JP2850226B2 - 写真感光材料処理機器及び処理方法 - Google Patents

写真感光材料処理機器及び処理方法

Info

Publication number
JP2850226B2
JP2850226B2 JP9027245A JP2724597A JP2850226B2 JP 2850226 B2 JP2850226 B2 JP 2850226B2 JP 9027245 A JP9027245 A JP 9027245A JP 2724597 A JP2724597 A JP 2724597A JP 2850226 B2 JP2850226 B2 JP 2850226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
photographic
emulsion
information
lot number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9027245A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09319051A (ja
Inventor
裕美 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP9027245A priority Critical patent/JP2850226B2/ja
Publication of JPH09319051A publication Critical patent/JPH09319051A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2850226B2 publication Critical patent/JP2850226B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造過程で用いた写真
感光乳剤のロット番号が自身に記録されている写真感光
材料を処理する写真感光材料処理機器並びに処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】写真感光材料の包装材料に写真感光乳剤
のロット番号などを記録することは既に行われている。
例えば、写真用の35mmロールフィルムでは、パトロ
ーネの表面にバーコードで乳剤情報が記録されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】写真用感光材料は、フ
ィルムやペーパーなどの基体(ベース)に写真感光乳剤
を塗布・乾燥したものであり、この乳剤はゼラチンを構
成要素としているために、仕込ロットにより微妙な差が
生じる。その差は、感光感度であったり、色調であった
り、物理的な変形量(例えば湿度による伸び縮み)であ
ったりする。これらの差が、撮影や現像処理、プリント
など各種の処理を行おうとする際に問題となることがあ
る。
【0004】そこで、従来は、乳剤情報を写真感光材料
の包装材に記録しておき、必要なユーザーは、この情報
を活用できるように工夫されていた。例えば、前記した
ように、35mmロールフィルムではパトローネに乳剤
情報がバーコードで記録されており、カメラ側でこの情
報を読み取り、撮影時に活用することができ、また、現
像処理の場合にも、利用しようとすれば利用することが
できる。
【0005】然しながら、乳剤情報が写真感光材料それ
自身にでなく、包装材に記録されている従来の方式で
は、写真感光材料と包装材とが切り離された段階では、
乳剤情報を利用することができない。例えば、現在普及
しているDPEサービスでは、現像処理に先立ってフィ
ルムをパトローネ又はマガジンから取り外す作業が行わ
れてしまうので、更には、注文を受けたフィルムを無差
別に繋ぎ合わせて一連に搬送しながら処理してしまうの
で、乳剤情報は利用することができない。プリントを作
成する段階でも同様に利用することができない。
【0006】そこで本考案は、写真感光材料が関与する
撮影→プリントの各プロセスにおいて乳剤情報を活用で
きるように改良された写真感光材料処理機器及び処理方
法を明らかにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る写真感光材
料の処理機器は、製造過程で用いた写真感光乳剤のロ
ット番号が記録されている写真感光材料の前記写真感光
乳剤のロット番号を読み取り、該読み取った写真感光乳
剤のロット番号に基づいて処理をする構成であること、
前記処理が、前記写真感光材料への撮影処理であるこ
と、前記処理が、前記写真感光材料の現像処理である
こと、前記処理が、前記写真感光材料の焼付処理であ
ること、をぞれぞれ特徴とする。
【0008】本発明に係る写真感光材料の処理方法は、
製造過程で用いた写真感光乳剤のロット番号が記録さ
れている写真感光材料の前記写真感光乳剤のロット番号
を読み取り、該読み取った写真感光乳剤のロット番号に
基づいて処理をすること、前記処理が、前記写真感光
材料への撮影処理であること、前記処理が、前記写真
感光材料の現像処理であること、前記処理が、前記写
真感光材料の焼付処理であること、をそれぞれ特徴とす
る。
【0009】
【実施例】次に、添付図面に示す実施例に従って本発明
を更に詳細に説明する。以下、本明細書で乳剤情報とは
写真感光乳剤のロット番号を指称する。図1は、写真用
の35mmロールフィルム1に本発明を適用した例を示
すもので、フィルム1はパトローネ2に先端のリーダー
部3を少し残して遮光状態に収納されており、乳剤情報
の記録4はリーダー部3、若しくは、画像形成部の先頭
部分に配置される。
【0010】乳剤情報の記録4は、バーコード、パンチ
孔、切り欠き、磁気などによってフィルム1に対して直
接に行われるか、或いは、貼着紙を用いて行う。なお、
これと並行して、従来通りパトローネ2の外周面にもバ
ーコードによる乳剤情報の記録4を配置することを排除
するものではない。
【0011】図1に示す実施例では、DPEサービスか
ら戻されるフィルムは一定の長さにカットされており、
プリントの再注文のときに、画像コマによっては乳剤情
報の記録4を含まない場合が生じることになる。そこ
で、このような事例を解消するためには、図2に示すよ
うに、フィルム1の画像形成部5以外の部分、例えば、
パーフォレーション6の間、又は、パーフォレーション
6に沿った部分に乳剤情報の記録4を連続的に、又は、
一定の間隔で間欠的に配置するようにする。
【0012】フィルム1の乳剤面と反対側、即ち、バッ
クアップ層側に透明磁気層が形成されているタイプの写
真感光材料では、画像形成部5にも乳剤情報の記録4を
磁気により設けることができる。パーフォレーション6
に沿う部分に一定の巾で非透明磁気層を設ける方式で乳
剤情報、その他の情報を記録することもできる。
【0013】図2に従って説明した実施例の考え方は、
写真感光材料が、X線フィルムや歯科用フィルムなどの
ようなカットシート状の場合にも適用される。所謂ワン
テンフィルムのように、フィルム1の先端及び後端が共
にスプール内にある態様では、未使用状態で露出してい
る部分に乳剤情報の記録4を配置する。
【0014】写真感光材料自身に付加された乳剤情報
は、写真感光材料を機器に装填したときに、機器の側に
用意されている情報読取り手段によって読み取られ、こ
の情報に基づいて各処理が制御される。例えば、写真感
光材料の乳剤には、番号が付されていて、この乳剤番号
で当該写真感光材料を仕込み、製造した情報を関連づけ
ることができる。そして各乳剤毎に微妙にその感度特性
や物理的特性が異なるから、この情報を活用することに
よって適正な処理制御ができる。例えば、撮影する際に
は、乳剤情報に基づいて露光量の制御を補正すること、
現像処理するには処理液に触れている時間の制御や処理
温度の制御、処理液の補充量の制御や処理剤の攪拌の制
御などを行う。乾燥には、乾燥温度や熱風送風量などを
制御し、焼付処理に於ては、乳剤によって、基準透過濃
度が変わることがあるので、これを焼付段階で補正して
やる必要があり、乳剤情報を露光量やカラーフィルター
の制御に活用する。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、乳剤情報を撮影→再プ
リントまでの各プロセス段階で活用することができ、高
性能な処理が可能となり、頭記した課題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す斜視図。
【図2】他の実施例を示す平面図。
【符号の説明】
1 写真感光材料 2 パトローネ 3 リーダー部 4 乳剤情報の記録 5 画像形成部 6 パーフォレーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03C 5/04 G03C 5/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製造過程で用いた写真感光乳剤のロット番
    号が記録されている写真感光材料の前記写真感光乳剤の
    ロット番号を読み取り、該読み取った写真感光乳剤のロ
    ット番号に基づいて処理をする構成であることを特徴と
    する写真感光材料処理機器。
  2. 【請求項2】前記処理が、前記写真感光材料への撮影処
    理であることを特徴とする請求項1の写真感光材料処理
    機器。
  3. 【請求項3】前記処理が、前記写真感光材料の現像処理
    であることを特徴とする請求項1の写真感光材料処理機
    器。
  4. 【請求項4】前記処理が、前記写真感光材料の焼付処理
    であることを特徴とする請求項1の写真感光材料処理機
    器。
  5. 【請求項5】製造過程で用いた写真感光乳剤のロット番
    号が記録されている写真感光材料の前記写真感光乳剤の
    ロット番号を読み取り、該読み取った写真感光乳剤のロ
    ット番号に基づいて処理をすること特徴とする写真感光
    材料処理方法。
  6. 【請求項6】前記処理が、前記写真感光材料への撮影処
    理であることを特徴とする請求項5の写真感光材料処理
    方法。
  7. 【請求項7】前記処理が、前記写真感光材料の現像処理
    であることを特徴とする請求項5の写真感光材料処理方
    法。
  8. 【請求項8】前記処理が、前記写真感光材料の焼付処理
    であることを特徴とする請求項5の写真感光材料処理方
    法。
JP9027245A 1997-01-27 1997-01-27 写真感光材料処理機器及び処理方法 Expired - Lifetime JP2850226B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9027245A JP2850226B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 写真感光材料処理機器及び処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9027245A JP2850226B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 写真感光材料処理機器及び処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09319051A JPH09319051A (ja) 1997-12-12
JP2850226B2 true JP2850226B2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=12215703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9027245A Expired - Lifetime JP2850226B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 写真感光材料処理機器及び処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2850226B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09319051A (ja) 1997-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU634728B2 (en) Film information exchange system using dedicated magnetic tracks on film
JPH04283734A (ja) 写真フィルムへの情報記録方法
US5029313A (en) Photofinishing apparatus with film information exchange system using dedicated magnetic tracks on film
US5187518A (en) Photographic filmstrip
US5255031A (en) Data-retainable photographic film cartridge
JP2548694Y2 (ja) 情報記録可能な写真フィルムパトローネ
AU626932B2 (en) Frame-by-frame data recording film information exchange system using dedicated magnetic tracks on film
JP2740371B2 (ja) インデックスプリント及び情報記録方法
JP2850226B2 (ja) 写真感光材料処理機器及び処理方法
JPS59214023A (ja) 写真形成方法
JP2638653B2 (ja) 写真プリント作成方法
JP2547527Y2 (ja) 写真感光材料
CA1323098C (en) Photofinishing apparatus with film information exchange system using dedicated magnetic tracks on film
JP2578494B2 (ja) 写真フィルム及びそのフレームナンバー続取方法
JP2684327B2 (ja) 写真フィルムにおける情報記録方法
JPH0545714A (ja) 写真フイルム
JPH0531654Y2 (ja)
JPH06258719A (ja) 写真フィルム帯に記録された像の再焼付け装置
JPS60260936A (ja) 写真システム
JPH054156U (ja) ロール写真フイルム
JPH04204734A (ja) フィルム収納装置
JP2860349B2 (ja) 文字入り写真作成方法及びその作成装置
JPH0521255U (ja) ロール写真フイルム
JPH0525445U (ja) ロール写真フイルム
JPH1195370A (ja) 写真フィルム及びこの写真フィルムが装填されたフィルム一体型カメラ