JP2851494B2 - 列車無線システム - Google Patents

列車無線システム

Info

Publication number
JP2851494B2
JP2851494B2 JP4227837A JP22783792A JP2851494B2 JP 2851494 B2 JP2851494 B2 JP 2851494B2 JP 4227837 A JP4227837 A JP 4227837A JP 22783792 A JP22783792 A JP 22783792A JP 2851494 B2 JP2851494 B2 JP 2851494B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
amplifier
signal
base station
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4227837A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0661905A (ja
Inventor
知子 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4227837A priority Critical patent/JP2851494B2/ja
Publication of JPH0661905A publication Critical patent/JPH0661905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2851494B2 publication Critical patent/JP2851494B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軌道上を走行する車
上局が、その軌道に沿って配置された電波送受部を介し
て基地局と通信する列車無線システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の列車無線システムを示す説
明図で、同図(a)にはその構成を、(b)には車上局
の受信電界を示している。図において、1は当該列車無
線システムの中央装置、2は列車の軌道沿いに所定の間
隔で設置された複数の基地局であり、3は中央装置1が
これら基地局2の各々に送信する信号が出力される送信
信号有線回線である。4は軌道上を移動する列車に搭載
された車上局、5はこの車上局4へ電波を放射し、車上
局4の放射した電波を受け取る、例えば無線中継装置で
縦列に接続された漏洩同軸ケーブル(以下LCXとい
う)などによる電波送受部であり、6は各基地局2から
の電波が届く基地局ゾーンである。7はこの基地局ゾー
ン6の境界付近で隣接した基地局2の双方からの電波が
互いに干渉を起こす電波干渉区間である。
【0003】図10はその電波送受部5の一例を示すブ
ロック図で、図において、2,4は図9に示した基地局
および車上局であり、8は列車の軌道沿いに配置され、
車上局4への電波を放射し、車上局4の放射した電波を
受ける複数(数十本)のLCX、9はこれら各LCX8
を縦続に接続して、車上局4への信号および車上局4か
らの信号を増幅する無線中継装置である。また、図11
はこの無線中継装置9の一例を示すブロック図であり、
11は端子Aに接続された半固定減衰器、12,15,
18は端子Aから端子Bへの信号の通過を阻止する濾波
器、13,17は端子Bから端子Aへの信号の通過を阻
止する濾波器、14は濾波器12と15の間に挿入され
た半固定減衰器、16は端子Aから端子Bへの信号およ
び端子Bから端子Aへの信号を増幅する増幅器である。
【0004】次に動作について説明する。中央装置1は
送信信号有線回線3を介して各基地局2毎に異なった信
号を出力し、各基地局2は中央装置1より受信した信号
を無線信号に変調して電波送受部5に送出する。電波送
受部5ではLCX8よりその信号を電波として放射し、
この電波放射による損失を無線中継装置9で補償しなが
ら次々にLCX8を伝送させ、基地局ゾーン6内に当該
信号による電波を放射する。即ち、端子Aから当該無線
中継装置9に入力された信号は、半固定減衰器11、濾
波器13を介して増幅器16に送られて増幅され、濾波
器17を経て端子Bより隣接したLCX8に送られる。
この時、各基地局ゾーン6の境界部付近では、両側の電
波送受部5から放射された電波がオーバーラップして互
いに干渉しあい、図9(b)に示すような電波干渉区間
7を生ずる。なお、増幅器16の出力レベルは、LCX
8より空間に放射された電波が基地局ゾーン6内の該当
する中継区間を移動中の車上局4に到達するには充分な
レベルとなっている。
【0005】一方、沿線に電波送受部5が配置された軌
道上を移動する列車に搭載された車上局4は、通過中の
基地局ゾーン6において、電波送受部5の最寄りのLC
X8より放射された電波を受信して、中央装置1が当該
