JP2849839B2 - 炭素質膜の製造方法 - Google Patents
炭素質膜の製造方法Info
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- JP2849839B2 JP2849839B2 JP30862089A JP30862089A JP2849839B2 JP 2849839 B2 JP2849839 B2 JP 2849839B2 JP 30862089 A JP30862089 A JP 30862089A JP 30862089 A JP30862089 A JP 30862089A JP 2849839 B2 JP2849839 B2 JP 2849839B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は半導体特性を有する炭素質膜の製造方法に関
し、特にショットキーダイオード用半導体として好適な
炭素質膜の製造方法に関する。
し、特にショットキーダイオード用半導体として好適な
炭素質膜の製造方法に関する。
[従来技術] 従来から、ダイヤモンド等の炭素質膜を気相から合成
するに際し、膜中にホウ素(B)やリン(P)等を添加
し炭素質膜を半導体化する研究が進められている。一般
に気相から上記のような半導体を製造する方法としては
特開昭59−137396号において、炭化水素とホウ素化合物
を反応ガスとして反応槽内に導入しマイクロ波や高周波
等によるプラズマ中で気相反応させることにより、ホウ
素を含有するP型ダイヤモンド半導体を合成することが
提案されている。また、特開昭59−213126号では炭化水
素とPH3を反応ガスとして用い前述と同様な方法でn型
ダイヤモンド半導体を合成する試みもなされている。
するに際し、膜中にホウ素(B)やリン(P)等を添加
し炭素質膜を半導体化する研究が進められている。一般
に気相から上記のような半導体を製造する方法としては
特開昭59−137396号において、炭化水素とホウ素化合物
を反応ガスとして反応槽内に導入しマイクロ波や高周波
等によるプラズマ中で気相反応させることにより、ホウ
素を含有するP型ダイヤモンド半導体を合成することが
提案されている。また、特開昭59−213126号では炭化水
素とPH3を反応ガスとして用い前述と同様な方法でn型
ダイヤモンド半導体を合成する試みもなされている。
一方、このような半導体炭素質膜は、ショットキーダ
イオードやサーミスタ、発光素子、トランジスタ等への
応用が検討されている。
イオードやサーミスタ、発光素子、トランジスタ等への
応用が検討されている。
これらの内、ショットキーダイオードは、P型半導体
とAl蒸着膜等の金属との接触によって生じる整流作用を
利用したものである。
とAl蒸着膜等の金属との接触によって生じる整流作用を
利用したものである。
上記の半導体炭素質膜を利用したショットキーダイオ
ードは、例えばP+型のSi基板を反応槽内に配置しB2H6等
のホウ素含有ガスとともにCH4、CO、CH3OH、(CH3)2CO
等の炭素含有ガス、場合によりさらにH2を混合したガス
を槽内に導入し、マイクロ波、高周波等を用いてプラズ
マを発生させ、前記P+型Si基板上にホウ素を含有する炭
素質膜(例えばダイヤモンド)を生成させ、この後、生
成した炭素質膜にAl、Au等の金属膜を蒸着することによ
って得られ、特性評価が基板と金属膜間にバイアス電圧
を印加し、第4図に示す電圧−電流特性図から評価され
る。
ードは、例えばP+型のSi基板を反応槽内に配置しB2H6等
のホウ素含有ガスとともにCH4、CO、CH3OH、(CH3)2CO
等の炭素含有ガス、場合によりさらにH2を混合したガス
を槽内に導入し、マイクロ波、高周波等を用いてプラズ
マを発生させ、前記P+型Si基板上にホウ素を含有する炭
素質膜(例えばダイヤモンド)を生成させ、この後、生
成した炭素質膜にAl、Au等の金属膜を蒸着することによ
って得られ、特性評価が基板と金属膜間にバイアス電圧
を印加し、第4図に示す電圧−電流特性図から評価され
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来法によって製造した炭素質膜を利
用したショットキーダイオードの電圧−電流特性によれ
ば、逆バイアス印加時、電流値が増大するポイント、即
ちブレイクダウンポイントが数V〜十Vのレベルであ
り、優れた整流作用を有していないのが現状であった。
用したショットキーダイオードの電圧−電流特性によれ
ば、逆バイアス印加時、電流値が増大するポイント、即
ちブレイクダウンポイントが数V〜十Vのレベルであ
り、優れた整流作用を有していないのが現状であった。
[発明の目的] 本発明はショットキーダイオードを形成した場合、ブ
レイクダウンポンルントが100V以上の優れた整流作用を
有する炭素質膜の製造方法を提供することを目的とする
ものである。
レイクダウンポンルントが100V以上の優れた整流作用を
有する炭素質膜の製造方法を提供することを目的とする
ものである。
[問題を解決するための手段] 本発明者等によれば、炭素質膜に半導体特性を付与す
るためのドーパントとして従来から用いられたB2H6等の
ガスの代わりに、ドーピング元素を含む固体物或いはド
ーピング元素を含む基板をドーパントとして用い、これ
らを反応槽内のプラズマ発生部位内に設置し成膜時にこ
の固体物或いは基板からドーピング元素を炭素質膜内に
ドープさせることによって極めて優れた整流特性を有す
る炭素質膜が得られること知見した。
るためのドーパントとして従来から用いられたB2H6等の
ガスの代わりに、ドーピング元素を含む固体物或いはド
ーピング元素を含む基板をドーパントとして用い、これ
らを反応槽内のプラズマ発生部位内に設置し成膜時にこ
の固体物或いは基板からドーピング元素を炭素質膜内に
ドープさせることによって極めて優れた整流特性を有す
る炭素質膜が得られること知見した。
[実施例] 以下、本発明の製造方法を第1図を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明における炭素質膜を製造するための一
実施例を示すもので、石英管等から成る反応槽1内には
基板2が支持台3により支持され、その設置部位には、
プラズマを発生させるためのプラズマ発生手段4並びに
導波管5が設けられている。炭素質膜の生成に際して
は、反応槽1内に反応ガスを導入して基板2を含むプラ
ズマ雰囲気で反応ガスを分解することによって基板2上
に炭素質膜を形成する。
実施例を示すもので、石英管等から成る反応槽1内には
基板2が支持台3により支持され、その設置部位には、
プラズマを発生させるためのプラズマ発生手段4並びに
導波管5が設けられている。炭素質膜の生成に際して
は、反応槽1内に反応ガスを導入して基板2を含むプラ
ズマ雰囲気で反応ガスを分解することによって基板2上
に炭素質膜を形成する。
本発明の製造方法によれば、反応槽1内にドーピング
元素を含有する固体物6を設置することを大きな特徴と
するものである。この固体物6はプラズマ発生部位A内
に設置され支持台3に基板2に隣接して配置すればよ
い。この固体物6に含有されるドーピング元素として
は、例えばSi中に多量のドーピング元素を含有させたも
ので、P型半導体炭素質膜を得る場合、ドーピング元素
はホウ素であることが望ましく、これらドーピング元素
は固体物6中に1010cm-3〜1021cm-3の量で含有されるこ
とが好適である。
元素を含有する固体物6を設置することを大きな特徴と
するものである。この固体物6はプラズマ発生部位A内
に設置され支持台3に基板2に隣接して配置すればよ
い。この固体物6に含有されるドーピング元素として
は、例えばSi中に多量のドーピング元素を含有させたも
ので、P型半導体炭素質膜を得る場合、ドーピング元素
はホウ素であることが望ましく、これらドーピング元素
は固体物6中に1010cm-3〜1021cm-3の量で含有されるこ
とが好適である。
また、基板としては、単結晶Si、多結晶Si、ダイヤモ
ンドの他、W、M等の高融点金属が採用される。
ンドの他、W、M等の高融点金属が採用される。
一方、反応槽1内に導入される反応ガスとしては従来
から知られているダイヤモンド生成用ガスが採用され、
具体的には、特公昭61−3320号に提案される水素ガスと
メタン、エタン、プロパン等の炭化水素との組合せ、特
開昭61−183198号にて提案される水素ガスとアセトン、
酢酸エチル等の酸素含有ガスとの組合せ、或いは特開昭
63−274692号に示された水素と一酸化炭素との組合せ等
いずれも採用することができる。
から知られているダイヤモンド生成用ガスが採用され、
具体的には、特公昭61−3320号に提案される水素ガスと
