM
IG(Metal in Gap)型と呼ばれる磁気ヘ
ッドにおいても雑音が発生する事実による。MIG型磁
気ヘッドはコイルの抵抗が小さいために、書き込み電流
による磁気ヘッドの温度上昇が無視できるほど小さいに
もかかわらず、相当多い回数雑音が発生することによ
る。
【0012】第2の理由は、薄膜磁気ヘッドの場合で
も、書き込み電流の通電時間を1マイクロ秒以下に短縮
してコイルの発熱量を軽減しても雑音が減少しない(雑
音の発生が顕著である)と言う実験事実が得られことに
よる。
【0013】一方、コイルに時間と共に次第に減少する
直流のバイアス電流を加えつつ磁気ヘッドのコイル両端
子間インダクタンスを測定するとインダクタンス値に微
小な揺らぎが見られる。この揺らぎのピークの数が上記
磁気ヘッド雑音の発生頻度と良く対応する実験結果が得
られた。更に、上記直流バイアス電流に一定の間隔で微
小な両極性の電流パルスを重畳すると磁気ヘッドインダ
クタンスの揺らぎが消滅した。この2つの実験結果か
ら、上記磁気ヘッド雑音が発生する原因は次のように考
えられる。 (1)磁気ヘッドの磁気コアを励磁した書き込み電流が
消滅した後の、磁気コア磁化の一様な緩和を妨げる引掛
かり(トラップ)点を持つ磁気ヘッドが存在する。図3
に、BHカーブ上でトラツプ発生のため、磁束が階段状
に変化する状況を示す。 (2)このトラップ点を通過する際の磁束の階段状(ス
テツプ状)の変化が磁気ヘッドのコイル端子間に電圧パ
ルスをもたらす。
【0014】また、上記の第2の実験結果からこのよう
な磁気ヘッド雑音の影響防止方法が示唆される。即ち、
磁気コアの磁化が緩和する過程にじょう乱を与え、強制
的にトラップを通過させる(乗り越えさせる、つまり上
記引掛かりを拂いのける)ことができるならば、情報の
再生に影響を与えない時刻に上記雑音を集中的に発生さ
せることができ、その後の情報の再生が行われる時刻に
は、もはや発生すべき雑音はなくなつていると考えられ
る。更に、具体的な実施方法も上記第2の実験から示唆
される。即ち、最終の書き込み電流パルスを急速に遮断
させずに、許容された時間内に終息する、緩やかな減衰
パルス波形にして、このパルス波形に微小なじょう乱パ
ルスを重畳すれば上記磁気ヘッド雑音を許された時間
(読み出しアンプの窒息期間)内のみに集中的に発生さ
せることが出来る。
【0015】上記文献2に示された従来方法の場合には
振幅が次第に低下する両極性のパルスを与えるので、磁
気コアの磁束変化量が大きいために再び同じトラップに
拘束される可能性がある。
【0016】これにたいして、本発明では、擾乱パルス
の振幅を上記ステップよりも小さくできることと、書込
み電流の最大振幅から0に低下するまでの間を掃引する
ことで、全てのトラップを解除できる。また、擾乱パル
スの振幅が小さく、単調減衰電流は時間変化率が小さい
ので、これらの、磁気ヘッド雑音防止電流が読出しアン
プの動作不能状態をもたらすことは無い。即ち、従来方
式における読出しアンプの動作回復時間(窒息状態が終
るまでの時間)内に磁気ヘッドの雑音対策を終了でき
る。
【0017】このように、本発明は、磁気ヘツドコアの
消磁により雑音発生原因を取り除くという従来の考え方
から脱脚し、コアを緩和する過程で生じる引つ掛かり
が、後になつて何かの原因で取り拂われるとき雑音が発
生する点に着目し、そのような引掛かりを予め(アンプ
窒息期間内に)取り除いておくことによつて、その後の
(データ再生時の)雑音発生を食いとめようとする点に
特徴をもつものである。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面によつて説明
する。
【0019】図1は、本発明の上記動作を実行するため
の一実施例である具体的な回路の構成図である。
【0020】図1において、1は磁気ヘツド、2は書き
込みアンプ、3は電圧電流変換回路、4は直流レベルシ
フト回路、5は書き込みトレーリングエツジ発生回路、
6は書き込み電流制御回路、7は擾乱パルス発生回路で
ある。
【0021】図1に示した回路は従来の書込み電流発生
回路にトレーリングエッジ発生回路5と擾乱パルス発生
回路7を追加したものであり、容易に実現できることは
明らかである。
【0022】以下に、各部の動作を図1に従って説明す
る。
【0023】磁気ヘッド1に両極性の電流を与える書き
込みアンプ2は4個のスイッチ素子8a、8b、9a、
9b、これらスイッチの開閉を制御する回路20から構
成される。該スイッチ素子8a、8b、9a、9bはト
ランジスタ等の高速スイッチ素子であり、8a、8bと
9a、9bの組で動作し、それぞれの組が逆の位相で高
速に開閉する。例えば、8aと8bが開放のときには9
aと9bが閉じる。この時、+Vccの正電位の電圧源
からスイッチ9a、磁気ヘッド1、スイッチ9bを通
り、電圧電流変換回路3に電流が流れる。スイッチ9
a、9bが開きスイッチ8a、8bが閉じると磁気ヘッ
ド1に流れる電流の極性が逆に反転することは明らかで