基地局2へ送出した信号を受け取り、また、中央装置1
へ返送する信号を無線信号に変調して電波として空間に
放出する。この電波は最寄りのLCX8で受けられて端
子Bより無線中継装置9に入力され、LCX8による損
失が補償されながら基地局2まで送られる。即ち、無線
中継装置9では、端子Bより入力された信号を濾波器1
8を介して増幅器16に送り、増幅された信号を濾波器
15、半固定減衰器14、濾波器12および半固定減衰
器11を介して端子Aより隣接するLCX8に出力す
る。
【0006】なお、従来の列車無線システムに関連した
技術が記載された文献としては、例えば、特開昭51−
54306号公報、特開昭56−1635号公報、特開
昭57−76942号公報、特開昭57−76943号
公報などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車無線システ
ムは以上のように構成されているので、基地局ゾーン6
の境界付近の電波干渉区間7では、いわゆるオーバーリ
ーチ現象によって車上局4で受信した信号の判別ができ
なくなって受信不能となり、また、各無線中継装置9の
出力レベルは常に一定で、中継区間内を走行中の車上局
4がなく、隣接する無線中継装置9まで信号を中継する
だけでよいLCX8についても、LCX8から放射され
た電波が車上局4に到達するのに充分なレベルまで信号
を増幅しており、電力が無駄に消費されるなどの問題点
があった。
【0008】請求項1に記載発明は、上記のような課
題を解消するためになされたものであり、基地局ゾーン
の境界部においても車上局にて信号の受信が不能となる
ことのない列車無線システム、ならびに、無線中継装置
における不要な電力消費を削減し、消費電力の小さな列
車無線システムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項に記載の発明に
係る列車無線システムは、LCXを縦続に接続している
無線中継装置の増幅器を、車上局から基地局への信号を
増幅する第1の増幅器と、基地局から車上局への信号を
増幅する第2の増幅器に分離し、その第2の増幅器の増
幅度を可変とし、車上局の位置情報に基づく出力電力制
御信号に従って、車上局が存在している中継区間の無線
中継装置の第2の増幅器の出力レベルのみを高出力とす
るものである。
【0010】また、請求項に記載の発明に係る列車無
線システムは、車上局の位置情報に基づく出力電力制御
信号に従って、車上局が存在している中継区間の前後の
中継区間の無線中継装置の第2の増幅器の出力レベルも
高出力とするものである。
【0011】また、請求項に記載の発明に係る列車無
線システムは、車上局の位置情報とその進行方向情報に
基づく出力電力制御信号に従って、車上局が存在してい
る中継区間とその前方の中継区間の無線中継装置の第2
の増幅器の出力レベルを高出力とするものである。
【0012】
【作用】請求項に記載の発明における無線中継装置
は、その増幅器を信号方向対応に有し、車上局が存在し
ている中継区間の無線中継装置のみ、基地局から車上局
への信号を増幅する第2の増幅器の出力レベルを、車上
局の位置情報に基づく出力電力制御信号にて高出力とす
ることにより、無線中継装置における不要な電力の消費
を削減して消費電力の小さな列車無線システムを実現す
る。
【0013】また、請求項に記載の発明における列車
無線システムは、車上局が存在している中継区間の前後
の中継区間についても無線中継装置の第2の増幅器の出
力レベルを高出力とすることにより、車上局が中継区間
を越えて移動する際に信号が途切れることがないように
する。
【0014】また、請求項に記載の発明における列車
無線システムは、車上局が存在している中継区間とその
前方の中継区間の無線中継装置の第2の増幅器の出力レ
ベルを高出力とすることにより、車上局が中継区間を越
えて移動する際の信号の途切れを防止しつつ、消費電力
の削減を可能とする。
【0015】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
は本発明の基本原理を示す説明図で、同図(a)にはそ
の構成を、(b)には車上局の受信電界を示している。
図において、3は送信信号有線回線、4は車上局、5は
電波送受部、6は基地局ゾーンであり、図9に同一符号
を付した従来のそれらと同一部分であるため詳細な説明
は省略する。また、21は隣接した基地局の間でその送
信動作が相補となるように制御する送信制御信号を送信
する機能を有している点で、図9に符号1を付したもの
とは異なる中央装置、22a〜22nはこの中央装置2
1からの送信制御信号に従ってその送信動作をオン・オ
フする機能を有している点で、図9に符号2を付したも
のとは異なる基地局であり、23は中央装置21から各
基地局22a〜22nに送られる送信制御信号を伝送す
る送信制御信号有線回線である。
【0016】次に動作について説明する。ここで、図2
は中央装置21の信号出力タイミングを示すタイムチャ
ートである。中央装置21は各基地局22a〜22nに
対して、送信信号有線回線3経由で基地局毎に異なる送
信信号を出力するとともに、送信制御信号有線回線23
経由で送信制御信号を出力して各基地局22a〜22n
の送信動作のオン・オフ制御を行なう。この時、中央装
置21は図2に示すように送信信号と送信制御信号の出
力を一定周期Tに同期させるとともに、図示した基地局
22a,22bの例のように隣接している基地局間では
それらを交互に出力するよう制御する。このようにして
基地局22a〜22nを経由して電波送受部5から送信
される電波の車上局4による受信電界は、図1(b)に
示した受信電界(t1)および受信電界(t2)のよう
に周期Tで隣接した基地局の電界強度が交互に大きくな
るため、電波干渉区間が発生しなくなる。
【0017】実施例2. なお、上記実施例1では、隣接した基地局の送信動作を
交互にオン・オフ制御するものを示したが、隣接した基
地局の間でその送信出力の大きさを交互に相補となるよ
うに制御するようにしてもよい。図3はそのような発明
の一実施例を示す説明図で、同図(a)にはその構成、
(b)には車上局の受信電界を示しており、同一部分に
は図1と同一符号を付してその説明を省略する。図にお
いて、24a〜24nは中央装置21からの送信制御信
号に従って送信電力を制御する機能を有している点で、
図1に符号22a〜22nを付したものとは異なる基地
局である。この場合、図3(b)に示すように、隣接し
た基地局ゾーン6毎に車上局4の受信電界は交互に大き
くなるため、基地局ゾーン境界部における電波干渉区間
は信号を送信していない基地局側に移動し、信号が送信
中の基地局ゾーン6では電波干渉は発生しない。
【0018】実施例3. さらに、上記実施例では中央装置1と各基地局22a〜
22nの間の送信制御信号有線回線23を各基地局22
a〜22n毎に1回線ずつを有する構成とした場合につ
いて説明したが、図4に示すように、2つの送信制御信
号有線回線23aおよび23bを1基地局置きに共通に
接続するように構成してもよく、上記実施例と同様の効
果を奏する。
【0019】実施例4. 次に、この発明の実施例4を図について説明する。図5
は請求項に記載の発明の一実施例を示すブロック図で
あり、図6はその無線中継装置の一例を示すブロック図
であり、図10および図11と同一の部分には同一符号
を付して説明の重複をさける。図5において、25a〜
25dは端子Aから端子Bへの信号、即ち、基地局26
から車上局4への信号と、端子Bから端子Aへの信号、
即ち、車上局4から基地局26への信号とを個別の増幅
器でそれぞれ増幅し、端子Aから端子Bへの信号を増幅
する増幅器の出力レベルが、出力電力制御信号に従って
制御可能に構成されている点で、図10に符号9を付し
たものとは異なる無線中継装置である。26はこの出力
電力制御信号を車上局4の位置情報に基づいて生成する
機能を有している点で、図10に符号2を付したものと
は異なる基地局であり、27はその出力電力制御信号を
基地局26から各無線中継装置25a〜25dに伝送す
る出力電力制御信号有線回線である。また、図6におい
て、16aは端子Bから端子Aへの信号を隣接する無線
中継装置25a〜25dまで中継するだけでよい低出力
レベルにて増幅する第1の増幅器であり、16bは端子
Aから端子Bへの信号を増幅し、出力電力制御信号有線
回線27からの出力電力制御信号に従って、その出力レ
ベルをLCX8より空間に放射された電波がその中継区
間を移動中の車上局4に充分に到達する高出力レベル
と、前述の低出力レベルとに切換えることができる第2
の増幅器である。
【0020】次に動作について説明する。各無線中継装
置25a〜25dは基地局26より出力電力制御信号有
線回線27を経由して送られてくる出力電力制御信号に
応動して第2の増幅器16bの出力レベルを制御してい
る。図5に示した例では、車上局4が無線中継装置25
bのLCX8による中継区間を移動中であるため、基地
局26は当該無線中継装置25bのみの第2の増幅器1
6bの出力レベルを高出力レベルとし、他の無線中継装
置25a,25c,・・・の第2の増幅器16bの出力
レベルを低出力レベルとする出力電力制御信号を生成し
て出力電力制御信号有線回線27に送出する。従って、
無線中継装置25bのみで第2の増幅器16bの出力レ
ベルを、LCX8より空間に放射された電波がその中継
区間を移動中の車上局4に充分に到達することが可能な
レベルにまで高め、他の無線中継装置では第2の増幅器
16bの出力レベルを、受け取った信号を隣接する無線
中継装置まで中継するのに必要なレベルにまで低下させ
る。これによって、その中継区間内を車上局4が通過中
でない無線中継装置25a〜25dでは、第2の増幅器
16bの出力レベルも低出力となって無駄な電力消費が
抑えられる。
【0021】実施例5. なお、上記実施例4では、車上局が中継区間内に存在す
る無線中継装置についてのみ第2の増幅器の出力レベル
を高出力とする場合について述べたが、それに隣接した
前後の中継区間の無線中継装置についても第2の増幅器
の出力レベルを高出力とするようにしてもよい。図7は
請求項に記載したそのような発明の一実施例を示すブ
ロック図で、図中、28は車上局4の位置情報に基づい
て、当該車上局4が存在する中継区間に隣接した中継区
間の無線中継装置25a〜25dについても、その第2
の増幅器の出力レベルを高出力とする出力電力制御信号
を生成する点で、図5に符号26を付したものとは異な
る基地局である。この場合、図7に示すように、車上局
4が無線中継装置25bの中継区間内にあれば、基地局
28からの出力電力制御信号で無線中継装置25aおよ
び25cにおいても、その第2の増幅器の出力レベルも
高出力となっている。従って、同図に破線で示すよう
に、車上局4が無線中継装置25aもしくは25cの中
継区間に移動する際、無線中継装置25a〜25dにお
ける第2の増幅器の出力レベルの、低出力から高出力へ
の移行に多少の遅延があっても、基地局28から車上局
4への信号が途切れるようなことはない。
【0022】実施例6. また、上記実施例5では、車上局が存在する中継区間の
前後の中継区間についても無線中継装置の第2の増幅器
を高出力レベルとするものを示したが、車上局の進行と
逆方向に隣接した中継区間の無線中継装置については、
その第2の増幅器を低出力レベルのままとするようにし
てもよい。図8は請求項に記載したそのような発明の
一実施例を示すブロック図で、図中、29は車上局4の
位置情報とその進行方向情報とに基づいて、当該車上局
4の進行方向に隣接する中継区間の無線中継装置25a
〜25dについても、その第2の増幅器の出力レベルを
高出力とする出力電力制御信号を生成する点で、図5に
符号26を付したもの、あるいは図7に符号28を付し
たものとは異なる基地局である。この場合、図8に示す
ように、車上局4が無線中継装置25bの中継区間内に
あれば、無線中継装置25aにおいてもその第2の増幅
器の出力レベルは高出力となっており、車上局4が同図
に破線で示すように移動する際に基地局29から車上局
4への信号が途切れるようなことはなく、また、無線中
継装置25cの第2の増幅器は低出力レベルとなってい
るため、実施例5の場合に比べて、さらに無駄な電力消
費を抑えることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、請求項に記載の発明に
よれば、無線中継装置に車上局から基地局への信号を増
幅する第1の増幅器と、基地局から車上局への信号を増
幅する第2の増幅器を持たせ、車上局の位置情報に基づ
く出力電力制御信号によって、車上局が存在している中
継区間の無線中継装置のみの第2の増幅器の出力レベル
を高出力とするように構成したので、無線中継装置にお
ける不要な電力の消費を削減することができ、消費電力
の小さな列車無線システムが得られる効果がある。
【0024】また、請求項に記載の発明によれば、車
上局が存在している中継区間の前後の中継区間の無線中
継装置についても、第2の増幅器の出力レベルを高出力
とするように構成したので、車上局が中継区間を越えて
移動する際に信号が途切れることのない列車無線システ
ムが得られる効果がある。
【0025】また、請求項に記載の発明によれば、車
上局が存在している中継区間とその前方の中継区間の無
線中継措置の第2の増幅器の出力レベルを高出力とする
ように構成したので、車上局が中継区間を越えて移動す
る際の信号の途切れを防止しつつ、消費電力の削減が可
能な列車無線システムが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す説明図である。
【図2】上記実施例における中央装置の送信する信号の
タイミングを示すタイムチャートである。
【図3】この発明の実施例2を示す説明図である。
【図4】この発明の実施例3を示す説明図である。
【図5】この発明の実施例4を示すブロック図である。
【図6】上記実施例における無線中継装置を示すブロッ
ク図である。
【図7】この発明の実施例5を示すブロック図である。
【図8】この発明の実施例6を示すブロック図である。
【図9】従来の列車無線システムを示す説明図である。
【図10】その電波送受部を示すブロック図である。
【図11】その無線中継装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
4 車上局 5 電波送受部 8 LCX 16a 第1の増幅器 16b 第2の増幅器 21 中央装置 22a〜22n 基地局 24a〜24n 基地局 25a〜25d 無線中継装置 26 基地局 28 基地局 29 基地局

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道上を移動する車上局と、前記軌道沿
    いに設置され、前記車上局との間で無線通信を行う複数
    の基地局とで構成された列車無線システムにおいて、車
    上局への電波を放射し、前記車上局からの電波を受ける
    複数の漏洩同軸ケーブルを、前記車上局が移動する軌道
    に沿って配置し、前記各漏洩同軸ケーブルを無線中継装
    置で縦続接続して基地局に接続し、前記基地局と前記車
    上局との間で、前記漏洩同軸ケーブルを介して信号を送
    受信する列車無線システムにおいて、前記無線中継装置
    に、前記車上局から前記基地局への信号を増幅する第1
    の増幅器と、前記基地局から前記車上局への信号を増幅
    する出力電力を制御可能な第2の増幅器を持たせ、前記
    車上局の位置情報に基づく出力電力制御信号に従って、
    前記車上局が存在している中継区間の前記無線中継装置
    の第2の増幅器の出力レベルを高出力とし、他の無線中
    継装置の第2の増幅器の出力レベルは低出力とすること
    を特徴とする列車無線システム。
  2. 【請求項2】 前記車上局の位置情報に基づく出力電力
    制御信号に従って、前記車上局が存在している中継区間
    とそれに隣接している中継区間の前記無線中継装置の第
    2の増幅器の出力レベルを高出力とし、他の前記無線中
    継装置の第2の増幅器の出力レベルは低出力とすること
    を特徴とする請求項1に記載の列車無線システム。
  3. 【請求項3】 前記車上局の位置情報とその進行方向情
    報に基づく出力電力制御信号に従って、前記車上局が存
    在している中継区間と、当該中継区間と前記車上局の進
    行方向に隣接した中継区間の前記無線中継装置の第2の
    増幅器の出力レベルを高出力とし、他の前記無線中継装
    置の第2の増幅器の出力レベルは低出力とすることを特
    徴とする請求項1に記載の列車無線システム。
JP4227837A 1992-08-05 1992-08-05 列車無線システム Expired - Fee Related JP2851494B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4227837A JP2851494B2 (ja) 1992-08-05 1992-08-05 列車無線システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4227837A JP2851494B2 (ja) 1992-08-05 1992-08-05 列車無線システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0661905A JPH0661905A (ja) 1994-03-04
JP2851494B2 true JP2851494B2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=16867149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4227837A Expired - Fee Related JP2851494B2 (ja) 1992-08-05 1992-08-05 列車無線システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2851494B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1032535A (ja) * 1996-07-16 1998-02-03 Nippon Denki Musen Denshi Kk 列車無線装置
JPH11155167A (ja) * 1997-11-21 1999-06-08 Hitachi Denshi Ltd 通信方式
JP3877932B2 (ja) * 2000-03-21 2007-02-07 三菱電機株式会社 無線通信システム
JP2001268628A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Mitsubishi Electric Corp 基地局間同期システム
JP2004040328A (ja) * 2002-07-01 2004-02-05 Toshiba Denpa Products Kk 列車無線システム
JP2004153511A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Mitsubishi Electric Corp 移動無線システム
JP4221595B2 (ja) * 2004-06-18 2009-02-12 株式会社ダイフク 地上・移動体間通信システム
JP2004320818A (ja) * 2004-08-03 2004-11-11 Hitachi Kokusai Electric Inc 移動無線通信システム
JP4578284B2 (ja) * 2005-03-14 2010-11-10 三菱電機株式会社 情報担体の照合システム
JP4436388B2 (ja) * 2007-07-13 2010-03-24 東芝テック株式会社 無線通信システム
TR201901438T4 (tr) * 2008-10-27 2019-02-21 Nec Corp Baz İstasyonu, Kablosuz Haberleşme Sistemi, Baz İstasyonu Kontrol Yöntemi, Kablosuz Haberleşme Yöntemi, Ve Baz İstasyonu Kontrol Programı.
JP4938829B2 (ja) * 2009-07-08 2012-05-23 東芝テック株式会社 無線通信システム
US8391876B2 (en) * 2010-08-19 2013-03-05 Hitachi, Ltd. Interference management for distributed antenna systems

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5685942A (en) * 1979-12-14 1981-07-13 Hitachi Denshi Ltd Mobile radio communication system
JPS58195329A (ja) * 1982-05-10 1983-11-14 Hitachi Denshi Ltd 移動通信方式
JPS6323428A (ja) * 1986-07-16 1988-01-30 Nec Corp 無線局の制御方式
JP2852058B2 (ja) * 1989-01-13 1999-01-27 日本電気株式会社 一次元移動通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0661905A (ja) 1994-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2851494B2 (ja) 列車無線システム
US5404570A (en) Radio coverage in closed environments
JP2004172734A (ja) 無線中継システム
CA2550815A1 (en) Wireless communication system and lift system having the same
US4012662A (en) Communication system between a transmitter, receiver station and a mobile station utilizing unidirectional amplifiers between parallel radiated transmission lines
JPH11112409A (ja) 移動通信の無線中継システム
EP2987249B1 (en) Power-saving communication system having leaky transmission lines and amplifiers to extend wireless coverage and power control unit included therein
JPH0811719A (ja) 移動通信システム
JPH09321688A (ja) 無線中継装置および無線中継システム
JP3877932B2 (ja) 無線通信システム
JP2005191905A (ja) 移動体通信システム、および移動体通信方法
WO2020098224A1 (zh) 一种信号处理装置及其实现信号调度的方法
JP3865997B2 (ja) 無線通信システム
JPH0620188B2 (ja) 無線中継装置
JP2573375Y2 (ja) ディーゼル機関車用無線アンテナ装置
JPH10285095A (ja) トンネル用中継増幅装置
JPH0779205A (ja) 同一周波無線通信方式
RU2420887C1 (ru) Система передачи данных в тоннелях для обеспечения движения соединенных поездов
KR200263146Y1 (ko) 고주파 직접 증폭방식을 이용한 양방향선로중계기
SE9202124D0 (sv) Foerfarande och anordning foer radiokommunikation med frekvensdiversitet
JP3200444B2 (ja) 列車通信装置
JPH11252616A (ja) 光変換中継装置
JP2003169016A (ja) 移動通信システムの中継器
JPH0652885B2 (ja) 無線中継方式
JPH0473654B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees