JP2857481B2 - 自動給水装置 - Google Patents

自動給水装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、制御手段によってポンプを運転するように
した自動給水装置に係り、特に使用量が極少水量となっ
ても給水圧力を一様に保つことができるようにしたもの
に関する。
[従来の技術] 近年、アパート,マンション等の集合住宅の給水用と
しては、小形の圧力タンクを有する自動給水装置が普及
してきており、その自動給水装置は、例えば特開昭48−
24303号公報(第一の従来技術と云う)に示されるよう
に、圧力スイッチが圧力タンク内の圧力に応じオン・オ
フすることにより、ポンプを起動・停止させるようにし
たものがある。
或いは特公昭57−35483号公報(第二の従来技術と云
う)に示されるように制御バルブを有し、該制御バルブ
が配管系内の圧力の変動に応じその配管系に対し水を流
したり,水が流れるのを防止したりするようにしたもの
がある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記に示す第一,第二の従来技術は、給水
圧力を一定にすると云う点について配慮されていない問
題がある。
即ち、第一の従来技術のものは、圧力スイッチのオン
・オフでポンプを運転・停止させるようにしているの
で、特にポンプの運転時と停止時との間における給水圧
力の変化が著しく大きく、その間で給水圧を一定にする
ことができず、そのため、使用者が水栓を開いた際に給
水圧が高いと水が大気を巻き込んで白濁したり飛散した
りすると云う問題があるばかりでなく、瞬間湯沸器の温
度が変動する等の問題がある。
第二の従来技術のものは、制御バルブにより配管系の
圧力の変動に応じ配管系に対し水を供給したり停止した
りするようになっているものの、特に使用水量が極端に
低く、極少水量となった場合、給水圧が著しく昇圧され
てしまい、一定圧にならず、そのため、第一の従来技術
と同様の問題を招き、しかも制御バルブ自体の構造が複
雑であるので、異物等が詰まりやすくなって制御バルブ
の機能を維持することが難しく、そのため、保守点検を
頻繁にしなければならないと云う問題が生じる。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、ポンプの運転時と
停止時との間で給水圧力が変化するのを確実に防止する
ことができ、また需要側の使用量が極少水量となっても
給水圧をほぼ一定にすることができる自動給水装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明では、Q−H性能曲
線及び抵抗曲線の交点(L)と停止指令点(P2′)との
圧力差が1〜1.5kgf/cm2程度となるフラットタイプのQ
−H性能曲線のポンプを有する自動給水装置であって、
ポンプの始動圧力と停止圧力との差がほぼ1〜1.5kgf/c
m2程度としたことを特徴とする。
[作用] 本発明では、前述の如く、フラットタイプのQ−H性
能曲線のポンプを使用し、またポンプの始動圧力と停止
圧力との圧力差が前述の如く、制御手段によって1〜1.
5kgf/cm2程度となるようにしたので、予めポンプの始動
圧力及び停止圧力を夫々入力しておくと、給水圧力が始
動圧力に達すれば、それを圧力センサが検出することに
よって制御手段がポンプを始動し、またポンプの運転時
に給水圧力がポンプ停止圧力に達すれば、それ圧力セン
サが検出することによってポンプの停止指令を発し、ポ
ンプが停止圧力で完全に停止することとなり、従って、
使用量が水栓1〜2個分位の極小量となっても、給水圧
力が変動するのを確実に防止することができる。
その結果、圧力スイッチを用いた従来例に比べると、
ポンプの運転から停止した間に給水圧力が著しく変動す
るのを防止することができ、また制御バルブを用いた従
来例に比べると、使用量が極小点Fとなっても圧力変動
を防止できるので、給水圧力を確実にほぼ一様にでき
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図乃至第6図により説明
する。第1図及び第2図は本発明による自動給水装置の
第一の実施例を示している。
実施例の自動給水装置は、第1図に示すように、受水
槽1が吸込管2を介してポンプ3の吸込み部に接続さ
れ、ポンプ3の吐出部が給水管4に接続されている。吸
込管2の途中位置には仕切り弁5が設けられている。給
水管4にはポンプ3寄りの位置に逆止弁6及び仕切り弁
7が設けられ、また該仕切り弁7の下流側にはポンプか
らの吐出水を蓄え、所望の圧力に昇圧させる圧力タンク
8が設けられている。
そして、さらに給水管4には圧力タンク8の下流側に
給水の圧力を検出する圧力センサ9が設けられている。
圧力センサ9は給水圧力を常時検出し、その検出値を電
流として制御手段10に出力するようにしている。
制御手段10は圧力センサ9からの出力に基づき給水圧
力が、ポンプ3の始動すべき圧力(以下、ポンプ始動圧
と云う)に達したとき、ポンプ3を始動させ、また給水
圧力が給水ポンプ3の停止すべき圧力(以下、ポンプ停
止圧と云う)に達したとき、ポンプ3を停止させるよう
になっており、従ってポンプ3を制御する。
この実施例において、前記制御手段10はポンプ始動圧
とポンプ停止圧との差が1〜1.5kgf/cm2程度になるよう
に設定している。
さらに第2図を用いて詳細に述べる。第2図は圧力を
縦軸に、かつ水量を横軸に示したポンプの運転特性図で
ある。同図において、Aはポンプ3のQ−H性能曲線、
B,Cは設計上予め考えられる弁類,配管等の抵抗曲線で
ある。また、Qmaxは給水系統が所望する最大使用水量、
HTは全揚程であって、管路抵抗Hfに実揚程Haと給水にお
ける給水系末端の圧力Hpとからなる揚程HIを加えたもの
である。
前記抵抗曲線Bは、Q−H性能曲線A及び全揚程HTを
水平に延長した線の交点Lと、水量が0(零)の点及び
揚程HIの交点Gとを結ぶ曲線に設定しており、また前記
抵抗曲線Cは、Q−H性能曲線A上における点Hと前記
点Gとを結ぶ曲線に設定している。Q−H性能曲線A上
の点Hは、Q−H性能曲線Aと管路抵抗曲線Cとの交点
であって、予め予測したポンプの停止指令点P′に対し
停止時間が十分でかつ始動するまでに給水圧力が低下し
ないように設定されている。
ここで、前記制御手段10は、ポンプ3を始動させるた
めの始動圧力P1と、ポンプ3を停止させるための停止圧
力P2との差がほぼ1〜1.5kgf/cm2に決定している。
始動圧力P1はポンプ3が全揚程HTで選択可能な上限圧
力と、該上限圧力値に基づいて求められた管路抵抗曲線
Cと、使用水量が極小点Fとなるべき水量(通常では水
栓1〜2個分である10〜2/minに相当する)との交点
で定まる値に設定されており、本例では、管路抵抗曲線
Cと需要水量極少点Fを上方に延長した線との交点位置
に設定されているが、その交点位置より高くかつH点よ
り低くなるように設定しても良い。この始動圧力P1は、
その圧力値に給水圧力が達すると、それを圧力センサ9
が検出することにより制御手段10がポンプ3を始動する
ようになっている。
停止圧力P2は停止指令点P2′より少し低くかつ点Hよ
り高めに設定されている。停止指令点P2′はQ−H性能
曲線Aと前記需要水量極小点Fをポンプ始動圧力P1より
さらに上方に延長した線との交点に設定している。この
場合、始動圧力P1と停止圧力P2との差がほぼ1〜1.5kgf
/cm2程度としており、そのため、停止指令点P2′である
位置と点Lの位置との圧力差が1〜1.5kgf/cm2程度とな
るフラットタイプのQ−H性能曲線を有し、しかも上記
点Hと、その点Hを水平に延長した点であるOと、点L
と、その点Lを水平に延長した点であるDとの範囲に、
所望の最大水量Qmax及び全揚程HTが含むようなポンプ3
を使用するようにしている。
このように、フライトタイプのQ−H性能曲線のポン
プ3を使用し、またポンプ3の始動圧力P1と停止圧力P2
との圧力差が前述の如く、制御手段10によって1〜1.5k
gf/cm2程度となるようにしたので、予めポンプ3の始動
圧力P1及び停止圧力P2を夫々入力しておくと、給水圧力
が始動圧力P1に達すれば、それを圧力センサ9が検出す
ることによって制御手段10がポンプ3を始動し、またポ
ンプ3の運転時に給水圧力がP2′に達すれば、それを圧
力センサ9が検出することによってポンプ3の停止指令
を発し、ポンプ37が停止圧力P2で完全に停止することと
なり、従って、使用量が水栓1〜2個分位の極小量とな
っても、給水圧力が変動するのを確実に防止することが
できる。
その結果、圧力スイッチを用いた従来例に比べると、
ポンプの運転から停止した間に給水圧力が著しく変動す
るのを防止することができ、また制御バルブを用いた従
来例に比べると、使用量が極小点Fとなっても圧力変動
を防止できるので、給水圧力を確実にほぼ一様にでき
る。
第3図及び第4図は本発明による自動給水装置におけ
るポンプ停止圧調整方法を実施するためのポンプ停止圧
調整装置の実施例を示している。
この場合は、ポンプ3の摩耗等によって給水圧力が予
め定めた停止圧力P2により下がると、ポンプ3が停止し
なくなるおそれがある。そこで本実施例では、制御手段
10として用いたマイクロコンピュータ(以下、マイコン
と略称す)により、前記停止圧力P2を自動的に更新する
ようにしたものである。
具体的に述べると、第3図において、R,S,Tは電源、M
Bは配線用遮断器、R,Sは制御用の電源、MCaは電磁開閉
器MCの接点、THはモータIMの過負荷保護用のサーマルリ
レーのセンサ部、THbはその接点である。また、Sは電
源スイッチ、Zは直流平滑の安定化電源であり、制御手
段10としてのマイコンに電源端子Aを介し電源を供給す
る。
制御手段10とのしてのマイコンは、主として処理部MP
U,メモリM,圧力センサ9からの出力をインターフェース
I/O−1を介し取込む入力ポートPio−B,スイッチSW1・S
W2からの出力を取込む入力ポートPio−C,処理部MPUでの
処理結果に基づいて出力する出力ポートPio−Aを有し
ている。
さらに、このマイコンはポンプ停止圧調整装置をも有
している。該ポンプ停止圧調整装置はMPUにより、給水
圧力が停止圧力P2に達しない場合に限り予め設定された
運転時間t1、或いはその運転時間t1内であっても停止圧
力P2に達するまでの時間との何れか一方の時間ポンプ3
を運転して停止させるようにしている。その際、ポンプ
3の停止直後の給水圧力とその後に特定時間ΔTが経過
して検出したときの給水圧力との変化率ΔP/ΔTを求め
ると共に、その変化率ΔP/ΔTと予め定められた基準値
aとの大小を比較し、その結果、変化率ΔP/ΔTが基準
値aより小さくなった場合にのみ停止直後の給水圧力を
それ以後のポンプの停止圧力P2として更新するようにし
ている。
基準値aとは、ポンプ3の停止直後の給水圧力と特定
時間ΔT経過後の給水圧力との変動の割合を判定するた
めの目安であって、実際には圧力タンク8の有効容積
(給水圧力が始動圧力P1から停止圧力P2に変化した場合
の圧力タンクの保有水量)と、ポンプ停止時の使用水量
とか決定しており、例えば0.2kgf/cm2/secとしている
が、この値は図示しない基準値調節スイッチ等によって
任意に変更できるようにしている。
またさらに、SW1,SW2はポンプ3の始動圧力P1,停止圧
力P2の値を夫々予め選定して入力するためのものであ
り、例えばディップスイッチからなっている。
この実施例では、まず、自動給水装置の運転準備が終
了し、配線用遮断器MBを投入すると共に、電源用のスイ
ッチSを閉じると、マイコンは第4図に示すように初期
設定を実行する(401)。即ち、スイッチSW1よりポンプ
3の始動圧力P1を、またスイッチSW2よりポンプ3の停
止圧力P2を選定すると、その始動圧力P1及び停止圧力P2
がメモリMに格納される。
そしてポンプ3が停止状態にあるとき、圧力センサ9
が給水圧力Pを測定すると、マイコンは測定した給水圧
力PをインターフェースI/O−2を介し入力ポートPio−
Bより取り込み、メモリMに格納する(402)。次い
で、その給水圧力Pが予め格納されたポンプ3の始動圧
力P1より小さいか否かを判定する(403)。
その結果、給水圧力Pが始動圧力P1より大きいと、小
さくなるまで402以降の処理を繰返し実行するが、給水
圧力Pが始動圧力P1より小さいと、マイコンは、出力ポ
ートPio−AよりインターフェースI/O−1を介し出力
し、電磁開閉器MCを励磁することにより、ポンプ3を始
動する(404)。
