JP2851705B2 - 複合グラスファイバ製造用ガラス組成物 - Google Patents

複合グラスファイバ製造用ガラス組成物

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JP2851705B2 JP7513298A JP51329895A JP2851705B2 JP 2851705 B2 JP2851705 B2 JP 2851705B2 JP 7513298 A JP7513298 A JP 7513298A JP 51329895 A JP51329895 A JP 51329895A JP 2851705 B2 JP2851705 B2 JP 2851705B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、グラスファイバを製造するためのガラス組
成物に関し、より詳細には絶縁用グラスファイバ及び構
造用製品を製造するための複合ガラス組成物に関する。
従来技術 小径グラスファイバは種々の応用に有用であり、その
うち最も重要なのは、音響、又は、熱絶縁材としての応
用である。これらの小径グラスファイバは、一般的にウ
ールパックと呼ばれ、格子、又はウエブに適切に組み立
てられるとき、個々には強度又は剛性に欠けるファイバ
を、かなり強い製品に形成することができる。製造され
たグラスファイバ絶縁材は軽量で、大きく圧縮可能であ
り、また、弾力性を有する。
従来の一般的なグラスファイバウールの製造方法は、
主として真っ直ぐなグラスファイバを使用してウールバ
ットを形成することを伴い、更に、これらのバットを圧
縮して、運送用に梱包する。残念ながら、現在製造され
ているグラスファイバ製品は、いくつかの共通な問題を
有する。第1に、繊細化中、個々の、主として真っ直ぐ
なファイバは、互いに整列する傾向にあり、ロープのよ
うな構造を形成する。これらの構造は、ウールパックフ
ァイバ密度に局所的な変化をもたらし、材料の絶縁値を
低下させる。第2に、通常は、フェノールホルムアルデ
ヒド樹脂であるある種の材料を使用して、ファイバを互
いに結合する必要がある。最後に、十分に大きな圧縮の
もとでのファイバの損傷は、ウールバットの、設計され
た厚さに回復する能力を低下させる。従って、より大き
な圧縮に耐え、製品内のファイバのより大きな絡みを提
供する改良されたグラスファイバ製品が必要とされてい
る。また、より均一で、ロープ状のファイバの少ない絶
縁製品を提供することが望ましい。
従来から、ステープル状ファイバとして使用するため
のカールしたグラスファイバを製造し、また、高い絡み
合いを有するグラスファイバマットを製造する試みがな
されてきた。米国特許第2,998,620号のスタレゴ(Stale
go)は、2成分ガラス組成物のカールしたグラスファイ
バを開示する。スタレゴは、異なる熱膨張率の2つガラ
ス組成物を、スピナのオリフィスを通すことによるカー
リーファイバ(curly fibers)の製造を教示する。ガラ
スは、整列された一体関係で押し出され、ファイバは、
異なる熱膨張率により、冷却されるとき自然にカールす
る。
しかし、スタレゴによって開示されたガラス組成物
は、回転形成技術には適していない。例えば、スタレゴ
が開示するガラスの組は、Eガラスが低熱膨張性ガラス
である。回転工程で、ガラスが満足いくように形成され
るためには、ガラスは、ガラスの粘度が1000ポアズであ
る温度に近い温度で、スピナに入らなければならない。
この粘度では、Eガラスは、2190゜F(1200℃)に近い
温度を有し、その温度は、スピナが作られている金属の
急速な損傷を引き起こすのに十分に高い。これは、効果
的に、商業用生産に必要とされる長期間、Eガラスを使
用することを禁止する。程度は異なるが、スラレゴによ
って開示されたすべての高熱膨張率ガラスについて同様
の問題が存在する。
