JP2852404B2 - 筒状永久磁石の終端構造 - Google Patents

筒状永久磁石の終端構造

Info

Publication number
JP2852404B2
JP2852404B2 JP3507130A JP50713091A JP2852404B2 JP 2852404 B2 JP2852404 B2 JP 2852404B2 JP 3507130 A JP3507130 A JP 3507130A JP 50713091 A JP50713091 A JP 50713091A JP 2852404 B2 JP2852404 B2 JP 2852404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
permanent magnet
magnetic
interface
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3507130A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05506963A (ja
Inventor
アベル、マンリオ・ジー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ESAOTE BAIOMEDEIKA SpA
Original Assignee
ESAOTE BAIOMEDEIKA SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ESAOTE BAIOMEDEIKA SpA filed Critical ESAOTE BAIOMEDEIKA SpA
Publication of JPH05506963A publication Critical patent/JPH05506963A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2852404B2 publication Critical patent/JP2852404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/02Permanent magnets [PM]
    • H01F7/0273Magnetic circuits with PM for magnetic field generation
    • H01F7/0278Magnetic circuits with PM for magnetic field generation for generating uniform fields, focusing, deflecting electrically charged particles

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Magnetic Treatment Devices (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は、永久磁石に関し、特に、磁界を歪めるこ
とのない 永久磁石の終端構造に関する。
臨床医学等の用途に設計される永久磁石は、人体のサ
イズに応じて要求されるサイズの開口を有する開口構造
となっている。このような開口構造は、患部領域におい
て均等な磁界を実現できるものではない。このため、磁
石の設計における主要な課題は、患部領域内において、
診断要件に応じて要求される均等度を持つ磁界を実現で
きるよう、磁石の開口によって生じる磁界の歪みを部分
的に補正することである。
永久磁石について重要なことは、該磁石の空洞内にお
いて均等な磁界を発生し、且つ、外部に設けられる磁気
ヨークまたは磁気シールドを使用することなく、該磁石
の体積内に磁界を封じ込めるような永久磁化材料の構造
を設計することである。フェライト、高エネルギ希土類
合金等の材料は、この種の永久磁石に適している。
磁界の均等性および磁界の封じ込めという前述した2
つの条件は、磁気が一連の磁化材料の同心層によって形
勢される筒状構造において、達成可能である。実際に
は、前記筒状構造はその先端が切断される必要があり、
筒の長さが筒の幅に比べて大きくなるほど、その開口に
よる効果が重要でなくなる。実用的な観点から見れば、
最適な終端構造は、磁石の長さおよび重さを最小化する
よう設計されたものである。
従って、この発明の主要な目的は、磁石の空洞内にお
ける磁界の歪みを最小化し、磁石外への磁界洩れを最小
化できるよう、筒状永久磁石構造の終端構造を最適化す
ることである。
また、この発明の他の目的は、同心の多層構造を部分
的に閉塞するための、磁気構造体における終端構造を提
供することである。
発明の概要 上記の目的は、終端部には磁気誘導の磁束が発生しな
いよう永久磁石構造の終端構造を設計することによって
達成される。これは、前記終端部の磁気材料の保磁力と
一致するよう、前記永久磁石の磁界を設定することによ
って実現される。このことは、物理的には、前記磁石の
筒状体と終端構造との間の界面を、前記筒状体内の磁気
誘導に平行となるよう方向づけることによって実現され
る。詳しくは、この発明は、筒状体と終端構造とを備え