この場合、ポンプ3の運転時間が予め定められた時間
t1に達したか否かが判定され、その結果、時間t1に達す
ると、ポンプ3を強制的に停止させる。一方、時間t1に
満たない場合には、その時間t1中に圧力センサ9によっ
て現在の給水圧力の測定し(407)、その測定した給水
圧力がポンプ3の停止圧力P2より大きいか否かを判定し
(408)、大きいと、406の処理を実行するが、小さい
と、405以降の処理を繰返し実行する。
従って、給水圧力Pが始動圧力より小さい場合には、
時間t1の間だけ運転し、またその時間t1内であっても給
水圧力が停止圧力P2を超えない限り運転することとな
る。
ポンプ3を強制停止すると、その停止直後の給水圧力
P′を圧力センサ9によて検出し、これをメモリMに格
納する(409)。そして、予め定めた単位時間ΔT(例
えば1秒)をマイコンの図示しないタイマにより測定
し、その時間ΔTが経過すると(410)、ポンプ3の停
止直後の給水圧力PとΔTの時間の経過後の給水圧力
P′の変化を判別するため、圧力センサ9がさらに現在
の給水圧力P″を検出し、その検出圧力P″とポンプ3
が停止した直後の給水圧力P′との差ΔP(P′−
P″)を演算すると共に、単位時間ΔTにおける変化率
ΔP/ΔTの割合を求める(411)。
変化率ΔP/ΔTを求めると、その値と予め定めた基準
値aの大小を比較判定する(412)。その結果、変化率
ΔP/ΔTが基準値aより大きいと、402以降の処理を繰
返し実行するが、基準値aより小さいと、409で検出し
た停止圧力P′の値をポンプ3の停止圧力P2の値として
更新し、以後401からの処理を繰り返すことにより、変
化率ΔP/ΔTが小さくなる毎に停止圧力の値を自動的に
逐次更新することとなる。
従って、基準値aが使用水量の水栓1〜2個程度の極
小点Fに対応するように決定すると、停止圧力P2が逐次
更新され、しかも最終的に停止圧力P2を適正と考えられ
る停止指令点P2′に収束させることが可能になると共
に、停止圧力P2の値を極小点F付近にさせることがで
き、スイッチSW1及びSW2によってポンプ3の始動圧力P1
及び停止圧力P2を予め初期値として入力しさえすれば、
ポンプ3の摩耗によって吐出圧力が初期値の停止圧力P2
より例え低下することがあっても、ポンプ3が停止しな
くなると云うことを防止でき、しかも停止圧力P2を再び
調整する必要がない。
なお図示実施例では、制御手段としてマイコンを使用
した例を示したが、本発明においては、これに限定され
るものではない。図示していないが例えば、制御手段
が、始動圧力P1及び停止圧力P2を入力する入力部と、ポ
ンプ3を運転させて停止する運転部と、変化率ΔP/ΔT
を求めて基準値aと比較し、変化率ΔP/ΔTが基準値a
より小さくなる毎に逐次停止圧力を更新させる更新部と
を具えてポンプ停止圧調整装置を構成すれば、同様の作
用効果を得ることができ、さらにその際、入力部が始動
圧力P1,停止圧力P2の値を任意に調節できるスイッチの
他、基準値aの値をも任意に調節することができるスイ
ッチを具えていれば、自動給水装置の規模や用途に応じ
給水圧力の一定圧の制御を微妙にかつ容易に行うことが
可能となる。
第5図及び第6図は本発明の自動給水装置の第二の実
施例を示している。
この場合は、制御手段10としてマイコンを用いる他、
圧力センサ9の代わりとして圧力スイッチ11及び流量セ
ンサ12を用いた点にある。
即ち、第5図において、圧力センサ11はポンプ3の始
動圧力P1を検出するものであり、また流量スイッチ12は
使用量が極小水量点Fを検出するものであり、何れもイ
ンターフェースI/O−2を介しマイコンの入力ポートPio
−Bに接続されている。なお第5図において、第3図と
同一符号のものは夫々同じものを表しているので、ここ
ではその説明を省略する。
この実施例では、第6図に示すように、自動給水装置
の運転時、給水圧力がポンプ始動圧力P1に降下すると、
それを圧力スイッチ11が検出することによってオンし
(601)、これによってマイコンがポンプ3を始動する
(602)。その場合、使用量が極小水量点Fに達する
と、これを流量センサ12が検出し、マイコンによりポン
プ3を停止し、以下601以降の処理を繰り返すことによ
って給水圧力をほぼ一様に保つことができるようにした
ものであり、基本的には第1図及び第2図に示す実施例
と同様の効果を得ることができる。なお、この場合、圧
力スイッチ11は始動圧力P1で接点が閉じ、またその圧力
P1より高いと接点が開くようにしているが、P1の設定に
際しては、第1図及び第2図の実施例で述べたようにP1
の位置〜点Hの間の範囲にすれば支障ないが、その際圧
力タンク8の有効容積が最大となったときにポンプ3の
停止時間が長くなり、ポンプ3の始動頻度が低くなるこ
とを考慮すれば、管路抵抗曲線C上もしくはその付近に
設定することが望ましい。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明の請求項1及び2によれ
ば、フラットタイプのQ−H性能曲線のポンプを使用
し、またポンプの始動圧力と停止圧力との圧力差が制御
手段によって1〜1.5kgf/cm2程度となるようにしたの
で、使用量が水栓1〜2個分位の極小量となっても、給
水圧力が変動するのを確実に防止することができ、給水
圧力を確実にほぼ一様にできる結果、それだけ信頼性を
高め得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動給水装置の第一の実施例を示
す説明用の概略配管図、第2図は圧力を縦軸にかつ水量
を横軸に示したポンプの運転特性図、第3図は本発明に
よる自動給水装置のおけるポンプ停止圧調整装置の一実
施例を示す自動給水装置の説明用全体回路図、第4図は
ポンプ停止圧調整装置の制御内容を示すフローチャー
ト、第5図は本発明による自動給水装置の他の実施例を
示す説明用全体回路図、第6図は自動給水装置の制御内
容を示すフローチャートである。 3……ポンプ、9……圧力センサ、10……制御手段、11
……圧力スイッチ、12……流量センサ、A……ポンプの
Q−H性能曲線、P1……ポンプの始動圧力、P2……ポン
プの停止圧力、SW1,SW2……入力部のスイッチ、t1……
運転時間、P′……ポンプ停止直後の圧力、ΔT……特
定時間、P″……特定時間経過後の圧力、ΔP/ΔT……
変化率、a……基準値。
フロントページの続き (72)発明者 遠藤 洋 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所習志野工場内 (72)発明者 浅野 浩一 東京都千代田区神田駿河台4丁目3番地 日立テクノエンジニアリング株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭62−121881(JP,A) 実開 昭56−161193(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Q−H性能曲線及び抵抗曲線の交点(L)
    と停止指令点(P2′)との圧力差が1〜1.5kgf/cm2程度
    となるフラットタイプのQ−H性能曲線のポンプを有す
    る自動給水装置であって、ポンプの始動圧力と停止圧力
    との差かほぼ1〜1.5kgf/cm2程度としたことを特徴とす
    る自動給水装置。
  2. 【請求項2】Q−H性能曲線及び抵抗曲線の交点(L)
    と停止指令点(P2′)との圧力差が1〜1.5kgf/cm2程度
    となるフラットタイプのQ−H性能曲線のポンプを有す
    る自動給水装置であって、ポンプの始動圧力及び給水使
    用量の極少流量の検出に基づいてポンプを始動及び停止
    する制御手段を有し、該制御手段は、ポンプの始動圧力
    と停止圧力との差がほぼ1〜1.5kgf/cm2程度としたこと
    を特徴とする自動給水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107781150A (zh) * 2016-08-26 2018-03-09 陈善界 增压设备的电机启停控制方法及控制装置
CN107781150B (zh) * 2016-08-26 2020-09-11 杭州卓翁科技有限公司 增压设备的电机启停控制方法及控制装置

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