ある。また、磁気ヘッド書き込み電流の振幅は0−ピー
ク値が電圧電流変換回路3に吸い込まれる電流値Iwに
等しいことも明らかである。スイッチ制御回路20は上
記動作を満たすようにスイッチ素子8a、8b、9a、
9bを開閉させるものである。即ち、端子21から書き
込み信号パルスが与えられる毎に、上記2組のスイッチ
の開閉状態を切り替える。但し、該20は端子22に書
き込み許可信号が与えられていないときにはスイッチ素
子8a、8b、9a、9bを全て開状態にする。
【0024】電圧電流変換回路3は、入力端子に与えら
れた電圧値に対応した電流を発生する回路であり、該回
路の出力端子の電圧の多少変動しても出力電流値は影響
が無視できる程度に小さくなるように構成されている。
【0025】直流電圧レベルシフト回路4は、電圧電流
変換回路3と書き込みトレーリングエッジ発生回路5の
間の直流電圧動作レベルを並行移動させる、即ち、該5
の出力電圧の変化量を忠実に該3に伝達するものであ
る。
【0026】トレーリングエッジ発生回路5は、書き込
み電流制御回路6の出力パルスに対して、該パルスの立
上りは忠実に伝達し、該パルスの終了時の立ち下がりに
対してトレーリングエッジ(裾引き波形)を与えるもの
である。トランジスター50は正電圧入力に対して出力
インピーダンスが小さなエミッターフォロワーとして動
作し、出力電圧波形は静電容量素子C1(52)の影響
を受けない。入力電圧が0になるとトランジスター50
はカットオフになる。従って、抵抗R1(51)と静電
容量C1(52)で定まる時定数に従ってトレーリング
エッジが生ずる。例えば抵抗素子R1と静電容量素子C
1の値を330オーム、1000ピコファラッドとすれ
ば、時定数は約0.33マイクロ秒になり、1マイクロ
秒でほぼ0になるトレーリングエッジが発生する。
【0027】書き込み電流制御回路6は、端子61に与
えられた書き込み電流設定信号に対応した電圧値を端子
62に与えられた書き込みゲート信号が持続する期間だ
け出力する回路である。
【0028】擾乱電流発生回路7は、端子71に与えら
れたパルス信号から、抵抗素子R2(72)と静電容量
素子C2(73)の作用により擾乱電流を発生させる回
路である。例えば抵抗素子R2、静電容量素子C2の値
をそれぞれ3300オーム、100ピコファラッドとす
れば、時定数は0.33マイクロ秒になる。端子71に
与えられた擾乱パルス信号が50メガヘルツ、オンオフ
比50%(即ち、10ナノ秒オン、10秒オフ)、振幅
1ボルトの時、該回路7の出力電流は、50メガヘル
ツ、ピーク−ピーク間振幅が約0.3ミリアンペアの方
形波になる。該回路7から、例えば電流が流れだす時、
この電流は電圧電流変換回路3に流れ込み、その分だけ
書き込みアンプ2から吸い出される電流が減少し(すな
わち、電圧電流変換回路3に流れ込む電流は、回路7か
ら流れ込む電流とアンプ2から流れ込む電流との和とな
るので)、従って書き込み電流が減少する。即ち、該擾
乱電流発生回路7の出力電流は、振幅が等しく、位相が
逆の関係になった影響を書き込み電流に与える。
【0029】次に、図1に示した回路の各部から得られ
る波形を図2に従って説明する。まず、図2(a)の如
き書き込み許可信号(端子22に与えられる)と、例え
ば一定間隔のパルス列からなる書き込み情報信号(端子
21に与えられる)とがそれぞれスイッチ制御回路20
に与えられると、2組のスイッチ素子8a、8bと9
a、9bは図2(b)に示すように開閉する。書き込み
電流制御回路6の端子62に与えられた図2(c)に示
すごとき書き込みゲート信号とトレーリングエッジ発生
回路5の作用により、電圧電流変換回路2の吸い込み電
流が図2(d)に示すように決定される。書き込みゲー
ト信号が終了後、1マイクロ秒よりわずかに長い期間、
擾乱パルス信号が図2(e)のように与えられると、図
2(e)と相似波形の擾乱電流が発生する。
【0030】これらの結果、磁気ヘッドに与えられる電
流波形は図2(f)の如くなる。
【0031】本発明者等の実験結果によれば、4000
回の試行に対して、対策を行わない場合平均100回程
度の雑音パルスを数msecかかつて発生していた(発
生頻度は、書込み終了直後が最も多く、それから数ms
ecかかつて指数関数的に減少して行く)磁気ヘッド
が、文献Bに記載された対策を行なうと10〜30回に
低下した。これに対して、本実施例の方式を実施した場
合には雑音パルスの発生は3回以下に低下した。
【0032】また、本実施例は、データ群間の時間間隔
に与える影響を小さくできる効果も有する。即ち、1マ
イクロ秒間に磁気ヘッド雑音を集中して発生せしめうる
ので、その間に雑音がすべて出きつてしまい、その後に
雑音が発生する回数は激減する(ほとんどなくなる)。
磁気ヘッドが書き込みと読出し動作に兼用して使用され
る記憶装置の場合には読出しアンプの動作回復時間内に
雑音対策を終了させることが出来るので、その後に引続
き行われるデータ群の再生時の時間間隔には全く影響を
与えない様にできる。
【0033】重量される擾乱パルス(リツプル)の振幅
は、その重量期間中一定でよい。その振幅値は、上記実
施例の0.3mAないし1mA程度でよく、要は上述の
引掛かり(トラツプ)を除き取る振幅であればよい。
(それに対し、回路2から回路3に流れるデータの書込
み電流は20mA程度である)。その波形も、上記実施
例の方形波に代えて、これを微分したパルス状のものや
(そのため図1の回路7のC2の値を小さくする)、単
極性または両極性のパルス状のものでよい。再生アンプ
不能の短い時間内に加える擾乱パルス数はある程度多い
方がよいので、その周波数は数10MHZのように比較
的高い値とされる。
【0034】本発明の適用される磁気ヘツドのコア材料
について、特に制限はないが、高速(高周波用)材料程
雑音振幅が小さい傾向がある。比較的雑音振幅の大きい
パーマロイコア薄膜ヘツドや、アモルフアスヘツドなど
に対しても、効果的である。
【0035】
【発明の効果】以上詳しく述べたように、本発明によれ
ば、記録直後に再生を行う際に、1群の情報記録電流パ
ルス列の最後に、単調減衰波形に微小なリツプル波形を
重量した電流が磁気ヘツドにに供給されることによつ
て、再生アンプの動作不能時間内に磁気ヘツド雑音を集
中して発生させ、引続く再生アンプの動作時における雑
音パルスの発生を著しく低下させることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図である。
【図2】図1に示す回路の動作波形の説明図である
【図3】本発明の動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘツド 2 書き込みアンプ 3 電圧電流変換回路 4 直流レベルシフト回路 5 トレーリングエツジ発生回路 6 書き込み電流制御回路 7 擾乱パルス発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大津 孝佳 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所 小田原工場内 (72)発明者 本間 久康 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所 小田原工場内 (72)発明者 小林 哲夫 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所 小田原工場内 (72)発明者 杉田 愃 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (72)発明者 光岡 勝也 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (56)参考文献 特開 平2−64903(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/09

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体に情報を記録し直後に情報
    を再生する磁気ヘッドを有する磁気記録装置において、
    1群の情報記録電流パルス列の最後のパルスのトレーリ
    ングエツジで、単調減衰波形に微小なリツプルを重量し
    た電流波形を磁気ヘツドに供給する磁気ヘツド供給電流
    発生回路を備えたことを特徴とする磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 同一磁気ヘツドを記録と再生に兼用した
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録装置。
  3. 【請求項3】 前記微小リツプルの電流波形が、デユー
    テイ50の方形波パルスとされたことを特徴とする請求
    項1または2記載の磁気記録装置。
  4. 【請求項4】 前記微小リツプルの電流波形が、単極性
    または両極性のパルスとされたことを特徴とする請求項
    1または2記載の磁気記録装置。
  5. 【請求項5】 前記微小リツプルの電流波形が、方形波
    パルスを微分した形状とされたことを特徴とする請求項
    1または2記載の磁気記録装置。
  6. 【請求項6】 磁気ヘツドが記録から再生に切り換えら
    れた直後の、再生アンプの動作不能期間内に限り前記リ
    ツプルを重量した電流波形を磁気ヘツドに供給するよう
    に構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    記載の磁気記録装置。
JP3072042A 1991-03-13 1991-03-13 磁気記録装置 Expired - Lifetime JP2857506B2 (ja)

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