JP2850729B2 - Ccdセンサ - Google Patents
CcdセンサInfo
- Publication number
- JP2850729B2 JP2850729B2 JP5322517A JP32251793A JP2850729B2 JP 2850729 B2 JP2850729 B2 JP 2850729B2 JP 5322517 A JP5322517 A JP 5322517A JP 32251793 A JP32251793 A JP 32251793A JP 2850729 B2 JP2850729 B2 JP 2850729B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- ccd sensor
- light
- light receiving
- optical fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCDセンサに関し、特
に光ファイバ付きのCCDセンサに関する。
に光ファイバ付きのCCDセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCDからなるイメージセンサで
は、図6に示すように入射光をCCDセンサ受光部に導
くために、CIパッケージの受光面にガラスキャップを
装着し、また、CCDセンサチップについては受光部を
除く全面に遮光膜を施す事により受光部のみに光が入射
するようになっている。
は、図6に示すように入射光をCCDセンサ受光部に導
くために、CIパッケージの受光面にガラスキャップを
装着し、また、CCDセンサチップについては受光部を
除く全面に遮光膜を施す事により受光部のみに光が入射
するようになっている。
【0003】本発明に近い従来例として、特開平1−1
85967号公報に示された方法が知られている。この
方法の光ファイバ付きCCDセンサではCCDセンサの
チップに形成した受光部に対向して光ファイバの一端を
接続し、かつこの光ファイバの他端を突出させた状態で
CCDセンサチップをパッケージ封止し、光ファイバの
他端から入射光を受光部に導入させるように構成してい
る。
85967号公報に示された方法が知られている。この
方法の光ファイバ付きCCDセンサではCCDセンサの
チップに形成した受光部に対向して光ファイバの一端を
接続し、かつこの光ファイバの他端を突出させた状態で
CCDセンサチップをパッケージ封止し、光ファイバの
他端から入射光を受光部に導入させるように構成してい
る。
【0004】図5では従来の実施例の受光部断面図、C
CDセンサの外観図である。このCCDセンサではP型
シリコン基板1の主面にN型拡散層を形成し、フォトダ
イオードからなる受光部2を形成している。また、この
上にはシリコン参加膜からなる送還牧5御夜びポリシリ
コンからなる転送ゲート4、シフトレジスタ3を形勢し
ている。そして、前記受光部2の直上の層間絶縁膜5上
には、所用長さの光ファイバ6の一端部を垂直方向に向
けて融着により着直接合している。ここでは複数本の光
ファイバ6を一列に配列している。
CDセンサの外観図である。このCCDセンサではP型
シリコン基板1の主面にN型拡散層を形成し、フォトダ
イオードからなる受光部2を形成している。また、この
上にはシリコン参加膜からなる送還牧5御夜びポリシリ
コンからなる転送ゲート4、シフトレジスタ3を形勢し
ている。そして、前記受光部2の直上の層間絶縁膜5上
には、所用長さの光ファイバ6の一端部を垂直方向に向
けて融着により着直接合している。ここでは複数本の光
ファイバ6を一列に配列している。
【0005】この後、このCCDセンサチップを樹脂モ
ールドしてパッケージ本体を構成する。このとき、光フ
ァイバ6の他端をパッケージ本体7から突出させてい
る。
ールドしてパッケージ本体を構成する。このとき、光フ
ァイバ6の他端をパッケージ本体7から突出させてい
る。
【0006】この構成によれば、光ファイバ6を任意
に、曲げながらその他端を所用の位置に配置すれば入射
光はこれらの光ファイバを通して受光部2へ導かれ、イ
メージセンサとして作用する。
に、曲げながらその他端を所用の位置に配置すれば入射
光はこれらの光ファイバを通して受光部2へ導かれ、イ
メージセンサとして作用する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現在一般に使われてい
るファクシミリ装置では、図6に示すように縮小レンズ
を用いて原稿を縮小してイメージセンサ上に写してい
る。たたえば、A4サイズ短辺を画素サイズ14μmの
2KBitのイメージセンサで読みとる場合、通常、縮
小率は約10分の1となるレンズが必要となる。
るファクシミリ装置では、図6に示すように縮小レンズ
を用いて原稿を縮小してイメージセンサ上に写してい
る。たたえば、A4サイズ短辺を画素サイズ14μmの
2KBitのイメージセンサで読みとる場合、通常、縮
小率は約10分の1となるレンズが必要となる。
【0008】ここで、従来の光ファイバ付きのCCDセ
ンサを用いた場合、イメージセンサの受光部には1画素
毎に1本の光ファイバが接続されており、画素数と画像
信号として写す事のできる数が同一となり、光ファイバ
を用いない場合と同様に、原稿と光ファイバの間に縮小
の為のレンズを用いる必要があった。
ンサを用いた場合、イメージセンサの受光部には1画素
毎に1本の光ファイバが接続されており、画素数と画像
信号として写す事のできる数が同一となり、光ファイバ
を用いない場合と同様に、原稿と光ファイバの間に縮小
の為のレンズを用いる必要があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために、本発明ではCCDセンサのチップに形成した受
光部に対向して光ファイバの一端を接続し、かつ前記光
ファイバの他端を突出させた状態で前記CCDセンサチ
ップをパッケージ封止し、前記光ファイバの他端から入
射光を受光部に導入させるように構成したCCDセンサ
において、前記光ファイバの他端の断面積を前記光ファ
イバの一端の断面積より大きくする事を特徴としてい
る。また、CCDセンサのチップに形成した受光部に対
向して光ファイバの一端を接続し、かつこの光ファイバ
の他端を突出させた状態で前記CCDセンサチップをパ
ッケージ封止し、前記光ファイバの他端から入射光を受
光部に導入させるように構成したCCDセンサにおい
て、前記CCDセンサのチップ上に形成した受光部各々
に複数の光ファイバの一端を接続し、かつ、前記複数の
光ファイバの他端を受光部の序列と同一順序で直線上に
並べる事を特徴としている。
ために、本発明ではCCDセンサのチップに形成した受
光部に対向して光ファイバの一端を接続し、かつ前記光
ファイバの他端を突出させた状態で前記CCDセンサチ
ップをパッケージ封止し、前記光ファイバの他端から入
射光を受光部に導入させるように構成したCCDセンサ
において、前記光ファイバの他端の断面積を前記光ファ
イバの一端の断面積より大きくする事を特徴としてい
る。また、CCDセンサのチップに形成した受光部に対
向して光ファイバの一端を接続し、かつこの光ファイバ
の他端を突出させた状態で前記CCDセンサチップをパ
ッケージ封止し、前記光ファイバの他端から入射光を受
光部に導入させるように構成したCCDセンサにおい
て、前記CCDセンサのチップ上に形成した受光部各々
に複数の光ファイバの一端を接続し、かつ、前記複数の
光ファイバの他端を受光部の序列と同一順序で直線上に
並べる事を特徴としている。
【0010】
【実施例】次に、本発明を図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明を得る過程で得られた参考例
の外観図である。本例に用いている光ファイバは光の入
射部分の面積D1光の出力部分の面積がS2となるよう
に光ファイバを加工してある。たとえば、S1の部分の
直径をS2部分の直径の10倍にすれば、光の入射側を
10にした場合出力側が1の縮小が可能となる。
の外観図である。本例に用いている光ファイバは光の入
射部分の面積D1光の出力部分の面積がS2となるよう
に光ファイバを加工してある。たとえば、S1の部分の
直径をS2部分の直径の10倍にすれば、光の入射側を
10にした場合出力側が1の縮小が可能となる。
【0012】本例に用いている光ファイバの製造方法を
図2に示す。まず、断面積S1の光ファイバを用意す
る。この光ファイバの一部を融点より若干低い温度まで
加熱し、所定の断面積S2になるまで引っ張り伸ばす。
図2に示す。まず、断面積S1の光ファイバを用意す
る。この光ファイバの一部を融点より若干低い温度まで
加熱し、所定の断面積S2になるまで引っ張り伸ばす。
【0013】この後、断面積S2の部分で切断する。以
上の行程を通常の光ファイバに行う事で本発明に用いる
光ファイバをフォトダイオードからなる受光部上の層間
絶縁膜に融着させ、この状態でCCDセンサチップを樹
脂モールドする。
上の行程を通常の光ファイバに行う事で本発明に用いる
光ファイバをフォトダイオードからなる受光部上の層間
絶縁膜に融着させ、この状態でCCDセンサチップを樹
脂モールドする。
【0014】突出した光ファイバを一列にならべ、光フ
ァイバ先端の入射部分の光信号を縮小してCCDセンサ
で読み出す事ができる。
ァイバ先端の入射部分の光信号を縮小してCCDセンサ
で読み出す事ができる。
【0015】光ファイバは容易に曲げる事ができるた
め、原稿の読みだし部分とCCDイメージセンサを直線
上に配置する必要が無く、CCDイメージセンサの配置
の自由度が向上する。
め、原稿の読みだし部分とCCDイメージセンサを直線
上に配置する必要が無く、CCDイメージセンサの配置
の自由度が向上する。
【0016】図3は本発明の実施例である。本実施例で
は光ファイバの配列を変えることで縮小を実現している
点で参考例と異なっている。図3では、3分の1の縮小
を行っている。この方法では、光ファイバは均等な面積
に通常の物を用いている。
は光ファイバの配列を変えることで縮小を実現している
点で参考例と異なっている。図3では、3分の1の縮小
を行っている。この方法では、光ファイバは均等な面積
に通常の物を用いている。
【0017】図3では、一つの画素に光ファイバ3本を
融着している。光ファイバ6−1,6−2,6−3は第
1の画素に融着し、光ファイバ6−4,6−5,6−6
は第2の画素に融着し、光ファイバ6−7,6−8,6
−9は第3の画素に融着してる。
融着している。光ファイバ6−1,6−2,6−3は第
1の画素に融着し、光ファイバ6−4,6−5,6−6
は第2の画素に融着し、光ファイバ6−7,6−8,6
−9は第3の画素に融着してる。
【0018】この光ファイバを図4に示すように6−1
から6−9まで一直線上に配置することで原稿部分の読
みとり部分3に対して、CCDイメージセンサ上の1画
素に縮小することができる。この方法を用いると、光フ
ァイバを隙間無く一直線上に配置する事ができ、読みと
った原稿の画素も向上する。
から6−9まで一直線上に配置することで原稿部分の読
みとり部分3に対して、CCDイメージセンサ上の1画
素に縮小することができる。この方法を用いると、光フ
ァイバを隙間無く一直線上に配置する事ができ、読みと
った原稿の画素も向上する。
【0019】また、上記図1、図3で示した光ファイバ
の構造及び配置を共に採用することができる。この方法
で用いる光ファイバは入射側で断面積S1が大きく、出
力側で断面積S2が小さいものを用いている。また、光
ファイバの配列は上述の実施例と同様である。
の構造及び配置を共に採用することができる。この方法
で用いる光ファイバは入射側で断面積S1が大きく、出
力側で断面積S2が小さいものを用いている。また、光
ファイバの配列は上述の実施例と同様である。
【0020】このため、各実施例の相乗効果により縮小
率が大きくなる。
率が大きくなる。
【0021】
【発明の効果】以上のとおり、本発明を用いる事で従来
光ファイバ付きCCDセンサでは出来なかった画像の縮
小を行う事ができる。これにより、レンズ等の光学部品
無しに直接、画像をCCDセンサに取り込む事が可能と
なる。また、光ファイバを隙間なく並べる事で画質を向
上させられる。
光ファイバ付きCCDセンサでは出来なかった画像の縮
小を行う事ができる。これにより、レンズ等の光学部品
無しに直接、画像をCCDセンサに取り込む事が可能と
なる。また、光ファイバを隙間なく並べる事で画質を向
上させられる。
【図1】参考例を示す断面構造図である。
【図2】参考例に用いる光ファイバの製造工程図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施例の斜視図である。
【図4】本発明の実施例を用いてFAX等で原稿を読み
取る場合に光ファイバの配列方法を示す図である。
取る場合に光ファイバの配列方法を示す図である。
【図5】従来の光ファイバ付きCCDイメージセンサを
示している。
示している。
【図6】光ファイバを用いない従来のCCDイメージセ
ンサで原稿を読みとる場合の構成略図である。
ンサで原稿を読みとる場合の構成略図である。
1 P型シリコン基板 2 フォトダイオード(受光素子) 3 シフトレジスタ 4 転送ゲート 5 層間膜(SiO2) 6 光ファイバ 7 樹脂パッケージ 8 CCDセンサ 9 ロッドレンズ(縮小レンズ) 10 ガラスキャップ 11 パッケージ 12 原稿
Claims (2)
- 【請求項1】所定方向に沿って直線状に配置された複数
本の光ファイバと、前記複数の光ファイバを隣り合うn
本毎の複数のグループに分け、これらn本単位の複数の
グループに対応して設けられた受光部とを備え、光ファ
イバに入力された光を前記所定方向に対してn分の1に
縮小することを特徴とするCCDセンサ。 - 【請求項2】第1の方向に沿って直線状に配置されたn
本の光ファイバからなる複数のグループと、前記複数の
グループを前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿っ
て配置し、前記複数のグループに対応して設けられた受
光部とを備え、光ファイバに入力された光を前記第1の
方向に対してn分の1に縮小することを特徴とするCC
Dセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5322517A JP2850729B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | Ccdセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5322517A JP2850729B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | Ccdセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07176709A JPH07176709A (ja) | 1995-07-14 |
JP2850729B2 true JP2850729B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=18144544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5322517A Expired - Lifetime JP2850729B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | Ccdセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2850729B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5488787A (en) * | 1977-12-26 | 1979-07-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Photo diode array with fiber plate |
JPS5897864A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-10 | Mitsubishi Electric Corp | 光トリガサイリスタ |
JPH01185967A (ja) * | 1988-01-21 | 1989-07-25 | Nec Corp | 光ファイバ付ccdセンサ |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP5322517A patent/JP2850729B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07176709A (ja) | 1995-07-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981013 |