米国特許第3,073,005号のタイド(Tiede)は、2成分
からなるカールしたグラスファイバを製造するための非
回転工程(non−rotary process)を開示する。ファイ
バは、異なるガラス組成物をオリフィスに並設して接触
させて供給し、2つのガラスを単一のファイバに繊細化
することにより製造される。タイドは、スタレゴと同じ
ガラス組成物を開示しているので、回転工程によるグラ
スファイバ製品の商業用生産に有用なガラス組成物を開
示していない。
従って、回転工程で製造するとき、改良された回復及
び熱伝導率を示すグラスファイバを製造するために有用
な、改善されたガラス組成物が必要とされる。
発明の構成 この要請は、回転工程でスピナのオリフィスから押し
出すことによって、不規則形グラスファイバを製造する
のに有用である複合ガラス組成物を提供することによ
り、本発明によって満たされる。
本発明の好ましい実施例によれば、不規則形グラスフ
ァイバを製造するための複合ガラス組成物を提供する。
複合ガラス組成物は、少なくとも第1ガラス組成物と第
2ガラス組成物とを有する。第1及び第2ガラス組成物
は、同じでない熱膨張係数を有し、その差は、2.0ppm
(百万分の1)/℃であり、好ましくは、4.0ppm/℃以
上であり、更に、最も好ましくは、5.0ppm/℃以上であ
る。
第1ガラス組成物は、重量で14%から24%の範囲内の
硼酸塩含有量を有する、高硼酸塩、低ソーダ石灰アルミ
ノシリケートガラス組成物であるのが好ましい。第2ガ
ラス組成物は、重量で14%から25%の範囲内のソーダ含
有量を有する、高ソーダ、低硼酸塩、石灰アルミノシリ
ケートガラス組成物であるのが好ましい。第1及び第2
ガラス組成物のそれぞれの液相線は、少なくとも50゜F
(28℃)であり、ガラス粘度が100ポアズである温度よ
り低い。好ましくは、液相線温度は、200゜F(111℃)
以上であり、ガラス粘度が100ポアズである温度より低
い。
第1及び第2ガラス組成物のそれぞれの化学的耐久性
は、4.0%以下であり、また、好ましくは、2.5%以下で
ある。第1及び第2ガラス組成物のそれぞれの生理液内
での溶解率は、最終製品のファイバで、100ng/cm2hr以
上である。
本発明の更に好ましい実施例によれば、第1ガラス組
成物と第2ガラス組成物とを備える複合ガラス組成物が
提供される。第1及び第2ガラス組成物の一方は、重量
パーセントで、50から61%のシリカと、0から7%のア
ルミナと、9から13%の石灰と、0から5%のマグネシ
アと、14から24%の硼酸塩と、0から10%のソーダと、
0から2%のカリウム酸化物とを有する。第1及び第2
ガラス組成物の他方は、重量パーセントで、52から69%
のシリカと、0から8%のアルミナと、6から10%の石
灰と、0から7%のマグネシアと、0から8%の硼酸塩
と、14から25%のソーダと、0から2%のカリウム酸化
物とを有する。
好ましくは、第1及び第2ガラス組成物の一方は、重
量で、52から57%のシリカと、4から6%のアルミナ
と、10から11%の石灰と、1から3%のマグネシアと、
19から22%の硼酸塩と、4から6%のソーダと、0から
2%のカリウム酸化物とを有する。また、他方のガラス
組成物は、重量で、約57から65%のシリカと、2から6
%のアルミナと、8から9%の石灰と、4から6%のマ
グネシアと、0から6%の硼酸塩と、15から21%のソー
ダと、0から2%のカリウム酸化物とを有する。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の絶縁材が製造される熱硬化工程の概
略側面図である。
図2は、本発明のファイバが製造されるファイバライ
ザ(fiberizer)の側面断面図である。
図3は、図2の線3−3に沿った、部分平面図であ
る。
図4は、図3の線4−4に沿った、スピナの概略側面
図である。
図5は、本発明の不規則形グラスファイバの芸術的に
強調した概略斜視図である。
実施例 本発明の不規則形グラスファイバの絶縁製品は、図1
に示すように、回転ファイバ形成工程(rotary fiber f
orming process)、及び、充填熱硬化工程で製造するこ
とができる。
図1を参照すると、2つの異なる溶融ガラス組成物
が、炉から前床12を介してファイバライザ(fiberizer
s)14に供給される。ファイバライザによって製造され
た不規則形グラスファイバ18のベールが、コンベヤ16の
上にコンベヤの下の真空位置決め手段によってウールパ
ック20として収集される。ファイバは、ファイバライザ
のブロア22によって、空気又はガスによってコンベヤに
対して下方に吹き付けられ、繊細化され、不規則な形状
になる。
ウールパックは、次いで、700から1100゜F(371から5
93℃)の熱硬化温度のオーブン24を通る。熱硬化温度
は、ファイバ形成工程においてファイバを高温に維持す
るか、あるいは、ファイバを熱硬化オーブン内で再加熱
することによって達成してもよい。オーブンを通る間、
ウールパックは、上方コンベヤ26及び下方コンベヤ28、
更には、図示していない縁部案内によって形成される。
オーブン内にある間、グラスファイバは、均一な加熱を
容易にするために高温ガス流にさらされる。最長10分の
時間経過後、ウールパックは、絶縁製品30としてオーブ
ンを出る。
図2に示すように、スパナ60は、スピナ底壁62と、ス
ピナ周壁64とを有する。スピナは、従来から知られてい
るように、スピンドル66で回転される。スピナの回転
で、溶融ガラスが、スピナ周壁を通って一次ファイバ68
に遠心分離する。一次ファイバは、環状バーナー70の熱
によって、柔らかい繊細化することができる状態に維持
される。本発明のある実施例では、図示されていない内
方バーナーが、熱をスピナの内部に提供する。環状ブロ
ア72は、誘発空気74を使用して、一次ファイバを引っ張
り、更に、ウール絶縁材に使用するのに適当な二次ファ
イバ76に繊細化するように位置決めされている。二次フ
ァイバ、又は、コンジュゲートグラスファイバは、次い
で、ウールパックに収集される。
スピナの内部には、2つの別の溶融ガラスの流れが供
給され、第1流78はガラスAを、また、第2流80はガラ
スBを含む。流78のガラスは、スピナ底壁に直接落ち、
更に、遠心力で外方にスピナ周壁に向かって流れ、ガラ
スAのヘッドを形成する。溶融ガラス流80のガラスB
は、第1流78よりもスピナ周壁により近く位置決めさ
れ、また、流80のガラスは、それがスピナ底壁に到達す
る前に、水平方向フランジ82によって遮断される。かく
して、ガラスBの蓄積、又は、ヘッドが、水平方向フラ
ンジに形成される。
図3に示すように、スピナには、ほぼ円周方向に、ま
たスピナ周壁から半径方向内方に位置決めされた垂直方
向内壁84が設けられている。スピナ周壁と垂直方向内壁
との間に位置決めされた一連の垂直方向覆い86は、その
空間を、一連の小部屋88に分割する。小部屋、交互に、
ガラスA又はガラスBのいずれかを含む。
スピナ周壁にはオリフィス90が設けられ、オリフィス
90は、垂直方向覆いの半径方向外端に隣接して位置決め
されている。オリフィスは垂直方向覆いの幅より大きな
幅を有し、それにより、ガラスA及びガラスBの両方の
流れを許容し、単一の一次ファイバとして、オリフィス
から出る。図4から分かるように、各小部屋88はスピナ
周壁64の高さ全体にわたって延び、周壁64は、小部屋を
分割する垂直方向の覆い全体に沿ってオリフィスを有す
る。複合ガラス流をスピナオリフィスに供給するのに、
他のスピナの形態を使用してもよい。
図5に示す不規則ファイバ122B及び影124は、本発明
の複合ガラス組成物によって製造されたファイバの芸術
的に強調されている。ファイバの太さを誇張し、更に、
斜視図をより良く示すように分割線を加えた。
上記で説明した方法による不規則形グラスファイバの
製造に申し分のないガラス組成物の数は、実際のところ
少ない。本発明の好ましいガラス組成物は、この目的に
特有に適している。スタレゴに開示された組成物は、不
規則形グラスファイバを作るのには実施不能である。
ガラスA又はガラスBのいずれもの、熱膨張係数の値
についての直接的な制約はない。しかし、ガラスAとガ
ラスBとの間の熱膨張係数の差に制限がある。熱膨張係
数の差は、一部、ファイバの不規則形を生じさせ、この
差は、また、各複合グラスファイバの曲がる程度を制御
する。熱膨張係数の差は、ファイバが、不規則形グラス
ファイバに繊細化されて、正しい量の絡みが生じるのを
確保するように、各複合グラスファイバの正しい程度の
曲げを引起こすように、十分に大きくなければならな
い。差が小さすぎると、複合グラスファイバの曲率半径
が大き過ぎてしまう。これらの曲率半径の大きなファイ
バから作ったウール絶縁材は、低い、従って、満足いか
ない強度及び回復値を有する。熱膨張係数の大きな差
は、標準的な原材料で製造することができない特別のガ
ラスを要求し、従って、法外に高価である。本発明で
は、ガラスA及びガラスBの熱膨張係数は、標準的な膨
張計技術で計測するとき、少なくとも2.0ppm/℃だけ異
ならなければならない。好ましくは、差は、約4.0ppm/
℃より大きく、更に、最も好ましくは、約5.0ppm/℃よ
り大きい。
不規則形グラスファイバの申し分けのない商業用生産
のために、ガラス組成物は、また、いくつかの他の制約
を満足しなければならず、そのうちの1つは粘度であ
る。本分野では、ガラスの粘度を、ガラスが1000ポアズ
の粘度を有する温度で表すのが慣例である。この測定値
は、通常、log3粘度温度と呼ばれる。本発明では、log3
粘度温度は、約1850゜F(1010℃)から、約2050゜F(11
21℃)の範囲内である。好ましくは、約1900゜F(1037
℃)から約2000゜F(1093℃)の範囲内であり、更に、
最も好ましくは、約1950゜F(1065℃)である。
スピナオリフィスを通るガラスの流量及びファイバの
繊細率は、ガラスの粘度に依存する。粘度が高すぎる
と、ガラスのスピナオリフィスへの流れが減少する。こ
れは、スピナオリフィスを拡大することを必要とさせ、
他方、与えられたスピナの設計に可能なオリフィスの数
が減少する。また、スピナ温度を上昇することが可能で
あるが、これはスピナの寿命を短くし、ある時点で、費
用のかかる新スピナの治金術が必要となる。更に、より
大きな粘度のガラスは、グラスファイバが繊細化される
スピナ面の環境で、より大きなブロア流量、及び/又
は、より高い温度を必要とする。この結果、より高い温
度は、スピナの寿命を縮め、費用のかかるスピナ治金術
が必要となる。
本発明の複合ガラス組成物のガラスA及びガラスBの
両方のlog3粘度温度は、好ましくは、互いに、約75゜F
(42℃)内である。log3粘度温度の大きな不釣り合い
は、2つの受け入れることができない結果の一方に導く
ことにあるであろう。より高いスピナ温度では、より流
体状のガラスの全体が、スピナの流路内で早い段階で遭
遇するオリフィスを流れてしまう。これでは、いくつか
のオリフィスは、より流体状のガラスが不足したままと
なり、これらのオリフィスでは基本的に単組成ファイバ
を作ることを引き起こす。また、もしスピナ温度を低下
させると、より流体状でないガラスがスピナに蓄積さ
れ、やがて、上方フランジから溢れ出る。粘度が大きく
不釣り合いなガラスの組では、これらの両結果が同時に
起こりえる。
本発明のガラスが満たさなければならない更なる制約
は、その液相線である。ガラスの液相線は、結晶相が溶
融ガラス内で安定している最高温度である。十分な時間
で、その液相線以下の温度のガラスは、結晶化する。炉
及び前床内で結晶されると、固体粒子が形成される可能
性があり、一旦、ファイバライザに流れると、スピナの
オリフィスに入り、それらを閉塞する。ある時点で、ス
ピナ面の温度が、数時間以上、液相線以下のままであっ
たら、スピナオリフィスは、また、スピナ内で直接生長
した結晶によって閉鎖される。スピナオリフィスでのガ
ラス結晶化を回避するために、本発明の複合ガラス組成
物の各ガラスA及びガラスBのlog3粘度温度と液相線の
差は、最低50゜F(28℃)でなければならず、更に、好
ましくは、約200゜F(111℃)以上、log3粘度温度以下
である。もしこの制約が満たされていないと、結晶化が
スピナの下の(すなわち、より冷たい)部分で起こるこ
とがあり、スピナのオリフィスを塞ぐ。
本発明のガラス組成物の更なる制約は、ガラスの化学
的耐久性である。化学的耐久性は、2つのガラスウール
パック特性に関連する。第1は、取り付けるために開け
たときの、ガラスウールパックの回復する能力である。
第2は、ガラスウールパックの長期的な物理的一体性で
ある。ガラスの化学的耐久性が低すぎると、ガラスウー
ルパックの取り付けの際、設計された厚さに回復しない
ことがある。ウールパックが完全に回復しないか、又
は、速く解体しすぎると、ウールパックは、適切に絶縁
しない結果となる。
絶縁に応用するグラスファイバの化学的耐久性の有用
な測定は、205゜F(96℃)の0.1リットルの蒸留水に2
時間浸けた後、10マイクロメーターの直径のファイバ
の、1グラムの重量パーセント損失を測定することによ
って得られる。そのようにして測定された耐久性は、グ
ラスファイバの組成に強く依存し、ファイバの熱履歴
(thermal history)に、多少依存する。ウールパック
の適当な性能を確保するため、複合ガラス組成物のそれ
ぞれのファイバは、この実験で、重量損失が約4%以
下、更に、好ましくは、約2.5%以下でなければならな
い。ガラス組成に強く依存するのに加えて、グラスファ
イバの化学的な耐久性は、熱履歴に多少依存する。従っ
て、例えば、グラスファイバを7分間、1000゜F(538
℃)で加熱することは、その化学的耐久性をいくらか改
善する。ここで開示する化学的耐久性の限界は、それら
の当初の繊細化に利用した以外に熱処理をしていないグ
ラスファイバの測定に関すると理解されたい。ガラスウ
ール絶縁は、典型的には、呼吸するのに十分に細いファ
イバを幾らか含み、もしそれらが、短い長さに破断した
ら、ファイバの一部は風で運ばれ、更に、吸収されるか
もしれない。体内で、それは生理流体にさらされる。フ
ァイバの体内での溶解率は、吸引されたファイバの生態
学的活動の役割を果たす程度に、そのような流体で比較
的高い溶解率を有するグラスファイバを製造することが
好ましい。グラスファイバの溶解率は、98゜F(37℃)
で模擬肺液内のファイバを測定した溶解率定数として表
わされる。それは強くグラスファイバの組成に存在し、
その熱履歴に多少依存する。すべての絶縁ファイバにつ
いて、少なくとも100ng/cm2hrの溶解率定数を有するガ
ラス組成物を使用するのが好ましい。従って、複合ガラ
ス組成物のそれぞれのファイバについての溶解率定数
は、少なくとも100ng/cm2hrであるのが好ましい。化学
的耐久性についてのように、引続くファイバの熱処理
は、溶解率を低下させる。100ng/cm2hrの限界は、最終
製品の形態でウール絶縁パックに形成されるファイバに
関する。
すぐ分かるように、不規則形グラスファイバの製造用
複合ガラス組成物の選択は、非常に複雑である。別個ガ
ラス組成物A及びBのそれぞれが、狭いlog3粘度温度、
液相線、及び耐久性の制約を満足しなければならない。
更に、2つのガラスの熱膨張係数及びlog3粘度温度の差
は、要求される範囲内でなければならない。好ましく
は、溶解率もまた、要求される範囲内である。
ガラスAとして、ある種の高硼酸塩、低ソーダ石灰ア
ルミノシリケート組成物、及び、ガラスBとして、ある
種の高ソーダ、低硼酸塩石灰アルミノシリケート組成物
を備える本発明の複合ガラス組成物は、好結果の不規則
形ファイバに必要なすべての制約を満足する。高硝酸
塩、低ソーダ石灰アルミノシリケート組成物によって、
ガラス組成物が成分全体のうち、重さで約14%から約24
%の範囲内の硝酸塩含有率を有することを意図してい
る。高ソーダ、低硝酸塩石灰アルミノシリケート組成物
によって、ガラス組成物が、成分全体のうち、重さで約
14%から約25%の範囲内のソーダ含有率を有することを
意図している。
第1ガラス組成物は、重量パーセントで、約50から約
61%のシリカ又はSiO2と、約0から約7%のアルミナ又
はAl2O3と、約9から約13%の石灰又はCaOと、約0から
約5%のマグネシア又はMgOと、約14から24%の硝酸塩
又はB2O3と、約0から約10%のソーダ又はNa2Oと、約0
から約2%のカリウム酸化物又はK2Oとを備える。
第2ガラス組成物は、好ましくは、重量パーセント
で、約52から約60%のシリカ又はSiO2と、約0から約8
%のアルミナ又はAl2O3と、約6から約10%の石灰又はC
aOと、約0から約7%のマグネシア又はMgOと、約0か
ら6%の硝酸塩又はB2O3と、約14から約25%のソーダ又
はNa2Oと、約0から約2%のカリウム酸化物又はK2Oと
を備える。各組成物について、典型的には、意図的にガ
ラスに添加したのではなく、バッチ形成(batch formul
ation)で使用する原材料から生じる、例えば、Fe2O3
TiO2、及び、SrO等の合計約1%の様々な他の含有物が
存在する。
より好ましくは、本発明の複合ガラス組成物は、約52
から57%のシリカと、4から6%のアルミナと、10から
11%の石灰と、1から3%のマグネシアと、19から22%
の硝酸塩と、4から6%のソーダと、0から2%のカリ
ウム酸化物とを含有する第1ガラス組成物と、約57から
65%のシリカと、2から6%のアルミナと、8から9%
の石灰と、約4から6%のマグネシアと、0から6%の
硝酸塩と、15から21%のソーダと、0から2%のカリウ
ム酸化物とを含有する第2ガラス組成物とを備える。
適切な溶解率は、本発明の重要な観点である。適当な
化学的耐久性を有する高ソーダガラスは、通常、低溶解
率を有する。これらの高ソーダガラスの低溶解率値を解
決するための慣例的手段は、硼酸塩をガラス組成物に添
加することである。しかし、硼酸塩を添加することは解
決等ではない。なぜなら、本発明は、要求される範囲の
熱膨張係数の差を達成するために、高ソーダ、低硼酸塩
ガラスを要求するからである。溶解率の要件及び熱膨張
係数の著しい差の必要性の両方を満たす耐久性ガラスの
組を選択することは困難であるため、本発明のガラス組
成物は容易に自明ではない。
例 いくつかの複合ガラス組成物を混合し、不規則形ガラ
スを製造した。不規則形グラスファイバを、バッチモー
ド工程によって作った。10ポンドの各ガラス組成物を混
合し、更に、溶融した。ファイバを、次いで、40孔実験
室用実験スピナを使用して製造した。log3粘度温度、液
相線、熱膨張係数、化学的耐久性、及び、溶解率を、各
ガラス組成物AからHのそれぞれについて測定した。組
成物及びその結果の要約を表1に示す。
組1は、本発明による複合ガラス組成物である。組1
は、化学的耐久性、溶解率、失透の不足、及び最終製品
の回復において申し分のないものであった。組3は、本
発明の組成範囲外であり、熱膨張係数の差が小さいた
め、満足いくものではなかった。組4は、本発明の組成
範囲内であるが、ガラスHの溶解率が低いので、満足い
くものではなかった。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ガラス組成物と第2ガラス組成物とを
    備え、第1ガラス組成物と第2ガラス組成物は、 a.同じでない熱膨張係数を有し、同じでない熱膨張係数
    は、2.0ppm/℃以上の差を有し、 b.log3粘度温度が、1850から2050゜F(1010から1121
    ℃)の範囲内であり、 c.液相線温度が、log3粘度温度以下である、少なくとも
    50゜F(28℃)であり、かつ、 d.耐久性が4.0%以下である、不規則形グラスファイバ
    製造用複合ガラス組成物。
  2. 【請求項2】第1ガラス組成物と第2ガラス組成物のそ
    れぞれは、少なくとも100ng/cm2hrの溶解率を有するこ
    と、を特徴とする請求項1に記載の複合ガラス組成物。
  3. 【請求項3】組成物の一方は、高硼酸塩、低ソーダ、石
    灰アルミノシリケート組成物であること、を特徴とする
    請求項1に記載の複合ガラス組成物。
  4. 【請求項4】高硼酸塩、低ソーダ、石灰アルミノシリケ
    ート組成物は、重量で14から25%の範囲内の硼素含有量
    を有すること、を特徴とする請求項3に記載の複合ガラ
    ス組成物。
  5. 【請求項5】組成物の一方は、高ソーダ、低硼酸塩、石
    灰アルミノシリケート組成物であること、を特徴とする
    請求項1に記載の複合ガラス組成物。
  6. 【請求項6】高ソーダ、低硼酸塩、石灰アルミノシリケ
    ート組成物は、重量で14から25%の範囲内のソーダ含有
    量を有すること、を特徴とする請求項5に記載の複合ガ
    ラス組成物。
  7. 【請求項7】第1ガラス組成物と第2ガラス組成物とを
    備え、第1ガラス組成物は、重量パーセントで50から61
    %のシリカと、0から7%のアルミナと、9から13%の
    石灰と、0から5%のマグネシアと、14から24%の硼酸
    塩と、0から10%のソーダと、0から2%カリウム酸化
    物とを有し、また、 第2ガラス組成物は、重量パーセントで、52から69%の
    シリカと、0から8%のアルミナと、6から10%の石灰
    と、0から7%のマグネシアと、0から8%の硼酸塩
    と、14から25%のソーダと、0から2%カリウム酸化物
    とを有する不規則形グラスファイバ製造用複合ガラス組
    成物。
  8. 【請求項8】第1ガラス組成物と第2ガラス組成物とを
    備え、第1ガラス組成物と第2ガラス組成物は、 a.同じでない熱膨張係数を有し、同じでない熱膨張係数
    は、2.0ppm/℃以上の差を有し、 b.log3粘度温度が、1850から2050゜F(1010から1121
    ℃)の範囲内であり、 c.液相線温度が、log3粘度温度以下である、少なくとも
    50゜F(28℃)であり、かつ、 d.耐久性が4.0%以下である、不規則形グラスファイ
    バ。
  9. 【請求項9】第1ガラス組成物と第2ガラス組成物のそ
    れぞれは、少なくとも100ng/cm2hrの溶解率を有するこ
    と、を特徴とする請求項8に記載の不規則形グラスファ
    イバ。
  10. 【請求項10】第1ガラス組成物と第2ガラス組成物と
    を備え、第1ガラス組成物は、重量パーセントで50から
    61%のシリカと、0から7%のアルミナと、9から13%
    の石灰と、0から5%のマグネシアと、14から24%の硼
    酸塩と、0から10%のソーダと、0から2%カリウム酸
    化物とを有し、また、 第2ガラス組成物は、重量パーセントで、52から69%の
    シリカと、0から8%のアルミナと、6から10%の石灰
    と、0から7%のマグネシアと、0から8%の硼酸塩
    と、14から25%のソーダと、0から2%カリウム酸化物
    とを有する不規則形グラスファイバ。
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