る永久磁石構造であって、前記筒状体が、該筒状体内に
おいて磁気誘導の磁界および磁束を発生する磁化材料か
らなり、前記終端構造が磁気材料からなり、さらに、前
記筒状体と前記終端との間の界面が前記筒状体の前記磁
気誘導に平行となるよう、前記筒状体が前記終端構造に
対して方向づけされている、永久磁石構造を含むもので
ある。前記終端構造は、さらに、過渡構造および端部構
造を含み、前記過渡構造が、前記筒状体と前記端部構造
との間に位置しており、前記筒状体のz軸に直角な面に
おいて磁化されており、前記端部構造が、前記筒状体に
おける前記磁界の形状を該端部構造の磁界の形状に変形
させるようになっている。さらに、2つの同心の空洞を
形成する磁石が配設されており、各前記磁石が終端構造
を有し、各前記終端構造が開口を有し、各前記開口が、
1つの次元におけるサイズが同じであり、前記次元にお
ける前記空洞のサイズに等しくなっている。
図面の簡単な説明 図1は空洞部を有する磁石の磁界を示す図、 図2は図1に示した構造の変更例を示す図、 図3は正方断面図、 図4は図3の1つの象限を示す図、 図5は図4に示した磁力のベクトル図、 図6は図3に示した構造体の2つの磁束を示す図、 図7は図2の端部構造の半分を示す図、 図8は過渡構造から取り外された端部構造を示す図、 図9から図11は図8に示した構成要素を部分的に示す
図、 図12は部分的に開口した終端構造を示す図、 図13は部分的に開口した磁石構造体を示す図、 図14はある界面を示す図、 図15は各々が部分的に閉じた終端構造を有する同心状
磁石のシステムを示す図、 図16は閉じた終端構造を有する磁石構造体アセンブリ
の分解図。
発明の簡単な説明 この発明の設計方法は任意の筒状の磁石構造に適用可
能であるが、簡単のため、矩形断面S1・H0の筒状空洞内
において均等な磁界H0を発生するよう設計された磁石
が、符号x、y、z(zは磁石の軸方向座標)で示すフ
レームのy軸に沿って配向されている図1の構造に関し
て説明する。磁化された材料は、S1と、断面S2の外方面
との間に配設されている。一般的に、筒状磁石の設計
は、2つの根本的に異なる方法に従って行われる。その
うちの第1の方法において、S2は、前記磁化された材料
と、高い透磁率の外部ヨークのような外部物質20との間
の界面であると仮定される。また、第2の方法において
は、S2は、前記磁化された材料と前記外部物質20を構成
する空気との界面である。この第2の方法において、磁
気は、面S2における磁気誘導Bが前記面に平行で、その
結果、磁石ヨークを使用することなく、Bの磁束全体が
前記磁石内に封入されるよう分布される。どちらの方法
においても、S2は静磁気ポテンシャルがゼロであると考
えられるので、S2の外部に磁界は発生しない。
図1の磁石は、 μ0H0=KJ0 の磁界を発生するよう設計されていると仮定する。ここ
で、J0は磁気材料全体における残留磁気の大きさであ
り、μは真空での透磁率であり、Kは正の数であり、 Kμである。
図1はS2内における等ポテンシャル曲線の分布を示
す。図1に示した形状が左右対称的であるため、y=0
の面における静磁気ポテンシャルは、ゼロであり、x軸
に平行な内方矩形の2つの側面において±1に等しいと
仮定する。
ここで、図1の筒状構造の一部が有限長さの磁石によ
って形成されていると仮定する。さらに、この筒状構造
の両端における磁石終端部が、磁化された材料の閉塞構
造を形成しているものと仮定する。この閉塞磁石の設計
は、図1の筒状部分の空洞部分における磁界形状を変更
することなく、前記磁石の体積内に磁界をとじ込めるこ
とを目的としている。
この発明は、前記終端構造において磁気誘導磁束が発
生しないよう、磁気分布に基づく終端構造の設計法を提
供するものである。これは、磁界Hおよび残留磁気Jが μ0H=−J である場合、すなわち、磁界が終端構造の磁気材料の保
磁力と一致する場合に実現される。この関係を満足させ
るため、磁石の筒状体と終端構造との間の界面は、筒構
造内の磁気誘導に平行でなければならない。ゆえに、前
記界面は、z軸に直角な面でなければならない。
前記の等式が満足された場合、終端構造の形状および
その磁気は、磁界の周縁要素が界面の各箇所において連
続するようなものでなければならない。さらに、終端構
造の外方面(すなわち、終端構造と周囲の空気との間の
界面は、その境界が図1の線S2と一致するゼロの静磁気
ポテンシャルを持つ面でなければならない。終端構造設
計の原則は、図1の等ポテンシャル曲線を、z軸方向に
磁化された磁気材料の体積の輪郭線として考えることで
ある。静磁気ポテンシャルの正の値および負の値は、σ
=0の面に対する正の射角および負の射角に対応する。
y>0、y<0の領域におけるJの方向を逆にしても、
射角は図2に示す符号を変化させることはない。図2の
参照符号u、v、wで示されるフレームのw軸は図1の
z軸と一致し、u、vはそれぞれx、yに平行である。
図2における等ポテンシャル面は、σ=0であるw=o
の面に平行である。ゆえに、w=oの面は、終端構造と
磁石の周囲の空気との界面であり、w軸は外部領域に向
いている。
ここで、図2に示した構造における残留磁気Jの大き
さが、図1の磁気材料の磁気の大きさのJ0に等しいもの
と仮定する。この場合、等式1、2により、σ=±1の
線の射角woは、 wo/y0o=K によって、前記磁石の空洞のサイズyoに関係づけられ
る。
上述のように、終端構造と筒部との間の界面は、z軸
に直角な面でなければならない。ここで、この面が、図
2における w=−wo の面に一致すると仮定する。磁気材料の過渡構造は、図
2におけるw=0の面とW=−w0の面との間における端
部構造の周りの空間を埋める。該過渡構造の磁気は、前
記筒状体における磁界と前記端部構造における磁界との
間における磁界の過渡形状を発生しなければならない。
前記過渡構造の設計を定量的に示すため、磁石が であるMの値となるよう、正方断面S1の周囲に設計され
ている図3の例について説明する。
この具体例においても、S2は正方断面であり、S2の側
面はS1の側面の である。図4は、図3の正方断面の第1の象限を示すも
のであり、磁気材料の4つの要素の磁気の方向を示し
ている。そのうち、 である。
▲▼、▲▼の値は、図5のベクトル図によって
与えられる。4つの磁気ベクトルは、同一の大きさJ0
有する。図5もまた、前記第1の象限における磁気誘導
の値を示す。そのうち、 である。図3の筒状磁石の断面におけるの磁束の2つ
の線は図6に示されている。図7は、y>0の領域に位
置する図2の端部構造の半分を示すものである。図8
は、前記過渡構造(2)から取り外された端部構造
(1)を示す。この過渡構造の詳細は、次の図9から図
11に示されている。
前記終端構造の2つの構成要素の磁気における基本的
な差異は、前記端部構造の要素がz軸に沿って磁化され
ているのに対して、前記過渡構造の要素がz軸に直角な
面において磁化されているということである。前記過渡
構造の1つの要素は、前記磁石の内部空洞との界面を設
定する。前記磁石の断面の第1の象限において、この要
素は、磁気▲▼の要素との境界条件にも適合する。
この要素は、図9において前記端部構造から取り外され
た状態で示されており、図10において前記過渡構造のそ
の他の要素から取り外された状態で示されている。その
磁気▲▼はy軸の負の方向に向いており、その大き
さは、 Ji=MJ0 の等式によって、図4における磁気の大きさJ0に関係づ
けられる。図11は、前記磁石の筒部の磁気要素との境界
を構成する図10のリング構造の分解図である。
図3の例において であるので、図11に示されているように、磁気Jeiの1
つの値のみが、磁気▲▼および▲▼を有する前
記過渡ユニットと筒状構造の要素との間における境界条
件に適合する必要がある。明らかに、同じ条件が、前記
断面の4つの象限に適用可能であり、前記過渡ユニット
の2つの要素が磁気▲▼、▲▼を有するこ
ととなる。ベクトル▲▼、▲▼はy軸の正
方向に向いており、これらの大きさは、 Je1=Je4=Je=(1−K)J0 である。
図11において、磁気Jeを有する五面体が、磁気▲
▼を有する図6の要素との境界条件に適合する。ベクト
ル▲▼はx軸の正方向に向いており、その大きさ
は、 Je2=(1−K)J0 である。
左右対称状態であるので、前記過渡ユニットを完成す
る他の3つの要素は、 の条件を満足させる磁気▲▼、▲▼、▲
▼によって磁化される。
このようにして、その両端が図8の構造によって終端
された図3の前記筒状部は、筒状空洞内において均等な
磁界▲▼を発生し、前記磁石の外部において磁界を
発生しない。
上述したように、臨床医学用に設計された磁石は、患
者を受入れるために、部分的に開口していなければなら
ない。図12において概略的に示すように、磁石が核磁気
共鳴タイプのヘッドスキャナ用に設計されていて、患部
の中心Cが脳の中心に近い場合、前記筒部分の一端は、
上記の終端構造によって閉塞可能である。
ここで、前記磁石が図13に略示する終端構造を介して
開口しており、その開口が図8に示した終端構造の要素
のみを貫通していると仮定する。このため、前記開口
は、前記磁石の筒構造の断面の大きさ以下である。
図13の開口によって生じる磁界の歪は、該開口内にお
いて図8の要素の界面の部分2aで算出された磁気ベクト
ル、−および▲▼によって誘導される電荷と同
等および反対の磁気表面電荷の分布によって発生される
磁界によって起る。
さらに、 xsμ1、ysμ1 の条件を有する2xs、2ysのサイズの開口を備えた矩形断
面を仮定する。図14は、前記端部構造と周囲の空気との
間の界面、および、前記端部構造と磁気▲▼を持つ
過渡構造との間の界面を別々に示すものである。
前記端部構造と周囲の空気との間の界面において誘導
される表面電荷密度pδは、 δ=J0によって得られる。
前記端部構造と過渡構造との間の界面において誘導さ
れる表面電荷密度±δは、前記界面に直角な磁化要
素、すなわち、 δ=J0・cosα+Ji・sinα によって得られる。ここでは、等式4により、 である。
▲▼において磁化された要素とy=±ysの面とに
よる界面において誘導される表面電荷密度±δは、 δ=Ji によって得られる。
前記端部構造の界面における磁気J0によって誘導され
る電荷による同等双極子モーメントはゼロになる。i
により誘導される電荷の分布による同等双極子モーメン
トは、 m=J0 K2xsys(2−ys) であり、これは、mが、変数kの自乗に比例し、ys
1、すなわち、前記磁石の筒状部の正方断面の側面に等
しいy軸に沿う開口のサイズに関して、最大値を有す
る。
このため、終端構造が図14の略図のように部分的に開
口している場合、部分2aにおける終端構造は、磁界の歪
を発生し、前記磁石の外部において、Kが小さくなるの
に伴い急激に減少する漂遊磁界を発生する。その結果、
色々が部分的に閉塞した終端を有する同心の磁石のシス
テムを示す図15の構成図に従う、各々が比較的小さなK
の値を実現するよう設計された同心磁石構造体として、
磁石を設計するのが効果的である。図15において、2つ
の終端構造は、磁石K1の内部空洞のサイズyに等しいサ
イズyを有する同じ開口を有する。多数の同心磁石のシ
ステムの各箇所における磁界は、各磁石によって発生さ
れる磁界と直線的に重合する。
図16は、閉塞した終端を有する磁気構造の分解図であ
る。この構造は、第1の端部片と、第2の端部片と、開
口フレーム過渡片と、磁気筒状構造15の主要構造とを含
むものである。z軸16は、すべての構造要素の中心を横
切っている。図示のように、各前記片は、矢印で示すよ
うな磁気方向を有するプリズム体である。このプリズム
組合わせ体および各プリズムの磁気方向は、筒構造と終
端構造との界面が筒構造内における磁気誘導に平行にな
るような構成を実現する。その結果、磁界の洩れが発生
せず、磁力損失も生じない。
図16において、周囲のすなわち外部の媒体は、強磁性
材料、空気もしくは非磁気媒体、または、これらの組合
わせでよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アベル、マンリオ・ジー アメリカ合衆国 10010 ニューヨーク、 ニューヨーク、イースト・ツウェンティ セカンド・ストリート 5、205 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01F 7/02

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状体と終端構造とを備える永久磁石構造
    であって、前記筒状体が、該筒状体内において磁気誘導
    の磁界および磁束を発生する磁化材料からなり、前記終
    端構造が磁気材料からなり、さらに、前記筒状体と前記
    終端構造との間の界面が前記筒状体の前記磁気誘導に平
    行となるよう、前記筒状体が前記終端構造に対して方向
    づけされており、前記終端構造の一部が前記界面に平行
    な方向に磁化されており、前記終端構造の他の部分が前
    記界面に直角な方向に磁化されていることを特徴とする
    永久磁石構造。
  2. 【請求項2】前記界面が前記筒状体のz軸に直角な面で
    ある請求の範囲第1項に記載の永久磁石構造。
  3. 【請求項3】前記磁界の周縁要素が前記界面の各箇所に
    おいて連続しており、前記筒状体により、かつ前記終端
    構造の前記磁気材料により、前記終端構造において磁気
    誘導が発生しないようにした請求の範囲第2項に記載の
    永久磁石構造。
  4. 【請求項4】前記筒状体および前記終端構造の両方によ
    って形成される外方面が、磁気ポテンシャルがゼロの面
    であり、該面には磁気誘導の磁束が発生せず、さらに、
    前記外方面が前記磁石構造と外部媒体との間の界面であ
    る請求の範囲第1項に記載の永久磁石構造。
  5. 【請求項5】前記外部媒体が空気である請求の範囲第4
    項に記載の永久磁石構造。
  6. 【請求項6】前記外部媒体が強磁性材料である請求の範
    囲第4項に記載の永久磁石構造。
  7. 【請求項7】前記外部媒体が強磁性材料を含む互いに異
    なる媒体からなる請求の範囲第6項に記載の永久磁石構
    造。
  8. 【請求項8】筒状体と終端構造とを備える永久磁石構造
    であって、前記筒状体が、磁化材料からなるとともに内
    部で発生する磁界を有し、該筒状体内において磁気誘導
    の磁界および磁束を発生するものであり、前記終端構造
    が磁気材料からなり、前記筒状体と前記終端構造との間
    の界面が前記筒状体の前記磁気誘導に平行になるよう、
    前記筒状体が前記終端構造に対して方向づけされてお
    り、これにより、前記終端構造において磁気誘導の磁束
    が発生しないようになっており、さらに、前記終端構造
    が過渡構造および端部構造を含み、前記過渡構造が、前
    記筒状体と前記端部構造との間に位置しており、前記筒
    状体のz軸に直角な面において磁化されており、前記端
    部構造が、前記z軸に平行な面において磁化されている
    ことを特徴とする永久磁石構造。
  9. 【請求項9】同一の空洞の周りに多数の同心の磁石が配
    設されており、各前記磁石が終端構造を有する請求の範
    囲第8項に記載の永久磁石構造。
  10. 【請求項10】同一の空洞の周りに多数の同心の磁石が
    配設されており、各前記磁石が終端構造を有し、各前記
    終端構造が開口を有し、各前記開口は、1つの次元にお
    けるサイズが同じであり、前記次元における前記空洞の
    サイズに等しい請求の範囲第8項に記載の永久磁石構
    造。
  11. 【請求項11】筒状体と終端構造とを備える永久磁石構
    造であって、前記筒状体が、該筒状体内において磁気誘
    導の磁界および磁束を発生する磁化材料からなるもので
    あり、前記終端構造が磁気材料からなり、前記筒状体と
    前記終端構造との間の界面が前記筒状体内の前記磁気誘
    導に平行になるよう、前記筒状体が前記終端構造に対し
    て方向づけされており、さらに、前記終端構造が過渡構
    造および端部構造を含み、前記過渡構造が、前記筒状体
    と前記端部構造との間に位置しており、前記筒状体のz
    軸に直角な面において磁化されており、前記端部構造
    が、前記筒状体における前記磁界の形状を該端部構造の
    磁界の形状に変化させるものであることを特徴とする永
    久磁石構造。
  12. 【請求項12】同一の空洞の周りに多数の同心の磁石が
    配設されており、各前記磁石が終端構造を有し、各前記
    終端構造が開口を有し、各前記開口が、1つの次元にお
    けるサイズが同じであり、前記次元における前記空洞の
    サイズに等しい請求の範囲第11項に記載の永久磁石構
    造。
  13. 【請求項13】筒状体と終端構造とを備える永久磁石構
    造であって、前記筒状体が、該筒状体内において磁気誘
    導の磁界および磁束を発生する磁化材料からなり、前記
    終端構造が磁気材料からなり、さらに、前記筒状体と前
    記終端構造との間の界面が前記筒状体の前記磁気誘導に
    平行となるよう、前記筒状体が前記終端構造に対して方
    向づけされており、前記終端構造におけるその前記筒状
    体から遠い方の外方面が、ゼロの静磁気ポテンシャル面
    となる方向に磁化されていることを特徴とする永久磁石
    構造。
JP3507130A 1990-02-22 1991-02-20 筒状永久磁石の終端構造 Expired - Fee Related JP2852404B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/484,347 US5162770A (en) 1990-02-22 1990-02-22 Terminations of cylindrical permanent magnets
US484,347 1990-02-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05506963A JPH05506963A (ja) 1993-10-07
JP2852404B2 true JP2852404B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=23923785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3507130A Expired - Fee Related JP2852404B2 (ja) 1990-02-22 1991-02-20 筒状永久磁石の終端構造

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5162770A (ja)
EP (1) EP0516760B1 (ja)
JP (1) JP2852404B2 (ja)
AT (1) ATE198110T1 (ja)
DE (1) DE69132494T2 (ja)
ES (1) ES2155056T3 (ja)
WO (1) WO1991013449A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05211104A (ja) * 1991-12-05 1993-08-20 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置用静磁場発生装置
GB9302837D0 (en) * 1993-02-12 1993-03-31 Oxford Instr Uk Ltd Magnet assembly
US5475355A (en) * 1994-04-15 1995-12-12 New York University Method and apparatus for compensation of field distortion in a magnetic structure using spatial filter
US5798680A (en) * 1994-04-15 1998-08-25 New York University Strapped open magnetic structure

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL287237A (ja) * 1961-12-27
US3768054A (en) * 1972-04-03 1973-10-23 Gen Electric Low flux leakage magnet construction
NL8402250A (nl) * 1984-07-17 1986-02-17 Philips Nv Kernspin resonantie apparaat met een rechthoekig permanent magnetische magneet.
US4647887A (en) * 1984-12-24 1987-03-03 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Lightweight cladding for magnetic circuits
JPH079845B2 (ja) * 1986-01-31 1995-02-01 富士電機株式会社 永久磁石形均一磁場マグネット
US4810986A (en) * 1988-02-26 1989-03-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Local preservation of infinite, uniform magnetization field configuration under source truncation
US4839059A (en) * 1988-06-23 1989-06-13 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Clad magic ring wigglers
US4994777A (en) * 1989-11-14 1991-02-19 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Enhanced magnetic field within enclosed cylindrical cavity

Also Published As

Publication number Publication date
EP0516760B1 (en) 2000-12-13
ES2155056T3 (es) 2001-05-01
EP0516760A1 (en) 1992-12-09
EP0516760A4 (en) 1993-03-31
US5162770A (en) 1992-11-10
DE69132494T2 (de) 2001-08-09
JPH05506963A (ja) 1993-10-07
ATE198110T1 (de) 2000-12-15
DE69132494D1 (de) 2001-01-18
WO1991013449A1 (en) 1991-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4810986A (en) Local preservation of infinite, uniform magnetization field configuration under source truncation
JP4623848B2 (ja) 磁界発生装置
US4549155A (en) Permanent magnet multipole with adjustable strength
US4835506A (en) Hollow substantially hemispherical permanent magnet high-field flux source
JPH03131234A (ja) Mri用磁界発生装置
JPS63241905A (ja) 磁界発生装置
JPH08511980A (ja) スペーシャル・フィルタを使用して磁気構造中の電磁界ひずみを補償する方法および装置
US5034715A (en) Permanent magnet field sources of conical orientation
US20240221984A1 (en) Lightweight asymmetric array of magnet elements
JP2852404B2 (ja) 筒状永久磁石の終端構造
JPH07201557A (ja) Mri用磁界発生装置
JP2002514952A (ja) 磁気くさびで均一な磁界を生成する装置
USH591H (en) Method of manufacturing of a magic ring
AU2149392A (en) Hybrid permanent magnets
JPH0845729A (ja) Mri用磁界発生装置
JPH0345886B2 (ja)
JPS62139304A (ja) 磁界均一性のよい磁気回路
US5805044A (en) Field free chamber in permanent magnet solenoids
JP3056883B2 (ja) Mri用磁界発生装置
JP2726857B2 (ja) Mri用磁界発生装置
JP2596836B2 (ja) 磁場発生装置
JPH0442509A (ja) 磁界発生装置
JPS6343304A (ja) 永久磁石形均一磁場マグネツト
JPS6050442A (ja) 核磁気共鳴イメ−ジング装置の磁界発生装置
SU763984A1 (ru) Магнитна система

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees