JP2856163B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

Info

Publication number
JP2856163B2
JP2856163B2 JP20705996A JP20705996A JP2856163B2 JP 2856163 B2 JP2856163 B2 JP 2856163B2 JP 20705996 A JP20705996 A JP 20705996A JP 20705996 A JP20705996 A JP 20705996A JP 2856163 B2 JP2856163 B2 JP 2856163B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
magnetic disk
magnetic
head mechanism
spindle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20705996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1050047A (ja
Inventor
浩 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP20705996A priority Critical patent/JP2856163B2/ja
Publication of JPH1050047A publication Critical patent/JPH1050047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2856163B2 publication Critical patent/JP2856163B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスクに係
り、特に、外部からの衝撃による磁気ディスクの破損を
防止する磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ディスク装置にはさまざま
な局面で衝撃が加わることがある。例えば、モバイル利
用の場合に誤って磁気ディスク装置を落下させたり、硬
いものにぶつけるおそれがある。また、運送の際の取り
扱いや電算機システムへの接続の際の取り扱いでも衝撃
が加わることがある。さらには、磁気ディスク装置を製
造するときにも作業台の材料やベルトコンベアの機能に
よっては衝撃が加わるおそれがある。
【0003】上述した各原因を含むあらゆる外的要因に
より、磁気ディスク装置に衝撃力がかかると、磁気ヘッ
ドが磁気ディスクから跳ね上がり、サスペンションの復
帰力で磁気ヘッドが磁気ディスクを叩くことによって磁
気ディスクに物理的な損傷(たとえば打痕)を生ぜしめ
ることがある。この種の損傷は磁気ディスク装置に対し
て誤作動や作動不良等の直接的に障害を及ぼすことが知
られている。
【0004】特に、従来の一般的な磁気ディスク装置
は、サスペンションに保持された磁気ヘッドにおける磁
気ディスクと反対側に1[mm]以上の空き領域があ
り、このためサスペンションが磁気ヘッドを介して磁気
ディスクを破損に至らしめるのに充分な距離だけ撓むこ
とができるようになっていた。
【0005】そのため、従来から磁気ディスク装置は、
その筺体の外面にゴム等の弾性体を装着することによっ
て、磁気ディスク装置自身にかかる衝撃力を低減する工
夫がなされている。このような例として特開平4−10
9484号及び特願平4−109485号等が挙げられ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の衝撃緩和技術については、弾性体等の付
加部品が必要であり、このため、部品点数の増加を招
き、生産性の低下及び生産コスト増加等の発生を招き易
いという不都合があった。
【0007】また、磁気ディスク装置の製造工程におい
て、弾性等の緩衝部材の装着前に衝撃が加わる場合に
は、衝撃に対する防御ができず、磁気ヘッドが磁気ディ
スクを叩くことによって磁気ディスクに破損が発生する
という不都合があった。
【0008】さらに、上記従来例では、新たな緩衝部材
の装着により装置全体の大型化及び重量化を招くという
不都合があった。
【0009】
【発明の目的】本発明は、新たな緩衝部材を装備するこ
となく磁気ディスクの破損を防止する磁気ディスク装置
を提供することを、その目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、両面に情報を記憶する複数の磁気ディスクと、これ
らの磁気ディスクを同時にその回転軸方向に沿って同心
で保持し回転駆動させるスピンドルと、複数の磁気ディ
スクの各両面ごとに個別に対応し,磁気ヘッド及びサス
ペンションを有する複数のヘッド機構と、これらのヘッ
ド機構を装備する複数のアーム部材と、これらのアーム
部材に回動動作を付勢する付勢手段と、各構成を収納す
る筺体とを備えている。
【0011】 そして、隣接する各磁気ディスクごとに,
それらの各対向面に個別に対応する二つのヘッド機構を
一対として、この対を成す全てのヘッド機構について、
互いに他方のヘッド機構側に突出し,且つ対向する突起
部を設け、互いに対向する突起部の突出方向先端部の各
相互の間隔を、いずれも、互いに接触しない範囲で,各
サスペンションの弾性に応じて充分に狭くするという構
成を採っている。
【0012】 かかる構成では、外的要因により衝撃が加
えられた場合に、隣接する磁気ディスクの各対向面に対
応するいずれのヘッド機構についても、これら各ヘッド
機構に設けられた突起部が、他方のヘッド機構の突起部
に互いに近接しているため、磁気ディスクから磁気ヘッ
ドが跳ね上がる距離が制限される。即ち、衝撃を受けて
も、磁気ディスクから上述した各磁気ヘッドが大きく跳
ね上がり、サスペンションの復帰力により磁気ディスク
を打撃することがない。
【0013】ここで、「サスペンションの弾性に応じて
充分に狭くする」ための間隔とは、サスペンションが撓
み,その復帰力により磁気ディスクを磁気ヘッドで打撃
する際に、当該磁気ディスクを傷つけない範囲のサスペ
ンションの撓み幅のことをいうものとする。以下の請求
項についても同様とする。
【0014】 請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明と同様の構成を有すると共に、各ヘッド機構の内,
スピンドルの回転軸方向における最端部に位置するヘッ
ド機構から近接する筺体の内部壁面までの間隔を、互い
に接触しない範囲で,サスペンションの弾性に応じて充
分に狭くするという構成を採っている。
【0015】 かかる構成では、請求項1記載の発明と同
様の動作が行われ、さらに、外的要因により衝撃が加え
られた場合に、スピンドルの回転軸方向における最端部
に位置するヘッド機構が筺体の内部壁面に近接している
ため、磁気ディスクから磁気ヘッドが跳ね上がる距離が
制限される。即ち、衝撃を受けても、磁気ディスクから
上述した磁気ヘッドが大きく跳ね上がり、サスペンショ
ンの復帰力により磁気ディスクを打撃することがない。
【0016】 請求項3記載記載の発明では、請求項1記
載の 発明と同様の構成を備えると共に、各ヘッド機構の
内,スピンドルの回転軸方向における最端部に位置する
ヘッド機構から近接する筺体の内部壁面側に突出する突
起部を設け、この突起部の突出方向先端部から内部壁面
までの間隔を、互いに接触しない範囲で,各サスペンシ
ョンの弾性に応じて充分に狭くするという構成を採って
いる。
【0017】 かかる構成では、請求項1記載の発明と
様の動作が行われ、さらに、外的要因により衝撃が加え
られた場合に、スピンドルの回転軸方向における最端部
に位置するヘッド機構に設けられた突起部が筺体の内部
壁面に近接しているため、磁気ディスクから磁気ヘッド
が跳ね上がる距離が制限される。即ち、衝撃を受けて
も、磁気ディスクから上述した磁気ヘッドが大きく跳ね
上がり、サスペンションの復帰力により磁気ディスクを
打撃することがない。
【0018】 請求項4記載の発明では、請求項1記載の
発明と同様の構成を備えると共に、各ヘッド機構の内,
スピンドルの回転軸方向における最端部に位置するヘッ
ド機構に向けて近接する筺体の内部壁面上から突出する
突起部を設け、この突起部の突出方向先端部からヘッド
機構までの間隔を、互いに接触しない範囲で,各サスペ
ンションの弾性に応じて充分に狭くするという構成を採
っている。
【0019】 かかる構成では、請求項1記載の発明と同
様の動作が行われ、さらに、外的要因により衝撃が加え
られた場合に、スピンドルの回転軸方向における最端部
に位置するヘッド機構に,筺体の内部壁面上から突出し
た突起部が近接しているため、磁気ディスクから磁気ヘ
ッドが跳ね上がる距離が制限される。即ち、衝撃を受け
ても、磁気ディスクから上述した磁気ヘッドが大きく跳
ね上がり、サスペンションの復帰力により磁気ディスク
を打撃することがない。
【0020】 請求項5記載の発明では、請求項1,2,
3又は4記載の 発明と同様の構成を備えると共に、上述
した各間隔を、100[μm]以上300[μm]以下
とするという構成を採っている。
【0021】 かかる構成では、請求項1,2,3又は4
記載の発明と同様の動作が行われ、対となる各ヘッド機
構の間隔,スピンドルの回転軸方向における最端部に位
置するヘッド機構から近接する内部壁面までの間隔,対
となる各ヘッド機構に設けられた各突起部の双方の先端
部の間隔,スピンドルの回転軸方向における最端部に位
置するヘッド機構に設けられた突起部の先端部から近接
する内部壁面までの間隔又はスピンドルの回転軸方向に
おける最端部に位置するヘッド機構から近接する内部壁
面に設けられた突起部の先端部までの間隔が、いずれも
100[μm]以上300[μm]以下とされている。
【0022】 請求項6記載の発明では、両面に情報を記
憶する複数の磁気ディスクと、これらの磁気ディスクを
同時にその回転軸方向に沿って同心で保持し回転駆動さ
せるスピンドルと、複数の磁気ディスクの各両面ごとに
個別に対応し,磁気ヘッド及びサスペンションを有する
複数のヘッド機構と、これらのヘッド機構を装備する複
数のアーム部材と、これらのアーム部材に回動動作を付
勢する付勢手段と、各構成を収納する筺体とを備えてい
る。
【0023】そして、各アーム部材を平板状に形成する
と共に,隣接する各磁気ディスクごとに,それらの各対
向面に個別に対応する二つのヘッド機構を一対として,
当該各アーム部材ごとに対となるヘッド機構を個別に対
応させ、各アーム部材の両面にそれぞれ対となるヘッド
機構の一方と他方を個別に装備し、平板状の各アーム部
材の厚さを,100[μm]以上300[μm]以下と
する。
【0024】 かかる構成では、外的要因により衝撃が加
えられた場合に、隣接する磁気ディスクの各対向面に対
応するいずれのヘッド機構についても、他方のヘッド機
構に互いに近接しているため、磁気ディスクから磁気ヘ
ッドが跳ね上がる距離が制限される。即ち、衝撃を受け
ても、磁気ディスクから上述した各磁気ヘッドが大きく
跳ね上がり、サスペンションの復帰力により磁気ディス
クを打撃することがない。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
2に基づいて説明する。本実施形態は、電算機システ
ム,情報処理装置等の上位装置に接続されて情報の読み
出し・書き込みが行われる磁気ディスク装置10を示し
ている。
【0026】 この磁気ディスク装置10は、両面に情報
を記憶する二枚の磁気ディスク1と、これらの磁気ディ
スク1を同時にその回転軸方向に沿って同心で保持し回
転駆動させるスピンドル2と、二枚の磁気ディスク1の
各両面1A,1Bごとに個別に対応し,磁気ヘッド31
及びサスペンション32を有する四つのヘッド機構3
A,3B,3C,3D(以下、まとめてヘッド機構3と
称する)と、これらのヘッド機構3を装備する三本のア
ーム部材4A,4B,4C(以下、まとめてアーム部材
4と称する)と、これらのアーム部材4に回動動作を付
勢する付勢手段5と、各構成を収納する筺体6とを備え
ている。
【0027】 各部を詳説すると、まず、各磁気ディスク
1は、円板状で中央部に設けられた円孔によりスピンド
ル2に固定装備される。この磁気ディスク1の枚数につ
いては二枚に限定するものではなく、より多くとも良
い。
【0028】 スピンドル2は、各磁気ディスク1の円孔
に挿通され図示しないモータにより回転駆動する軸動部
材21と、上方から各磁気ディスク1を挟持する挟持部
材22と各磁気ディスク1の間に介挿される介挿部材2
3とから構成される。これらにより、各磁気ディスク
1,1は、同心で且つ軸動部材21の回転軸方向に沿っ
て配置される。
【0029】 ヘッド機構3は、前述したように磁気ヘッ
ド31とサスペンション32とから主に構成される。こ
の磁気ヘッド31は、磁気ディスク1の各面に対向し,
デジタル信号の記録再生を行うことにより情報の読み出
し・書き込みを行うトランスデューサー部と磁気ディス
ク1から一定量浮上させるスライダ部とから構成されて
いる。
【0030】 一方、サスペンション32は、長手の板バ
ネであり、一方の端部がアーム部材4の先端に連結装備
され,他方の端部が磁気ヘッド31の保持を行ってい
る。このサスペンション32に保持される磁気ヘッド3
1は、当該サスペンション32の端部における磁気ディ
スク1に対向する側の平面上に固定装備されている。
【0031】 図2に示すように、上記のヘッド機構3の
中で、ヘッド機構3B及びヘッド機構3Cは、隣接する
磁気ディスク1,1の各対向面,言い替えると,上側の
磁気ディスク1の裏面1Bと下側の磁気ディスク1の表
面1Aにそれぞれ対応する一対の磁気ヘッドとなってい
る。
【0032】 なお、本実施形態においては、磁気ヘッド
3の対は一つであるが、磁気ディスク1が二枚より多く
装備されている場合には、この磁気ヘッド3の対は、磁
気ディスクの枚数から1を減じた個数だけ形成される。
【0033】 また、ヘッド機構3A,3Dは、四つの磁
気ヘッド3の中で、前述したスピンドル2の回転軸方向
の最端部に位置しており、それぞれが上側の磁気ディス
ク1の表面1Aと下側の磁気ディスク1の裏面1Bとに
それぞれ対応している。
【0034】 各アーム部材4は、その回動動作により、
各ヘッド機構3の磁気ヘッド31を各磁気ディスク1の
略半径方向に沿って移動させる。このアーム部材4は、
平板上に形成され、その平板面をその回動平面に沿うよ
うに付勢手段5に保持されている。
【0035】 図2に示すように、アーム部材4Aはその
下面側に、また、アーム部材4Cはその上面側に、前述
した最端部に位置する各ヘッド機構3A,3Dをそれぞ
れ装備している。また、アーム部材4Bは、その上面と
下面の両面にそれぞれ、前述した対となるヘッド機構3
B,3Cを同時に装備している。
【0036】 そして、アーム部材4A,4Cについて
は、後述する筺体6を構成するカバー61及びベース6
2の各内部壁面61A,62Aに、その回動動作を妨げ
ない程度に近接した状態で付勢手段5に保持されてい
る。これらアーム部材4A,4Cの平板面の厚さは、3
00[μm]より薄く設定されており、これらに保持さ
れるヘッド機構3A,3Dの各サスペンション32A,
32Dの各内部壁面61A,62Aに対向する面から当
該各内部壁面61A,62Aまでの間隔d1,d3が、
いずれも300[μm]となるように当該各アーム部材
4A,4Cは、付勢手段5に保持されている。
【0037】 また、アーム部材4Bは、その平板面の厚
さが300[μm]に設定されており、これにより、こ
のアーム部材4Bを挟んで上下面にそれぞれ装備された
ヘッド機構3B,3Cの各サスペンション32B,32
Cの各対向面の間隔d2は、300[μm]となる。
【0038】 付勢手段5は、各アーム部材4を平行且つ
所定の間隔で一度に保持する回動自在の保持部材51
と、この保持部材51に回動を付勢するボイスコイルモ
ータ52とから主に構成される。
【0039】 筺体6は、上述した各構成を全て内側に収
納し且つ保持部材5のボイスコイルモータ52及びスピ
ンドル2の軸動部材21を内側で固定装備している。そ
して、この筺体6は、上側のカバー61と下側のベース
62とから構成され、互いにその開口部を合わせること
により、密封された直方体形状の筺体6となる。
【0040】 ここで、衝撃と磁気ディスク1の破損との
関係について図2に基づいて説明する。ここでは、上述
した各間隔d1,d2,d3がいずれも1000[μ
m]以上である場合(従来ある磁気ディスク装置と同様
の場合)を仮定して説明すると、例えば、磁気ディスク
装置10を図1における上から下に落下させた場合に、
着地時点において磁気ディスク装置10は、慣性力によ
って下向きの力を受ける。このときに磁気ヘッド31
B,31Dは、それぞれサスペンション32B,32D
に取り付けられているので、これらサスペンション32
B,32Dが撓み、各磁気ヘッド31B,31Dが各磁
気ディスク1から離脱する。
【0041】 そして、これら各磁気ヘッド31B,31
Dは、各サスペンション32B,32Dの復帰力によっ
て各磁気ヘッド31B,31Dが原位置に復帰しようと
して、この際に、各磁気ディスク1,1を打撃して破損
が生じる。これが衝撃と磁気ディスクの破損との関係で
ある。
【0042】 なお、磁気ディスク装置10を逆さにして
落とした場合には、磁気ヘッド31A,31Cにより各
磁気ディスク1が打撃されて破損が生じる
【0043】 かかる各磁気ディスク1の破損は、上述の
ように、各サスペンション32における磁気ディスク1
から離脱する方向への撓みによる復帰力に関連があり、
復帰力が小さいと磁気ディスク1の破損が防止される。
この復帰力を小さくするには、各サスペンション32の
撓み量を制限する構成とすれば良い。
【0044】 具体的な試験に基づくサスペンションの撓
み量と磁気ディスクの破損との関係を説明すると、磁気
ディスク業界で一般的に使われているハッチンソン社製
のT1950サスペンションに50%スライダと呼ばれ
る大きさのスライダ(磁気ヘッド)を取り付けた場合
に、このサスペンション先端部分を500[μm]以上
磁気ディスクと反対側にたわませると当該磁気ディスク
に打痕を生じさせる場合があることという結果が得られ
ている。
【0045】 さらに、サスペンション先端部分のたわみ
量を300[μm]以下に既成すれば磁気ディスクは破
損しないという結果が得られた。
【0046】 この試験結果に基づいて、本実施形態で
は、各ヘッド機構3について、磁気ディスク1との反対
側空間,即ち,上述した各間隔d1,d2,d3を一様
に300[μm]に設定することとした。
【0047】 これらの間隔d1,d2,d3は、いずれ
も、300[μm]よりも小さいことが理屈の上では望
ましいが、近接が過ぎると磁気ヘッド3が他の部分に接
触する恐れがあり、実際問題として、磁気ヘッド3の各
構成の組立誤差及び各構成の加工精度等を考慮して、少
なくとも100[μm]以上確保する必要がある。
【0048】 上記の構成からなる磁気ディスク装置10
に、外的要因により衝撃が加えられた場合、例えば、図
1に示す状態のまま磁気ディスク装置10が床面に落下
されると、着地時点でが下向きの慣性力によって各磁気
ディスク1から各磁気ヘッド31B,31Dが離脱す
る。一方、磁気ヘッド31A,31Cについては、各磁
気ディスク1側へ当接する方向の慣性力であるから各磁
気ディスク1から離脱することはない。
【0049】 各磁気ヘッド31B,31Dが離脱したヘ
ッド機構3B,3Dは、慣性力により、各サスペンショ
ン32B,32Dが撓み、それぞれサスペンション32
C及び内部壁面62Aに当接し、それ以上の撓みの発生
が防止される。即ち、各間隔d2,d3が300[μ
m]とされているため、各サスペンション32B,32
Cが300[μm]以上撓むことがなく、これにより、
各サスペンション32B,32Cの復帰力で各磁気ヘッ
ド31B,31Cが各磁気ディスク1を強打することが
なく、各磁気ディスク1の破損は有効に防止される。
【0050】 また、磁気ディスク装置10が、図1と上
下を逆とした状態で落下した場合についても、各間隔d
1,d2が300[μm]に設定されているため、同様
にして、各磁気ディスク1の破損が有効に防止される。
【0051】 本実施形態に示す磁気ディスク装置10に
は、前述したヘッド機構3に替えて、図3に示すヘッド
機構3Eを装備しても良い。このヘッド機構3Eは、前
述した実施形態と同様のサスペンション32と、このサ
スペンション32の取付側面に当該サスペンション32
の厚さより深い溝が形成された磁気ヘッド31Eとから
構成される。
【0052】 かかる構成のヘッド機構3Eを、前述のヘ
ッド機構3A及びヘッド機構3Dの位置に装備する場合
には、筺体6の内部壁面61A,62Aから各磁気ヘッ
ド31Eにおけるサスペンション32の装着端面までの
間隔を300[μm]とし、また、ヘッド機構3Eをヘ
ッド機構3B及びヘッド機構3Cの位置に装備する場合
には、各磁気ヘッド31Eにおけるサスペンション32
の装着端面の相互の間隔を300[μm]とする。
【0053】 これにより、このヘッド機構3Eを装備し
た磁気ディスク装置10は、ヘッド機構3を装着した場
合と、同様に動作が行われ、同様の効果を得ることが可
能である。
【0054】 また、前述したヘッド機構3に替えて、図
4に示すヘッド機構3Fを装備しても良い。このヘッド
機構3Fは、前述した実施形態と同様の磁気ヘッド31
と、この磁気ヘッド31の取付側面の反対側となる面か
ら突出する突起部32Faを設けたサスペンション32
Fとから構成される。
【0055】 かかるヘッド機構3Fは、例えば、平板状
のアーム部材が、前述したアーム部材4よりも厚みがあ
る場合,即ち,かかるアーム部材に前述したヘッド機構
を装備してもヘッド機構の互いの相互間各或いは内部壁
面までの間隔が300[μm]より大きくなってしまう
場合に、好適に作用する。
【0056】 かかる構成のヘッド機構3Fを、前述のヘ
ッド機構3A及びヘッド機構3Dの位置に装備した場
合、各サスペンション32Fの突起部32Faは、それ
ぞれ筺体6の各内部壁面61A,62A側に向かって突
出した状態となり、かかる突起部32Faの突出方向先
端部から当該各内部壁面61A,62Aまでの間隔がそ
れぞれ100[μm]以上300[μm]以下となるよ
うに、各突起部32Faの大きさを設定する。
【0057】 また、ヘッド機構3Fをヘッド機構3B及
びヘッド機構3Cの位置に装備する場合、各サスペンシ
ョン32Fの突起部32Faは、互いに他方のヘッド機
構3F側に突出し且つ対向した状態となる。そして、か
かる場合において、相互の突起部32Faの突出方向先
端部の相互の間隔が100[μm]以上300[μm]
以下となるように、各突起部32Faの大きさを設定す
る。
【0058】 これにより、このヘッド機構3Fを装備し
た磁気ディスク装置は、ヘッド機構3を装着した場合
と、同様に動作が行われ、同様の効果を得ることが可能
である。
【0059】 また、図5に示すように、スピンドル2の
回転軸方向,言い替えると,図5における上下方向の寸
法が,前述した筺体6より大きい筺体6Aを使用する場
合で、上下最端部に位置する各ヘッド機構3A,3Dか
ら、これらに近接する筺体の各内部壁面61B,62B
までの間隔が、300[μm]よりも大きい場合には、
各内部壁面の各ヘッド機構3A,3Dに近接する位置に
当該各ヘッド機構3A,3Dに向けて突出する突起部6
1Ba,62Baを設けても良い。
【0060】 このとき、各突起部61Ba,62Baの
大きさを、当該各突起部61Ba,62Baの突出方向
先端部から各ヘッド機構3A,3Dのサスペンション3
2A,32Dまでの間隔が100[μm]以上300
[μm]以下となるように予め設定することにより、前
述した磁気ディスク装置10と同様の動作が行われ、同
様の効果を得ることが可能である。
【0061】 上述した各構成からなる磁気ディスク装
置,即ち,磁気ディスク装置10,図4に示すヘッド機
構3Fを装備してなる磁気ディスク装置及び図5に示す
磁気ディスク装置(これらのヘッド機構の磁気ディスク
と反対側の領域の間隔を一様に300[μm]とした)
と、従来ある市販の磁気ディスク装置とを使用して、各
磁気ディスク装置を50cmの高さから木製床に落下さ
せる試験を行なった結果、磁気ディスク装置10,図4
に示すヘッド機構3Fを装備してなる磁気ディスク装置
及び図5に示す磁気ディスク装置については、磁気ディ
スク面に打痕がなかったのに対して、市販の磁気ディス
ク装置には磁気ディスク面に打痕が見られた。
【0062】 以上のように、本実施形態に示す磁気ディ
スク装置10及び図4,図5に示す各構成によって、外
部からの衝撃に対して磁気ディスク装置の磁気ディスク
の破損を有効に防止することが可能である。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、対となる各ヘ
ッド機構にそれぞれ突起部を設け、この突起部の相互の
各間隔を、互いに接触しない範囲で各サスペンションの
弾性に応じて充分に狭くしているため、外的要因により
磁気ディスク装置に衝撃が加えられた場合に、上述の各
ヘッド機構に対応する磁気ディスクの各面を磁気ヘッド
の打撃による破損から有効に防止することが可能であ
る。
【0064】 また、本発明は、ヘッド機構に突出部を設
けることにより磁気ディスクの保護を図る構成であるた
め、例えば、従来の磁気ディスク装置のヘッド機構を交
換するだけで、その効果を得ることができる。即ち、従
来品を損なうことなく、本願発明の磁気ディスクを提供
することができ、その生産性及び経済性が良いという利
点を有している。
【0065】 また、従来のように、筺体外部に緩衝部材
を付加する構成ではないため、磁気ディスク装置の製造
工程の途中であっても、磁気ディスクとヘッド機構とが
所定の位置に配設されている限り、外的要因による衝撃
が加えられても、磁気ディスクを有効に保護することが
可能である。
【0066】 さらに、従来のように筺体外部に緩衝部材
を付加する構成ではないため、緩衝部材の分だけ磁気デ
ィスク装置の小型化及び軽量化を図ることが可能であ
る。
【0067】 請求項2記載の発明は、請求項1記載 の発
明と同様の効果を有すると共に、スピンドルの回転軸方
向における最端部に位置するヘッド機構から筺体の内部
壁面までの間隔を互いに接触しない範囲で各サスペンシ
ョンの弾性に応じて充分に狭くすることにより、外的要
因により磁気ディスク装置に衝撃が加えられた場合に、
上述のヘッド機構に対応する磁気ディスクの面を磁気ヘ
ッドの打撃による破損から有効に防止することが可能で
ある。
【0068】 請求項3記載の発明は、請求項1記載 の発
明と同様の効果を有すると共に、スピンドルの回転軸方
向における最端部に位置するヘッド機構に突起部を設
け、この突起部から筺体の内部壁面までの間隔を互いに
接触しない範囲で各サスペンションの弾性に応じて充分
に狭くすることにより、外的要因により磁気ディスク装
置に衝撃が加えられた場合に、上述のヘッド機構に対応
する磁気ディスクの面を磁気ヘッドの打撃による破損か
ら有効に防止することが可能である。
【0069】 請求項4記載の発明は、請求項1記載 の発
明と同様の効果を有すると共に、スピンドルの回転軸方
向における最端部に位置するヘッド機構に近接する筺体
の内部壁面に突起部を設け、この突起部からヘッド機構
までの間隔を互いに接触しない範囲で各サスペンション
の弾性に応じて充分に狭くすることにより、外的要因に
より磁気ディスク装置に衝撃が加えられた場合に、上述
のヘッド機構に対応する磁気ディスクの面を磁気ヘッド
の打撃による破損から有効に防止することが可能であ
る。
【0070】 請求項5記載の発明では、請求項1,2,
3又は4記載の発明と同様の効果を有すると共に、各ヘ
ッド機構における磁気ディスクの反対側となる背後の空
間の間隔を、試験結果に基づく100[μm]以上30
0[μm]以下の数値としているため、より有効に磁気
ディスクの保護が図られ、信頼性の高い磁気ディスク装
置を提供することが可能である。
【0071】 請求項6記載 の発明では、対となる各ヘッ
ド機構を保持するアーム部材の厚さを薄くすることによ
り、各ヘッド機構の間隔を互いに接触しない範囲で各サ
スペンションの弾性に応じて充分狭くさせている。この
ため、請求項1記載の発明とほぼ同様の効果を有すると
共に、アーム部材の交換又は改造により、従来品を損な
うことなく、本願発明の磁気ディスク装置を提供するこ
とができ、生産性及び経済性が良いという利点を有して
いる。
【0072】 特に、 各ヘッド機構における磁気ディスク
の反対側となる背後の空間の間隔を、試験結果に基づく
100[μm]以上300[μm]以下の数値としてい
るため、より有効に磁気ディスクの保護が図られ、信頼
性の高い磁気ディスク装置を提供することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の断面図である。
【図2】図1に開示した磁気ディスク装置のヘッド機構
周辺の拡大断面図である。
【図3】図1に開示した磁気ディスク装置のヘッド機構
と異なる他のヘッド機構の例を示す図であり、図3
(A)は正面図を示し、図3(B)は図3(A)におけ
る底面図を示し、図3(C)は図3(B)における側面
図を示す。
【図4】突起部を有する他の磁気ヘッドの例を示す正面
図である。
【図5】筺体の内部壁面に突起部を設けた磁気ディスク
装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2 スピンドル 3A,3B,3C,3D,3E,3F ヘッド機構 4A,4B,4C アーム部材 5 付勢手段 6 筺体 31A,31B,31C,31D,31E 磁気ヘッド 32A,32B,32C,32D,32F サスペンシ
ョン 32Fa ヘッド機構の突起部 61A,61B,62A,62B 内部壁面 61Ba,62Ba 内部壁面上の突起部 d1,d3 ヘッド機構から近接する内部壁面までの間
隔 d2 対となるヘッド機構の間隔

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に情報を記憶する複数の磁気ディス
    クと、これらの磁気ディスクを同時にその回転軸方向に
    沿って同心で保持し回転駆動させるスピンドルと、前記
    複数の磁気ディスクの各両面ごとに個別に対応し,磁気
    ヘッド及びサスペンションを有する複数のヘッド機構
    と、これらのヘッド機構を装備する複数のアーム部材
    と、これらのアーム部材に回動動作を付勢する付勢手段
    と、前記各構成を収納する筺体とを備え、 隣接する前記各磁気ディスクごとに,それらの各対向面
    に個別に対応する二つの前記ヘッド機構を一対として、
    この対を成す全てのヘッド機構について、互いに他方の
    ヘッド機構側に突出し,且つ対向する突起部を設け、 前記互いに対向する突起部の突出方向先端部の各相互の
    間隔を、いずれも、互いに接触しない範囲で,前記各サ
    スペンションの弾性に応じて充分に狭くすることを特徴
    とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記各ヘッド機構の内,前記スピンドル
    の回転軸方向における最端部に位置するヘッド機構から
    近接する前記筺体の内部壁面までの間隔を、互いに接触
    しない範囲で,前記サスペンションの弾性に応じて充分
    に狭くしたことを特徴とする請求項1記載の磁気ディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】 前記各ヘッド機構の内,前記スピンドル
    の回転軸方向における最端部に位置するヘッド機構から
    近接する前記筺体の内部壁面側に突出する突起部を設
    け、 前記突起部の突出方向先端部から前記内部壁面までの間
    隔を、互いに接触しない範囲で,前記各サスペンション
    の弾性に応じて充分に狭くすることを特徴とする請求項
    1記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記各ヘッド機構の内,前記スピンドル
    の回転軸方向における最端部に位置するヘッド機構に向
    けて前記筺体の内部壁面上から突出する突起部を設け、 前記突起部の突出方向先端部から前記ヘッド機構までの
    間隔を、互いに接触しない範囲で,前記各サスペンショ
    ンの弾性に応じて充分に狭くすることを特徴とする請求
    項1記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記間隔を、100[μm]以上300
    [μm]以下とすることを特徴とする請求項1,2,3
    又は4記載の磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 両面に情報を記憶する複数の磁気ディス
    クと、これらの磁気ディスクを同時にその回転軸方向に
    沿って同心で保持し回転駆動させるスピンドルと、前記
    複数の磁気ディスクの各両面ごとに個別に対応し,磁気
    ヘッド及びサスペンションを有する複数のヘッド機構
    と、これらのヘッド機構を装備する複数のアーム部材
    と、これらのアーム部材に回動動作を付勢する付勢手段
    と、前記各構成を収納する筺体とを備え、 前記各アーム部材を平板状に形成すると共に,隣接する
    前記各磁気ディスクごとに,それらの各対向面に個別に
    対応する二つの前記ヘッド機構を一対として,当該各ア
    ーム部材ごとに前記対となるヘッド機構を個別に対応さ
    せ、前記各アーム部材の両面にそれぞれ前記対となるヘ
    ッド機構の一方と他方を個別に装備し、 前記平板状の各アーム部材の厚さを,100[μm]以
    上300[μm]以下とすることを特徴とする磁気ディ
    スク装置。
JP20705996A 1996-08-06 1996-08-06 磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JP2856163B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20705996A JP2856163B2 (ja) 1996-08-06 1996-08-06 磁気ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20705996A JP2856163B2 (ja) 1996-08-06 1996-08-06 磁気ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1050047A JPH1050047A (ja) 1998-02-20
JP2856163B2 true JP2856163B2 (ja) 1999-02-10

Family

ID=16533532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20705996A Expired - Lifetime JP2856163B2 (ja) 1996-08-06 1996-08-06 磁気ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2856163B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6319660B1 (en) 1998-12-28 2001-11-20 Eastman Kodak Company Color photographic element containing speed improving compound

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1050047A (ja) 1998-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6067209A (en) Disk drive device with shock resistance flexure and ramp limited system
US6233121B1 (en) Magnetic disk drive suspension pitch motion limiter
EP0365151A3 (en) Limit stop in a disk drive for preventing disk damage
US4947274A (en) Resiliently mounted crash stop and magnetic latch for a voice coil actuator
US6714386B1 (en) Disc drive having a suspension limiter for improved shock performance
EP1359568B1 (en) Hard disk drive having disk protector and magnetic head protector
US6483668B2 (en) Edge contact protection feature for a disc drive head
JP2002279744A (ja) 磁気ディスク装置
EP0093711A1 (en) Magnetic head loading and retraction apparatus
US5984104A (en) Protective carrier for magnetic head assembly
US7035054B2 (en) Magnetic head apparatus, magnetic head supporting mechanism and magnetic recording apparatus having an improved impact resistance
US5815350A (en) Head disk assembly with actuator latch vibration damper
JP2856163B2 (ja) 磁気ディスク装置
US7832083B2 (en) Shipping comb usable with a head stack
JP3808664B2 (ja) 磁気ディスク装置
US6549372B1 (en) Device for limiting head movement within a hard disk drive
US7256960B2 (en) Damping structure of a hard disk drive
KR100493023B1 (ko) 디스크 및 자기헤드 프로텍터를 구비한 하드 디스크드라이브
JP2001057032A (ja) ディスク装置用ヘッドサスペンションおよびディスク装置用ヘッドアクチュエータ
JP2000076811A (ja) 磁気ディスク装置
US4831479A (en) Pivot support structure for magnetic head assembly
JPWO2011121904A1 (ja) 磁気ディスク装置
KR100489410B1 (ko) 하드디스크 드라이브의 헤드 유동을 제한하기 위한충격방지용 스페이서 링
JP3928517B2 (ja) ディスク装置およびヘッド支持装置
JP2000011571A (ja) 磁気ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981027