メタン、エタン、プロパン等の炭化水素との組合せ、特
開昭61−183198号にて提案される水素ガスとアセトン、
酢酸エチル等の酸素含有ガスとの組合せ、或いは特開昭
63−274692号に示された水素と一酸化炭素との組合せ等
いずれも採用することができる。
プラズマ発生手段としてはマイクロ波、高周波の他の
ECRを採用することも可能である。
ECRを採用することも可能である。
炭素質膜の生成に際しては、前述した反応ガスを反応
槽1内に1ml/min〜2l/minの量流で導入すると同時に、
プラズマ発生手段にて基板2を含む雰囲気にプラズマを
発生させることによって基板2上に炭素質膜が形成され
る。なお、この時の反応中の槽内圧力は10-2〜760tor
r、基板温度は200〜1300℃が適当である。
槽1内に1ml/min〜2l/minの量流で導入すると同時に、
プラズマ発生手段にて基板2を含む雰囲気にプラズマを
発生させることによって基板2上に炭素質膜が形成され
る。なお、この時の反応中の槽内圧力は10-2〜760tor
r、基板温度は200〜1300℃が適当である。
また、本発明によれば他の実施例として、前述したよ
うにドーピング元素を含む固体物6を設置する代わり
に、Si等を母材としてドーピング元素を前述と同レベル
の量で含有する基板2を用いて、前述と同様な条件で炭
素質膜を形成しても前述と同様に優れた整流特性を有す
る炭素質膜を得ることができる。
うにドーピング元素を含む固体物6を設置する代わり
に、Si等を母材としてドーピング元素を前述と同レベル
の量で含有する基板2を用いて、前述と同様な条件で炭
素質膜を形成しても前述と同様に優れた整流特性を有す
る炭素質膜を得ることができる。
[作用] 上記の方法によれば、プラズマ中でドーピング元素を
含有する固体物6や基板2がエッチングされることによ
り、固体物6や基板2中のドーピング元素が気相中に放
出され、放出されたドーピング元素が成膜時に炭素質膜
に取り込まれ、炭素質膜を半導体化させると考えられ
る。また、ドーピング元素を含む基板を用いる場合は、
生成される炭素質膜が基板と接触していることからドー
ピング元素が基板から炭素質膜へ固体間を拡散すること
も考えられる。
含有する固体物6や基板2がエッチングされることによ
り、固体物6や基板2中のドーピング元素が気相中に放
出され、放出されたドーピング元素が成膜時に炭素質膜
に取り込まれ、炭素質膜を半導体化させると考えられ
る。また、ドーピング元素を含む基板を用いる場合は、
生成される炭素質膜が基板と接触していることからドー
ピング元素が基板から炭素質膜へ固体間を拡散すること
も考えられる。
このようにして得られる炭素質膜は後述する実施例か
らの明らかな通り、ショットキーダイオードとしてブレ
イクダウンポイントが100V以上の優れた整流特性を示
す。この理由は、ドーパントとしてドーピング元素含有
ガスを用いる場合に比して炭素質膜へのドーピング元素
のドープ量が極微量に制御されるとともに均一な半導体
特性を有する炭素膜が得られるためと推測される。因み
に本発明より生成される炭素質膜中のドープ量は1012cm
-3〜1019cm-3のレベルである。
らの明らかな通り、ショットキーダイオードとしてブレ
イクダウンポイントが100V以上の優れた整流特性を示
す。この理由は、ドーパントとしてドーピング元素含有
ガスを用いる場合に比して炭素質膜へのドーピング元素
のドープ量が極微量に制御されるとともに均一な半導体
特性を有する炭素膜が得られるためと推測される。因み
に本発明より生成される炭素質膜中のドープ量は1012cm
-3〜1019cm-3のレベルである。
また、生成される炭素質膜は反応条件によってダイヤ
モンド、ダイヤモンドと疑似構造を有するダイヤモンド
状炭素或いは非晶質炭素等が生成されるが、半導体特性
の見地からはドーピング元素が含まれることを除きいず
れの結晶形態であってもよい。
モンド、ダイヤモンドと疑似構造を有するダイヤモンド
状炭素或いは非晶質炭素等が生成されるが、半導体特性
の見地からはドーピング元素が含まれることを除きいず
れの結晶形態であってもよい。
以下、本発明の次の例で説明する。
(実施例1) ホウ素が約1021cm-3の量でドープされたP+型Siウェハ
の(100)面を基板2として1μmのダイヤモンドペー
ストで研磨して後、マイクロ波をプラズマ発生手段とす
る第1図の装置内に設置した。400Wのマイクロ波出力を
投入するとともに反応ガスとしてCO5%、H295%の混合
ガスを200ml/min(ccm)の流量で導入し、プラズマを励
起せしめ8時間反応させ、基板2上に約4μm厚のダイ
ヤモンド膜を生成させた。
の(100)面を基板2として1μmのダイヤモンドペー
ストで研磨して後、マイクロ波をプラズマ発生手段とす
る第1図の装置内に設置した。400Wのマイクロ波出力を
投入するとともに反応ガスとしてCO5%、H295%の混合
ガスを200ml/min(ccm)の流量で導入し、プラズマを励
起せしめ8時間反応させ、基板2上に約4μm厚のダイ
ヤモンド膜を生成させた。
また比較のため、未ドープのSiウェハを基板2として
反応ガス中にB2H6を200ppm混合したものを用い、前記と
同様な方法で成膜を行い約4μm厚のダイヤモンド膜を
得た。
反応ガス中にB2H6を200ppm混合したものを用い、前記と
同様な方法で成膜を行い約4μm厚のダイヤモンド膜を
得た。
得られた2種の膜に対し、4端子法により抵抗を測定
したところ、反応ガスにB2H6を含まず生成した膜は約3
×105Ωcm、B2H6を含ませ生成した膜は約1×105Ωcmで
あった。
したところ、反応ガスにB2H6を含まず生成した膜は約3
×105Ωcm、B2H6を含ませ生成した膜は約1×105Ωcmで
あった。
次にこれらの膜11に第2図に示すような整流特性をの
測定方法に基づき膜11にアルミニウムの針12を接触させ
てショットキー接触を形成し、基板13側にインジウムの
電極14を取り付け、アルミニウム針12と電極14間に電圧
印加手段15によってバイアス電圧を印加したところ、双
方の膜で整流特性が観察された。
測定方法に基づき膜11にアルミニウムの針12を接触させ
てショットキー接触を形成し、基板13側にインジウムの
電極14を取り付け、アルミニウム針12と電極14間に電圧
印加手段15によってバイアス電圧を印加したところ、双
方の膜で整流特性が観察された。
その電圧−電流特性を第3図(本発明)、第4図(比
較品)に示した。
較品)に示した。
第3図、第4図によれば、比較品は逆バイアス5Vでブ
レークダウンしたが、本発明品では逆バイアス200Vでも
ブレークダウンせず、非常に良好な整流特性を示した。
レークダウンしたが、本発明品では逆バイアス200Vでも
ブレークダウンせず、非常に良好な整流特性を示した。
(実施例2) 耐熱性の金属であるMo基板を1μmのダイヤモンドペ
ーストで研磨して後、実施例1同様のマイクロ波プラズ
マCVD装置内に設置した。反応ガスとしてCO5%、H295%
の混合ガスを導入にながらマイクロ波出力400Wでプラズ
マ励起し、8時間の反応より、約3.5μm厚のダイヤモ
ンド膜を得た。
ーストで研磨して後、実施例1同様のマイクロ波プラズ
マCVD装置内に設置した。反応ガスとしてCO5%、H295%
の混合ガスを導入にながらマイクロ波出力400Wでプラズ
マ励起し、8時間の反応より、約3.5μm厚のダイヤモ
ンド膜を得た。
また、同様な反応を第1図に示すようにMo基板の炭素
質膜形成面の反対側にホウ素が1019cm-3のレベルでドー
プされたSi板を置いて同様に反応を行い、約3.5μm厚
のダイヤモンド膜を得た。
質膜形成面の反対側にホウ素が1019cm-3のレベルでドー
プされたSi板を置いて同様に反応を行い、約3.5μm厚
のダイヤモンド膜を得た。
4端子法により抵抗を測定したところ、Mo基板のみを
設置した前者の膜は測定限界以下の絶縁体であったが、
Si板を設置した後者の膜では約5×105Ωcmの抵抗率を
示した。この後者の膜上にアルミニウムとチタンを蒸着
し、ダイヤモンド膜とアルミニウム膜とのショットキー
接触、アルミニウム膜とチタン膜とのオーミック接触を
形成してこのショットキー接触の電気的特性を評価した
ところ、逆バイアスが200V以上でもブレイクダウンせ
ず、耐圧性も良好で非常に良好な整流特性が観測され
た。
設置した前者の膜は測定限界以下の絶縁体であったが、
Si板を設置した後者の膜では約5×105Ωcmの抵抗率を
示した。この後者の膜上にアルミニウムとチタンを蒸着
し、ダイヤモンド膜とアルミニウム膜とのショットキー
接触、アルミニウム膜とチタン膜とのオーミック接触を
形成してこのショットキー接触の電気的特性を評価した
ところ、逆バイアスが200V以上でもブレイクダウンせ
ず、耐圧性も良好で非常に良好な整流特性が観測され
た。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明の炭素質膜の製造方法によ
れば、反応槽中に単にドーピング元素が含有する固体物
や基板を設置することにより、ショットキー接触による
優れた整流特性を有する炭素質膜を得ることができる。
またB2H6等の毒性ガスを使用することもないから、生産
性にも優れ、化学気相成長法による炭素質膜のショット
キーダイオードとしての応用をより実現化することがで
きる。
れば、反応槽中に単にドーピング元素が含有する固体物
や基板を設置することにより、ショットキー接触による
優れた整流特性を有する炭素質膜を得ることができる。
またB2H6等の毒性ガスを使用することもないから、生産
性にも優れ、化学気相成長法による炭素質膜のショット
キーダイオードとしての応用をより実現化することがで
きる。
第1図は本発明の製造方法の一実施例を示す図であり、
第2図は整流特性の測定方法を示す図であり、第3図は
実施例1における本発明品の電圧−電流特性図、第4図
は実施例1における比較品の電圧−電流特性図である。 1……反応槽 2……基板 3……支持台 4……プラズマ発生手段 5……導波管 6……固体物
第2図は整流特性の測定方法を示す図であり、第3図は
実施例1における本発明品の電圧−電流特性図、第4図
は実施例1における比較品の電圧−電流特性図である。 1……反応槽 2……基板 3……支持台 4……プラズマ発生手段 5……導波管 6……固体物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C30B 1/00 - 35/00
Claims (1)
- 【請求項1】内部に基板が設置された反応槽内に反応ガ
スとして少なくとも炭素含有ガスを導入し、該ガスをプ
ラズマによって活性化することにより前記基板上に炭素
質膜を形成する炭素質膜の製造方法において、前記反応
槽内のプラズマ発生部位内にドーピング元素としてホウ
素を含有する固体物を存在させるか、あるいは前記基板
中にドーピング元素としてホウ素を含有させ、成膜時に
前記固体物または前記基板から膜中に前記ドーピング元
素をドープさせて、整流作用を有する炭素質膜を形成す
ることを特徴とする炭素質膜の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30862089A JP2849839B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 炭素質膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30862089A JP2849839B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 炭素質膜の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03170397A JPH03170397A (ja) | 1991-07-23 |
JP2849839B2 true JP2849839B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=17983242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30862089A Expired - Fee Related JP2849839B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 炭素質膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2849839B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP30862089A patent/JP2849839B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03170397A (ja) | 1991-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |