JP2855920B2 - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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JP2855920B2
JP2855920B2 JP3279388A JP27938891A JP2855920B2 JP 2855920 B2 JP2855920 B2 JP 2855920B2 JP 3279388 A JP3279388 A JP 3279388A JP 27938891 A JP27938891 A JP 27938891A JP 2855920 B2 JP2855920 B2 JP 2855920B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラズマディスプレイパ
ネルに関し、特に外部電気回路との接続のためのリード
取り出し方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マトリックス状に配列された放電
セルから成る表示部を有するプラズマディスプレイパネ
ルは、図5に示す如く、第1の絶縁基板1上に一方の端
に第1のリード端子5に接続された第1の放電電極3を
多数並設形成し、第2の絶縁基板2上に一方の端に第2
のリード端子6に接続された第2の放電電極4を多数並
設形成し、第1の放電電極と第2の放電電極とを互いに
直交するように第1の絶縁基板と第2の絶縁基板とを組
合せ所定の放電ギャップを保って気密封止し、内部に放
電可能な希ガスを導入して成るものであった。従って、
絶縁基板の相隣る二辺に引出された第1のリード端子部
及び第2のリード端子部により、外部電気回路との接続
を行っていた。
【0003】ところで、公衆表示用等の大面積の表示用
としては一文字に一枚のパネルを割当て必要文字分だけ
パネルを並べて使用する方法が都合が良い場合が少なか
らずある。そのような場合、数字、英文字だけでなく漢
字、かな等も表示したい場合は、マトリックス状に表示
部を形成する必要があり、パネルの外部電気回路との接
続は、上述の通り相隣る2辺に引き出された端子により
行わなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のパネルの端
子の引出し構造では、一文字に一枚のパネルを割当て必
要文字分だけパネルを並べて使用する場合、必ず一箇所
は隣のパネルとの間に外部電気回路との接続用のリード
端子が入るので、隣の文字との間のスペースが広くなる
という問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマディス
プレイパネルは、第2の放電電極の下に絶縁層を介して
第2の放電電極に直交して給電用配線が設けられ、かつ
この給電用配線は所定の放電ギャップを得るためのスペ
ーサーも兼ねる隔壁の真下に設置される。尚、絶縁層は
部分的にスルーホールを有し、このスルーホールにより
第2の放電電極と給電用配線が接続されている。
【0006】
【作用】第2の放電電極に直交して給電用配線が設けら
れているため、この給電用配線端に設けられた第2のリ
ード端子部は、第1のリード端子部が形成された辺の相
隣る辺ではなく反対側の辺に形成出来、パネルを並べて
使用する際、隣接するパネル間にリード端子部がこない
ように出来、前述の課題を解決することが出来た。尚、
給電用配線が、所定の放電ギャップを得るためのスペー
サーも兼ねる隔壁の真下に設置される理由は、この給電
用配線の電界の影響を少なくし他の非選択セルへの発光
洩れを抑えるためである。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1(a)は本発明の第1の実施例を示すプラズマ
ディスプレイパネルの平面図であり、図1(b)は図1
(a)中A−A′で示した断面図である。図1におい
て、第1の絶縁基板1は2mm厚の透明板ガラスであ
り、この一主面上に透明導電膜いわゆるネサ膜で第1の
放電電極3を形成し、次いで銀ペーストを用いて第1の
リード端子部5をスクリーン印刷で形成した。更に、表
示部の放電電極全面を誘電体層14で被覆し、その上に
放電ギャップを確保するためのスペーサーと電極間の隔
壁を兼ねる隔壁13を形成する。この隔壁13は、第1
の放電電極3に直交させ第2の絶縁基板2と組合せた
時、第2の放電電極4の間に来るように形成する。その
後、基板周辺部に封着のためのフリット9を形成する。
【0008】一方、第2の絶縁基板2も2mm厚の透明
板ガラスであり、まず銀ペーストを用いて第2の絶縁基
板2上に給電用配線7及び第2のリード端子部6をスク
リーン印刷で形成する。この給電用配線7の位置は、第
1の絶縁基板1と組合せた時、第1の放電電極3の間に
来るように形成する。次に、少なくとも表示部全面をス
ルーホール部10を除いて、絶縁層11で覆い給電用配
線7を絶縁し、その上に第2の放電電極4を銀ペースト
を用いてスクリーン印刷で形成する。このように形成す
ることによって、スルーホール部10を通して各々の給
電用配線7と各々の第2の放電電極4とは電気的に導通
される。更に、表示部の放電電極全面を誘電体層12で
被覆し、その上に放電ギャップを確保するためのスペー
サーと電極間の隔壁を兼ねる隔壁8を形成する。この隔
壁8は、第2の放電電極4に直交させ第1の絶縁基板1
と組合せた時第1の放電電極3の間に来るように形成
し、かつ、その線幅は給電用配線7の線幅より片側当り
50μm以上太く形成し、給電用配線7の電界の影響を
少なくし他の非選択セルへの発光洩れを抑えるよう形成
する。その後、基板周辺部に封着のためのフリット9を
形成する。
【0009】このようにして形成した第1の絶縁基板1
と第2の絶縁基板2とを組合せ位置合わせをした後フリ
ットを溶着して封着し、一旦、7×10-7Torrまで
排気した後、約300Torrの圧力までネオンガスを
導入して封止し、プラズマディスプレイパネルとして完
成した。
【0010】次に、本発明の第2の実施例を図2を参照
しながら説明する。本実施例は、上述の第1の実施例と
次の点がことなる。即ち、図2に示すように第2の放電
電極4に凸部を設け、その部分にスルーホール部10を
設置することによってスルーホール部10の位置を隔壁
8及び隔壁13の交差する位置に形成している。第2の
実施例においては、以上説明したように、第2の放電電
極4に凸部を設け、その部分にスルーホール部10を設
置することによってスルーホール部10の位置を隔壁
8、及び隔壁13の交差する位置に出来るため、スルー
ホール部の電界の影響を最少限とすることが出来、スル
ーホール部の電界の影響による他の非選択セルへの発光
洩れの少ないプラズマディスプレイパネルを提供できる
利点を有する。
【0011】更に、本発明の第3の実施例を図3を参照
しながら説明する。本実施例は、上述の第1の実施例と
次の点がことなる。即ち、図3に示すように給電用配線
7が、表示領域全体に渡って形成されており、このよう
に形成することによって、その上方に形成される隔壁8
の厚さが一定に保たれる。第3の実施例においては、以
上説明したように、給電用配線7が、表示領域全体に渡
って形成されており、このように形成することによっ
て、その上方に形成される隔壁8の厚さが一定に保たれ
るため、放電ギャップも安定し、均一な表示のプラズマ
ディスプレイパネルを提供できる利点を有する。
【0012】本発明の第4の実施例を図4を参照しなが
ら説明する。本実施例は、上述の第1の実施例と次の点
がことなる。即ち、図4に示すように給電用配線7はス
ルーホール部10の部分の面積を大きく取り、それに合
わせスルーホール部10も大きく形成している。第4の
実施例においては、以上説明したように、給電用配線7
はスルーホール10の部分の面積を大きく取り、それに
合わせスルーホール10も大きく形成しているため、給
電用配線7と第2の放電電極4との電気的接続の信頼性
の高いプラズマディスプレイパネルを提供できる利点を
有する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
第2の放電電極の下に絶縁層を介して第2の放電電極に
直交して給電用配線が設けられ、この給電用配線は所定
の放電ギャップを得るためのスペーサーも兼ねる隔壁の
真下に設置され、絶縁層は部分的にスルーホールを有
し、このスルーホールにより第2の放電電極と給電用配
線が接続されることによって、給電用配線端に設けられ
た第2のリード端子部は、第1のリード端子部が形成さ
れた辺の相隣る辺ではなく、反対側の辺に形成出来、パ
ネルを並べて使用する際、隣接するパネル間にリード端
子部がこないように出来るため、隣の文字との間のスペ
ースを不自然な程広く取る必要がなく、公衆表示用等の
大面積の表示用として品位の良いプラズマディスプレイ
パネルを提供できる利点を有する。尚、本発明では、給
電用配線が、所定の放電ギャップを得るためのスペーサ
ーも兼ねる隔壁の真下に設置されるため、この給電用配
線の電界の影響を最小限とすることが出来、他の非選択
セルへの発光洩れの少ないプラズマディスプレイパネル
を提供できる利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例の平面図(a)及び
断面図(b)である。
【図2】本発明による第2の実施例の一部分の平面図で
ある。
【図3】本発明による第3の実施例の一部分の平面図で
ある。
【図4】本発明による第4の実施例の一部分の平面図で
ある。
【図5】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 第1の絶縁基板 2 第2の絶縁基板 3 第1の放電電極 4 第2の放電電極 5 第1のリード端子部 6 第2のリード端子部 7 給電用配線 8 隔壁 9 フリット 10 スルーホール部 11 絶縁層 12 誘電体層 13 隔壁 14 誘電体層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 11/02 H01J 11/00 H01J 17/12 H01J 17/14 H01J 5/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並設された多数の第1の放電電極をその
    一主面上に少なくとも有する第1の絶縁基板と、同様に
    並設された多数の第2の放電電極及び前記第2の放電電
    極に直交し組立時前記第1の放電電極間に位置するよう
    に設けられ並設された多数の隔壁とを少なくとも有する
    第2の絶縁基板とを所定の放電ギャップを保って相対向
    せしめて組合せ、その周辺をフリットガラスで気密封止
    し、内部に放電可能な希ガスを導入して成るプラズマデ
    ィスプレイパネルにおいて、前記第2の放電電極の下に
    部分的にスルーホールを有する絶縁層を設け、更に前記
    絶縁層の下に前記第2の放電電極と前記スルーホールを
    介して接続された配線を設け、前記配線の一端を第2の
    放電電極のリード端子として取り出し、かつ前記配線
    が、前記隔壁に沿って隔壁の真下に設置されているとと
    もに、上記スルーホールが、前記第2の放電電極間に位
    置し、該スルーホール部で導通が取れるよう前記第2の
    放電電極の一部に凸形状を設けたことを特徴とするプラ
    ズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 並設された多数の第1の放電電極をその
    一主面上に少なくとも有する第1の絶縁基板と、同様に
    並設された多数の第2の放電電極及び前記第2の放電電
    極に直交し組立時前記第1の放電電極間に位置するよう
    に設けられ並設された多数の隔壁とを少なくとも有する
    第2の絶縁基板とを所定の放電ギャップを保って相対向
    せしめて組合せ、その周辺をフリットガラスで気密封止
    し、内部に放電可能な希ガスを導入して成るプラズマデ
    ィスプレイパネルにおいて、前記第2の放電電極の下に
    部分的にスルーホールを有する絶縁層を設け、更に前記
    絶縁層の下に前記第2の放電電極と前記スルーホールを
    介して接続された配線を設け、前記配線の一端を第2の
    放電電極のリード端子として取り出し、かつ前記配線
    が、前記隔壁に沿って隔壁の真下に設置されているとと
    もに、上記配線は、スルーホールの位置に関わらず表示
    部の長さ全体に渡って形成されていることを特徴とする
    プラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 並設された多数の第1の放電電極をその
    一主面上に少なくとも有する第1の絶縁基板と、同様に
    並設された多数の第2の放電電極及び前記第2の放電電
    極に直交し組立時前記第1の放電電極間に位置するよう
    設けられ並設された多数の隔壁とを少なくとも有する
    第2の絶縁基板とを所定の放電ギャップを保って相対向
    せしめて組合せ、その周辺をフリットガラスで気密封止
    し、内部に放電可能な希ガスを導入して成るプラズマデ
    ィスプレイパネルにおいて、前記第2の放電電極の下に
    部分的にスルーホールを有する絶縁層を設け、更に前記
    絶縁層の下に前記第2の放電電極と前記スルーホールを
    介して接続された配線を設け、前記配線の一端を第2の
    放電電極のリード端子として取り出し、かつ前記配線
    が、前記隔壁に沿って隔壁の真下に設置されているとと
    もに、上記配線は、スルーホールの位置部分のみ面積が
    増大し、それに合わせスルーホールの大きさも大きくし
    たことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
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JPS6028099A (ja) * 1983-07-27 1985-02-13 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH0616377B2 (ja) * 1987-02-16 1994-03-02 日本電気株式会社 プラズマデイスプレイパネル

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